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地域綜合スレ
1020
:
とはずがたり
:2004/11/27(土) 01:47
<長野県>
ここは今の所巧く行ってるのでしょうかな。。
[自治の行方]新町名は「飯綱町」に−−牟礼・三水村法定合併協 /長野
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041126-00000068-mailo-l20
牟礼村と三水村の法定合併協議会は25日、牟礼村内で第8回会合を開き、新自治体の名称を「飯綱(いいづな)町」と決めた。
新自治体の名称は、今月1日から7日までの間、両村の満12歳以上の住民を対象にアンケートを実施。同協議会の名称候補選定小委員会が絞った六つの候補から「飯綱町」が全体の54・61%(5843票)でトップ。「いいづな町」、「飯綱村」などが続く結果だった。法定協では、アンケート結果を尊重。新自治体を「町」とすることに異論は出なかった。
11月26日朝刊
(毎日新聞) - 11月26日16時40分更新
1021
:
とはずがたり
:2004/11/27(土) 23:21
<岐阜県>大垣地域
[平成合併ぎふ元年]輪之内町、不参加決める−−大垣など1市4町 /岐阜
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041127-00000071-mailo-l21
◇渡辺町長「冷却期間おいて考える」
輪之内町議会の全員協議会が26日開かれ、西濃圏域の合併問題で、大垣市など1市4町の合併協議に参加しないことを決めた。同町は直ちに同市に通知した。同時に安八郡内3町合併も白紙に戻すことも決めた。これにより、同町は事実上、単独か安八町との2町合併のどちらかを選ぶことになりそうだ。
全員協議会には町議15人全員が参加。合併問題特別委員会(7人)から▽1市9町の西濃圏域合併協議会は現状のままとする▽1市4町の新しい合併協議には参加しない▽安八町、墨俣町との3町合併は白紙にする――との協議報告を受け論議したが、議員全員に特段の異議はなく決定した。これを受け、渡辺町長は「西濃圏域での合併を推進してきたが、議会で協議して決められた」と、新しい合併協議に参加しないことを表明した。
全員協議会後に会見した渡辺町長や森島光明議長らは「これまでは、将来の財政事情を考えれば大垣市などとの広域合併しかないとの意見や、隣町で昔から付き合いのある安八町との合併を、などの意見があったが、きょうはほとんど意見がなかった」と説明。「次々と合併協議から抜ける町が出て、大垣市の対応がどうなるのかわからず、不安になっているのでは。今後のことについては冷却期間を置いて考える」と語った。
西濃圏域では当初10市町で中核市を目指した。しかし、安八町の離脱に続き、垂井町など3町も住民意向調査を受け、新しい合併協議への不参加を決めた。養老町もその後に不参加を表明し、大垣市との新しい合併協議を決めているのは飛び地の上石津町と墨俣町だけ。残る池田町は12月議会で態度を明らかにする予定。
11月27日朝刊
(毎日新聞) - 11月27日16時50分更新
1022
:
とはずがたり
:2004/11/27(土) 23:26
<東北・北海道>宮城県
歌津町議会を解散しろ!
[’04合併協議・進展・波乱]志津川町、歌津町の合併延期 /宮城
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041127-00000126-mailo-l04
◇システム統合間に合わず−−破談の可能性も
志津川町と歌津町は26日までに、来年4月に予定していた合併を延期する方針を固め、県に「期日通りの合併は困難になった」と伝えた。歌津町議会が合併関連議案を棚上げし、両町の電算システム統合作業が間に合わなくなったため。両町法定合併協議会は今月29日、緊急協議会を開き対応を協議するが、合併調印後に合意内容の変更を余儀なくされる異例の事態となった。
志津川、歌津両町は昨年8月、法定合併協を設置し、計18回の会合を開催。新町名を「南三陸町」とするなど48項目で合意し9月18日、合併協定書の調印に至った。その間、歌津町議会は「審議が十分に尽くされていない」と合併期日の延期を議決したが、両町は調印を強行した。
こうした経緯から、同町議会は合併に必要な議案を否決。牧野駿町長が再提出した後は、合併特別委員会に付託したまま委員会を開かず、議案を棚上げするという挙に出ている。
同町内では、合併推進派の住民グループが有権者の64%に当たる署名を集めるなど反議会の動きも活発だ。しかし、議会側は「12月議会で結論を出したい」と突っぱねたままで、同法定協は「電算システムの統合が時間切れとなり、合併期日を延期せざるを得ない」との判断に追い込まれた。
合併延期方針について、県市町村課は「合併協から『電算システムも含めて合併準備が整っていない』と報告があった。庁舎の改装や例規、要綱のたぐいも間に合わないということではないか」と話している。
両町は、今後も合併に向けた協議を続けるが、「期日を延期しても問題は解決できない」(志津川町関係者)との声も上がっており、合併自体が破談する可能性も出てきた。
11月27日朝刊
(毎日新聞) - 11月27日16時5分更新
1023
:
とはずがたり
:2004/11/29(月) 01:36
<北海道>
まぁただでさえ広い北海道ですからねぇ,市制施行のメリットが見えない上に飛び地に知床の使用に文句も付けられちょっと。。別海・標津が抜けたのか。。
東知床市 2005.10.1 新設/市制
標津郡 中標津町,目梨郡 羅臼町
★中標津町・羅臼町合併協議会(法定)
※標津町,別海町と4町で任意協議会設置:2003/6/27→解散:2003/11/30
※中標津町,別海町が合併協議から離脱(2003/11/30)
※2町で法定協議会設置:2003/12/26
※新市名公募上位11点:知床,しれとこ,南知床,はまなす,ゆめの森,道東(どうとう),東知床,北根室,南しれとこ,開陽(かいよう),新知床
※新市名候補7点:知床,海陽,開陽,新知床,はまなす,東知床,南知床
※新市名最終候補3点:新知床,東知床,南知床
※新市名:東知床市(ひがししれとこし)
※新市役所:現・中標津町役場
※合併協定調印式:2004/11/10
※中標津町と羅臼町は飛び地
※標津町,別海町は単独町制継続へ
※標津町の合併の是非を問う住民投票の結果「2町の合併協議に参加する(27.2%)」「合併しない(72.8%)」(2004/6/13)
※斜里町は協議会に「知床」を用いた新市名称の採用に慎重な意向を申入れ(8/23)→斜里町は「東知床市」を容認の意向
※中標津町で2町での合併の是非を問う住民投票を実施予定(2004/11/28)
(推) 30,425 (国) 30,135 1,082.82
北海道の飛び地合併暗礁に 中標津の住民投票で反対多数
http://www.asahi.com/politics/update/1128/010.html
北海道中標津町が約30キロ離れた羅臼町との「飛び地合併」の可否を問う住民投票が28日にあり、反対が賛成を上回ったため、合併話は暗礁に乗り上げた。両町は10日に合併協定書に調印し、来年10月1日の「東知床市」発足を確認していた。西沢雄一・中標津町長はこれまで「投票結果を尊重する」と表明している。東京23区管内の面積に匹敵する別の町を挟んだ壮大な飛び地合併として注目を集めていた。
(11/28 22:57)
1024
:
とはずがたり
:2004/11/29(月) 04:37
<鹿児島県>川辺地域
枕崎市長…枕崎+知覧
02の枕崎市民アンケ…1市4町(枕崎、知覧、坊津、川辺、頴娃)
枕崎を含む川辺地区では2市5町(加世田市,笠沙町,大浦町を含む)での合併へ向けた研究会を設置
枕崎市議会…2市5町
川辺町長…強硬な2市5町派。2市5町では市の地理的中心に?
南日本新聞ニュースピックアップ[2003 06/07 07:35]
市町村合併 枕崎市長「知覧と1市1町で」
−16日から住民説明会
http://373news.com/2000picup_bak/2003/06/picup_20030607_4.htm
枕崎市の神園征市長は6日、市議会の市町合併調査特別委員会で、「知覧町と1市1町で合併するのが望ましい」との考えをあらためて示した。
神園市長は、昨年の市民アンケートで1市4町(枕崎、知覧、坊津、川辺、頴娃)を望む意見が半数を超えたことを受け、「1市4町の流れをくむのが1市1町。知覧とも事務レベルで打ち合わせは続けている」と答弁した。
一方で、枕崎を含む川辺地区では2市5町での合併へ向けた研究会を設置していることから、「最終的には住民が選択すべき」とした。
枕崎、知覧とも住民アンケートを検討しており、双方とも同時期に行うことで合意している。
枕崎では、知覧との法定協議会設置を求める住民発議もある。
枕崎市は、16日から市内24カ所で住民説明会を開催。神園市長が2市5町、1市1町などの枠組みや広域合併について、直接説明する。
知覧町の霜出勘平町長は1市1町について、「住民説明会、アンケートで選択肢の一つとしたい。民意を尊重する」と話している。
南日本新聞ニュースピックアップ[2003 06/13 07:35]
市町村合併 枕崎市議会、「2市5町」陳情採択
−市長の1市1町とねじれ
http://373news.com/2000picup_bak/2003/06/picup_20030613_5.htm
枕崎市議会は12日、市町合併調査特別委員会を開き、2市5町による広域合併を要望する陳情を賛成多数で採択した。同特別委は議長を除く議員全員で構成されているため、24日予定の最終本会議でも採択される見通し。
同市の神園征市長は知覧町と1市1町での合併が望ましいとの考えを表明しており、市長と議会の意見が割れた格好だ。
陳情は南さつま農協(知覧町)、南薩森林組合(川辺町)からそれぞれ提出された。両団体とも枕崎市、加世田市、川辺郡5町で広域合併したため、行政区域も同じ枠組みを要望する−との内容。
この日の審査では「合併についてまだ調査すべきだ」などの反対意見も出た。
枕崎市は16日から市内全域で住民説明会を開催、その後アンケートを予定している。出張中の市長に代わり答弁した中村均光助役は、取材に対し「市長は住民の意向を尊重すると表明している。説明会やアンケートも考慮し最終判断するだろう」と話した。
合併の枠組みが決まっていない川辺地区2市5町は、7月末までに各市町長が判断することで合意している。
1025
:
とはずがたり
:2004/11/29(月) 04:37
<鹿児島県>川辺地域
南日本新聞ニュースピックアップ[2003 07/05 10:36]
市町村合併 枕崎市長「1市3町」発言に川辺町長が抗議文送る
http://373news.com/2000picup_bak/2003/07/picup_20030705_9.htm
東展弘・川辺町長
川辺町の東展弘町長は4日、枕崎市の神園征市長に対し、川辺を含めた1市3町での合併に言及した市議会での答弁に抗議する申入書を提出した。しかし神園市長は受け取りを拒否した。
神園市長は3日の市町合併調査特別委員会で、知覧町との1市1町が先行すれば、川辺、坊津両町も加えた1市3町の枠組みもあり得るとの考えを示した。
神園征・枕崎市長
申入書は「川辺町は2市5町(枕崎市、加世田市、川辺郡5町)を目指しているのに、神園市長は意向を確認せず発言した。不穏当で憤りを禁じ得ない」と抗議、「周囲の市町が混乱するような発言は慎んでほしい」と求めている。
この日、川辺町職員が枕崎市役所に申入書を持参したが神園市長は出張で不在。同市職員が連絡を取ったところ、市長は受け取らないよう指示したという。
神園市長は取材に「抗議文と聞いて、抗議を受けるような発言はしていないので受け取らないように言った」とし、「合併では住民アンケートの結果を尊重する」と従来の考えを強調した。
川辺町は同日、申入書を郵送した。
川辺町民アンケ…枕崎>広域
南日本新聞ニュースピックアップ[2003 07/23 08:44]
市町村合併 知覧町アンケート「1市1町」賛成43%
−「2市5町」は39%
http://373news.com/2000picup_bak/2003/07/picup_20030723_8.htm
知覧町は22日、合併に関する住民アンケートの結果を発表した。枕崎市と1市1町での合併協議に賛成42.69%、同市と加世田市、川辺郡での「2市5町」は39.46%だった。同町では霜出勘平町長が2市5町を、町議会の過半数が1市1町を支持している。
調査は6月30日から7月13日まで実施。対象は20歳以上の1万820人で、9956人から回答があった。回収率は92.01%。
集計によると、ほかの選択肢では「指宿地区へ加入」2.06%、「合併せず」11.87%だった。
1市1町を選んだ人のうち、枕崎がそれを望まなかった場合、40.24%が2市5町、10.26%が指宿加入、33.53%が合併せず、と回答。
また、2市5町を選択した人で、1つでも参加しない市町があった場合、71.98%が残りで合併、11.4%が1市1町、1.63%が指宿加入、3.64%が合併せず、と答えた。
霜出町長は「2つとも過半数に達しておらず、枕崎のアンケート結果をみて判断したい」と話した。
また、アンケートの開票作業を非公開で行ったことについて同町長は「トラブル防止のため。議員5人に立ち会ってもらい公正を期した」と説明した。
1026
:
とはずがたり
:2004/11/29(月) 04:37
<鹿児島県>川辺地域
南日本新聞ニュースピックアップ[2003 08/02 07:42]
合併問題 川辺地区、1市4町で法定協−来月1日めど−枕崎、知覧は不参加
http://373news.com/2000picup_bak/2003/08/picup_20030802_4.htm
川辺地区2市5町(枕崎、加世田、川辺郡5町)の首長は1日、川辺町役場で枠組みが白紙になっている合併問題を協議した。枕崎市と知覧町が住民意向調査の結果を踏まえ、同枠組みによる法定協議会への不参加を表明。協議終了後、残りの1市4町は9月1日の法定協設置を目指すことを確認した。
川辺地区市町協議会の臨時会として開いた。知覧町が「議会の意向と住民アンケート結果を尊重しなければならない」と説明。枕崎市は「アンケート結果により1市1町の協議を進める」と述べた。
1市1町の不参加表明を受け、他の首長は「極めて残念」(川辺町)「広域行政は従来通りの措置をお願いしたい」(笠沙町)などと述べ、今後も協議の余地を残しておくことで一致した。
各市町は5月末、2市5町での法定協参加を7月末までに最終判断することで合意。同月に実施した住民意向調査で、枕崎市と知覧町は1市1町に賛成する住民が2市5町を上回った。
同地区では昨年末、南薩西部任意協(加世田、笠沙、大浦、金峰)が金峰町の離脱を受けて解散。今年1月には南薩中央任意協(枕崎(→知覧と2市町で→知覧の脱退で知覧・川辺・頴娃との合併模索?)、川辺(→加世田へ→脱退→枕崎・知覧・頴娃と?)、知覧(→枕崎と→二市町を断念→枕崎・川辺・頴娃と?)、坊津(→加世田と)、頴娃(→指宿へ→脱退→枕崎・知覧・川辺と?))が頴娃町の離脱で解散した。このため2市5町は2月から広域合併に向けた協議を進めてきた。
2市5町は人口9万1401人、面積533.49平方キロ、1市4町は同5万1198人、同338.56平方キロ(2000年国勢調査)。
◇
協議会終了後、1市4町(加世田、川辺、坊津、笠沙、大浦)の首長、議長は第1回川辺地区合併協議会設立準備会を開き、法定協規約や予算案を提案する臨時議会を8月20日までに開くことを決めた。準備会会長に東展弘川辺町長、副会長に川野信男加世田市長を選出。事務局は川辺町に置く。
南日本新聞ニュースピックアップ[2004 05/31 07:31]
市町村合併 知覧町議会が住民説明会−2市5町派の批判に対応
http://373news.com/2000picup_bak/2004/05/picup_20040531_4.htm
知覧町議会は29日夜から合併住民説明会を始めた。枕崎市との1市1町支持が過半数を占める同議会は昨年11月、同一請求のあった川辺地区2市5町での法定合併協議会設置議案を継続審査。2市5町支持の住民から反発が出ており、経過説明のため異例の議会主催となった。
2市5町派は、同議案の否決を想定し合併特例法に基づく住民投票を目指しているが、継続では身動きが取れない状態。このためビラ、立て看板、街宣で議会批判を強めている。
説明会は、ちらん夢郷館で開かれ住民約100人が参加、議員は18人のうち12人が出席した。審査経過の説明後、住民から「2市5町での法定協設置を本請求した知覧町民5300人余りの署名をどう認識するか」との質疑があり、議員側は「半強制的な署名収集との情報もあり、本当の民意か審査が必要」「民意は1市1町か2市5町かの2つ。住民主体の選択がいい」と意見が分かれた。
同議会は今後も各校区で説明会を開く予定。
枕崎市と知覧町では、枕崎市長と知覧町議会が1市1町を、知覧町長と枕崎市議会が2市5町を支持する複雑な構図。枕崎市の住民投票などを経て4月、1市1町法定協が設置された。
1027
:
とはずがたり
:2004/11/29(月) 04:38
<鹿児島県>川辺地域
笠沙町…地域の一番西端。辺境に成ってしまうので再々編には慎重。
南日本新聞ニュースピックアップ[2004 07/16 07:32]
市町村合併 新市事務所、当面は加世田/川辺地区協−再編時、川辺南西部に建設
http://373news.com/2000picup_bak/2004/07/picup_20040716_5.htm
川辺地区合併協議会(加世田、笠沙、大浦、坊津、川辺)は15日、加世田市で第14回会合を開いた。懸案の新市事務所位置案について、8月の川辺町の住民投票までは継続審議とした先の首長会の合意とは一転、「当面は加世田、再編時は川辺南西部」とすることに決定した。
同日了承された事務所位置案は(1)当面の間、加世田市役所とする(2)将来、(枕崎市と知覧町を含む)2市5町によるさらなる再編がなされた場合は川辺町南西部に建設する(3)新庁舎の建設場所・時期については新市で5年以内に検討し、決定する−との内容。前回の協議会で提案された小委員会の最終報告では(2)の条項は「川辺町南西部が適地」としていた。
事務所位置については前回、再編を視野に入れた条項の削除を求める意見が笠沙町の委員から出され、川辺町の委員と対立。首長会に調整が委ねられたが、同会では協議を先送りすることを決めていた。
同日の会合では首長会の報告に異論が続出。委員から「川辺の住民投票結果によっては協議が白紙になってしまう。協議会として前向きな結論を出すべき」「事務所位置案は大半の委員の理解を得ている」などの意見が出された。このため首長が再度協議し、小委案を一部修正した上で再提案した。
同協議会をめぐっては、枠組みの賛否を問う川辺町の住民投票が8月8日実施されることになっており、16日から同町内で住民説明会が行われる。
南日本新聞ニュースピックアップ[2004 08/09 14:30]
川辺町住民投票 8割が「1市4町」反対
−法定協離脱決定的に
http://373news.com/2000picup_bak/2004/08/picup_20040809_4.htm
川辺地区法定合併協議会(加世田、笠沙、大浦、坊津、川辺)の賛否を問う川辺町の住民投票は8日行われ、即日開票の結果、反対票が有効投票総数の8割を占め法定協離脱が決定的となった。
町民側に大きな賛否の動きはなかったが、町議会の市町合併調査特別委員会(19人)が全会一致で離脱を決議したことなどが影響を与えたとみられる。
東展弘町長は同日、「町民の明確な意思なので、臨時議会を招集して離脱を諮りたい」とし、今後は「新しい枠組みか単独か、町内で議論を進める」と述べた。正式な離脱は、法定協の各市町議会の議決がないと成立しない。
住民投票は6月議会で議会が実施を求め、当局が条例を提案した。
特別委は離脱の理由として、(1)新市名選定で郡名の「川辺」が外された(2)水道、保育料など町民負担増が見込まれる(3)庁舎位置で枕崎、知覧を視野に入れるかどうかで意見が対立している(4)土地開発公社の統合など困難な問題が予想される−などを挙げていた。
川辺地区法定協は昨年8月発足し、協定項目43のうち37を承認。新市名は「南さつま」、庁舎位置は「当面は加世田。(枕崎、知覧を含めた)2市5町再編時は川辺」と決まっている。
投票総数は9791票(男4326票、女5465票)。有効9538票、無効253票。投票率は80.03%(男79.17%、女80.72%)だった。
1028
:
とはずがたり
:2004/11/29(月) 04:38
<鹿児島県>川辺地域
南日本新聞ニュースピックアップ[2004 09/04 07:19]
市町村合併 川辺離脱が成立/川辺地区協議会−加世田、坊津も議案可決
http://373news.com/2000picup_bak/2004/09/picup_20040904_1.htm
加世田・坊津両市町議会は3日、川辺町の離脱に伴う川辺地区合併協議会の規約変更を可決した。笠沙・大浦町議会でもすでに可決されており、川辺町の離脱が成立した。
規約変更は第1条の構成市町から「川辺町」を除くもので、関係市町すべての議会が可決した同日から施行する。
加世田市議会の定例会では「1市3町での協議継続と受け取られかねない」との反対意見もあったが、賛成多数で可決した。川野信男市長は「説明会では大方の住民が1市3町で核をつくり2市5町へつなげてほしいとの意向だった」と述べた。
臨時会が開かれた坊津町議会でも賛成多数で可決した。議員が「規約変更は即、継続協議となる危ぐがある」とただしたのに対し、谷上幸男町長は「1市3町とは特に関連はない」。首長間の継続協議確認について「独断せず議会に持ち帰るべきだった」との問いには、「首長として基本姿勢を示した。住民や議会の判断には従う」と答えた。
また「生活圏は枕崎。枕崎市長と話す気はないか」には、「交通網発達で、生活圏の厳密な見解は違ってくる。枕崎市長とはいつでもどこでも話し合っていきたい」と答弁した。
川辺町は1市4町の枠組みを問う住民投票で8割が反対したのを受け、協議会からの離脱を表明。同町議会は8月20日の臨時会で離脱議案を可決した。
南日本新聞ニュースピックアップ[2004 10/27 07:23]
市町村合併 「2市5町」否決/知覧町議会特別委 住民投票の有無、焦点に
http://373news.com/2000picup_bak/2004/10/picup_20041027_2.htm
知覧町議会の合併審査特別委員会は26日、川辺地区2市5町で法定協議会設置を求める議案を賛成少数で否決した。これに対し2市5町の枠組みを支持してきた霜出勘平町長が、合併特例法に基づき2市5町の賛否を問う住民投票を行うかどうかが焦点となりそうだ。
同委員会は議長を除く全議員で構成しているため、11月2日に開く臨時会でも否決される見通し。霜出町長は、取材に対し「本会議の議決後に対応を決める。ただ議会には、早く結論を出してほしかった」と話した。
