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自公保観察スレ

2812とはずがたり:2006/12/06(水) 20:30:51

ホント見え見えの打算が穢いぞ自民党。

自民党復党 打算通れば筋引っ込む
'06/12/6
http://www.chugoku-np.co.jp/Syasetu/Sh200612060067.html

 頭を下げてあいさつする郵政造反衆院議員に対して「お帰りなさい」と迎える安倍晋三首相(自民党総裁)。これを首相が「美しい国」の風景だと思っているとすれば、それは違うのではないか。

 双方の打算がみえみえ―これが第一の理由である。

 まず造反議員にとっては金銭的なメリットが大きい。無所属のままでは、政治資金規正法の定めで企業・団体献金を受けられない。資金パイプが途切れたままなら政治家生命さえ失いかねないが、復党によってそれを防げる。自民党も、年内に復党させれば、一月一日を基準に算定する来年の政党交付金が十一人分、二億五千万円増えることになる。

 自民党にとっては来夏の参院選対策になる。選挙結果に大きな影響を与えるのが全国二十九の一人区。うち五つの選挙区に造反議員(八人)がいる。復党させておけば選挙協力が得やすい。

 筋が通らない―これが第二の理由である。

 昨年の郵政選挙で小泉純一郎前首相が有権者に争点として突き付けたのは、既得権益に寄りかかる自民党の体質だった。自民大勝に示された民意は「族議員ノー」「抵抗勢力ノー」ではなかったか。

 そうしていったんは否定した人たちを今度は、納得できる説明もなしに、手のひらを返したように取り込む。

 しかもこの復党話は、守旧派のイメージの強い青木幹雄・参院議員会長が安倍首相に「参院選で負ければあなたはおしまいだ。腹をくくってください」と強請して始まったと伝えられる。よけいに筋が通らない印象がある。

 ただこの問題は、本来ならばもう一つ深いレベルで検討されるべきものだったと思う。

 もともと法案に対する考え方は各議員の自由のはず。それに厳しい縛りをかけ、従わなければ「刺客」でつぶそうとし、果ては離党まで迫るような小泉的な手法は行き過ぎではなかったか、そこまでの締めつけは民主的な党の運営になじむのか、という検証だ。

 それにはある程度の時間が要るが、そうした論議が成熟する余裕もないうちに、ばたばたと目先のことに動かされ、結論を出してしまった。深めるべき議論をとばしてしまった罪も重い。

 世論調査などでも、復党に抵抗を感じている人は多い。自民党は絶対多数の上で、民意に疎くなっているのではないか。


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