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自公保観察スレ

2005とはずがたり:2005/08/21(日) 03:14:48

05総選挙 福井の乱(上)
http://mytown.asahi.com/fukui/news01.asp?kiji=5209
混乱再び 消えた笑顔

 自民党県連会長の山崎正昭参院議員(63)は、終始笑顔を見せなかった。

 18日午後、県庁6階の記者会見場に1人で現れた。本来ならハレの場になるはずの衆院選福井1区の党公認候補の発表会見だった。

 党本部は、郵政民営化法案に反対した前職の松宮勲氏(61)の公認を認めず、今立町生まれで大阪弁護士会所属の稲田朋美氏(46)の擁立を決めた。

 稲田氏は、この日午前、党本部で安倍晋三幹事長代理、山崎会長と会見に臨んだが、「選挙準備がある」として同日中の福井入りは見送った。

 「改革に意欲をもっておられる女性なので、十分な戦いはできる」。山崎会長は会見でそう語ったが、「私もきょう初めて会った」「ソフトで清廉な人だった」と感想を話し、郵政民営化に反対した松宮氏への「刺客」とされる候補者擁立に主体的にかかわっていないことを印象づけた。



 「何としても自民党が勝ち抜くということで、協力してもらえることになった。きょうはゆっくり寝られる」
 衆院解散から2日後の今月10日、福井市内のホテルでの会合後、山崎会長は報道陣に満面の笑みを見せていた。

 03年秋の前回衆院選から続いていた党県連の分裂状態がやっと収束に向かったからだ。

 前回衆院選で、自民は福井2区で分裂選挙をした。山本拓氏(53)と平泉渉氏(75)の2人の元職の公認争いがきっかけだった。

 党本部は山本氏を公認し、山本氏が大差で当選したが、選挙で平泉氏を支援した県議グループは党県連に不満を抱き、昨年3月、県議会内に最大会派「新政会」を結成。会派から党県連役員を出さないなどの非協力姿勢をとりつづけた。

 10日の山崎会長と同会所属の県議約20人の面談で、こうした対立関係の解消が決まった。その後、同会所属の前田康博県議会議長の党県連幹事長就任が内定し、挙党態勢で総選挙の指揮をとることになった。



 しかし、新たな火種はすでにこの段階でくすぶっていた。

 衆院解散後、党本部は、党県連に対し1区に松宮氏以外の公認候補を擁立するよう要請。山崎会長は新政会と和解する一方、候補擁立に向けての話し合いも続けたが、「松宮氏以外の候補を推すのは心情的にできない」との声が強く、党本部に選定を一任せざるをえなかった。

 稲田氏の擁立が発表された18日、松宮氏は福井市内で事務所を開所し、無所属での1区立候補を表明した。

 開所式には前田議長ら党所属の県議4人も姿を見せた。前田議長は「松宮氏が無所属で初出馬したときからのつきあいがある。公認がなくても、筋として支援をしたい」と話し、党県連幹事長の就任は辞退する考えを示した。党県連の役員人事は振り出しに戻った。

 この混乱を、ある地域支部の幹部は「どちらについても得にならない。改革を理由にしていたはずなのに権力争いになっている現状を有権者がどんな目で見ているのか気になる」と嘆く。

 自民は福井2区に前職の山本拓氏、3区には同、高木毅氏(49)の公認候補を立て、民主との一騎打ちに臨む。しかし1区は、地方議員や支援団体などに困惑が広がるなか、再び分裂選挙に向かう。



 郵政民営化法案が引き金の突然の総選挙に公認候補をもつ県内の政党はどう挑もうとしているのか。現状を見る。
(8/20)


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