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地域綜合スレ
2961
:
小説吉田学校読者
:2006/11/19(日) 17:33:15
>>2960
たしかに八幡宿は欲しいなあ、浜野は要らないから。
2962
:
今亜寿
◆nlHjMum/8M
:2006/11/19(日) 17:38:44
>>2955
大網白里って老人ホーム街ってイメージあるんですが
あのへんの住居(別荘タイプが多いが)は捨て値で売られまくってますね
仕事と車があれば住みたいなと疲れた時にたまに思います・・・
先日の3連休でツーリングでそこまで行く予定だったけど
予定変更して勝浦から久留里に向かった今亜寿でした。
2963
:
小説吉田学校読者
:2006/11/19(日) 17:50:34
>>2962
そこは白里地区ですね。保養所的、別荘的です。海が綺麗。私も老後はそこですね。ただ、あそこだと通勤できない。電車がないから(笑)。
ただ、大網も大網で「1時間で都心とかいっても、6時23分発1本だけじゃないか(今は改善)」という批判の声も大きかったわけですね。まあ、千葉で乗り換えれればいいんですが、いかんせん千葉支社ですから(笑)。でも、住みたいのなら大網、土気、誉田のマンションはおススメですね。特に誉田はいいかもしれない。ご自慢の千葉市図書館も利用できるし(笑)。浦安は学校と病院が整備できるまで(松崎落選まで)待ったほうがいいかもしれません。
2964
:
とはずがたり
:2006/11/19(日) 18:54:24
なんか千葉は田舎だと暴露しまくってますね〜。
経済的にも人口的にも埼玉>>千葉ですもんねぇw
発展する副都心池袋・新宿へ直結+複々線の東武東上線・東北本線・東武伊勢崎線沿いに発展+内陸も物流拠点(越谷・新座)
vs
上野・浅草に直結+千葉ニュータウンと成田空港の失敗+軽薄短小時代の京葉工業地域
で勝負あったか?
すみません,煽りです。
2965
:
小説吉田学校読者
:2006/11/19(日) 19:56:54
>>2964
千葉は田舎と都会が同居しているんで、ダ埼玉(今日はたぶんあかかもめが来る)のような山田舎とは違って、海田舎の雰囲気がいいですよ。
まあ、近代化に乗り遅れたのは成田空港の失敗よりも千葉ニュータウンや千葉リーヒルズといった住宅地構想が次々と失敗した方が痛いでしょうね。
行政・京成・JRの協力が不可欠なのだが、いかんせん千葉支社であります。さらにいえば、空港闘争期に京成が「用地買収しない」「千葉線軽視路線」を走ったのも痛い。千葉線は発展してない。せめて8両編成、10両編成対応駅を作るような設備投資をして欲しかったのですが・・
まあ、ダ埼玉に比べれば、料理のし甲斐があると言いますか、伸び代は大きいですね。ダ埼玉なんか目じゃないんですけど。
2966
:
とはずがたり
:2006/11/19(日) 20:20:35
>>2964
俺も京成の対総武線惨敗状態にはここ二十年程心痛めて居る者です。
北総開発鉄道が成田乗り入れした暁にはスカイライナーがあっち経由になって,もちっと千葉選に力を入れてくれると信じております。
千葉ニュータウンの失敗は痛かったですし,千葉リーヒルズはイタかったですよね。
ネタにマジレスカコワルイで済みませんけど千葉vs埼玉の競争がもし仮にあるとすると,千葉の人は東京の重心が銀座・大手町・霞ヶ関辺りから渋谷・新宿・池袋に移ってしまったという事実を深刻に捉えないといかんと思います。
それに首都圏の中心は東京になるかもしれませんけど関東の地理的中心は「さいたま」ですからねぇ。
2967
:
小説吉田学校読者
:2006/11/19(日) 22:17:49
>>2696
ダ埼玉の場合は、東武と西武という二大私鉄が乗り入れているのが大きい。これとJRでベッドタウン形成抜群の効果。それに東武も西武も不動産強いから。三井不動産頼りの京成とちがって。
千葉の場合、京成の有楽町乗り入れ失敗あたりから響いていると思いますねえ。やはり成田の呪縛から脱出しないといけないでしょうね。
2968
:
とはずがたり
:2006/11/19(日) 22:29:02
>>2967
そんな計画もあったのですか??>京成の有楽町乗り入れ
京成+京急は頼みの都心乗り入れが東銀座を通る浅草線という時点でかなり不利だと思います。
京成から渋谷へは押上から半蔵門線,池袋・新宿へは日暮里から山手線でしょうか。どっちにしろ結構時間が掛かるイメージです。あんまり東京の所用時間感覚は無いのですけど
2969
:
小説吉田学校読者
:2006/11/19(日) 22:35:29
>>2968
まあ、神田神保町行くには重宝してますけども(笑)。
渋谷、池袋、新宿行くには、普通に西船橋で営団に入っちゃった方が楽なんですね。
とはいえ、東西線沿線も経済的地盤沈下が激しい。この前びっくらこいたんですが、茅場町周辺といいますか、兜町近辺のATMが非常に少なくなった。蛎殻町に至ってはほぼ全滅。
2970
:
あかかもめ
:2006/11/19(日) 22:39:39
>>2694
.2966
あららららら。言ってはいけない事を・・・・(苦笑)
まあ、海の田舎の方が山の田舎より華はありますわな。マリーンズファンの僕としては幕張新都心にもうちょっと頑張ってもらいたいんですがね。
あそこが発展すれば平日のマリンの客入りも飛躍的に増えるんですけどね。あの立地条件では京葉線沿線住民でないと行けないもん。
2971
:
小説吉田学校読者
:2006/11/19(日) 22:55:26
ダ埼玉県民がマリスタに行くには、武蔵野線→西船橋→稲毛→マリスタ行きバス、武蔵野線→南船橋→海浜幕張の2ルートですね。
あそこらへんの交通の便はもうちょっと改善の余地はあるな。
ただねえ、夜通し飲める店とかないでしょ。それもきついよね。
2972
:
あかかもめ
:2006/11/19(日) 23:05:46
>ダ埼玉県民がマリスタに行くには、武蔵野線→西船橋→稲毛→マリスタ行きバス、武蔵野線→南船橋→海浜幕張の2ルートですね。
俺がマリンに行く時は後者のルート(前者は知らなかった)か東京から京葉線ルートで来ます(こっちの方が乗継がスムーズ)。
確かに夜通し飲めるところないよね。ベイタウンの住民は居酒屋行かないのかな?幕張本郷辺りはありそうな気もするがどうなんだろ?
2年前、球界再編騒動が起きた際に合併反対署名活動した事があったけどあんまり印象にない。マリスタに行く客は多かったけどね(総武線ルートって手もあるんだなと初めて知ったw)
2973
:
とはずがたり
:2006/11/19(日) 23:09:48
埼玉─高崎線→上野─京浜東北線→東京─京葉線→幕張本郷では無いんですか。。
2974
:
あかかもめ
:2006/11/19(日) 23:16:22
幕張本郷は総武線ですよ。総武線ルートなら秋葉から乗り換えますがマリンへはバスで結構時間かかるからメリットはないです。
2975
:
とはずがたり
:2006/11/19(日) 23:20:53
失敬,東京─京葉線→海浜幕張のつもりでした。東京駅の乗り換えは殺人的な遠さですけど
2976
:
小説吉田学校読者
:2006/11/19(日) 23:25:36
総武線ルートは内房、外房で総武直通に乗ってしまった人が結構使いますね。しかもガラガラ。
ただし、ナイターでは使えないので要注意。
稲毛駅→マリスタ
http://www.eris.ais.ne.jp/~kunyu/bus/soubu1/inage17.htm
2977
:
あかかもめ
:2006/11/19(日) 23:36:45
>>2975
そうです。上野まで出て東京で京葉線なのですがこれが本当に遠い(苦笑)
多分、上野から御徒町間位は余裕であるんじゃないかな。ただ、このルートの方が海が見える分、華やかですきなのですが(笑)
武蔵野線はHNのあかかもめの由来である浦和レッズ(東川口から埼玉高速線で御園で埼スタへ)と千葉ロッテ(武蔵野線直通もまれにあるw)の本拠地を抱えている重要な路線なのですがイマイチ、パッとしない為、正直余り好きじゃない。
駅前も全く栄えてないしね。
>>2976
今度気分転換に使ってみるかな。思いの他、本数もあるし。
2978
:
とはずがたり
:2006/11/19(日) 23:41:13
>>2977
多分有楽町駅から乗り換えの方が近いと思いますw
有楽町からも通路つくってどっちからでも乗り換え可能とかにすればいいのに・・
2979
:
小説吉田学校読者
:2006/11/19(日) 23:50:31
となると、あかかもめ氏がダ埼玉から、首都圏の輝ける星千葉に来るに最適なのは
東武東上線→新木場→海浜幕張か
京浜東北線→有楽町で有楽町線乗り換え→新木場→海浜幕張
が楽かも。
ただ、私としましては、東京で総武線各停→西船橋で武蔵野線→南船橋で京葉線→海浜幕張の方が乗り換えも楽でリーズナブルな感じがしないわけでもない。
このマリスタ関連1つ取っても京成がダメダメだというのがよく分かると思う。
2980
:
あかかもめ
:2006/11/19(日) 23:51:07
>多分有楽町駅から乗り換えの方が近いと思いますw
ははははは。間違いないですね。てゆーか、有楽町寄りに京葉線用の駅(東京)あったような気がします。
日比谷公園から歩いてそこを使って海浜幕張行った記憶がありますから。
2981
:
あかかもめ
:2006/11/19(日) 23:59:00
>>2979
東上線は全く違うエリアですから縁もゆかりもございません。
>東京で総武線各停→西船橋で武蔵野線→南船橋で京葉線→海浜幕張の方が乗り換えも楽でリーズナブルな感じがしないわけでもない。
なんでそんなめんどい事せなあかんのよ。京葉線直通なのにw。てかそれは置いといて京成(沿線住民が)でマリンに行くにはどのルートがいいの?津田沼まで出ないといけないのかな・・・
京成線の乗継がスムーズに行けばどんなにかと思ってるんですがね。
2982
:
小説吉田学校読者
:2006/11/20(月) 00:03:39
京成沿線の人は、主に幕張本郷駅下車→バスか、八幡乗換えでしょうね。ちなみに幕張本郷からのバスからは、幕張本郷名物UFO型のラブホも見える(笑)。
2983
:
とはずがたり
:2006/11/20(月) 12:57:26
<東北・北海道>山形県
前知事が無為無策無能だった為に合併が思うように進まなかった山形県であるが,今回も偉い不承不承ですな。。
>県の立場は難しく、指導的であって指導的でない。ふるうムチもない。
市町村合併:協議破たん市の議長「合併を進めたいなら見返りを」 /山形
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061116-00000105-mailo-l06
◇県市議会議長会、県に陳情書提出
◇「2市1町以外予算減るかも」と副知事
「合併を進めたいなら、目に見えるメリットを出してほしい」――。県市議会議長会(会長・阿部喜之助山形市議会議長)が15日、県庁で日野雅夫副知事に陳情書を提出し、合併協議で「破たん」を経験した市の議長からも、県に強い指導力を求める要望があった。
会議では、合併が成立した酒田・鶴岡両市が「合併後の県の支援がなかなか目に見えない。水道料金を引き下げるなど一定の効果を示してほしい」と口火を切った。その後、合併協議破たんを経験した上山市が「合併で何のメリットもないというのはまずい」と話し、寒河江市も「県はもっと指導的立場を強調し、アメもあるが、ムチもきちんとふるってほしい」と発言した。
これに対し日野副知事は「県の立場は難しく、指導的であって指導的でない。ふるうムチもない。ただ、予算にはメリハリを付け、(合併した)2市1町以外は予算が減るかもしれない」と答えた。[辻本貴洋]
11月16日朝刊
(毎日新聞) - 11月16日12時1分更新
2984
:
とはずがたり
:2006/11/20(月) 15:02:43
<東海>静岡県
湖西・新居、御殿場・小山 県合併審部会が構想案
http://www.shizushin.com/local_politics/20061117000000000072
県市町村合併推進審議会の作業部会(部会長・坂本光司静岡文化芸術大教授)は17日、湖西市と新居町、御殿場市と小山町のそれぞれ「1市1町」の枠組みによる合併推進が適当とする構想案をまとめた。
湖西市・新居町案は8月の新居町長選で湖西市との合併を目指した現町長が当選したことなどを踏まえ、「紆(う)余曲折はあったが、現時点では地域の一体性から湖西市と新居町の枠組みが望ましい」との意見が大勢を占めた。ただ、「将来的な環浜名湖地域の合併も議論として残しておく必要がある」との指摘もあり、広域都市圏づくりへの取り組みを視野に入れることを審議会への報告に盛り込む。
御殿場市、小山町については、「合併の実現性は薄いが、地域の合併論議を喚起する上で、1市1町のまちづくりを提案すべき」との意見で一致した。
一方、熱海市、伊東市、田方地区については各市が消極的なことなどを理由に作業部会としては「合併の枠組みは示さない」とした。
2985
:
とはずがたり
:2006/11/21(火) 02:30:16
<東北・北海道>岩手県
誰か立候補してみたら?仕事は一関との合併のみだし。
名乗りなく異例の事態 藤沢町長選
http://www.iwate-np.co.jp/news/y2006/m11/d16/NippoNews_16.html
来年1月27日の任期満了に伴う藤沢町長選は1月16日の告示まで2カ月となった。しかし、懸案の一関市との合併が流動的な上、財政危機が深刻化する中、町長選に名乗りを上げる立候補予定者が現れていない異例の事態となっている。
町長選は、市町村合併を7期目の公約に掲げた現職の佐藤守氏(73)の去就が焦点。佐藤氏は「年内に合併に道筋をつけられなければ政治責任。道筋をつけられたとしても、私が続投しなければならないということはない」と引退も示唆している。
同町は、昨年9月に両磐7市町村が合併して発足した一関市との早期合併を目指しているが、同市は合意形成には至ってないため、合併の成否は現段階では流動的だ。
7期28年、佐藤町政を支えてきた周囲の関係者は「12月まで合併の動向を見据えた上で判断することになるだろう」とみる。佐藤氏の姿勢を踏まえ新人擁立を模索する動きもあるが、総債務177億円(2005年度末)を抱える危機的な財政状況だけに、「火中のクリを拾う人間はそう出てこない」との見方が大勢を占める。
同町は人口約9900人の小規模自治体だけに、「長期政権」を担った佐藤氏の存在は大きい。「有力な新人が名乗りを上げない場合は佐藤氏の続投の道も残されている」とみる向きもあり、年末まで予断を許さない状況が続きそうだ。
町長選の立候補予定者説明会は12月22日を予定。9月2日現在の有権者数は8223人(男4026人、女4197人)。
2986
:
とはずがたり
:2006/11/21(火) 02:34:38
<首都圏>千葉県
>>2942
>>2954
結構良い感じやん。底が浅いなどと云っちゃってご免よ,暁子
市町村合併:県が合併案 北西11市除き15市に 40市町村を10市に統合 /千葉
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061114-00000140-mailo-l12
県は13日、市町村合併推進審議会に対し、40市町村を10市に統合する案を提示した。政令市移行への自主的な動きがある北西部(東葛・葛南地域)の11市を除く地域を15市に再編成する内容。
県は地方分権型社会への移行策として合併を推進してきた。80市町村(99年4月現在)は56市町村(06年3月)に再編されている。ただ、合併に関する10協議会は解散に追い込まれており、県は失敗を検証のうえ、新たな組み合わせを作成していた。
今回の案では、サービスやまちづくりを幅広く担う総合性▽自己決定・自己責任を貫徹できる自立性▽特徴を生かして課題解決する地域特性――の3点を基本に、市町村の考えや将来見通しなどを考慮した。
北西部の11市については「更なるステップアップが望まれる地域」として、自主的な政令市移行を支援するとしている。
新合併特例法に基づく支援策が10年3月で期限切れとなることから、早期に積極的な議論を促す考えだ。
この日の審議会では「理解できる組み合わせ」など肯定的な意見が出る一方で、「(支援のある)5年間にこだわる必要はない」などの意見も出た。
県は今後、審議会の意見を踏まえて修正案を作成のうえ、県民のパブリックコメントを求める。審議会の答申を受け、年内にも正式な推進構想をまとめる予定だ。[中川紗矢子]
………………………………………………………………………………………………………
(1)成田、富里市、栄、神崎、多古、芝山町(2市4町)
(2)佐倉市、酒々井町(1市1町)
(3)印西、白井市、印旛、本埜村(2市2村)
(4)銚子、旭、匝瑳市、東庄町(3市1町)
(5)東金市、大網白里、九十九里町(1市2町)
(6)山武市、横芝光町(1市1町)
(7)茂原市、一宮、睦沢、白子、長柄、長南町、長生村(1市5町1村)
(8)勝浦、いすみ市、大多喜、御宿町(2市2町)
(9)館山、鴨川、南房総市、鋸南町(3市1町)
(10)木更津、君津、富津、袖ケ浦市(4市)
11月14日朝刊
(毎日新聞) - 11月14日13時1分更新
2987
:
とはずがたり
:2006/11/21(火) 02:48:23
<東海>静岡県
>>2951
接戦だったの?惜しいなぁ。
三島市長 小池氏3選
http://mytown.asahi.com/shizuoka/news.php?k_id=23000000611200006
2006年11月20日
◆豊岡氏に競り勝つ
三島市長選は19日投票、即日開票の結果、現職の小池政臣氏(66)=自民党三島市支部、民主党三島市支部、公明推薦=が、新顔の前県議豊岡武士氏(63)を接戦の末に破り、3選を果たした。最大の争点だった合併問題で「近隣町との合併」を掲げた小池氏が、「中核市」を主張した豊岡氏を退けたことで、県東部の広域合併論議は再び足踏み状態が続きそうだ。当日有権者は8万9884人、投票率は54・35%で、前回の98年(60・85%)を下回った。
両氏は8年前にも対決した。その時は、小池氏が豊岡氏らを破って初当選。4年前は小池氏が無投票で再選。8年ぶりの選挙になった。