2市5町案は枕崎市、加世田市、川辺郡5町(笠沙、大浦、坊津、知覧、川辺)の議会議長らが昨年11月、住民発議で同一請求した。既に知覧を除く2市4町議会は、同案を可決している。そのため仮に知覧町議会本会議で否決、特例法による住民投票が行われ賛成多数だった場合、2市5町法定協が設置される。
知覧町議会はこれまで枕崎市との1市1町案を可決、2市5町案は「署名収集が半強制的との情報もあり、本当の民意か調査が必要」と継続審査のままだった。
知覧町は今年4月、枕崎市と法定協を発足させたが、霜出町長はその後も町議会などで「1市1町の枠組みに利点はない」などと否定的な発言を繰り返している。
鹿児島県内で特例法による住民投票はこれまで、旧祁答院町や枕崎市など5市町で行われた。
知覧の隣接町のうち、2市5町を目指していた川辺町は住民投票に基づき川辺地区の法定協を離脱。頴娃町も、同様に指宿地区4市町の法定協からの離脱を表明している。
1029
:
とはずがたり
:2004/11/29(月) 04:38
<鹿児島県>川辺地域
電算問題で日置から離脱(
>>482
(03/10/14初協議)
>>707-708
(04/9/2協議会休止・住民投票へ)
>>533
(04/10/20川辺へ参加の可能性も))の金峰町加入へ
南日本新聞ニュースピックアップ[2004 11/03 07:37]
市町村合併 金峰町、1市3町に申し入れ
住民投票受け川辺協へ
http://373news.com/2000picup_bak/2004/11/picup_20041103_5.htm
金峰町は川辺地区合併協議会(加世田、笠沙、大浦、坊津)参加の賛否を問う住民投票で賛成が8割を占めた結果を受けて大久保誠町長と室屋正和議長が2日、1市3町の首長、議長を訪ね合併協議を申し入れた。
このうち加世田市では川野信男市長、高倉正文議長が応対。大久保町長は「町民の意向が確認できたので協議に加えていただきたい」とあいさつ、加入申し入れ書を手渡した。川野市長は「できるだけ早く手続きを終えられ、テーブルに着くことを期待している」と述べた。
1市4町は近く臨時議会を招集。金峰町は法定協の設置議案、1市3町は構成市町の規約変更議案を提案。議決された時点で金峰町の協議会加入が成立する。同町が協議に合流するのは25日の第19回会合からとなる見込み。
金峰町の住民投票は日置合併協議会の休止後、町長が提案した条例に基づき10月31日に実施された。1市3町との合併に賛成3717票、反対577票だった。
南日本新聞ニュースピックアップ[2004 11/17 07:37]
市町村合併 金峰含む川辺地区協議会発足
1市4町で協議開始へ
http://373news.com/2000picup_bak/2004/11/picup_20041117_7.htm
川辺地区合併協議会(加世田、笠沙、大浦、坊津)への金峰町の加入について加世田市議会は16日臨時会を開き、構成市町の規約変更議案を賛成多数で可決した。他の3町も同議案を、金峰町は法定協議会設置議案を可決ずみ。関係市町議会のすべての議決が出そろい、同日付で1市4町による協議会が発足した。
金峰町は25日の第19回会合から協議に加わる。大久保誠金峰町長は「各市町の賛同が得られ感謝している。限られた時間の中、町の実情を十分説明しながら合併実現へともに頑張りたい」とコメント。同協議会会長の川野信男加世田市長は「協議は円滑に進む。広域合併の足がかりとして期待する」と話した。
同協議会は2003年8月に1市4町で発足したが、川辺町が住民投票の結果を受けて04年9月3日付で離脱した。協定項目43のうち35を承認。新市名は「南さつま」、庁舎位置は「加世田」と提案され、05年3月までの県知事申請を目指す。金峰を含む1市4町の人口(2000年国勢調査)は4万3979人、面積は283.30平方キロメートル。
金峰町は9月2日に日置5町による協議が休止された後、川辺地区への参加方針を決定。10月31日実施した住民投票で8割の賛成が得られ、1市3町へ合併協議を申し入れていた。
1030
:
とはずがたり
:2004/11/29(月) 04:38
<鹿児島県>川辺地域
知覧町長…2市5町派:霜出知覧町長が枕崎の財政状況をたびたび問題視
枕崎市長…1市1町派
知覧町議会…1市1町派
枕崎市議会…2市5町派:1市1町の法定協の設置を否決。住民投票で設置
南日本新聞ニュースピックアップ[2004 11/06 07:42]
市町村合併 知覧・枕崎協が決裂か
庁舎位置小委で知覧4委員退席
http://373news.com/2000picup_bak/2004/11/picup_20041106_7.htm
枕崎市・知覧町合併協議会の新市事務所位置検討小委員会は5日、枕崎市の南薩地域地場産業振興センターで第10回会合を開いた。審議の途中、知覧の委員5人のうち福元作男助役ら4人が協議不調を理由に退席、両市町は決裂の公算が大きくなった。
福元助役は取材に対し、「次回9日の協議会で霜出勘平町長も同様の表明をするだろう」と述べ、解散や休止の可能性を示した。一方、小委員長の中村均光枕崎市助役は「委員として責務を果たすべき」と退席を批判した。
この日は、平行線が続いている庁舎位置を検討。前回中村委員長が提案した「本庁は枕崎、新設地は新市が検討」とする案に加え、知覧町議会の委員が「当面枕崎、新設は知覧」、福元助役が「当面も新設も知覧」とする案をそれぞれ出した。
中村委員長は「福元案は従来の議論」と批判したのに対し、福元助役は「新市の議員比を考えれば知覧に庁舎ができる保証はない」などと述べ、「このまま協議を続けても無駄」と4人一斉に席を立った。知覧町議の委員は席に残った。
両市町は、枕崎市長と知覧町議会が1市1町を、知覧町長と枕崎市議会が川辺地区2市5町の枠組みを支持するこう着状態が続いた。今年4月、枕崎の住民投票を受け協議会が発足。だが協議では、霜出町長が枕崎の財政状況をたびたび問題視していた。
南日本新聞ニュースピックアップ[2004 11/10 07:26]
市町村合併 枕崎・知覧協議会 解散へ
町長が動議、投票で決着
http://373news.com/2000picup_bak/2004/11/picup_20041110_6.htm
枕崎市・知覧町合併協議会は9日、同町民会館で第12回会合を開いた。冒頭、霜出勘平知覧町長が解散動議を提案したため、解散の賛否を問う投票を実施。全委員22人中、賛成18、反対4で解散が決定的となった。
1市1町を推進してきた会長の神園征枕崎市長は、取材に対し「よりよい地域づくりを目指していただけに残念」とコメント。一方、川辺地区2市5町の枠組みを支持してきた霜出町長は「委員の皆さんが正しい判断をした。これからは広域を模索すべきだろう」と述べ、明暗が分かれた。
正式な解散は、両市町議会が協議会廃止議案を議決した後となる。
この日はまず、知覧の委員が退席し混乱した新市事務所位置検討小委員会の報告があった。その後、霜出町長が「庁舎位置の妥協は不可能。財政面でも差がありすぎる。庁舎問題を理由に、互いが傷つく前に解散するのがいい」と発言した。
委員からは「時期尚早」「庁舎位置の結論を早く」などの意見が出たが、神園会長は「委員の意思を確認する」として、無記名投票による採決に踏み切った。
1市1町協議会は住民発議で、両市町議会に提案。知覧は可決、枕崎は否決したため合併特例法による住民投票を経て、今年4月発足した。これまで、新市名「ちらん枕崎市」などが決まっていた。
1031
:
とはずがたり
:2004/11/29(月) 04:49
南日本新聞ニュースピックアップ[2003 08/02 07:42]
合併問題 川辺地区、1市4町で法定協−来月1日めど−枕崎、知覧は不参加
http://373news.com/2000picup_bak/2003/08/picup_20030802_4.htm
川辺地区2市5町(枕崎、加世田、川辺郡5町)の首長は1日、川辺町役場で枠組みが白紙になっている合併問題を協議した。枕崎市と知覧町が住民意向調査の結果を踏まえ、同枠組みによる法定協議会への不参加を表明。協議終了後、残りの1市4町は9月1日の法定協設置を目指すことを確認した。
川辺地区市町協議会の臨時会として開いた。知覧町が「議会の意向と住民アンケート結果を尊重しなければならない」と説明。枕崎市は「アンケート結果により1市1町の協議を進める」と述べた。 1市1町の不参加表明を受け、他の首長は「極めて残念」(川辺町)「広域行政は従来通りの措置をお願いしたい」(笠沙町)などと述べ、今後も協議の余地を残しておくことで一致した。
各市町は5月末、2市5町での法定協参加を7月末までに最終判断することで合意。同月に実施した住民意向調査で、枕崎市と知覧町は1市1町に賛成する住民が2市5町を上回った。
同地区では昨年末、南薩西部任意協(加世田、笠沙、大浦、金峰)が金峰町の離脱を受けて解散。今年1月には南薩中央任意協(枕崎、川辺、知覧、坊津、頴娃)が頴娃町の離脱で解散した。このため2市5町は2月から広域合併に向けた協議を進めてきた。
2市5町は人口9万1401人、面積533.49平方キロ、1市4町は同5万1198人、同338.56平方キロ(2000年国勢調査)。
◇
協議会終了後、1市4町(加世田、川辺、坊津、笠沙、大浦)の首長、議長は第1回川辺地区合併協議会設立準備会を開き、法定協規約や予算案を提案する臨時議会を8月20日までに開くことを決めた。準備会会長に東展弘川辺町長、副会長に川野信男加世田市長を選出。事務局は川辺町に置く。
南日本新聞ニュースピックアップ[2004 06/17 09:19]
市町村合併 川辺、住民投票条例提案へ−「1市4町」問う
http://373news.com/2000picup_bak/2004/06/picup_20040617_10.htm
川辺町は16日、加世田市など1市4町で構成している法定合併協議会について、枠組みの賛否を問う住民投票条例の提案を決めた。23日の町議会に上程、可決される見通し。7月に住民説明会を開くため、8月初めに予定している町議会議員選挙と同時に行われる公算が大きい。
同法定協会長も務める東展弘町長は、住民投票の結果が反対多数なら「新たな枠組みを模索するか単独かだ」と述べ、場合によっては南薩地区の情勢が流動化する可能性も出てきた。
この日定例議会が開会、市町合併調査特別委員会の上久保貢委員長が「7月中に住民説明会を行い、条例による住民投票を強く要望する」と中間報告した。
これを受け東町長は助役ら町幹部を集め対応を協議、1市4町に賛成か反対かを問う選択とし、最終本会議での条例提案を決めた。対象は公選法に準じ20歳以上。
東町長は「7月に町幹部が分担して各地域で住民説明会を開く。合併協議の内容を説明、後は町民が住民投票で判断してほしい」と話した。
法定協では新市事務所を「当面は加世田」などと提案されている。これに対し、枕崎市と知覧町を加えた2市5町の枠組みを目指す川辺町民からは反発する声が出ていた。
1032
:
とはずがたり
:2004/11/29(月) 05:00
<鹿児島県>【川辺地区合併協議経過】
>>1024-1032
加世田と枕崎の2極があり紆余曲折を経た。基本的に枕崎中心・広域・加世田中心の3つの指向が重なり合う展開。
※坊津町は枕崎市,川辺郡知覧町,川辺町,揖宿郡頴娃町と5市町で任意協議会設置:2002/4/19→解散:2003/1/23
※日置郡金峰町で加世田市,笠沙町,大浦町と4市町での法定協議会設置を求める住民発議,3市町が議会付議せず不成立→金峰町は日置郡合併へ
※枕崎市,世田市, 川辺郡 笠沙町,大浦町,坊津町,知覧町,川辺町,日置郡金峰町と8市町で研究会設置:2002/6/21
※加世田市,笠沙町,大浦町,金峰町の4市町で任意協議会「南薩西部地区任意合併協議会」設置:2002/11/7→解散:2002/12/24
2003/6の時点で「合併の枠組みが決まっていない川辺地区2市5町は、7月末までに各市町長が判断することで合意している。」
>>1024
枕崎市長…枕崎+知覧
02の枕崎市民アンケ…1市4町(枕崎、知覧、坊津、川辺、頴娃)
枕崎市議会…2市5町派
川辺町長…強硬な2市5町派。2市5町では市の地理的中心に?
知覧町議会…1市1町派
知覧町長…2市5町
03の知覧町民アンケ…「1市1町」賛成43%,「2市5町」は39%→知覧枕崎合併へ
>>1026
残る1市4町(加世田市, 川辺郡 笠沙町,大浦町,坊津町,川辺町)も法定協立ちあげ
>>1031
、「当面は加世田、再編時は川辺南西部」とすることに決定に川辺町は不満
>>1027
。住民投票へ
>>1031
,結果離脱
>>1027-1028
(04 09/04)。
枕崎と知覧の合併協議も難航。知覧側は知覧町内に作れと強硬(町長の意を受けまとめる気がない?),破談
>>1030
。
一方川辺町が離脱した川辺郡+加世田合併協には金峰町が満を持して参加。
結果現在(04/11/29)での構図は
合併
■南さつま市 2005.1.31 新設
加世田市, 川辺郡 笠沙町,大浦町,坊津町,日置郡 金峰町
★川辺地区合併協議会(法定)
単独
●枕崎市,●川辺町(広域指向),●知覧町(町長:広域),●頴娃町(揖宿郡)
枕崎市(枕崎市+川辺町+知覧町+頴娃町)市役所:知覧と川辺の境付近に建設へとか出来ないかな?
南薩市(加世田市,枕崎市,川辺郡 笠沙町,大浦町,坊津町,知覧町,川辺町 日置郡 金峰町,揖宿郡 頴娃町)新市役所川辺町付近が最終型?
)
1033
:
とはずがたり
:2004/11/29(月) 05:23
<広域合併>
北東北広域連携、今後の課題探る 秋田でセミナー
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041128-00000003-khk-toh
青森、岩手、秋田の北東北3県の官民でつくる北東北広域連携推進協議会(賢木新悦会長)は27日、秋田市で活動推進セミナーの全体会を開いた。講演や3県で行われた分科会での議論を踏まえ、今後の連携の在り方を探った。
3県の会員ら約50人が参加。総務省行政課理事官で、1998年10月から2年間、秋田県矢島町の助役を務めた吉川浩民氏が「広域連携とこれからの地方行政」と題して基調講演した。
吉川氏は全国の広域連携の事例や道州制議論を紹介し、北東北の広域連携は全国でもトップレベルにあると指摘。「今後の課題は県の統合の必要性について、分かりやすく説明することだろう」と強調した。
10―11月にかけて開いた計3回の分科会で議論した今後の連携活動案の発表があり、女性の力を活用した農林漁業活性化や、資源循環型社会の形成などを提言した。
全体会は28日もグループ、全体での各討議が行われる。
(河北新報) - 11月28日7時2分更新
1034
:
無党派さん </b><font color=#FF0000>(/3J5SzQQ)</font><b>
:2004/11/29(月) 21:41
<近畿>京都府
大江町長リコールで合併協議に壁 先行き混迷 町民の不信感ぬぐえず
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2004112900239&genre=A2&area=K50
京都府大江町の伊藤堯夫町長の解職について問う住民投票が来年1月28日までに実施となり、1市3町の合併協議にまた一つ、大きな壁が立ちはだかった。合併に対する町民の不信感をぬぐい去ることができなかった行政に加え、町長の進退を問う住民グループ側のリコールで、先行きは混迷している。京都府への合併申請が来年3月末までと迫る中、民意の行方が注目される。
「合併協議への不信が、この(解職を求める署名の)数字に表れている」。平成の大合併では府内初の解職請求の手続きを終えた住民グループ「三、一四三ふるさと大江を愛するネットワーク」の上野實代表(76)は力を込めた。
リコールに至ったのは今年6月、有権者の66%の署名を集めて、合併の是非を問う住民投票条例の制定を直接請求したが、町長が反対意見を提出し、条例案が議会で否決されたことがきっかけだ。「合併は誰が決めるのか」。町民と行政、議員の間に生じたずれが、不信感を抱いた住民の直接請求へと発展した。
住民投票条例やリコール運動は平成の大合併にからみ、ここ数年で年間数十件ある。リコールでは福井県鯖江市や長崎県香焼町、群馬県富士見村などで成立、首長が失職した。
こうした混乱の原因の一つに、行政側が合併の利点や、協議内容を町民に十分伝えてこなかった、との指摘がある。大江町は鬼伝説を生かした独自のまちづくりを進めており、福知山市への吸収合併は特色がなくなるとの危機感も加わったという。同様に夜久野町や三和町でも、住民投票条例や町長リコールに向けた署名活動が起こった。
大江町は合併協議会の広報紙を配布し、住民説明会を2回開いたが、住民グループは「町は説明不足。合併する場合としない場合ではどう違うのか、具体的に描いた資料も出していない。合併が国や府からの押しつけの印象を受ける」とする。
しかし住民グループの行動に、「住民投票条例とリコール請求とは意味合いが違う」などと疑問の声もある。飲食店の店員(44)は「否決したのは議会。なぜ議員へのリコールでないのか?」と首をかしげる。
また台風23号で大江町は全世帯の4分の1が浸水などの被害を受けた。普段通りの生活に戻れない町民も多い。自宅が床上浸水した無職男性(72)は「今は時期が悪い。ここまでもめたのは、どちらにも責任がある」と言う。
行政側は合併特例法による財政の優遇措置を受けるために、来年3月までに府への申請を目指している。残された時間はあとわずか。だが台風の影響で法定協議会は11月に開催予定だった2回の会議が延期に。リコールはさらに追い打ちをかける形となった。
同志社大大学院の新川達郎教授(地方自治論)は「地方分権の受け皿づくりとして進められた平成の大合併だが、現実には自治体の財政事情で流れ込む場合があり、地域の理解を得られないまま進んでいる」と指摘。「住民投票が進む中で、合併協議ができるかは現実的に考えて疑問。投票の結果次第では合併協議の枠組みが変わる」と話す。
1035
:
とはずがたり
:2004/11/30(火) 02:01
<北海道>
さっさと決めちゃえ。
遠軽強えぇ。
新設遠軽町
2005.10.1紋別郡 生田原町,遠軽町,丸瀬布町,白滝村
★遠軽地区4町村合併協議会(法定)
☆生田原町ホームページ
※常呂郡佐呂間町,紋別郡上湧別町,湧別町と7町村で研究会設置:2002/6/28
※佐呂間町,上湧別町,湧別町が離脱,研究会解散:2002/12/25
※4町村で任意協議会設置:2003/1/10
※法定協議会設置:2003/5/14
※新町村名最終候補9点:北大雪(きたたいせつ),オホーツク新,北の杜(きたのもり),石北(せきほく),北の王,生田原,遠軽,丸瀬布,白滝(白滝のみ「村」)
※新町名:遠軽町(えんがるちょう)
※新町役場:現・遠軽町役場
※合併協定調印式:2004/11/19
※紋別郡上湧別町で生田原町,遠軽町,丸瀬布町,白滝村と5町村での法定協議会設置を求める住民発議,上湧別町が否決,4町村が可決
※上湧別町の5町村での法定協議会設置の是非を問う住民投票の結果「賛成(38.5%)」「反対(61.5%)」(2004/11/7)
(推) 24,216 (国) 24,844 1,332.32
遠軽町など3町村、合併議案を可決−−丸瀬布町は結論先送り /北海道
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041129-00000018-mailo-hok
網走管内の遠軽町、生田原町、丸瀬布町、白滝村の4町村議会は28日、臨時の議会を開き、来年10月1日の4町村の合併について審議した。遠軽、生田原、白滝の3町村は賛成多数で合併に関する議案を可決したが、丸瀬布町議会は、総務委員会付託を決め、結論を先送りした。
合併を議決した3町村は審議した結果、財産処分、議員定数、地域新議会の設置の4議案を賛成多数で可決し、来年10月1日の合併を事実上了承した。しかし、丸瀬布町議会は、町議会が行った有権者を対象にしたアンケートで合併賛成が63・8%だったことを確認し「結論を重く受け止める」としたが、総務委員会付託の緊急動議を可決し、さらに審議することにした。
11月29日朝刊
(毎日新聞) - 11月29日16時1分更新
1036
:
とはずがたり
:2004/11/30(火) 02:08
<山梨県>甲府地域
>>48
[市町村合併]「甲府」か「東八代地域」か 住民投票告示−−中道町 /山梨
甲府市と接していない芦川村と上九一色村は、中道町が抜けると“飛び地”となり、4町村合併は空中分解する可能性が高まる。
>>61
[市町村合併]「東八」が過半数−−枠組み問う、中道町の住民投票 /山梨
>>156
甲府との北部合併協議了承 上九一色村
>>364
[市町村合併]上九一色村、全村で甲府市と合併−−村長表明、議会側も了承 /山梨
>>1011
市町村合併]中道町、笛吹市へ要請続行で一致−−合併問題協議会 /山梨
同じく笛吹市に合併を申し込んだ芦川村は期限内の合併にこだわらない姿勢を見せているが、小林町長は「合併特例債というカンフル剤を飲まなければ地域が元気になれない」と、特例法期限後の合併には否定的な見解だ。笛吹市側には「甲府市との天びんに掛けているようでは合併は応じられない」(市議)との声がある一方、甲府市は同町との合併協議に前向きな態度を見せている。
[市町村合併]上九一色村の住民投票、「全村で甲府」にノー /山梨
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041129-00000101-mailo-l19
◇新たな方針模索へ
甲府市との全村合併の是非を問う上九一色村の住民投票は28日行われ、即日開票の結果、「反対」614票で、「賛成」536票を78票上回った。宮島雅展市長が全村合併の要件に挙げる「7割前後の賛成」に及ばず、同市との全村合併は難しくなった。投票率は87・05%。当日の投票資格者数は1351人(男678人、女673人)。
村が6月に実施した住民意向調査では、全村で甲府市との合併を望む住民が分村合併派を44票差で上回り、村は全村合併の方針を取ってきたが、合併特例法の期限(05年3月)が迫る中、改めて方針を探ることになる。
全村合併の申し入れに甲府市側の反応は鈍く、成否を巡り村住民に不安も出る中、「北部とは生活圏が異なる」と分村合併を目指す南部住民グループの訴えが、南部住民に浸透した格好だ。全村合併に反対してきた「富士北麓(ろく)町村と合併を望む会」の山田義文会長は、富士河口湖町との合併協議再開を村に求める。
投票結果を受け、小林実村長は今後の方針を村議会と協議する意向だが、「全村で甲府」を進めてきた村議会の対応が大きな要素となる。再び分村合併を模索する場合は、南部については合併協議がほぼ終了している富士河口湖町が最有力だが、議会は03年12月、同町との合併見直しを求める請願を採択している点が課題となりそうだ。
村議の中には「村単独での存続」や、甲府市との合併協議再開の可能性も出てきた「中道町の動向を見守るべきだ」との意見もあり、意見集約に時間がかかる可能性もある。
………………………………………………………………………………………………………
◇上九一色村住民投票開票結果
反対 614
賛成 536
(無効26)
11月29日朝刊
(毎日新聞) - 11月29日16時45分更新
1037
:
とはずがたり
:2004/11/30(火) 02:14
<近畿>滋賀県
こんな無責任な市町リコールしる!
