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地域綜合スレ

2761とはずがたり:2006/09/02(土) 02:00:48
<近畿>京都府

五月蠅いやいヽ(`Д´)ノ
確かに共産党潰しの一環としての市町村合併という側面もあるから反対されるのは仕方がないけど

合併が抱える問題点考える 宇治で学習会、京丹後市の事例報告
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060826-00000034-kyt-l26

 京都府宇治市、城陽市、井手町、宇治田原町による任意合併協議会が発足したのを受け、宇治市内で26日、学習会「合併で暮らしはどうなった」が開催された。「平成の大合併」では府内初の合併例となった京丹後市からの事例報告があり、参加した市民ら約60人は具体的な話を通して合併が抱える問題点について考えた。
 合併反対の立場で活動する宇治市の市民グループ「合併問題を考える宇治の会」と市職員労組が主催。「実際の市町村合併について市民に知ってもらおう」と企画した。両者主催の学習会は初めてで、今後も月1回程度のペースで続けるという。
 学習会は市職員会館(宇治市宇治)で開かれた。報告に立った京丹後市の共産市議は合併前に立てた市の財政計画と大きく異なる現在の数字を示し、合併後の厳しい市の姿を紹介。国が借金の3分の2を負担するため合併の利点とされた合併特例債も、危機的な財政の中で見込み通りに使えていないと述べた。
 さらに合併で廃止か縮小された旧町の住民サービスの例を多数挙げ、「合併前の話とは裏腹に、子宝祝い金の減額や体育施設利用の有料化など、サービスは主に低い方に合わせる結果となった」と訴えた。
 また同席した京丹後市職員労組の幹部は「合併問題は、あらためて自治や自分たちのまちについて考える機会になる」とし、議論の大切さを訴えた。
(京都新聞) - 8月26日20時49分更新

2762とはずがたり:2006/09/02(土) 02:01:48
<九州・沖縄>福岡県

市町村合併:糸島3首長が初の研究会
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060826-00000285-mailo-l40

 合併推進で合意している松本嶺男・前原市長と末崎亨・志摩町長、筒井秀来・二丈町長の3首長が25日、合併研究会の初会合を開き、今年度は4項目について研究することを申し合わせた。
 初会合には、3市町の助役や企画・財政担当者、県合併支援室の担当者も出席。申し合わせたのは、(1)新合併特例法の内容確認(2)1市2町合併推進の課題整理(3)2年前に白紙となった合併協議での協定項目、新市建設計画の内容点検(4)3自治体の行財政改革の進行状況、財政計画のすり合わせ――の4項目。
 糸島地区市町長協議会長の松本市長は「今年度中に4回程度会合を開き、最終的にはまとめを作る予定」と話している。
〔福岡都市圏版〕
8月26日朝刊
(毎日新聞) - 8月26日18時1分更新

2763とはずがたり:2006/09/02(土) 02:38:34
<東海>
東海は三重は四日市や鈴鹿迄,静岡も遠州は東海である。せめて政令指定都市浜松市長も呼ぼうよ

東海3県1市知事市長会議:岐阜で開催 /愛知
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060901-00000035-mailo-l23

 愛知、岐阜、三重3県の知事と名古屋市長が広域的な行政課題について協議する東海3県1市知事市長会議が31日、岐阜県関市で開かれ、企業が外国人労働者を適正に雇用する体制作りに向け、企業の社会的役割などを定めた「憲章」を制定することを確認した。自治体だけでなく、経済団体などにも呼びかけて共同で作業を進める。
 東海地方では製造業の現場で働く外国人労働者が多い一方で、製造業者に労働者を派遣する人材派遣業者などが不法就労や健康保険・年金保険未加入といった問題を放置しているケースも後を絶たないことから、憲章の制定で企業側の意識改革を図る。[武本光政]
9月1日朝刊
(毎日新聞) - 9月1日13時2分更新

2764とはずがたり:2006/09/02(土) 02:44:26
<九州・沖縄>宮崎県

ここは日南市+北郷町+南郷町でいいでしょう。「県南4市町枠こだわらず」ってのは県もそう思ってると云うことだろ?

>南郷町は態度を不鮮明にしている
南郷も出来れば串間が一緒だと新市の重心が南郷に近づいて嬉しいのか

市町村合併:県が構想説明 「県南4市町枠こだわらず」 /宮崎
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060901-00000313-mailo-l45

 県は31日、日南市の県総合庁舎で日南市、串間市、北郷町、南郷町の合併問題担当の課長クラスに対して、今年3月に示した県の合併構想の初の地域説明会を開いた。合併機運を盛り上げるためで、今後、旧合併特例法で合併が不調に終わった児湯地区や西臼杵地区でも同様の説明会を開く予定。また、28日には日南市で住民を対象にした初の説明会も開く。
 この日の説明会では、県市町村合併支援室の田代啓二主幹が「県は2市2町の枠組みを示したが、合併の主体はあくまでも市町村。必ずしも県の枠組みにとらわれる必要はない」と県の立場を説明。現在進められている延岡市と北川町、高原町と小林市の合併の進ちょく状況などを報告した。
 これに対し、主に日南市の担当者から「旧法で合併した市町村の合併効果を示すデータなどをそろえてほしい」などの要望が出された。
 県南4市町は旧法でも合併話があったが、串間市が法定合併協議会を結成する段階で離脱。1市2町の合併も成立寸前で北郷町が離反して破談になった。現在、日南市と北郷町が合併に前向きで、串間市は7月の市長選の結果、再び自立を選択。南郷町は態度を不鮮明にしている。新合併特例法の期限は10年3月末。[塩満温]
9月1日朝刊
(毎日新聞) - 9月1日20時1分更新

2765とはずがたり:2006/09/02(土) 02:48:19
<北陸・信越>新潟県

ひでぇ村長だが,慎重派が当選されても困るねぇ

選挙:粟島浦村長選 前候補、再び出馬の意向 5選目指す現職と因縁対決
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060901-00000009-mailo-l15

 任期満了に伴い10日に投開票される粟島浦村長選で、無所属新人で元村職員、本保建男氏(52)が立候補する意向であることが31日、明らかになった。同選には無所属現職の神丸保男村長(77)も5選を目指して出馬を表明しており、最高裁まで選挙の無効を争った「因縁」の対決が再現される可能性が高くなった。
 本保氏は01年1月の村長選告示日に、立候補に必要な戸籍抄本を取ろうとしたが、村が祝日を理由に交付を拒否し、立候補の届け出ができず、神丸村長の無投票当選が決まった。本保氏は選挙の無効を求め、東京高裁に提訴。同高裁は02年1月、神丸村長の立候補妨害を認定、最高裁も同7月、県選管の上告を棄却し、選挙の無効が確定した。02年9月に出直し選挙が行われ、神丸村長が14票差で本保氏に競り勝った。
 本保氏は「現政権の流れを変えて、活気を取り戻したかった」と立候補の理由を語り、村上市と同村など岩船郡4町村が進めている合併協議については「合併後に(離島の)住民の声が届けられるようになるのか検討したい」と慎重な姿勢を示した。
 一方、神丸村長は「島には自主財源もなく、このままではやっていけない。来年度中の合併を成就できるよう全力を尽くすと訴えるだけだ」と話した。
 同村長選は5日に告示され、10日に投開票される。6月2日現在の有権者数は311人(男149人、女162人)。[前谷宏]
9月1日朝刊
(毎日新聞) - 9月1日12時0分更新

2766とはずがたり:2006/09/04(月) 00:28:30
<北陸・信越>新潟県

議会側が準備の整わない内に町長に選挙に打って出られるのを阻止したわけだな。
荒川町は村上市・岩船郡との合併協議から離脱。その後同協議は破談。
最近再び村上市・岩船郡の合併話が持ち上がってきたが荒川町長は胎内市との合併を検討,荒川町議会は村上市,岩船郡での合併を検討で対立。

荒川町議会:大矢町長、来月13日辞職 「31日付」を否決 /新潟
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060831-00000035-mailo-l15

 荒川町議会は30日、辞表を提出した大矢寅三町長が31日付で辞職する議案を反対多数で否決した。地方自治法では、自治体の首長が辞表提出後20日以内に辞職する場合、議会の同意が必要としており、議案の否決で大矢町長の辞職は辞表を提出した25日から20日後の来月13日付となることが決まった。
 大矢町長は25日、市町村合併を巡って「町民の判断を問いたい」と31日付の辞表を提出していた。しかし、町議会の多数派を占める反町長グループが「首長として法の定める20日間は責任を果たすべきだ」と31日付の辞職に同意しなかった。
 大矢町長の辞表提出は28日付で選挙管理委員会に通知されており、町長選は公選法に基づいて通知から50日以内の10月半ばになる見通し。関係者によると、大矢町長は再出馬に前向きとみられており、町議グループも内部から対抗馬を擁立する方針を決めているという。[前谷宏]

8月31日朝刊
(毎日新聞) - 8月31日11時3分更新

2768とはずがたり:2006/09/04(月) 13:53:48
<北陸・信越>長野県

さて,どうなりますやら。対象は飯山市,下高井郡野沢温泉村,木島平村,上水内郡栄村であるな。問題は新市名。とりわけ観光地だけにねぇ。但しこの前みたいに飯山野沢温泉市みたいなのは願い下げだ。こういう場合包括地名として適切な川の名前から取って千曲川市とかになるんだけど,千曲市ができちゃったもんねぇ。。ちょっとずれるけど信濃川市とかw
新県知事はどうせ利権まみれの仕事するんやろうけど合併ぐらい推進してくれるんやろねぇ。

<北信>周辺3村との合併に意欲
飯山市長当選の石田氏
http://www.chunichi.co.jp/00/ngn/20060904/lcl_____ngn_____003.shtml

 3日に告示された飯山市長選で無投票当選した新人の石田正人氏(73)=照里、無所属=は「市は大変な状況に置かれている。うれしいとは決して言えない」と厳しい表情で話した。

 田中康夫前知事が国への計画申請を凍結したごみ処理施設の新築、県内19市の中で最も高い公債費比率が示す苦しい財政状況、北陸新幹線開通に向けた周辺整備など、山積した課題に「私自身が火中のクリを拾うことになるとは、つい最近まで思っていなかった」と打ち明けた。

 石田氏は、一度破たんした周辺3村との合併について「一人よりも複数の方が力が出る。それぞれの首長とよく話をしたい」と意欲を見せ「市民の話をよく聞いて、混乱を招かない市政を」と抱負を語った。
(遠藤康訓)

2769とはずがたり:2006/09/04(月) 18:27:33
<東北・北海道>青森県

核関連施設で豊か,且つ昔は貧しくて貧乏村扱いされた六ヶ所村が合併を選択するとは思えないがどうなのかな?

市町村合併:横浜町・野辺地町・六ケ所村3町村に、意向確認へ−−県推進審
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060831-00000098-mailo-l02

 合併特例新法に基づく県市町村合併推進審議会(会長、末永洋一・青森大教授)の会合が30日、青森市内であり、新たに横浜町・野辺地町・六ケ所村の北部上北郡3町村長に対し、合併の意向を確認することを決めた。県市町村合併推進本部(本部長・三村申吾知事)が24日に決めた県合併推進構想素案の田舎館村・平川市と新郷村・五戸町に次ぐ枠組みとして、10月の会合に提示したい考え。
 審議会は県内の人口1万人未満の12町村のうち、田舎館、新郷両村以外では横浜町の合併に対する機運が高いと判断。末永会長と事務局の県が3町村長に意向を聴き、意見交換したうえで次回会合で議論する。
 また審議会は、県の素案で「合併特例新法の期限(09年度)にこだわらず、将来的に望ましい合併の枠組み」として示された6広域市町村圏について、「他のパターンもありうる」と明記するよう修正を求めた。県は9月の間、素案に対する県民の意見(パブリック・コメント)を募集し、審議会の修正意見も反映させたうえで、10月にも構想を決定する。[長谷川典義]
8月31日朝刊
(毎日新聞) - 8月31日13時1分更新

2770名無しさん:2006/09/04(月) 19:16:03
>>2765
ちなみに前回の粟島浦村長選(出直し選挙)は島を二分した
超高投票率の激戦が繰り広げられました。

http://www.niigata-nippo.co.jp/senkyotoku/senkyo03cho.html
粟島浦村長選(9月15日)投票率99.11%
 当 171 神丸 保男 73 (無前)(4)
  157 本保 建男 48 (無新)

2771とはずがたり:2006/09/04(月) 22:21:21
>>2770
情報提供感謝です。
投票率が99.11%で有効投票が328票と言う事は無効票が無いとして有権者が331人って所でしょうか。3人投票しなかったor出来なかった人がいるということでしょうか。
20人程有権者が減っているのは過疎が進展してるということか。

2772とはずがたり:2006/09/04(月) 22:26:57
<東北・北海道>山形県

合併が映し出すまちづくり:/7 旧羽黒町 「門前町」伝統守る
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060831-00000049-mailo-l06

 ◇独自性の生かし方が課題
 鶴岡市羽黒町の日本を代表する信仰の山「出羽三山」。参拝信者を受け入れる32軒が加盟する「羽黒宿坊組合」は、それぞれが全国各地に得意先の講中(同門宗派の組織)を持っていて、山岳信仰を昔から活力の源としてきた。昨年10月に鶴岡市と周辺5町村が合併した際、他の櫛引、藤島、温海各町、朝日村の旧町村名が新鶴岡市の住所表記からなくなった中で、「町全体が羽黒山の門前町。現在の町名は存続させるべきだ」として「羽黒町」の名前が残ったのはその表れだ。
 時代とともに信者は減ってきているが、真田英幸組合長は「信者たちは『合併と関係なく出羽三山は羽黒町にある』と考えている。信仰が観光の核になってきたので、先祖から受け継いできた伝統を守る意味では、町名が残った意義は大きい」と話す。
   ◇   ◇
 04年12月、旧羽黒町議会の合併審議はもめた。議員数が賛否互角で、合併関連議案は常に1票差で可決される際どさ。当時議長だった山口猛さん(58)が、議長を辞して反対票を投じようとした行動も、混乱に拍車をかけた。3度の臨時会でも合併議案が可決されず、中村博信町長(当時)が合併議案を専決処分した強行策も異例だった。
 住民投票条例を制定すべきだったとの考えは今も変わらないという山口さんは「広い地域に市議3人では、住民の声が行政に届かない。今後は、羽黒庁舎の職員が住民の声を隅々まで聞き、住民の理解と協力を得ることが地域の振興には欠かせない」と指摘する。
 賛否両論渦巻く中で合併した羽黒町。住所表記に「町」名を残したことに、旧町議の一人は「合併反対で頑張ったかいがあった」と話す。一方、合併相手の富塚陽一鶴岡市長は「これまでの東田川郡羽黒町の東田川郡を鶴岡市に変えていただくだけでいい」と合併しても“羽黒町”が残ることを強調し、両者「痛み分け」の色がにじみ出た。
   ◇   ◇
 羽黒の知名度を今後にどう生かすのか。地元で取り組む活動に、県が04年度に世界遺産育成候補地に選定した出羽三山世界遺産育成シンポジウムがある。
 同シンポジウム実行委員会の斎藤一会長(58)は「世界遺産を目指してさまざまな活動を展開する。取り組みの過程と熱意を、活性化につなげていくことが大事だ」と、攻めの姿勢を示す。地元の30代、40代が中心となって、歴史遺産と自然景観の維持復元に取り組むNPO法人「出羽三山応援隊・蜂鼓山(はちこやま)社中」などの活動にも希望を託す。
 その一方で、羽黒山頂でみやげ物店を営む斎藤会長は、今までは受け身でも羽黒の存在感を示すことができていたが、旅行形態が団体から個人に変化する中で、存在感が薄れていくことに危機感も感じている。
 「出羽三山1400年の歴史を考えれば、『羽黒町』の名が残ったのは自然の流れ」と多くの旧町民が口にする。しかし、「鶴岡市」として歩んでいく今後も、どのようにして地域づくりに結び付け、独自性を守っていくのか。試行錯誤が続いている。[粕谷昭二]=つづく

8月31日朝刊
(毎日新聞) - 8月31日12時1分更新

2773とはずがたり:2006/09/05(火) 02:01:46
<近畿・北陸>福井県嶺南

原発のある豊かな町に入れて貰った訳だからね。あと原発立地で落ちるカネが福井県を潤す構図も納得が行かない。原発が迷惑施設であるなら嶺南を中心に使われるべきであり,大野とか芦原とかに使われるなら,舞鶴とか綾部とか高島に使われるべきである。

『融和』の峠、道険し
郡越え合併、おおい町誕生から半年
助役2人制 混迷の末、ようやく1人 「行き来、面倒」いまだ
http://www.kenmin-fukui.co.jp/00/fki/20060903/lcl_____fki_____010.shtml

改良が急務の県道坂本高浜線石山坂峠
http://www.mapion.co.jp/c/f?uc=1&amp;grp=Air&amp;nl=35/25/36.937&amp;el=135/34/44.412&amp;scl=70000&amp;coco=35/25/36.937,135/34/44.412

 大飯郡大飯町と遠敷(おにゅう)郡名田庄村が合併して、九月三日でちょうど半年。合併協議会で決まった助役二人制が五月の臨時議会で否決され、新生「おおい町」は波乱含みで推移した。合併以来不在だった助役は、一人だけだが一日に就任。しかし、大飯、名田庄両地域の融和など課題は山積だ。 (白山泉)
◇県道の改良急務

 旧名田庄村役場は名田庄総合事務所となり、教育委員会名田庄事務局、総務管理課、郷づくり室、住民サービス室が置かれている。旧大飯町役場に置かれた本庁との行き来は、小浜市経由の国道162号か、山を越える県道坂本高浜線の二通り。どちらを利用しても約二十五キロ、車で片道三十分はかかる。

 県道の難所は石山坂峠。細くくねった道は見通しが悪く、急坂で対向車とすれ違うのは一苦労だ。積雪する冬場は通れたものではない。第一期の改良工事が二〇〇九年度の完成を目指して進んでおり、全体の四割を残す用地の買収交渉がカギになる。

 郷づくり室や住民サービス室には決裁権がなく、本庁で決裁を受けなければならない。本庁に用のある職員が書類を運ぶ方法に半年たって慣れてきたという声もあるが、面倒だと顔をしかめる職員もいる。
◇下水道格差続く

 上水道は合併時に加入金が統一され両地域の格差はわずかだが、下水道料金は合併前のまま。大飯地域と名田庄地域では依然隔たりがある。ひと月に三十立方メートルの下水を流した四人家族の世帯の場合、使用量で料金を決める大飯地域では月約三千円だが、世帯ごとの基本料金に世帯の人数分を加算する名田庄地域では月約四千五百円だ。

 この格差は、経営が安定したところで設置する予定の料金制度の委員会で討議し、〇九年度の解消を目指す。それには〇七度予算には委員会の費用を盛り込まなければならないが、委員会設置の見通しは今のところ立っていない。

 一方で、合併時に両町村でひと月最大一万三千円の差があった保育料は、〇七年度には五千円の差に縮小し、〇八年度に統一する見込みだ。
◇一朝一夕には…

 名田庄地域では本庁が遠くなり、「自分たちの声が峠の向こう側に届くのかどうか」という不安があるという。「おおい町民になった実感がない」という名田庄地域の住民の声も。両地域の住民の融和はまだこれから。時岡忍町長は「町政の座談会などを開いて、両地域の住民と対話を深めたい」と話す。

2774とはずがたり:2006/09/05(火) 09:50:14
<東北・北海道>青森県

中長期的に望ましい合併の枠組み
 構成市町村  人口
①青森市,平内町,今別町,蓮田村,外ヶ浜町   340,408
②弘前市,黒石市,平川市,西目屋村,藤崎町,大鰐町,田舎館村,板柳町 317,618
③八戸市,おいらせ町,三戸町,五戸町,田子町,南部町,階上町,新郷村 348,180
④五所川原市,つがる市,鰺ヶ沢町,深浦町,中泊町,鶴田町   155,247
⑤十和田市,三沢市,野辺地町,七戸町,六戸町,横浜町,東北町,六ヶ所村 191,421
⑥むつ市,大間町,東通村,風間浦村,佐井村   83,754
(人口:2005年国勢調査速報値)

2006年8月25日(金)
中長期で6自治体に/県合併構想
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2006/20060825090517.asp

 県市町村合併推進本部(本部長・三村申吾知事)は二十四日、県庁内で会議を開き、新合併特例法に基づく県合併推進構想素案を決定した。地方分権に対応した行財政改革をより進めるため、中長期的に望ましい合併の枠組みとして、現在の四十市町村を広域市町村圏を基本に六自治体とする方向性を示した。また、新法の期限である二〇〇九年度までの合併を推進する地域として「平川市・田舎館村」「五戸町・新郷村」を明示した。昨年四月の新法施行後、県が具体的な合併の組み合わせを示したのは初めてで、県内において「平成の大合併」の第二幕が始まる。

 県は素案を三十日に開催する市町村合併推進審議会に示し、協議した上で、九月一日から一カ月間県民の意見募集を行い、早ければ十月にも構想を決定する。

 県が素案で「市町村の望ましい姿」として、県内を六つの自治体とする考えを示したことで、〇〇年に制定した県合併推進要綱で掲げた十一自治体とする目標を事実上修正した形。六つの枠組みは(1)生活圏の一体性(2)広域連合や一部事務組合など広域行政の状況(3)効率的な財政運営が可能と考えられる人口規模−などを考慮して区分した。

 六自治体のうち青森、弘前、八戸の三地域は人口が三十万人を超え、中核市の要件を満たす。人口が十万人を切るのはむつ地域だけ。県は六自治体への再編を目指す時期は示さなかった。

2006/08/31 Today's NEWS
県合併構想素案を了承/県審議会
再編に別パターンも
http://www.mutusinpou.co.jp/news/06083103.html

 県市町村合併推進審議会(会長・末永洋一青森大学総合研究所長)は30日、合併新法期限内(2010年3月末)までの合併を目指す組み合わせとして「平川市と田舎館村」「五戸町と新郷村」を盛り込む県構想素案を大筋で了承した。一方、将来的に「望ましい姿」として新たに打ち出した県内六ブロック(広域市町村圏)の枠組みについては、別パターンでの再編に余地を残すよう記述の修正を要請。また次回以降、人口1万人未満の町村の合併可能性を検討する方針を決めた。