小池氏は2期8年の実績を基に「住みやすさ満足度日本一を目指す」をスローガンに掲げ、各政党をはじめ、商工や農業関係団体などから幅広い推薦を取りつけて組織選挙を展開。後援会を軸に、市議の大半の支援もあり、票を固めた。
当選を決めた小池氏は本町の選挙事務所で「8年間の実績と合併問題など、選挙で訴えてきたことが評価されたのだと思う。合併では、20万人以下の都市を目指し隣町との合併を目指していく」と抱負を語った。
豊岡氏は、若手経営者の有志や出身の韮山高校OBらの支援を受けて草の根選挙を繰り広げた。「三島を変えよう」と市政刷新を呼びかけた。一定の「反小池票」を掘り起こし、終盤追い上げたが、一歩及ばなかった。
最大の争点となった合併問題で、小池氏は、豊岡氏が掲げる中核市を否定し「三島らしさを維持するには近隣町との合併が最適」と訴えた。豊岡氏は県の審議会が答申した3市3町を基本に「新幹線の駅がある三島を核にした中核市が必要だ」と主張。両氏とも今回の市長選を「三島の将来を左右する合併選挙」と位置づけたものの、有権者の関心は低かった。
2988
:
とはずがたり
:2006/11/21(火) 02:50:22
>>2987-2988
<東海>静岡県
うおっ接戦・・
三島市長に小池氏3選
http://www.chunichi.co.jp/00/siz/20061120/lcl_____siz_____005.shtml
任期満了(十二月十九日)に伴う三島市長選は十九日投票、即日開票の結果、無所属現職の小池政臣氏(66)=自民、民主、公明推薦=が、無所属新人で前県議の豊岡武士氏(63)を破って、三選を果たした。
小池氏は政党に加え、連合、農協、商工団体などの幅広い推薦を取り付け、後援会を軸とした組織戦を展開。食育の推進や福祉施策の充実などを訴えて支持を広げた。争点となった合併問題については「まず隣町との合併を」と主張した。
豊岡氏は「三島を中心とした中核市づくり」を訴え、若手経営者らの支援を受けたが、及ばなかった。
当日有権者数は八万九千八百八十四人。投票率は54・35%で、四人が立候補した一九九八年の前々回(60・85%)を下回った。
◇三島市長選当選者
小池政臣(こいけまさおみ) 66 無現 当選3
市長(元)県議・韮山高P会長・市社会教育委員長・市議▽慶大=自民、民主、公明推薦
◇三島市長選確定得票
当 25,041 小池政臣 無現 当選3
23,380 豊岡武士 無新
2989
:
とはずがたり
:2006/11/21(火) 12:20:53
<九州・沖縄>鹿児島県
う〜ん,残念。。けどまだ期日の再協議がある(筈だ)。
上屋久町住民投票 合併期日に反対多数 調印中止、再協議へ
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/kagoshima/20061120/20061120_002.shtml
上屋久、屋久両町の合併協議会が決めた合併期日「2007年3月31日」に対する賛否を問う上屋久町の住民投票は19日、投開票され、反対2278票、賛成1452票、無効83票。反対が有効投票の過半数を占めた。この結果を受け、同町の矢野勝已町長は合併協に新たな期日の協議を申し入れる。
両町は21日に予定していた合併協定調印式を中止、臨時議会への合併議案提出も見送る見込み。
昨年2月、両町合併の是非を問う上屋久町の住民投票では、小差ながら合併賛成が反対を上回った。賛否が逆転した今回の結果は、合併には賛成でも、来春という時期には「早急すぎる」と感じる町民の存在を裏付けたという見方もできる。
同町には合併そのものの是非を問う住民投票を求める動きが再び出ており、曲折が続きそうだ。
投票率は69.98%。当日有権者数は5449人(町選管調べ)。
=2006/11/20付 西日本新聞朝刊=
2990
:
片言丸
:2006/11/21(火) 16:40:42
<四国>高知県
県内を6広域区に再編
医療、福祉などの水準保持 讀賣高知
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kochi/news001.htm
県内の市町村数を35へと削減した「平成の大合併」の“先”のあり方を探ってきた「県市町村合併推進審議会」(根小田渡会長)が20日、県内を6広域区に再編することなどを含む構想を橋本知事に答申した。県はこれを踏まえ、今年度中に構想をまとめる方針。
審議会は昨年11月から、将来的な市町村像や地域社会のあり方などを検討した結果、2020〜30年を目標とした合併の組み合わせや、「広域基礎自治体」の課題などを盛り込んだ。
合併の枠組みでは、県内を6広域区に分ける案を「地域的な一体感の醸成という点で現実的」として提案。10年3月末の合併新法期限内に可能な範囲で進め、従来は広域行政の対象でなかった医療、福祉、教育などの分野でも、サービス水準を保つため、広域枠での実施が望ましいとした。
一方、広域基礎自治体の課題として、教育や医療、防災などの対人サービスは、地域の実情に応じた仕組みづくりが必要と指摘。道州制導入も見据え、基礎自治体への業務や財源の委譲についても県が本格的に検討を進めるべきとした。
県は今後、地域ごとに説明会やシンポジウムを開いて答申の内容を説明、県民からの意見を集約する。
審議会の答申が打ち出した6広域区は次の通り。
◇
▽安芸広域…室戸、安芸両市、東洋、奈半利、田野、安田4町、北川、馬路、芸西3村
▽物部川流域…南国、香南、香美3市
▽高知・嶺北…高知市、本山、大豊、土佐、春野4町、大川村
▽仁淀川流域…土佐市、いの、仁淀川、佐川、越知4町、日高村
▽高幡広域…須崎市、中土佐、梼原、津野、四万十4町
▽幡多広域…宿毛、土佐清水、四万十3市、大月、黒潮両町、三原村
(2006年11月21日 読売新聞)
2991
:
小説吉田学校読者
:2006/11/21(火) 21:27:52
>>2986
目標は良しとしますが、ちょっとやっぱり底が浅いというか、直感ですが10市は難しいのでは・・(7)(8)(9)は現実的ですけども。
たとえば、(1)の芝山町ですけど、これ、やるんだったら、山武+横芝光+芝山か、芝山+横芝光+匝瑳だと思います。
(4)の匝瑳ですが、匝瑳+旭なら、まだ何とかできるかもしれませんけども、銚子はどうか・・うーむ、悩みどころ。
2992
:
とはずがたり
:2006/11/22(水) 00:06:07
>>2991
この手の提言は実行可能性を余り考えてないと云うか,成るべく大きく風呂敷拡げてってのが有りますからね。
こんな感じでしょうか?
吉田学校版の千葉市町村合併私案
(0)千葉市,大網白里町(1市1町)
(1)成田、富里市、栄、神崎、多古町(2市3町)
(4)銚子、旭市、東庄町(2市1町)
(5)東金、山武市、九十九里町(1市2町)
(6)匝瑳市、横芝光,芝山長(1市2町)
(7)茂原市、一宮、睦沢、白子、長柄、長南町、長生村(1市5町1村)
(8)勝浦、いすみ市、大多喜、御宿町(2市2町)
(9)館山、鴨川、南房総市、鋸南町(3市1町)
俺なんか(9)とかだいぶ広くなるけど出来るの?という感じですが。。
2994
:
とはずがたり
:2006/11/22(水) 12:22:50
<九州・沖縄>鹿児島県
錦江市構想は加治木町が嫌がってるのではなくて姶良町が嫌がって,それに嫌気がさして蒲生町は鹿児島と合併したがってると云う構図。錦江市なんてゆうなんだか甘ったるい名前ではなく質実剛健に姶良市で行って欲しいぞ。
加治木町長選挙告示 [11/21 18:40]
http://www.mbc.co.jp/newsfile/news-v/00091115_20061121.shtml
任期満了に伴う加治木町の町長選挙がきょう告示され、前回と同じ顔ぶれの現職と新人の一騎打ちとなりました。加治木町長選挙に立候補したのは、現職で3期目を目指す川野威朗さん(62)と、新人で町商工会副会長の笹山義弘さん(54)のいずれも無所属の2人です。4年前の前回の選挙と同じ顔ぶれによる一騎打ちとなりました。川野さんはこれまで2期にわたって町長を務めました。出陣式には周辺の町長らも出席。これまでの豊富な経験と実績をアピールしています。一方、今回で2回目の町長選出馬となる笹山さんは、多くの町議会議員の支持を受けており、これまでの町政の流れを変えようと訴えます。選挙の争点としては、頓挫している姶良町、蒲生町との合併問題が挙げられていますが、これについては、両候補とも合併の早期実現を訴えています。また、川野さんが管理者をつとめる姶良郡西部衛生処理組合で談合疑惑が持ち上がったこともあり、この問題にどのような姿勢で臨むかにも注目が集まっています。合併問題など様々な課題を抱えた中での今回の選挙は、住民の関心も高まっています。投票は今月26日で即日開票されます。
2996
:
片言丸
:2006/11/22(水) 16:07:28
南さつま市が隣接している。
薩南工業高校が知覧町にある。
薩南病院は南さつま市にある。
薩南浄水管理センターは指宿市にある。
ここ一帯を薩南あるいは南薩とよぶ習慣はあるのだろう。
そこで、薩南中央という案まで出てくる。
平和っていうのは特攻からきているようである。
下の応募リストでも「特攻市」「さつま特攻市」「とっこう市」「特攻平和市」「特こう市」「特功市」「特幸市」「南薩特攻基地市」「南特攻市」があわせて17票ある。
http://www.nansatsu3.jp/siryou/meisyou_kekka.pdf
市町村合併:投票1位は「薩南」 南薩三町合併協、新市名最終7候補決める /鹿児島
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/kagoshima/news/20061122ddlk46010201000c.html
07年12月の新設合併を目指す法定の南薩三町合併協議会(頴娃、知覧、川辺町)は21日、来月に決める予定の新市名候補として「薩南市」「平和市」など7点を選んだ。
新市名は10日までの1カ月間、同合併協が全国に公募。4427件の応募があり、1632点の候補が寄せられた。合併協の新市名称候補検討小委員会(9人)は21日、1次選考通過の19点を2回の投票でさらに絞り込み、得票上位順に(1)薩南(2)南薩(3)さつなん(3)南薩中央(5)南九州(5)平和(5)島津−−の7点を最終候補に決めた。
応募全体の上位10点の中では、(1)薩南(255件)(2)南九州(236件)(3)南薩(183件)(6)南薩中央、平和(82件)−−の5点が選ばれた一方、13位の「さつなん」(32件)と、さらに下位の「島津」(5件)も委員の意見で残された。
南薩三町合併協は、来月7日の第6回会議でこれら候補7点を正式に提案。同21日の第7回会議で新市名を決める予定にしている。【内田久光
==============
◆新市名の応募数上位◆
(1)薩南 255※
(2)南九州 236※
(3)南薩 183※
(4)南鹿児島 104
(5)さつま中央 93
(6)南薩中央 82※
(6)平和 82※
(8)頴知川 76
(9)薩摩中央 59
(10)さつまみどり 45
(※印は最終候補)
毎日新聞 2006年11月22日
2997
:
片言丸
:2006/11/22(水) 17:22:05
<東北・北海道>山形県
努力というより、偶然の地の利の要素が大きいような。運良くカネが入ってくる自治体はいいよなぁ。
「自立」に深まる自信
2006年11月22日 朝日山形
http://mytown.asahi.com/yamagata/news.php?k_id=06000000611220001
∞「安定」と「発展」同居
今月初め、合併を巡る出直し町長選で、三川町民は「自立」を選択した。鶴岡、酒田という2大都市に挟まれた人口約8千人の小さな町は、庄内地方の「へそ」に位置し、公的機関が集中する「官庁街」だった。01年以降は大型商業施設が立ち並ぶ「商業都市」の顔も手に入れた。統計データは、「安定」と「発展」が同居する三川の姿を浮かび上がらせた。1200票差という大差で「自立」を選んだ町民の自信を裏付けている。
●「地の利」生かし成長 官庁街に大型店続々開業
1955年、横山、東郷、押切の3村が合併して旧三川村ができ、68年に町になった。県内35市町村のうち、面積は約33平方キロで中山町に次いで2番目に狭く、人口は7850人で7番目に少ない(3月31日現在の住民基本台帳)。
そんな小さな町の実像を明らかにするカギは、県庄内総合支庁にある。
支庁は庄内地方の県の出先機関で、69年2月に完成した。だが、場所選定は、すんなりとはいかなかった。66年に県の審議会が庄内地方に支庁を設けることを決定。旧三川村内に敷地が決まると、間もなく旧余目町が誘致運動を始め、酒田市も計画地に難色を示した。
67年7月、県は酒田市を説得したが了解を得られず、翌月の2回目の交渉で「500メートル酒田寄りに建設地を変更する妥協案」で計画がようやく前に進んだ。
鶴岡、酒田両市のどちらに置いても角が立つ。県も両市の顔色をうかがっていたようだ。結果、国道7号が南北に走り、両市のほぼ中間に位置する三川が選ばれたらしい。
支庁の建設が決まった後も公的機関が続々と建てられた。68年には県消防学校、翌年には庄内自動車検査場、73年には庄内青果物地方卸売市場、79年には県工業技術センター庄内試験場がそれぞれ開設されるなど、庄内地方の主要な行政組織が、集中した。
山間部がなく可住地面積は県内唯一の100%という地形的な特徴は、経済面でも有利に働いたとみられる。鶴岡、酒田両市に挟まれ、05年の道路舗装率は96・3%(県調べ)で、鶴岡市より高い。車で10分の距離に庄内空港(酒田市)もあり、「交通の要所」になっている。これらが、町の経済を劇的に変える要因になった。
01年以降、国道7号バイパス沿いの同町猪子地区に大型商業店舗が相次いで開店した。01年に三川ジャスコが入る「イオン三川ショッピングセンター」が誕生。昨年夏にはイオンの北側に、13店舗が入る「ル・パークみかわ」、秋には19店舗が入る「アクロスプラザ三川」もできた。
イオン内の専門店も含めると約90店舗が立ち並ぶ。90年代には国道沿いの田んぼに過ぎなかった土地に、計32ヘクタールの国内最大規模の商業区域ができあがった。
町の小売業の販売額もこれを機に爆発的に伸びた。市民税の個人、法人の割合は鶴岡市が8対2に対し、三川町は3対2。ただ、現行の方式では国からの地方交付税は、税収が増額になった分は75%が削減される。
町によると、イオン開業の影響で約1億2千万円増収になったが、実質的には25%の約3千万円増に過ぎないという。町の税務担当者は「新しい施設ができずに償却資産が減っていけば、税収は減っていくだろう」と漏らす。
●多い国や県の機関 経済に大きく貢献
三川町では、県庄内総合支庁などの行政機関が、地域経済に大きく影響していることが、市町村総生産からうかがえる。
03年度の県の市町村民経済計算推計によると、三川町の市町村民総生産のうち、公務サービスの割合が27・3%を占める。これは庄内地方の各市町村と比べると格段に高い。
町内には、総合支庁のほか、国土交通省庄内自動車検査登録事務所、庄内教育事務所、県企業局北部発電管理事務所などがある。03年度、庄内地方で働く公務員総数は4307人。うち三川町で庄内地方の15%にあたる651人を占める。
公務サービスとの関係は不明だが、三川町の一人当たりの市町村民所得の高さは県内でも群を抜く。03年度は246・5万円と、庄内地区では、256・5万円の酒田市に次いで、2番目に高い。鶴岡市の241・7万円を超えている。
2998
:
片言丸
:2006/11/22(水) 17:23:08
>>2997-2998
●人呼び込む商業施設 販売額も飛躍的増加
00年代、庄内地方の2大都市、旧鶴岡、旧酒田両市が小売業の年間商品販売額を減らす中、三川町は飛躍的に伸ばした。
国の商業統計調査によると、97年にわずか55億円だった三川町の販売額は、04年に2倍以上の125億円に膨らんだ。01年以降、猪子地区で商業店舗が続々と開店したことが背景にあるとみられる。
だが、商業施設開業以前は、買い物を鶴岡市などに依存していた様子が、県の買い物動向調査に描かれている。00年に三川町民が町内で買い物をする金額は2割に満たず、県内最低水準だった。ところが、03年には45%に達した。
商業施設は、町民だけでなく、他市町村からも人を呼んだ。庄内地方で唯一、映画が見られるシネコンがあり、特にレジャー・娯楽部門では新庄市などまで商圏を広げた。
県はこの実態に注目して、最新の03年動向調査の報告書で山形など10市と並んで新たに「三川町商圏」と位置づけた。
一方で、旧鶴岡市はこの間、約120億円減らして1189億円、旧酒田市は約400億円も減少し1147億円に落ち込んだ。
三川町は、庄内だけでなく、最上地方にまで経済的に強い吸引力を及ぼしつつある。
●事業所数・従業員数ともに増加 庄内地方の労働力吸い上げる
三川町猪子地区に大型商業施設が誕生した前(99年)と後(04年)で、同町と旧鶴岡市、旧5町村の民営事業所数と従業員数を比較すると、誕生を機に、働く場が増えたのに伴い、雇用も増大。庄内地方の労働力を一気に吸い上げている様子が、総務省の事業所・・企業統計調査報告で明らかになった。
この地区で、事業所数が増えたのは三川町だけ。5年間で56カ所増の458事業所に。「ジャスコ三川店」や55の専門店が入った「イオン三川ショッピングセンター」や周辺商業施設の影響が大きかったようだ。
一方、最も減少率が高かった旧朝日村では、261事業所のうち41カ所が消えた。旧鶴岡市は5年間で約400カ所が消滅。他の旧4町でもそれぞれ20カ所以上減った。
事業所の増加に伴い、従業員数の増加率も三川町が大幅に増えている。大型商業施設誕生前の99年と、後の01年の比較では、一気に39%、千人以上増えた。特に、物販店や飲食店関係で従業員の増加が目立ち、猪子地区で雇用が活発になったことを裏付ける。
従業員数の減少率が最も高かったのは旧朝日村で、約400人減。旧鶴岡市や旧4町も360〜3200人の大幅減だった。
●増える旧鶴岡市からの通勤者
自分が住む市町村外へ通勤する人数を比較すると、合併した旧町村に対する、鶴岡市の求心力の強さがはっきり現れる。