犬上郡で犬上市つくろうや。愛知郡も入れてもいい。
1市3町の合併を断念 彦根の中島一市長
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041129-00000070-kyt-l25
滋賀県彦根市の中島一市長は29日、滋賀県多賀町役場で開かれた豊郷、甲良、多賀3町との首長会議で、休止中の1市3町合併協議を「断念する」と表明した。3町長が明らかにした。中島市長は30日の同市議会全員協議会でも同様の態度を示す意向で、3町長は「所信表明は合併協の場でしてもらう約束だった」と反発している。
3町長によると、中島市長は席上で、開口一番「苦渋の決断ですが、合併を断念します」と話した。先の1市3町首長会議では、合併協を11月中に開く▽市長の所信表明は合併協で行う−の2点で合意していたといい、この日の首長会では「合併協委員や町民の立場はどうなるのか」などと3町長が反発。3時間余り議論を交わしたが、平行線をたどったという。
中島市長は2月末、同合併協が行った住民意向調査で、彦根市民の50%以上が合併反対を示したことを受け、非公式会合で合併を「断念する」と発言していた。
(京都新聞) - 11月29日23時30分更新
1038
:
とはずがたり
:2004/11/30(火) 02:15
<九州・沖縄>宮崎県
んなもん宮崎と合併にきまっとろうが!
[市町村合併みやざき]枠組み問う住民投票、最多は「自立」−−清武町 /宮崎
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041129-00000188-mailo-l45
◇町長「結果参考に判断」−−投票率45・56%
市町村合併の枠組みを問うものとして県内で初めて28日に実施された清武町の住民投票は、投票率が45・56%と5割を超えなかった。投票結果は「合併しない」4701▽「宮崎市・田野町との合併」4000▽「田野町との合併」988――の順。最多の「合併しない」も、投票総数に占める割合は過半数に届かない約48%だった。当日有権者数は2万1372人(男1万348人、女1万1024人)。
投票結果に法的拘束力はないが、投票率が過半数を超えた場合は、投票者の過半数が選択した結果を「尊重する」とされていた。開票後、会見した一ノ瀬良尚町長は「投票率が低かったのは残念だが、結果を参考に判断したい。ただ『1市2町』も数字がきっ抗しているので、宮崎市、田野町とも協議したい」と述べた。12月定例町議会に合併関連議案を提案するかどうか検討する。
清武町は住民投票の選択肢となった二つの枠組みで法定合併協議会を設置、協議してきた。住民投票条例は住民グループ「清武町の合併を考える会」が「町民の意思を尊重してほしい」と住民発議。町議会が可決、制定された。
………………………………………………………………………………………………………
◆清武町住民投票結果
1市2町 4000票
2町 988票
単独 4701票
(選管最終発表)
11月29日朝刊
(毎日新聞) - 11月29日17時50分更新
1039
:
とはずがたり
:2004/11/30(火) 02:34
<神奈川県>相模原地域
相模湖町は八王子と合併したいんだよな。残り1市3町でががっと行こうや
[選挙]津久井町長選 相模原市と津久井郡4町、合併枠組み崩れる /神奈川
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041129-00000057-mailo-l14
相模原市と津久井郡4町(津久井、城山、相模湖、藤野)との合併の是非を争点とした任期満了に伴う津久井町長選と、相模湖町の住民投票は28日、投開票された。津久井町では合併推進を図る現職の天野望氏(63)が勝って6選を果たしたが、相模湖町では合併反対が多数を占めた。相模湖町は単独町政の道を進み、合併の枠組みが崩れた。来年3月までの1市4町の合併は一気に瓦解し、振り出しに戻った。
◇推進の天野氏6選−−津久井町長選
津久井町長選は午後9時15分から町立中野小体育館で開票の結果、合併推進を図る現職の天野望氏(63)=無所属=が、合併に反対する新人で前町議の栗原大氏(56)=同=を破り、連続6選を果たした。
天野氏が合併を争点にした16年ぶりの選挙戦を制し、今後、合併の是非を問う住民投票は実施されないため、相模原市などとの合併が決まった。投票率は57・09%。当日有権者数は2万3590人(男1万1908人、女1万1682人)。
天野氏は3選された92年から3期連続で無投票当選してきた。世代交代が進み、支持層が大きく変わる中、02年から合併問題の住民説明会を延べ150カ所で開催。今回の選挙で町内の8割強にあたる8000世帯を家族と回り、町議10人の支援も受けて支持基盤を固めてきた。
津久井郡4町でつくる相模湖モーターボート競走事業の収益悪化、地方交付税の削減などから財政事情が窮迫。少子高齢化社会を迎えて国民健康保険や介護保険制度の維持が難しくなり、住民サービスの低下も余儀なくされる実情を訴えてきた。
栗原氏は相模原市への編入合併に反対して合併協議会から離脱する考えを示し、「単独での町政継続」か「郡内合併」かを問う住民投票の実施を主張した。「住民投票を実施しない住民不在の町政」と多選を批判。合併によって伝統と文化が消滅する危機を訴えてきた。
地元選出で自民党県議団長を務める榎本与助県議が合併反対の立場からてこ入れし、選挙戦は事実上、「天野町長と榎本県議の対決」の場となった。土建業者ら榎本県議の支持組織が動き、合併批判票の取り込みを図ったが、届かなかった。
◇合併反対が多数−−相模湖町住民投票
相模湖町の住民投票は午後9時10分から町役場で即日開票の結果、「単独での町政継続」の賛成が、相模原市と津久井郡4町との合併を53票上回った。合併推進の溝口正夫町長は合併反対を選択した「結果を尊重する」と述べており、今後は単独町政の道を進む。相模湖町の合併協議からの離脱で、1市4町の合併構想は消滅する。投票率は64・25%。当日の投票資格者数は7799人(男3927人、女3872人)。
津久井地域での合併の是非を問う住民投票は、今年6月の藤野町に次いで2カ所目だった。しかし、藤野町と違って20歳以上の永住外国籍住民27人を投票資格者から除外した。
津久井郡4町でつくる相模湖モーターボート競走事業の収益悪化や地方交付税の落ち込みなどで、町財政は03年度からひっ迫。職員給与の引き下げなど経常経費の大幅削減を迫られる状態となっている。
溝口町長は財政悪化から従来の住民サービスを維持するためにも合併が緊急の課題だと住民に説明してきた。しかし、相模原市との地域間交流の薄さから編入合併への反対が根強く、町長選で新人との票差が189票と小差だったため、住民投票で最終的に合併の是非を問うことになった。
………………………………………………………………………………………………………
◇津久井町長選開票結果=選管最終発表
当 7449 天野望 63 無現
5914 栗原大 56 無新
(無効104)
………………………………………………………………………………………………………
◇津久井町長略歴
天野望(あまの・のぞむ)63 無現(6)
町長▽県下水道公社理事[歴]県町村会長▽酪農学園大
………………………………………………………………………………………………………
◇相模湖町の住民投票結果◇
合併に賛成 2455
町政継続 2508
無効(48)
11月29日朝刊
(毎日新聞) - 11月29日16時33分更新
1040
:
とはずがたり
:2004/11/30(火) 02:35
<千葉県>東金・山武地域
東金市の合併是非住民投票 市住民「市制維持」を選択 /千葉
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041129-00000077-mailo-l12
山武法定合併協議会に参加している東金市が、他の5町村(成東、九十九里、山武、松尾町、蓮沼村)との合併の是非を問う住民投票が28日、実施された。即日開票の結果、反対票1万7038票、賛成票8615票で反対票が上回った。当日有資格者は4万6687人、投票率は55・36%だった。
市住民投票条例は「市長や議会は投票結果を尊重する」と規定しており、東金市の合併協離脱が事実上決まった。12月5日に同様の住民投票を実施する山武町の結果を待たずに、合併協は破たんすることになる。
反対派は、合併に伴う財政優遇措置(特例債)により「市の借金が増え、市民の税負担は重くなる」と訴えていた。賛成派は、山武地域が医師数の少ない「医療過疎」であり、「特例債を利用して救急医療体制の充実に注ぐべきだ」と反論していた。合併実現を目指した志賀直温市長は開票終了後に緊急会見し、「票差は予想以上だった。『東金』の名前が消えることへの抵抗があったのかもしれない」と分析した。
………………………………………………………………………………………………………
◇東金市の住民投票結果◇
合併に賛成 8615
合併に反対 17038
無効(193)
11月29日朝刊
(毎日新聞) - 11月29日16時25分更新
1042
:
とはずがたり
:2004/11/30(火) 02:50
<東北>岩手県
この手の雰囲気になってくると,こりゃ見通しくらいなぁ。。
平泉抜きで気持ちよく磐井市,平泉は衣川と合併でいいのでは?
両磐地区合併名称問題 2回目も対立解消ならず−−来月5日、9首長会議 /岩手
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041129-00000028-mailo-l03
両磐地区合併の新市名「平泉」決定過程を巡り、平泉町に対する不信感が噴出している問題で、9市町村長と各正副議長が28日、一関市役所で、こう着打開のための2回目の話し合いを行った。しかし対立は解消せず、12月5日に9首長による話し合いが持たれることになった。
問題は、平泉町の議員が花泉町の議員と懇談した際に「平泉の思い(平泉市への命名)がかなわない場合は、平泉は合併協議会から退席する。その際、花泉も同調してほしい」と依頼したかどうかという点。両町サイドの話は「お願いされた」「していない」と食い違っており、一関市などはこのままでは合併の話は進められないとして協議はストップしたままだ。
この日の話し合いでは、一関市議会に平泉・花泉問題を提起した議員の証言も加わったが、結局は「言った、言ってない」の堂々巡りに終始。同市の浅井東兵衛市長は「両磐合併は、一つの町が欠けても合併には至らない。(平泉町の)そうした発言が合併協議を壊すことになる。信頼を失っては今後、一緒にやっていけない」と強く信頼回復を求めた。
11月29日朝刊
(毎日新聞) - 11月29日16時5分更新
1043
:
とはずがたり
:2004/11/30(火) 02:50
福知山・東金・遠軽・一関・彦根・宮崎と合併破談や先行き不安を感じさせるニュースが大量に襲ってきてめげるなぁ。。(´・ω・`)
遠軽→是非可決を
福知山→大江町抜きで
山武→東金抜きで(成東・九十九里・蓮沼・松尾で九十九里市かな?九十九里は東金へ,成東・蓮沼・松尾で成東市,山武町は懸案の庁舎建設ってとこか?)
一関→磐井市にして平泉抜きで(若しくは平泉市とする代わりに代わりの磐井派郡部になんか飴を。。公共工事積み増し?)
彦根→彦根抜きで
宮崎→是非宮崎へ
1044
:
とはずがたり
:2004/11/30(火) 15:37
<中国・四国>愛媛県
基本のおさらい:きほく町…北宇和郡 広見町,松野町,日吉村 鬼北町…北宇和郡 広見町,日吉村
おお,宇和島vs鬼北で鬼北派の勝利ですか。
宇和島は周辺との合併に手一杯で松野町を省みる余裕はなかったし,松野町は事実上の飛び地になってしまうしこっちの方が良いでしょうね。
ただ,アルコール工場の工場跡地取得問題できほく合併から抜けた(
>>702
)けどあれはどう解決したのかな?また町議会の構成は?百票かそこらで町議になった連中があーだこーだ文句着けずに着実に合併を推進していきたい。。
きほく町の法定協は休止中(
>>692
)の様ですし,これを期に迅速な合併協議を。ただし新町名は鬼北が望ましい。。
[選挙]松野町長選/松野町議選 町長に岡武男さん、新町議14人も決まる /愛媛
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041129-00000112-mailo-l38
合併の枠組みを巡る混乱の責任を取って町長が辞職し、町議会(定数14)も自主解散したことに伴う松野町の出直しダブル選は28日、投開票された。
新人2人の争いとなった町長選は、広見町と日吉村の鬼北合併を掲げる「松野の今を考える会」前会長の岡武男氏(75)=無所属=が、宇和島市を中心とした合併を主張した前助役の阪本寿明氏(57)=同=を破り、初当選した。当日有権者数は4033人。投票率は町長選が90・43%(前々回93・34%)、町議選も90・43%(前回92・00%)だった。
町長選は合併の相手先をどこにするかを最大の焦点に、町を二分する激戦を展開。「なんとしてでも町民の願いである鬼北合併に戻すべきである」と訴えた岡氏が、「宇和島市を中心とする広域合併に信念と情熱を持って取り組む」と強調した阪本氏を振り切った。岡氏は「住民投票を実施して鬼北合併への意思を明確にし広見、日吉との合併を進める。民主的な町政の回復に努め、正常化を図る」と公約している。
新町議14人も決まった。全員無所属。
………………………………………………………………………………………………………
◇町長選開票結果=選管最終発表
当 1829 岡武男 75 無新 広見町と日吉村の鬼北合併を掲げる「松野の今を考える会」前会長
1771 阪本寿明 57 無新 宇和島市を中心とした合併を主張した前助役
(無効47)
………………………………………………………………………………………………………
岡武男(おか・たけお)75 無新(1)
[元]小学校長▽町老人ク連合会副会長▽愛媛師範学校
………………………………………………………………………………………………………
◇松野町議選開票結果(定数14―16)=選管最終発表
当 456 山口尊 55 無前
当 351 布久光 68 無新
当 271 杉本喜久子 78 無新
当 266 井上六広 53 無前
当 262 稲田溜 71 無新
当 251 畠山哲 57 無新
当 223 高石登稔 68 無新
当 217 関本五郎 62 無前
当 191 板尾喜雄 66 無前
当 186 光盛暁与 61 無新
当 178 末光光明 54 無前
当 172 岡本幾久夫 68 無前
当 159 岡本吉国 67 無前
当 156 酒井博正 68 無元
153 関本良夫 56 無前
101 岡本位津夫 54 無前
11月29日朝刊
(毎日新聞) - 11月29日17時31分更新
1045
:
とはずがたり
:2004/11/30(火) 15:48
<中国・四国>
反対議員はリコールせい!
