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自公保観察スレ

1240とはずがたり:2005/06/30(木) 00:52:12
結局何も変えずに何かをしたように見せかけるだけが小泉政治である。
>「茶番劇だ」と批判しながら有効な手を打てない野党
のような批判のための批判は国民の政治不信を煽るだけである。マスコミもろくなもんじゃないねぇ。
こんな詐欺政府に支持を与え続けてる国民は何考えてんだとは云えないのかねぇ。

社説:郵政法案修正劇 「責任は取る」も方便だった
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20050630k0000m070151000c.html

 郵政民営化関連法案について、自民党が条文修正を決定した。だが、今回の修正内容を見て、「結局、今の日本郵政公社とどう違うのか」と疑問がふくらみ、ますます関心も期待も薄らいだ国民は多いのではなかろうか。

 修正のポイントは、(1)完全民営化後も持ち株会社が郵貯銀行、保険両社の株を連続的に保有できる規定を置く(2)郵便局網を引き継ぐ窓口会社の業務として銀行、保険の代理業務を明記する(3)民営化の進ちょく状況について「3年ごとに検証」を「3年ごとに見直す」に変更する−−などだ。

 つまり、民営化が完了するという2017年以降も郵便、貯金、保険3事業を完全に分離せず、一体的経営をしやすくするというものだ。持ち株会社には政府が3分の1を超える出資を続けるから、一体的経営が維持できれば、政府の影響力は貯金、保険にも残る。

 今さら「官から民へ」という理念はどうした、と嘆いても仕方がないのかもしれない。再三指摘してきたように、既に政府案は形ばかりの民営化・分社化案だ。修正は、自民党内の反対派を説得するため、現状と大きく変わらない点を強調することに主眼が置かれており、骨抜きをだめ押しする意味合いが強かったからだ。

 むしろ、あぜんとさせられたのは小泉純一郎首相の姿勢だ。

 前日まで「修正しなければ成立しないというなら廃案にしても構わない。責任は自分が取る」と大見えを切っていた首相は、党総務会で修正が決まると一転して「いい知恵を出してくれた」と評価、あっけらかんと「修正を考えているって言ったらまとまりっこないじゃない」と語ってみせた。

 当初から修正を考えていたが、早くから決めれば野党に法案の出し直しを求められて面倒なことになる。衆院審議最終盤のどさくさに紛れて修正した方が得策だという意味なのだろう。これでは、「修正しない」発言は単なる方便であり、国会軽視、国民軽視を自ら認めているのに等しい。

 一方、自民党内には「修正という形さえつけてくれれば、法案反対から賛成に転じる言い訳ができる」と考えている議員も多いという。こちらも中身は二の次で、修正は方便なのである。

 政治の駆け引きで言えば、ここまで小泉首相が一枚上手だったのは確かだろう。今回、自民党総務会が初めて多数決を採用した点も評価しないわけではない。元々、全会一致という慣習は妥協を生みやすい。政策決定のスピードアップという点からも望ましいからだ。ただ、そうであるなら、せめて政府案のままで多数決を採って決着を図った方が、よほど国民には分かりやすかったはずだ。駆け引きばかりが優先し、そこに志が感じられないのだ。

 法案の衆院採決は週明け後となる。日中関係など大事な課題はそっちのけで郵政に力を注ぎ、一人、「してやったり」の表情の小泉首相。「茶番劇だ」と批判しながら有効な手を打てない野党。この政治状況はなかなか深刻である。
毎日新聞 2005年6月30日 0時19分


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