旧5町村から旧鶴岡市への通勤者を国勢調査で比較すると、90年の5970人から00年は6732人と、762人増えた。旧鶴岡市から5町村へは2021人から2699人と増加してはいるが、旧鶴岡市が周辺部から4千人あまり多く労働力を引っ張っている。
一方、三川町には、旧鶴岡市の求心力が及んでいない。旧鶴岡市への通勤者は、町外への通勤者のほぼ半分を占めるが、90年が1100人、00年は1112人と、ほとんど変化がなかった。
一方で、旧鶴岡市から三川町への通勤者は、10年間で636人から911人と、275人増加。旧鶴岡市から市外への通勤者では、旧酒田市に次いで2番目に多く、全体の約13%を占める。旧鶴岡市への転出超過となっている旧5町村に比べ、三川町が、旧鶴岡市と互角に労働力を引き合っている構図が浮かぶ。
2999
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/22(水) 23:16:40
<東北・北海道>北海道
夕張再建案は冬景色 負担増 市民ら悲鳴
2006年11月22日
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000000611220007
■月給3割減・バス代4倍…
360億円を約20年で返済する――財政破綻(はたん)した北海道夕張市がまとめた財政再建計画案が、波紋を広げている。厳しい再建案に、地区ごとに連日開かれている説明会では、住民の不満が相次ぐ。しかし、「第2の夕張」を防ぎたい総務省は、計画をさらに削り込む構えだ。そのなかで、映画祭復活を手がかりに、再生を目指す動きが出てきた。
「住民追い出し計画だ」「この通りにやったら私たちは死んでしまう」。18日から毎日、地区ごとに開かれている住民説明会では、住民の怒号や悲鳴が渦巻いた。
市職員の男性(32)は「出るも地獄、残るも地獄だ」と感じている。
市の再建案では、月給が平均3割削減される。
妻(35)と中学1年の長女(13)、長男(1)の4人暮らし。妻は妊娠中だ。毎月の出費が約26万円に対し、月給は約24万円。不足分はボーナスで埋めていたが、そのボーナスも半分になる。「数年後にこうなると言われれば準備もできるが、来春からでは無理だ。死刑宣告だ」
今なら新たな土地でやり直せるが、生まれ故郷を離れたくない。「転校するかも」と子どもに伝えると、「友達と離れたくない」と泣かれた。
市は、約270人いる市職員を4年間で70人にまで減らす計画だ。事前にささやかれた「肩たたきではなかなか減らない」という予測は、退職時期が遅れるほど退職金が減っていくスライド案の導入で吹き飛んだ。
市民生活も直撃する。
病院の行き帰りのバスは70歳以上の高齢者では一律片道200円で乗れるが、補助の廃止で最高4倍以上に跳ね上がる。市民税、固定資産税、軽自動車税も軒並み増税。入湯税150円が新設され、ごみも有料化、保育料も上がる。
鈴木悦子さん(73)は、2年前に脳梗塞(こうそく)を患った元炭鉱労働者の夫(73)、いずれも障害を持つ成人の息子2人と暮らす。夫婦合わせて月約20万円の年金は、2万円の家賃と医療費、介護保険、生活費で消える。
病院バスの割引がなくなれば、交通費は片道610円と3倍強になる。夫婦で月2〜3回通う病院が遠くなる。
《キーワード》
◆夕張市の財政破綻
炭鉱で栄えた夕張市は60年の人口が約12万人だった。相次ぐ閉山で住民が流出、「観光の街」への転換を図った。だが、遊園地やスキー場への客足が伸びず、観光施設の人件費がかさみ、05年度決算で赤字が約257億円に。今年度分を加えると、財政再建団体になる来春の累積赤字は約360億円になる見込み。現在の人口は約1万3000人。
◇
■総務省「もっと厳しく」
住民から「血も涙もない」と抗議が上がる財政再建計画案だが、夕張市を指導する立場の総務省は「全国最低水準」を求め、なお切り込む構えだ。
菅総務相は21日の記者会見で、住民から不満の声があがっていることに「それなりの厳しいことは必要だ」と反論した。総務省幹部は「ゴーサインを出したわけではない。もっと削れる所はあるだろう」と言い切る。
財政再建団体の制度が1955年度に創設されて以来、適用された市町村は880を超える。夕張の財政破綻は特殊な事件ではない。
とは言え、360億円という赤字額は突出する。「第2の夕張」の出現を阻止するため、破綻法の整備を急ぐことが至上命題となっている総務省にとって、「見せしめ」(幹部)ともすべき夕張市を指導する手綱を緩めることはできない。当初3年以内と言われてきた法整備も、早ければ来年の通常国会に法案が提出される可能性が出てきた。
だが、総務省に不信感を抱く自治体もある。
5年前に財政再建団体を脱したばかりの福岡県赤池町が合併して誕生した福智町の財政担当者は、夕張の案に衝撃を受けた。小学生以下の子どもにも、いずれ負担を強いることになるからだ。
この担当者も財政再建にかかわった。赤字額を考えれば、厳しい内容も当然だと思う。でも、こう思わずにはいられない。
「総務省はそこまでやらせるか。地域を壊していいのか」
3000
:
とはずがたり
:2006/11/23(木) 22:39:03
<東海・近畿>三重県
合併推進派は中井氏かねぇ。。
明和町長選告示
合併や財政再建 4氏熱く第一声
http://www.chunichi.co.jp/00/mie/20061122/lcl_____mie_____010.shtml
21日告示の明和町長選は当初予想の通り、不動産業東谷泰明(57)、行政書士中井幸充(59)、4選を目指す木戸口真澄(71)、ボランティア団体代表田辺泰宏(67)の現職、新人計4氏による選挙戦に入った。4人が立候補したのは1958(昭和33)年以来、2回目。第一声では、それぞれが合併問題や財政再建など、町政にかける熱い思いを訴えた。=上から届け出順 (明和町長選取材班)
◆東谷 泰明候補(57)無新
町民サービスを日本一に
「町民サービス日本一の町にする。日本一とは行政職員が自分で考え汗をかき、町民と一体になる町づくりだ」。東谷候補は、金剛坂の事務所で力強く第一声を放った。
現町政を「行き詰まっている。企業誘致前の道路や排水などの基本整備計画、産業政策がない」と痛烈に批判。「行政の課題の情報を公開する」「職員の意識を変える」と役場改革を訴えた。
出版社や建設会社勤務、不動産会社設立の経験から「民間では当然の、より良いものをより早くより安く提供することを町はしていない」と経営感覚の重要性を挙げ「役場改革を基礎に町民の要望を聞き、いい町をつくりたい」と呼び掛けた。最後は、支持者らと「町民サービス日本一」と右手人さし指を高く3回突き上げて気勢を上げ、遊説に出発した。
◆中井 幸充候補(59)無新
近隣市町と広域で一つに
「今の明和町政に求められるのは信頼と信用」。中井候補は馬之上の選挙事務所で声高らかに町政の刷新を訴えた。
周辺自治体との合併協議の頓挫から自立の選択を余儀なくされた経過に触れながら現町政を「住民不在」と厳しく批判。松阪や多気、玉城、伊勢など近隣市町との広域合併の必要性を主張した。
厳しさを増す町財政を「財政破たんした北海道夕張市と変わらない」と指摘。「住民に犠牲や負担を強いるわけにはいかない」と抜本的な財政改革の断行を誓い、「諸課題の克服に向けて一歩一歩前進する行政の実現を」と支援を求めた。
最後に、自らを将棋の駒、有権者を指し手にたとえ「私は歩にも、金にも、銀にも、桂馬にもなる。どうか私を町政という盤上に立たせてほしい」と呼び掛けた。
◆木戸口 真澄候補(71)無現
将来像描き当面は自立で
「明和のさらなる発展のために、全身全霊を傾ける」。木戸口候補は斎宮の選挙事務所で、4選を目指す熱意を支持者に訴えかけた。
町長に就任して12年間、「町民の心を心として頑張ってきた」と住民と同じ目線で町政を担ってきた実績を強調。「町を愛する気持ちは誰にも負けない」と力を込め、愛郷心を支えに完全燃焼していく決意を述べた。
合併が失敗に終わった町の状況について「大きな分岐点にさしかかっている」と指摘。「将来像を描きながら、しばらくは自立していく」と厳しい財政運営を続けていく覚悟をにじませた。
政治理念とする「真剣 真面目 真実」を紹介して「これが私の原点」とし、「初心に帰って再スタートを切る。絶大な支援をお願いしたい」と声を張り上げた。
◆田辺 泰宏候補(67)無新
大企業誘致で税収を確保
「行き止まりの町政を放っておけない」。田辺候補は明星の選挙事務所前で第一声を放ち、町長の座にかける思いを力強く語った。
国の交付金が先細り、財政を取り巻く状況が年々厳しさを増す中、150億円を超えた町の借金について言及。苦境に追い込まれた原因の一つに「法人税収入がない」ことを挙げた。
再建策として、同町池村の広大な土地に大手企業の工場を呼び込む計画を披露。関係機関と調整した上で環境を整えれば誘致は十分に可能とし、「町財政を立て直すために大企業が必要」と主張した。
さらに、助役や公用車の廃止など歳出削減を図り、斎宮に美術館や流水プールを整備する考えも明かし「町が変わっていくために田辺が必要」と訴えた。
3001
:
とはずがたり
:2006/11/25(土) 14:40:48
<九州・沖縄>鹿児島県屋久島地方
この案で頼むぞ。
でも16vs8というのは上屋久町選出の委員12名の内8名が反対したと云う事?心配である・・
破談パターンかね,これは。。
屋久島地区協 合併期日は来年10月1日
住民投票の反対受け変更
(11/25 07:26)
http://www.373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=1448
第45回屋久島地区合併協議会が24日、上屋久町小瀬田のクリーンセンターであり、合併期日を2007年10月1日に変更することを決定した。
屋久島地区の合併期日は、2月の協議会で07年3月31日と決定していたが、19日に上屋久町で「屋久町との合併期日の賛否を問う住民投票」が行われ、反対が多数を占めたため、再協議することになっていた。
この日の協議会で、矢野勝已上屋久町長が、住民投票の結果を説明した上で、期日変更の申し入れを行い、協議に入った。
屋久町側から10月1日で意見統一されているという報告があったのに対し、上屋久町の委員から「(10月1日の合併は)時期尚早」という意見も出されたが、無記名投票の結果、16対8で、10月1日に変更することを決定した。
合併期日が変更になったことにより、議員の在任特例についても次回12月7日の協議会で話し合う。
3002
:
とはずがたり
:2006/11/25(土) 14:43:10
<北関東>群馬県
来年9月となると間がないねぇ。。甘楽,南牧迄入ってくるとだいぶ引き締まってくるが。
下仁田と合併で研究会を発足へ
富岡市長表明
http://www.tokyo-np.co.jp/00/gnm/20061125/lcl_____gnm_____004.shtml
富岡市の岩井賢太郎市長は二十四日の定例会見で、下仁田町との合併協議について、当面は同町住民が署名で求めた法定合併協議会を設けず、十二月中に任意の合併問題研究会を両市町で発足させる方針を示した。
岩井市長は合併協について、「(合併協議への合流を呼び掛けている)甘楽町、南牧村にも猶予を与えないと」と指摘。ただ「協議を引き延ばすつもりはない」と述べ、甘楽町と南牧村が加わらないと分かれば、下仁田町と一市一町の枠組みで正式な協議に踏み切る意向を表明した。合併時期については「来年九月に予定される下仁田町議選までにできれば」との目安も示した。 (菅原洋)
3003
:
とはずがたり
:2006/11/25(土) 17:40:35
<近畿・東海>三重県
>>3000
>>2744
でも工場立地の少なさが指摘されている。
高齢の現職は敗退する勢いでしょう。主張にも中身がない。田辺候補も色々アイディアはあるようだが財政難の中実行可能かねぇ・・。中井候補が合併を主張しとは総研と主張が合致してるがどうだろうね・・。
◆東谷 泰明候補(57)無新…①町民サービスを日本一に②「行政の課題の情報を公開する」「職員の意識を変える」と役場改革を訴え③出版社や建設会社勤務、不動産会社設立の経験から経営感覚の重要性を挙げる
◆中井 幸充候補(59)無新…①松阪や多気、玉城、伊勢など近隣市町と広域で一つに②抜本的な財政改革の断行を誓う
◆木戸口 真澄候補(71)無現…①将来像描き当面は自立で②政治理念とする「真剣 真面目 真実」を紹介して「これが私の原点
◆田辺 泰宏候補(67)無新…①大企業誘致で税収を確保(同町池村の広大な土地に大手企業の工場を呼び込む計画)②助役や公用車の廃止など歳出削減を図る③斎宮に美術館や流水プールを整備
合併の経緯をいつか調べた筈だが何処かに貼ったつもりが見つからない。三和町は
大淀村+下御糸村+上御糸村→三和町┬→明和町
斎宮村+明星村→斎明村──────┘
この町で一番有名な斎宮の斎が結局消えてしまったのは大東町の千浜の浜の経緯とよく似ている。
大坂村+千浜村→大浜町┬→大東町┐
城東(きとう)村────┘旧掛川市┼→掛川市
横須賀村+大淵村→大須賀町───┘
3004
:
とはずがたり
:2006/11/25(土) 18:00:45
>>2996
薩南が来るだろなという予感はありました。本命はこれ。感性だけの問題ですけど個人的に薩南>>南薩。
南九州市が対抗かなぁ。穴で平和市。
今更知覧の特攻隊基地を全面に推してもなぁという気がしなくもないのですが最終候補に平和を入れたのは観光名所として推していきたいのかな?
3005
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/25(土) 23:14:43
<東北・北海道>宮城県
市長の趣味とも思えますが、盛り上がるかどうか?
仙台の旧地名復活、「懐古的」の異論
2006年11月25日
http://mytown.asahi.com/miyagi/news.php?k_id=04000000611250003
仙台市の歴史的町名復活検討委員会の第3回会合が24日、仙台市役所で開かれた。旧町名復活で「先進地」の金沢市への視察を踏まえ、復活による効果と影響について議論。「古き良き時代を懐かしむノスタルジー的発想は慎むべきだ。地域住民の合意形成を図る仕組みづくりが必要」として、拙速な町名復活に慎重な意見が相次いだ。
県内外の有識者による検討委は10月中旬、旧町名七つを復活させた金沢市を訪問して住民や同市職員から話を聞いた。それを踏まえたこの日の会合では、古い街並みが残る金沢市と都市化を優先させてきた仙台市では町名復活に対する文化的背景が違うとの認識で一致。「金沢では住民側の強いリーダーシップが働いた」「地域住民の発案が先で行政はあくまでフォロー役に回るべきだ」など、仙台での復活には課題が多いとの意見が多く出た。
一方で、シティーセールスや仙台ブランドの推進になるといった声や、地域コミュニティーの再生につながるなどの賛成論もあった。
ただ、市区政課によると、町名復活を望む市民の声はこれまでに届いていないという。この点について、委員からは「マスコミ報道などで市民の関心は高いはず。機運醸成のために、行政側が市民に向けてメッセージを打ち出す必要がある」との意見も出た。
3006
:
とはずがたり
:2006/11/27(月) 12:44:11
<九州・沖縄>鹿児島県
>>2994
此処の合併破談の理由は加治木町政への不信という訳ではなく加治木町の隠れ借金が問題であるので,町長の交代ではなく加治木町が痛みを見せねばならぬだろう。その覚悟まであっての選択かどうかは甚だ疑問であるが一つの方向性が見えたことは評価。
加治木町長選は新人の笹山氏が当選 :: 11月26日(日)22時17分
http://www.kts-tv.co.jp/news/index.php?idnumber=11339
任期満了に伴う加治木町の町長選挙は26日投票が行われ、即日開票の結果、新人の笹山義弘さんが初当選を決めました。
加治木町長選挙には、現職で3期目を目指す川野威朗さん62歳と、加治木町商工会副会長の笹山義弘さん54歳の、いずれも無所属の2人が立候補しました。
即日開票の結果、新人の笹山さんが31票の小差で川野さんを破り、初当選を決めました。
選挙戦で笹山さんは、姶良町、蒲生町との3町合併の早期実現などを訴えました。
3007
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/28(火) 00:04:38
>>3003
<近畿・東海>三重県
とはずがたりさんおめでとうございます。
選挙:明和町長選 中井氏が初当選 /三重
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/mie/news/20061127ddlk24010105000c.html
任期満了に伴う明和町長選は26日投開票され、新人で元議会事務局長の中井幸充氏(59)=無所属=が、▽不動産会社代表の東谷泰明氏(57)=新人▽現職の木戸口真澄氏(71)▽元教員の田辺泰宏氏(67)=新人=の無所属3人を破り、初当選を果たした。投票率は76・87%。当日有権者数は1万8444人。
中井氏は町財政の立て直しを訴え、現職の批判票を取り込んだ。公約として▽収入役を廃止し、職員数を5%削減する▽子育て支援策として、出産費用の助成と貸付金制度を創設する−−などを掲げていた。【丸林康樹
==============
◇明和町長選開票結果=選管最終発表
当 4738 中井幸充 59 無新
4467 東谷泰明 57 無新
4085 木戸口真澄 71 無現
671 田辺泰宏 67 無新
(無効 217)
==============
◇明和町長略歴
中井幸充(なかい・ゆきみつ) 59 無新(1)
行政書士[歴]町総務課長▽議会事務局長▽松阪工高
〔三重版〕
毎日新聞 2006年11月27日
3008
:
とはずがたり
:2006/11/28(火) 00:30:31
>>3007
ありがとうございますw
ここは町長が熱心でも周囲がねぇ・・
伊勢市と松阪市に分町とかの方が良いのかもしれぬ・・。
3009
:
とはずがたり
:2006/11/29(水) 00:19:14
<首都圏>神奈川県
公共料金が値上がりしたりするデメリットを受けてもなお単独村制を望みますかと訊かなアンフェアである。どういう訊き方したのかねぇ??