>一方で合併に反対する町議9人が今月25日、各戸へチラシを配布。
>その中で、▽各町への課の分配問題で、由岐町の意見が反映されていない
>▽町長は市制を目指すと公言していたはず――などと訴え、
>合併に疑問を投げ掛ける動きを見せていた。
ふーむ。海部郡は上灘(由岐町,日和佐町,牟岐町→美海町を目指す。新町役場:現・日和佐町役場)
が1.5万人,下灘(海南町,海部町,宍喰町→海陽町を目指す。新町役場:現・海南町役場)が1.2万人で併せても3万には届かず市にはなれないのだが。。
由岐町の住民投票 日和佐町・牟岐町との合併、「賛成」が「反対」上回る /徳島
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041129-00000160-mailo-l36
◇12月議会に新町設置提案へ
05年10月の「美海町」発足を目指し、日和佐、牟岐両町と進める合併の是非を問う由岐町の住民投票は28日投開票され、合併に「賛成」が「反対」を上回った。住民のゴーサインを受け、兵庫賢敏町長は「合併してもしなくても苦しい先行きの中、(住民投票で)町民の覚悟を見据えることができた。引き続き美海町実現に向け、力を尽くしたい」と述べ、12月下旬開会予定の定例町議会に新町設置議案を提案する意向を表明した。ただ、議会には合併に反対する議員も多く、審議の行方が注目される。当日投票資格者数は2987人(男1339人・女1648人、うち未成年者は63人)。投票率は64・21%だった。
県内で「平成の大合併」を巡る住民投票が実施されたのは宍喰町に次いで2例目だが、合併の是非を直接問うのは初めて。結果に法的拘束力はないが、条例で「町長は結果を尊重しなければならない」と規定している。
投票所となった同町木岐の木岐公民館など8カ所には朝から、次々と住民が訪れた。投票資格者は87年4月1日以前生まれの町民で、高校生など一部の17歳と18歳以上の未成年も一票を投じた。
住民投票条例案は、9月27日の町議会で可決。町側はこれまで、人件費などの行政コスト削減やサービス維持などの点で、合併した場合としなかった場合の比較を地域懇談会などで説明し、判断材料を提供してきた。一方で合併に反対する町議9人が今月25日、各戸へチラシを配布。その中で、▽各町への課の分配問題で、由岐町の意見が反映されていない▽町長は市制を目指すと公言していたはず――などと訴え、合併に疑問を投げ掛ける動きを見せていた。
由岐町にとって次のハードルは12月議会での新町設置議案の審議。今回反対に回った議員9人は全議員(12人)の4分の3にあたり、住民投票結果を受けた態度変更がなければ、議会による否決も予想される。
………………………………………………………………………………………………………
◇住民投票開票結果=選管最終発表
合併に賛成 1114
合併に反対 754
(無効50)
11月29日朝刊
(毎日新聞) - 11月29日17時25分更新
1046
:
とはずがたり
:2004/11/30(火) 16:21
<海部上灘合併>
2004年5月15日付
本庁舎位置で平行線 上灘3町合併協の検討小委
http://www.topics.or.jp/Tokushu/shichouson/2004/0515-1.html
由岐、日和佐、牟岐の三町でつくる海部郡上灘三町法定合併協議会の新町の事務所位置検討小委員会は十四日、県日和佐合同庁舎で開き、日和佐町か、牟岐町かで難航している本庁舎位置について再協議したが、結論を持ち越した。
本庁舎位置では、一月に提示された「日和佐町に本庁舎を置く」とする兵庫賢敏会長案を支持する由岐、日和佐両町と、「本庁舎を牟岐町に置き、本庁機能を議会事務局と総務部門に絞る」とする牟岐町の委員が、従来の主張を繰り返し、話し合いは平行線をたどった。
このため、昨年十二月の確認事項だった<1>本庁となる事務所はできる限り議会事務局と総務部門に絞って配置する<2>課の配置は支所となる二町の意向を十分に配慮する−ことを再確認した。
その結果、これまで教育委員会を置きたいと主張してきた日和佐町の委員が「議論が前進するためなら調整に応じる」と発言。本庁のスリム化を訴えてきた牟岐町の委員も「(牟岐が)仮に分庁となった場合の課の配置案を次回に出してみたい」とするなど、組織配置の点では歩み寄りもみられた。
2004年6月9日付
分庁方式の組織配置まとまらず 上灘3町合併小委
http://www.topics.or.jp/Tokushu/shichouson/2004/0609.html
由岐、日和佐、牟岐の三町でつくる海部郡上灘三町法定合併協議会の新町の事務所位置検討小委員会は八日、県日和佐合同庁舎で開き、分庁方式を取る三町への組織配置が牟岐町の議会選出委員から提案されたが、まとまらなかった。
提案は、仮に日和佐町が本庁舎となった場合を想定。日和佐には総務、会計など四課と議会事務局、由岐町に地域振興、税務保険など四課、牟岐町に住民環境、福祉、保健介護、消防防災など八課と教育委員会を置くとの内容。
法定協会長の兵庫賢敏由岐町長が一月に提案した案に比べ、由岐町から福祉保健関係部署、日和佐町から教育委員会が移され、牟岐庁舎の機能が強化されている。
牟岐町の委員は「(同町には)海部病院や図書館、文化センターなど施設が整っており、住民福祉や教育関係に適している」と説明した。
これに対し、由岐町の委員が「(牟岐の)九課と(由岐の)四課ではあまりに偏っている。一方的で到底受け入れられない」と反発するなど、牟岐町と由岐、日和佐両町の主張は平行線をたどった。
1047
:
とはずがたり
:2004/11/30(火) 16:21
<海部上灘合併>
2004年7月21日付
3町合併後の組織配置案報告 由岐・日和佐町議会委
http://www.topics.or.jp/Tokushu/shichouson/2004/0721-4.html
由岐、日和佐両町議会の町村合併特別委員会は二十日それぞれ開き、海部郡上灘三町法定合併協議会の事務所位置検討小委員会委員長が示した、牟岐町を含めた三町合併後の組織配置案について話し合った。由岐町議会から否定的な意見が多く上がった。
由岐町議会は、片矢昭文議長が経過説明。委員からは「由岐町が譲りっぱなしでないか」「町民に説明できない」などと反発する声が相次いだ。
日和佐町議会は、中川誠也委員長が報告。委員から「課の取り合いになって合併の意義を忘れていないか」などの意見が出された。
合併後の組織配置案は、日和佐町が本庁舎となった場合を想定し、同町に総務、企画財政など五課と議会事務局、由岐町に地域振興、介護保健など四課、牟岐町に住民環境、福祉、消防防災など七課と教育委員会を置くとの内容。
2004年7月23日付
修正案以上の妥協しない 合併後の組織配置で牟岐町議会特別委
http://www.topics.or.jp/Tokushu/shichouson/2004/0723-3.html
牟岐町議会の市町村合併問題調査検討特別委員会は二十二日、由岐、日和佐両町とつくる海部郡上灘三町法定合併協議会の牟岐町選出委員三人との意見交換会を開いた。法定協の事務所位置検討小委員会委員長が示した合併後の組織配置案に、修正を加えた案以上には妥協しないことを決めた。
委員長案は、日和佐町が本庁舎になった場合を想定し、同町に総務など五課と議会事務局、由岐町に地域振興課など四課、牟岐町に福祉課など七課と教育委員会を置くとの内容。しかし九日の小委で由岐町の委員から課の数について難色を示す意見が出たことから、十五日に由岐町の兵庫賢敏町長が牟岐町の池内正勝町長に由岐町の建設課と、牟岐町の住民環境課と水道課の二課とを入れ替える修正案を提示。この日、池内町長が委員長案とともに報告した。
議員からは「修正案以上に課を譲るのは納得できない」などの意見が出て、修正案が最大限の譲歩であることを全員で確認した。
二十日に開かれた由岐町議会町村合併特別委員会では、委員長案、修正案ともに反対意見が多数を占めている。
1048
:
とはずがたり
:2004/11/30(火) 16:21
<海部上灘合併>
2004年8月12日付
上灘3町の組織配置、修正案協議結論出ず 事務所位置検討小委
http://www.topics.or.jp/Tokushu/shichouson/2004/0812-5.html
由岐、日和佐、牟岐の三町でつくる海部郡上灘三町法定合併協議会の新町の事務所位置検討小委員会は十一日、県日和佐合同庁舎で開き、三町の組織配置案について協議したが、まとまらなかった。
議題となったのは、前回示された組織配置案の修正案。牟岐町から水道、住民環境の二課を由岐町に移し、由岐町から建設課を牟岐町に移して、日和佐町に総務など五課と議会事務局、由岐町に地域振興など五課、牟岐町に消防防災、福祉など六課と教育委員会を置く内容。
日和佐、牟岐両町の委員が「不満は残る」としながらも修正案に賛成したのに対し、由岐町の委員が「消防防災課は、緊急時の指揮系統を考えると本庁の日和佐町に置くべきだ」などと従来の主張を繰り返した。牟岐町の委員が「妥協に妥協を重ねてきた。後戻りはできない」と発言するなど、議論が平行線をたどった。
本庁舎は日和佐町に 海部上灘合併「美海町」誕生へ前進
http://www.topics.or.jp/Tokushu/shichouson/2004/1102-1.html
由岐、日和佐、牟岐の三町でつくる海部郡上灘三町合併協議会の新町の事務所位置検討小委員会は一日、県日和佐合同庁舎で開き、新町「美海町」の本庁舎を日和佐町に置くことを最終結論とした。法定協の全体会議で正式決定されるが、庁舎位置をめぐり、一年半に及び停滞していた協議は大きく前進した。
今回、同小委員会で確認された行政機構案は、小委員会での議論が硬直していたのを受け、この日までに三町の首長と議長の六者間で調整された事実上の最終案。本庁を日和佐町とし、同町に総務部門四課と消防防災課、議会事務局を配置。支所となる由岐町に地域振興、水産振興、建設、保健介護の四課、牟岐町に農林振興、商工観光、福祉、住宅、税務保健、住民環境、水道の七課を置くことにしている。
会議には委員十一人全員が出席し、中川誠也委員長が最終案を報告。質疑応答や討議はなく、会議は三十分足らずで終了した。
中川委員長は閉会のあいさつで「やっと小委の責務を果たすことができた。順調な美海町誕生を祈念したい」と述べた。次回法定協は、八日に日和佐町公民館で開かれる予定。
1049
:
とはずがたり
:2004/11/30(火) 16:23
<海部上灘合併>
>>1045-1049
対立の構図(
>>1046-1048
)。由岐町議会を説得するのは大変か。。まぁ根幹は性もない対立なんだけどね。
本庁舎の位置決定過程:牟岐vs日和佐+由岐(
>>1046
)
↓
課の設置過程:牟岐+日和佐vs由岐(
>>1046-1048
)
2004年6月仮に日和佐を本庁舎としたときの提案
日和佐(4課+議):総務、会計など四課と議会事務局
由岐(4課):地域振興、税務保険など四課
牟岐(8課+教)町に住民環境、福祉、保健介護、消防防災など八課と教育委員会
|
牟岐(-1)・日和佐(+1),保険介護:牟→由
↓
2004年7月下旬
日和(5課+議):本庁舎・総務、企画財政など五課と議会事務局…日和佐町議会では委員から「課の取り合いになって合併の意義を忘れていないか」などの意見が出された。
由岐(4課):地域振興、介護保健,建設課など四課…由岐町議会では委員からは「由岐町が譲りっぱなしでないか」「町民に説明できない」などと反発する声が相次いだ。
牟岐(7課+教):住民環境、福祉、消防防災,水道など七課と教育委員会…牟岐町議会は法定協の事務所位置検討小委員会委員長が示した合併後の組織配置案に、修正を加えた案以上には妥協しないことを決めた。
|
住民環境:牟→由,水道:由→牟
↓
=修正案(由岐町の兵庫賢敏町長提案)=
2004年8月12日付
日和(5課+議):総務,企画財政など五課と議会事務局…日和佐町の委員は「不満は残る」としながらも修正案に賛成した
由岐(5課):地域振興,水道、住民環境,介護保健など五課…由岐町の委員は「消防防災課は、緊急時の指揮系統を考えると本庁の日和佐町に置くべきだ」などと従来の主張を繰り返した。
牟岐(6課+教):建設,消防防災、住民環境、福祉など六課と教育委員会…牟岐町の委員は「不満は残る」としながらも修正案に賛成した。また「妥協に妥協を重ねてきた。後戻りはできない」とも発言。
|
消防:由→日,水道:由→牟,建設:牟→由,税務保険:由→牟
↓
=最終案=
2004年11月2日付
日和(4課+議):本庁を置き,総務部門四課と消防防災課、議会事務局を配置
由岐(4課):地域振興、水産振興、建設、保健介護の四課
牟岐(7課+教):農林振興、商工観光、福祉、住宅、税務保健、住民環境、水道の七課
1050
:
とはずがたり
:2004/11/30(火) 16:33
http://www.topics.or.jp/Tokushu/shichouson/
【徳島県内 市町村合併 関連ニュース 徳島新聞社】
那賀郡は丹生谷地域ともいうのか。。
1051
:
とはずがたり
:2004/11/30(火) 16:46
<板野郡>
2002年5月10日付
郡全体でも前向き 板野郡合併検討協、アンケート結果報告
http://www.topics.or.jp/Tokushu/shichouson/2002/0510.html
松茂、北島、藍住、板野、上板、吉野、土成の七町でつくる板野郡合併検討協議会(会長・板東正土成町長)の二〇〇二年度総会が九日、板野町犬伏の町文化の館で開かれた。枠組みなど具体的な話は出なかった。
七町の町長、助役、総務課長ら計三十一人が出席。各町の行財政調査委託費などを盛り込んだ〇二年度予算約五百八十一万円を承認した後、三月に吉野町を除く六町で実施した住民アンケート結果の報告を受けた。
各町長らは、松茂町以外は合併肯定派が過半数を超えていて、郡全体でも合併に前向きであるという認識で一致した。
しかし、枠組みなど具体的な話し合いには至らず、吉岡義人上板町長らが「隣接する町との十分な話し合いが必要だ。結果を踏まえ、前向きに働き掛けていきたい」と発言するにとどまった。
2002年9月3日付
板野町が合併検討委設立 各団体代表ら43人初会合
http://www.topics.or.jp/Tokushu/shichouson/2002/0903-3.html
板野町は二日、町村合併を行政、議会、住民の三者が対等な立場で話し合う検討委員会を設立、町民センターで初会合を開いた。合併の是非や枠組みなどを犬伏正昭町長に提言する。四月に実施された板野郡(吉野町除く)の合併意識調査で、町内回答者の73%が住民の意向を反映した検討を望んだため。
会合には、検討委メンバーの町長、吉岡輝昭町議会議長、町商工会、婦人会、老人会、PTAなど各団体の代表ら四十三人が出席。委員長に木内邦治町商工会長を選んだ後、意識調査の結果が報告された。本格的な協議は次回からで、提言時期なども話し合う。
木内委員長は「合併は地域住民の問題。経済活性化など専門的な要素も含んでいるので、是非論から方法、枠組みまで原点に立ち返り検討したい」と話した。
意識調査は町内約四千八百世帯のうち、約千五百世帯(31%)が回答。60%が合併に関心を持ち、その半数が「合併は必要」と回答。枠組みは板野郡全体を望む人が最も多く「合併は必要」と回答した人の53%を占めた。二番目は松茂、北島、藍住の三町との合併を望む意見で10%だった。
同町は二〇〇〇年十一月、郡内の職員らが設立した郡合併検討協議会に参加。町議会も今年六月に合併特別委を発足させたが、枠組みなど具体的な論議に及んでいない。
1052
:
とはずがたり
:2004/11/30(火) 16:46
<板野郡>
2003年11月5日付
土成に協議の場要望 上板町議会、4町合併の働き掛け強化
http://www.topics.or.jp/Tokushu/shichouson/2003/1105-1.html
上板町議会の町村合併調査特別委員会が四日開かれ、板野、吉野、土成三町との合併を目指し働き掛けを強める方針を確認した。また土成町議会に対し四町合併に対する考えなどを聞くため協議の場を設けるよう求める文書を五日にも送ることを決めた。吉野、土成両町が阿波、市場両町と目指す「あわ北四町合併構想」にも影響を与えそうだ。
松田清委員長が、周辺自治体の合併への取り組み状況などを報告。委員からは「あわ北四町には参加せず、板野、吉野、土成との合併を模索すべきだ」「吉野と土成両町の町民の中には、阿波郡ではなく板野郡の自治体との合併を望む意見も多いはず」「法定協は設置されておらず、まだ話し合う余地はある」などの意見が出た。
このため土成、板野、吉野三町や各議会と積極的に意見交換していくことを決めた。土成町からは十月二十二日に議会合併研究特別委の委員が上板町を訪問し「あわ北四町の合併が白紙になった」と報告を受けた。その際、上板町側が板野郡四町案などを示し考え方などを聞いたのに対し回答がなく、正式に文書で申し入れることにした。
上板町も議会の動きに協力する方針で、吉岡義人町長は「町民の合併に対する関心は高い。四町での協議を粘り強く求めていきたい」と話している。
2003年11月21日付
定まらぬ土成町の合併構想 「あわ北」か「板野西部」か
http://www.topics.or.jp/Tokushu/shichouson/2003/1121-1.html
阿波、市場、吉野三町とのあわ北合併構想を持つ土成町が、板野、吉野、土成三町との合併案を示す上板町との協議を同時に進め、周辺自治体を困惑させている。周辺からすれば、土成町が二つの枠組みをてんびんにかけているようにも見え、関係者は「土成の真意が分からない」と対応に苦慮している。
あわ北構想は昨年十月に白紙に戻った後、二〇〇五年三月末の合併特例法期限が迫ったため、四町長が対応を協議して九月に再浮上した。土成町が当初、九月定例議会か十月中に臨時会を開いて同町議会へ法定協設置議案を提出し、他の三町も足並みをそろえて対応する予定だった。しかし、土成町は「議会との十分な話し合いができていない」などとし、設置議案を提案していない。
あわ北の動きが鈍る中、十月二十二日に土成、上板両町議会の町村合併に関する特別委員会が意見交換。上板町議会が板野、吉野、土成三町との板野郡西部四町での合併案を示したのに対し、土成町議会は明確な回答を避けたものの、「あわ北は白紙」と伝えた。
土成町の結論を待っていた阿波、市場、吉野の三町は、土成のあいまいな対応に焦りの色を濃くしている。竹重敦美吉野町長は「あわ北を進めてくれると信じているが、いつまでも待てない。土成町ははっきりした見解を示してほしい」と訴える。
一方、吉岡義人上板町長も「上板町はあわ北構想が白紙と聞き、板野西部四町の案を示した。土成町は町民感情も考慮し慎重になっているのだろう」としながらも、不安を隠せない。
土成町はあわ北、板野西部のいずれを選ぶのか。板東正土成町長は「阿波、市場、吉野、上板、板野との六町での枠組みが一番いいと考えているが、特例法の期限が迫っていることもあり、合併ができるところから進めたい」と明確な対応を示していない。
1053
:
とはずがたり(1/2)
:2004/11/30(火) 16:48
<あわ北>
2003年12月13日付
安どと不満の声交錯 あわ北合併、土成町議会可決
http://www.topics.or.jp/Tokushu/shichouson/2003/1213-2.html
昨年十月に阿波、市場、吉野三町とのあわ北法定合併協議会の設置議案を否決した土成町議会が十二日、設置の可否を問う住民投票条例案を否決したうえで設置議案を可決し、あわ北合併が動きだすことになった。土成町議会の議決を一年以上、待ち続けた三町関係者は一様にほっとした表情を浮かべた。しかし、住民投票での決着を求めていた住民や、土成町を含めた板野郡西部合併を望む上板町議会からは、不満や失望の声も上がった。
二〇〇五年三月末の合併特例法期限内に新市を誕生させるには、時間的に今回が最後の機会。竹重敦美吉野町長は「一貫してあわ北合併を望んできただけに、うれしい」と喜びを隠さない。
「議員に合併に対する理解が得られた結果。合併して良かったと思う町づくりに向けて責任を感じる」と、早くも合併協議に思いをはせるのは安友清阿波町長。小笠原幸市場町長も「特例法の期限まで時間がない中、四町が分裂しないよう協議を重ねたい」と意気込みを述べた。
一方、土成町を含む板野郡西部の合併を目指している上板町議会の鎌田信隆議長は「土成町議会の判断を受け止めるしかないが、残念な結果。今後はあわ北合併の推移を静観しながら、枠組みを検討したい」と淡々と語った。
土成町民の中には、あわ北合併の推進派と消極派が混在している。あわ北合併を支持する西條良仁さん(65)=自営業、土成=は「今後、小規模自治体は財政的に苦しくなり、少しでも大きな枠組みの合併が必要。新市で住民サービスの向上が図られることを期待したい」と歓迎した。
これに対し、あわ北合併の是非を問う住民投票を求めていた出口松三さん(75)=無職、吉田=は傍聴席で審議を見守りながら「議決は民意無視。過去三回の住民アンケートでは、板野郡西部での合併を望む声が少なくなかった。当然、住民投票で枠組みを決めるべきだ」と声を荒らげていた。
2004年2月21日付
あわ北合併協議、異例の早さで進行
http://www.topics.or.jp/Tokushu/shichouson/2004/0221-1.html
阿波、市場、土成、吉野四町でつくるあわ北合併協議会の協議が異例の早さで進行している。先月の初会合で議員定数と在任特例期間、二回目の十八日には新市の名称や本庁舎位置、合併期日などが決まった。法定協設置からわずか二カ月で主要協議項目のほとんどがまとまるスピードぶり。特例法の期限が一年余に迫っているためだが、住民らからは、合併実現ありきで、住民不在の協議になっていないか危ぐする声が聞かれる。(市場支局・斎藤邦彦)
同法定協は昨年十二月末に設置。一月十五日の初会合で議員定数のほか、合併期日や本庁舎位置などが事務局原案として提示され、議員定数など二項目を承認。一カ月後の十八日に新市の名称など計七項目を決めた。
法定協では約三十項目を協議するが、二回目ではや三分の一の項目が決まった。多くの法定協で協議が難航する本庁舎位置では採決となったものの、反対委員の一部意見を取り入れた修正案にして承認した。
合併実現に向けての迅速協議について、法定協会長の安友清阿波町長は「特例法期限内に合併しないと、政府が進める三位一体改革で地方交付税などが減り、住民の生活環境が悪化する」と説明する。
1054
:
とはずがたり(2/2)
:2004/11/30(火) 16:48
>>1053
続き
四町は二〇〇二年十月に土成町議会が法定協設置案を否決したため合併構想が一度白紙になった経緯がある。土成町を除く三町はあわ北の枠組みを掲げてきたが、土成町議会には板野郡西部合併を模索する動きがあったため。土成町なくして将来は立ち行かないことから、今度こそ合併を壊したくないとの考えが各町に共通認識としてあるというわけだ。
このため、土成町をあわ北合併に取り込みたい三町には、争いとなりそうな本庁舎の位置では関係者の間で「土成町が他町に置くのでは脱退する恐れがあることから土成町に置き、他の町は新市名に『阿波』の字を残すことで譲歩しよう」との暗黙の了解があったようだ。
しかし、特例法の期限が迫り、残り時間が少ないからと、協議に時間を十分かけずに行政主導で事務局案をベースに決めてしまうやり方に委員や住民からは批判が出ている。
ある法定協委員は「四町が均等に合併効果を上げるための協議であるべきなのに。庁舎位置は採決となったが、法定協は全会一致が原則。合併話を壊したくないため従ったが不満は残る」と言う。
庁舎位置では、各町議会で検討されていても、利用者となる住民に説明会がないままの協議進行に、「住民の立場に立った合併ができるのか疑問」と厳しい見方をする人も少なくない。