 県は素案について、9月1日から30日間のパブリックコメントを実施し、10月中にも開く県合併推進本部で、同法に基づく県市町村合併推進構想として正式に策定する見通し。県としての合併支援策も構想策定に併せてまとめる。
 県は24日にまとめた構想素案の中で、「市町村がより望ましい基礎自治体になるための体制」として(1)生活圏の一体性(2)広域行政(3)規模の確保(4)持続可能な均衡発展―の観点から、1969―71年に設置され、共同でごみし尿処理や介護認定審査会などの行政事務に当たる広域市町村圏を提示していた。
 青森市内で30日に開かれた第6回審議会には7委員が出席。素案の審議では、6広域市町村圏への再編案に対し、過去に合併に向かったおいらせ町と六戸町、鶴田町と板柳町が再協議に入れば“越境”となることから異論があった。委員の福島弘芳つがる市長も「合併後間もなく、行財政改革の過程。急げば逆に失敗を招くのでは」と疑問を呈した。
 県側は「新法期限内に合併を目指す圏域ではない。いずれの合併も否定しない」(市町村振興課)と応じ、広域市町村圏によらない枠組みにも触れることを決めた。
 また審議会では、1万人未満の町村で合併の動きがある地域について、順次枠組みを検討する方針を了承。横浜町が六ケ所村と野辺地町の3町村合併に意欲を示しているため、末永会長が9月中にも3首長と会談して意向を確認し、次回会合に報告する。

厳しい行財政運営・人口1万人未満の12町村
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1038805069/1003-1004n

2775とはずがたり:2006/09/07(木) 01:46:56
<中国・四国>高知県

なんだ??>墓地問題

市町村合併:高知市長「まだ墓地問題ある」 春野との合併議案、今議会見送り
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060906-00000203-mailo-l39

 高知市は春野町との合併について、関連議案の9月定例議会の提出を見送ることを明らかにした。5日、記者会見した岡崎誠也市長は「まだ墓地問題が残っている」と指摘、墓地問題解決後の12月議会に提出する考えを示した。
 同町の墓地問題は、民有地の墓地が1カ所あることから、10月中旬までに町名義になるよう変更を目指している。岡崎市長は「事務手続きの移行期間に1年は必要。合併目標が08年1月なので、12月議会が議案提出のリミット」と話した。
 また、西武デパート跡地再開発に関しては、6500万円の予算案を提出予定。再開発ビルは大阪市の不動産会社「オーナーズブレーン」が整備し、総工費47億円で08年秋ごろオープンを計画。市は県や国とともにエレベーターやホールなどの共用部分の工事費9億円を補助する方針で、今年度は設計費を補助する。
 さらに、高橋正道・元助役の後任人事については、「現在協議中でできるだけ早く決めたい」と述べたものの、具体的な時期は明言を避けた。9月議会は12日開会し、27日まで。[米山淳]
9月6日朝刊
(毎日新聞) - 9月6日16時1分更新

2776とはずがたり:2006/09/07(木) 02:30:47
<九州・沖縄>宮崎県

注目ですなぁ

三股町長選 16年ぶり三つどもえ
http://mytown.asahi.com/miyazaki/news.php?k_id=46000000609060003
2006年09月06日

  三股町長選は5日告示され、3選をめざす現職の桑畑和男氏(75)、元町長の山元勝博氏(67)、前町議会議長の山中則夫氏(56)=いずれも無所属=が立候補を届け出た。町長選は一騎打ちが過去3回続いており、三つどもえは90年9月以来、16年ぶり。同町議補選(被選挙数1)も同日告示され、唯一届け出た無所属の元職が無投票当選を果たした。

  町長選の主な争点は、隣接する都城市との合併の是非だ。

  桑畑氏は03年末、三股町など5町と同市の合併協議を離れ、自立の方針を表明。一方で行財政改革に取り組む。山元氏は同市との合併を最大の公約に掲げる。「財政基盤の強化が必要。合併で各種支援も活用できる」と話した。山中氏は「自立のまま行財政改革に努め、合併の機運が高まれば柔軟に対応する」と語り、世代交代も訴えた。

  投票は10日午前7時〜午後6時、町内11カ所で。同夜7時から町立文化会館で開票される。4日現在の町の有権者数は1万9231人。

2777とはずがたり:2006/09/07(木) 12:38:40
<首都圏>埼玉県比企地域
>>2739

2006年9月6日(水)
東松山市に合併を打診
東秩父村
http://www.saitama-np.co.jp/news09/06/06p.html

 坂本祐之輔東松山市長は五日、定例会見で秩父郡東秩父村から合併の申し入れがあったことを明らかにした。

 坂本市長によると、八月十一日、比企広域市町村圏組合の会合後、礒田博安村長と若林全助役が市役所を訪れ、市長と福田実助役に口頭で合併を申し入れたという。

 坂本市長は東秩父村との合併に対し、「シミュレーションをしてから内容を議会に提示し議員と協議を進めたい。合併するかしないかは数年かけて検討したい」と慎重な姿勢を見せた。

 東松山市はこれまでに二度、東秩父村は三度、それぞれ合併話が破たんしている。

2778とはずがたり:2006/09/07(木) 12:42:48
<首都圏>春日部地域

市町村合併:杉戸町が合併新法学ぶ集会 200人以上の町民参加>>2610

2006年9月6日(水)
杉戸町長選に野口氏出馬表明
測量会社社長
http://www.saitama-np.co.jp/news09/06/08p.html

 来年四月二十九日に任期満了を迎える北葛飾郡杉戸町長選で、測量会社社長の野口勝久氏(65)は五日、春日部市内で会見し、同町長選に出馬することを表明した。

 野口氏は、杉戸町の「春日部市との合併を実現する会」の会長。「春日部市との合併が杉戸町住民の繁栄の道。一日も早い合併の実現で活力ある安心、安全のまちづくりを進めたい」と抱負を述べた。

 同町長選には町議会議員の斎藤正雄氏(67)が四月に出馬表明しており、野口氏で二人目。

 現職の小川伊七町長(65)は公式に出馬の意思を明らかにしていない。

2779とはずがたり:2006/09/07(木) 13:14:27
<九州・沖縄>鹿児島県

南薩3町合併後の新市の名称が気になるねぇ。南薩市とかになるのかねぇ?加世田市+川辺郡(除:知覧・川辺)+日置郡金峰町が南さつま市になっちまったからちょっと被るが。

市町村合併 南薩3町を構想に追加/鹿県推進審
11月にも正式決定
http://www.373news.com/2000picup/2006/09/picup_20060906_7.htm

 鹿児島県市町村合併推進審議会(会長・辰村吉康志学館大学法学部長)が5日、県庁であり、県が3月発表した第1次市町村合併推進構想に南薩3町(頴娃・知覧・川辺)を加えた第2次案を了承した。パブリックコメントを経て、11月中にも県が正式決定する。
 合併推進構想は、大口・菱刈、加治木・姶良・蒲生など離島を含む6地域の組み合わせを示しており、今回、法定合併協へ移行した南薩3町を構想対象に追加。これに伴い、「組み合わせを示さなかった市町村の課題や将来展望」の中に含まれていた南薩3町と枕崎市の項目を、枕崎市だけの内容に改めた。
 審議会では、南薩3町との合併を模索していた枕崎市の今後を懸念する質問も出されたが、県当局は「当面は行財政改革に取り組んでもらい、将来の近隣自治体の動向をみて合併を考えてもらいたい」と答えた。
 県当局はこのほか、合併推進構想6地域の動向について「来年3月の合併が決まった屋久島2町以外は大きな進展がない」と説明した。

 ■当初通り来年12月目標 南薩三町協、次回決定へ
 南薩三町合併協議会(頴娃、知覧、川辺)は5日、第2回会合を知覧町保健センターで開いた。再検討していた合併目標期日は当初の来年12月1日とすることで調整、次回決定する見込み。
 合併期日は現在の法定協議会に移る前、来年12月1日で基本合意していた。前回会合で「12月案」に対し、新市発足後の選挙が年明け早々になるため見直しを求める意見があり、再提案されることになった。
 この日の会合で事務局が来年11月3日とする案を提出したところ、協議時間の短縮を懸念する委員から前倒しに難色を示す意見が続出。「12月案」でも12月23日に選挙が可能なことが判明し、期日変更は混乱を招くとして、当初案に戻された。
 現在の3町の郡・町名を使わない新市の名称議案や、知覧町役場を本庁舎とし各役場を総合支所とする庁舎位置の議案は原案通り可決した。新市の名称は10月から公募、12月に決定する。募集要領は近く決める。

2780とはずがたり:2006/09/07(木) 19:05:41
<東北・北海道>山形県山形市
こんな経緯があった訳か。
> 山形市は、1943〜56年に20村と次々に合併し、面積は旧市の17倍にふくれあがった。その名残を残すのは「市街地」と「地区」の2種類に分かれた公民館だ。
> 市内20カ所の地区公民館は、合併20村のかつての村役場に合併間もなく「支所」として設置された。…住民票交付などもでき…地区に住む約2万5000人の拠点として重宝されている…
> 一方の旧市街地の8カ所にある市街地公民館は、合併以前からあった中央公民館以外は、合併から20年後の76年から整備された。公民館の二つの呼び名は、昭和の大合併から50年経過しても変わらず、特に旧市街地は「周辺地域ばかり優先的に開発された」との思いが残った。

合併が映し出すまちづくり:/8止 山形市 見えないメリット
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060901-00000063-mailo-l06
 ◇生き残りへ対策必要
 「関心がないし、何が私たちにプラスになるのかもよく分からない」――。山形市の七日町商店街で買い物をしていた同市漆山の主婦(55)は、05年2月の山形、上山、山辺、中山2市2町法定協議会破たんについて感想を漏らした。市民の間には「残念だ」とする意見があった一方で、合併そのものに興味を示さないものも多かった。
 同市にとって、周辺市町との合併は悲願だったはずだった。84年に当時の金沢忠雄市長が「50万人都市構想」を表明。金沢市長が周辺市町を訪問し、その後の市長も頻繁に働き掛けた。他市町から「山形市に頼まれた合併」と表現されたゆえんだ。だが、県内で破たんした合併協議会の多くは「大自治体に吸収される」と懸念した小自治体側の反対が多かった中で、同協議会は山形市の反対で解散した。同市が合併に魅力を見いだせなかったのはなぜなのか。
   ◇   ◇
 山形市は、1943〜56年に20村と次々に合併し、面積は旧市の17倍にふくれあがった。その名残を残すのは「市街地」と「地区」の2種類に分かれた公民館だ。
 市内20カ所の地区公民館は、合併20村のかつての村役場に合併間もなく「支所」として設置された。市南東部の滝山公民館もその一つだ。武田一夫館長(74)は「1日に50人くらいは利用する。住民票交付などもでき、老若男女問わず、地区に住む約2万5000人の拠点として重宝されている」と話す。
 一方の旧市街地の8カ所にある市街地公民館は、合併以前からあった中央公民館以外は、合併から20年後の76年から整備された。公民館の二つの呼び名は、昭和の大合併から50年経過しても変わらず、特に旧市街地は「周辺地域ばかり優先的に開発された」との思いが残った。
 1市2町との合併協議でも、合併が周辺開発偏重になり、山形市にメリットをもたらさない懸念が示された。さらに、上山市の競馬場問題をはじめ、合併相手の「負の部分」ばかり取りざたされ、マイナスイメージが先行した。山形市内在住の会社員男性(55)は「規模が大きくなる効果はあるかもしれないが、身近なレベルで特に変わりがあるのか分からない」と合併に疑念を示す。
   ◇   ◇
 山形市の人口25万6012人(05年)は、合併した新鶴岡市14万2384人よりも11万人多い。「財政が厳しさを増す中で、市町村合併を進めれば効率化が進む」という平成の大合併のメリットは、受け入れ側の山形市にとっては魅力の少ないものだった。
 だが一方で、山形市は東北6県の県庁所在地の中では最も小さく、隣には、人口100万人を超す政令指定都市・仙台市がある。同市との間を約1時間で結ぶ1日70往復のバスが走り、商業地の地盤沈下をもたらしている。
 道州制が視野に入る中で「県内最大自治体」の山形市も、生き残りに向けた対策が必要なことに変わりはない。[辻本貴洋、釣田祐喜]=おわり
9月1日朝刊
(毎日新聞) - 9月1日13時2分更新

2781とはずがたり:2006/09/07(木) 19:21:05
これもちょっと前(2006年春頃)の記事。痛烈な批判の様にも読めるが情に訴える下らん記事だ,小泉のこと持ち上げてるような書き方もあるし。
構わず更に合併前の半減1600を目指したい>合併は3200余あった市町村が今春1821に減る。

地方 対 国/何より住民の支持をバネに
http://www.kahoku.co.jp/shasetsu/2006/01/20060104s01.htm

 地方の明日はどんなだろう。
 昨年は平成の市町村合併と、国と地方の税・財政を見直す三位一体改革という地方行政の再編運動に一段落がついた。
 合併は3200余あった市町村が今春1821に減る。
 三位一体は国の補助金4兆円削減と地方への3兆円の税源移譲にこぎ着けた。
 「ともに大きな成果だ」と小泉純一郎首相は改革の実績として誇るが、冷めた見方が多い。
 まず数字合わせだ―との声。
 典型は三位一体の仕上げ方だ。首相が「(全額移譲の)地方意見を尊重する」と述べた義務教育費国庫負担金の中学校分8500億円は、補助率2分の1を3分の1に下げ、小学校分と併せて総額を整えた。
 地方の自主性獲得が本質なのに、問題を金額にすり替えて文部科学省の関与権を残した。
 次はツケ回しだ―との批判。
 例は受給世帯100万超、総額2兆5000億円の生活保護費。国の大きな仕事だが負担増が続くので、厚生労働省は9000億円余を地方に移す案を持ち出した。
 結局これは国・地方とも福祉論より懐勘定で争う醜態をさらしただけで、先送りとなった。
 合併では深夜ラジオで聞いた投書の訴えを例にあげたい。
 「新市名は都会風で夏はいいと思ったが、雪一色のぽつんとした情景に返ると前よりいっそうさみしいです」と言うのだ。
 雪深い今冬、雪下ろしで老人が埋まる事故が多い。投書の嘆きは辺地を見限る合併の実情と重なる気がして、心にしみた。
 合併も三位一体も国内総生産(GDP)の1.5倍超、800兆円近い債務を抱えて首が回らない国が「もう面倒はみられない。地方は地方でやっていくように」との開き直りだ―とわたしたちは指摘してきた。
 しかし日本経済は分配するパイを大きくし続ける活力を失い、少子高齢化などで諸制度の維持可能性が問われる今、改革が避けられないことも事実だ。
 だから「地方のことは地方に」との首相の主張は、地方分権の新たな理念も感じさせた。
 それがなぜ数字合わせや負担の押し付け合いに落ちたろう。
 地方行政も国と同様、上から住民に施策を下す体質だから無理念の権限・財源争奪戦となり、押し戻された結果だと思う。
 この流れでは、次に来る地方交付税削減と公共事業や道路財源をさらに削る改革推進の過程で、地方ははっきり「抵抗勢力」に色分けされよう。
 そんなことではないはずだ。
 地方分権は国・地方を行き詰まらせた画一的官僚統治に代え、地方の自主権を心棒とする新しい「国のかたち」の理念だ。
 それには何より、下から行政需要をくみ上げる姿勢が基本になる。
 ここ10年来、教育、災害復興、産業創成などの分野で改革派首長らが実績を上げ、国が見習う流れを生んだのはその成果だ。
 例えば「抵抗勢力」の代表の公共事業でも、真に必要をくみ上げた施策なら住民は支持し、国民も納得するようになろう。
 地方の大事は即国の大事だ。
 実践でそれを示す中に、明日への道筋が見えてくると思う。

2782とはずがたり:2006/09/08(金) 22:16:19
<東北・北海道>山形県

また余分なことを・・

合併−住民投票求める署名簿提出・三川町の住民組織
http://yamagata-np.jp/kiji/200609/04/news05936.html

 鶴岡市と三川町の合併の是非を問うため、中学生以上による住民投票条例制定を求める三川町の住民グループは4日、賛同する町民の署名簿を町選挙管理委員会に提出した。

 条例制定を直接請求するためには、地方自治法に基づき有権者(9月2日現在、6366人)の50分の1(128人)以上の署名が必要。「三川町の鶴岡市への編入合併の是非を考える会」の志田徳久代表ら4人が請求代表者となり、8月1日から今月1日まで署名活動を行った。志田代表は、2863人分の署名を集めた、としている。

 署名簿は、町選管が20日以内に審査した後、7日間縦覧される。法定数を満たしていれば、請求代表者は5日以内に条例案を町長に本請求できる。町長は20日以内に議会を招集し、意見書を付けて条例案を提出。本会議で採決される。

 志田代表は「住民投票で合併の是非を決めたいという町民の期待が大きい」と語った。一方、阿部誠町長は取材に対し、「選管の審査などが完了していないため、現時点でコメントできない」としている。

2783とはずがたり:2006/09/08(金) 23:39:33
<北関東>栃木県

市町村合併:「自治センター」と住民の協議会設置−−宇都宮地域合併協 /栃木
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060902-00000111-mailo-l09

 ◇地域自治制度素案も明らかに
 宇都宮、河内、上河内3市町による「宇都宮地域合併協議会」の第3回会合が1日、同市役所で開かれた。議員定数や任期の取り扱いなど16議案が可決され、「地域自治制度」の素案も明らかにされた。
 素案によると、地域自治制度の基本的な枠組みとして、合併後の各旧町に行政機関「地域自治センター」と、住民の代表で構成する「地域自治協議会」を設置。両者が連携し、地域の課題に対応するとした。
 地域自治センターは地方自治法に基づく「支所」の位置付けで、センター長には本庁の部長級の職が置かれる。また、地域自治協議会は任期2年、20人以内の議員で構成し、街作りに関する審議や提案をする。
 河内、上河内両町議会から要望が出ていた特別職設置については、小委員会で検討中で、次回28日の協議会で最終案が提出される見込み。[田後真里]
9月2日朝刊
(毎日新聞) - 9月2日14時1分更新

2784とはずがたり:2006/09/09(土) 16:46:06
<北関東>茨城県

取り敢えず議席に固執する茨城町議全員リコールすべし。で,合併推進派で過半数を取れ。
まぁ取り敢えず合併特例使用してもええんちゃうの?良識溢れる市民が茨城で流行中の議会リコール運動してくれるさ。

ニュースプリズム:水戸市と茨城町の合併難航 協議再開のめど立たず /茨城
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060905-00000000-mailo-l08
 ◇「定数」「在任」特例巡り攻防
 水戸市と茨城町の合併協議が5月末以降、3カ月以上中断している。合併時期や合併に伴う議員の身分について茨城町側の調整が遅れているためで、協議再開のめどは立っていない。合併交渉が難航する背景を探った。[土屋渓]
 ■協議打ち切り
 「ただ今の提案については私どもで持ち帰り、次回の協議会で結論をつけたい」。5月29日、水戸市役所で開かれた第5回合併協議会。進行役の加藤浩一水戸市長が、合併時期や新市の名称など重要な合併協定項目の話し合いを持ちかけると、茨城町の委員は一方的に協議を打ち切った。それ以降、今日まで協議は開かれていない。
 茨城町側は合併協議会が始まる以前の昨年から、町議の任期(来年12月20日)近くの来秋ごろの合併を目指していたが、佐藤順一町長は今年に入ったころから、茨城町長選や水戸市議選が行われる来年4月の統一地方選の前に合併する方針を打ち出した。ところが、5月になっても茨城町議らの間で合併後の議員の身分などの意見がまとまらず、合併協議会は大事なところで中断を余儀なくされた。
 ■選挙方法
 茨城町側は議論を重ね、8月11日に、来年2月合併▽町議は市議選まで在任特例を適用▽市議選は旧茨城町に選挙区を設けないで実施――とする内容の要望書を水戸市側に提出した。しかし、水戸市議会は、茨城町が要望書を提出する4日前の同月7日に、来年4月の市議選に限って昨年2月に合併した旧内原町に選挙区(定数2)を設ける議案を可決した。
 「選挙区を設けるのは旧内原町議の当選者を2人だけに限定するため。茨城町に対しても同じことをするのではないか」。市側の唐突な動きに茨城町議らは不信感を募らせ、選挙方法や合併後の身分などについて調整がまとまらなくなった。
 こうした中、茨城町側は来年2月の合併は日程的にも困難と判断し、8月11日の要望を撤回。結局当初の目標通り来年12月の合併案を7日後の18日に市側に再度要望する事態になった。水戸市の「50万都市構想」を掲げ合併に前向きな加藤市長は、8月29日の会見では12月合併に前向きな姿勢を見せた。
 ■議員の身分
 それでも合併協議会の再開のめどは立たない。茨城町幹部は「ネックは茨城町議の身分」と指摘する。茨城町議で市町村合併調査特別委の大和義明委員長は、「来年12月の合併では定数特例を適用したい」と語る。定数特例を使うと旧茨城町に定数を設けて来年12月に選挙を行うことになる。
 だが、定数は水戸市との人口比率で現在の22から4に減るため、定数特例ではなく、市民から批判の多い在任特例や市の参与(特別職)就任を望む意見も出かねない状況という。在任特例を適用すると茨城町議は全員、11年の市議選まで在任することになる。
 18日以降、茨城町側の話し合いは進展していない。町議会は9月の定例議会後に特別委員会を開き、合併問題について意思決定を図るとみられるが、うまく調整できるかは不透明だ。「水戸市も茨城町も議員が身分への執着をなくせば合併なんてすぐまとまるのに」。水戸市議の一人はため息交じりに話した。

9月5日朝刊
(毎日新聞) - 9月5日11時0分更新

2785とはずがたり:2006/09/09(土) 16:58:54
<北関東>群馬県

ここは桐生と合併しないとどうしようもないぞ。

みどり市:「広域調整室」新設 近隣市との課題に対応−−来月 /群馬
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060905-00000025-mailo-l10

 みどり市の石原条市長は4日の記者会見で、市総務部内に「広域調整室」を10月1日付で新設すると発表した。市長特命で、隣接する桐生市や近隣市との課題など対応策を検討する。課長を含めて2〜3人体勢で発足。4月の市長選で公約に掲げていた。滞納税対策と秘書業務を担当する課の新設も検討している。
 また、みどり市笠懸町阿左美に建設予定の新体育施設の設計費3780万円を予算計上することも明らかにした。総工費約16億円で、08年をめどに完成を目指す。旧笠懸町が建設を計画していたが、予定地が大間々町や東町(旧勢多郡東村)から遠く、合併協議では結論が出ていなかった。[塚本英夫]
9月5日朝刊
(毎日新聞) - 9月5日12時1分更新

2786とはずがたり:2006/09/09(土) 17:01:12
<北関東>群馬県

富岡はしのごいわずに合併すべし。南牧村も合併しい

市町村合併:下仁田町の住民団体「富岡市との合併協を」 町選管に請求書
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060905-00000027-mailo-l10

 ◇署名添え町選管に請求書
 下仁田町の住民団体「下仁田町を考える会」(吉田貞雄会長)は4日、348人分の署名を添えた富岡市との合併を求める合併協議会設置請求書を同町選挙管理委員会に提出した。
 住民団体は、8月24日に岡田常夫町長が岩井賢太郎・富岡市長に編入合併を申し入れたのを受け、29〜31日に署名集めを行った。同町の2日現在の有権者数は8934人で、住民発議に必要な有権者の50分の1は約180人。町選管による署名簿などの審査手続きを短期間で終了させるため、署名収集期間を3日間にしたとしている。
 同町は03年に富岡市、甘楽町、妙義町、南牧村と合併協議を始めたが、町村間の思惑の違いから協議は破綻。富岡市は今年3月、妙義町と合併した。下仁田町と南牧村との合併を目指した前町長のリコール(解職請求)に伴う04年12月の町長選で、岡田町長は富岡市との合併を公約し当選した経緯がある。
 住民団体と面談した岡田町長は「町、議会、住民が一体になった。住民が自分たちの思いでまちづくりをしていく。その思いを富岡市に届けたい」と述べた。[畑広志]
9月5日朝刊
(毎日新聞) - 9月5日12時1分更新

2787片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/09/09(土) 18:13:40
<東北>青森県・岩手県

八戸市、岩手に編入? 市長に質問
http://www.iwate-np.co.jp/news/y2006/m09/d09/NippoNews_11.html

 開会中の八戸市議会定例会で12日に行われる一般質問で、野党会派議員が「八戸市の岩手県への編入の可能性」について小林真市長の見解をただす。質問の背景には「津軽重視」に見える青森県政に対する八戸市民の不満も見え隠れしており、小林市長の答弁に注目が集まる。

 質問するのは、政風クラブの寺地則行議員。八戸市と久慈市、二戸市などによる3圏域連携懇談会が7月に発足し、県境を超えた観光振興策などへ動きだした状況を踏まえ、小林市長の岩手県とのスタンスをあらためて引き出す狙いだ。

 小林市長は昨年11月の就任以来、岩手県北町村との越境合併について「合併で県境が壁になるとは思わないが、岩手を対象には考えていない」などと発言してきた。ただ、3圏域連携墾談会の立ち上げに中心的な役割を果たした経緯もある。

 八戸市では、旧八戸市民病院跡地への県芸術パーク建設計画が県の財政難で宙に浮いたまま。市は、苦肉の暫定利用策として多目的広場を整備中だ。屋内スケート場建設や、八戸市民病院へのドクターヘリ配備要望も実を結んでいない。

 寺地議員は「青森県は津軽地方を優遇し八戸市には冷淡で、県に対する市民感情は良くない。岩手の方が心情的にも近い。八戸市民のためを思い、アクションを起こすべきだと判断した」と質問の趣旨を語る。

 これまでも市議会で「岩手県北との合併を目指すべきだ」との議員発言もなされてきた。道州制論議が活発化する中、小林市長の答弁に市民の耳目が注がれる。

2788とはずがたり:2006/09/09(土) 19:24:50
良いですねぇ,明治政府に分断された旧南部藩の再統合を!下北地方はどういう心境なのだろう?