市町村合併:「清川村存続」46.8% 合併検討は3割強−−全村民アンケ /神奈川
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061124-00000020-mailo-l14
県内唯一の村、清川村が市町村合併などについて18歳以上の全村民にアンケートを実施し、結果を発表した。合併をせず、村の存続を望む回答が半数近くで、合併の検討を望む回答の合計(3割強)を上回った。
アンケートは2852人を対象に8〜9月に実施、1527人から回答を得た。回収率は53・5%。
合併について聞いた回答は▽「検討する必要なし(村のままでよい)」が46・8%▽「時間をかけて合併を検討すべきだ」24・4%▽「早期に合併を検討すべきだ」9・2%▽「どちらともいえない・わからない」14・5%――などだった。
検討の必要なしと回答した人が挙げた理由(1人三つ回答)は「きめ細かいサービスが受けられなくなる」「利点があるとは思えない」「県唯一の村でありたい」が目立った。合併を検討すべきだとした人が挙げた理由(同)は「多様な住民サービスが受けられる」「行財政の効率化が図られる」「自治体能力の向上が図られる」が多かった。
合併の組み合わせ(相手)を聞くと、「厚木市」が52・2%と過半数で、「厚木市と愛川町」(28・5%)や、その他の組み合わせを大きく上回った。
同村政策推進課は「アンケート結果は受け止めるが、今後も合併の検討・研究は続けていく」としている。【佐藤浩
11月24日朝刊
(毎日新聞) - 11月24日11時1分更新
3010
:
とはずがたり
:2006/11/29(水) 00:22:52
<首都圏>神奈川県
横浜・川崎・湘南・相模原の4政令都市と,横須賀・厚木・小田原の3中核市の7自治体ぐらいに纏まれるんじゃないの??
市町村合併:合併モデル、6圏域を提案 推進審、知事に近く答申 /神奈川
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061124-00000024-mailo-l14
県市町村合併推進審議会(座長、森田朗・東京大公共政策大学院院長)は27日、新たな県内自治体の合併モデルをまとめる。近く松沢成文知事に答申。県内を横浜、川崎両政令指定都市と人口36万〜84万人の6圏域に分け、合併を促す内容で「平成の大合併」第2ラウンドに向けた住民議論が高まるか注目される。【稲田佳代、大西康裕
県内で合併が実現したのは、答申案の「圏域(1)」だけ。相模原市を核に今年3月に相模湖、津久井両町が合併。来年3月には藤野、城山両町も合流し、政令市を目指す人口70万都市が誕生する。
合併に必要な臨時的経費を国が負担する優遇措置にもかかわらず、他地域で合併が進まなかったのは、財政基盤の安定した市町村が多いため。現在の全35市町村中、国から地方交付税交付金を受けているのは13自治体のみ。交付総額でも全国最低の優等生だ。合併の必要性が高いとされる人口1万人以下の自治体も清川村と真鶴町だけだ。だが、真鶴、湯河原両町の合併協議は住民の反対で破綻(はたん)した。一方、全国の自治体数は3232(99年)から1819(06年)に減少した。
しかし県は「今後も合併は必要」との立場だ。少子高齢化で将来の財政基盤に不安を残す自治体も多い。地方分権の進展で、市町村の役割強化や交付金の見直しも行われている。同審議会は、国や県から権限移譲のある「政令市、中核市、特例市」の形成を目指すことで合意。必要に迫られた合併ではなく、行政権能の強化という前向きの方向性を打ち出す。
住民同士の生活圏と、ごみ収集など広域行政の関係も考慮して圏域を定めた。市町村議員と首長にアンケート(議員の回収率46・6%、首長は同100%)をした結果、小田原市を中心とする2市8町の「圏域(2)」は将来的な少子高齢化の影響が県内でもっとも大きく、全首長と議員の85%が合併の必要を感じていることが分かった。「圏域(4)」は相模川で生活圏が東西に分断されており、半分ずつの合併の可能性も探る。中井町は生活圏では「圏域(5)」、行政的には「圏域(2)」と結びつきが強く、双方の合併の可能性を残した。同町の尾上信一町長は、東名高速・秦野中井インターチェンジの存在などから「2市8町(圏域(2))にはとらわれない」立場を強調。合併も「国、県からの権限移譲が進むと仕事は困難になる」と厳しさを予感しながら「町民の意見を聴く」との慎重姿勢を崩さない。
県は答申を受けた後、市町村との意見交換を行い、より詳細な合併構想を策定。合併を促していく。第2ラウンドの国の優遇措置は、10年3月末までに合併した自治体が対象。県市町村課は「早く構想を練り上げなければ、期限に間に合わない」と焦りを見せている。
11月24日朝刊
(毎日新聞) - 11月24日11時1分更新
3011
:
とはずがたり
:2006/11/29(水) 00:28:47
<東北・北海道>青森県
五戸町長ははよ入れてやれや。
市町村合併:五戸町長「合併協議、醸成しだい」 新郷村長に時期尚早判断 /青森
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061122-00000091-mailo-l02
新郷村から合併協議の要請を受けていた五戸町の三浦正名町長は20日、村役場を訪れ、須藤良美村長に対し「合併協議の場の設置は機運の醸成しだい」と回答、現時点での両町村の合併協議は時期尚早との判断を伝えた。
回答書は「歴史・文化など多くの部分を共有する地域として、将来的な合併は否定しない」としつつ、「一層の相互理解と合併に対する意識の高揚が必要」とした。回答に対し須藤村長は「現段階では無理だが、将来的に合併は必要との回答であり、前向きに理解している」と述べた。
新郷村の合併をめぐっては、旧五戸町、倉石村と進めていた合併協議を02年10月に離脱。八戸市など8市町村での合併協議に移ったが、実現しなかった。その後04年7月に誕生した新五戸町に再度協議を申し入れ、断られた経緯がある。
五戸町は今年8月に合併協議の要請を受け、町議会などで検討したが、新町に移行して間もないことなどが判断に結びついた模様だ。【長沢晴美
11月22日朝刊
(毎日新聞) - 11月22日12時1分更新
3012
:
とはずがたり
:2006/11/29(水) 12:23:17
<東海>静岡県
県の構想がもう破綻・・。次は西伊豆町が伊豆市へ申し入れたりするのかな
東伊豆町長 伊東市に合併打診へ
http://www.sankei.co.jp/local/shizuoka/061128/szo001.htm
東伊豆町の太田長八町長は27日の定例会見で、県が進める下田市など6市町による南伊豆地域合併構想に対し、「町内では合併先に南伊豆地域よりも、伊東市をあげる町民が多い。伊東市に合併の意向打診をしたい」との考えを明らかにした。来年1月までに、佃弘巳伊東市長を非公式に訪ねて意向を聞く予定。3年前の下田賀茂地区7市町村の合併協議も、同町の離脱をキッカケに破(は)綻(たん)しており、伊東市側の対応が注目される。
太田町長によると、伊東市の佃市長には「合併受け入れ」の可能性の打診を行う。東伊豆町はその結果をもとに、伊東市が今後も合併先の検討対象になるかどうかを判断すると語った。
会見で太田町長は、同町の合併選択肢として南伊豆地域の6市町、伊東市、単独町政継続の3つを示したうえで、「町民に合併の話を聞くと10人中7、8人が伊東市をあげ、6市町の話は出てこない。合併は町民の意向が一番大事で、町長はそれに沿って進めるのが仕事」と語った。
同町は隣接の約4割の町民が伊東市に通勤通学しており、買い物や通院などの生活圏となっている。合併の是非を問う平成15年2月の住民投票で「単独町政」を決めたが、14年11月実施の町民アンケートでは「伊東市」が合併先の1位になっている。
太田町長は24日に県賀茂地域支援局で行われた県の合併支援プラン説明会で要求した東伊豆町の個別支援策として、伊東市で中断している「伊豆スカイラインの南進延長」を最重要にあげたと説明。南伊豆6市町で合併した場合、新市に対し、東伊豆町を南伊豆地域の観光拠点に位置づけ、観光課や観光協会本所の設置を求めていきたいと話した。
(11/28 10:03)
3013
:
とはずがたり
:2006/11/30(木) 00:51:27
<北関東>栃木県
何となく破談してしまった前回だが今回はきちんと最後までやってしまいたい。
市町村合併:「機運高まる」 県が真岡市、二宮町代表者と懇談会 /栃木
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061125-00000045-mailo-l09
市町村合併構想に掲げた真岡市と二宮町の合併を推進するため、県は真岡市で24日、自治会や地域の代表者との「合併地域懇談会」を開いた。
それぞれの市町から代表者6人ずつが参加。二宮町側からは、同町の文化など地域の特性が失われないか、と心配する意見が出た。一方の真岡市側からは「真岡は全国上位の住みよい街と言われるが、合併で行政サービスは低下しないのか」などの質問が出た。しかし、出席者からは反対意見はなく、おおむね合併に賛成の態度を示した。
懇談会終了後、県の田崎昌芳総務部長は「合併の機運が高まってきたと感じ、喜ばしい。新法の財政支援措置がある期間内に実現してほしい」と話した。
また懇談会の中で、県市町村合併推進審議会の岩崎修会長は「県が提案した、2市町の組み合わせは最良だと思うが、強制をしてはいけないと言っている。今後も議論を続けてほしい」と述べた。【関東晋慈
11月25日朝刊
(毎日新聞) - 11月25日12時1分更新
3014
:
とはずがたり
:2006/11/30(木) 00:53:34
<東海・首都圏>静岡県
山梨県も首都圏としたり甲信越としたり定まらぬが伊豆と甲斐は西関東で良いかもしれぬ。
市町村合併:伊豆半島南部の6市町首長招集−−県賀茂地域支援局 /静岡
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061125-00000049-mailo-l22
◇県の合併支援策説明
県賀茂地域支援局(斉藤民夫局長)は24日、県が合併の枠組として打ち出している下田市など伊豆半島南部の6市町の首長を招集し、20日に県が示した合併支援策を説明した。
6首長は支援策をおおむね「妥当」と評価した。県側が合併がらみで注目される南伊豆町の共立湊病院の移転・新築や合併支援道路については「今回の支援策は県下一律。湊病院と道路は合併話が進展していく過程で別途に考える」と伝えた。
また、2日に提案された任意合併協設置について、太田長八・東伊豆町長は「議会の全員協議会で話したが、時期尚早との意見が大半を占めた。任意協への参加は難しい」と話し、6市町による任意協の設置は暗礁に乗り上げた。【中村隆
11月25日朝刊
(毎日新聞) - 11月25日12時1分更新
3015
:
とはずがたり
:2006/11/30(木) 00:55:13
<東海>静岡県
焼津と藤枝で二市は並び立たないのかもしれぬ。取り敢えず1市1町*2で良いような気もしてきた。。
市町村合併:大井川町臨時会、「1市1町」案可決 来月17日に住民投票 /静岡
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061125-00000055-mailo-l22
1市1町(焼津市、大井川町)か、志太2市2町(両市町、藤枝市、岡部町)かをめぐり、住民発議による法定合併協議会設置議案と合併の枠組みを問う住民投票条例案を審議する大井川町議会臨時会は24日、1市1町案と住民投票条例案を可決し、2市2町案を否決した。
12月17日に実施される住民投票は、臨時会で可決した「1市1町」か、否決した「2市2町」を選ぶもので、投票率が50%に達しない場合は開票しない。結果については「町議会及び町長は、住民投票の結果を尊重しなければならない」(同条例)が、拘束力はない。1市1町合併を推進する池谷薫町長は「住民の意見を聞き、よりよい街づくりにまい進したい」と述べた。
焼津市では2市2町議案を否決しており、戸本隆雄市長は28日開会の市議会11月定例会に1市1町議案を提出する考えを明らかにしている。
否決された2市2町合併を推進する議員らは「住民投票に向け2市2町合併の必要性を訴えたい」と話すとともに、合併特例法による2市2町合併協設置の住民投票実施を求める署名活動(有権者の6分の1以上の署名が必要)を行う考えを示した。2市2町の合併協設置議案が否決された焼津市でも、同様の住民投票実施を求める署名活動を行う方針だ。【鈴木英世
11月25日朝刊
(毎日新聞) - 11月25日12時1分更新
3016
:
とはずがたり
:2006/11/30(木) 00:56:33
<九州・沖縄>福岡県
八女市長よとっとと決断しやがれ。
市町村合併:機運盛り上げへ、県が八女市でセミナー
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061127-00000137-mailo-l40
八女地域の市町村合併について考えるセミナーが26日、八女市の市町村会館で開かれた。同市と近隣2町2村(黒木町、立花町、矢部村、星野村)を「合併推進構想対象市町村」としている県が「合併の機運を盛り上げたい」と初めて開いた。
セミナーでは総務省合併推進課の望月明雄理事官が講演。データを示しながら「一般に人口が増えれば1人当たりの歳出額が下がり効率が良くなる」「八女市と周辺自治体は同じ生活圏を形成する運命共同体。全体で振興策を考えるべきだ」と合併のメリットを強調。続いて八女地域と同様に山間部を抱える1市2町2村で4月に合併した和歌山県田辺市の真砂充敏市長の講演もあり、約300人が耳を傾けた。
八女地域の合併を巡っては、4首長が10月20日、八女市に早期の合併法定協設置を求める要請書を提出。野田国義市長は「議会と相談して判断したい」と述べるにとどまっている。【竹花周〔福岡都市圏版〕
11月27日朝刊
(毎日新聞) - 11月27日12時1分更新
3017
:
とはずがたり
:2006/11/30(木) 22:28:19
<東北・北海道>山形県
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1066974699/2836-3000?KEYWORD=%BB%B0%C0%EE
二月の選挙では自立は住民の負担激増,更に中学校の早期改修確約で合併派の勝利を目指せ。
2006年11月28日 火曜日
鶴岡市が消防、衛生処理組合解散を三川町に申し入れ
http://yamagata-np.jp/kiji/200611/28/news06736.html
鶴岡市は27日、三川町との2市町で構成する鶴岡地区消防事務組合と鶴岡地区衛生処理組合について、解散する方針を同町に伝えた。両市町議会の議決が必要だが、市側は2007年度に解散したい意向だ。
この日、市政策調整室や両事務組合などの関係者が町役場を訪れ、町幹部に方針を伝えた。また、町が業務を委託している鶴岡市介護認定審査会についても、受託をやめる方針を説明した。町側は事務組合の存続と、存続できない場合は業務委託する方法を要望した。
両事務組合は、合併して新鶴岡市となる前の旧6市町村と三川町がともに共同設置し、消防やごみ処理を行ってきた。構成自治体が2市町となった現在も、三川町の負担金は、将来鶴岡市と合併するという前提で、7市町村で構成していた当時のまま低く抑えられている。
しかし、出直し三川町長選で、突然に合併推進から自立に転じた阿部誠町長が当選したことから、選挙後、富塚陽一市長は「(三川町の分を)市民の税金で賄うのはおかしい。公平公正になるよう見直しを検討していく」と示唆。両事務組合などで負担金割合の検討を重ねてきたが、事務組合を解散する方針を固めた。
同町には消防分署はあるが、救急車は配備されておらず、ごみ焼却に関しても鶴岡市内の施設を使用している。
近く対応伝える−阿部三川町長
阿部町長は「鶴岡市の話は、提案として受け止める。近く町としての対応を富塚市長に伝えたい」と話している。
3018
:
とはずがたり
:2006/11/30(木) 23:45:30
<九州・沖縄>沖縄県
合併構想研究会設置へ/27市町村が参加を確認
http://www.y-mainichi.co.jp/?action_article_show=1&article_id=6512
八重山毎日新聞 (2006-11-29 10:04:03)
[那覇] 県内各市町村の助役・合併担当課長会議及び講演会(県主催)が28日午前、県庁で開かれた。同会議では総務省自治行政局合併推進課課長補佐の宮川克寿氏による講演が行われたあと、県内9つの合併推進構想対象区域27市町村が参加する合併構想市町村行政体制整備研究会の設置に向けた説明が行われた。
合併構想市町村行政体制整備研究会の設置については県企画部市町村課が説明。石垣・竹富区域を含む県内9区域27市町村が各区域の研究会に参加することを確認し、構想区域外の3市町村の研究会への参加や参加希望団体の取り扱いについて説明した。
同研究会は各構想区域ごとに12月中にも設置される見通し。研究会を通して各担当者や県職員が市町村が合併に向けた意見交換や合併した市町村の状況を調査、情報を共有する。
また、同研究会の説明に先立って行われた講演会では「市町村合併の現状と展望について」と題し宮川氏が講演し、「道州制が地方分権に与える影響は大きく、道州制の動きを注視するとともに、合併前後の財政推計には新型交付税の動きにも注視してほしい」と道州制や新型交付税の導入に向けた国の取り組みが合併にも大きな影響を与えることを説明した。
来場した各市町村担当者からは「合併特例区の課題と現状の取り組みはどうなっているのか」「構想の枠組みへの各市町村の反応は」などと質問が相次いだ。
3019
:
とはずがたり
:2006/12/01(金) 22:22:19
<東北・北海道>福島県
まぁ何年か後泣きついてこい。
市町村合併:川俣町、合併協離脱を申し入れ 福島市と飯野町、協議継続 /福島
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061122-00000113-mailo-l07
◇福島市と飯野町、1市1町で協議継続
福島市、川俣町、飯野町の合併問題で、川俣町の古川道郎町長は21日、福島市の瀬戸孝則市長と飯野町の阿曽昭三郎町長に対し、法定合併協議会からの離脱を申し入れた。また、飯野町の阿曽町長は瀬戸市長に福島市と飯野町での合併協議の継続を要望した。これにより、1市2町の合併構想は破たんし、1市1町の枠組みで協議を続けていくことになった。