法定協では、今後、新市のまちづくり計画なども検討される。協議を急いでいる分、住民に理解を得ながら協議を進めていく配慮が求められる。
2004年6月29日付
関係者は安どの表情 一時紛糾の土成、住民に期待と不満
http://www.topics.or.jp/Tokushu/shichouson/2004/0629-2.html
「夢を持てる阿波市に向け、四町で努力していきたい」「住民の声が無視された」。阿波、市場、土成、吉野四町合併による阿波市の設置が二十八日の四町議会議決で事実上、決まったのを受け、四町関係者は一様にほっとした表情を浮かべた。しかし、住民投票条例案の否決がしこりを残した土成町では、住民投票推進派の住民、町議から、失望や不満の声が上がった。
午前十時に開会し、阿波市の設置議案が提案された土成町議会。「四町の合併ありきで協議が進んでいる」「新市で調整する項目が多過ぎる」。二十一日に住民団体が直接請求した住民投票条例案が否決されたばかりとあって、住民投票推進派の町議から次々に不満が出される。
これに対し、板東正町長は「財政的優遇措置のある合併特例法の期限内合併を進めるのは、住民サービスの低下を防ぐため。広域行政を一緒にやっているあわ北の枠組みが現時点でベスト」と反論したが、議場は一時紛糾し、採決は午後に持ち越された。
採決の結果、阿波市設置議案は賛成多数で可決される。傍聴席では、あわ北合併を望む渋田正夫さん(75)=土成、無職=が「この合併を逃すと町の財政は厳しくなる一方。阿波市で福祉サービスの向上を期待したい」と笑顔を見せたが、住民投票条例案を直接請求した「明日の土成町を考える会」代表の尾池硬さん(69)=吉田、無職=は「住民の意思が届かなかった」と不満を漏らした。
他の三議会はわずか三十分程度の審議ですんなり阿波市の設置議案を可決した。竹重敦美吉野町長は「いろいろと経緯はあったが、大きな見通しがついた」と素直に喜んだ。小笠原幸市場町長も「七月末から報告会を開き、住民の意見を新市に反映させたい」と意欲を示していた。
四町議は在任特例で阿波市発足後の二〇〇六年三月末まで市議を務める。阿波町議会の東根善一議長は「これで阿波市誕生への機運も高まった」と喜んでいた。
1055
:
とはずがたり
:2004/11/30(火) 16:49
<板野郡>
2004年8月27日付
吉野・土成の脱退を報告 板野郡合併検討協総会
http://www.topics.or.jp/Tokushu/shichouson/2004/0827-1.html
松茂、北島、藍住、板野、上板、吉野、土成の七町でつくる板野郡合併検討協議会(会長・広瀬憲発松茂町長)の二〇〇四年度総会が二十六日、松茂町広島の町役場で開かれた。阿波、市場両町と合併し、〇五年四月一日に阿波市になる吉野、土成両町の脱退報告があった。
土成町を除く六町の町長、助役ら二十三人が出席し、吉野、土成両町の脱退による一部規約の変更を承認。残る五町は合併特例法の期限にこだわらず、検討協を存続させることになった。
〇四年度予算約四十万円を承認した後、近く検討協幹事会や研修会を開くことを決め閉会した。
2004年9月7日付
土成町長選の接戦、合併に影落とす 行政主導に住民の反発も
http://www.topics.or.jp/Tokushu/shichouson/2004/0907-5.html
現職の板東正氏が小差で三選を果たした五日の土成町長選。合併の枠組みの是非を争点にした今回の選挙では、合併を推進してきた板東氏の主張が一応、承認された形となった。半面、合併の枠組みの見直しを訴える住民が少なくないことも浮き彫りになり、今後のあわ北法定合併協議会の在り方に波紋を投げ掛ける結果となった。
「合併は住民が悔いのないよう、住民投票で結論を出すべき」と主張し、あわ北四町(土成、吉野、市場、阿波四町)の枠組みに異議を唱える元町議の出口治男氏(62)。住民投票条例制定の署名活動をした土成町の住民団体「明日の土成町を考える会」とともに選挙戦を展開し、現職に迫った。
合併まで残り六カ月余り。事務手続きは終了し、四町の足並みはそろっている。それだけに、反対票を投じた住民の意思について板東氏は「住民の意見に十分耳を傾け、阿波市の町づくりに反映していきたい」と語る。
これについて、同合併協の安友清会長(阿波町長)や小笠原幸市場町長も「板東氏への反対票は重く受け止めている」としながら「阿波市民として安心して暮らせるために、住民へ十分な説明を行い合併協議を進める」と推進姿勢は崩さない。
今後、同合併協は新市の将来構想を策定する重要な時期に差し掛かる。「合併特例が受けられる特例法の期限内合併は、行政サービスの向上に必要」と強調する板東氏と、現合併の枠組みに反対する住民との溝は埋まるのか。さらに「行政主導で民意が反映されていない」との批判に同合併協はどう応えるのか。成り行きが注目される。
1056
:
とはずがたり
:2004/11/30(火) 17:01
<あわ北>
2004年1月23日付
あわ北4町新庁舎位置「土成新築」案支持 土成町議会
http://www.topics.or.jp/Tokushu/shichouson/2004/0123-1.html
土成町議会は二十二日、全員協議会を開き、阿波、市場、土成、吉野四町でつくるあわ北法定合併協議会事務局が十五日の初会合で示した「本庁舎を土成町に新築する」とした原案を支持することでまとまった。市場町議会は本庁舎位置について事務局案に反対する意向で今後、両町で激しい綱引きが起きそうだ。
全員協議会は非公開で、町議十二人と板東正町長ら計十九人が出席。本庁舎位置については、法定協事務局の原案に異論がなく、全会一致で承認した。
法定協事務局が初会合で示した合併期日を「二〇〇五年三月末」とする案については、町議から「三月末まで行政の事務手続きのすり合わせが間に合うのか」「三月末にこだわらなくてもいいのでは」との疑問の声も出た。これに対し、法定協委員を務める増田英夫議長が「特例債を受けられる期限を考え、三町と歩調を合わせるべきだ」と主張し、原案を合併期日の目標とすることになった。
本庁舎を土成町に置く案は、十五日の法定協で市場町議会選出の委員が反対し、継続審議となった。二十日の市場町議会全員協議会では、「新庁舎位置を県道・鳴門池田線沿いの市場、土成両町境」として原案修正を求めることを決めている。
2004年2月19日付
「新市名は阿波市」 本庁舎は土成町、期日は05年3月末
http://www.topics.or.jp/Tokushu/shichouson/2004/0219-1.html
阿波、市場、土成、吉野の四町でつくるあわ北法定合併協議会が十八日、阿波町役場で開かれ、合併して誕生する新市の名称を「阿波(あわ)市」と決めた。さらに継続協議となっていた合併期日を二〇〇五年三月三十一日、新市の本庁舎位置を土成町の県道・鳴門池田線沿いとした。新市の人口は約四万二千人。
事務局は一月末まで公募した新市名のうち、応募数が多かった順に「阿波市」「阿波北市」「阿北市」「あわ市」「阿讃市」の五案を提示。「全国的に知名度が高い」「四町それぞれで応募数が一位になった」などとして満場一致で「阿波市」を選んだ。
本庁舎位置は、土成町に新築するとした事務局案に対し、市場町議会が「同県道沿いの市場、土成両町境」と修正を求めていた。このため事務局が市場町議会の修正要求も踏まえ「土成町の同県道沿いに新築」とする部分修正案を提出。一部委員から反発も出たが、採決の結果、賛成三十一、反対一で承認された。
合併期日は、前回反対した土成町議会が一月に「二〇〇五年三月末」案を目標と決めたため、全員一致で了承された。
1057
:
とはずがたり
:2004/11/30(火) 17:02
<あわあ北>
2004年6月22日付
制定派の住民失望 土成住民投票条例案、本会議で「否決」
http://www.topics.or.jp/Tokushu/shichouson/2004/0622-1.html
阿波、市場、土成、吉野四町によるあわ北合併の是非を問う住民投票条例案を審議した土成町議会の結論は「否決」だった。二十一日、住民投票の実現を目指して署名集めに奔走した住民ら四人が傍聴した本会議。増田英夫議長が否決を告げた瞬間、傍聴席の住民は深いため息をつき、失望の表情を浮かべた。一方、今後の合併協議に大きな影響を与えかねない条例案だっただけに、合併を推進している四町関係者らは安心した様子だった。
「本案は否決されました」。二千六百八十三人の署名とともに提出された条例案が退けられると、立ち上がって議員席をのぞき込んでいた住民は厳しい表情に。意見陳述した後、傍聴席で採決を見守った「明日の土成町を考える会」の尾池硬代表(69)=吉田、無職=は座り込み、一言も語らず両手で顔を覆った。
閉会後、約五十人の署名を集め、反対した議員に賛成するよう依頼したという糸谷文雄さん(80)=同、農業=は「民意を把握して町政をチェックするという議会の役割を果たしていない。多数の署名は行政主導の合併に対する住民の反論なのに、このままでは住民間に禍根を残す」と怒りをあらわにし「本当に失望した」と語気を強めた。
傍聴席の住民とは対照的に、板東町長はほっとした表情で閉会のあいさつを述べた。
この日の審議は阿波、市場、吉野三町の関係者や市町村合併を支援する県地域振興局も注目した。あわ北合併協議会事務局や土成町議を通じ否決を知った吉野町議会の後藤耕治議長は「二十五日に四町長が合併協定書に調印、二十八日に四町が臨時会を開いて新市設置議案を審議する予定。これまでの協議が順調なだけに、土成町が抱えていた問題にけじめがついて一安心だ」と語った。
同振興局の森周一局長は「土成町議会がまちの将来のあるべき姿を十分議論、検討の上で判断されたものと考える。今後、県としてもできるだけの支援をしたい」と話した。
2004年4月21日付
土成の合併住民投票案否決を期待 支援会議で県幹部発言
http://www.topics.or.jp/Tokushu/shichouson/2004/0421-1.html
「(土成町の合併の是非を問う住民投票条例議案の)否決を期待している」−。二十日の徳島県市町村合併支援本部会議で、森周一地域振興局長からこんな発言があった。県は市町村の「自主的合併」を支援する立場。中立性を欠く発言に不用意との批判も出そう。
森局長は、会議に出席した飯泉嘉門知事ら県の幹部を前に、各合併協議会の現状を説明。あわ北合併協議会を構成する土成町の町民が始めた住民投票を求める署名集めの動きについて「既に(条例制定請求に必要な)署名数は集まっているようだ」と述べた上で「議会が最終判断をするため、住民投票になるかどうかは分からないが、何とか否決をしていただけるんじゃないかと期待している」と話した。
森局長の発言に、ある幹部は「市町村合併を側面から支援してきた担当者の思いが強く出たのでは」。合併実現を願うあまり、つい本音が出たのだろうが、軽率のそしりは免れない。
1058
:
とはずがたり
:2004/11/30(火) 17:08
<板野郡・阿波郡(あわ北)>
>>1051-1058
板野郡合併(松茂町・北島町・藍住町・板野町・上板町・吉野町・土成町)
☆板野郡合併検討協議会 [松茂町・北島町・藍住町・板野町・上板町・吉野町・土成町]
└阿波市参加の二町脱退→☆板野郡合併検討協議会 [松茂町・北島町・藍住町・板野町・上板町]
板野西部合併(板野町・吉野町・土成町・上坂町=上坂がpush)
>>1052
あわ北合併(阿波郡 阿波町・市場町, 板野郡 土成町・吉野町=土成町以外がpush)
★あわ北合併協議会(法定)→■阿波市 2005.4.1 新設/市制
板野郡は徳島市近郊で発展していることもあって比較的合併には鷹揚の様だ
>残る五町は合併特例法の期限にこだわらず、検討協を存続させることになった。
土成町は広域が実現すると中心になれて良い(詰まりあわ北+板野西)という構図か。
>>1052
>板東正土成町長は「阿波、市場、吉野、上板、板野との六町での枠組みが一番いいと考えているが、特例法の期限が迫っていることもあり、合併ができるところから進めたい」と明確な対応を示していない。
土成町は町内に激しい意見対立があるものの議会を中心にあわ北で押し切った(住民投票条例案を二度否決
>>1057
(04/6)
>>1053
(04/11))という感じか。合併事務局の否決期待発言も飛び出すなど(
>>1057
こんなの軽率でも何でもないと思うが)ヒートアップ気味だったが無事合併へ。
新市役所も土成町内に出来るらしいし文句は無いのでは?(町内の意見二分で有利に?)
将来は板野西部との合併でも市役所として使えればいいのだが。
1059
:
とはずがたり
:2004/11/30(火) 17:14
<三好郡>
>>1002
>>500
>>464
こういう事情があったのか。
>郡内他町村に比べ、公共下水道や学校設備など社会基盤整備に投資してきた両町は、
>財政的余裕がなく「財政優遇措置が受けられる特例法期限内での合併を目指し、
>町の財政基盤の立て直しを図る」ことが急務。
>特例債を有効活用し、十年間をめどに行財政の効率化を図るため、
>合併を優先させる道を選択することになる。
「東部」2町で確定的 行財政効率化必要な「西部」
http://www.topics.or.jp/Tokushu/shichouson/miyoshi-yureru/
■新西部法定協 六町村を合わせた人口は約三万七千人。特例法による市制の要件(人口三万人以上)を満たし、来春の発足が決まっている阿波、美馬両市を含めた徳島県内八市の中で、阿波市に次ぐ七番目になる。面積では、最大の約七百二十一平方キロの新市になる。
市になることで住民サービスに大きな違いはないが、福祉事務所の設置が義務付けられ、福祉施策は充実するものの支出も増える。スケールメリットが大きい半面、一層の行財政効率化が求められる。
■東部法定協 井川、三野の二町が抜けた後の三好、三加茂両町が合併すれば人口約一万六千人。当初の約二万七千人から大きく減少する。面積は約百二十平方キロ。二町離脱を受け、両町議会が全員協議会を開き、特例法期限内に合併できる可能性が高いことなどを理由に「二町での合併」を支持している。
両町とも、十月中旬からの住民説明会での意見を反映させて最終結論を出す方針だが、西尾大生三好町長の「本当にできる合併」という発言もあり、二町での合併はほぼ確定的だ。
郡内他町村に比べ、公共下水道や学校設備など社会基盤整備に投資してきた両町は、財政的余裕がなく「財政優遇措置が受けられる特例法期限内での合併を目指し、町の財政基盤の立て直しを図る」ことが急務。特例債を有効活用し、十年間をめどに行財政の効率化を図るため、合併を優先させる道を選択することになる。
■行 方 三好、三加茂町は法定協で今後どのような協議を進めるのか正式に示していない。このため、井川、三野の二町は、現段階で東・西法定協に籍を置く状態。合併特例法では、複数法定協への参加制限はなく、問題はない。
今後三好、三加茂両町がとる方針として有力なのは、東部法定協の規約変更議案を議決するケース。今までの協議を修正するだけで、労力と時間がかからない。東部法定協を解散、二町で新たな法定協を設置するケースもある。
井川、三野が抜けたと想定し▽三野町にある法定協事務所を三好町内に移動させる▽当初枠組みの四町電算システムの分担金、負担金の清算−など二町間で水面下の調整を図りつつある。
■飛び地合併 総務省自治行政局合併推進課によると、全国では現在、青森、岡山県などで飛び地を抱える法定協が十四カ所(十月一日現在)あり、是非について議論がある。
新西部法定協の枠組みでは、三野町が飛び地となる。そうなると「他の五町村より行政サービスが低下する」「三好、三加茂との合併でいいのでは」など、将来の町づくりに対しての不安や懸念を持つ住民もいる。
1060
:
とはずがたり
:2004/11/30(火) 17:16
<三好郡>
>>1059-1060
>>1002
>>500
>>464
うーん飛び地の三野町あたりが否決して時間切れの悪夢が。。
「西」協議時間少なく 期限内実現へ結論先送りか
http://www.topics.or.jp/Tokushu/shichouson/miyoshi-yureru/
■協定項目
三好西部法定合併協議会(池田、山城、東祖谷、西祖谷の四町村)では、これまでに全四十四協定項目のうち三十五項目を終了。新加入の井川、三野町は、東部法定協(三野、三好、井川、三加茂の四町)で協議を終えている項目を基に新西部法定協に臨む。十二月末までに四回開き、すり合わせて一部修正する予定。
特例債を使うためには来年三月までの県知事申請が絶対条件。そのため細部を詰める時間的な余裕はなく、多くの協定項目が「合併までに調整する」と先送りされる可能性が高い。財産の取り扱いや議員任期など、各町村間で思惑が違う項目の協議をいかにスムーズにこなすかがカギとなる。
東部二町は、協議を終えているため問題はなく、時間的にも十分実現可能。合意した協定項目の基本路線は変わらないが、四町から二町となりスケールメリットは小さくなったため、人件費削減、公共事業の厳選、事務処理の効率化などを強力に進めることが不可欠となる。
■議員の在任特例
西部は議員数が七十五人になる。特例適用は、まだ法定協に提案されていないが、吉野川市よりも十三人も多い。行財政改革を強く打ち出す西部法定協の理念にそぐわず、住民の理解も得られそうにない。
東部は、在任特例を一年一カ月とすることで合意していた。二町合併になると、四町時よりも行財政改革を強力に進める必要に迫られる。さらに住民からの批判が多かったことと、在任特例使用を強く主張していた三野町が抜けたことなどを考慮に入れ、新町誕生直後に選挙をする方向で調整が進んでいるようだ。
■新市町の名称
西部では七月から住民らを対象に名称を公募していて、十月に最終候補十点を選定し、選考する予定だった。二町加入で市になることに伴い、白紙に戻し十一月中に再公募する方針。当初案では「池田町」が多かったが、市になる場合、大阪・池田市など既に存在する名称は使用できないことになっていて、「池田市」は選択できない。
東部は既に「東みよし町」に決まっている。井川、三野両町をイメージする町名となっていないこともあり、名称は変更しない方向で決まる公算が大きい。
■民 意
三野町民には、飛び地だけでなく、西部に実質、吸収合併されるのではという不安がある。西部加入を決める際に「民意を聞いてほしい」と住民アンケートを求めたものの、願いを無視されたと感じている人も多い。手続き的な問題に端を発するしこりも根強く、議会も賛否がほぼ半分に分かれている。
西部の法定協設置議案は可決されたが、今後の新しい法定協での協議次第では、再び亀裂が入る可能性も否定できない。
1061
:
とはずがたり
:2004/11/30(火) 17:30
<東海>岐阜
反対多数やったんか。ほんまくずやなぁ,美濃加茂市民・・。
坂祝・富加以外の白川・八百津・川辺・七宗の5町と東白川村で新美濃加茂市でも作ったらどうか?人口要件満たさないかな?
[平成合併ぎふ元年]加茂郡町村会「法定協を残したい」 /岐阜
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041130-00000099-mailo-l21
◇美濃加茂市に離脱要求へ
加茂郡7町村との合併に反対票が多数を占めた美濃加茂市の市民意向調査の結果を受け、加茂郡町村会(会長、赤塚新吾・八百津町長)は29日、可茂総合庁舎で今後の対応などについて話し合った。終了後に会見した赤塚会長は「法定協議会の解散という形をとらずに協議の場は残していきたい」と述べ、法定協を存続させ、今後も合併論議を進めたい意向を示した。このため、来月9日開催予定の合併協会議では、合併協を解散させないよう、美濃加茂市に法定協議会からの離脱を求める。
加茂郡7町村の一本化については、各町村が持ち帰り、再度協議していく方針。
11月30日朝刊
(毎日新聞) - 11月30日16時50分更新
平成合併ぎふ元年:新市への思い伝える 加茂郡6町村長、美濃加茂市長に /岐阜
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/gifu/news/20041126ddlk21010123000c.html
◇新市への熱い思い伝える−−市民意向調査の投開票前に
加茂郡7町村との合併の賛否を問う美濃加茂市の市民意向調査の投開票(28日)を前に25日、同郡内の町村長が美濃加茂市役所を訪れ、「新市誕生」を願う各町村の熱い思いを川合良樹市長に伝えた。
公用で参加できなかった白川町を除く八百津、坂祝、富加、川辺、七宗の5町と、東白川村の6町村の町村長。加茂郡町村会長の赤塚新吾・八百津町長が「各町村の気持ちをくみ取って合併できるよう頑張ってください」と話し、「新美濃加茂市を目指したい」とする文書を川合市長に手渡した。
文書を受けた川合市長は「加茂は一つ。多少の差はあっても、財政が厳しいのは同じ。手をつなぐことで解決していこうと、市民に伝えてきた」と、これまでの合併に向けた思いを説明。「調査結果が反対となった時のことを懸念している」との赤塚町長の問いに対して、川合市長は「合併は避けて通れないが、結果が“ノー”となったら各町村に迷惑をかける。政治的責任は極めて重大と思っている」と話した。
意向調査は、投票方式で行われ、合併に賛成、反対、どちらともいえないの三者択一。川合良樹市長は「有権者の20%以上の一番多い得票を尊重する」としている。
毎日新聞 2004年11月26日
1062
:
とはずがたり
:2004/11/30(火) 17:31
<東海>岐阜県
平成合併ぎふ元年:輪之内町、不参加決める−−大垣など1市4町 /岐阜
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/gifu/gattpei/news/20041127ddlk21010078000c.html
◇渡辺町長「冷却期間おいて考える」
輪之内町議会の全員協議会が26日開かれ、西濃圏域の合併問題で、大垣市など1市4町の合併協議に参加しないことを決めた。同町は直ちに同市に通知した。同時に安八郡内3町合併も白紙に戻すことも決めた。これにより、同町は事実上、単独か安八町との2町合併のどちらかを選ぶことになりそうだ。
全員協議会には町議15人全員が参加。合併問題特別委員会(7人)から▽1市9町の西濃圏域合併協議会は現状のままとする▽1市4町の新しい合併協議には参加しない▽安八町、墨俣町との3町合併は白紙にする−−との協議報告を受け論議したが、議員全員に特段の異議はなく決定した。これを受け、渡辺町長は「西濃圏域での合併を推進してきたが、議会で協議して決められた」と、新しい合併協議に参加しないことを表明した。
全員協議会後に会見した渡辺町長や森島光明議長らは「これまでは、将来の財政事情を考えれば大垣市などとの広域合併しかないとの意見や、隣町で昔から付き合いのある安八町との合併を、などの意見があったが、きょうはほとんど意見がなかった」と説明。「次々と合併協議から抜ける町が出て、大垣市の対応がどうなるのかわからず、不安になっているのでは。今後のことについては冷却期間を置いて考える」と語った。
西濃圏域では当初10市町で中核市を目指した。しかし、安八町の離脱に続き、垂井町など3町も住民意向調査を受け、新しい合併協議への不参加を決めた。養老町もその後に不参加を表明し、大垣市との新しい合併協議を決めているのは飛び地の上石津町と墨俣町だけ。残る池田町は12月議会で態度を明らかにする予定。
毎日新聞 2004年11月27日
1063
:
とはずがたり
:2004/11/30(火) 22:50
<山梨県>
今回特例法の期限に併せようと無理な合併をした市町村へ参考になりましょう。
それにしても上九一色("かみいくいっしき"ではなく"かみくいしき"なんですな)村は昭和の大合併の時,どんな選択をしたんでしょうか?