2789とはずがたり:2006/09/11(月) 01:39:07
<九州・沖縄>鹿児島県

菱刈が広域でやるったってお相手は何処よ?湧水か?さつまか?

南日本新聞ニュースピックアップ[2006 09/02 07:41]
http://373news.com/2000picup/2006/09/picup_20060902_8.htm
中旬にも事務局開設 大口・菱刈の伊佐地区協

 大口市と菱刈町の1市1町合併に向けた取り組みが進み出した。早ければ9月中旬にも「伊佐地区合併協議会」事務局に職員が配置される見通し。合併を目前に一度破たんした経緯があるだけに、再開への動きは慎重だ。
 大口市は1日付で、合併協事務局出向を意図する企画調整課関係3人の人事異動を発表した。同日、菱刈町側も3人に協議会出向を内示した。
 両市町から半々ずつの協議会委員28人が決まる来週以降には、両首長、両議長の四者協議を開き、会長、副会長の選任や、事務局スタートの日取りなどを決める。9月中旬から下旬にかけ、実質的な事務所開きとなるとみられる。
 もともと両市町は旧合併特例法下での合併申請を目指した。だが2004年12月、菱刈町の住民投票で反対が上回ったため協議を休止。05年5月、法定協は廃止された。その後、06年3月に鹿児島県が定めた新たな「市町村合併推進構想」に大口、菱刈の枠組みが含まれ、両市町の合併構想が再び浮上した。
 行政間で任意合併協から始める動きもあったが、菱刈町の住民グループが5月、法定協設置を神園勝喜町長に本請求。結果として法定協の設置時期を早めた。
 前回の破たんを踏まえ、両行政、議会関係者の間には互いが本当に合併を求めているか、いまだ腹を探り合っている面がある。法定協設置議案が8月9日に可決されながら事務局設置の動きは鈍かった。菱刈町議会には1市1町の枠を越える広域合併を求める声もある。合併時期は今後の協議の焦点で先行きは不透明だ。
 だが菱刈の役場関係者は「反対も含めいろんな意見があるのは事実だが菱刈としては今回は合併をやる、というスタンスで臨む」と話し、大口側は「前回は互いの説明不足が誤解につながった部分もあった。合併を前提に、言いたいことを言い合い理解を求めたい」という。どちらも「1市1町の枠組みが今後破たんしたらもう3度目はない」という認識は共通している。

2790とはずがたり:2006/09/11(月) 11:56:10
<中国・四国>山口県

市名から何から何まで美祢が押し切る気だな。。町議会が臍を曲げなきゃ良いけど。。

新美祢市、08年3月21日合併'06/9/11
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200609110024.html

 美祢市と山口県秋芳、美東町の1市2町でつくる法定合併協議会が9日、秋芳町の岩永公民館であり、合併期日を2008年3月21日、新市名を「美祢市」とすることが決まった。委員39人が出席。合併期日について、前回協議で、2町が厳しい財政状況などを理由に07年3月を主張。電算システムの統合などで時間がかかるとして、08年3月を主張していた美祢市との調整が進められていたが、美祢市案で最終合意した。

2791とはずがたり:2006/09/11(月) 12:08:42
<中国・四国>山口県
>>2790
なぁ〜んか熱気が感じられませんなぁ。

新市名は「美祢市」に/3市町の合併協合意
http://mytown.asahi.com/yamaguchi/news.php?k_id=36000000609110001
2006年09月10日

  美祢市と美東、秋芳両町の合併を協議してきた「合併協議会」は9日、協議紛糾の原因となっていた新市名を「美祢市」と決めた。協議は約1年間の中断を経たが、ようやく実現に向けて最大の課題を乗り越えた。旧合併特例法に基づく「平成の大合併」で22市町になった県内だが、08年3月21日に新・美祢市が誕生すると、新法では最初の合併になる。

  新市名を巡っては、05年2月、合併協で「秋吉台市」が賛成多数となったが、美祢市側が反発。続けて1市2町の住民各300人を対象にした意識調査を実施したところ、67・4%が秋吉台市に「賛同しない」と答えたうえ、新市名は56・4%が「美祢市」を挙げた。このため、協議の中断に追い込まれた。

  この日の合併協では、この調査結果を尊重し、事務局が「美祢市」を提案し、全会一致で了承された。

  合併期日は、美祢市側が市役所や議会の電算システム統合に要する時間を考慮して「08年3月」を主張。これに対して、美東、秋芳両町側は早期合併に向け「07年3月」を提示していたが、この日、最終的には「08年」で合意した。

  合併協は04年1月に設置した後、05年3月からは休止。今年4月に協議を再開したが、すでに2年半が経過している。会長を務める小竹伸夫・美祢市長は会合後、「(互いに)納得するには時間が必要だった。これから軌道に乗る」と語った。

  今後の主な協議事項では、3市町の議員が合併後もそのまま市議として残る「在任特例」の取り扱いは、協議会の小委員会に付託されている。

  新市基本計画も未決定で、07年3月に合併申請書を県に提出できるよう、練り直している。今年12月には住民説明会の開催を予定し、事務局は「日程的には厳しいが、努力したい」と話した。

2792とはずがたり:2006/09/11(月) 21:04:01
<九州・沖縄>熊本県

市町村合併:富合町の保育料や国保税率、熊本市に段階的統一−−合併準備協
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060905-00000296-mailo-l43

 熊本市と富合町の第3回合併準備協議会が4日、熊本市役所であった。前回に引き続き、住民生活にかかわりが深く、両市町で制度や内容が異なる事項を中心に協議した。次回日程は未定だが、年内に開催し、各項目の方針について取りまとめたい考え。
 両市町は、保育料の基準表が大幅に違うほか、介護保険料や国保税率などは富合町がやや低い水準となっている。このため、移行期間を設けて段階的に熊本市の水準に統一する方針が示された。また、町が独自に取り組んでいるチャイルドシート貸し出しや小中一貫教育、隣の城南町職員らと作っている営農連絡協議会などは継続する。
 区長制度など一部については、近い将来に設置を目指す法定合併協議会へ議論を持ち越した。
 熊本市では自治会ごとに補助金を支給しているが、富合町は区長にあたる行政連絡員を嘱託とし、報酬も支払っている。熊本市で実施している自治会への統一を模索しているが、地域のコミュニティーづくりに影響を与える可能性もあり、村崎秀町長は「区長手当が減額されないか、心配だ」などと述べた。[谷本仁美]
9月5日朝刊
(毎日新聞) - 9月5日19時3分更新

2793とはずがたり:2006/09/12(火) 02:24:43
<首都圏>山梨県

市町村合併:鰍沢町長、法定協議会の早期設置を求める 増穂町長は難色示す
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060907-00000050-mailo-l19

 鰍沢町の石川洋司町長は6日、同町役場で開かれた町議会の市町村合併特別委員会で、今月4日に増穂町の河西栄三郎町長と会談し法定合併協議会の早期設置を求めたことを明らかにした。河西町長は「(鰍沢町との合併には反対とした)住民投票の結果が出ている」と言葉少なに話し、合併協設置に難色を示した。
 石川町長によると、合併協の設置を両町議会が議決していることや県が合併推進構想の中で「両町は早期に合併すべきだ」としていることを挙げ、「まず合併協を設置したい」と河西町長に要望した。石川町長は委員会終了後、「議会の議決は住民投票よりも重大だと思う」と話し、合併協設置に向け河西町長と引き続き協議したい考えを示した。
 河西町長は取材に「話し合いには応じるが、民意を尊重するという主張を変えるつもりはない」と話した。
 この日の委員会では他に、両町長や両町議会の正副議長などを交えた会合を開くことなどを近く増穂町に申し入れることや、合併に関する両町の現在の状況を県に説明することなどを確認した。[沢田勇]
9月7日朝刊
(毎日新聞) - 9月7日11時0分更新

2794とはずがたり:2006/09/12(火) 12:59:40
<九州・沖縄>鹿児島県

こんな小さな島で事務所の位置ぐらいと思ったが結構広い島なのかねぇ??
http://www.mapion.co.jp/c/f?uc=1&amp;grp=Air&amp;nl=27/45/43.183&amp;el=128/59/32.569&amp;scl=500000&amp;coco=27/45/43.183,128/59/32.569

新町名は平仮名なんかにせずに徳之島町で良い。徳之島は昔から亀津,天城,伊仙に別れており,天城から別れた東天城と亀津が合併して徳之島町になったそうだ。
http://www.tokunoshima-town.org/index.php?oid=3&amp;dtype=1000&amp;pid=4
天城+伊仙+徳之島という足し算ではなく天城+伊仙+亀津=徳之島と考えたい。まあ亀津に役場を置くのが基本なんじゃないかねぇ。

市町村合併 協議会解散を提案へ/天城・伊仙
徳之島と3町協設置前提
http://www.373news.com/2000picup/2006/09/picup_20060912_9.htm

 鹿児島県と徳之島3町による「市町村合併に関する意見交換会」が11日、天城町役場であった。現在合併協議会を構成している天城、伊仙の両町は、徳之島を含む3町協議会を新たに立ち上げるという前提で協議会を解散する意向であることを明らかにした。今月開会する定例町議会にそれぞれ議案を提案する方針。これに対し、徳之島町は2町協議会が解散した場合、3町協議会設置を検討する考えを示した。
 3町が新たな協議会設置の方針で一致すれば、協議会設置議案が12月定例町議会にも提案される見通し。
 意見交換会は、県が推進する「1島1町」の実現に向けて各町の取り組み状況を確認するために開催した。県側担当者、各町長、町担当者の10人が出席。現状報告と今後の対応について質疑が行われた。
 県総務部市町村課合併・分権推進室の新川龍郎室長は(1)(現在休止中の)天城、伊仙の2町でつくる協議会の取り扱い(2)各町の行財政改革への取り組み状況(3)3町が合併した場合の事務所位置の3点について意見を求めた。
 行財政改革について3町は、事務事業と組織機構の見直し、定員管理の適正化、職員と特別職の給与の適正化に努めてきた実績を報告。事務所位置については、これまでの協議会が休止に至った大きな理由であり、手順を踏みながら町民の理解が得られるよう進めることで一致した。
 徳之島3町は当初、3町で合併協議を進めていたが、昨年の住民投票を経て徳之島町が離脱。残る2町で協議を継続していたが、5月の協議会で休止を決めていた。

2795とはずがたり:2006/09/12(火) 13:12:08
<九州・沖縄>長崎県

合併派新人破れる

一瀬氏3選果たす 東彼波佐見町長選
http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji/20060912/02.shtml

 任期満了に伴う東彼波佐見町長選は十日、町内六カ所で投票が行われ、即日開票の結果、現職の一瀬政太氏(62)=無所属=が、新人で前町議の中村與弘氏(58)=無所属=を約千三百票差で破り三選を果たした。

 前々回の一九九八年と同じ顔触れとなった選挙戦は、町を二分する激戦を展開。一瀬氏は「自立、共生する町づくり」を基本理念に、行財政改革の徹底や企業誘致、地場産業の振興、合併は「当分単独」などを訴え、二期八年の現職の強みと保守地盤の底力を生かして手堅く票を集めた。

 中村氏は町政刷新と合併の必要性を草の根で訴えたが及ばなかった。

 当日有権者数は一万二千百八十人(男五千六百三十二、女六千五百四十八)、投票率は74・84%(男72・96、女76・47)だった=町選管調べ=。

2796とはずがたり:2006/09/12(火) 13:14:38
<東北・北海道>青森県

まぁ多少混むのは仕方がないね。あんま混むようだったらその他の曜日を50回にするとか必要かも。

2006/09/11 Today's NEWS
合併効果で旧相馬の御所温泉にぎわう/弘前
65歳以上交付の無料入館証 新市民に対象が拡大
http://www.mutusinpou.co.jp/news/06091102.html

 弘前市五所の御所温泉(旧相馬村、現同市相馬老人福祉センター)が、合併効果でにぎわっている。要因は、これまで旧相馬村民の65歳以上の住民に交付されていた無料入館証(年間最大104回)が、新弘前市民の65歳以上に交付対象が拡大されたこと。温泉従業員は「入館者増はうれしいが、あまり込み過ぎるのも…」と困惑気味に話した。

 御所温泉は1979年に旧相馬村営の施設としてオープン。当時から毎週木曜日を65歳以上は入館無料とするなど、村民や周辺住民の憩いの場となっていた。
 現在、無料入館証は65歳以上の弘前市民に交付され、年間で毎週木曜日分(44回)と、そのほかの曜日分(60回)の合わせて104回無料で入館できる。
 合併後、弘前市役所、広報ひろさきなどで無料入館証の広報を行い、市役所、相馬庁舎、岩木庁舎で交付申請の受け付けを開始。温泉に隣接する相馬庁舎は、合併後すぐの3月には1日10人から15人の申請があり「非常に忙しかった」(健康福祉課職員)と振り返った。
 同市福祉総務課のまとめによると、8月までに1944人に無料入館証が交付され、1カ月当たりの平均入館者は合併前が約8千人、合併後は1万1千人と約3千人増えた。
 弘前市城東から来館した男性(80)は「申請は市役所で行った。無料で入浴できる施設があるのはいいこと。やはり無料というのが大きい」、旧岩木町の兼平から来た男性(70)は「お湯がいい。話し相手もできるし、車で遠くから来るかいがある」と笑顔。
 一方、旧相馬村民の中には「込み合うことが多く、ゆっくりできない」「知っている人ばかりだったが、知らない人が増えた」と、旧3市町村民の融和という理想とは裏腹に、寂しげな表情を浮かべる人もいた。
 施設によると、1日当たり平均300―500人が利用している。弘前市金属町の女性(70)は「弘前や岩木地区にも、こういうところを造れば込まなくて済むのに」と、風呂上がりのビールを飲みながら話した。

2797とはずがたり:2006/09/12(火) 13:24:17
<九州・沖縄>沖縄県

西表島は竹富町という名前なのね。竹富島から来てるのか?竹富町役場は石垣市にあるようだ。今では議会の過半数を握る西表島が町成立当初は主導権を発揮できなかったかな?
http://www.mapion.co.jp/html/map/web/admi47.html
http://www.mapion.co.jp/c/f?uc=1&amp;grp=Air&amp;nl=24/19/00.578&amp;el=124/00/01.325&amp;scl=1000000&amp;coco=24/19/00.578,124/00/01.325
こんなに近いと石垣と西表を橋でつないだり出来そうだねぇ。

西表島8人当選、合併厳しい状況 竹富町議選結果
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-17124-storytopic-3.html

[竹富] 竹富町議選(定数12)の開票作業は11日午後、石垣市商工会館で行われた。17人が立候補し、現職10人、新人1人、前職1人が当選。現職3人が落選した。投票率は89・82%で、前回を3・39ポイント下回り、初めて90%を切って過去最低となった。
 議会の可否で実現が決まる石垣市との合併問題については、反対の意向が強い西表島から8人が選出され過半数を占めたため、合併実現は引き続き厳しい状況となった。
 現職がいなかった黒島は、候補者を前回の2人から1人に絞ったが、落選。候補者2人の波照間島からは現職1人が当選、1人が落選した。6人が立候補した西表島西部からは新人1人、前職1人を含む4人が当選、西表島東部からは現職4人が当選した。

(9/12 9:37)

2798とはずがたり:2006/09/12(火) 13:32:01
<近畿>和歌山県

紀州新聞(配布地域は御坊市・田辺市(一部),日高郡印南町・日高川町・日高町・由良町・美浜町,
みなべ町=此が文中の管内だと思われ)

県内未合併17町村で
地域自治研究会発足へ
http://www1.ocn.ne.jp/~ks-press/060912.html

 県内の未合併町村が10月中旬に県地域自治研究会を発足させる。厳しい財政状況の中で「地域での自治」を基本に今後の課題や展望などを調査研究することを目的とし、管内の4町も入会の見通しだが、合併への取り組みも含めて具体的な方向性がはっきりしないため「とりあえず参加する」との考えで、未合併17町村が共同歩調をとれるは流動的だ。
 11日の日高郡町村会で意見交換。中井勤由良町長は「合併推進か、反対かが分からないが、呼びかけがあったのでとりあえず入会する。話を聞いて意にそわないと判断すれば脱会も考える」。入江勉美浜町長、久保井始印南町長も「みんなが入るなら入るが、何を勉強するのかまったく分からない」と述べた。基本的には町村会で結論は出さず、各町で判断することにした。中善夫日高町長は公務で欠席。
 研究会は任意団体で奥田貢北山村長、伏木建湯浅町長、後藤太栄高野町長が発起人となり、管内の美浜、日高、由良、印南4町を含む未合併の14町村に参加を呼びかけている。10月中旬に第1回研究会を開き、規約や役員、事業計画などを決める。
「地域での自治」を基に三位一体改革を徹底して取り組み、各地域が独自の地域経営の中から私たちが多様になり、そこから県全体に「新しいまちづくり」を広げる−とし、研究会や講演会開催、まちづくりに関する研究調査、連絡紙発行に取り組む方針。

2799とはずがたり:2006/09/12(火) 16:19:05
<首都圏>埼玉県

ちょっと古い記事だが,花園町長と寄居町長はお互いの合併に前向きだった。花園町の周囲は寄居町に囲まれてるもんねぇ。。花園町はその後深谷と合併。花園+寄居で寄居市を見たかったなぁ。

花園町「1市3町」目指す
http://mytown.asahi.com/saitama/news.php?k_id=11000179999990464
2004年11月16日
町長「住民投票結果に従う」

 14日の花園町の合併の枠組みを問う住民投票で、「深谷市を含む合併」が多数を占めたことを受けて、柳雅己町長は「住民投票の結果に従う」と表明。合併の枠組みで揺れた花園町が深谷市、岡部町、川本町の1市2町との合併を目指すことになった。

 同町では、寄居町との合併を推進してきた柳町長は、深谷市などとの合併を求める議員が多数派を占める議会と対立。このため、柳町長は今年8月にいったん町長を辞職して出馬した出直し町長選で無投票で再選されたが、その後も議会との対立が続き、住民投票とともに行われた14日の町長選で柳町長は3選を果たした。

 投票結果を受けて、柳町長は15日未明、同町長選の祝勝会後に会見し、「住民投票の結果に従う」と表明した。議会の多数派も1市2町との合併を求めていることから、今後、深谷市などと法定協の立ち上げに向けた協議が始まる見通しだ。

 1市2町側も「花園町の意思を尊重する」としており、新井家光・深谷市長は「町民の意思を重く受け止めている。花園町から合併の申し出があれば、協議したい」とのコメントを発表。1市2町の首長は16日、深谷市内で今月開催する法定合併協の打ち合わせを予定しており、花園町との合併の方式なども議題に上ると見られる。

 一方、寄居町の津久井幹雄町長は「寄居町は結婚相手に花園町を選び、良い町づくりをしようと考えに考えてきただけに大変残念だ」と述べ、悔しさをにじませた。

2800とはずがたり:2006/09/12(火) 16:24:00
<首都圏>埼玉県
>>2672
寄居町では花園との合併は成らなかった>>2799が選挙戦は48歳の新人に追い上げられながらも辛勝。比企広域合併派は大敗

選挙:寄居町長選 津久井幹雄氏が4選 2新人破る /埼玉
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/senkyo/chihou/archive/news/2006/07/31/20060731ddlk11010061000c.html
 任期満了に伴う寄居町長選は30日、投開票され、現職の津久井幹雄氏(67)=自民推薦=が、ともに無所属新人で前熊谷市職員の島田誠氏(48)、前町議の吉田正美氏(54)を破り、4選を果たした。投票率は61・21%(前回53・44%)だった。当日有権者数は2万9950人(男1万4850人、女1万5100人)。

 津久井氏は10年に同町に進出するホンダの工場誘致を実現させた実績をアピール。小児医療費の無料化拡充や高齢者の健康増進対策などの福祉政策、産業振興と環境対策の推進を訴え、着実に組織固めを進めた。島田氏は住民本位の町づくり、吉田氏は県西北部10万人都市構想などを挙げ、ともに津久井体制の一新を掲げたが、及ばなかった。[浅野翔太郎]
==============
 ◇寄居町長選開票結果=選管最終発表

当 7900 津久井幹雄 67 無現=自民、連合埼玉推薦=
  7389 島田誠   48 無新
  2809 吉田正美  54 無新=比企広域合併派
 (無効234)

2801とはずがたり:2006/09/12(火) 16:52:45
<首都圏>埼玉県

何度でも云うけど鎌倉期の名門比企氏(謀反で征伐される役柄が多かったけど)の根拠地比企地域を纏め比企市を形成すべし!

