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自公保観察スレ

2010とはずがたり:2005/08/21(日) 03:52:20
<和歌山>郵政解散の足元で<上> 17票差
http://mytown.asahi.com/wakayama/news01.asp?c=17&kiji=9
自民と決別で総選挙

  4つの特定局長会 活動方針決まらず

 8日午後、参院本会議。郵政民営化法案が採決された。
 賛成108票
 反対125票
 法案否決を受け、小泉首相は直ちに衆議院を解散。同日夜の記者会見で力を込めた。
 「今回の解散はいわば『郵政解散』だ」



 「17票差かあ。意外に開いたな」
 8日昼すぎ、和歌山市内のある特定郵便局。男性局長(59)は、仕事の手を一時休めた。傍らに置いたラジオに耳を傾けていた。
 「衆院で可決された時は参議院でも、と思ったが、よかった。法案そのものよりも、小泉首相の政治手法が反発されたのではないか」。安堵(あんど)の表情が浮かんでいた。



 県内には、14の普通郵便局、249の特定郵便局、54の簡易郵便局がある。正職員だけで、普通局と特定局で計約2400人が働いている。

 自民党の伝統的な支持団体で、「集票マシン」として知られる全国特定郵便局長会(全特)。全特を構成する下部組織として、県内には、「和歌山市地区」「紀北地区」「紀央地区」「紀南地区」の四つの特定郵便局長会がある。

 03年総選挙。県内の4特定局長会は、自民前職3人を支援。この3人は自分の小選挙区内の各特定局長会で、それぞれ顧問に就任していた。

 4特定局長会は、郵政民営化法案に一貫して反対。だが県内の自民議員は、衆院前職3人、参院2人の全員が賛成。法案の衆院通過後、4特定局長会は、前職3人に「顧問から外れてもらう」と文書で要請。事実上の決別を宣言した。

 7月31日、JR和歌山駅前で法案反対の街頭キャンペーンがあった。この男性局長も特定局長会幹部として、郵政民営化反対を訴えるうちわ1千枚を配った。8日後、法案は否決された。

 4特定局長会は、自民前職と決別したまま総選挙を迎えている。

 この男性局長は「反対票を投じた自民議員を支援したいが、県内にはいない。どうしようもない。一個人として、今回は自民候補には投票しない」。反対に回った民主や共産に対しては、「これまで戦ってきた相手。安易に投票しにくい気持ちがある」と打ち明ける。

 4特定局長会の活動方針は決まっていない。統一方針を決めるかどうかも流動的だ。この男性局長は言う。
 「これまで通り一致団結して自民を支援する可能性は、低い」



 特定局長OBや家族で作る政治団体「自民党県大樹支部」(小倉宏之支部長)は、県内の4特定局長会の選挙運動の実動部隊として、これまで自民候補を支援してきた。

 和歌山市内で約30年間、特定局の局長を務めた同支部の男性幹部(71)は「まだ何も決めていない。とりあえず自民以外の候補者の政策も聞いてみたい」。

 男性幹部は、郵政民営化に反対した自民前職を支援したい考えで、造反組の新党立ち上げにも期待している。
 「参議院で否決されても、国民の自民党への批判を考えれば、内閣総辞職すると思っていた。解散・総選挙になるとは思わなかった」



 参院での法案否決を受けた前代未聞の解散・総選挙。小泉首相が唱える「郵政解散」を、候補者や政党、郵政関係者らはどのように受け止めたのだろうか。和歌山での動きを追った。
(8/17)


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