[市町村合併]上九一色村、分村合併で意見集約−−議会全員協 /山梨
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041130-00000035-mailo-l19
◇住民投票結果尊重−−「全村で甲府」は断念
甲府市との全村合併の是非を問う上九一色村の住民投票で、「反対」が「賛成」を上回り過半数となった問題で、同村議会は29日、全員協議会を開き対応を協議した。投票結果を尊重して「全村で甲府」は断念し、合併特例法期限(05年3月)内に分村合併を目指すことで意見集約した。
具体的な合併相手は意見がまとまらず、12月14日に始まる定例議会で方針を決定したい意向だ。
渡辺力議長は取材に対し「(結果が出た以上)分村という流れが正しいだろう」と話した。議員によると、全協では分村合併の相手として村北部は甲府市が大勢で、南部は富士河口湖町や鳴沢村が挙がったという。【吉見裕都】
◇「北部来るなら断る理由ない」−−甲府市長が協議に応じる意向
甲府市の宮島雅展市長は29日、上九一色村の住民投票の結果について、毎日新聞の取材に「村北部が来るなら断る理由はない」と分村での合併協議に応じる意向を明らかにした。
宮島市長は同日午前、市役所を訪れた小林実村長から投票結果の経過説明を受けた。小林村長は会談終了後、「全村合併は難しいが、合併は不可欠」と話した。
11月30日朝刊
(毎日新聞) - 11月30日16時45分更新
1064
:
とはずがたり
:2004/11/30(火) 23:09
<九州・沖縄>
あとは首長の政治決断でしょう>清武町では「自立」が最多だったが、「1市2町」も約700票差と拮抗。
[市町村合併みやざき]田野町の住民アンケ結果、宮崎市長「道筋ついた」 /宮崎
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041130-00000163-mailo-l45
市町村合併を巡る清武町の住民投票と田野町の住民アンケート結果が出たのを受け、宮崎市の津村重光市長は29日、会見し、1市2町の枠組みを望む声が多かった田野町について「合併の道筋ができた。ありがたい」とコメントした。
清武町では「自立」が最多だったが、「1市2町」も約700票差ときっ抗。津村市長は「住民の多くが合併を望んでいるのは心強い。町が宮崎市との合併を判断してくれるよう期待している」と話した。
今後、津村市長は両町長と話し合う予定で、清武町の一ノ瀬良尚町長にも合併を申し入れる。法定合併協議会を設置している佐土原町とも協議し、合併関連議案を12月定例会に提案するかどうかを決めるという。
11月30日朝刊
(毎日新聞) - 11月30日17時50分更新
1065
:
とはずがたり
:2004/12/01(水) 01:33
<中国・四国>愛媛県
>>1044
取り敢えず住民投票っしょ。合併特例法の期限切れまで間が無いが・・。
[解説]流れは鬼北合併だが…松野町長に岡氏当選で /愛媛
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041130-00000272-mailo-l38
広見町と日吉村との鬼北合併か、宇和島市中心の広域合併か――。合併の枠組みを巡る混乱で町長が辞職し、町議会も自主解散した松野町の出直しダブル選は28日投開票され、鬼北合併を掲げた岡武男氏(75)が、わずか58票差で初当選した。“枠組みを問う住民投票”の色彩が強かった選挙戦だが、岡氏の勝因は、町と町議会に対する町民の批判が強かったうえ、「草の根」運動が奏功したため。流れは鬼北合併に向かいそうだが、前途は厳しい。
松野町は1年前、3町村でつくる法定合併協議会から離脱。その後、町議会と前町長は宇和島市中心の合併の方針を示した。ところが鬼北合併を望む住民グループ「松野の今を考える会」会長だった岡氏らは、合併の相手先を問う住民投票の実施を求め、今月4日に条例制定を町長に直接請求。これが実質的に出直しダブル選につながった。
当選直後、岡氏は「できるだけ早い時期に住民投票をし、合併を進めたい」と意欲を見せた。立候補表明の会見では「当選したら鬼北合併を進め、できない場合は責任を取る」と明言している。
解散前の町議会は14人全員が宇和島市中心の合併の方針だったが、改選後は鬼北合併か住民投票実施を望む議員が半数を占めた。これは岡氏にとって追い風と言える。しかし、対立候補の阪本寿明氏(57)が訴えた宇和島市中心の合併を願う声も根強い。
岡氏は30日に初登庁する。まず公約の住民投票条例を制定し、投票を実施することができるかどうか“踏み絵”となりそうだ。
11月30日朝刊
(毎日新聞) - 11月30日17時32分更新
1066
:
とはずがたり
:2004/12/01(水) 03:05
<北陸>富山県
http://www.mapion.co.jp/c/f?el=137/04/45.163&scl=250000&size=954,768&uc=1&grp=MapionBB&nl=36/43/15.325
射水と新湊と牧野地区
見るからに不格好な牧野地区
是非射水市は新湊市+小杉町を含めた射水全町村+高岡市牧野地区で。歪な合併はかくも長きに亘って禍根を残す例である。
第1部 暮らしと境界見えない壁2003.01.05
http://www.kitanippon.co.jp/pub/hensyu/gappei/jichi/003.html
住宅街を突き抜け南北に走る市道には、10センチ以上の雪が積もっていた。12月下旬、未明の高岡市牧野地区。エンジン音をとどろかせ、大型除雪車が近付いてきた。しかし、除雪車はそのままUターン。そば屋を営む白木陽子さん(49)の店の前には、わだちを刻んだ雪が残ったままだ。少し時間を置き、別の除雪車が到着。ようやく1本の市道の除雪が完了した。白木さんの店は新湊市との境界にあり「ここが境目って、よく分かるでしょ」と笑った。
人口約9千人の牧野地区は、新湊市を南北に分断する格好で位置する。新湊市の南部と北部を結ぶ道路は何本もあるが、除雪は2つの市がそれぞれの市域だけを対象に行っている。このため、作業の時間帯がずれれば、道路は“まだら”状態になることも。「一気に済ませた方が効率的なのに」。白木さんは不満げだ。
ちぐはぐな除雪作業
禍根残した昭和の合併
牧野地区は、戦前から合併の波に洗われ続けた。旧牧野村は昭和15年、新湊町(現新湊市)と合併。2年後には高岡市に編入された。伏木港の一元的な運営を目指した国策による強制合併だった。戦後になり、戦時中に合併させられた市町村を復旧する措置がとられたことから、26年に新湊町、牧野村として高岡市から分立。新湊は市に移行し、牧野村は「発展が望める」と判断して高岡市に復帰、新湊を分断する境界ができた。
境界は、住民生活にさまざまな弊害をもたらした。道路整備はちぐはぐで、牧野地区に入った途端に道幅が狭くなる。未舗装のままの所もあり、下水道や融雪装置の整備も遅れ気味だった。住民は否応なく「見えない壁」の存在を意識させられた。地区内には新湊市のコミュニティーバスが走っており、牧野校下連合自治会の塩谷隆志会長(66)は「生活圏はもちろん、地理的にも事実上新湊なのだから、もっと連携を図ってほしかった」と漏らす。
§ § §
「牧野は辺境にされた」「新湊と合併できなければ、住民は混乱する」。昨年11月末、高岡市が牧野地区で開いた住民説明会では、「牧野をいつまでも“谷間”にしてほしくない」という住民の切実な声に、佐藤孝志高岡市長は「最大限の努力をする」と答えるのが精いっぱいだった。
人口30万人以上の中核市を目指す高岡市は、高岡広域圏4市町に新湊市を加えた枠組みでの合併を働き掛けてきたが、新湊市は既に射水広域圏で合併を目指す考えを打ち出していた。住民の声は、両市の合併を危ぶむ不安の表れだった。
12月に入り、分家静男新湊市長は高岡広域圏の首長会議への参加を断った。さらに、射水広域圏の経済界も新湊市と射水郡の合併を求めて活動を活発化させるなど、両市の合併はさらに遠のきつつある。
「新湊を切り離して将来像は描けない。合併しなければ、牧野独自の道を選ぶこともある」と塩谷会長。「見えない壁」を解消するには、高岡市から分離し、再び新湊に編入する手段も残されている。だが、高岡、新湊両市議会の承認を得るなど、ハードルは限りなく高い。安易な境界設定は将来に禍根を残す。
1067
:
とはずがたり
:2004/12/01(水) 03:08
<北陸>富山県
中学校のない村も有るんですねぇ。しかし相撲部のある中学を選択できるというメリットでも有るな。
第1部 暮らしと境界中学校がない(上)2003.01.03
http://www.kitanippon.co.jp/pub/hensyu/gappei/jichi/001.html
「やっぱり、みんなと一緒がいいんじゃないの」。昨年末、下村小6年の藤本一馬君(12)=下村加茂中部=は、母親の弘美さん(38)の問い掛けに首を横に振った。4月から小杉町の小杉中学校に進む20人の同級生と離れ、富山市呉羽中に通うことにした。大相撲の力士を夢見る一馬君は「相撲部のある呉羽に行きたい」。そんな思いを秘めていた。
越境入学になるわけではない。村に中学がなく、児童は6年の2学期終了時までに、進学先を呉羽、小杉の2校から選択する。両校とも村中心部から約7キロ。かつては呉羽が多かったが、十数年前から大半の児童が小杉に進んでいる。弘美さんも、息子は小杉に進むと考えていた。1人だけ別の選択をするとは思わず、なじめるかどうか不安があった。しかし、一馬君の決意は固かった。
他市町村に生徒を委託
12歳で進路選択迫る
村の児童が、12歳で進路選択を迫られるのは、昭和20年代後半の「昭和の大合併」が影を落としている。戦後、市町村が新制中学の維持運営を担うことになり、1学年3学級の中学校1校を持てる「人口8000人」を目安に、自治体の再編が進められた。
当時の村の人口は約3千人。隣接の新湊市、呉羽、小杉両町から誘いを受けたが、村は独立を守った。この選択が、児童の進学先を二転三転させることにつながった。
村は22年、周辺3村で組合立の中学校を設置。だが、北部地区の住民が近くの和合中に子どもを通わせるなど、児童の進学先をめぐって村は混乱した。2年後に老田村(現富山市)と組合立射水東部中を設けたが、長くは続かなかった。
「突然、中学が廃校になり、小杉に転入した。受験を控えて不安でならなかったよ」。当時中学2年だった尾上清逸さん(55)=下村白石、大門町職員=は振り返る。
29年に老田村が周辺3村と合併し、呉羽町になったためだった。村議会は組合を解消し、単独で射水東部の運営を続ける方針を決めたが、村当局は「財政的に維持は困難」と判断。尾上さんらは37年、小杉など3校に振り分けられた。以来、村の児童は周辺自治体の中学に「委託生」として通学している。
§ § §
あれから半世紀。村は再び合併問題に直面している。下村など射水郡4町村か、それとも新湊市を加えた射水広域圏5市町村になるのか―。周辺自治体では枠組みをめぐる議論が熱を帯び、竹内昭英村長も村議会12月定例会で、射水広域圏での合併を目指す考えを明らかにした。
「合併は村に欠けているものを得るチャンス。中学もその一つだ」。定例会に先立つ住民説明会で、村長はそう繰り返した。ちょうどそのころ、「平成の大合併」をめぐり、人口1万人未満の町村の“切り捨て論”が浮上。村の「中学選択制」は自然な状態とはいえず、村長には「地方自治の役割を果たしていない」との思いが強まっていた。
一馬君の妹と弟は、下村小の5年と2年に在籍している。「自由に中学を選べるのはありがたい。けど、村に学校があれば悩む必要もないんですけどね」。母親の弘美さんは、小規模村ゆえの限界も感じている。
1068
:
とはずがたり
:2004/12/01(水) 03:10
<北陸>富山県
第1部 暮らしと境界長い通学路2003.01.06
http://www.kitanippon.co.jp/pub/hensyu/gappei/jichi/004.html
宇奈月町の愛本小学校へと続く長い道を、1年生の小森祐輝君(7つ)が歩く。周囲には田んぼが広がり、屋敷林に囲まれた農家が点在している。
愛本新の自宅から学校までは2.8キロ。祐輝君の足で、50分近くかかる距離だ。途中、自宅から2キロほど離れた同級生の家までは、一緒に登校する児童がいないため母親の亜希子さん(34)が付き添い、祐輝君をせかすようにして歩く。
「一人で歩かせるのは、かわいそうだから…」と亜希子さんはため息をつく。もっと長い道のりを歩いて通う児童は県内にも大勢いる。ただ亜希子さんがやるせなく思うのには理由がある。自宅から目と鼻の先に、お隣の入善町ひばり野小学校があるからだ。
隣町の学校 すぐそこ
合併論議で校区再編も
愛本地区は扇状地の扇のかなめにある。中でも愛本新は山のふもとの入善町舟見集落に沿って、きゅう屈な形で長く深く、入善町に食い込んでいる。
昭和29年の合併で旧愛本村は揺れた。今の宇奈月町をつくる3村の合併が決まったとき、愛本村内では、旧舟見町との合併を望む声も強かった。財政上の損得などから村議会の議決は真っ二つに割れ、最後は議長採決で、現在の枠組みが決まった。まるで舌のように長く伸びた愛本新の形はこのときにできた。
祐輝君の家はその「舌先」にある。ひばり野小や舟見中を左手に見ながら、遠く離れた学校に通う日々。これまで通学路の側溝に2度落ち、地域の人に助けられて帰宅したこともあり、亜希子さんは「心配が募ります」とわが子に目をやる。風が冷たくなってからは、「冬場だけでも」と父親が、通勤時間を早めて車で学校に送っている。
§ § §
町は4つの小学校を1つに統合し、新しい学校を建設する方針を決めている。昨年12月から候補地の検討に入り、順調にいけば開校は平成18年4月。「仮に黒部川を渡った対岸側に学校ができると、児童はさらに遠い道のりを通うことになる。スクールバスを走らせても確実に不便になるでしょう」と愛本小PTA会長の大森崇督さん(48)は表情を曇らせる。
独立して黒部市などへ出ていく若い世帯、歯止めの利かない少子化…。学年10人に満たないクラスが増えつづける以上、通学の不便を考えても学校統合は避けられない。しかし、同時に合併論議が、大きく動き出している。宇奈月町と、隣接する黒部市、入善、朝日両町の首長は昨年12月、合併に向けた準備会を早い時期に設けることで合意した。あとは滑川市に顔を向ける魚津市が、枠組みに加わるかどうかの結論待ちだ。17年3月の合併特例法の期限をにらんで協議が始まれば、現市町の境界を超えた校区の見直しもいずれ論議しなければならない。
「歩くと、体が強くなる」「友だちがいる」。自治体に境目があることなど理解できない祐輝君は、遠くの学校に通う理由をそう話し、自宅の窓越しにひばり野小を見やった。亜希子さんは言う。「友だち関係を考えると、祐輝は統合された学校に通うことになる。でも、これから生まれてくる子どもたちは、やっぱり近くの学校に通うのが幸せだと思います」
1069
:
とはずがたり
:2004/12/01(水) 03:14
<近畿>
>>1067-1068
http://www.mapion.co.jp/c/f?el=135/41/51.328&scl=70000&size=954,768&uc=1&grp=MapionBB&nl=34/43/35.285
似たような状況がこの四条畷市田原地区にもある。
四条畷市は大阪府だが北田原地区は清滝峠を挟んで生駒山系の向こう側にあり,奈良県生駒市が地理的にも生活圏である。
人口は多いので小中学校は問題ないが府立高校へ通うためには高校は山越えをしなくてはならない。
1070
:
とはずがたり
:2004/12/01(水) 03:19
<北陸>富山県
・・・。
>山田村の住民は、自宅から直接救急車を呼ぶことができない。119番すると、村役場につながってしまう。
>村職員が、隣接の婦中、八尾両町のどちらかの消防本部に連絡し、出動を要請する。自前の救急車がない上、細入、舟橋両村のように隣町と業務委託契約を結んでいないためだ。
>両町が要請に応じるのは「人道的な配慮」(婦中町幹部)という。
第1部 暮らしと境界救急車がない2003.01.08
「119番」役場が隣町に要請 合併しても配備困難?
http://www.kitanippon.co.jp/pub/hensyu/gappei/jichi/006.html
平成10年秋、山田村中村で食料品店を営む小向敏雄さん(55)は、強烈なのどの渇きを覚え、深夜に目を覚ました。顔がこわばり、水がのどを通らない。家族に体の異変を伝えようとしたが、言葉も出てこない。「こりゃ脳梗塞かもしれん」。妻の運転で約7キロ離れた八尾町の病院に向かった。救急車を呼ぼうとは思わなかった。「この方が早く医師の処置が受けられる」。そんな判断が働いた。
山田村の住民は、自宅から直接救急車を呼ぶことができない。119番すると、村役場につながってしまう。村職員が、隣接の婦中、八尾両町のどちらかの消防本部に連絡し、出動を要請する。自前の救急車がない上、細入、舟橋両村のように隣町と業務委託契約を結んでいないためだ。両町が要請に応じるのは「人道的な配慮」(婦中町幹部)という。
村の消防団員を務めていた小向さんは、時間ロスの生じる通報体制を知っていた。隣町から救急車の到着を待つのがもどかしい。しかも、村は救急車を出してくれた町に対し、10万円の「謝礼」を支払っている。「村に余計な負担をかけるのも気が引けてねえ」
こうした思いを抱くのは、小向さんだけではないようだ。村が昨年1月から11月末まで、両町に救急出動を要請したのは21件。人口千人当たりの出動要請件数は約10件で、婦中、八尾両町の半分にとどまる。
「昭和の大合併」で独立を貫いた村は、過疎債を活用し、下水道などのインフラ整備をいち早く実現。希望世帯にパソコンを配布し「電脳村」として全国に名をはせた。その半面、市町村単位が原則の救急業務は手つかずとなっていた。
財政負担の重さが理由だった。消防庁の試算では、救急車1台を維持する経費は年間約8千万円。交代要員の人件費を含んでいるものの、車両の更新など、実際の支出はさらに膨らむ。人口約2千人で、県内一自主財源の乏しい村では無理な相談だった。職員に中古の救急車を運転させる案や、隣接2町に働き掛けた救急業務の広域行政化も実を結ばなかった。
「肝心の役割を果たせず、これでは村が小さ過ぎると言われても仕方ない」。山崎吉一村長は、小村の限界を認める。「だが、それだけで行政のすべてを評価するような最近の風潮はいかがか」とも語る。小さいからこそ実現した施策は数多い、との思いがにじむ。
§ § §
村は昨年末、森雅志富山市長が提唱した合併協議会準備会への参加を表明した。富山市と上新川、婦負両郡の6町村が合併すれば、救急業務は一元化され、不便な通報体制は解消される。だが、今も服薬を続ける小向さんは、再び病に襲われても119番するつもりはない。「端っこの村は、どう境界を変えても端っこだよ」
財政悪化が叫ばれ、全国900の消防本部の再編構想が浮上する中、過疎にあえぐ県境の小村に、救急車が配備される可能性は低い。時間ロスが、やや改善されるだけのことで、今後も、家族や住民同士の助け合いで対処していくのが現実的と思えるからだ。「ただ、便利さに慣れた若い世代はどう感じるか」。小向さんはそれだけが気掛かりだ。
1071
:
とはずがたり
:2004/12/01(水) 03:23
<北陸>富山県
素晴らしいね。駅隣接は地鉄の利用促進にも繋がるのではないか?