>>2739
比企地域合併協議沿革
東秩父村「東松山市と飛び地合併」 本格議論、来春以降に
>>2777
東松山市に合併を打診 東秩父村
>>2800
寄居町長選 津久井幹雄氏が4選

東秩父,滑川,吉見などは東松山との合併に前向き,寄居は独自路線。

東秩父は名前でも秩父の東隣を名乗っているし,隣の皆野が秩父との合併を目指してもいる>>2436し,いっそのことえらい飛び地となる東松山ではなく秩父との合併を目指しても良いのではないか?

市町村合併:東秩父村「飛び地合併」 東松山市長「急がず、あわてず協議」 /埼玉
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060906-00000078-mailo-l11

 東秩父村が東松山市に飛び地合併を申し入れた問題で、同市の坂本祐之輔市長は5日の記者会見で、「過去の(合併協議で)成就しなかった経験を踏まえると、急がず、あわてず、しっかりした協議をすべきだろう」と述べ、数年かけて協議入りするかどうかの結論を出す考えを表明した。
 坂本市長は「(村の要請を)しっかりと受け止め、議会との協議に入ろうと思っている」とした。しかし「うちは3度目、東秩父は4度目(の合併協議)。勢いだけではできない。互いの町、比企地域のことを考えていかないといけない」とし、合併した場合のシミュレーションを検討したうえで議会の判断を仰ぐ考えを示した。
 同地域では約3年前、両市村を含む当時の8市町村の合併協議が失敗に終わった。以降、東秩父村は6町村や小川町との1町1村の枠組みでの合併を模索したが不調に終わり、東松山市も隣接する吉見町との協議が決裂している。[橋本利昭]
9月6日朝刊
(毎日新聞) - 9月6日12時1分更新

2802名無しさん:2006/09/12(火) 19:53:14
>>2765>>2770
粟島浦村長選は合併慎重派の新人が推進派現職の5選を阻みました。
今回も島を二分した極めて高い投票率の選挙だったようです。

粟島浦村長選、本保氏が初当選
http://www.niigata-nippo.co.jp/pref/index.asp?cateNo=3&amp;newsNo=42384
任期満了に伴う粟島浦村長選は10日、投票が行われ、即日開票の結果、新人で
元同村職員の本保建男氏(52)=無所属=が5選を目指した現職神丸保男氏(77)
=無所属=を4票差で破り、初当選を果たした。
本保氏は5年前の村長選で出馬を表明したが、休日を理由に村から戸籍抄本の
交付が受けられなかったため立候補できず、神丸氏が無投票当選。本保氏が
選挙無効を求めて提訴し、2002年に最高裁で無効が確定、神丸氏が失職した。
同年の出直し村長選で、本保氏は神丸氏に14票差で敗れていた。

新潟日報2006年9月11日

http://www.senkyo.janjan.jp/election/2006/15/00003438.html
粟島浦村長選挙 2006年09月05日告示 2006年09月10日投票
有権者数 : 310人 投票者数 : 308人 投票率 : 99.35% 選挙事由:任期満了

当 152 本保 建男 52 男 無所属 新 漁業
   148 神丸 保男 77 男 無所属 現 村長

2803とはずがたり:2006/09/12(火) 23:13:50
毎回凄い選挙戦ですなぁ。。
村上岩船地域の合併協議にどのような影響を与えますやら。

2804とはずがたり:2006/09/13(水) 19:06:19
<九州・沖縄>鹿児島県

何で期日にそんな不満が出るんだ?難癖にみえるのぉ。合併推進で既に民意は出ている筈だ。
人口は7000人前後でほぼ同じ(やや上屋久<屋久)だが,地図を見ると中心市街地そのものは上屋久の方が栄えているようにも見える。

上屋久町のグループ 「合併時期 民意問え」 住民投票求め署名提出
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/kagoshima/20060913/20060913_002.shtml

 上屋久、屋久両町の法定合併協議会が決めた合併期日「2007年3月31日」について、上屋久町の住民グループが11日、時期の賛否を問う住民投票実施を求める署名簿521人分を同町選管に提出した。選管の審査で有権者数の50分の1(9月2日現在で110人)を超える有効署名数が正式に確認された後、本請求を行う。

 提出したのは「上屋久町合併を考える会」(真辺文法会長)。同会は合併の時期が早すぎると主張しており、請求趣旨では「合併は住民生活に多大な影響を及ぼす重大事で、後顧の憂いがないように進めるのは当然」として「民意の所在をあらためて確認する」ための投票実施を求めている。

 両町は1月、上屋久町で続いた議会解散などの混乱のため休止していた合併協を9カ月ぶりに再開。新町名を「屋久島町」とし、議員の定数・在任特例を適用しないことなどを決めている。

=2006/09/13付 西日本新聞朝刊=

2805とはずがたり:2006/09/14(木) 00:02:04
<首都圏>神奈川県

住民の創意工夫が財政難で実現されないのは惜しいね。ただ税金の無駄遣いは勿論許されないし,「用途変更を伴う大幅な改築」が規制で必要なら多少緩和できないものか?

藤野町:旧沢井小廃校跡地活用、財政難で計画頓挫 改築費、工面できず /神奈川
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060910-00000000-mailo-l14

 ◇改築費1億1000万円工面できず
 藤野町で今年3月に廃校となった旧沢井小学校跡地利用の地域再生事業計画が、町の財政難から計画倒れになっていたことが分かった。校舎に農産物加工場などを設け、ハイカーらに手作りの郷土食を提供して山里ににぎわいを取り戻そうという取り組みだっただけに、事業の実現を期待した地元住民たちはがっかりしている。【高橋和夫】
 沢井小は陣馬山のふもと、県立陣馬相模湖自然公園の入り口にある。跡地(敷地4528平方メートル)の鉄筋コンクリート3階建て校舎(延べ床面積1505平方メートル)利用をめぐり、5月に地元住民と町商工会(佐々木道他会長)が、地域おこしの中核施設にすることで合意した。
 校舎1階に地元特産のユズを使ったワインやポン酢、清涼飲料の加工場と農産物販売所を整備。2階にコンニャクや手打ちうどん、手もみ茶の体験学習室と、山菜を使った郷土食を出す軽食堂を設け、3階を郷土資料館にする計画だった。
 町商工会有志で設立した有限会社「ふじの」(安藤久士代表)が校舎を借り受けて運営する予定で、国の地域再生計画の認定も受けた。地域振興の拠点として、雇用創出にもつながると住民の夢が膨らんでいた。
 ところが、加工場や食堂などを整備した場合、建物の強度補強や浄化槽の設置など用途変更を伴う大幅な改築が不可欠と分かった。町の試算で改築費は約1億1000万円。財源が乏しく、来年3月11日に相模原市と合併する準備資金も必要なため改築費が工面できず、町は住民に「計画の実現は困難」と説明した。
 当面、別の場所にユズの加工場だけを整備し、校舎の利用は合併する相模原市と協議して構想を練り直すことになった。佐々木会長は「頓挫は残念だが、廃校を活用した地域再生の夢は消えたわけではない。住民の元気が出るより良い方向を検討したい」と話している。

9月10日朝刊
(毎日新聞) - 9月10日11時0分更新

2806とはずがたり:2006/09/14(木) 00:14:56
<首都圏>埼玉県

地図で旧岩槻市が旧大槻市になってるのはご愛敬というべきか。

ゼミナール『平成の大合併と選挙』市町村長編
首長対決(4)市長vs市長・さいたま市
http://www.janjan.jp/election/0609/0609010488/1.php

 浦和・大宮の合併は昭和の初め(1920年代後半)からの懸案だった。7回協議して7回破談、8回目の縁組みだった。それだけ隣同士の対立は根深かったともいえる。それは今度の合併協議でもしばしば表面化した。大宮市は浦和市・与野市に上尾市・伊奈町を加えた「4市1町」を、浦和市は大宮・与野との「3市」を主張した。結局は、3市による新市を誕生させてから、上尾市・伊奈町の意向を確認して両市町との協議を行うと、結論を先延ばしして3市の合併に合意した。

 市庁舎についても、大宮市が「大宮・与野市役所を分庁舎にし、将来さいたま新都心周辺に建設」、浦和市は「浦和市役所をそのまま使う」と主張して対立した。結局は、(1)当分の間、浦和市役所を使用する(2)将来、さいたま新都心周辺地域を軸に場所を検討する(3)新市成立後、すみやかに新庁舎建設基金を創設すると、曖昧な決着を図った。「政令指定都市」という共通の目的を達成するために「100万人」への足し算を優先したといえる。

 新市の市長選挙(2001年5月27日)も、相川宗一・旧浦和市長と新藤享弘・旧大宮市長が立候補して、地域対立をむき出しにした選挙戦になった。合併協議のときから浦和・大宮の対立にいつも調整役を果たしてきた井原勇・与野市長が「現職は立候補すべきでない」と自重を求めたこともあった。

 市長選は2人の旧市長を含めて8人が立候補(いずれも無所属)する「乱立」でも話題を呼んだ。みんなが「市民派」を強調した。主要政党はいずれにも与することができずに、「自主投票」を決め込んだ。「地域対立」「乱立」「市民派」の選挙結果は、祖父、父と3代続けて旧浦和市長を努めてきた名門の相川氏が新藤氏を抑え、「三代将軍」といわれる勝利を収めた。本人の言によれば「祖父の代から16戦全勝」だそうだ。

◇投票結果
当選131,822相川宗一(58)旧浦和市長〈自由党推薦〉
109,552新藤享弘(68)旧大宮市長
49,505岡真智子(53)前県議会議員
39,323高橋秀明(44)前埼玉県知事特別秘書
21,662沼田道孝(48)税理士〈共産党推薦〉
8,647高瀬広子(43)旧大宮市議
3,377吉田一郎(37)ジャーナリスト
2,015山口節生(51)不動産鑑定士

 上尾市の住民投票(2001年07月29日)の結果は、「さいたま市との合併反対」が多数を占め、上尾市が合併しないと「飛び地」になる伊奈町も合併を辞退、上尾市・伊那町との合併は幻に終わった。新市庁舎も財政難を理由に、いまも旧浦和市役所を使ったまま。つまりは、合併の枠組みも、市庁舎も、市長も、いまのところは浦和市の主張通りの結果になり、大宮市は「全敗」の状況にある。

 合併から4年、相川氏は再選された(2005年5月15日)。

当選135,553相川宗一(62)現職市長〈自民・公明党推薦〉
121,735中森福代(55)前埼玉県議
63,880沼田道孝(52)税理士〈共産党推薦〉

 ただ、前自民党県議の中森福代氏(55)にかなり肉薄される苦戦だった。新藤享弘・旧大宮市長や旧大宮市議の多くが中森陣営についた。大宮市には合併のしこりが残り、浦和との対立感情は依然として根強いことを印象づけた。投票率は35.51%と前回よりも、さらに10%以上下回り、有権者はますます関心を失っていた。

2807とはずがたり:2006/09/14(木) 02:25:23
<首都圏>山梨県

市町村合併:丹波山村との合併、議会と市民の意向聞き判断−−甲州市長
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060908-00000099-mailo-l19

 甲州市議会の9月議会が7日開会した。田辺篤市長は、丹波山村との合併協議について、「東京都と接することになり、首都圏を中心とした観光の取り組みが広げられ、(両市村にある)都の水源涵養(かんよう)林を効果的に活用できる」と利点をあげ、議会と市民の意向を聞き最終的に判断する考えを示した。
 同村は4日の村議会全員協議会で、岡部政幸村長が甲州市への申し入れについて説明、村議に異論はなかったという。
 この日は、総額3億4996万円を追加する一般会計補正予算案や大和デイサービスセンターなどの設置管理条例など計43案件が提出された。補正予算案の主な事業は、幼児や児童へのインフルエンザ予防接種事業329万円や、近代産業遺産整備事業費6935万円など。予防接種事業は1人3000円の接種費を県内で初めて半額補助する。7月15日に峡東地方を襲った突風で農作物に被害を受けた農家への補助金280万円を支出した専決処分も報告された。
 会期は29日まで。一般質問は13、14日。[富田洋一]
9月8日朝刊
(毎日新聞) - 9月8日11時6分更新

2808とはずがたり:2006/09/15(金) 02:20:47
<東北・北海道>青森県

八戸市、岩手に編入? 市長に質問
http://www.iwate-np.co.jp/news/y2006/m09/d09/NippoNews_11.html

 開会中の八戸市議会定例会で12日に行われる一般質問で、野党会派議員が「八戸市の岩手県への編入の可能性」について小林真市長の見解をただす。質問の背景には「津軽重視」に見える青森県政に対する八戸市民の不満も見え隠れしており、小林市長の答弁に注目が集まる。

 質問するのは、政風クラブの寺地則行議員。八戸市と久慈市、二戸市などによる3圏域連携懇談会が7月に発足し、県境を超えた観光振興策などへ動きだした状況を踏まえ、小林市長の岩手県とのスタンスをあらためて引き出す狙いだ。

 小林市長は昨年11月の就任以来、岩手県北町村との越境合併について「合併で県境が壁になるとは思わないが、岩手を対象には考えていない」などと発言してきた。ただ、3圏域連携墾談会の立ち上げに中心的な役割を果たした経緯もある。

 八戸市では、旧八戸市民病院跡地への県芸術パーク建設計画が県の財政難で宙に浮いたまま。市は、苦肉の暫定利用策として多目的広場を整備中だ。屋内スケート場建設や、八戸市民病院へのドクターヘリ配備要望も実を結んでいない。

 寺地議員は「青森県は津軽地方を優遇し八戸市には冷淡で、県に対する市民感情は良くない。岩手の方が心情的にも近い。八戸市民のためを思い、アクションを起こすべきだと判断した」と質問の趣旨を語る。

 これまでも市議会で「岩手県北との合併を目指すべきだ」との議員発言もなされてきた。道州制論議が活発化する中、小林市長の答弁に市民の耳目が注がれる。

2809とはずがたり:2006/09/15(金) 03:24:48
<東北・北海道>青森県

大鰐と黒石は財政問題があって弘前広域合併は破談した。

2006年6月10日(土)
田舎館との合併に距離/黒石 平川
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2006/0610/nto0610_4.asp

 県市町村合併推進審議会の末永洋一会長が九日、外川三千雄平川市長と鳴海広道黒石市長を個別に訪ね、隣接する田舎館村との合併の可能性について意見交換した。外川市長は、同村の総意と財政見通しが不明確なことを理由に現状での合併検討には消極的な姿勢を示し、鳴海市長は合併相手を考える状況にないことを末永会長に伝えた。

 非公開での意見交換後、外川市長は、二〇〇四年七月に旧津軽平賀農協と旧田舎館村農協の合併で津軽みなみ農協が発足した経緯を背景に「農協が合併しているので(田舎館村との)合併は考えていかなければならない」との認識を示した半面「村民、議会を含めた村全体の意向が見えてこない。また、村の財政状況がどうなのかが気掛かり」と述べ、合併の協議は時期尚早であることを示唆した。

 一方、財政再建を最優先課題とする鳴海市長は「合併は必要だが、今のところ具体的な考えはない」と言い、末永会長には「審議会では大いに議論してほしい」と要望した。

2811とはずがたり:2006/09/15(金) 20:59:56
<東北・北海道>岩手県

藤沢との合併、任期内に判断 一関市長
http://www.iwate-np.co.jp/news/y2006/m09/d14/NippoNews_8.html

 一関市の浅井東兵衛市長は13日開かれた市議会9月定例会本会議で、藤沢町との合併について「市民合意が条件」とした上で、「(私の)任期はあと3年あり、(判断は)長くしてはいけない」とし、遅くとも市長任期の2009年10月8日までには判断する方針を示した。
 浅井市長は一般質問に答え、「両磐は一つという考えは今もいささか変化はない。(佐藤守)藤沢町長もその思いは同じと感じている」と基本的には合併方針を強調。
 「円満に市民合意形成できるかが合併の条件。町の行財政の現状を速やかに的確に把握、理解した上で、諸情勢を総合的に判断して取り組まなければならない」と述べた。
 町の要請を受け、両市町で行われている事務レベル協議を踏まえ「(問題は)財政だけではない。そのほかにもいろいろ話し合わなければならない」と指摘。「(同町が整理した)第三セクターにからむ財政的な問題が大きい。負債が大きければ、一関市民が負わなければならない。それをしっかり把握しなければならない」と述べた。
 平泉町と歩調を合わせた合併には当面自立を掲げる同町の方針を尊重する考えを示した。

2812とはずがたり:2006/09/16(土) 02:15:56
<東北・北海道>山形県

県都の社会的責任みたいのを感じ始めてくれたのか?只の時間稼ぎの先送りか?
中山と山辺は山形の意向丸飲みで良いと最後には云ってたのだし,直ぐにでも合併できるのではないか?

市町村合併:山形市長「仕切り直し」示唆、早ければ3年後に動きか /山形
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060913-00000098-mailo-l06

 山形市の市川昭男市長は12日の市議会一般質問で、市町村合併について「市の経営計画の中で考え方を触れていく」と述べ、これまでより踏み込んだ答弁をした。また、「(他の市町との)合意があれば検討していきたい」と、合併問題の仕切り直しの見通しを示した。
 市は、今年度策定する同市第7次総合計画の中の経営計画で、合併についての考え方を盛り込む方針。市川市長は議会後、「(05〜09年に実施される)行財政改革プランの出口が見えた時点で、互いに合意があれば、今後について検討に入るべきだと思う」と語り、早ければ3年後に、合併に向けて動きが出てくる見通しを示した。
 山形市が上山市、山辺、中山両町と構成していた法定合併協議会は昨年2月に解散し、合併協議は白紙となった。山形市は当時、他の市町と共通認識が持てなかったことが解散の原因と説明していた。[佐藤薫]
9月13日朝刊
(毎日新聞) - 9月13日12時1分更新

2813とはずがたり:2006/09/16(土) 02:22:20
<近畿>京都府

将来的にはこの2町1村も木津川市に編入であろうし木津川市も度量を見せて欲しい所
精華町は此処でも独自路線なんだねぇ。京田辺市への合併へ進むのか?

これ見ると消防組合の形成の様子が分かる。守口・門真等合併寸前まで云った組み合わせも見えるし堺市・高石市といった散々嫌われた組み合わせもあれば,柏原市・羽曳野市・藤井寺市や枚方市・寝屋川市の様な話題にも上がらなかった組み合わせもある。
【消防組合一覧-住宅用火災警報器の頁より-】
http://www.kaho.or.jp/alarm_for_home/text/where_kinki.html

消防組合の分担金で軽減を求める 和束町と笠置町、南山城村
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060914-00000050-kyt-l26

 精華町を除く相楽郡の6町村でつくる京都府南部にある相楽中部消防組合の分担金について、郡東部の和束、笠置両町と南山城村の3町村長が、負担軽減を求める要望書を組合管理者の藤原秀夫山城町長に提出していたことが14日、分かった。和束町の堀忠雄町長が、同日開会した定例議会本会議の一般質問で明らかにした。
 同消防組合の会計は、6町村で負担する消防本部の経費と、木津、加茂、山城の3町が持つ「中部署費」、東部3町村が持つ「東部署費」3つに分かれている。
 各町村は、地方交付税の中の消防基準財政需要額分を分担金の財源にあてている。しかし東部3町村は人口が計約1万人ながら、計約6万5000人の木津など3町と同様に消防署を抱えており、同需要額を超える分担金を支払っている。2006年度でみると、3町村合計の分担金は同需要額を7800万円上回る。
 こうした会計方式は、東部3町村が組合に加入する直前の1980年3月、当時の6町村長が交わした覚書に基づく。8月8日に出した今回の要望書は、木津など3町が来年3月に合併して「木津川市」となる機会をとらえ、組合会計の1元化や東部署(笠置町)の出張所へ「格下げ」など、覚書の見直しを求めた内容となっている。
 藤原町長は「分担金の見直しを協議することは6町村長で確認している。可能な限り、合併までには協議をまとめたい」と話している。
(京都新聞) - 9月14日22時9分更新

2814とはずがたり:2006/09/16(土) 02:34:40
<九州・沖縄>大分県

流石にね。残る可能性は
国東市+姫島村→国東市
玖珠町+九重町→玖珠市or九重市or久住市(九重町が単独指向)
日出町+別府市or杵築市→別府市or杵築市or速見市(日出町単独指向)
臼杵市+津久見市→臼津市
ぐらいか?残る町村は3町1村。

市町村合併:「ひと段落」県議会で知事が初めて見解 /大分
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060914-00000246-mailo-l44

 広瀬勝貞知事は13日の9月定例県議会本会議で、「県内の市町村合併はひと段落した」との認識を示した。総務省が人口1万人未満などの市町村の合併をさらに進める方針を出す中、広瀬知事が議会で見解を述べたのは初めて。
 三浦公議員(自民)の一般質問に答えた。広瀬知事は「合併が必要と思われる市町村もあるが、現時点で率直に申し上げれば県内の市町村合併はひと段落した」と答え、県内で誕生した新市は人口3万人以上で「行政の効率化を図れる規模」と評価。合併した自治体への支援を進める考えを示した。
 県内の市町村は04年12月末時点で58(11市36町11村)だったが、現在18(14市3町1村)に減少。市町村数は少ない順に全都道府県で4位、99年3月末の市町村数と比較した減少率も全国4位となっている。[藤原弘]
9月14日朝刊
(毎日新聞) - 9月14日17時1分更新