この日は申し入れの後、3首長による合併協正副会長会議が福島市役所で行われ、今後について話し合った。会議後の取材に対し、古川町長は「選挙という場で町民の判断が示された」と合併反対を訴えて再選されたことを離脱の理由に挙げた。また、自立を目指す街づくりについて「川俣にいいものはたくさんあるので、住んでよかったと言える環境づくりをしていきたい」と述べた。
一方、阿曽町長は「1市2町の基本的理念が崩れるのは残念」とした上で、福島市とは生活圏が密接に関連しているとして「(福島市と)合併することに違和感はない」と前向きな姿勢を示した。瀬戸市長も「2年間も協議しているので、合併という方向にもっていくことでいいと思う」と述べ、1市1町での協議は継続される。
今後は、現在の合併協を解散し、1市1町による新しい合併協を発足させるか、合併協の規約を変更して1市1町での協議を続けるかが問題となる。12月1日に開かれる合併協で方向性を決め、12月議会で3市町が関連議案を提出、可決されれば、正式決定となる。【松本惇
11月22日朝刊
(毎日新聞) - 11月24日15時52分更新
3020
:
とはずがたり
:2006/12/02(土) 10:57:22
<東海>静岡県
まぁ板挟みだわな。
市町村合併:岡部町議会、合併2案とも可決−−2市2町、1市1町 /静岡
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061128-00000023-mailo-l22
住民発議による志太2市2町(藤枝・焼津市、岡部・大井川町)の法定合併協議会設置を巡り岡部町議会は27日、臨時会を開き、2市2町の合併協設置議案を11対3の賛成多数で可決した。一方で、井田久義町長が主張する藤枝市との1市1町合併の推進を求める決議案も12対2の賛成多数で可決し、採択した。決議では、2市2町を理想としながらも早期の合併実現を求めている。「両にらみ」の議会判断は、財政状況の厳しい同町が合併新法期限内(09年度)の合併実現に強い意思を表明した形だ。【鈴木英世】
◇実現最優先で「両にらみ」
2市2町の合併協設置議案は藤枝市が可決したものの、焼津市と大井川町が否決している。関係4市町の可決が合併協設置の条件のため、27日の岡部町議会の判断を待たず2市2町合併は事実上、白紙に戻っている。
しかし、焼津市と大井川町の間で進んでいる1市1町合併の動きも見通しは不透明だ。賛否きっ抗する焼津市議会で1市1町議案が成立するかどうかも微妙な情勢で、こちらもとん挫する可能性がある。このため、合併実現が絶対条件の岡部町は、現時点でどちらか一方に軸足を置くことができなかったとみられる。
井田町長は1市1町の決議報告のため来月初旬に藤枝市の松野輝洋市長を訪れる。早ければ年内にも合併協設置を申し入れたい考えだ。
藤枝市の松野市長は27日の定例会見で、「議会と町長の気持ちは分かった」と述べ、岡部町の苦境に理解を示した。ただ藤枝市の態度については「(来年2月の)焼津市議選などがある」と述べ、今後の状況変化を見据えたうえで決める考えを示した。
11月28日朝刊
(毎日新聞) - 11月28日11時1分更新
3021
:
とはずがたり
:2006/12/02(土) 11:09:05
<東海>静岡県
市町村合併:「三島らしさ」と広域合併は両立−−知事が認識示す /静岡
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061128-00000024-mailo-l22
19日の三島市長選で3選された小池政臣市長が、「三島の良さが薄まる」との理由で沼津市との合併に消極的な考えを表明している点について、石川嘉延知事は27日の定例記者会見で「三島の良さを失わずに広域的地域形成はできる」と述べ、「三島らしさ」と合併は両立できるとの認識を示した。
県の審議会は同市と沼津市を含めた3市3町合併で人口50万人規模の中核市づくりを求めている。一方、三島市の調査によれば市民の4分の3が20万人以下を望んでおり、小池市長はこれを根拠の一つに3市3町合併に難色を示している。
石川知事は「現在の住民意識だけに引きずられていいのかどうか。政治家として信じる方向に賛同の輪を広げる必要がある」と述べ、広域合併への理解を求めた。そのうえで、「(小池市長と)率直に、期限を区切らず話し合えば調整は可能ではないか」との期待感を示した。【鈴木直】
11月28日朝刊
(毎日新聞) - 11月28日11時1分更新
3022
:
とはずがたり
:2006/12/02(土) 15:05:13
<近畿>兵庫県西播
上郡町との合併めぐるアンケート 赤穂市民、7割「住民投票」求める
http://www.sankei.co.jp/chiho/hyogo/061202/hyg061202006.htm
上郡町との合併協議をめぐり、赤穂市が市内全世帯を対象にアンケート調査したところ、7割以上が住民投票の実施を求めていることが分かった。市は「調査結果を尊重したい」と話している。回収率は83・4%。
合併をめぐる同市のアンケート調査は2度目で、市内全世帯約1万9000世帯を対象に実施。上郡町との合併協議について、協議継続の可否や合併への期待と不安などを尋ねた。
合併の是非の決定方法を問う設問では、「住民投票の実施」が72・1%と圧倒的多数を占めた。「市長と議会の協議」は11・6%だった。
協議継続の可否については、「継続すべき」が35・8%、「やめるべき」が22・6%。「どちらともいえない」「わからない」が合計37・2%あった。
これまでの合併協議では、両市町対等の「新設合併」で「赤穂市」の名称とすることなどが決定済み。豆田正明市長は「協議継続を求める声が多かったと受け止めた。結果については尊重したい」と話している。
(2006/12/02 05:10)
3023
:
とはずがたり
:2006/12/02(土) 15:09:01
<東海>静岡県
1市1町の流れかねぇ・・。
県合併審議「志太2市2町」支持 答申には盛らず
http://www.sankei.co.jp/chiho/shizuoka/061201/szk061201000.htm
県内の合併推進構想を審議する「県市町村合併推進審議会」(大坪檀会長)が30日、県庁で開かれ、大井川町と焼津市が相次いで離脱を表明し、2市2町での合併が困難な状態になっている志太地区の枠組みについて、「審議会として2市2町の組み合わせが望ましい」とする見解をまとめた。この日は「見解」にとどめ、答申には盛り込まないことで一致した。
審議会は、大坪会長のほか、学識経験者らで構成される委員14人によって進められた。出席した委員は、志太地区の枠組みを藤枝市、焼津市、大井川町、岡部町の2市2町が望ましいとする方針で一致したが、「1週間前に大井川町の議会で否決されているのに、さらに県として2市2町を推すのは議会制民主主義に逆らっている」「実現不可能なことを進めるより、段階的な合併を想定して1市1町から始めるのも一案ではないか」といった意見も出された。
これらの議論をふまえ、この日の審議会では2市2町の枠組みを見解として示すにとどめ、答申に盛り込まないことで一致した。しかし、大坪会長は「答申内容について、今後も審議を行うが、その段階で盛り込む可能性もある」と説明した。
志太地区の4市町は平成14年7月、合併を目指す「志太2市2町任意合併協議会」を発足したが、15年2月に大井川町が合併協議会から離脱。2市1町での合併で協議を再開したものの、16年12月に焼津市も離脱し、合併は白紙に戻った。
これに対し今年9月、2市2町での合併を目指す市民らが、2市2町の合併協設置に向けて合併協議会設置同一請求書を提出したが、11月8日に焼津市議会が、11月24日に大井川町議会が合併協設置議案を否決した。両市町は今後、1市1町の合併に向けた審議に入るとみられる。
(2006/12/01 07:59)
3024
:
とはずがたり
:2006/12/02(土) 15:37:14
<東海>静岡県
わざわざ仲介役に構想に入れられちゃった裾野市は可哀想だね。
御殿場裾野小山の合併が現実的に思えるが,
>>2752
では御殿場・小山・長泉と合併して特例市(!人口要件20万だぜ。そんなに人居るのか)をぶちあげてたが長泉は劇場家石川県知事もぶち切れるぐらい唯我独尊で合併に後ろ向きだからちょっとトーンダウンしたのであろう。
取り敢えず長泉と三島には県の事業を抑えてぎりぎり締め上げて貰おうw
まぁまずは
東富士市=御殿場市+裾野市+小山町
+
沼津市=沼津市+清水町
+
三島市=三島市+函南町
+
伊豆の国市
+
長泉町
||
駿河市(旧田方郡部が嫌がるか?沼津市では三島がうんと云わないし,駿豆市では今はあんま使わないしねぇ)
の二段階合併でええのでは?
市町村合併:裾野市長、3市3町合併「非常に難しい」−−沼津と三島仲立ちも /静岡
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061130-00000050-mailo-l22
裾野市の大橋俊二市長は29日の記者会見で、県の審議会がまとめた東部3市3町(沼津・三島・裾野市、清水・函南・長泉町)の合併答申について「三島市長の意向や沼津と三島の関係が悪い現状を考えると、3市3町合併は非常に難しい」と述べた。
大橋市長は、「3市3町では三島の良さが薄まる。隣町と合併し20万人以下の都市をつくりたい」との三島市の小池政臣市長の主張について、「政令市づくりに向け各市町はまとまらないといけないが、小池さんの考え方ではまとまれない」と述べた。その上で、「小池さんと個別に話し合いの場を持ち、沼津と三島の仲立ちをしたい」と話した。一方、個人的見解として「裾野は御殿場市と小山町との2市1町合併が最善」と述べた。
3市3町合併を巡っては、沼津市と函南・清水町の首長は賛成だが、三島市長は隣町との合併を希望。長泉町の遠藤日出夫町長は「任期(09年9月)内は合併しない」としている。来月9日には3市3町の首長による懇談会が開かれ合併問題が協議される予定だ。【浜中慎哉】
11月30日朝刊
(毎日新聞) - 11月30日12時1分更新
3025
:
とはずがたり
:2006/12/03(日) 13:32:20
<北陸・信越>新潟県
>基本は合併しない方針
か・・
谷井・小千谷市長:「よりよい市政を」−−初登庁であいさつ /新潟
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061130-00000113-mailo-l15
小千谷市の谷井(やつい)靖夫市長が29日就任し、市役所に初登庁した。谷井市長は「関市長を引き継いで、よりよい市政を目指したい」とあいさつした。
谷井市長は午前9時ごろ、150人の職員が出迎える中で登庁。「失敗を恐れず、既成概念から抜け出してほしい」と訴えた。その後の会見で谷井市長は「(中越地震からの)復興は、市の中心部だけでなく山間部もバランスよく進めなければならない」と市が抱える課題を指摘。
隣接する川口町が呼びかけている合併問題については「基本は合併しない方針だが、情勢変化があれば対応する」と述べた。【渡辺暢】
11月30日朝刊
(毎日新聞) - 11月30日13時2分更新
3026
:
とはずがたり
:2006/12/03(日) 19:55:38
<東北・北海道>山形県
まぁ事務組合は解散の方向でしょう。三川町民は応分の負担に苦しむべし。
市町村合併:三川町自立選択 負担増、最大で年1億円−−消防・衛生処理事業 /山形
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061129-00000079-mailo-l06
◇組合解散でさらに
三川町が合併しないことで、鶴岡市とつくる「鶴岡地区消防事務組合」と「鶴岡地区衛生処理組合」の負担割合を現行制度で見直した場合、町側の負担は年間で最大約1億円増えることが、同市などの試算で分かった。あくまでも一部事務組合が継続した場合の試算。組合解散となれば町の財政負担はさらに大きくなる。
消防とごみ処理業務は合併前の庄内南部の市町村時代から両事務組合で行ってきた。06年度当初の三川町の負担金は消防が9827万円、ごみ処理が4371万円。これに対し鶴岡市負担金はそれぞれ17億9491万円、11億1483万円。
昨年の新鶴岡市誕生後も、三川町は合併を前提に負担割合が低く抑えられてきた。負担金は平等割、人口割、ごみ排出量など複雑な算出方法で決まるが、合併しないことで両事業の町負担が3000万円から1億円の範囲内で増えるという。
三川町では10年度までの中期財政計画で、年6000万円の黒字を見込んでいるが、07年度から学校改築の起債償還が始まるだけに、厳しい財政運営を迫られそうだ。【粕谷昭二】
11月29日朝刊
(毎日新聞) - 11月29日12時2分更新
3027
:
とはずがたり
:2006/12/04(月) 01:51:32
<中国・四国>愛媛県
この際鬼北町も含めて宇和島と合併でええやん
松野町:合併問題は先送り−−臨時町議会 /愛媛
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061202-00000232-mailo-l38
松野町の臨時町議会は1日再開。合併問題解決調査特別委員会に付託されていた合併の相手先を決める住民投票条例案を継続審査とした。同特別委員会は「早急に結論を出すべきでない」としている。継続審査に伴い補正予算案に計上されていた住民投票の経費274万8000円を減額修正して予算案を可決、閉会した。【川上展弘】
12月2日朝刊
(毎日新聞) - 12月2日16時1分更新
3028
:
とはずがたり
:2006/12/04(月) 14:32:15
<東北・北海道>青森県・岩手県
秋田県+青森県+岩手県で合併で盛岡県しかないっしょ。
2006年11月28日
八戸市長、可能性に言及 県境合併
http://www.iwate-np.co.jp/gappei/g200611/gappei200611281.htm
小林真八戸市長は27日の記者会見で、昨年11月17日の市長就任から1年が経過したことに伴うマニフェスト(公約集)の進ちょく状況について発表。公約の柱・中核市実現に関し小林市長は「広域合併はまず周辺町村から進める」とした上で「(岩手県自治体との)越境合併の可能性は否定できない」と、越境合併について踏み込んだ発言をした。
小林市長は、公約項目「周辺自治体との連携と合併の推進、中核市指定」についての事業実施状況の説明で、久慈、二戸、八戸の3市を中心にした「3圏域連携懇談会」の設置を実施事業として挙げた。
合併推進の公約に対応する事業として連携懇談会を挙げた理由について「連携墾は関係者の気持ちの醸成につながるのではないかということで事業として挙げた」と説明。ただ「設置目的は合併に向けたものではない」と強調した。
さらに「岩手とは歴史的なつながりの部分で県境を超えているのも事実。飛び地合併はよくない」と補足。まず青森県南町村との合併を優先する姿勢を示した。
今年7月の同懇談会設置に当たって小林市長はこれまで、県境を超えた合併を意図したものではない−と述べるなど、越境合併に否定的な発言をしてきた。
合併に言及した小林市長の発言に対して、小原豊明二戸市長は「道州制の動きにも絡むが、将来的に(越境合併を)視野に入れることはあっていいと思う。ただ、現在の国や県の行政体制の中では、ここ数年で実現するのは難しいだろう。合併にかかわらず、県境を越えた周辺自治体との連携交流は必要だ」としている。
水上信宏洋野町長は「今は新生洋野町の町づくりに専念したい。将来的には道州制論議の動向を踏まえ、町民の意見を吸収しながら八戸との合併か、久慈との合併か、自立かを考えていきたい」とする。
3029
:
とはずがたり
:2006/12/04(月) 16:27:42
<東海>静岡県
理想派が押し切ったのだな。なんで志太郡で生活圏も一体なのに島田は入らないのだとなるが,あれは志太郡西部+榛原郡北部の合体か。
志太地域合併「2市2町望ましい」 県審議会見解
http://www.shizushin.com/local_politics/20061201000000000011
県市町村合併推進審議会(会長・大坪檀静岡産業大学長)は30日、県庁で会合を開き、志太地域2市2町(藤枝、焼津市、岡部、大井川町)について審議し、「2市2町の枠組みが望ましい」とする見解をまとめた。石川嘉延知事への答申は方法や時期、内容を含め今後、検討することにした。
審議会は2時間半以上に及んだ。委員からは「2市2町の生活圏は既に一体化している。分断する理由は見当たらない」「志太地域の住民全体では2市2町の合併を望む人の方が多い」「知事に答申した東部地域3市3町など他地域と同じスタンスで、審議会はあるべき姿を提示すべきだ」などの意見が出た。
一方で、「焼津市、大井川町の両議会で2市2町合併協議会設置議案が否決されたばかり。いま方針を示すのは時期的にどうか」「県の合併構想に2市2町が盛り込まれると、1市1町が進んだ場合、法律に基づく県の支援は不可能になる」などの声もあった。また、「4市町の首長は早急に話し合いの場を設け、合併に対する考えを住民に説明する必要がある」との注文も相次いだ。
審議会後、大坪会長は「将来的な地域の発展に向け、2市2町の合併が望ましいとの判断は一致した。ただ、今後の地元の動きに柔軟に対応できるようにはしたい」と述べた。
3030
:
とはずがたり
:2006/12/06(水) 00:31:34
<東海>静岡県
芝川がどうも富士宮を嫌がってたのは財政が余り宜しくないからなのか?さてどうなる。
市町村合併:富士宮市との合併、住民投票を控え芝川町長が説明 /静岡
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061202-00000044-mailo-l22
富士宮市との合併の是非を問う住民投票を24日に控える芝川町の臼井進町長は同町の小学校で30日夜、住民説明会を開いた。臼井町長が説明会に出席するのは初めて。
臼井町長は財政状況などから合併やむなしとしながら、住民発議による法定合併協議会設置請求がされている富士宮市との合併について、「住民投票で賛成多数なら富士宮市に再び合併協設置を求める」としたが、厳しい財政事情の同市との合併には「憂慮するものがある」と述べた。
また富士宮市との合併反対が多数の場合、選択肢として(1)富士市、富士川町との1市2町(2)富士・富士宮市、富士川町との2市2町(3)単独、を提示。投票率50%未満で開票されなかった場合は、住民から決断を委任されたと解釈するとの考えを示唆した。【鈴木英世】
12月2日朝刊
(毎日新聞) - 12月2日11時1分更新
3031
:
とはずがたり
:2006/12/06(水) 19:40:09
<九州・沖縄>熊本県
すげぇ順調?