第1部 暮らしと境界小さな村の決断(上)2003.01.12
人口2,500人で本格図書館 効果を上げる身近な行政
http://www.kitanippon.co.jp/pub/hensyu/gappei/jichi/010.html
舟橋村立図書館には、週末にもなると、親子連れがひっきりなしに訪れる。書棚のそばでは、母親と子どもが床に座って本を読んでいる。近くに住む主婦の中田恵子さん(35)は、玄関で下足を脱いで入館するのにも慣れた様子だ。「きょうの晩ご飯、何にしようかなって悩んだらここに来るんです。娘は床に寝そべって本を読めるのが気に入ってるみたい」。木造の室内は床暖房で温かい。
人口2,500人の村の図書館とは思えないほどのにぎわいに、館長の辻沢与三一さん(77)は目を細める。「こんなに利用があるとは考えもしなかった。正直、この村の規模で本格的な図書館をつくるのは難しいと思っていましたから…」
平成7年のある日、役場村長室。辻沢さんとは滑川商業学校時代の同級生だった松田秀雄村長が切り出した。「図書館をつくるのは村長に就任して以来の夢だ。どう思うかね」
県図書館協会長だった辻沢さんは、かつて富山市立図書館長を勤めた経験から正直に説明した。住民の3割が利用登録したとしても、人口1万人以上でなければ効率的な運営はできない。事実、市立図書館の15の分館は、1万人以上の小学校区に1つを目安にして置いている。「運営するのは大変でしょう」。だが村長は、図書館をまちづくりの核にするのだと言って譲らなかった。
村は、富山地方鉄道の舟橋駅舎に図書館を併設させて通勤客らを呼び込むとともに、1つの役割を図書館に期待した。
村の人口は平成に入るまで1,300人台で停滞し、一時は舟橋小の新入学児童が6人に落ち込んだ。危機感を抱いた村は宅地造成を阻む市街化調整区域の指定除外を実現させ、開発を急いだ。
村の思惑通り村民の数は年々増えたが、新たな課題も浮かび上がってきた。新旧の住民が顔を合わせる機会が少なく、会話もない。コミュニケーションを図る場が必要だった。村は、村民が自然に足を運べる図書館がふさわしいと考えた。
§ § §
「新刊を500冊程度しか購入しないような図書館では、見向きもされない」。辻沢さんの助言を受けて図書館づくりは進み、「下足は脱ぐことにしよう。リラックスするには床暖房がいいなあ」と言う村長の意向も反映された。辻沢さんを館長に迎えて平成10年に開設した図書館は、蔵書3万8千冊、年間の新刊購入4千冊。1人当たりの図書費は2,350円に上り、県内市町村の平均とはケタが一つ違う。
村民の図書カード登録率は高い地区で7割を超え、平均56パーセントが利用。辻沢さんは「この村は小さな小学校区に、1つの図書館があるようなもの。子どもやお年寄りが歩いて通える距離にあるのが利いている」と言う。
対照的なのが人口17万人を抱える高岡市だ。市立の図書館は4つあるが、市全体の登録率は8.5パーセント。図書館から離れた地区で、軒並み登録率は下がっている。
松田村長は昨年末、富山市などとの合併に加わらず、単独を貫く方針を表明した。「小さな村だが、住民に近い行政だからこそ必要な施策を効果的に打ち出せる」。住民が本当に求めるサービスを優先して行うことが、最も無駄がなく効率的という考えだった。
1072
:
とはずがたり
:2004/12/01(水) 03:23
>>1071-1072
第1部 暮らしと境界小さな村の決断(下)2003.01.13
自主独立、明確な裏付け 懸念は町村の“切り捨て論”
http://www.kitanippon.co.jp/pub/hensyu/gappei/jichi/011.html
オープンから4年連続で、舟橋村立図書館は驚くほどの数字をたたき出した。住民1人当たりの貸し出し数で全国1位。13年度の貸し出しは14万9千冊、住民1人当たり62冊に上る。
村民はこの「全国一」が、数字のマジックから生まれたものだと知っている。データは、貸し出した本の冊数を住民の数で割ったものだ。村民の利用が多いだけでなく、村外から訪れる人が7千人余りもいることが、数字を押し上げている。
囲碁の本などを目当てに、上市町松和町から訪れた酒井肇さん(57)は「いつも、買い物で富山市に行く途中に寄るんですよ」と言う。図書館に併設された富山地鉄越中舟橋駅を利用する通勤客のほかにも、近隣の富山市や立山、上市町などから大勢の人がマイカーで足を運び、「交流人口」が全国一を支えてきた。
舟橋村は面積では3.47平方キロと県内で最も小さい自治体だが、県都富山市に接し、立地条件に恵まれている。保育料など他の自治体より安い住民サービスを「売り物」にし、交流人口だけでなく、定着人口を呼び込むのも難しくはない。
「どうも誤解されがちだ」。金森勝雄助役は苦り切った表情で、「合併しない」と表明した松田秀雄村長の真意を代弁する。「舟橋という名の故郷を無くしたくないという愛村の情は確かに大きいが、合併しないと決めたのは、情緒的な問題だけではないんです」
民間の宅地開発が進み、平成22年には1千人増の3500人まで人口が伸びると踏んでいる。広い山間部を抱える町村に比べ、小学校区並みのエリアは財政負担が小さく、大規模災害もない。上下水道や道路といったインフラは整備され、ごみ処理や介護保険なども広域圏でまかなっている。当面の課題は小学校の建設や中学校の増改築ぐらいだ。
「国も財政難だ。地方交付税が何割か減額されるのは覚悟している。だが無駄な投資をせず、必要な事業から優先順位を決めて実施すればいい。収支バランスをとれば、やっていけるんですよ」と金森助役。大きな自治体とは違い、地区ごとの陳情や議員の圧力がなく、効率的に予算を組めるのも村の強みだ。「家庭的なぬくもりのある行政を捨ててまで、合併しようとは思わない。うちも勝ち残りをかけていますから」と強調する。
§ § §
「合併しない」と明確に表明している舟橋村が懸念するのは、小さな町村を人口規模の物差しだけで、切り捨てようとしている国の動きだ。人口1万人で線が引かれれば、舟橋村がやがて「自治体ではない」とされてしまう可能性がある。
地形や面積、歴史など、各自治体の抱える事情はそれぞれ異なる。小規模町村を「行財政の効率が悪い」という理由で、一くくりにするわけにはいかないはずだ。
自治庁(現総務省)の担当課長として「昭和の大合併」を進めた宮沢弘元法相は「自主独立を貫く気概のある小規模町村に、国は自治権を保証すべきだ」と指摘。「合併のうずに巻き込まれている当の市町村も『泣く子と地頭(国と県)には勝てぬ』とばかりに、損得論だけで論議を進めてはならない」と訴える。
住民の暮らしに最適な境界を探り当てるには、市町村が自らの役割や機能、歴史風土を問い直す作業が欠かせない。
1073
:
とはずがたり
:2004/12/01(水) 03:29
<北陸>富山県
>「商工業の中心地」を自負していた津沢地区
http://www.mapion.co.jp/c/f?el=136/54/00.012&scl=70000&size=954,768&uc=1&grp=MapionBB&nl=36/37/15.932
小矢部砺波Jctが出来て交通の要衝とはなったが別にJctはクルマが出入りできる訳でもないしねぇ。津沢町のままでいれば今頃津沢Jctだっただろうに。
小矢部市=石動町+砺中町(津沢+α?)か。
第2部 巨大化の未来は2つの“中心地”2003.02.08
投資の集中化図れず 尾を引く昭和の合併
http://www.kitanippon.co.jp/pub/hensyu/gappei/jichi/020.html
津沢商工会の高畠康成事務局長(59)が意味ありげな表情で、1枚の地図を取り出した。小矢部市の津沢地区を中心に、半径5キロの円が描かれている。隣の砺波市や福野町の中心市街地はすっぽりと収まるが、市中心部の石動地区は外にはみ出していた。「津沢の現実を象徴しているようでしょう」と苦笑する。
かつて「商工業の中心地」を自負していた津沢地区だが、商店街は連続性に乏しい。街路は狭く、車の駐停車も不便なため、モータリゼーションの到来で一気に衰退した。唯一のスーパーも昨年2月に閉店。住民は、大型店ひしめく砺波市で買い物を済ませ、円外の石動地区まで足を運ぶのは少数派だという。
「津沢の声を無視し、大きくなることだけを追い求めた結果だ」。元津沢地区自治振興会長の河原豊志さん(70)=小矢部市清沢、自営業=は、衰退の原因の一つに「昭和の合併」を挙げる。
小矢部市は昭和37年、津沢を中心とする砺中町と、石動町が対等合併して誕生した。当時の人口は、砺中1万人、石動2万6千人。地方自治法が定める市制要件の5万人に届かないが、国は「平成の大合併」と同じように特例措置を用意していた。新市町村建設促進法の期限を40年まで5年間延長し、人口要件のハードルを一時的に3万人に下げた。
早くから市制移行を目指していた石動町は「市制実現のチャンス」ととらえ、期限内の合併へと動き出した。一方の砺中町は、中心部の津沢地区が「行政の中心が石動に移れば、津沢が寂れる」と反発。役場や県庁で反対運動を繰り広げた。
両町議会が37年に新市発足を決議した後も、津沢住民の運動は激しさを増すばかりだった。打開策として、砺中町議会は津沢地区の砺波市編入を決めたが、既に両町の合併は県議会で議決されていた。事態の収拾は、新市が反対派住民と「津沢の振興を図る」との協定を結ぶまで待たなければならなかった。市制施行から、1年半の月日が流れていた。
§ § §
合併をめぐる混乱と紛争は、その後の町づくりにも影を落とした。住民同士に感情的なしこりが残った。商工会は統合できず、県内9市で唯一商工会議所がない。関係者は「どんな会合を開く場合でも、まず両地区の出席者の数合わせを考えてしまう」とこぼす。
行財政運営も常にバランスが要求された。平成10年制定の「中心市街地活性化法」を受け、大半の自治体は、国の補助事業の対象地区を1つに限定しているのに対し、小矢部市は2地区にせざるを得なかった。2つの“中心地”への分散投資は、高岡や金沢、砺波との都市間競争の遅れにつながった。河原さんは「津沢にも問題があった。しかし明確な将来像を持たないまま、国の言いなりに合併しても繁栄など期待できない」と語る。
砺波広域圏を除けば、県西部の合併の枠組みは混とんとしている。1月末の小矢部市議会市町村合併対策委員会で大家啓一市長は、福岡町との合併を目指す考えを示唆した。一方の福岡町は、高岡市を含む2市1町での合併を検討している。
市制施行から40年。自治体としての一体感を醸成できないまま、17年3月の合併特例法の期限にせかされるように、再び巨大化を迫られている。
1074
:
とはずがたり
:2004/12/01(水) 03:31
http://www.kitanippon.co.jp/pub/hensyu/gappei/jichi/index.html
【富山の市町村合併 正念場の地方自治】
北日本新聞のこの特集ページは昭和の大合併へ遡っ現状て分析する記事が多くて面白い。
1075
:
とはずがたり
:2004/12/02(木) 00:24
<中部>長野県
是非実現したいねぇ>安曇野市
[自治の行方]新市名「安曇野」を提案 次回正式決定−−安曇野地域合併協 /長野
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041201-00000062-mailo-l20
豊科、穂高、明科の3町と堀金、三郷両村でつくる安曇野地域法定合併協議会の事務局は30日、穂高町内で開かれた会合で、新市名を「安曇野市」とする提案を行った。11月に実施した新市名の意向調査で安曇野市が最多票を獲得したため。次回会合で正式決定する。
安曇という地名は約1200年前から伝わり、安曇野は全国的に有名。5町村でつくる任意協は今年1月にアンケート調査を行い、新市名候補を回答の多かった4候補に限定。5町村の3万4163世帯を対象に行った意向調査の結果は、「安曇野市」4383票▽「あづみ野市」1610票▽「あずみ野市」947票▽「安曇市」478票だった。
また同事務局は新市庁舎を、南安曇郡が管理する豊科町の「南安自治会館」に置くことも提案。県内の合併した自治体や協議中の地域で、新自治体庁舎を既存の市町村庁舎以外に置くのは初となる。同会館だけでは手狭なため、庁舎機能の一部を旧町村庁舎にも置くとしている。
12月1日朝刊
(毎日新聞) - 12月1日16時45分更新
1076
:
とはずがたり
:2004/12/02(木) 00:29
<中国・四国>島根県
合併への影響は大丈夫かね?
駅前コミュニティー施設ってくだらないハコモノに終わらなきゃ良いけど。。
悪い例:
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1038805069/541
よい例:
>>1071-1072
JR宍道駅前の遊休民有地を取得 図書館、文化ホール計画−−宍道町 /島根
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041201-00000311-mailo-l32
宍道町は30日までに、同町のJR宍道駅前の遊休民有地を駅前コミュニティー施設建設予定地として取得した。
取得したのは、合板会社工場跡など約1万800平方メートルで、取得価格は約1億9400万円。整備構想では図書館(室)と公民館機能のほか、400人前後が収容できる文化ホールを併設。
同町は来年3月、松江市や周辺6町村と合併する予定で、事業実施は新市移行後を見込んでいるが、同計画は新市建設計画に盛り込まれていないため、う余曲折もありそうだ。
12月1日朝刊
(毎日新聞) - 12月1日18時50分更新
1077
:
とはずがたり
:2004/12/02(木) 00:30
<北陸>福井県
武生の名前が消えてしまうのか?
武生市と今立町、来年10月対等合併−−新市名は「越前市」 /福井
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041201-00000217-mailo-l18
福井県武生市と今立町の合併協議会が29日夜に開かれ、合併後の新市の名称を「越前市」と決め、来年10月1日に対等合併することで合意した。今月13日に両市町は合併の調印をするが、一方で、「合併は拙速過ぎる」として判断を住民投票に求める運動も起きている。
新市の名称は、公募で寄せられた239点から、「越前市」「越前武生市」「武生市」「南越市」に絞り込み、協議会の委員25人による投票で決めた。両市町は、12月定例議会に合併関連議案を提案し、可決されれば年内にも知事へ「合併申請書」を提出する。
これに対し、市民グループ「今立町の合併を考える会」(成田位智朗代表)は30日、住民投票を実施するための条例制定請求書を同町に提出した。町は2日にも条例制定に向けて、署名運動を展開できる「代表者請求証明書」を成田会長に交付する見通し。
12月1日朝刊
(毎日新聞) - 12月1日16時40分更新
1078
:
とはずがたり
:2004/12/02(木) 00:33
<東北・北海道>福島県
役所は坂下と柳津で決着が付かなかったのだが第二ラウンドといった感じか?
さて金山・昭和・柳津・会津坂下・湯川はどうするのか?
三島町長、飛び地合併申し入れ−−会津坂下町長に /福島
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041201-00000096-mailo-l07
三島町の斎藤茂樹町長が会津坂下町の竹内〓俊町長に編入による合併を申し入れていることが30日、分かった。竹内町長は「ひとつの方向性として真摯(しんし)に受け止める。前向きに検討するが、町民の考えも聞いていないので方向性は打ち出していない」と述べ、現時点では賛否を明確にしていないが、実現すれば、両町の間にある柳津町を飛び越えての県内初の“飛び地”合併となる。
両町は柳津町、金山町、昭和村との5町村で合併協議会を設立していたが、町役場の位置問題などで決裂し、9月に合併協を解散した。しかし、地方交付税の減額など財政不安を抱える三島町は「合併は避けられない」との立場で、都市化が比較的進んだ会津坂下町との合併を選択したと見られる。三島町は隣接する柳津町とも合併について協議したが、柳津町は会津坂下町を除いた4町村での合併を検討しており、断念した。
関係者によると斎藤町長は10日に会津坂下町を訪れ、竹内町長に合併を申し入れた。三島町は合併特例法の適用を受ける来年3月末までの県知事申請を要望しているという。
12月1日朝刊
(毎日新聞) - 12月1日16時16分更新
1079
:
とはずがたり
:2004/12/02(木) 00:39
<北海道>
http://www.mapion.co.jp/html/map/web/admi01b.html
地理的なつながりがやや不格好だが大丈夫かな?
忠類村を編入、新町名は「幕別町」−−合併協 /北海道
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041201-00000116-mailo-hok
十勝管内幕別町と忠類村の13回目の合併協議会が29日、忠類村内であり、合併方式は幕別町が忠類村を編入する「編入合併」、新町の名称は「幕別町」とすることを決めた。
合併方式と新町の名称は忠類村側が提案。2町村が対等の立場で協議することや新町の一体感の醸成に努めることなどを合併理念とした上で「編入合併」「幕別町」を選択した。
12月1日朝刊
(毎日新聞) - 12月1日16時2分更新
1080
:
とはずがたり(1/3)
:2004/12/02(木) 00:49
<北海道>第一弾
是非中核市にしてあげたい。
[合併・自治のかたち]新函館市、きょう誕生 住民、期待と不安が交錯 /北海道
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041201-00000112-mailo-hok
平成の大合併としては道内で初めて、函館市と渡島管内東部の戸井町、恵山町、椴法華村、南茅部町の5市町村が1日合併する。4町村を廃止し函
館市に編入、「函館市」となる。支所名に旧町村名が残るが、地名からは4町村は消える。財政の見通しが厳しい市町村が大同団結して生き残るため
体力をアップするのが趣旨だが、住民には期待と不安が交錯する。
◇中核市昇格は−−人口30万人以上、微妙
対外的にも注目されるのが「中核市」への昇格の行方だ。中核市は地方分権を促すため95年に創設、福祉や保健行政など権限の一部が国や道から移譲される仕組み。(1)人口30万人以上(2)面積100平方キロ以上の条件があり、人口条件を満たせるかは微妙だ。人口は5年ごとの国勢調
査で判定、00年国勢調査人口では5市町村で30万5311人。ところが5市町村人口は目減りし、既に30万人を割っている。10月末住民基本台帳人口は30万人まであと263人足りない。次の国勢調査は05年10月、30万人には届かない可能性が大きい。
市は「今の基準では条件を満たしており、合併後に中核市の指定を受けられるよう要請する」という。中核市になった場合、具体的に担う行政事務は、道に権限がある▽社会福祉法人の設立認可や指導監査▽身障者手帳の交付▽屋外広告物の設置制限など。担当の市人事課は「事務手続きや街づく
りの意思決定も早くなる」と利点を説明。交付金も増えるが事務費や人件費の負担もかかり「差し引き数億円程度のプラスでは」という。むしろ、「ステータス(地位)の向上がメリット」(同課)と話す。道内の中核市は旭川だけだ。
◇合併特例債−−公共施設建設に262億円
合併を推し進めるための特典として国が用意したのが「合併特例債」だ。合併後10年間にわたる公共施設整備に使える地方債(借金)で、対象事業費の財源の95%を特例債に当てることができ、元利償還を国の地方交付税で70%充当する。実質33・5%の負担で事業を行うことができるため、自治体にとっては魅力的な制度だ。
これに対し、全国市民オンブズマン連絡会議は8月に函館で開いた全国大会で「新たな公共事業を生み出す」と指摘した。連絡会議の全国アンケート調査の集計では99〜03年度の5年間で4474億円の特例債などを使った合併関連事業が行われた。そのうちの67%の3009億円が道路、橋の建設だった。
函館市は特例債による公共施設の建設事業262億2600万円を見込む。▽水族館(30億円)▽水産・海洋総合研究センター(90億円)▽光
ケーブルの地域情報網▽学校給食センター▽共同教育センター――などを建設計画に盛った。
◇地域づくり−−「合併をプラスに」
新市の誕生と同時に特例債を活用した合併建設計画が動き出す。南茅部商工会の遠山俊一副会長は「やむを得ず合併するが、ピンチをチャンスに変えたい」と意欲的だ。ホテルひろめ荘や町民保養センターの温泉と、豊かな縄文時代の遺跡を背景に「温泉と遺跡を巡る観光ルートを仕掛けていくため、観光客を呼び込む新たな拠点をつくり、交流人口を増やしたい」と話す。函館市街から車で1時間離れた南茅部を活性化する、きっかけとしたい考えだ。
椴法華村が100%出資する株式会社「椴法華村振興公社」が経営する公設民営の「ホテル恵風」(29室)の西巻勝幸支配人は「合併で行政の壁がなくなり、プラスになる可能性がたくさんある」と分析。「合併で地元が広くなり、5市町村の優れた食材を地元産として使える」からだ。宿泊客の大半が函館市など道南圏で「リラックスしたいときに使う宿」として定着、毎月宿泊する常連客も多い。
ホテルマン一筋の経験を買われて、8年前の開業時から現場を指揮する。「合併しても地域を大事にしていきたい。このホテルは住民に教えられ、育てられたから」と地元密着で新たな展開を図る。
1081
:
とはずがたり(2/3)
:2004/12/02(木) 00:50
◇財政難が引き金
道は00年9月に市町村合併推進要綱をまとめ、全道の合併パターンを公表。渡島管内は6通りの組み合わせが示された。漁業を基幹産業とする4町村と、都市基盤が充実した函館市が接近。合併の引き金となったのは、将来の厳しい財政見通しだった。国からの地方交付税が減り、少子高齢化が進む中で5市町村とも収支の悪化は避けられないことが財政シミュレーションで明らかになったからだ。
8年後の2012年――。仮に合併しないで単独で運営したときの累積赤字は▽函館市14億1300万円▽戸井町23億500万円▽恵山町25億9300万円▽椴法華村21億4500万円▽南茅部町45億6200万円――という数字が突きつけられた。
各地で合併協議が始まったが、北隣の七飯町・鹿部町など破談も相次ぐ。函館地域がスムーズに進行したのは「5市町村の首長同士の信頼関係が厚かった」(函館市幹部)ことが最大の要因という。井上博司市長は「水産業に力を入れ、自然と温泉を生かした観光にも軸足を置く。合併して良かっ
た、と思われるように取り組みたい」と話す。
………………………………………………………………………………………………………
◇一極集中で「文化」懸念−−田村伊知朗・道教大助教授に聞く
函館市など5市町村の合併は地域にどんな影響を与えるのか。北海道教育大函館校の田村伊知朗助教授(46)=写真、政治学専攻=は「中心へ向かってすべてが集中し、長期的に見れば周辺の政治、文化などが破壊される」と厳しく見る。合併の位置づけ、生かす方策を聞いた。
◇「高齢者に優しい街」アピール/観光と公共交通の連携活用を
――まず、国策の自治体合併の功罪を。
地方自治は、背景に住民参加があるが基本は団体の自治だ。大都市や小さな村も地方自治体としては対等です。人口1540人の椴法華村は役場、村長、村議、村立の学校があって一体性が確立されているが、合併によって文化的、政治的な意味でも破壊される。中心へ向かって人口、情報、教育
や経済などあらゆるものが集中していく。直接請求の署名にしても、村であれば有権者の50分の1を集めることができても30万都市では難しい。今後100年を見通すと、子供の数が減り、中学校は統廃合されるのでは。キーワードは「中心への指向」です。顔と顔が見える関係よりも効率が優
先される。
――函館市に4町村が編入する今回の合併を命名すると?