2815とはずがたり:2006/09/16(土) 02:43:49
<東北・北海道>青森県

ぐだぐだだなぁ。。
>「企業に寄付をお願いしているが、その名前は相手の事情で公表できない」
>「予算編成に適切さを欠いている」と認めざるをえなかった。
>庁舎移転の必要性については触れられていない。議会でこの点を指摘された杉山市長は「単なる手落ちかもしれない」と答えた。

どうなる庁舎移転 市長の政治手法に批判も
http://mytown.asahi.com/aomori/news.php?k_id=02000000609150005
2006年09月15日

 むつ市庁舎を、旧むつショッピングセンター中央店に移転させる市の計画は、用地と建物の取得費9億5千万円が議会から認められず、白紙に戻った。この動きに杉山粛市長は「あきらめるわけにはいかない」と話し、改めて議案を提案することを含めて再検討する考えを示した。議会には、市長の政治手法に対する不信感もあり、庁舎を移転できるかどうか不透明な状況だ。(乳井泰彦)

 「企業に寄付をお願いしているが、その名前は相手の事情で公表できない」

 庁舎移転のために、杉山市長がひねり出した方策は、市とかかわりの深い企業に対する「おねだり」だった

 取得費を削除する動議が可決された12日の議会。質疑で議員から、「(相手企業は)東京電力ではないか」という声も出た。同市関根に使用済み核燃料中間貯蔵施設の建設を計画している東電は資金の提供元としては最も有力な企業とされる。

 市長によると、企業側は「当分の間、市民として暮らすことになるので、庁舎が新し
くなるのはいいこと」と話し、寄付に前向きの姿勢を示しているという。

 ただ、寄付の確約が取れないまま、市は用地の取得費用を雑入として計上した。財源の裏付けのないいわゆる「カラ財源」である。

 市の05年度末の累積赤字は24億9千万円。もし、寄付がご破算になれば、累積赤字は一気に財政再建団体に転落するラインの32億円を超える。議員の追及に、杉山市長も「予算編成に適切さを欠いている」と認めざるをえなかった。

 商業施設を市役所に改装するための費用も膨らみそうだ。窓の設置や、電気、機械設備の更新などで少なくとも15億円はかかる。

 市庁舎の移転がどのように決まったのか、という意思決定の過程にも疑問の声が出ている。

 議会で経緯を問われた杉山市長は「比較的ラフな形の庁議で決めた」と答弁。識者や市民など外部から意見を聴いた形跡はなく、市長は取材に対し「大事なのは、トップデシジョン(トップの決断)」と言い切った。

 庁舎移転の必要性として、市が最も強調するのは、現庁舎の耐震性である。

 62年に建てられた現庁舎は、68年の十勝沖地震で3階部分が倒壊し、2階建てに改装された。翌年に耐震調査を実施し補強工事を行ったが、78年の調査で、危険構造物と指摘されたという。その後も老朽化が進み、建物のあちこちで小さなひびが目立つ。市幹部の1人は「震度3ぐらいの地震でも揺れが大きく、外に逃げ出したくなる」。

 ところが、ショッピングセンターへの庁舎移転が持ち上がるまで庁舎の耐震性が問題化することは、ほとんどなかった。

 むつ市は昨年3月、川内、大畑、脇野沢の3町村と合併した。合併協議会では、旧むつ市の庁舎を本庁舎とすることが決められただけで、庁舎移転の必要性については触れられていない。

 議会でこの点を指摘された杉山市長は「単なる手落ちかもしれない」と答えた。

 市は、ショッピングセンターの破産管財人に、ほかへの売却をもう少し待ってくれるように要請したが、残された時間はあまりない。

2816とはずがたり:2006/09/16(土) 12:00:12
<東北・北海道>福島県

うう。。合併しない事による財政破綻でもっと住民負担が重くなる可能性はないのかね?

福島市、飯野町との合併協議会 川俣町が離脱か
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2006/09/20060916t61008.htm

 福島市、飯野町と合併を協議している川俣町の町議会は15日、合併協議会からの離脱を求める請願を採択した。同町は合併協の協議を続ける方針だが、合併成立には各議会の可決が必要で、川俣町を含む合併は成立しない可能性が強まった。

 川俣町の中小企業経営者が6月、「合併して人口30万人以上になると事業税がかかり、負担が増える」として、合併協からの離脱を求める請願を提出。15日の町議会本会議で採決した結果、賛成11票、反対8票で請願を採択した。

 請願に強制力はないが、古川道郎町長は「議会の判断を重く受け止めたい。今後さらに多くの町民の意向を聞き、最終判断をしたい」と述べた。

 合併協は2007年1月の最終会合で合併への同意を確認した後、1市2町の首長が合併議案を各議会に提出し、可決を経て成立させる運びだった。

 合併協会長の瀬戸孝則福島市長は「川俣町議会として議論を尽くした結果と考えるが、多くの有権者の住民発議で成立した協議会でもある。町長の意向も聞きながら、協議を進めたい」とのコメントを出した。

2006年09月15日金曜日

2817とはずがたり:2006/09/16(土) 14:11:24
<東海>静岡県

岡部町はなんでもいいから早く合併かと思っていたが,1市1町の方が良い理由は何だ?まぁこっちの方が早く纏まりそうではあるが。

市町村合併:1市1町答申案、井田・岡部町長が期待−−県推進審に
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060913-00000078-mailo-l22

 岡部町の井田久義町長は12日の町議会9月定例会で、県市町村合併推進審議会が志太地区の合併枠組みの結論を先送りしていることについて、「合併審の委員は私の意向を理解している。合併新法の期限内の実現性を考慮した答申となることを期待している」と述べ、合併審が、藤枝市・岡部町、焼津市・大井川町という2組の1市1町とする答申案をまとめることに期待感を示した。
 同地区の合併枠組みを巡っては「2市2町」か「1市1町」かで地区が二分。井田町長は6月議会で藤枝市との1市1町で合併を推進する意向を表明した。一方、藤枝市の松野輝洋市長は2市2町方針を明らかにしている。合併審は議論を集約ができず、民意の動向を見守ることにしている。[鈴木直]
9月13日朝刊
(毎日新聞) - 9月13日12時1分更新

2818とはずがたり:2006/09/16(土) 14:12:38
<中国・四国>山口県
>>2790-2791
案外人気無いね,秋吉台という市名。

市町村合併:新市名は「美祢市」に−−美祢、美東、秋芳1市2町協議会
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060913-00000272-mailo-l35

 ◇住民意識調査の結果尊重−−08年3月合併
 新市の名称などを巡って合併協議を一時、休止していた美祢、美東、秋芳1市2町の合併協議会でようやく新市の名称が「美祢市」と決まった。当初、投票で「秋吉台市」が多数を占めたが、住民を対象にした意識調査で「美祢市」が半数を超えたため、合併協は、調査結果を尊重した。
 1市2町は、新市の名称や財政問題などで混乱が続き、昨年3月、秋芳町が協議休止を申し入れ、約1年間休止状態が続いていた。今年4月に協議を再開し、3回目の協議会で、名称問題に決着が付いた。
 住民意識調査は、昨年2〜3月に1市2町の15歳以上の住民各300人、計900人を対象に実施。有効回答した604人のうち、「美祢市」341人(56・4%)、「秋吉台市」197人(32・6%)、「美秋市」36人(6%)だった。
 合併期日については、美祢市が主張していた「08年3月」に決まった。美東、秋芳両町は、早期の合併を求めて「07年3月」を主張したが、休止が長引いたことなどから、美祢市が「電算システムの統合など事務的作業に時間が必要」と求めていた。議員定数や任期に関しては、小委員会に付託されることとなった。
[住田里花]9月13日朝刊
(毎日新聞) - 9月13日19時2分更新

2819とはずがたり:2006/09/18(月) 00:49:34
<東北・北海道>青森県

2006年7月28日(金)
新郷村が五戸町に合併協議要請へ
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2006/0728/nto0728_5.asp

 合併の方向性について検討を重ねていた新郷村議会は二十七日、議員全員協議会を開き、五戸町に合併協議を申し入れるのが得策と判断、須藤良美村長に報告した。これを受け、須藤村長は早ければ八月上旬にも同町に対して合併協議を申し入れる意向を示した。

 「平成の大合併」で同村は前村長時代、五戸地方合併協議会に参加したものの、八戸地域との合併に方針転換し協議会を離脱。八戸地域との協議も不調に終わったため、五戸町に再度協議を要請したが拒否された経緯がある。

 昨年五月に初当選した須藤村長は五戸町との合併を公約に掲げ、今年二月に村議会に合併について判断するよう要請。住民懇談会(四月)、住民アンケート(五月)などを実施し、住民の意向の把握に努めてきた。

 合併を検討する村議会全員協(非公開)は今回で八回目。横田幸穗議長によると、村民の49%が「合併は必要」と答え、このうち90%が五戸町との合併を希望−とのアンケート結果を踏まえて検討を重ねた。

 その結果、意見を書く欄に「合併やむなしの場合は五戸町」など、数字に表れない部分でも五戸町との合併を望む声が多いことを議会として重要視した。

2820とはずがたり:2006/09/18(月) 12:19:37
<北陸・信越>新潟県

川口+長岡では飛び地になってしまうからなぁ。長岡は受け入れる度量は満々なのね?名門長岡藩だからなぁ。北越戦争以来,新政府は長岡潰しで今じゃ新潟に大分後れを取ってるけど。。

市町村合併:長岡、小千谷に協議申し入れを−−川口町議会
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060916-00000049-mailo-l15

 08年度までに近隣市との合併を目指す川口町の同町議会は15日、合併問題調査特別委員会を開き、「長岡、小千谷両市に対して速やかに協議の申し入れを行うべきだ」とする報告書をまとめた。
 先月行われた町民の意向調査では、合併先として長岡市(28・57%)に次ぎ、「小千谷市とともに長岡市」が27・77%で2番目。「選択肢が分かりにくい」との異論も噴出していたが、特別委は「小千谷市とは密接な関係にあり、これを維持しながら長岡市との合併を早期に進めるべきだ」と結論付けた。報告書は25日の本会議に提出される。
 特別委の結論を受け、岡村譲町長は報道陣に対し「長岡への合併申し入れとともに、小千谷市にも中核都市参画の検討を求め、最終的には一緒になることを目指したい」と述べた。[渡辺暢]

9月16日朝刊
(毎日新聞) - 9月16日12時1分更新

2821とはずがたり:2006/09/18(月) 16:51:53
<九州・沖縄>熊本県

富合町 「熊本市と合併求める」 執行部、議会検討委で説明
http://kumanichi.com/news/local/index.cfm?id=20060917200004&amp;cid=main

 下益城郡富合町議会が設置した「合併検討委員会」(阪口孝則会長)は十五日夜、町役場で三回目の会合を開いた。村崎秀町長ら執行部が出席し、熊本市との合併を求めた。

 村崎町長は「町から熊本市には通勤通学者の38%が通う。生活圏を共有しており、一体的な街づくりができる」と説明。「町の財政状況は厳しく、二〇〇九年度にも財政再建団体になる見通し。熊本市は、職員の一カ月二時間分の時間外勤務手当をカットするだけで、年間一億五千万円の人件費が削減できる。(財政的にメリットのある)大きな規模の自治体と合併したい」と話した。

 その後で町職員が町の財政状況や行財政改革の取り組み、財政再建団体についても解説した。

 委員からは「合併の必要性は理解するが、なぜ熊本市なのか。もっと説明してほしい」「農協はどうなるのか。農業振興が図られるのか不安だ」などの意見が出た。町は「近隣市町の中で、熊本市の財政が一番安定している。農協と行政の合併は別」などと応じた。

 検討委は住民グループが議会解散を請求したことをきっかけに六月、町議会が設置した。(森本修代)

2822とはずがたり:2006/09/19(火) 15:11:59

<中国・四国>

●中国電力火力発電所からの税収で財源が比較的豊かな島根県三隅町の議会は一月、浜田市などとの法定協設置議案を否決。
●原発建設計画のある山口県上関町は、原発関連の交付金の扱いで意見が調整できず、柳井市などとの任意協から離脱する動きを見せている。
●広島県黒瀬町では、東広島市との合併を選んだ町長に対し住民団体がリコールを本請求し、町長は辞職。三月にも出直し選がある。
●単独町制を打ち出した島根県東出雲町では、住民団体が松江市などとの法定協設置を求める本請求を一月に行った。
●自主自立を決めた町村もある。岡山県の奈義町(六千六百人)は昨年十二月、住民投票で「合併しない」が七割を占め、議会は「合併しない」議案を可決した。新庄村(千人)の議会も同月、「小さくても自主自立を目指す」宣言をした。奈義町は陸上自衛隊演習地、新庄村は中国電力ダムからの税収が見込めるが、両町村とも行財政改革を徹底して地方交付税減額に対応する。
●集落自治活動が盛んな鳥取県智頭町(九千七百人)も昨年十二月、単独自治の方向を決めた。

 市レベルでも、大竹市の市長は県境越え合併を視野に単独市制維持、境港市では議会、市長が単独市制継続を決めた。

03/02/04
合併参加7割を超える 中国地方の市町村
http://www.chugoku-np.co.jp/tokusyuu/daigappei/m_030204.html
新福山市へトップ切り合併/離脱や単独の動きも

 「平成の大合併」のうねりが広がる中、福山市と広島県新市、内海町が三日、中国地方のトップを切って合併した。中国地方では合併に向けた法定、任意協議会が六十三で参加市町村は二百二十九と、全市町村の七割を突破した。合併協議からの離脱や単独方針を決める市町村が出る一方で、合併後も住民自治の仕組みを残そうという模索も始まっている。

 ■法定協続々

 二〇〇五年三月の合併特例法の期限切れをにらみ、市町村の動きは活発。合併協議は二十二カ月程度かかるとされ、この春が協議開始のタイムリミットとなるためだ。

 先行する広島、島根県だけでなく、山口、鳥取、岡山県でも法定協議会(法定協)や任意協議会(任意協)が次々に発足。仮に、協議会に加わる全市町村の合併が実現すれば、中国地方全体で三百十八市町村が百五十二市町村へと約半数に再編されることになる。

 政府の地方制度調査会の西尾勝副会長が小規模町村の権限縮小を盛り込んだ私案を出したことも、町村を駆り立てているようだ。単独方針だった広島県東城町も一月、議会が庄原市などとの法定協設置議案を可決した。

 ■きしみ増す

 その一方で、途中で協議から抜けたり、行政主導で進む合併に住民が反旗を翻すケースも目立つ。

 中国電力火力発電所からの税収で財源が比較的豊かな島根県三隅町の議会は一月、浜田市などとの法定協設置議案を否決。原発建設計画のある山口県上関町は、原発関連の交付金の扱いで意見が調整できず、柳井市などとの任意協から離脱する動きを見せている。

 広島県黒瀬町では、東広島市との合併を選んだ町長に対し住民団体がリコールを本請求し、町長は辞職。三月にも出直し選がある。単独町制を打ち出した島根県東出雲町では、住民団体が松江市などとの法定協設置を求める本請求を一月に行った。

 ■しない宣言

 自主自立を決めた町村もある。岡山県の奈義町(六千六百人)は昨年十二月、住民投票で「合併しない」が七割を占め、議会は「合併しない」議案を可決した。新庄村(千人)の議会も同月、「小さくても自主自立を目指す」宣言をした。

 奈義町は陸上自衛隊演習地、新庄村は中国電力ダムからの税収が見込めるが、両町村とも行財政改革を徹底して地方交付税減額に対応する。  集落自治活動が盛んな鳥取県智頭町(九千七百人)も昨年十二月、単独自治の方向を決めた。

 市レベルでも、大竹市の市長は県境越え合併を視野に単独市制維持、境港市では議会、市長が単独市制継続を決めた。

 ■小さな自治

 合併後、周辺部が寂れた昭和の大合併を教訓に、旧町村やコミュニティー単位で自治の仕組みを残そうという動きが目立ち始めた。

 浜田市との合併を目指す島根県の旭、金城町は、合併後も旧町村単位で自治区を設置するよう提案し、任意協でも合意。自治区に地域振興基金を創設し、まちづくりコーディネーターとしての自治区長を配置するとの内容。区長公選制を目指し、法律改正なども国に要望している。

 鳥取市と任意協を設置する町村からも、旧町村単位で政策決定できる多極分散型合併を望む声が出ている。

 小学校区単位などでの住民自治組織を強化する取り組みも各地で進み始めた。広島県の高田郡六町の法定協は、議会とは別に自治組織代表からなるまちづくり委員会を合併後に設ける方針だ。

2823とはずがたり:2006/09/19(火) 21:16:33
<東北・北海道>福島県

この辺はことごとく合併が巧く行かなかったが・・・。

行政課題解決へ連携/柳津、三島、金山、昭和の4町村/協議会で調査研究/民間委託など可能性探る
http://www.fukushima-minpo.co.jp/news/kennai/20060915/kennai-20060915102005.html

 柳津町、三島町、金山町、昭和村の4町村は14日、三島町で両沼西部4町村連絡協議会設立総会を開いた。過疎、高齢化が著しく、厳しい財政状況の自治体同士が共通する行政上の課題を洗い出し、解決に向けて事務や事業の見直しを図る取り組み。県によると、複数の自治体が行政全般の課題を調査研究し、連携する機関を設立するのは県内で初めて。
 協議会では行財政、生活、産業、建設、教育の5部会を設置し、各部会ごとに課題を検討する。自治体同士で連携できる事業や事務、民間に委託できる分野などについて実現の可能性を探り、コスト削減に努める。一方で、4町村合同で国や県に補助金を申請することなど歳入の増加につながる方策も考える。
 県はアドバイザーとして協議会に参加し、他県での取り組みを紹介するなど4町村を支援する。
 設立総会には井関庄一柳津町長、斎藤茂樹三島町長、斎藤勇一金山町長、馬場孝允昭和村長、長門昭夫県会津地方振興局長が出席した。会長に斎藤三島町長を選んだ。任期は4年。
 両沼地方では4町村のうち柳津町を除く3町村でつくった大沼西部地方3町村合併検討協議会、4町村に会津坂下町を加えた両沼地方5町村の法定合併協議会が、ともに解散した経緯がある。4町村の取り組みは合併をせずに自立の道を歩む自治体のモデルケースにもなるとみられる。

2824とはずがたり:2006/09/19(火) 21:22:16
<北関東>栃木県

一寸前の記事だが。

自治は変わるか 第1部「合併 理想と現実」(06年4月1日〜)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tochigi/kikaku/075/11.htm

(10)新法施行で第2段階へ

 「平成の大合併」は、「合併新法」が昨年4月に施行され、すでに第2ステージに入っている。

 再編を促す“アメ”だった合併特例債は廃止され、代わりに、県に積極的な関与を求めたことが新法の特徴だ。

 だが、県の構想策定作業は、出足からつまずき気味だ。

 「人口1万人以下」と「財政状況」をキーワードに、西方、上河内、二宮の3町を選んで、「宇都宮市・上河内町・河内町」と「真岡市・二宮町」の枠組みを示したものの、原案にあった「栃木市・西方町・都賀町」の枠組みを取り下げるはめになったのだ。

   ◆   ◆

 栃木市の場合、「約40年間、1市5町で広域行政をやってきた」と、大平、岩舟、藤岡の3町を含めた枠組みを主張する声が、自治体関係者には根強い。しかし、市民からは「こちらから積極的に働きかける必要はないのでは」(自営業男性)といった声が上がり、盛り上がらない。

 岩舟町には、「佐野市と合併した方がメリットがある」(商工関係者)との異論がある。鹿沼市などと単一農協を作る西方町の農業関係者からも、「相手が変わるのはやりづらい」との声があり、意見がバラバラなのだ。

 上河内、河内両町との合併を促された宇都宮市も、模様眺めといった様子だ。

 同市には、2004年に1市3町で始めた合併協議が、上三川町の離脱や河内町議会の関連議案否決で“空中分解”した苦い経験がある。佐藤栄一市長は、「二度と失敗できないので、河内町の意向を見極めるまで動けない」と話し、5月に行われる同町長選まで、静観する構えだ。

   ◆   ◆

 ただ、合併の枠組み論議では、人口規模や財政面のほかにも、考えなければならないことがある。文化や住民生活といった側面だ。

 河内町の場合、通勤者の47%、通学者の65%、買い物客の64%が、宇都宮市に通っている。同市との境界線が入りくむ大塚地区では、町民が宇都宮市の自治会に加入したり、児童が宇都宮市立小学校に通ったりと、生活圏が一体化している。

 同地区と接する宇都宮市川俣町桜ヶ丘自治会の鈴木操会長は、「普段の生活で、境界を感じることはない。合併すれば同じ学校に通える子供も多いので、早く合併して欲しい」と話す。また、1市5町の合併を目指す栃木市の日向野義幸市長も「各自治体の特性や歴史、文化などが一つになることで、都市経営戦略の手段が増える。損得の問題ではない」と語る。

 「市町村の強化こそが本当の地方分権につながるというのが合併の趣旨だ。平成の大合併がこれで終わったわけではない。県の審議会で、責任を持って議論を進めて欲しい」。総務省合併推進課の山崎重孝課長は、さらなる合併を呼び掛ける。
(おわり)
 (この連載は土田浩平、中川誠、森田将孝、河合良昭、松原靖郎、伊藤一紀、福森誠、武石将弘、佐俣勝敏が担当しました)

2825とはずがたり:2006/09/19(火) 21:24:51
<北関東>栃木県

栃木と西方の合併協議に加わるということ??県は1市5町の枠組みで合併を促進したいらしい。

市町村合併:都賀町長が明言、今月下旬以降に住民説明会−−全世帯アンケも
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060915-00000133-mailo-l09

 都賀町の青木冨士夫町長は14日の定例町議会で、懸案となっている合併問題について、9月下旬以降に住民説明会を開き、町の全世帯を対象にアンケートをすることを明らかにした。この日行われた一般質問に答えた。
 同町は03年ごろから進められていた栃木市と西方町との合併協議には加わらず、当面は町独自で自立する考えを示していた。町長は「アンケート調査を実施し、議会や町民の意見を聞いて、近隣市長との連携を取りながら推進したい」と話した。
 説明会は、9月下旬から1カ月かけて町内16地区で実施し、▽県内の合併の進ちょく状況▽町の財政事情やインフラ状況▽近隣市町との比較――など、住民アンケートの判断材料となるデータを示す。その後、11月中旬に町内全世帯(9月1日現在で4088世帯)にアンケートを郵送し、年内をめどに結果をまとめる。[戸上文恵]
9月15日朝刊
(毎日新聞) - 9月15日16時0分更新