熊本市、富合町合併準備協議会「都市圏の南の玄関口を目指す」
http://www.kab.co.jp/db/asp/KabNewsDetail.asp?hizuke=2006/12/5&group=4&id=3
熊本市と富合町の合併準備協議会が開かれ「熊本都市圏の南の玄関口としてのまち」とする両市町の将来像などを承認し、法定協移行のため準備協議会は12月5日解散しました。
会議の冒頭、熊本市の幸山市長は、12月議会に法定合併協議会の設置案を提案することを報告しました。
会議では、教育、建設、公共料金など8つの項目について、今後の調整方針が承認されました。また、両市町の将来像として、熊本都市圏の南の玄関口としてのまちを目指し、交通の要衝としての環境整備や、田園と良好な住宅の形成など、地域の特色を生かしたまちづくりを進める方向性が確認されました。合併準備協議会は12月5日で解散し、今後、議論の場は法定協議会に移る見込みです。
3032
:
とはずがたり
:2006/12/07(木) 20:39:24
<東北・北海道><広域合併>
道州制よりてっとばやくコストも安く効果が出ると思われる施策に都道府県合併がある。
青森+岩手+秋田→盛岡県
富山+石川+福井嶺北→金沢県
京都+滋賀+福井嶺南→京都府
大阪+奈良+和歌山→大阪府
東京+神奈川+千葉+埼玉+山梨→東京都
徳島+香川+愛媛+高知→高松県or松山県
福岡+佐賀→福岡県
東北の北3県合併、民意問う 寺田秋田県知事に聞く
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061204-00000006-khk-toh
地方分権や広域連携の推進などで、東北をリードしてきた岩手県の増田寛也知事が10月、来春の知事選への4選不出馬を表明した。増田氏は11月1日の河北新報社のインタビューで「東北のリーダーシップは、秋田県の寺田典城知事に引き継いでもらいたい」と語った。道州制推進論者としても知られる寺田知事。東北にどんな将来像を描き、どうけん引していくつもりか、考えを聞いた。(聞き手=秋田総局・長谷美龍蔵)
―増田知事らと進めてきた北東北3県の連携は10年の節目を迎えた。
「北東北のグランドデザインをまとめ、産業廃棄物条例、共同事務所の開設などいろいろ実現してきたが、何より3県の垣根がなくなったことが大きい。3県だけで道州制へ移行できるくらいだ。最近は(3県が)合併しないと、解決できない課題も多くなってきた」
―3県には2010年合併論がある。
「実現するかどうか分からないが、少なくとも県単位で物事を考える時代は過ぎた。理想は東北6県(の合併)だが、前段階の現実的な対処として、北東北3県でまとまっていい。民意を確かめる時期に来ており、3県が予算を確保し、共同でアンケートするか、それが無理なら秋田県の単独予算で、3県を調査したいと思っている」
―道州制に関しては、東北6県でも各知事に温度差がある。
「前福島県知事は反対していたが、新知事となり(姿勢も)変化するのではないか。いずれ政府は3年以内に道州制に道筋を付ける方針。知事は政治判断を迫られるわけで、逃げることのできない問題。県民に責任を押し付けるのではなく、批判や反対に遭っても必要なことであれば進めていくのが政治家の使命だ」
―これからの東北にはどんな可能性があるか。
「東北はどこも似た気候風土。『白河以北、一山百文』という言葉もあるが、風土や自然は日本の礎。決して捨てたものではない。代表例は農業だ。今はもうからないが、価値は今後、必ず認められていくはずで、そうなれば東北は強い」
「東北の特性を生かした産業振興、それを支える人材の育成がこれからの課題。産学官連携などは6県で一体的に取り組むべきだ。東北大は、文字通り東北の大学として核となってもらい、秋田大などとネットワークを形成してはどうか」
―増田知事は東北のリーダーシップを寺田知事に託したいようだが。
「『寺田さん頼む』と言われたが、当選回数(3期目)が一番多いから仕方ない。地方分権や税源移譲の在り方など共通の課題には6県一体で取り組みたい」
「雪の多い東北と東京が、税制などで同じ制度なのもおかしい。『一国二制度』の検討を訴えていく。増田知事や浅野(史郎前宮城県)知事は、中央でも活躍していた。私も頻繁に上京し、いろいろな方と話したいと思っている」
(河北新報) - 12月4日7時1分更新
3033
:
とはずがたり
:2006/12/07(木) 21:33:45
<東北・北海道>岩手県
一関よ,度量を見せよヽ(`Д´)ノ
藤沢合併方針定まらず 一関市政策推進会議
http://www.iwate-np.co.jp/news/y2006/m12/d07/NippoNews_10.html
一関市の政策推進会議は6日、市役所で開かれた。市議会12月定例会の対応のほか、同市との本年度内(来年3月末)の合併を望んでいる藤沢町についても協議したが、同町との合併問題は明確な方針が定まらなかった。
会議は非公開。市3役、6地域自治区長、企画、総務の各部長らが12月定例会の対応について協議。協議は合併問題にも及び、両市町が通算7回行ってきた事務レベル協議内容について意見交換したが、方向性は出なかったもようだ。
同町はこれまで、財政難や国営農地開発事業による農業施策などについて周辺地域から理解が得られず、2004年12月の両磐合併再編時に合併協議から外れた。05年度から大胆な行財政改革を断行し自主再建に努め、同市との合併を目指している。
一方、両磐7市町村が合併して昨秋発足した同市は、実質合併初年度とあって新市の一体的な施策や各種計画策定など「基礎固め」が優先課題。財政状況も厳しい状況だけに、合併環境が整っていないのが実情だ。
会議終了後、浅井東兵衛市長は岩手日報社の取材に対し、「政策推進会議は12月市議会の対応が議題だった。藤沢町との事務レベル協議についても話したが、特にコメントはない」と述べた。
同町は任期満了に伴う町長選(来年1月16日告示)を控え、現在7期目の佐藤守町長の去就も絡み、合併の動向が最大の関心事。本年度内合併を目指すものの、時間的に厳しさを増している。
同市は市議会12月定例会が開会中、同町は19日から町議会12月定例会が開会するため、今後の議会内の議論も注目される。
3034
:
とはずがたり
:2006/12/08(金) 12:33:19
<東海>静岡県
後は川根本町がいつ島田@大井川と合併するかである。
静岡@安倍川と浜松@天竜川ばりの巨大自治体に成長しそうだねぇ。
駿河小山から伊豆市までの沼津@狩野川,富士富士宮地域@富士川も頑張れ。
磐田・袋井・掛川@太田川はちょいと(川が)小さいか?
市町村合併:島田市と法定協設置議案を可決−−川根町議会
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061206-00000046-mailo-l22
川根町議会は12月定例会初日の5日、島田市との法定合併協議会設置議案を賛成多数で可決した。島田市議会も13日に同案を可決する見通しで、26日に第1回合併協を開催する予定。
両市町は08年4月の合併実現に合意している。合併方式は島田市への編入合併。今後、来年8月の合併協定書調印を目指し、協議する。
12月6日朝刊
(毎日新聞) - 12月6日12時1分更新
3035
:
とはずがたり
:2006/12/08(金) 20:45:48
<東海>静岡県
「合併前、やるべき施策」 小山町長
http://www.shizushin.com/local_politics/20061208000000000021
小山町の長田央町長は7日、町議会12月定例会の一般質問で、合併に関して、御殿場、裾野市との2市1町や長泉町を含めた2市2町が望ましいとしながらも、「合併を考える前に、町として進めるべき施策がある」との考えを示した。
県市町村合併推進審議会による沼津、三島市など3市3町や御殿場市・小山町の合併枠組みについて長田町長は、「東富士演習場の関連もあり、首長間では2市1町の枠組みを了解している」と述べた。
一方、町の取り組む課題として国道138号の道の駅整備やF1開催に向けた交通計画の確立、豊門公園の整備などを挙げ、「合併も視野に入れる必要はあるが、その前に企業誘致や産業振興、インフラ整備などやるべきことはやっていく」とした。
3036
:
とはずがたり
:2006/12/08(金) 21:25:18
<首都圏>埼玉県
気分良く入れてやれや、キューポラのある街よ。
市町村合併:鳩ケ谷市長「川口市との合併、早期実現に全力」 /埼玉
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061205-00000127-mailo-l11
鳩ケ谷市長選で初当選した木下達則市長は4日、議会で所信表明演説を行い、「川口市との合併早期実現に全力で取り組む」と語った。実現のために「川口市側のし尿の受け入れなど、鳩ケ谷市としての責務を適切に果たしながら信頼回復に努める」とし、さらに両市間の行財政格差を解消するため「行財政改革を積極的に進め、市民と連携した取り組みを推進する。組織の改革や川口市とのパイプを持つ人材登用も検討する」と述べた。【森国郎】
12月5日朝刊
(毎日新聞) - 12月5日13時2分更新
3037
:
とはずがたり
:2006/12/08(金) 21:28:31
<北陸・信越>新潟県
市町村合併:合併先問う住民投票を 川口町で直接請求 /新潟
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061205-00000063-mailo-l15
川口町の住民グループが4日、合併先を長岡市か小千谷市かの「二者択一」で問う住民投票実施の条例制定を求めて町に直接請求を提出した。岡村譲町長は隣接する魚沼市も選択肢に加えるべきだとして「三者択一」の条例案を20日の町議会に提出する意向を明らかにした。
だが小千谷市の谷井靖夫新市長は市町村合併に慎重な姿勢を示している。財政破たんの瀬戸際にある同町の合併論議は混迷の度合いをいっそう深めた。【根本太一】
12月5日朝刊
(毎日新聞) - 12月5日12時1分更新
3038
:
とはずがたり
:2006/12/08(金) 21:33:13
<東北・北海道>青森県
>>3011
入れてやれよ。ここんとここんなんばっかだな。
五戸の財政難から時期尚早との声があがってるとか。新しい合併には飴が足りないからかな・・
2006年11月21日(火)
五戸と新郷の合併協議の場見送り
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2006/20061121091153.asp
五戸町の三浦正名町長は二十日、新郷村からの合併協議要請について、「機運の醸成次第」として、現時点では協議の場の設置を見送ることを同村の須藤良美村長に回答した。回答を受け、須藤村長は十二月上旬にも村議会議員全員協議会を開き、今後の対応を協議する方針を示した。
三浦町長が二十日午前の町議会議員全員協議会(非公開)で村への回答について意見集約。同日午後に村役場を訪れ回答書を須藤村長に手渡した。
八月八日に村から合併協議要請を受けて以来、三浦町長は議員全員協を三回開き、須藤村長とのトップ会談を二回行った。これらを総合的に判断した結果として、「村と町は歴史・人情・風俗・文化など多くの部分を共有する地域として将来的に合併することは否定するものではないが、より一層の相互理解と合併に対する意識の高揚が必要」と回答した。
新郷村は前村長時代の「平成の大合併」の際、五戸地方の合併協議会に参加しながら八戸地域に方針転換して協議会を離脱した経緯がある。五戸町も旧倉石村との合併後も財政が依然厳しいことなどから、同町議会では、村との合併に反対する意見や「時期尚早」との声が出ていた。
3039
:
とはずがたり
:2006/12/08(金) 21:50:13
<東海>静岡県
函南と沼津は前向き。長泉と三島は後ろ向き。清水は微妙。これじゃ纏まらん・・。
選挙:清水町長選 山本博保町議が立候補表明 /静岡
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061128-00000021-mailo-l22
清水町の山本博保(ひろやす)町議(69)は27日、来年2月の清水町長選(13日告示、18日投開票)に出馬する意向を表明した。山本氏は同町のごみ・し尿処理業務などを巡り関係が悪化した沼津市について「誠意を示すことが大事。市長と直接面談して沼津に礼を尽くし前進したい」と話す一方、合併問題については「沼津との1市1町合併は住民感情としてありえない。まずはしっかり行政と住民との合意形成をした後、複数の自治体と協議を進めていきたい」と述べた。
山本氏は同町出身で現在町議5期目。91年5月〜93年6月まで議長。同町長選では平井弥一郎・現町長(65)が不出馬を表明しており、現在平井町長の後援会は候補者擁立を検討している。
11月28日朝刊
(毎日新聞) - 11月28日11時1分更新
3040
:
とはずがたり
:2006/12/08(金) 23:06:47
尾張横須賀は大田と合併して東海市、遠州横須賀は大渕と合併して大須賀(現掛川)、武蔵横須賀が今でも自治体として名を残している。
IMEで変換されたので調べてみると安房鴨川には横渚なんて地名もあるらしい。
さらにこんなページも。有名な横須賀は俺が知ってる三つで全てだったか。
http://yokosuka.dashi-matsuri.com/kangura/kan017.htm
写真展:旧横須賀町伝える懐かしい写真展示−−東海市役所で /愛知
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061128-00000010-mailo-l23
◇町制施行100年記念で
「横須賀町制施行100年記念写真展」が、東海市中央町、市役所2階市民ギャラリーで開かれている。30日まで。
「横須賀町」は江戸時代から、2代目尾張藩主・徳川光友公の別荘地として栄えた。1906(明治39)年、横須賀町と高横須賀村、養父村、大田村、加木屋村が合併して横須賀町となり、その後、69年に上野町と合併して東海市となった。今年は町制施行100周年にあたり、記念になるものをと「東海市を知ろう会」(北川照夫会長)が企画。市民ら15人や神社の協力で、写真約100点を提供してもらった。
写真は昭和初期から、昭和30年代のものがほとんど。養父新田と横須賀港の埋め立て、加木屋の今と昔、伊勢湾台風の被害状況なども。また、日露戦争の戦利品や、町立横須賀高等女学校の教科書、戦前の横須賀小の写真もあり、懐かしい知人の顔を探している人もいた。【林幹洋】
11月28日朝刊
(毎日新聞) - 11月28日11時1分更新
3041
:
とはずがたり
:2006/12/08(金) 23:49:30
<東海・西関東>静岡県
失礼な芝川町長はくびにしんといかんね。
市町村合併:きしむ県構想 財政危機の回避図る県/地元は「より豊かに」 /静岡
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061205-00000056-mailo-l22
県の合併構想がきしみ始めた。富士宮・芝川の1市1町合併では、芝川町の臼井進町長が先月30日の住民説明会で「富士・富士川との1市2町も選択肢」と述べ、県の構想と異なる案を提示。伊豆半島南部の1市5町でも東伊豆町の太田長八町長が伊東市に合併を打診したい考えを明らかにした。県は、構想通り合併する自治体に財政支援する制度を創設したが、相次ぐ「構想外合併案」の浮上は、アメが期待ほどの効果を上げていない実情を示している。【鈴木直、中村隆】
芝川町の住民団体「芝川町の合併先は富士市と富士川町をベストとする会」は先月、町内で4ページの冊子を配布。富士宮市との合併について、▽既に生活圏が一体化しており地域へのインパクトが弱い▽富士宮市の財政再建計画見直しを迫ることになり、合併申し入れは同市に非礼――などと説明している。代表世話人の増田秀次氏(地元有力企業・関東精工会長)は「住民の合併への理解は不十分」と話し、今月24日に予定される富士宮市との合併の是非を問う住民投票に向け、啓発活動を続けるという。
しかし、この冊子が富士宮市の「合併慎重派」を刺激している。先月24日の富士宮市議会でも取り上げられ、「合併をやめたらどうか」との声も上がった。小室直義市長は「慎重に対応したい」と述べるにとどめたが、その後も臼井町長が「(富士宮市を除く)1市2町も」と発言したことで、「きわめて失礼」(富士宮市幹部)と不快感が拡大している。
■ ■
「伊東市も合併の選択肢になり得るのではないか。伊東市の意向を聞いてみたい」。東伊豆町の太田町長は27日の定例記者会見で、「非公式」と断りながら県の1市5町構想と異なる組み合わせも視野にあることを明らかにし、財政難の下田市との合併を避けたい思いをにじませた。
同地区では6市町の足並みがそろわないため、県はまず任意の合併協議会を設置し一歩でも前進したい考えだ。しかし、既に東伊豆、西伊豆両町は不参加を表明。合併肯定派、下田市の石井直樹市長は「4市町でも先に」と主張するが、6日には南伊豆、松崎両町が議会全員協議会で任意協参加を協議する予定で、どちらか1町でも見送りを決めれば「4市町先行論」も暗礁に乗り上げることになる。
両地区では、県は当面の財政危機回避を狙って構想を策定した。しかし、「より豊かに」と考える自治体がこれに異を唱えた格好で県は対応に苦慮している。
12月5日朝刊
(毎日新聞) - 12月5日12時1分更新
3042
:
とはずがたり
:2006/12/09(土) 13:03:33
<東海>静岡県
おお、尽く合併に反対する共産党が柔軟姿勢!!共産党は2市2町を阻止するために、市長も1市1町を実現する為に共産党に最大限の配慮。
共産、賛成の可能性 合併法定協設置案 焼津市議会
http://www.shizushin.com/local_politics/20061209000000000025
大井川町との合併を進める焼津市の戸本隆雄市長は8日、市議会11月定例会一般質問で、定例会に提案予定の法定合併協議会設置案に関連し、可決後も直ちに法定協を設置するのではなく、準備会組織で大枠の協議を進める考えを示した。岡田嘉哲氏(共産)の質問に答えた。
同市議会の保守勢力は大井川町との合併で賛否が分かれ、共産党市議団(団長・岡田氏、3人)が可否決の鍵を握る。同市議団は11月末、「法定協は時期尚早」として反対する見解を出したが、岡田氏はこの日の市長の発言を「大きな前進」と評価。法定協設置案の採決で賛成に転じる可能性を示唆した。
任意協議会での協議と市民への情報提供を求めた質問に対し、戸本市長は「法定協の前に準備会で大枠の協議を行い、話し合いの内容も積極的に(市民に)情報提供する」と答弁。同市議団が求めた住民投票についても「やぶさかではない」と含みを持たせた。
岡田氏は「議員団としての態度は最終日までに決める」と話した。
3043
:
とはずがたり
:2006/12/10(日) 14:21:53
<中国・四国>香川県三豊地区
確かこの辺にお詳しい感じだった香川県民氏は最近どうしてるんでしょうなぁ。大学生活が楽しくてネット見てる暇もないかな?