2826とはずがたり:2006/09/20(水) 00:16:27
<東海>静岡県

古い記事だが,沼津市派と伊豆市派に別れて選挙を戦ったのだな。

静岡・戸田村長選、「沼津市と合併」派に軍配
http://www.yomiuri.co.jp/election/local2003/news/20030427ss33.htm

 静岡県伊豆半島で合併相手を巡って戦った戸田村長選は、“海続き”の「沼津市」を主張した新人で漁業会社社長の荒川邦夫さん(61)が、修善寺など4町が合併して来春誕生する「伊豆市」を掲げた現職の中川勉さん(64)を破って初当選。村民は同じ駿河湾に面した都市との合併に軍配をあげた。

 荒川さんは、漁業の盛んな沼津市とつながりが強い地元漁協の支援を受けて選挙戦を展開した。
(2003/4/28 読売新聞)

2827とはずがたり:2006/09/20(水) 01:20:31
<東北・北海道>福島県

市町村合併:川俣町議会、合併協離脱の請願採択 町長「重く受け止める」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060916-00000042-mailo-l07

 川俣町議会は9月定例会最終日の15日、福島市、飯野町との法定合併協議会からの離脱を求める請願を賛成多数で採択した。合併協は来年1月下旬の協議会で合併の是非を決める予定。古川道郎川俣町長は「議会の意見は重く受け止めなければならない。住民懇談会での意見を聞くなどした上で総合的に判断していきたい」と話しており、1市2町の合併の行方は微妙な情勢となった。
 請願は、「川俣を考える経営者の会」(野地敬規会長)が合併後に新たに課税される事業所税に対し「地域の活力と経済力が弱くなる」と今年6月議会に提出し、継続審査になっていた。
 15日の議会では、「住民懇談会を行っていないので採択はまだ早い」「事業所税の課税だけでは合併離脱の採択理由にならない」といった反対意見が出たが、「多くの人の署名を集めた請願は無視できない」と11対8の賛成多数で採択された。
 合併協会長の瀬戸孝則福島市長は「多くの有権者による住民発議で成立した合併協なので、川俣町長の意向もうかがいながら、協議会を進めていく」とのコメントを出した。[町田徳丈]
9月16日朝刊
(毎日新聞) - 9月16日12時1分更新

2828とはずがたり:2006/09/20(水) 16:19:14
<近畿>大阪府

事務方は堺市との合併で動いていたのか。

大阪・高石市で特別職4人辞任…合併反対の市長当選で
http://www.yomiuri.co.jp/election/local2003/news/20030428ss03.htm

 市長、市議選とともに堺市との合併の是非を巡る住民投票の「三重選挙」が行われた大阪府高石市で、合併反対派の新人阪口伸六氏(46)が推進派で現職の寺田為三氏(66)を破って新市長になり、「反対」が7割を超えた住民投票の結果を受けて、助役2人と収入役、教育長の特別職計4人が選挙終了後の27日夜に辞任していたことが分かった。

 市幹部が同時に4人も辞任するのは異例。

 辞任したのは池中義徳助役(61)、斎藤弘晴助役(63)、堤嘉巳収入役(62)、藤原延光教育長(61)。池中氏は「市民の生活を守るには合併しかないと寺田市長に進言し、合併を進めてきた。こういう結果になったら辞めようと決めていた。ほかの3人も同じ気持ちだ」と話した。

 一方、阪口氏は当選証書を手に「驚いている。早急に対応を考えたい」と話した。
(2003/4/28 読売新聞)

2829とはずがたり:2006/09/21(木) 12:19:07
<東海>静岡県

岡部,大井川,焼津の各首長が1市1町路線となるとこれは大勢としては1市1町か。

大井川と合併「任期中」 焼津市長、目標時期に初言及
http://www.shizushin.com/local_central/20060920000000000047

 大井川町との1市1町合併を目指す焼津市の戸本隆雄市長は、市議会9月定例会一般質問初日の19日、合併目標時期について「私の任期中に成就させたい」と、平成20年12月の任期内に実現させる考えを示した。戸本市長が合併時期に言及したのは初めて。1市1町合併を支持する深津三郎氏(凌雲の会)らの質問に答えた。
 戸本市長はさらに、11月定例会前に臨時会を開き、1市1町合併経議会設置案を提案する考えも示した。焼津市では近く、藤枝市、大井川町、岡部町との2市2町合併を目指す住民グループが2市2町合併協設置を市長に請求する見通し。この場合、市長には2市2町合併経設置案を議会に付議する義務が生じるため、今秋の臨時会では1市1町、2市2町の両合併協設置案が同時審議される可能性も出てきた。
 市長はことし6月に1市1町合併を申し入れてきた大井川町への対応に触れ、「定例会終了後、なるべく早期に合併協議の場を設けたい旨を大井川町に文書で回答したい」と述べた。また1市1町路線について、「自主的な合併であり、(県合併推進)審議会の結論に左右されることはない」と決意を示した。

2830とはずがたり:2006/09/21(木) 18:26:38
<北陸・信越>長野県

新市名でどうまとまれるか?である。と,思う。

石田・飯山市長:初登庁「責任の重大さ感じる」 /長野
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060916-00000079-mailo-l20

 飯山市長に初当選した石田正人氏(73)が15日、同市役所に登庁し、職員を前に「8年後には新幹線が通る。それまでに(市を)発展させる責任を皆さんと持ち続けたい」と述べた。石田市長は午前8時半ごろ、約300人の職員が拍手で出迎える中で登庁。「課題が山積する飯山市で、一つ一つ市民の声を聞き、目線を合わせて応えたい」とあいさつした。
 記者会見で同市長は「市長の席に座り、責任の重大さを感じる。今の飯山市の状況は、火中のクリを拾うより大変。市民総参加を呼び掛けたい」と話した。今後の課題として、市町村合併の推進や北陸新幹線整備に伴う企業誘致などを挙げた。合併の枠組みは木島平、栄、野沢温泉の周辺3村との合併を基本とし、「早い段階で実現させたい。できるところから合併を」と述べた。[江連能弘]

9月16日朝刊
(毎日新聞) - 9月16日12時1分更新

2831とはずがたり:2006/09/23(土) 08:21:41
<東北・北海道>北海道

小樽商科大出身の知り合いによると小樽には河童が出るらしい。5,6回遭遇したことがあるそうだ。内地では絶滅した筈の河童がねぇ。。
閑話休題,歌志内の処理も片付く目途が付き,2市3町の合併実現に大きな前進。空知市か砂川市で良いであろう。旧産炭都市で人口激減の東の横綱歌志内市。西の横綱山田市は合併して嘉麻市となり既に消滅済み。

歌志内、上砂川と合併を 道、中空知3市町に要請へ  2006/09/23 07:12
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&amp;d=20060923&amp;j=0023&amp;k=200609233724

 道は二十二日、「空知産炭地域総合発展基金」の取り崩しが可能となった歌志内市と空知管内上砂川町の財政健全化に向け、周辺の砂川市、奈井江町、浦臼町に対し二市町との合併を促す方針を固めた。二市町は財政再建団体への転落は回避できる見通しとなったが、道は確実に財政再建を進めるには、合併推進に伴う抜本的な行政スリム化が望ましいと判断した。

 道は七月にまとめた市町村合併推進構想で、五市町の組み合わせによる合併案を提示したが、その時点ではあくまでも「議論のたたき台」として強い要請は行っていなかった。五市町側も合併の可能性を探る「地域づくり懇談会」で協議を始めたが、歌志内など二市町の財政状況の悪さが障害となり、他三市町から「二市町を合併構想から除外せざるをえない」という見方が出ていた。

 しかし国が基金取り崩しを認めたことで、二市町で計約三十二億円を取り崩せる見通しとなり、これが合併に向けた「持参金」となり財政力格差の縮小が見込めるようになった。道が、二市町の行財政改革を責任を持ち指導する意向を表明したことから、他三市町から「行財政改革の徹底は合併の大前提だが、それを指導するという道の姿勢は重く受け止める」(関係首長)との声も出ている。

 今回、取り崩しが認められた基盤整備事業分(旧基金)の五十億円を除く、四十五億円の新産業創造分(新基金)は、もともと「新産業創出」のためには取り崩しが認められている。しかし、二市町が単独で歳出削減に取り組んだ場合には対象事業を創出できず、取り崩し可能額が減少しかねない矛盾もはらんでいた。五市町が合併すれば、対象事業の創出は可能で、「全額を取り崩せる可能性が広がる」(道幹部)効果も期待されている。

2832とはずがたり:2006/09/23(土) 09:21:39
<近畿>滋賀県

彦根と長浜と草津と近江八幡の合併が済んだら完成型だよ。滋賀県が大津,高島,甲賀等10以内の市に再編されちまう。さて嘉田知事の合併に関する意向は??

彦根と犬上郡 長浜と東浅井・伊香郡
県内合併枠組み 推進審に県が提示
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2006092200030&amp;genre=A2&amp;area=S00

 滋賀県内の市町合併の枠組みを検討する県市町合併推進審議会が21日、大津市内であり、事務局の県が▽長浜市と東浅井、伊香両郡の6町▽彦根市と犬上郡の3町−をそれぞれ1市とする案を示した。栗東市など湖南地域と近江八幡市など東近江地域の枠組み案は示さなかった。

 枠組み案は「長浜市、虎姫、湖北、高月、木之本、余呉、西浅井の6町」の湖北地域、「彦根市、豊郷、甲良、多賀の3町」の湖東地域。県は「生活圏や消防などの広域行政が一致する」「歴史的につながりが深い」など枠組みの理由を説明した。合併が実現すれば、人口はそれぞれ約12万4000人、約13万3000人となる。

 東近江地域について、県は近江八幡市や安土、竜王各町の名前を挙げ「行財政基盤の強化のためには合併が必要」と述べ、次回の審議会に案を示す方針を示した。

 県は栗東市、草津市、守山市を合併する案を知事選で前知事が当選した場合、提案することを視野に入れていた。委員から「合併も一考すべきではないか」との意見が出た。
 審議会はこの枠組みについて議論して年末までに知事に答申し、知事は年度内にも合併構想を策定する。新合併特例法では、知事が各自治体に法定合併協議会設置を勧告することができ、合併した自治体に財政的な優遇措置を定めている。

2833とはずがたり:2006/09/26(火) 04:30:10
<近畿>和歌山県

臨時の使用ではなく恒久的な使用方法が見つかると良いんだけど

合併で不要の議場、映画館として「再生」 和歌山
2006年09月24日16時40分
http://www.asahi.com/culture/update/0924/009.html

 かつての議場が「映画館」に――。和歌山県田辺市の旧本宮町で10月27日から3日間、合併で使われないままになっている議場を活用して映画が上映される。議場の配置はそのままで、観客は議員席や傍聴席に座って鑑賞する。県などによると同様の試みは全国初といい、配給会社は「こうした取り組みをさらに広げていきたい」としている。

 和歌山県と田辺市が今年度、ストーリーの中に自然な形で県の特産品などを織り込んだ映画「幸福のスイッチ」(安田真奈監督)の制作にかかわった経緯から、旧庁舎の有効利用の一環として県の担当者が発案。制作時から連携してきた配給会社の「東京テアトル」(東京都中央区)の協力を得て、試験的な実現にこぎつけた。(時事)

2834とはずがたり:2006/09/26(火) 04:39:19
<北陸・信越>新潟県

市町村合併:住民投票求め、直接請求の手続き開始−−合併先問う川口町の住民
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060922-00000015-mailo-l15

 08年度までに近隣市との合併を目指している川口町で21日、住民グループが合併先が長岡市か小千谷市かを問う住民投票を実施しようと、住民投票条例制定を求める直接請求の手続きを始めた。
 8月行われた合併先を決める町民意向調査では、長岡市(28・57%)がもっとも多く、次いで「小千谷市と共に長岡市」(27・77%)だった。町は両市に合併を申し入れる方針を決めたが、住民グループは、2市に同時に合併を申し込むのは事実上不可能で、合併先をどちらかに選ぶ住民投票を実施すべきとして、条例制定を目指すことにした。
 グループ代表の1人、佐藤伸広さん(39)は「条例制定の請求に必要な有権者の50分の1にとどまらず、あらゆる請求が可能な3分の1以上を集めて臨みたい」と話した。[渡辺暢]
9月22日朝刊
(毎日新聞) - 9月22日11時1分更新

2835とはずがたり:2006/09/27(水) 02:44:14
<中国・四国>高知県

三つだと高知吾川市,安芸香美市,幡多高岡市であろう。けど高知室戸市,須崎土佐吾川市,幡多高岡市でもいいかも。
六つだと高知市,安芸室戸市,南国香美市,須崎土佐市,窪川高岡市,幡多市辺りか?この内,急激な人口減少が懸念されるのは安芸室戸市,南国香美市,窪川高岡市辺りか?
いずれにせよ県自ら自分の存在意義を消す方向に答申出すのは都道府県制の終焉が近いか?

市町村合併:「県内を3か6の自治体に」 審議会が再編答申案
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060923-00000189-mailo-l39

 新合併特例法に基づいた将来の市町村合併のあり方を協議する「県市町村合併推進審議会」(会長、根小田渡・高知大人文学部長)の第13回会合が22日、高知市で開かれ、根小田会長が県内を三つか六つの広域自治体に再編する答申案を示した。どちらに絞るかについてはまとまらず、同審議会はこの答申案を基にさらに議論を進め、年内にも橋本大二郎知事へ答申する。[袴田貴行]
 答申案では、県全体を中央部、東部、西部の3ブロックに再編する案に関し、「道州制導入を見越し、南四国に人口規模の大きな自治体を構想し、業務移管に備えた方がよい」と言及したが、「面積の広さや社会資本の未整備を考えると、住民が一体感を持ちにくい」とも指摘した。
 一方、6ブロック案については「一体性の醸成では現実的だが、急激な人口減少が懸念される地域がある」とそれぞれの長所、短所を挙げた。
 委員からは「結論があった方が県民にわかりやすい」「審議会では一定の方向性を示すにとどめ、そこから先は県が肉付けをするべきだ」などさまざまな意見が出た。
 そのほか、答申案では、再編時期について、高齢化率が30%を超え、やや安定化する2020〜30年を想定。この時期まで財政的に持ちこたえられない小規模自治体については、長期構想を念頭に置きながら、新合併特例法の期限である09年度までに可能なところから合併に取り組んでいく必要性を指摘した。
 また、南国市や須崎市、梼原町など、隣接自治体が旧法で合併したばかりで、新たな合併への取り組みが困難な地域については、長期構想の枠組みを想定しつつ、一部事務組合や広域連合の見直しの検討が必要とした。

9月23日朝刊
(毎日新聞) - 9月26日15時51分更新

2836とはずがたり:2006/09/28(木) 23:40:21
<東北・北海道>山形県

おいおい,またもや何しとんねん。。

阿部三川町長が辞職へ−鶴岡との合併協議、継続無理と判断
http://yamagata-np.jp/kiji/200609/26/news06137.html

 三川町の阿部誠(せい)町長(54)は25日、鶴岡市と同町の合併協議に関し、町の主要事業が同市の行政運営に受け入れられず、協議をこれ以上継続できないとして、五十嵐慶一町議会議長に辞職願を提出した。今月30日付で辞職する。

 阿部町長はこの日、富塚陽一鶴岡市長にこうした考えを伝え、町役場で会見。「三川中の改築、庄内中央拠点地区としての事業推進、住民負担の激変緩和、保育の充実などを主張してきた。しかし、新鶴岡市がスタートしている状況の中、富塚市長からは三川町だけの主張は受け入れられないとの話をいただいた。私が辞職することで、これからの町の方向性、行政サービスの在り方などをもう1度考えるべきだと判断した」と述べた。また、町民の間に合併について賛否の対立構造が残っており、合併の是非を問う住民投票条例制定の請求が出されたことなどの混乱を収拾できなかった点も辞職の要因と説明した。

 一方、阿部町長は今後の対応について「後援会に経過を説明し、理解を得られるのであれば、町単独での行政運営も考えていきたい」と述べ、出直し町長選への立候補も示唆した。辞職に伴う町長選は、町選挙管理委員会が通知を受けた日から50日以内に行わなければならず、10月2日に選挙管理委員会を開き、選挙日程を決める方針。
 また、斎藤平一郎助役も同日、阿部町長に辞職願を提出し、受理された。

 鶴岡地区合併協議会事務局によると、合併協議継続については当面、三川町の正式な対応を待つことになるという。富塚陽一市長は「本市の学校整備計画は教育委員会が公平、公正に判断したもの。三川中の整備が事務的に進められているのは承知しているが、(合併した)旧町村の立場を考えれば要望を承るだけにとどめるしかない。(合併協議に関して)三川町の最高責任者が辞職しても続けるということは、考えられないのではないか。これまで合併協議に携わった関係者には申し訳なく思う」と述べた。

山形・三川町 鶴岡市と合併また破談 町長が辞意
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060926-00000009-khk-toh

 山形県鶴岡市と編入合併に向けた法定協議を進めている三川町の阿部誠(せい)町長は25日、合併協議の不調を理由に、30日付で町長を辞職する意向を明らかにした。来年2月1日を目標としていた合併方針が突然撤回された。

 阿部町長は「(合併協議で)町の主張が受け入れられず、合併に対する住民間の賛否も根強くある」と辞職理由を説明。町長選に合併反対の立場で出馬し、町民の信を問いたいとしている。

 三川町は当初、庄内南部7市町村の対等合併による新「鶴岡市」発足に向けた協議に参加していたが、町議会の反対で2004年10月に枠組みから離脱。昨年1月、合併推進派住民が直接請求した議会の解散請求が成立し、翌月の出直し町議選で推進派が多数となった。今年1月、町長自らが鶴岡市に編入合併を申し入れており、2度の「破談劇」に鶴岡市側は困惑している。

 阿部町長は25日午前、鶴岡市を訪れ、富塚陽一市長に辞職方針を伝えた。午後に役場で記者会見し「中学校改修計画や住民負担の激変緩和など、町の思いが伝わらず、このまま合併を進められないと判断した」と述べた。斎藤平一郎助役も30日付で辞職する。

 阿部町長の任期は来年2月9日まで。両市町は同2月1日合併を目標に6月に法定協を設置、鶴岡市を本庁舎とするなどの基本項目を確認し、協議を進めてきた。富塚市長は「急な話でびっくりしている。これまで協議してきた委員や関係者に申し訳ない」と話した。

 同町では町民有志が21日、合併の是非を問う住民投票条例の制定を求め、有権者の4割強の署名簿を添え町に直接請求。町議会は28日に開く臨時会で採決するほか、町長辞職の同意についても審議する。
 山形県の斎藤弘知事は「突然のことで驚いている。合併支援地域に指定したばかりであり、今後の動向を注視していく」との談話を発表した。

(河北新報) - 9月26日14時29分更新

2837とはずがたり:2006/09/29(金) 00:03:50
<東北・北海道>山形県

市町村合併:シンポに300人参加−−新庄 /山形
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060925-00000053-mailo-l06

 ◇市町村合併考える
 地域の課題や将来の在り方などを考える市町村合併シンポジウム「いっしょに考えましょう市町村の将来」(県など主催)が23日、新庄市民文化会館で開かれ、市民ら約300人が参加した。
 丸山淑夫・総務省自治行政局合併推進課長が「全国的に見た市町村合併の状況」と題し講演し、「行政サービスの向上のためにも最上地域は早急に合併をすべきだ。財政面など損、得の問題ではない」と述べた。
 また、「市町村の将来について」をテーマにパネルディスカッションもあった。阿部寿一・酒田市長は合併後の感想を聞かれ、「今、何とかなっているからではなく、サービスを維持するためには、周辺地域の体力があるうちにやること。地域の維持、発展も大切です」と話した。[米川康]
9月25日朝刊
(毎日新聞) - 9月25日13時1分更新

2006年9月24日 日曜日
マチの未来考えよう〜新庄で市町村合併シンポ
http://yamagata-np.jp/kiji/200609/24/news06119.html

 市町村合併シンポジウム「いっしょに考えましょう市町村の将来〜子どもたちの未来のために〜」が23日、新庄市民文化会館で開かれた。講演とパネルディスカッションを通して、参加した約300人が地方自治の将来の在り方などを考えた。

 柴田洋雄山形大理事が「子どもたちに引き継ぐまちづくりについて」、丸山淑夫総務省自治行政局合併推進課長が「全国的に見た市町村合併の状況」と題してそれぞれ講演。柴田理事は「国や県から自立した力強いまちづくりが求められており、時代に合った自治体に変わる必要がある。将来を見据えて行政区域を考えることが大切」、丸山課長は「行政サービスを向上させるために、合併は積極的に取り組む課題。合併が得か損かは簡単に計算できないが、国としては損をしないよう、しっかり財政支援を進める」などと述べた。

 引き続き柴田理事をコーディネーターに、丸山課長と阿部寿一酒田市長、沼野慈NPOもがみ理事長、海藤剛新庄青年会議所理事長、日野雅夫副知事がパネルディスカッション。「住民には地域の個性が消えるのではとの懸念があるが、地域と行政がパートナーの関係になることで、地域力を向上させ、伝統や文化は維持できる」「合併を協議する中でいろいろな意見が出るが、感情にとらわれず、しっかりと合意形成をしていく必要がある」「合併問題について、住民も参加できる場がほしい」などの意見が出た。

 県と日本青年会議所東北地区山形ブロック協議会が主催。10月20日には高畠町で、11月18日には東根市でも開催される。

2838とはずがたり:2006/09/29(金) 21:12:23
<九州・沖縄>鹿児島県

なぁ〜んかここも雲行き怪しいね。

[2006 09/27 07:25]
市町村合併 屋久島協、期日変更認めず
決定尊重、多勢占める
http://373news.com/2000picup/2006/09/picup_20060927_5.htm

 第42回屋久島地区合併協議会が26日、上屋久町小瀬田のクリーンセンターであった。上屋久町で合併期日を問う住民投票条例の制定を求める請求書が提出されていることを受け、同町の矢野勝已町長が「合併期日(2007年3月31日)の変更」を申し入れたが、認められなかった。
 「混乱を避けるために合併期日を変更してほしい」との矢野町長の申し入れに対し、「申し入れは無視できない」という意見もあったが、「ただ3月31日をはずしてほしいという中身のない申し入れではとても協議できない」「合併協議会の決定は尊重されるべきだ」との意見が大勢を占めた。この日は、協定5項目と町章を原案通り決定。協定項目50項目すべての審議を終了した。
 介護保険事業では、合併後2年間は保険料は現行通りとし、09年度から新保険料を設定し統一する。
 消防団では、現在9つある上屋久町の分団を5分団に再編する。
 保険・福祉・衛生事業では、母親学級を年6回、宮之浦で開催。3、4カ月健康検査・1歳児検診は年に12回、上屋久と屋久で開催する。胃がん検診の料金は、社会保険1300円、国保については国保係と協議し決定するとした。
 公共施設管理公社の取り扱いについては、新町において調整。自治会・行政連絡機構の取り扱いは、合併時までに調整することにした。

2839とはずがたり:2006/09/29(金) 21:14:16
<東北・北海道>山形県

これは職を失う町長のクーデターだ。合併続行派は不意を突かれて町長選の候補者を準備できないヽ(`Д´)ノ

2006年9月28日 木曜日
合併協は当面休止−鶴岡と三川が方向性確認
http://yamagata-np.jp/kiji/200609/28/news06155.html

 三川町の阿部誠町長が鶴岡市との合併協議に関連して辞職を表明した問題で、両市町は27日、鶴岡地区合併協議会を当面、休止とする方向性を確認した。

 この日、斎藤平一郎三川町助役が鶴岡市役所を訪れ、佐藤智志鶴岡市総務部長と合併協議会などについて協議した。当初、鶴岡地区合併協議会の廃止案を、きょう28日に開かれる町議会臨時会に提案する予定だった阿部町長は「合併協を『休止』する選択肢もあるとの県の助言や、鶴岡市の意向も考慮し、一方的な判断はできない」と説明。「廃止議案を提案しない」と表明した。

 また、日野雅夫副知事は同日、県庄内総合支庁で阿部町長と会談し、唐突に合併白紙に至った経緯などについて説明を求めた。終了後、阿部町長は「(合併協議に)県の支援を受けていることから、事前に県に相談するといった手順があった。反省している」と述べたほか、辞職を撤回しないことも明言した。

 日野副知事は「(阿部町長には)県としても相当な戸惑い、影響がある。事前に相談がなかったのは非常に残念と伝えた」「問題が生じた時に合併をコーディネートする立場の県に相談をしてもらえれば、こういう事態は避けられたかもしれない」などと述べた。また、合併支援地域の指定については当面継続するとの見解を示した。日野副知事は同日、鶴岡市役所にも出向き、富塚陽一市長に合併協議の継続を要請した。

 一方、三川町選挙管理委員会の今井九右衛門委員長はこの日、出直し町長選の日程などを決める委員会を、10月3日に招集すると告示した。当初、2日を軸に調整したが、委員のスケジュールを考慮し決めた。

2840とはずがたり:2006/09/29(金) 21:23:32
<北関東>群馬県

東京都議会並の議員数ですな。
しっかしこういう水準の自民党支持の議員を手足として此迄全国各地で飼ってたんだから自民党強い訳だよ。後援会機能が弱まることを非常に楽しみ。

市町村合併:新・高崎市、榛名町編入し1日誕生 人口34万人、県最大
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060929-00000084-mailo-l10
 ◇市議、全国トップの112人
 県内最後の「平成の大合併」――。高崎市は10月1日、榛名町を編入合併し、新「高崎市」としてスタートする。1月の旧群馬郡など4町村との合併に続く第2弾で、人口34万人を超える県内最大都市となる。この合併で倉渕地域との飛び地が解消し、高崎市は自然景観豊かな榛名山地区を売り物とする観光資源も抱え込むことになる。[深谷徹夫]
 ◇面積は3番目
 新市の人口は8月末現在で34万1153人。県都・前橋市(32万71人)を抜き、県内一の大都市に躍進する。面積はみなかみ町、沼田市に次いで3番目の約401平方キロとなる。旧群馬郡4町村の顔ぶれが出そろい、ごみ、消防など衛生施設組合や広域圏事業が一本化されるほか、倉渕地域との飛び地状態がなくなる。
 一方、議会に在任特例が適用され、榛名町議20人は来年4月まで新市議を務める。新市の市議数は112人に膨れあがる。同市合併推進室の調べによると、議員数は3月に8市町村が合併した山口県岩国市の110人を抜き、全国一のマンモス議会となる。
 ◇観光と果物の町
 榛名町は榛名山、榛名湖、榛名神社を有し、自然と歴史が調和する「観光の町」。また「果物の町」としても知られ、梅は東日本一の生産量を誇り、県内一のナシや桃など古くから果樹栽培が盛んだ。ただ、同町の人口はこの50年間でわずか1%しか増えていない。人口増加率は高崎、前橋両市に接する旧16町村で最下位だ。富沢素行町長は「榛名山を中心に観光や農業を『新市の顔』として売り出してもらい、榛名地区が新市のベッドタウンとして発展することを期待する」と展望する。
 ◇9カ月遅れ合併
 榛名町は04年7月に行われた合併の是非を問う住民投票後、町長と町議会双方へのリコール運動が起き、町政が1年半にわたって混迷した。昨年12月の出直し町長選で、合併推進派の富沢町長が誕生。高崎市との合併協議が加速し、第1陣の周辺町村より9カ月遅れでの合併実現となった。
 富沢町長は「若干、合併時期はずれたが、榛名地域が取り残されずにゴールインできる」と喜び、今後は住民の創意工夫で榛名らしさを失わない一体感づくりが求められているという。

9月29日朝刊
(毎日新聞) - 9月29日12時1分更新

2841とはずがたり:2006/09/30(土) 15:00:18
<東北・北海道>山形県

市町村合併:県、三川町の姿勢批判 阿部町長は謝罪「ルール間違えた」 /山形
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060928-00000050-mailo-l06

 ◇副知事が三川町長、鶴岡市長と面談
 三川町が鶴岡市に合併撤回を申し入れた問題で、日野雅夫副知事は27日夕、阿部誠町長を県庄内総合支庁に呼んで撤回の真意と経緯を聞いた。日野副知事は「行政の長としての対応を間違えたのではないか」と、阿部町長の突然の決断を批判、阿部町長も「ルールを間違えて申し訳ない」と謝罪した。同町長は30日付での辞職と、出直し選挙に合併反対の立場での立候補を示唆しているが、日野副知事は「新しい町長が決まっても、県は合併を指導する」との方針を伝えた。
 日野副知事と阿部町長の会談は40分に及び、同副知事の「県も多方面から支援してきたのに、何の相談もなかった。合併撤回の理由に挙げた中学校改築、介護保険の問題などをなぜ県に相談しなかったのか」とした問いに、阿部町長は「住民説明会で合併反対の声が強かった」などと答えた。また、同町長は「手順に従って県に相談すべきだった。反省している」と謝罪したが、辞職の意志は変えなかった。
 日野副知事は「真相を聞きたかったが、知事にどう伝えたらいいか分からない内容。県が信用されていないということか」とし、知事に直接説明してもらいたいとの考えを示した。同副知事は阿部町長との会談に先立ち、富塚陽一市長とも会ったが、同市長は「三川町の動向を静観したい」と述べた。合併協議会は存続のまま休止する。
 一方、阿部町長は26日夜の後援会臨時総会で経緯を説明し、出直し選挙に出る場合は支援を受ける了承を得たという。[粕谷昭二]
9月28日朝刊
(毎日新聞) - 9月28日11時2分更新

2842とはずがたり:2006/09/30(土) 15:25:06
<東海>愛知県東三河地方

おお,流れが固まってきましたねぇ。

御津町が合併を決議
豊川市と「財政健全なうちに」
http://www.chunichi.co.jp/00/ach/20060930/lcl_____ach_____011.shtml

 御津町議会は29日に臨時会を開き、町側が提案した「豊川市との合併を求める決議案」を賛成多数で可決した。豊川市への合併協議が進む宝飯郡3町では、今年3月の音羽町に続く決議となった。残る小坂井町では現在、町議会特別委員会で協議している。

 臨時会の討論では、町議から「町財政が健全なうちに合併した方がいい」と賛成意見が出た一方、「民意を問う住民投票を実施するべきだ」「編入合併でなく対等合併の道を探れ」などの反対意見も出た。採決の結果、賛成9、反対5だった。

 御津町は2004年2月の住民意識調査で69%が反対し、合併論議がいったん白紙化した。しかし今年7月に合併推進を掲げた深谷泰範町長が4選。その後、町は住民説明会を7回開き、住民の理解を得る努力をしてきたとして議会側も決議案を認める方向で調整が進んでいた。

 11月2日に合併審議会の開催を予定している県は、今月末までに合併意思の有無について同町に報告を求めていた。深谷町長らは臨時会後、県合併支援室を訪れて決議を報告した。合併審議会で、豊川市と宝飯郡の合併推進構想の枠組みについて答申がまとめられる。

 (原誠司)

2843とはずがたり:2006/10/01(日) 01:45:46
<東北・北海道>青森県

いいぞ,三村

2006年9月29日(金)
新法下の市町村合併にも交付金
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2006/20060929091619.asp

 三村申吾知事は二十八日、新市町村合併特例法の下で合併する県内市町村への財政支援策として、旧法下と同様に、県単独の交付金制度を設ける考えを示した。同日の県議会一般質問で答弁した。

 県は、新法に基づく合併を進めるため、対象市町村の組み合わせなどを定める構想を策定しており、早ければ十月中にもとりまとめる予定。新法では、旧法下で設けられていた合併特例債がなくなるなど、合併に伴う市町村の財政負担が課題となっており、県は構想策定とともに、合併対象市町村への支援策も併せて検討している。

 旧法下では、県単独の「市町村合併支援特別交付金」制度を設け、合併を構成する市町村数などに応じた財政支援を行っていた。

 新法下での合併支援策について、山内崇議員(自民)の質問に答えた知事は「合併に当たり、市町村は電算システムや防災無線の統合など臨時的に多額の財政負担を伴う。負担軽減と新たなまちづくりへの支援のため、県の財政支援が必要」との認識を示した上で、「新法下での合併の取り組みをさらに積極支援するため、新たな交付金制度を創設したい」と答弁した。

2844とはずがたり:2006/10/01(日) 17:24:27
<中国・四国>広域合併

北海道では道議会の選挙区単位は市区郡ではなく市,区,支庁である。四国州となって郡部の選挙区が香川支庁,愛媛支庁,徳島支庁,高知支庁となるとおもろいかも。。

道州制:賛成78% 「四国州」70%、広域行政を期待−−四国経済連アンケ /高知
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060928-00000268-mailo-l39

 ◇大都市圏との「格差」拡大懸念も
 四国経済連合会はこのほど、道州制に関するアンケート結果を発表した。78・3%が道州制に賛成し、区域については「四国州」が70・6%で圧倒的に多く、次いで「四国州で出発し、その後、中四国州へ」が13・3%、「中四国州」が12・2%だった。
 道州制への関心度を調べるため、6〜7月に四国4県の市町村長や市町村議会正副議長、四経連会員企業のトップら776人を対象に実施、363人から回答を得た(回答率46・8%)。
 「道州制のメリット・期待」(複数回答)は「国全体の行政コストが削減できる」「県境を越えた広域的行政施策が実現できる」「支出が効率化・重点化できる」が多く、「デメリット・不安」は「大都市圏と地方圏の経済・財政格差が拡大」「道州内で、州都とその他の地域との間の格差が拡大」「行政区域の広域化で、きめ細かな行政サービスが難しくなる」が挙がった。
 また、「実現の鍵」は「税源移譲、財政調整など道州制が立ちゆく制度設計」「地方側の意欲、合意形成」「国民世論の盛り上がり」が上位3位を占めた。ただ、実現時期は「10年超〜20年以内」が43・1%で、「5年以内」が3・3%と短期間での実現を予測する人はほとんどいなかった。[田畑知之]
9月28日朝刊
(毎日新聞) - 9月28日17時1分更新

2845とはずがたり:2006/10/01(日) 17:35:07
<北関東>栃木県

市町合併:3市町合併協、6議案を可決 合併の期日は来年3月31日 /栃木
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060929-00000045-mailo-l09

 来年3月の合併を予定している宇都宮、河内、上河内の3市町の「第4回宇都宮地域合併協議会」が28日、同市役所で開かれ、合併の期日を来年3月31日とするなど6議案を可決した。
 協議会では合併期日のほか、合併後の都市計画の基本となる「合併まちづくり計画」や公共施設の使用料や手数料を統一する議案を可決した。
 一方、合併後、両町に設置予定の「地域自治センター」を同市自治振興部の所管とし、センター長を部長職に準じたものとする案が可決されたが、両町が強く設置を求めていた特別職の詳細な権限や役割の規定についての協議は、次回以降の合併協に持ち越された。[塙和也]
9月29日朝刊
(毎日新聞) - 9月29日11時2分更新

2846とはずがたり:2006/10/01(日) 17:41:41
<東海・甲信越>長野県

阿智村は既に浪合村と合併して阿智村になっている。清内路との更なる合併への姿勢はどうなんでしょうか?

市町村合併:合併問題決議案、賛成多数で可決−−清内路村議会
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060929-00000028-mailo-l20

 清内路村議会は9月定例会最終日の28日、隣接する阿智村など周辺自治体との合併を求める「合併問題に関する決議案」を議員発議で提出し、賛成多数で可決した。これを受け、桜井久江村長は「心強いこと。合併に向け、住民と話し合う場を設けていきたい」と述べ、合併を前向きに検討していく姿勢を示した。
 同村議会は今年2月、合併問題特別委員会を設置。財政シミュレーションの研究や周辺自治体の視察など、さまざまな角度から検討を行った。その上で同委員会は、「財政状況などを考慮すると先行きには大きな不安を感じざるを得ない」「人的交流も深く経済圏も一体の阿智村との合併が希望が持てる」などと最終報告をまとめ、今議会に提出していた。[神崎修一]
9月29日朝刊
(毎日新聞) - 9月29日11時2分更新

2847とはずがたり:2006/10/01(日) 22:29:26
<広域合併>

安倍内閣:発足 新設の道州制担当相に佐田玄一郎氏 知事ら「手腕に期待」 /北海道
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060927-00000029-mailo-hok

 26日に発足した安倍晋三内閣で新たに道州制担当相が設けられ、佐田玄一郎氏(群馬1区)が就任した。政府・与党は先の通常国会で、北海道をモデルに国から地方へ権限移譲を進める「道州制特区推進法案」を提案し継続審議となっているが、佐田氏は今臨時国会での成立を言明。同日の記者会見で高橋はるみ知事は「法案成立を大前提に第二弾、第三弾の提案をしたいと思っている。担当相として受け止めていただきたい」と、佐田氏の手腕に期待した。
 就任会見で佐田氏は道州制特区法案について「臨時国会で早期成立させ、地域の知恵を拝借しながら地域を応援していきたい」と意欲を示した。
 安倍首相は政権構想で「道州制ビジョン」の策定を打ち出しており、道州制担当相の新設は地方分権重視の姿勢をアピールする狙いがある。ただ、行政改革担当相が兼務する形をとっており、公務員制度改革や国・地方の行政改革も佐田氏の守備範囲となるため、道庁内では「道州制が行革の道具にされるのではないか」(道幹部)との懸念も出ている。
 高橋知事は「地方分権の推進と行革はまったく別の次元だが、地方分権を進める過程で結果として行革に資することはありうる。佐田担当相には私たちの認識についてしっかり説明したい」と語った。
 一方、道内選出国会議員の入閣はゼロだった。伊藤条一・自民党道連幹事長は「1人もいないのは残念だがこういうこともある。党政調会長に中川昭一氏が就任し、道州制担当相も新設されたので、道州制の推進を期待したい」と語った。[横田愛]
9月27日朝刊
(毎日新聞) - 9月27日11時2分更新

2848とはずがたり:2006/10/01(日) 22:31:10
<近畿>和歌山県

紀州ジグザグ:新橋本市・誕生7カ月 行政運営は軌道に乗り始めたが… /和歌山
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061001-00000213-mailo-l30

 ◇民間団体の補助金カットや合併問題−−組織再編に課題山積
 旧橋本市と旧高野口町の合併による新橋本市の誕生から7カ月。行政運営は軌道に乗り始めたが、自治体などが関係した民間団体の「合併」など課題は山積している。特に旧橋本市域は橋本署、旧高野口町域は妙寺署と、一自治体を二つの署が管轄することになり、防犯や交通安全、青少年の健全育成など重要な活動をしている団体が補助金をカットされたり、組織づくりや委員委嘱の遅れなどが見られる。いくつかのケースを拾った。[上鶴弘志]
 県内全署の交番、駐在所ごとにあり、住民と警察のパイプ役を果たしている連絡協議会。82年に発足した橋本市の橋本駅前交番連絡協議会は先駆け的な存在だ。97年には、旧橋本市内の6交番・駐在所で市内交番駐在所連絡協議会連合会を設立。傘下の協議会は県内で唯一会費を集め、活発に独自事業を実施してきたが、その推進役の同連合会への補助金(昨年度は10万円)が、今年度から廃止された。
 各協議会の活動は多彩で、祭りや盆踊りなど地域の催しで青少年を守るパトロールに当たり、「よい子とお巡りさんの集い」、区長と語る会、防犯、交通安全教室などを開催してきた。九度山町、高野町も含めた橋本署管内の連合会が、毎年開催するドッジボール大会は、管内の小学校から400人以上が参加する人気イベントだ。
 補助金の廃止は、地域のために活動している会員らの熱意に水を差した形。合併協議の中で、「妙寺署管内の高野口町との統合が困難。町は補助金を出していなかった」などの理由で決まった。
 一方、同じような団体の橋本市アパート管理者防犯協議会は、今年度も補助金(4万円)が継続されている。合併協議では当初、同様に「統合困難。高野口町の関与なし」を理由に補助金廃止とされたが、やがて「統合可」「06年度に統合予定」へと変わり、負担金として支出が決まった。しかし、同協議会は、今年6月の総会で名称を「橋本市(橋本署管内)…」と変更し、逆に旧高野口町を含まないことを明確にした。7月に防犯ビデオを市内の小学校や幼稚園などに贈った際も、旧高野口町は除外された。
 各種団体の代表で構成する市生活安全推進協議会は、旧町を含めた委員構成を抜本的に見直す必要があるとして、7月の総会で自主解散。だが、まだ再発足していない。
 自治体ごとに支部がある地域安全協議会はさらに複雑で、橋本署管内の協議会は合併と同時に解散。現在、橋本、妙寺両署の協議会を一本化する方向で調整が進んでいるという。
 県警は「両署の管轄は、事件事故の発生数や署の体制などを考え、住民の安全を最優先して決めた」と話している。
10月1日朝刊
(毎日新聞) - 10月1日15時1分更新

2849とはずがたり:2006/10/03(火) 11:07:53
<甲信越>長野県

こんな合併も。諏訪市(上諏訪)は下諏訪,岡谷との合併を取りあえずすべきではないか?

行政・政治 : 諏訪市上諏訪地区 東西の榊町が合併
更新:2006-10-2 6:00
http://www.nagano-np.co.jp/modules/news/article.php?storyid=4995

 諏訪市上諏訪地区にある行政区の東榊町(山口敬章区長)と西榊町(山田雄道区長)は1日、合併調印式を榊町公民館で行った。市街地の空洞化や少子高齢化などで世帯数が減る西榊町が合併を申し入れ、対等合併の形で実現。同日付で新たに「榊町区」が誕生した。同市内の行政区合併は最近では珍しく、人口減に悩む市街地の小規模行政区の方向性として、山田勝文市長は「(合併は)1つの示唆になる」と話している。

 両区の世帯数は東榊町が128戸、西榊町は18戸。「このままでは行政区として機能しない」として西榊町が2004年12月に合併を申し入れた。これを受けた東榊町は区内に専門委員会を設けて検討し、昨年の区民臨時総会で合併承認を決定。今年は両区で合併推進協議会を置いて話し合いを進めてきた。

 もともと両区は一体的な地域として公民館施設を共有し、御柱祭などの祭事も一緒に行っている。9月中旬にそれぞれ開いた区民臨時総会で、両区を廃止して新たな区を発足させることを正式決定した。榊町の区名は住民アンケートを基に決めた。

 調印式には関係者約50人が出席し、山田市長、地元市会議員の立ち会いで両区長が合併調印書に署名した。今後の移行期間の中で新区の役員や財産関係の扱いを協議し、12月26日から新年度をスタートさせる。

 東榊町の山口区長は「合併は区民1人ひとりが真剣に考えた結果。まだまだ検討しなければならない問題はあるが、きょうの日を迎えられたことに感謝したい」、西榊町の山田区長も「快く合併を受け入れていただき、感謝している。今回の合併が中心市街地の小さな区の今後のきっかけになればうれしい」とそれぞれあいさつした。

 今回の合併で諏訪市の行政区は91区から90区になった。

2850とはずがたり:2006/10/04(水) 13:55:09
<東北・北海道>青森県

良いですねぇ。一時期弘前という声も上がった鰺ヶ沢とかも再び弘前で動き出さないかな?