地図で見ると豊中よりも高瀬の方が町の中心なぐらいで良いじゃないか。
支所活用の検討も−三豊市本庁舎建設問題
http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/administration/article.aspx?id=20061209000138
2006/12/09 09:30
三豊市の月定例議会は八日、本会議を続開。七氏が一般質問に立った。横山市長は、合併後十年以内に香川県三豊市豊中町本山甲の旧香川松下寿電子工業跡地に新庁舎を建設するとしている合併協定項目を白紙撤回する方針を改めて表明。庁舎位置については「今後、議会と協議していく」とした上で、現市役所を含む旧町役場を検討していく考えもあることを明らかにした。
同市の新庁舎は、三豊合併協議会で同跡地に建設すると合意しているほか、条例でも市役所の位置を同跡地とし、現庁舎の旧豊中町役場は新庁舎整備までの暫定となっている。
横山市長は、白紙撤回の考えに至った経緯を「市民の意思は市長選で明示されたが、財政状況を確認した上で改めて判断した」と説明。「庁舎位置が高瀬支所に変更されるのではとの声もあるが」という質問に対しては「耐震性に優れ、観音寺、善通寺市役所よりも延べ床面積が広いため、行政改革というテーマから考えれば検討すべきとは思う」と答えた。
このほか、岩倉道夫教育長が、耐震化に伴い二〇〇七年度に下高瀬小を改築することや、三野町吉津の宗吉瓦窯跡に整備している史跡公園の規模縮小を明示。防災行政無線について高木謙一政策部長が、旧町時代から整備されている詫間、高瀬の旧二町は既存設備を活用し、残る地域に新たに整備する方針を明らかにした。
3044
:
とはずがたり
:2006/12/10(日) 14:25:57
<東海・西関東>静岡県
もうごちゃごちゃ云わんと大同合併して直接政令指定都市狙わざぁーヽ(゚∀゚)ノ
「3市3町」意見ニ分 三島東部首長が初懇談
http://www.shizushin.com/local_politics/20061210000000000010
県市町村合併推進審議会が合併の枠組み案として示した県東部地区の3市3町(沼津、三島、裾野、函南、長泉、清水)による初の「首長懇談会」が9日、三島市内で開かれた。この枠組みでの合併について、各市町長が見解を示した。3市3町に御殿場、伊豆の国、小山を加えた5市4町で、政令指定都市を目指すことで合意している「東部広域都市づくり研究会」もおよそ半年ぶりに開催した。
3市3町案は、県の審議会が10月末、県知事に答申。開催を呼び掛けた芹沢伸行函南町長が「東部の将来の中核都市になる」と推進する考えを示し、斎藤衛沼津市長、平井弥一郎清水町長も肯定的な意見を述べた。
これに対し、11月の市長選で再選された小池政臣三島市長は「隣町との合併を優先すべき」、遠藤日出夫長泉町長も当面は合併しない考えを示し、両者間の隔たりが浮き彫りになった。大橋俊二裾野市長は3市3町案を肯定しつつも、御殿場市と小山町を含めた枠組みを主張した。
県側が提案した事務レベル勉強会の機会を設けることでは一致し、問題点などを精査した上で、必要に応じて懇談会を開催していくこととした。
続いて開かれた5市4町の広域都市づくり研究会は、構成メンバーの各市町長と議長全員が発言した。
県の審議会が示した枠組みについて、長田央小山町長は「(北駿地域の合併を志向する)裾野、御殿場市長の議会発言があるのに、どうして3市3町を県が提案するのか。地域の意見を聞いていない」と批判した。望月良和伊豆の国市長は「政令市は賛成だが、伊豆半島の先端部分が切られることは問題」と述べた。
研究会会長を務める斎藤沼津市長は「本質的な形で話をしていく必要がある」と総括。今後は、事務レベルの政令市事務調査会の開催も視野に、来年1月に次回研究会を開くことを決めた。
3045
:
とはずがたり
:2006/12/10(日) 14:37:08
<東北・北海道>山形県
市町村合併:三川町自立選択 鶴岡市長、一部事務組合の解散関連議案提案へ /山形
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061206-00000100-mailo-l06
◇年明けにも
鶴岡市の富塚陽一市長は5日、12月定例議会総括質疑で、三川町との一部事務組合(消防、衛生処理組合)の取り扱いについて「準備の都合で今議会での提案は難しく、年明けの臨時議会で解散関連議案を提案する」との考えを示した。
富塚市長は組合解散の意思を三川町に伝えた理由について「自立は町民が選択した。町の財政事情も好転していると聞いている。自治体は住民サービスを自力で提供するのが本筋。解散は政治的判断でなく事務的なものだ」と、三川町に自立に向けた独自事業の選択肢を与えるための解散であることを強調した。
また、業務委託の申し入れがあった場合の対応について富塚市長は「一義的に町民サービスを維持することは三川町の責任だ。ただ(申し入れ内容が)客観的に市民の合意が得られることであれば、市として配慮することはやぶさかでないし、当然のことだ」と、方法はともかく十分対応すると述べた。【粕谷昭二】
12月6日朝刊
(毎日新聞) - 12月6日12時2分更新
3046
:
とはずがたり
:2006/12/10(日) 17:58:28
<中国・四国>山口県
また一から協議やり直してるのん?
市町村合併:新市基本計画、一部を承認−−美祢合併協 /山口
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061206-00000154-mailo-l35
美祢市と美東、秋芳両町の第21回合併協議会が5日、美東町で開かれ、新市の10年後の人口目標を1万1000世帯(1市2町の05年比3・3%増)、3万人(同0・5%増)と設定。基本計画については財政計画を除いてすべて承認された。
基本計画は人口目標のほか、秋吉台や中山間地域の特性を生かした街づくりなどの方針を示している。今月中に財政計画を承認し、来年1月にも住民説明会を開催したい考え。
12月6日朝刊
(毎日新聞) - 12月6日13時2分更新
3047
:
とはずがたり
:2006/12/11(月) 13:49:53
<九州・沖縄>熊本県
他の町村編入の際の試金石になるので慎重に且つ地域にプラスになるように願いたいものだ。
市町村合併:特例区を設置へ、熊本市と基本合意−−準備協で富合町 /熊本
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061206-00000281-mailo-l43
熊本市と富合町でつくる合併準備協議会の最後の会合が5日、市内のホテルであり、合併した場合、旧富合町域に合併特例区を設置することで基本合意した。幸山政史市長は「合併に向けた大きな成果」と話し、村崎秀町長は「住民は合併による変化に不安があった。法定協を通じて住民に説明したい」と、共に合併への手応えを見せた。
同町議会は既に市との法定合併協議会設置案を可決。熊本市も11日開会の12月定例市議会で法定協設置案を提案する。
合併特例区は合併新法で定められた特別地方公共団体。合併後に旧自治体の住民の声を生かし、急激な変化を緩和するのが狙い。設置は5年間と期限があるものの予算の執行権もあり、合併後もある程度の自治権が保証される。【谷本仁美】
12月6日朝刊
(毎日新聞) - 12月6日17時3分更新
3048
:
とはずがたり
:2006/12/13(水) 01:23:15
能登・過疎に生きる:第1部・消える村/1 愛着に寂しさが勝った /石川
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061205-00000139-mailo-l17
人口が急速に減少している能登地方。能登の4市5町の人口は、ここ30年で、約2割減少し22万4031人(06年10月1日現在)。特に能登北部の人口は、石川県の推計によると2030年には現在の約半数になるという。独特の文化・歴史を持ち、豊かな自然が残る能登。そこに住む人々は、過疎にどう向き合っているのか。過疎は人々になにをもたらすのか。極端な過疎に悩んだ末、産業廃棄物最終処分場を誘致し、“村”を去ることを選択した大釜地区(輪島市門前町)の姿とその周辺の暮らしを追った。
◇産廃最終処分場誘致し“村”を去る大釜地区
冷たい吹雪が吹き付ける冬の夜、大釜地区にはドシーンと大きな地鳴りがこだまする。朝、起きてみると、放置され朽ち果てた空き家が風圧に耐えきれずつぶれている。「ああ、またか」。人が去り空き家に囲まれた一軒家で独り暮らしの谷内田せつさん(71)はこの音が聞こえる夜はたまらなくつらく、「もうここには住めない」と感じていた。集落には約80年前には17世帯が暮らしていたが、今は5世帯8人に減った。ほとんどが65歳以上の高齢世帯だ。
それだけに、産業廃棄物処分場の誘致の提案に即座に賛成した。「ずっとしんどい暮らししたんやもん。最後に少しだけ、ごほうびあたったのよ」
金沢市など輪島市外に住む息子たちからは「うちに住んでよ」と誘われていたが「迷惑かけるから……」と気が引けていた。だから「立ち退き料」を手にできれば、気兼ねなく息子たちの元へ行けると考えたからだ。誘致が谷内田さんの背を押した。
3歳から大釜に住み、3人の息子に恵まれた。農業と杜氏(とうじ)をしていた夫を1970年に自宅の建設中の事故で亡くしてから、谷内田さんは苦労続きの生活を送ってきた。
切り立った山がストンと海に落ちたような能登半島。その谷あいの集落では、農業用地もごくわずかしかない。義父の介護が必要になってからは、農業、介護に加えて内職も1日10時間。縁側に腰掛けて、自動車のハーネスを作った。
酷使した谷内田さんの手はリウマチで腫れた。だが、真っ赤な手は軍手で隠して仕事をもらった。風があたるとカミソリで切ったように手足がヒリヒリ痛むため、夏も扇風機はつけられない。足に風が当たると痛いのでスカートはまとめてゴミに出した。地域の民生委員は「生活保護を受けて」と勧めてくれていたが、明治生まれで気位の高かった義父は、「国の世話になるなんて」と受けいれなかった。
「あっという間に皆いなくなった」。子どもたちの声が響き、にぎやかだった大釜地区に今は高齢者ばかりがひっそりと暮らす。義父も4年前に亡くなった。「まさかこんな山奥で1人になると思わんかった」
谷内田さんの家は山の斜面に建つ。かつては雨が降ると、坂の上の住人たちと共同でブロックを積み、水害を防いでいた。だが、今はもう誰もいない。ひどい雨の日、家の前は川のようになって濁流が押し寄せる。「皆がおればできることも、1人だけではどうしようもない」。国道に通じる道の草刈りや雪かきなどは、近隣集落から人手を借りている。「大釜がなくなったら、行政も楽になったって喜ぶだろうよ」
「先祖の家や土地をゴミに沈めるなんて」と怒る義父の顔も目に浮かぶ。長年住んだ大釜地区に愛着がないわけではない。だが、寂しさが勝った。息子たちも決断を歓迎し、「もし認知症になっても『大釜に帰りたい』って言わないでよね。なくなっちゃうんだから」と笑って告げた。
………………………………………………………………………………………………………
◆メモ
◇大釜地区の産業廃棄物最終処分場計画
容量300万立方メートルの管理型施設で廃棄物の焼却灰を中心に埋め立てる。住民らは、土地売買の仮契約を今年1月に業者と交わした。2011年度操業開始を目指して輪島市内に現地法人が立ち上げられ、約50人を地元で雇用予定。現在は同市が「環境影響評価(環境アセスメント)」方法への意見を市民から募っている。環境アセスメントの結果などの事前審査と市長の意見を元に、県知事が設置許可の判断を下す。
12月5日朝刊
(毎日新聞) - 12月5日13時1分更新
3049
:
とはずがたり
:2006/12/13(水) 01:24:14
能登・過疎に生きる:第1部・消える村/2 収入源のほとんど失う /石川
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061206-00000162-mailo-l17
◇出稼ぎ、農業、採石場…収入源のほとんど失う
大釜地区は、「能登富士」と呼ばれる高爪山への参拝路として成り立った集落と考えられている。参拝客が登山前に身を清めるための大きな風呂屋があったことから「大釜」の名がつけられた。
輪島市門前町は戦前から、兼業農家や林業、漁師の他に大工や杜氏(とうじ)といった季節労働者として他県に出かける人も多かった。だが、何と言ってもあこがれの職業は「船員」だった。同町は江戸時代に北前船で日本海の玄関口として栄えた土地。町の若者たちには船員の勤め口が多く紹介された。船乗りの家族を持つ一部の小学生は、誇らしげな顔で贈り物のジーパンを履いて学校に通ったという。
産廃処理場の誘致に奔走した大釜地区の区長、宮坂一雄さん(64)も、そんな船員として、外国航路のタンカー船に乗る1人だった。一度船に乗ると、一年近く家を離れる生活。船員生活を終えて大釜地区に戻ってみると、人は半数以下に減り集落の寺も無くなっていた。かつて航海で行った米国南部の「格差社会」が、大釜にも地域間格差という形で目前に迫っていると感じたという。取り残された人々を救おうと動き始めた。
宮坂区長は、15年ほど前にも別の産廃業者と誘致交渉をしたことがある。だが、バブル崩壊で業者が倒産、以来ダムやゴルフ場を誘致しようとしたが断られた。「それさえもできないのか」。断られるたびに落胆がつのった。
一方で、坂口寛さん(74)は農業と工場や採石場で働き、大釜地区にずっと暮らしていた1人。以前は米や大豆、小豆などを作り出荷もしていた。だが「ここ最近は全然あかんようになった」。小さな畑で何を作っても、山から下りてきたタヌキやムジナにすべて食い荒らされてしまう。ナスやトマトもカラスがつつき、収穫前には茎しか残らない。ネットを張ったりと獣害対策に苦心したがついにあきらめ、十数年前に農業はやめてしまった。かつての畑も、今は草だらけの荒地になっている。
坂口さんの勤め先だった大釜地区入り口付近の採石場も約15年前に倒産した。長らく、むき出しの山肌には置きっぱなしの重機が放置されていた。船員の働き口も今はない。
出稼ぎ、農業、採石場、収入源のほとんどを失った今の大釜地区には、採石場跡地に産廃処理業者の現地事務所が建てられた。集落には、処理場建設準備のために土を運び出す大型のダンプカーが一日中往来している。
12月6日朝刊
(毎日新聞) - 12月8日16時45分更新
3050
:
とはずがたり
:2006/12/13(水) 01:25:20
能登・過疎に生きる:第1部・消える村/3 漁師も誘致受け入れ /石川
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061207-00000294-mailo-l17
◇「ここの漁業は終わってるんやて」
石川県輪島市門前町大釜地区に住む人々の約半数は、病院や商店のある隣の集落、剱地地区への移転を希望している。産廃処理場について、大釜地区内の最初の説明会では「近隣に迷惑をかけたら住めないから」と環境悪化への不安の声もあがった。
大釜地区は、高爪山から日本海に注ぐ川の河口近くにあり、その海には漁港や磯の漁場もある。産廃処理業者や誘致を進めた宮坂一雄区長は「全く問題ない」と説明したが、出て行くことを決めた集落の人々にも「魚の養殖とかに影響はあるかもわからん」と、特に海や漁業への影響を心配する気持ちは消えていない。
北海道や高知県などでは、山の自然環境の悪化が海の資源に影響を及ぼすと考えた漁師たちが、川の上流にある山の放置林などに植林する活動が盛んに行われるようになった。だが、海の恵みに支えられているはずの県漁業協同組合門前支所は、産廃処理場の誘致提案に反対せず、今年7月の業者説明会で誘致を受け入れた。
門前町は能登半島の外浦にあたる。海の荒れる11月から3月ごろまでは漁に出ることもできない厳しい環境で、漁業人口が減り続けているのは能登のどこも同じだ。同支所長で輪島市議の竹田一郎さん(62)は「後継者不足なんて、もう大分前の話。もうここの漁業は終わってるんやて」と話す。1981年には431人いた同支所の組合員も、05年には293人に減少した。その平均年齢はおよそ72歳だ。同支所の三内政紀さん(71)も「30年、40年たったら、ここには誰も魚とる人いなくなるよ」とあきらめ顔だ。
収入源確保に悩む同支所は9年前、同町へのイカ釣り漁船入港の誘致に成功。現在、同支部の水揚げのほとんどは5〜6月ごろイカの群れを追って全国から訪れる漁船の分だ。支部の年間収入も今では全国のイカ釣り漁船がもたらす販売手数料などが大半を占めている。
今も現役で奮闘している門前町の漁師には「海を汚してもらったら困る」との懸念もある。だが産廃処理場の稼働予定は5年後の2011年。「そんなころまで、この町に漁師が生きておるかどうかわからん」。反対しても賛成しても、魚を取る人のいない海に期待しても仕方がない。漁師たちの間には、そんなあきらめがただよう。
12月7日朝刊
(毎日新聞) - 12月9日10時21分更新
3051
:
とはずがたり
:2006/12/13(水) 01:26:40
能登・過疎に生きる:第1部・消える村/4 住民置き去り、議論進む /石川
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061208-00000242-mailo-l17
◇「引っ越しなんかしたくないがいね」
「先祖代々の土地、絶やしていいのか……。引っ越しなんかしたくないがいね本当は。でも反対と言ったら住めなくなる。だから言わない。それが田舎ってことや」
石川県輪島市門前町大釜地区のある住民は、自分の名前は書かぬよう前置きし、つらい心境をポツリポツリと語ってくれた。門前町では漁師や農家の主な販売先も集落の中。また、雪かきや草刈りなど共同作業が暮らしを成り立たせる。病院通いにも近所の助けを借りねばならない独居高齢者も大勢いる。隣近所の意見に反対できないのは支え合って生きる過疎地の事情だ。
「“悪いもの”は、力の弱い所にやってくる」。大釜の隣の集落、剱地地区の区長、板谷外良さん(65)は反対を表明し、処理場の設置要件にある説明会を受け入れていない。
板谷さんは元英語教師。かつて、教員の勉強会で米国・ニューメキシコ州にある放射性廃棄物処理場を見学した。そこは、隣接する先住民居留地を汚染。健康被害を受けたが、暮らしを支える長老が処理場で利益を得ているため、人々は反対の声を上げられないと聞いた。
それ以来、産廃処理場問題を勉強したが、処理場ができるのは門前町のように支え合い生きる過疎地ばかり。米国で目の当たりにした現実が、ついに自分の所へきたと感じた。「大釜の暮らしは本当に大変」と気遣いつつも「能登のすばらしい環境は守らねばならない」と考えた。しかし、剱地地区以外の門前町内の地区は説明会を受け入れた。
◇ ◇
だが誘致計画後の06年2月、受け入れを表明していた旧門前町は合併でしがらみの少ない新輪島市となり、事態が変化し始めた。今月5日に始まった輪島市議会では、産廃処理場問題の特別委員会で反対の意見がまとめられ、本会議で反対意見書の採択を求めることになった。
許認可権のある石川県に監視の義務がなく環境汚染が懸念されることや、「輪島の朝市」や「輪島塗」など文化・観光産業に力を入れてきた旧輪島市の政策にそぐわなかったことが主な理由だ。梶文秋・輪島市長は9月議会で「住民投票」の可能性にも言及した。
しかし、当事者である大釜地区住民の谷内田せつさん(71)は、「やっと心を決めたのに、今さら反対と言われても……。反対というなら、誰が年寄りの不便な暮らしを助けてくれるのか」と困惑顔だ。現に、特別委員会でも産廃処理場の誘致に反対する代わりに、地区の暮らしを支える別の案が真剣に議論されることはなく、住民らの話を聴く機会も持たなかった。