弘前市、合併から半年 広域行政にメリット
旧市町村の良さ生かす必要性も
http://www.mutusinpou.co.jp/news/06082701.html

 2月27日に旧弘前市、岩木町、相馬村の合併で誕生した新「弘前市」は、27日で合併から半年を迎える。「合併による広域行政のメリットを感じている」(岩木庁舎)などと合併効果が指摘される一方、住民からは「今後調整する事務事業の検討では旧岩木町の良さもくんでほしい」(岩木地区住民)、「隅々に目が届く行政であるよう努力してほい」(相馬地区住民)といった声も上がり、旧市町村の良さを生かしたまちづくりの必要性が改めて問われているようだ。

 合併に伴って本庁機能の一部が移転した岩木総合支所は、旧町役場時代に比べ職員数が約2倍の200人余となった。
 「最初は職員も緊張ぎみで硬く、窓口対応に住民から苦情もあった」と合併当初を振り返る玉田一麿支所長。合併から半年を経過し「苦情を言っていた住民から最近、職員のあいさつが良くなったと言われた。職員間の融和が進み、住民にとっても利用しやすい庁舎になっている」と語る。
 合併後、住民票などは弘前市役所のほか岩木庁舎、相馬庁舎のどこからでも交付可能になったため、岩木地域近隣の旧弘前市民が岩木庁舎を訪れるケースも多いという。
 玉田支所長は「着実に融和は進んでいる」と語り、「道路の維持管理なども効率的になり、合併による広域行政のメリットを感じている」と強調。「合併して良かったと言われるよう引き続き努めたい」と語る。
 また、相馬総合支所の成田満支所長は「住民にとって急激な変化はなく順調に推移している。庁舎間の連携を密にしながら住民の期待に応えていきたい」としている。
 一方、先に岩木地区で開かれた市政懇談会では、出席者から「事務事業の調整に当たっては、岩木の良いところもくんで調整してほしい」と要望の声が上がった。また、初めての合併を経験した旧相馬村の住民の1人は取材に対し「合併で自治体が大きくなると、小さいところの民意がないがしろにされがち。地域のいい部分も無くなっていきそうだ。隅々に目が届く努力をしてほしい」と訴えた。
 旧市町村の良さを生かしたまちづくりは合併当初からの大きな課題で、その実現に向けた取り組みが「新市の融和」を図る1つのカギともなりそうだ。
 合併から半年を迎え、市合併調整室では「どうしたら新市全体で効果が上がるのかを総合的に考えながら事務事業調整などを進め、旧市町村の垣根がなくなるよう努めていきたい」との構え。
 相馬●一弘前市長(●は金ヘンに昌)は「住民の一体感醸成に向けた取り組みをさらに進め、合併して良かったと思えるようなまちづくりに努めていきたい」としている。

2851とはずがたり:2006/10/04(水) 15:41:27
<近畿>滋賀県

自律の道を歩む2町
=9月議会が開会=
http://www.bcap.co.jp/s-hochi/06-09/n060909.html#3
◆東近江・日野町◆
日野町議会

 日野町議会は六日に開会し、日野町国民健康保険条例の一部を改正する条例案など計三十二議案の提案説明が行われた。十二、十三日に一般質問が行われ、十四日から十九日まで各委員会での審議を経て、閉会日の二十二日に委員長報告を受け採決する。

 一般会計補正予算案の主なものは、▽蒲生野会やわたむきの里などへの委託料を含む障害者東近江圏域共同事業五千百三十万円▽県が二分の一、町が二分の一補助する障害者自立支援利用者負担等助成事業百三十万円▽福祉サービス公社が社会福祉協議会との統合で出資金を寄付したことによる福祉対策基金積立五千万円▽財団法人日本宝くじ協会の助成で児童遊具を設置するグリム冒険の森管理運営事業三千七百十五万円▽庁舎等施設管理事業一千十三万円▽小学校管理運営事業七百七十万円▽公立保育所運営事業六百十九万円などで、歳入歳出それぞれ総額一億四千七百五十六万円を追加する。

 また、地方交付税が当初の見込みよりも一億四千八百万円減ったものの、税制改正や企業実績の伸びにより町税が一億五千七百万円増え、減額分を補った。繰越金一億七千六百万円を確保し、町の貯金ともいえる財政調整基金に一億九千万円を戻す。当初予算で計画していた基金四億二千六百万円の取り崩しも二億三千六百万円に抑える。

 この補正により財政調整基金残高は五億一千万円となるが、苦しい台所事情に変わりはない。

◆東近江・竜王町◆
竜王町議会

 竜王町議会は七日に開会し、新しく制定する竜王町障害者自立支援条例案など計十一議案が上程された。

 一般会計補正予算案の主なものは、▽公債費の借り換え十七億三千七百万円▽竜王小学校のプール・低学年棟トイレ改修や階段の手すり設置費用一千四百万円▽通所施設利用者負担軽減対策費七十五万円▽相談窓口となるやまびこ福祉会への障害者生活支援センター設置委託料九十四万円などで、総額十七億七千二百万円。

 今議会に提出された竜王町障害者自立支援条例制定案は、四月一日に施行された障害者自立支援法に基づき、障害者が自立した社会生活を営めるような地域社会の実現が狙い。

 同法によりサービス提供主体が市町村に一元化されたため、同条例案では、町の責務として必要な自立支援給付および地域生活支援事業の総合的かつ計画的な実行を掲げている。

 十三、十四、十五日に各委員会で議案について審議され、二十日に一般質問が行われる。会期は二十二日まで。

2852とはずがたり:2006/10/05(木) 17:54:40
<東北・北海道>北海道空知支庁

雨降って地固まる,だ。財政基盤強化すべし。

空知5市町合併、積極支援を表明 道議会予特委で知事
2006/10/05 07:56
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&amp;d=20061005&amp;j=0023&amp;k=200610056666

 高橋はるみ知事は四日の道議会予算特別委員会で、無許可の長期借り入れ(ヤミ起債)を行っていた空知管内六市町の行財政改革に関し「合併は厳しい財政状況などに対応して行政体制の充実・強化を図る上で最も有効な手段だ」と述べ、財政再建団体入りする夕張市を除く五市町で周辺市町との合併の動きが出れば、積極的に支援していく考えを表明した。

 知事はヤミ起債の責任問題で「私自身、大変遺憾であると考える」と陳謝した。同委員会は同日で質疑を終了した。

2853とはずがたり:2006/10/05(木) 18:11:14
<中国・四国>高知県

おお,26人分の経費で町民の声を41人で吸い上げることが出来るならこんな素晴らしい事はないではないか?

四万十町の議員数問題:リコール見送り 26人分の経費で賄う−−議会で可決 /高知
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061002-00000173-mailo-l39

 ◇定数はそのまま
 四万十町議会議員が多過ぎるとして「町の将来を考える会」(会長、安岡宏高会長)が議会の解散請求(リコール)を求めている問題で、同町議会の合同常任委員会が9月30日開かれ、同会から提案されていた「定数はそのままで、議員報酬、議会運営費などを26人分の経費で行う案」を賛成多数で可決した。これを受けて同会は、リコールの本請求をしないことを確認、解散の是非を問う住民投票は回避された。
 同町議会は3月に窪川、大正、十和の3町村が合併し、在任特例を適用して42人(欠員1)でスタート。任期は来年2月10日で、その後は定数26人で運営される。
 これに対して「考える会」では、7月に議員数が多過ぎると、リコール運動を展開。本請求に必要な有権者(9月2日現在、1万7498人)の3分の1(5833人)を上回る8203人分の有効署名を集めていた。
 議会側は9月13日、自主解散決議案を賛成少数で否決。しかし、住民投票を実施すれば約1500万円の費用が必要。このため、議会側が議員歳費を20%削減する案を提示したが、考える会は拒否し、26人分の議員経費で議会運営を行うなどの対案を提示した。
 30日の合同常任委では「住民投票で声を聞いたらいい」「対立で空白期間をつくるべきではない」などの意見が出され、賛成30、反対9で妥協案の受け入れを決めた。
 考える会は同日夜、対応を協議。安岡会長が「こちらの案を議会が飲んでくれた。住民投票はみんなに迷惑をかけるから議会も努力した表れだ」と本請求を見送ることを提案、拍手で了承された。会合の後、安岡会長は「26人にするという目的は達成できなかったが、経費を削減させることはできた。“相撲に負けて勝負に勝った”ということだ。署名してくれた人たちには時間はかかるが説明に行きたい」と話した。[真明薫]
10月2日朝刊
(毎日新聞) - 10月2日16時1分更新

2854とはずがたり:2006/10/06(金) 21:05:33
<中国・四国>徳島県

鳴門市が板野郡との合併を目指すのなら,名前は知名度全国区の鳴門で良いけど市役所は板野郡下に置かないと纏まらないやろうね。小松島の徳島40万都市構想は板野郡の取り合いになろうけどそうでなくても名東郡・勝浦郡・小松島市・徳島市の合併でも十分インパクトある。

(10月6日付)
鳴門は2大都市主張 県内自治体再編、小松島は「徳島市と」期待
http://www.topics.or.jp/News/news2006100606.html

 昨年三月までに合併が決まらなかった徳島県内十四市町村の再編構想づくりを進めている県市町村合併推進審議会(会長・若山浩司四国大大学院教授)の第五回会合が五日、県庁であり、未合併の五市町の首長を招き意見を聞いた。

 鳴門市が板野郡五町との合併による吉野川北岸域と徳島市が共存する二大都市構想を主張したのに対し、小松島市は人口四十万人規模の中核市構想を打ち出している徳島市との合併に期待感を示すなど、枠組みで見解が分かれた。意見は再編構想の参考にされる。

 鳴門市の亀井俊明市長は、枠組みについて「生活圏や地理的・文化的つながりから板野郡五町との合併が自然」とし、「関西圏に直結する交流拠点として徳島市と並ぶ都市が吉野川北岸に存在することは地理的、経済的、文化的にも本県の均衡ある発展によい」と強調した。

 小松島市の稲田米昭市長は、住民を対象にしたアンケート結果を踏まえ「市民の望む徳島市との合併がかなうよう最大限の努力をしたい」と話し、七月に徳島市の旗振りで始まった徳島東部地域市町村長懇話会の議論の進展に期待を寄せた。

 勝浦町の中田丑五郎町長は、小松島市などとの合併協議が二度にわたり不調に終わった経緯を振り返り、「十分な時間をかけて、町民の協力を得ながら一番いい選択を目指したい」と述べた。

 牟岐町の池内正勝町長は、合併破たん後に取り組んだ行財政改革の成果を示しながら「海部郡内の海陽町や美波町も財政は厳しい。再度、合併の話は出てくるだろう。それまで牟岐町として生き残りを模索していく」とした。

 藍住町の石川智能町長は、板野郡内の合併動向について、各町とも人口が一万人以上で、さらに増加しているうえ、郡全体での広域行政の実績がほとんどない点を挙げ、合併協議が進んでいない現状を説明。同町としても「まず自助努力をし、財政改革をする中で広域行政でコストを下げる方策を考えている」と合併に消極的な姿勢を示した。

 会合には、合併済み自治体を代表して那賀町の日下正隆町長、東みよし町の川原義朗町長も出席。合併後の効果やマイナス面などを話した。

2855とはずがたり:2006/10/06(金) 21:18:45
<中国・四国>香川県

>芳岡候補は教育を緊急の課題として挙げた他、合併について、「まちづくりを考える上で大切な問題。高松市(との合併)を念頭に、賛否両論あるが、皆さんと時間をかけて考えていきたい」などと話した。
これは合併の是非を検討ぐらいはすると云う事でしょうかな?

知り合いが住んでいるが,消防の体制が心配であるとか,処分場が三木町に作られるとかで反対の気運が強いのだそうである。

選挙:三木町長選/三木町議補選 町長選、現・新の一騎打ちに
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061004-00000268-mailo-l37

◇町議補選、3人が届け出
 任期満了に伴う三木町長選と町議補選(改選数2)は3日、告示された。町長選には、新人で元町議の芳岡一美氏(58)=無所属=と、現職で6選を目指す石原收氏(71)=同=の2人が立候補。8年ぶりの選挙戦となり、8日の投票日に向け、激しい争いがスタートした。
 石原候補は、同町下高岡の選挙事務所前で支持者ら約1000人(陣営発表)を前に第一声。高松自動車道の高速バス乗り場の整備などの実績を強調。「これまで築いた(国や県の)役人との人間関係、太い人脈を生かして、三木町に住んで良かったという誇りを感じてもらえるようなまちづくりを進めたい」と語った。
 同町鹿伏のスーパー駐車場で行われた芳岡候補の出陣式には、支持者ら約400人(同)が集まった。芳岡候補は教育を緊急の課題として挙げた他、合併について、「まちづくりを考える上で大切な問題。高松市(との合併)を念頭に、賛否両論あるが、皆さんと時間をかけて考えていきたい」などと話した。
 一方、町議補選には、いずれも無所属で、新人の自営業、松原哲也氏(29)▽元職の飲食業、粂井明人氏(63)▽新人の元郵便局長、大山哲司氏(55)の3人が立候補した。
 投票は8日午前7時から午後8時(山間部は午後6時)まで、町内18カ所で行われ、同8時50分から町農村環境改善センターで即日開票される。2日現在の有権者数は2万4085人(男1万1578人、女1万2507人)。[南文枝]
………………………………………………………………………………………………………
 ◇立候補者(届け出順)
芳岡一美(よしおか・かずみ) 58 無新
 飲食店経営[歴]三木中PTA会長▽町議▽福岡大
石原收(いしはら・おさむ) 71 無現(5)
 町長▽町社協会長▽県町村会顧問[歴]町議▽高松工芸高
 ◇三木町議補選(改選数2―3)
松原哲也 29 自営業     無新
粂井明人 63 飲食業     無元
大山哲司 55 [元]郵便局長 無新

10月4日朝刊
(毎日新聞) - 10月4日17時1分更新

2856とはずがたり:2006/10/06(金) 21:22:18
<東北・北海道>山形県

市長の体を張った反対でなんか合併で鶴岡が横暴みたいに見えてしまってるのではないかと心配。。

2006年10月3日 火曜日
三川の出直し町長選−31日告示、11月5日投開票
http://yamagata-np.jp/kiji/200610/03/news06208.html

 三川町選挙管理委員会(今井九右衛門委員長)は3日、委員会を開き、鶴岡市との合併協議を撤回した阿部誠前町長の辞職に伴う町長選の日程を、31日告示、11月5日投開票とすることを決めた。立候補予定者説明会は13日、町役場で開く。

 今回の出直し町長選について、9月30日に辞職した阿部氏は、現段階で明言を避けているが、町単独での行政運営を目指し、合併に反対する立場での立候補を示唆している。これに対し、合併推進派の町議会議員などの中には、対立候補の擁立を模索する動きがある。

 9月2日現在の有権者数は6,366人(男3,037人、女3,329人)。

2857とはずがたり:2006/10/06(金) 21:29:44
<九州・沖縄>宮崎県

小林市+高原町の話があるのか。小林市は須木村と合併済み,高原町は野尻町との合併を土壇場で否決。

延岡市と北川町 来年3月に合併
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061003-00000010-nnp-l45

 延岡市・北川町合併協議会の第2回会合が2日、延岡市役所であり、両市町が2007年3月31日に合併し、新市としてスタートすることを決めた。両市町は今年8月、合併新法に基づく「平成の大合併」第2幕では県内初となる法定合併協議会(法定協)を設置。これまでに新市の名称を「延岡市」とすることなどを決めており、この日は、合併期日のほか、介護保険やごみ・し尿処理など48項目を確認。今後は議員の定数・任期などを検討する。

 県は今年3月、合併新法期限の10年3月までに、現在の31市町村を10自治体とする合併推進構想を策定。延岡市と北川町以外に法定協を設けている自治体はないが、高原町が住民請求に基づき、小林市に法定協設置について意見照会をしている。

=2006/10/03付 西日本新聞朝刊=
(西日本新聞) - 10月3日10時7分更新

2858とはずがたり:2006/10/08(日) 23:25:27
<近畿>京都府

精々後継町長には単独町政の財政難を苦労して貰いまひょ

向井町長、3選不出馬
伊根町長選
http://kyoto-np.jp/article.php?mid=P2006100800017&amp;genre=A2&amp;area=K60&amp;mp=

 京都府伊根町の向井義昶(よしひさ)町長(60)は7日、任期満了に伴う11月の町長選(14日告示)に立候補しないことを明らかにした。昨年3月の宮津市との合併の是非を問う住民投票で合併推進が否定されたことや、結果が出た直後、辞職すると発言していたことを理由に挙げ、「当面の行財政運営の見通しがついた今、けじめをつける」と説明した。

 同町の自宅で記者会見した向井町長は「当初めざした宮津市・与謝郡旧4町や、その後の宮津市との合併が実現できず残念」とした上で、「町単独で行政運営するための行政改革プランも策定した」と一定の責任を果たしたことを強調した。

 あわせて、「伊根町は地方交付税の依存度が高く、将来的に合併は避けて通れないだろう」とあらためて自身の考えを述べ、今後は「一私人として、宮津市、与謝野町(与謝郡旧3町が合併)、伊根町の合併実現を支援したい」と話した。

 後継については「(自身の)支援団体などが立候補を打診しており、正式に決まれば応援したい。次の人のためにも、自分が早く決断する必要があると思った」と述べた。
 向井町長は現在、2期目。1998年、2002年の町長選で連続無投票で当選した。町長選では現在、正式に立候補を表明している人はいないが、住民投票の結果を尊重する立場の議員が立候補の準備を進めている。

2859とはずがたり:2006/10/09(月) 01:39:05
<東北・北海道>山形県

町長の動きは非常に唐突。頑張れ合併派。誰かいい人見付けられるかなぁ。。

追跡やまがた:合併問題に揺れる三川町 新町長は混迷に終止符を
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061004-00000113-mailo-l06
◇11月の出直し選挙に注目
 合併を巡って揺れる三川町で、町長の阿部誠氏(54)が突然辞職。出直し選挙は、3日の選挙管理委員会で31日告示、11月5日投開票と決まった。リコールによる昨年の出直し町議選に続き、再び合併の賛否を問う形になると予想される町長選。どんな形で町政の混迷に終止符が打たれるのか。行方は新町長誕生後にかかる。[粕谷昭二]
 町長就任後、一貫して合併推進を語ってきた阿部氏が、辞職表明したのは先月25日。理由は「合併をまとめ切れなかった責任を取り、『合併しない立場で選挙に出ることになる』」だった。
 日野雅夫副知事が阿部氏を県庄内総合支庁に呼び、「心変わりの理由と時期」を聞いた。阿部氏の答えは「9月19日から3日間の住民説明会で、反対意見が増していると感じた」だったが、日野副知事は「説明会に参加した約200人の意見で、8000人の町民の意向を判断できるだろうか」と困惑した。
  ◇  ◇  ◇
 三川町では町議会、住民とも庄内南部地区の合併に意見が分かれた。04年7月、議会での求めに応じる形で、無作為抽出で有権者の約3分の1の2050人を対象にしたアンケートでは、60%弱が合併協議に理解を示している。合併関連議案を否決した町議会をリコールした出直し選挙では、合併派9人全員の当選に対し、反対派の当選は3人(立候補者6人)。三川町の方向性は決まったとみられていた。
 阿部氏の辞職は、町が鶴岡市に申し入れた再度の合併協議が基本合意し、大詰めを迎えてからのこと。住民グループが「中学生以上の投票で是非を」と求めた住民投票条例制定議案に、阿部氏は「町にとって鶴岡市との合併が最善の判断」との意見を付け、制定不要としただけに、同氏の言動には矛盾が残る。
 唐突の辞職に住民グループ代表、志田徳久元町議は「合併するしないにかかわらず、禍根を残さないために住民投票に判断を求めた。予想外の事態になった」と驚く。
  ◇  ◇  ◇
 庄内南部地区の合併協議スタート時から賛否が分かれ、2度も選挙という事態になったことで、町民の中には「議会をリコールした運動が、住民投票で賛否を問う形を取っていたなら、今回の混乱は避けられたのではないか。解職請求という対立を生むような構図がいまだに尾を引いている」と指摘する声もある。
 出直し町長選の日程が決まり、新しい舵(かじ)取り役に誰が選ばれるかに関心が集まる。阿部氏は「要望を受け入れてもらえず、自立するしかない」と、合併しない立場での立候補を示唆している。一方、合併を進めてきた議員は「候補者を立て必ず勝つ」との構えでいるが、議員内からの擁立は難しいとみられている。
 町が町長選に予定している予算は760万円。先の町議選と合わせると約1600万円になる。町の財政にとって、決して少ない額ではない。
………………………………………………………………………………………………………
 ◇合併を巡る三川町の動き
02年10月10日 鶴岡市、三川町など7市町村で庄内南部地区合併協議会発足
04年 9月 8日 町議会合併協議会離脱を決議(賛成11、反対3)
   10月 4日 7市町村合意で合併協定書に調印
   10月 8日 三川町議会合併関連議案否決。他6市町村は可決
   12月21日 町議会のリコールを求め、住民投票実施が決まる
05年 2月27日 出直し町議選で合併推進派9人全員当選。反対派議員は3人
    3月10日 阿部町長が合併促進を表明、議会も促進決議
   10月 1日 6市町村で新鶴岡市誕生
06年 1月11日 阿部町長が鶴岡市に合併協議会設置を申し入れ
    7月 6日 両市町の合併協議会初会議
      31日 合併期日(07年2月1日)など、基本4項目に合意
    9月21日 住民グループ、合併の是非を問う住民投票条例制定を本請求
      25日 阿部町長が辞職を表明
      28日 町議会、住民投票条例案否決。町長辞職に同意
   10月 3日 出直し町長選日程、11月5日投開票に決まる

10月4日朝刊
(毎日新聞) - 10月4日12時2分更新

2860とはずがたり:2006/10/09(月) 12:31:38
<中国・四国>愛媛県

未だやってるよ,此処・・。遂に死人迄出て・・。

>>1160:議長選出巡り空転、合併の枠組みで対立−−松野臨時町議会
宇和島市を中心とした合併を主張する7議員と、鬼北合併か住民投票実施を望む7議員が互いに固辞し譲らなかった→●これを見るとどっちが少数派でもない。ただし宇和島派が多数派で鬼北派と住民投票派が併せて7人。
>>1278:またも議長選出できず−−松野町議会
住民投票実施を望む与党の7議員と、宇和島市を中心とした合併を主張する野党の7議員
>>1404:2005/01/21正副議長に鬼北合併派選出 空転続いた松野町議会
>>2129:2006/01/28 松野町長「宇和島中心は不承知」 議長らと話し合い平行線
町議会が「宇和島市中心のより大きな合併」との方向性を確認し、14人の全議員名で先月28日、岡武男町長に伝えていたことが分かった。…当初鬼北合併を主張していた町議の一人は「大きな合併がよさそうと思うようになった」と説明する。→●議会内の意見は宇和島で収斂したのか??此処の経緯が不明
>>2173:元町長、助役、収入役、教育長と町議ОBで作る「松和会」(38人)が9日、岡武男・町長、山口尊・町議会議長に「宇和島市と合併すべきである」と文書で要請した→●町長以外は宇和島の方向で纏まってきた?
>>2291:合併で混迷の松野町 助役が辞意→●宇和島派の助役が町長を批判か?
>>2836:06年度一般会計当初予算案の否決→●議会のただ一人鬼北派を固守する町長への揺さぶりか
>>2409:町長のリコール求め署名運動へ 松野町で住民グループ結成
>>2609:松野町長リコール(運動)  民意をすっきり問い直す機会に
>>2662:2006/07/24 松野町長、リコール結果(=続投)受け町職員に抱負

議会では多数派になった宇和島派に対して,町長のリコールに失敗した議会内に鬼北派が盛り返し,本来鬼北派ながら宇和島派に変わった議長が悩む構図か。去年の8月にと云う事で>>1404の議長とは別人。しかしやはり鬼北派と云う事か。

議会運営に悩む? 町議会議長が自殺 愛媛・松野町
2006年10月09日10時14分
http://www.asahi.com/national/update/1009/TKY200610090075.html

 9日午前3時45分ごろ、愛媛県松野町松丸、町議会議長酒井博正さん(70)方の1階の仏間で、酒井さんが首をつって死亡しているのを妻(69)が見つけた。家族あての遺書があり、宇和島署は自殺と見ている。

 同町は市町合併をめぐって議会の与野党間で対立が激化。酒井さんは8月に議長に就任したが、議会内の少数グループの所属だったことから議会運営に悩んでいた。最近は体調不良を訴え、辞意をほのめかしていた。


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