誘致を決意した大釜地区の住民たちが、本当に必要としているものは何なのか。住民たちを置き去りにしたまま、さまざまな思惑も絡み合い産廃誘致問題は迷走する兆しを見せている。
12月8日朝刊
(毎日新聞) - 12月11日14時35分更新
3052
:
とはずがたり
:2006/12/13(水) 01:27:41
能登・過疎に生きる:第1部・消える村/5 「人の付き合い」全域に /石川
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061209-00000275-mailo-l17
◇旧門前町見守り事業−−「故郷で安心して暮らしてほしい」
石川県輪島市からは、この30年で少なくとも三つの集落が消えた。産廃処理場を誘致した輪島市門前町大釜地区周辺の6地区(一部志賀町)も、そのうち二つがすでに1世帯だけになっている。この2世帯も高齢世帯で、合併前の旧門前町の高齢化率(全人口に占める65歳以上の割合)は、48・4%(昨年10月)で、県内の自治体では最も高かった。大釜地区の5世帯8人もほとんどが高齢者。高齢化と過疎は表裏一体の問題だ。
極端な過疎は、お年寄りにとって「孤独死」をもたらす可能性もある悲しい現実だ。
災害救助に役立てたり、孤独死対策として、旧門前町は99年に「地域見守りネットワーク事業」を始めた。事業には大釜地区のようなつらい決断をしなくとも、お年寄りが住み慣れた場所に長く住んでほしいとの願いも込められている。
民生委員44人に加え、新たに福祉推進員106人が任命され、小グループに分けて1人4、5人ずつのお年寄りを日々見守る。また、同時に「高齢者等要支援者マップ」も作成された。阪神大震災で、独居高齢者の救出が遅れた教訓をもとにまとめたものだ。「ピンク」が寝たきり、「黄色」が独り暮らし……。民生委員らが担当するお年寄り宅を一軒一軒訪ねては蛍光ペンで塗っていく。
日々の積み重ねで集まった「認知症の兆候があるみたい」「最近、新聞がたまっている」といった情報も、輪島市門前支所に報告され、介護サービスや災害対策の資料として生かされる。
輪島市の民生委員、輪田美紗子さん(69)=門前町道下=のグループが担当するのは河合としさん(88)=同町=ら独り暮らし高齢者17人、高齢者2人だけの12世帯、障害者1人の計42人。閉じこもりがちな高齢者と世間話をしたり、病院に送ったり、台風や大雪の前後には「戸締り気をつけて」と訪問や電話での声かけも欠かさない。
ある朝、いつものように声をかけた輪田さんに、河合さんは曇った顔で「私こんな長生きしていいのかな……」とこぼした。前夜、普段から高めの輪田さんの血圧が上がり、不安で戸を開けたままで寝た、という。
「大丈夫やって。独りで何でもできるし、100歳までは殺しても死なんって」。明るい輪田さんの声が重苦しい雰囲気を和らげると、そこから先は、女同士。終わる気配のない世間話が続く。「そうかねえ……」と始めは眉間(みけん)にしわを寄せていた河合さんの顔にも、次第に笑みが戻っていった。
近所づきあいを好まぬ人に悩まされたり、孤独死の発見者になってしまうなど、民生委員らにのしかかる負担は重い。だが、同支所健康福祉課の佐藤千賀子課長は「どれだけ効果があるかわからないけど、故郷で安心して暮らしてほしい。それには人と人の付き合いが第一」と考えている。現在、同様の事業を全域に広げて実施しようと、輪島市も準備を進め始めた。
12月9日朝刊
(毎日新聞) - 12月9日17時2分更新
3053
:
とはずがたり
:2006/12/13(水) 01:28:27
能登・過疎に生きる:第1部・消える村/6止 豊かな自然に誇りを /石川
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061212-00000119-mailo-l17
12月12日13時1分配信 毎日新聞
◇まちおこしNPOの星野さん「故郷の良さ知って」
「ふるさとに誇りを持てれば、せめて産廃処理場にはならないはず……」。輪島市門前町の大釜地区が決めた産業廃棄物処分場の誘致計画について、大釜地区から約10キロ北の門前町走出で豆腐店を営む星野正光さん(63)は悔しさをにじませる。
星野さんは、代々門前町の総持寺祖院に精進料理の豆腐を納める豆腐店の跡取りとして生まれた。東京オリンピックに日本が沸いた20代のころ、4年間あこがれだった東京などで暮らしたこともある。
しかし、故郷に戻ると、ふと「ここは自然が豊富なんだな」と気付いた。27歳のころ、山菜などを探そうと地元の猿山岬を登りきった星野さんが発見したのが、満開に白やピンク色の花を咲かせた一面の雪割草。その風景との出会いが星野さんの人生を変えた。
隅から隅まで歩いて雪割草を調査し、金沢大薬学部の教授らも呼んで案内。そこから出会いが広がり、「田舎暮らしブーム」が訪れた80年代、地域に詳しい星野さんは多くのキャンペーンなどに呼ばれるようになった。それが、朝3時に起きての豆腐作りを続けながらも、能登を活性化する活動を始める今の生活につながっている。しかし、一方で、故郷の過疎化は確実に進み、旧門前町の人口は05年には7297人と、30年前の約半数になった。
星野さんは能登半島全域でのまちおこしNPO「能登ネットワーク」を仲間と10年前に立ち上げた。自然体験などのイベントのほか、東京・銀座には能登の食材を使った居酒屋をオープン。その場を足がかりに、今年3月と10月には東京の団塊世代を対象にした定年後の定住を薦める旅行も企画して、訪れた観光客をもてなした。
旅行で訪れた都会の人々は日本海から吹き付ける吹雪の冷たさを全身で味わったり、逆に潮風を防ぐ竹の垣根「間垣」の効果を体験したりと、能登半島ならではの経験に驚いた。そして、夜は農家民宿で自慢の魚と野菜、酒が並ぶテーブルを能登の住民とともに囲む。「自分の愛するもので人を喜ばせること、それが人間の営みの原点」。星野さんはそう考えている。
外部からの刺激を受けて、住民に故郷の良さを知ってもらいたい。それが、雪割草の調査などで出会った金沢や東京の人々とのかかわりで能登の良さを次々「発見」していった経験から学んだ、星野さんの願いだ。
「地域おこしは他力本願ではできない」と星野さんは、過去に能登空港や志賀原発(志賀町)でも反対運動を展開。その活動を知る人々からは、大釜地区の産廃処理場誘致にも「反対しないの?」と度々尋ねられるという。しかし、暮らしに疲れ、自分の土地に誇りを持てなくなっていった大釜のお年寄りの苦しい気持ちを考えると「反対運動なんてとってもできない」。
だが、「自然のはぐくみに人が生かされてると気づいたら、何か変わるんじゃないか」。これ以上、大釜地区のような悲しい土地が能登に増えぬよう、早くふるさとの良さをもっと多くの人に知ってもらわなければ。大釜の報道に触れるたび、焦る気持ちが募っている。=第1部おわり
◇
(この連載は、泉谷由梨子が担当しました。毎日新聞では今後も、能登の過疎問題について随時、連載していきます)
12月12日朝刊
最終更新:12月12日13時1分
3054
:
とはずがたり
:2006/12/13(水) 01:30:44
>>3048-3054
【能登・過疎に生きる:第1部・消える村】
やりきれんなぁ。。
何がやりきれんって胸が潰れる思いで故郷の村を潰す決断をしたのを直接の儲けが出ない周囲が寄ってたかって壊そうとしてまわるとこだ。
3055
:
とはずがたり
:2006/12/13(水) 11:35:05
<東海>静岡県
>>1736
:旧法下での経緯
>>2211
:県の構想に対して6首長、賛意示すも実施時期には温度差
下田……合併推進派
東伊豆…伊東に合併持ちかけ(早くに下田などとの合併協から離脱)
西伊豆…合併したばかりで拒否。寧ろ伊豆市の方が近いという声もあったが時期は考慮。
松崎……合併推進派だが時期尚早(西伊豆との合併協議から離脱)
南伊豆…合併推進派だが時期尚早(最後に下田との合併協から離脱)
河津……合併に前向き?
>>2718
(下田との合併協から離脱)
市町村合併:松崎、南伊豆町も反対 任意協提案が空中分解−−伊豆半島南部 /静岡
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061207-00000030-mailo-l22
◇伊豆半島南部6市町の合併問題
伊豆半島南部6市町の合併問題に関連し、松崎、南伊豆両町は6日、議会全員協議会を開き、石井直樹・下田市長らが提案した任意の合併協議会設置について話しあった。その結果、両町議会とも任意協参加に反対。両町長も「議会の判断を尊重する」と不参加の姿勢を示した。既に東伊豆、西伊豆両町は不参加を表明している。任意協提案が事実上、空中分解したことで、1市5町の合併枠組みの実現性はさらに遠のいた形だ。
松崎町は町民の間で合併の機運が盛り上がっていないことや、来年の統一地方選後に新議員が検討すべきなどの理由で今年度内の任意協参加は時期尚早との意見が大半を占めた。深沢進町長によれば、町長自身も大半の町議も合併そのものは賛成といい、「合併の機運が高まれば、2市町でも3市町でも合併に向け全力を尽くす」と話した。
南伊豆町でも時期尚早の意見が大半。鈴木史鶴哉町長は「今のままでは6市町の足並みがそろわない。助役による合併調査委員会でも十分に任意協の機能を果たせる」と述べた。
先月末に「過半数の4市町が参加するなら任意協を設立したい」と話していた石井市長は「合併に賛成の首長と今後の方針を相談したい」とだけ語った。【中村隆】
12月7日朝刊
(毎日新聞) - 12月7日11時0分更新
3056
:
とはずがたり
:2006/12/13(水) 11:45:30
>>3048-3054
この辺。
景色も良くて凄く好きな地域なんだけど如何せん自民党が強すぎてカネを落としに行く気がしないのが残念。
まぁ何度も行ったことあるけど。
http://www.mapion.co.jp/c/f?uc=1&grp=all&nl=37/13/02.004&el=136/42/43.193&scl=70000&bid=Mlink
3057
:
とはずがたり
:2006/12/13(水) 11:52:33
<近畿>滋賀県湖北
現職と新人2人届け出
高月町長選告示
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2006121200218&genre=A2&area=S20
任期満了に伴う滋賀県高月町長選が12日告示され、三選を目指す現職町長の北村又郎氏(72)、元県職員で前町議の平井周一氏(64)の2人が無所属で立候補した。市町合併や行財政改革の進め方、町の活性化策などを争点に激しい選挙が予想される
北村候補は、自民、公明両党の推薦を受けた。障害者や高齢者にやさしい安心・安全のまちづくりや、幅広い子育て支援、行政基盤確立のための湖北地域の合併などを訴えている。
平井候補は、公募で「たかつき緑の住民会議」に擁立された。町長給与3割カットなどの行財政改革や住民投票による合併への取り組み、住民本位の町政実現などを掲げている。
17日に投票、即日開票される。11日現在の有権者数は8184人。
3058
:
とはずがたり
:2006/12/13(水) 11:57:41
<東北・北海道>岩手県
折角残された未利用の原野を農地にしようだなんて藤原町も莫迦なこと考えたものだよ。
それにしても国営農地なのになぜ藤原町が債務を負うのん?
藤沢町との合併見送り 一関市長が議会答弁
http://www.iwate-np.co.jp/news/y2006/m12/d13/NippoNews_10.html
藤沢町との合併問題について、同町から要請を受けている一関市の浅井東兵衛市長は12日開かれた市議会12月定例会の一般質問に答え、「同町の国営農地開発事業があまりにも大きすぎる課題。この課題が解決できなければ(合併問題は)前に進まない」と述べ、事実上、現段階での合併を見送る方針を示した。同町は国営事業の課題を解決するまで単独町制を継続することになり、目指していた本年度内合併は事実上不可能になった。財政難で行財政改革を断行している同町だが、自主再建も限界に達し、今後は国や県も含めた対応が求められそうだ。
合併問題は小野寺藤雄氏(新生会)が質問。浅井市長は、5月から通算7回行われた両市町の事務レベル協議を踏まえ、同事業での町負担について「両磐は一つという思いで対応を検討してきたが、国営農地開発事業が合併を進めるには重大な支障となる」と言明。その上で、課題解決のために県に支援要請したことを明らかにした。
同市によると、県への支援要請は①町が支出する同事業償還金計41億5000万円(来年度から最長2040年度まで分割)②117ヘクタールの未利用農地の解消(約3億6000万円)、町の農業振興公社に対する支出予定分7億4000万円(最長23年度まで分割)③国営と県営事業で整備されたダムなどの農業用施設の維持管理業務すべて④町の藤沢土地改良区に対する損失補償(最大17億8000万円)。いずれも国または県に負担を求める内容。
浅井市長は7日に県幹部と会談し、「国営農地開発事業の有効活用には、永続的に生産し、活動できるシステムや基盤の確立を国、県に担っていただきたい」と支援要請したという。
同町はこれまで同事業の償還ピークの軽減に取り組み、さらなる負担軽減策を国に求めているが、見通しは立っていない。町財政は厳しさを増し、このままでは来年度から4年間程度、赤字になる見通し。赤字の規模は国の管理下に置かれる「財政再建団体」となる事態は回避できる試算だが、行財政改革も限界に達しており、単独町制は前途多難だ。
浅井市長は報道陣に対し、「県は市町村合併構想で両磐地区の合併を求めている。一関市としても同じ考えだが、それを進めるためには、乗り越えなければならない課題がある」とし、今後も課題解決のため県に協力を求める考えを強調した。
藤沢町の国営農地開発事業 山林原野を農地に開発する国直轄の土地改良事業で、1982年度着工。農地393ヘクタールを造成。ダム2基、農道80キロなどを整備、98年度完了した。当初、10カ年で事業費132億円を見込んでいたが、経済情勢の変化などで、事業期間が延長。事業費も3倍の392億円(元利込み約511億円)に膨張した。事業費負担は国65%、県20・5%、町は9・1%、受益者5・4%。町負担分(来年度以降)の41億5000万円、農業振興公社への支出7億4000万円、土地改良区に対する損失補償(最大17億8000万円)、117ヘクタールの未利用農地の対応などが懸案となっている。
3059
:
とはずがたり
:2006/12/13(水) 13:26:41
<北陸・甲信越>長野県松本地域
波田町の合併 論議大詰め
http://mytown.asahi.com/nagano/news.php?k_id=21000000612100001
2006年12月10日
松本市との合併を模索する波田町で、住民の意向を問うアンケートの結果が今月中に出る。町は2年前の住民投票で自立を選択したが、翌年の町長選では一転、合併推進を掲げた太田典男町長が当選。「ねじれ現象」が起きた。「平成の大合併」が一段落した今も、「自立」と「合併」双方の住民らによる論戦が続く中、太田町長は「アンケートの結果に従う」と表明している。(矢鳴秀樹)
「体力が無くなるとは(財政再建団体への転落が決まった)北海道夕張市のような財政破綻(はたん)を言うんです」「町はまだそこまでひどくはない。余力がある今が合併のチャンス」。太田町長は9〜11月、町内27地区で説明会を開いて訴えた。
04年の住民投票(投票率68・82%)の結果は合併反対が4325票で、賛成の3736票を上回り、町は自立の道を選んだ。ところが翌年の町長選(同74・10%)で、太田町長が自立を訴える対立候補に1千票余りの差をつけて当選した。
太田町長は「1年で民意は変わった」とし、就任直後に「合併推進室」を立ち上げた。前町政の「自立計画」から財政状況は変化しているとして「このままでは2010年には基金を使い果たしてしまう」と危機感をあおってきた。
今年秋には、合併のメリットを強調する「マンガで知る波田町の合併」を作成。町長自ら、ほぼ全世帯に当たる約5100戸を回って配布した。
今年8月の知事選で当選した村井仁知事が合併新法で定める「合併推進審議会」の設置を決めるなど、田中知事前知事とうって変わって合併推進の方針を打ち出していることも「合併派」を勢いづかせている。
「松本市と合併を進める会」(田中知寿会長)などの住民団体は「平成の大合併には乗り遅れたが、新法の適用されるうちに実現させねばならない」と町に合併促進の要望書を提出した。
これに対し、合併に反する住民3団体が10月に「自立推進連絡協議会」(安藤善基代表)を結成。「町は04年の住民投票の結果を尊重すべきだ」とする書面を町長に提出。夕張市の実情に詳しい専門家を招き講演会を開いたほか、「『やっていけない』ウソを暴く」など10種類のビラを計5万枚作成して全戸配布した。
安藤会長は太田町長が合併のデメリットに触れないことを批判する。「マンガも自立では財政破綻し、合併すればいいことだらけのように描かれている。一方的な情報だけを提供し、アンケートするのはおかしい」。
用紙を町職員が一戸一戸回って回収するという手法についても「あいまいなやり方。結果を住民投票と同列に扱っていいのか」と疑問視する。
さらに、国の進める「3年以内の道州制ビジョン策定」も不安材料に上げる。「道州制が現実になったとき、それぞれの市町村がどのブロックに属すべきかという議論になる。波田町として自立していれば、住民が町の針路を論議できるが、松本市に吸収合併されたのでは、少数派の波田の声は届かない」。
町は明治の大合併以降、130年以上、自立を維持し続けてきた。「行政改革や財源の掘り起こしなど、自立のために努力できることはまだまだあるはず」と安藤会長は指摘する。
アンケートは20歳以上の全町民約1万2千人が対象で、「賛成」「反対」「町長と議会の決定にまかせる」など五つから選ぶ。
合併推進室によると、職員による回収で8割を超える回答が集まり、郵送による回収分も含めると、8日までに9割を超えたという。
賛成多数なら、太田町長は議会と協議して来年早々にも合併を申し入れる意向だ。
3060
:
とはずがたり
:2006/12/13(水) 16:07:57
<中国・四国>島根県
合併協議から勝手に斐川町は出て行った訳で十二分な負担を斐川町民は強いられるべきだ。この辺は山形県の三川町も同様。委託業務で応分の利益が出るようにした上で出雲市も鶴岡市も快く引き受けるべきであろう。
斐川町の消防委託:出雲市に継続求め、県も本格的に説得へ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061208-00000254-mailo-l32
斐川町が出雲市に消防事務委託の継続を求めている問題で、本田恭一町長は7日開会の町議会で「県も粘り強く出雲市と交渉するとの返事をもらった」と述べ、応じる姿勢を見せない同市への説得に、県が本格的に乗り出していることを明らかにした。
消防委託問題は、町が新出雲市の合併協議から離脱したため浮上。離脱後も継続を求める町に対し、市側は08年までと期限を設け、その後の委託には応じていない。
本田町長は議会で、国が消防広域化の方針を打ち出し、県も来年度に広域消防の計画策定を始めることなどを説明した上で、「町単独の消防は考えていない」と改めて強調。県に問題解決を一存する形で出雲市に期限以降も継続するよう交渉していることを明かした。
消防委託問題は町の懸案事項で、本田町長は「私の責任において、3月末までに結論を出す」とも話した。【細川貴代
12月8日朝刊
(毎日新聞) - 12月8日17時1分更新
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