「住民参加の可能性を減少させるための合併」、端的に言えば「一極集中型合併」です。地方自治の本旨に反し、地方自治を骨抜きにする。周辺では過疎化が進み、文化的な一体性も長期にわたって破壊される。
――では、街づくりに合併をどう生かせばいいのですか。
より悪くならないよう、マイナスの副作用をいかに減らすか。その観点で政策を立てる。商業施設や歓楽街は逆に集中させた方が周辺との問題が起きない。また、函館は他都市と比べて社会福祉や病院が充実している。夜間の急病でも東京ではかなり待たされるが、函館では待ち時間がほとんどな
い。高齢者への施策を充実させ、より一層「お年寄りに優しい街」を目指してはどうか。
――水族館など合併特例債による事業が計画され、合併の“アメ”とされるが使い道は。
結局は借金。ドイツでは保守系のキリスト教民主党が「子孫へ借金は残さない」として国債発行をしない考え方だ。地元負担を将来、返せるのか。最大枠まで使うことはない。ハコものではなく、例えば観光と公共交通を結びつけ、路面電車を函館空港へ延伸する。今後は個人・グループ旅行が
もっと増え、空港から電車に乗って西部地区の教会やレトロな赤レンガ倉庫群を観光することが目玉になり得る。信号調整で電車を速くし、延伸で乗客増も見込める。
――他にプラス面は。
旧町村では、しがらみが軽くなり、ものが言いやすくなるかもしれない。NPOなどの市民運動も広がりを見せる可能性はある。
1082
:
とはずがたり(3/3)
:2004/12/02(木) 00:50
>>1079-1081
………………………………………………………………………………………………………
◇5市町村合併までの軌跡
99. 7.16 改正合併特例法が施行
00. 4. 1 地方分権一括法が施行
9. 5 道が市町村合併推進要綱を発表。渡島管内は6類型を提示する
01. 7. 2 合併を視野に「渡島地域活性化戦略会議」(副支庁長、助役と担当課長)が発足
02.11. 1 国の地方制度調査会専門小委員会が小規模自治体の権限縮小(西尾私案)を提示
03. 1. 6 堀達也知事(当時)が年頭会見で西尾私案を「強制合併に駆り立てる」と批判。独自案作りを示す
2. 5 5市町村長が初の合併懇談会
2.17 5市町村が首長会議を開催、合併調査室を函館市役所に設置
6.27 5市町村首長会議で任意協議会の設置を決める
7.15 第1回任意合併協議会を開催
9.30 第1回法定合併協議会を開催
04. 4.23 合併協定に調印、高橋はるみ知事が立ち会う
6.10〜25 5市町村議会が合併議案を議決
7.16 4町村長のリーダー格で南茅部町の飯田満前町長が公選法違反容疑で逮捕(1週間後に辞職)
7.29 同町の出直し町長選で細井徹前助役が当選、最後の町長に
10. 8 道議会が5市町村の廃置分合(合併)を議決
11.10 総務省が合併を告示
11.30 4町村役場が閉庁し行政を廃止
12. 1 5市町村が合併する
12月1日朝刊
(毎日新聞) - 12月1日16時2分更新
1083
:
とはずがたり
:2004/12/02(木) 00:56
間違えた。。
>>1080-1082
だ。。
1084
:
とはずがたり
:2004/12/03(金) 05:31
道州制論議に慎重姿勢 二井知事会見 三位一体の改革には不満
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041201-00000011-nnp-l35
[山口] 二井関成知事は三十日の定例会見で、中国地方の他県で先行している道州制論議について「最初に道州制ありき、の論議はいかがなものか。県として意見を申し上げる状況にはない」と慎重姿勢を見せた。国の三位一体改革の結論には、「重要な課題は先送りにし、具体性に欠く部分が多い」と強い不満を表明した。
中国地方の道州制論議は、岡山県が中国・四国地方を一体化した構想(州都・岡山市)を提唱したのに対し、広島県が中国地方五県で(州都・広島市)と応じ、「枠組み」「州都」をめぐる論争が活発化している。
これに対し二井知事は「国と州との役割分担をきちんと詰めていかないと、混乱するばかりだ」との認識を示し、「他県との合併という選択肢もあり得る」と語った。県庁内には道州制に関する検討チームがあり、近く中間報告を出す見込み。ただ二井知事は報告について「さまざまな可能性を包含して、メリットとデメリットを比較するだけ」と述べた。
三位一体の改革では「総理のリーダーシップに期待したが残念な結果だった」とし、「税源移譲や地方交付税をどうするか、水準が明確とはいえない。来年度の県予算編成は、できるところからやるしかない」と厳しい表情で語った。
一方、知事、副知事ら特別職七人の退職金引き下げについて、「かねてから検討していた。県財政状況は急速に良くなることはないと判断、条例改正案を議会提案することにした」と説明した。
(西日本新聞) - 12月1日2時36分更新
1085
:
とはずがたり
:2004/12/03(金) 05:32
三位一体改革 神田知事「地方自治の確立ムリ」−−国の方針を批判 /愛知
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041202-00000002-mailo-l23
神田真秋知事は1日開会した県議会12月定例会の本会議で、議案説明の際に三位一体の改革に言及し、「改革の根本は歳入、歳出両面で地方の自由度を高め、真の地方分権、地方自治を確立することだ。だが、国の決定内容などをみると、こうした趣旨をほとんど理解していないと判断せざるを得ない。極めて残念だ」と、国がまとめた全体像を批判した。
神田知事は「3兆円規模の税源移譲のうち8割しか固まっておらず、義務教育費の取り扱いなど肝心なところは先送りされている」と指摘。補助金改革についても「単なる補助金切り捨ても含まれ、国民健康保険では、あまりにも唐突に都道府県負担の導入が決定されるなど、多くの問題が含まれている」とした。そのうえで「21世紀のこの国をどう変えていくかという大きな視点に立ち、改革を少しでも理想の形に近づけるよう最大限の努力をする決意だ」と述べた。
12月2日朝刊
(毎日新聞) - 12月2日16時45分更新
「極めて残念」 神田知事苦言/三位一体の改革
http://mytown.asahi.com/aichi/news02.asp?kiji=10595
神田真秋知事は1日に開会した県議会で、議案の提案理由に先だって発言を求め、政府が先月26日に明らかにした国と地方の税財政を見直す「三位一体の改革」の全体像について、「極めて残念な気持ち」と苦言を呈した。
まず、取り上げたのは、政府が当初3兆円規模とした税源移譲のうち、固まったのが8割にとどまった点。義務教育費の取り扱いや生活保護費負担金の補助率見直し、建設国債が充てられている施設費の取り扱いなどが決まらなかったことについて、「肝心なところは先送りされており、全体像としての評価は慎重にならざるを得ない」と述べた。
また、補助金改革では、国民健康保険の都道府県負担導入が決まったことを、「医療保険制度改革の議論が進んでいない中で、あまりにも唐突。多くの問題が含まれている」と批判した。
さらに、政府のこの間の対応について、「改革の根本は、歳入・歳出両面での地方の自由度をより高めることで真の地方分権や地方自治を確立すること。今回の国の決定内容や検討経緯を見ていると、趣旨がほとんど理解されていないと判断せざるを得ない。極めて残念」と厳しい口調で語り、理想の形に向け、議員にも支援を求めた。
(12/2愛知総合)
1086
:
とはずがたり
:2004/12/03(金) 05:36
<近畿>滋賀県
ごら目片。ちゃんと合併してやれや。
「合併問題を最優先」と町長 志賀町12月定例会が開会
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041202-00000045-kyt-l25
滋賀県志賀町の12月定例会が2日、開会した。5億8000万円の一般会計補正予算案や条例改正案など、24議案が提案された。後藤又久町長は所信表明の中で、「(大津市との)合併問題を最優先に取り組みたい」と強調した。
後藤町長は、国と地方の税財源を見直す「三位一体改革」のもと、行政能力や財政基盤を充実・強化するため、合併特例法期限内の合併が必要とし、「合併の実現は町民の民意」と述べた。
また、財政状況を改善するため、31項目の使用料や手数料を引き上げる条例改正案を提案した。今年3月策定の「町財政健全化プログラム」に基づく措置で、後藤町長は「大津市との合併を視野に入れ、行政水準の平準化を図ることを念頭に置いた」と話した。
廃棄物焼却施設問題については、県に対して地質調査の実施を依頼したことを明らかにした。
一般会計補正予算案は起債の繰り上げ償還5億4500万円など。一般質問は9、10日で、20日に閉会する。
(京都新聞) - 12月2日20時37分更新
市長、合併問題には言及せず 大津市12月定例会が開会
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041202-00000046-kyt-l25
大津市の12月定例会が2日、開会。6億5000万円の本年度一般会計補正予算案など21議案を提案した。目片信市長は提案理由の中で「(台風23号や新潟県中越地震の)被災地の悲惨な現状を見るにつけ、防災センター機能の必要性をあらためて認識した。さらなる防災対策の充実に努める」と述べた。志賀町との合併問題には言及しなかった。
市は2005年度の機構改革に伴い、市役所(御陵町)で唯一、耐震構造の新館(7階建て)の1−3階に消防局や新設の総合防災課を一時的に集約する。市長は将来的に、検討段階にある「防災センター」が必要だ、との認識を示した。
12月議会は9、10、13日に一般質問。14、15日に常任委員会、16日に特別委員会を開く。採決は閉会日の20日。
(京都新聞) - 12月2日20時37分更新
1087
:
とはずがたり
:2004/12/03(金) 05:46
<山梨県>
分村で甲府と富士河口湖町がスジなんちゃうのん?富士河口湖町は何故上九一色との合併を嫌がったのかな?
市町村合併]上九一色村の分村合併 鳴沢村長が難色示す /山梨
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041202-00000053-mailo-l19
◇富士河口湖町と協議再開も
甲府市との全村合併の是非を問う上九一色村の住民投票で「反対」が過半数を占め分村合併に方針転換した問題で、小林実村長と渡辺力議長らは1日、鳴沢村の渡辺建一村長を訪れ、上九一色村南部との合併協議を開始する可能性を尋ねた。渡辺村長は「(合併特例法期限が05年3月に迫り)時間的に難しい」との意向を示した。議会は近く合併相手先を再度協議するが、富士河口湖町との合併協議再開の可能性が強まりそうだ。
渡辺村長は取材に対し「(小林村長らに)議会と相談したいと答えたが、鳴沢村としての考えを聞きたいと言われ、『ゼロからの出発になり、期限内の合併は不可能』と返事をした」と話した。小林村長は「一部議員から『隣の村であるし、投票結果を報告し、合併協議の意向を確認すべきだ』との意見があった」と鳴沢村を訪れた理由を説明した上で、「(渡辺村長の意向を聴き)鳴沢村との協議は無理だと思う」と話した。
同村は、議会が富士河口湖町との合併見直しを求める請願を採択した後の今年3月にも鳴沢村に合併協議開始を申し入れたが、断られている。
分村合併で意見集約した11月29日の上九一色村議会全員協議会で、南部の合併相手先に鳴沢村と富士河口湖町が挙がった。同町の小佐野常夫町長は静観の構えだが、一方で、「13日に開会する12月定例町議会で合併協議会設置を決めないと(特例法期限に)間に合わない」との見解を示している。
12月2日朝刊
(毎日新聞) - 12月2日16時37分更新
1088
:
とはずがたり
:2004/12/03(金) 05:48
<長野県>
いい加減にしろや。今度は住民票を軽井沢に移したみたいだし。。
12月2日(木)
越県合併議案 知事、初日提出見送り 議会側厳しい声
http://www.shinmai.co.jp/news/20041202/mm041202sha49022.htm
木曽郡山口村が岐阜県中津川市との越県合併を進めていることについて、田中知事は二日午後開会した県会十二月定例会に合併の関連議案を提出しなかった。提案説明で知事は、山口村を含む県境の県民に向けて「一緒に歩みましょう、一緒に踏ん張りましょうと申し上げたく思う」と述べ、あらためて越県合併に反対する姿勢を強調。議会側には「腹蔵なき議論を戦わせていただきたい」と述べた。
二十日までの県会会期中に、知事が関連議案を追加提出するかどうかは流動的。提出を見送った九月定例会で、県会は議案提出を求める決議を賛成多数で可決している。越県合併に向けては、この十二月県会で議決し、年内に総務大臣に合併申請しないと来年二月十三日の合併期日に間に合わない恐れもある。
これに対し、加藤出・山口村長は「定例会初日に関連議案が提出されなかったことは非常に残念。会期中に議案提出いただけると信じている」とのコメントを発表した。また、古田芙士県会議長は同日午前に記者会見し「議案提出するよう徹底的に求めていく」と表明。県会内には「知事には提案責任がある」との声が多く、知事の対応に厳しい声が上がるのは必至だ。
知事は提案説明で、山口村が二月の村民意向調査で賛成が多数を占めた合併を決めたものの、今も合併反対の村民がいる―とし「知事として、相対的に少数派であろうとも、長野県民であり続けたいと願う方々を守らねばならぬ責務がある」と説明。こうした県民を失うと、「信州、信濃が長野県でなくなってしまうことにつながりかねない」と述べた。
総務省は地方自治法上、関連議案の議員提案も可能との解釈を示している。県議会内では合併期日に間に合わせるため、議員提案の検討が本格化する見通しだ。
越県合併をめぐっては、岐阜県側は県会九月定例会で関連議案を可決し、既に総務相に合併を申請。長野県議会でも同様に議決し、知事の申請がないと、総務相は合併の承認手続きに入れない。両県は九月、山口村に関係する長野県有財産や債務の引き継ぎに合意している。
県側はこのほか、瀬良和征教育長(60)を続投含みで教育委員に再任する人事選任案、スペシャルオリンピックス冬季世界大会運営支援の六億円を含む総額二百三十七億千万円余の補正予算案など三十三議案を提出した。
1089
:
とはずがたり
:2004/12/03(金) 05:51
石原は注目浴びたいだけだからどーでも良いのだが,山口・愛知と批判続出。
>>1084-1085
三位一体改革 石原知事「地方分権実現、ほど遠い」−−全体像批判 /東京
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041202-00000116-mailo-l13
都議会の第4回定例会が1日開会した。石原慎太郎知事は所信表明で、国が発表した「三位一体改革の全体像」について「地方分権の実現にはほど遠い。3兆円という数字ありきの補助金削減で、これでは明治以来続いてきた旧弊な政治のスキームを根本的に変えることは到底できない」と批判した。
◆品川を南の玄関に
昨年10月、新幹線新駅が開業した品川駅周辺から田町にかけてのエリアについて、石原知事は「地域のポテンシャルが急速に高まっている」として、「広範な市街地の開発を適切に誘導するため、全体構想を策定し、東京の南の玄関口として整備する」と表明した。都、国、港・品川両区と学識経験者で先月、「品川周辺地域都市・居住環境整備基本計画策定委員会」(委員長、黒川洸・筑波大名誉教授)が発足しており、来年度中に基本計画をまとめる。
◆医療廃棄物対策
医療廃棄物は都内で毎日約120トン発生している。06年度に、東京臨海部のスーパーエコタウンに建設中の中間処理施設が稼働すると、そのほぼ全量を処理することが可能になる。不法投棄の防止策として、都は来年度からICタグを活用した医療廃棄物追跡システムのモデル事業に取り組む。病院から排出される医療廃棄物が中間処理施設へ搬入されるまでを追跡するシステムを構築する。
石原知事は「排出事業者と産廃処理業者に取り組み状況を報告させ、公表するなど、適正処理を促進していく」と述べた。
◆産業の振興
石原知事は「成長が期待される産業分野への支援と人材の育成に取り組んでいく」と述べた。都は05年2月、ナノテクノロジー(超精密技術)に取り組む中小企業を支援する「都ナノテクノロジーセンター」を大田区に設置する方針。アニメ・映像産業振興のため、制作資金や販路開拓の支援にも取り組む意向を示した。
06年春には公立大学法人「首都大学東京」が運営する「産業技術大学院(仮称)」を新設し、実践的な教育を実施する意向も明らかにした。
◆脱法ドラッグ対策
法規制を受けない「脱法ドラッグ」について、「都独自の対策を講じていく」と述べ、製造・販売・広告を条例で規制するとともに、「ドラッグGメン」を選任し、立ち入り調査権を与える方針も示した。
12月2日朝刊
(毎日新聞) - 12月2日16時32分更新
1090
:
とはずがたり
:2004/12/03(金) 06:25
三位一体改革:知事の7割、否定的 毎日新聞調査
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20041203k0000m010156000c.html
国と地方の税財政を見直す「三位一体改革」の政府・与党による全体像の決定を受け、毎日新聞は全国の都道府県知事にアンケートを実施した。その結果、否定的な評価を下した知事は32人と回答知事の7割に達し、肯定派は2人に過ぎなかった。評価しない知事に理由を聞いたところ、24人が補助金削減の内容を挙げた。地方の意向尊重を強調する小泉純一郎首相の説明とは裏腹に、地方が強い不満を抱いている実態が、改めて裏付けられた。
アンケートには47人中45知事が回答。全国知事会長の梶原拓岐阜県知事と28日に知事選で落選した福田昭夫栃木県知事の2人が回答しなかった。
全体像への評価を聞いたところ「評価する」との回答はなく、「どちらかと言えば評価」も島根県の澄田信義知事、大分県の広瀬勝貞知事だけだった。「あまり評価しない」が27人と最多で、「評価しない」も5人いた。11人は「コメントのしようがない」(安藤忠恕・宮崎県知事)などとして、評価を保留した。
否定的評価をした32人に最も大きな理由を聞いたところ、補助金削減の内容を挙げた知事が24人と最多で、総額約3兆円の見直し内容への強い不満を反映した。地方への税源移譲は10人で、交付税見直しは4人と少なかった(一部の知事は複数回答)。「税源移譲は(3兆円に達せず)数合わせさえもできていない」(松沢成文・神奈川県知事)など、厳しい論評が目立った。
今回の決定にあたり首相が指導力を発揮したと思うか、との質問に「発揮した」との回答はなく、「ある程度発揮した」が32人と最多。「発揮したとは思わない」は9人にとどまった。改革の内容を批判しつつも、必ずしも首相批判とは直結していない。
また、今回、全国知事会など地方6団体が調整に主導的役割を果たしたかを聞いたところ、20人が「果たした」と答え、「ある程度」も含め、8割以上が肯定的に評価。補助金削減で地方案をまとめ国との協議にのぞんだ過程を肯定的に自己評価した。
「改革を継続すべきか」との問いには27人が「継続すべきだ」と答えたが、「進め方を見直すべきだ」も13人いた(双方を挙げた1人もそれぞれの数に含む)。「抜本的に練り直すべきだ」も東京都の石原慎太郎知事、長野県の田中康夫知事ら3人いた。
政府・与党は先月26日、改革の全体像として2兆8380億円の補助金見直しや、2兆4160億円の地方への税源移譲を決めている。
毎日新聞 2004年12月3日 3時00分
1091
:
とはずがたり
:2004/12/03(金) 20:58
力強いお言葉。取り敢えず3町で木津市目指そうぜ。精華町も京田辺と華田辺市でも目指そう。
「合併期限の目標を定めて、協議したい」 山城町・藤原町長が強調
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041203-00000058-kyt-l26
京都府山城町の藤原秀夫町長は3日の定例記者会見で、木津、加茂両町との合併問題をめぐり、加茂町が合併に慎重な姿勢を見せている現状に関して、「合併協議の行方は木津町の決断次第」とする見解を示した。
加茂町が、合併特例法の期限である来年3月末まで時間が残り少ないことを理由に合併に難色を示していることについては「加茂町を交え期限にこだわらずに進めるか、山城と木津の2町で進めるか、これを選択するのは木津町」とした。
その上で、仮に来年3月で期限を区切らない場合にも「きちんと合併期限の目標を定めて、協議したい」と強調した。
藤原町長は、あくまで特例法の期限内を目標とする姿勢を変えていないが、現状を踏まえ「早期に合併を実現させたいが、少なくとも任期中(2006年3月)には実現させたい」と述べた。
(京都新聞) - 12月3日20時48分更新
1092
:
とはずがたり
:2004/12/04(土) 10:47
<東北・北海道>山形県
議員定数以外で文句はないなら中山町とは合併できる筈だ!
また残る上山と山辺も議員特例+合併特例債で先行合併して改めて新二市で話し合いをすれば宜しい。
山形2市2町 協議打ち切り濃厚 定数など対立解けず
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041204-00000002-khk-toh
山形、上山、山形県山辺、中山の2市2町の合併協議が、最終局面に入った。議員定数などをめぐる4市町の意見対立を解消できず5日、ほぼ3カ月ぶりに開く法定合併協議会で協議打ち切りを決断する公算が大きい。だが、協議継続を求める法定協委員の抵抗も確実で、交渉の行方は予断を許さない。
「この先、一体どうなるのか」。1日、山形市役所で開かれた法定協幹事会。5日の法定協での議事項目を決めるために集まったはずが、4市町の助役からはため息が漏れるばかりだった。
合併協議は主に新市の議員定数で対立。山形市が定数特例の47、ほかの3市町は在任特例の92と譲らず、袋小路に入ったまま。各首長による協議でも方針は決められず、結論を4市町の議員や民間の委員で構成する法定協に丸投げした。
法定協会長である市川市長は、法定協をいったん休止して冷却期間を置いた後、来年3月末で解散したい考え。同市議会も支援する姿勢だ。
山形市側の強い姿勢を受け、これまで共同歩調を取ってきた3市町の足並みが乱れてきた。
中山町議会は3日、山形市が主張する定数特例を容認する方針を賛成多数で可決、法定協を解散した後に単独でも山形市との合併を模索する意思を固めた。斎藤久男町議は「町民の幸せのために合併は必要」と翻意の理由を説明。宇津井弘治町長も議会の方針を尊重している。
一方、あくまで協議継続を求める声も根強い。阿部実・上山市長は「法定協は休止や解散を議論する場ではない」と反発を強め、遠藤直幸・山辺町長は「合併は山形市が頼んできたから応じた。今さら方向転換はおかしい」と批判する。
「幕引き」の結論が容易に出せない場合、市川市長には一方的に離脱する選択肢もある。ただ、強硬姿勢は他市町の反発を招き、ごみ処理などで連携する4市町の広域行政の崩壊にもつながりかねない。
(河北新報) - 12月4日7時4分更新
1093
:
とはずがたり
:2004/12/04(土) 17:56
<近畿>奈良県
良識溢れる西和市民の方々は合併の意義をよぉくわかってらっしゃるとは思うのだが。。
「西和市」合併是非問う住民投票、あす投開票−−平群・斑鳩・王寺3町 /奈良
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041204-00000211-mailo-l29
西和7町が目指す「西和市」合併(06年1月予定)の是非を問う平群、斑鳩、王寺3町の住民投票が5日、投開票される。住民投票条例では、各町とも、住民投票の結果を各町長が尊重することになっており、合併賛成、反対両派は各町で主張をまとめたビラを全戸配布したり、街宣活動を行うなど動きを活発化させている。
西和7町は、住民発議による県内初の法定合併協議会を発足させたが、名称をめぐり住民の間でも依然対立があり、本庁舎設置についても意見が分かれた。このため各町議会は、相次いで住民投票条例を可決していた。
投票は平群、斑鳩が「賛成」「反対」のいずれかに「○」をつける方式。王寺は「7町の枠組み以外で合併」を加えた三択に「○」をつける。また、平群、斑鳩は投票率が50%に達しない場合は開票せず、王寺は投票率にかかわらず開票する。同日中にも大勢が判明する見込み。
各町の投開票の時間、場所は次の通り。
[平群]午前7時〜午後6時。町内14投票所で。開票は町中央公民館で午後8時から。[斑鳩]午前7時〜午後8時。町内13投票所で。開票は町役場会議室で、午後9時から。[斑鳩]午前7時から午後8時。町内9投票所で。開票は王寺アリーナで午後9時15分から。
12月4日朝刊
(毎日新聞) - 12月4日17時10分更新
1094
:
とはずがたり
:2004/12/04(土) 22:08
<山梨県>
頑張れ!中山町議。まぁ北杜市できちゃったんで正直小渕沢1町ぐらいどぉーでも良い感じもするんだけど。。
[選挙]小淵沢町長選 中山町議が立候補表明 /山梨
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041204-00000087-mailo-l19
任期満了(05年1月27日)に伴う小淵沢町長選(1月11日告示、同16日投開票)に3日、同町議で農業の中山賢一氏(60)が「(合併を巡る)町政の混乱を解決し、北杜市との合併に道筋をつけたい」と立候補を表明した。
記者会見した中山氏は、「国や県、地域の情勢を正しく見ていない」と町政を批判、「正しい情報を町民に提供し、町民の意向に添った町政を実現したい」と抱負を述べた。また、合併について「8月の住民投票で投票者の6割が合併を望んだ結果を重視し、北杜市との合併を目指す」と述べた。
12月4日朝刊
(毎日新聞) - 12月4日16時46分更新
1095
:
無党派さん </b><font color=#FF0000>(/3J5SzQQ)</font><b>
:2004/12/05(日) 12:50
<東北・北海道>岩手県
感情の行き違いならこれも良策か。
両磐地区合併名称問題 平泉町が「お詫び」文書、提出へ /岩手
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041204-00000068-mailo-l03
両磐地区合併の新市名「平泉」の決定過程を巡り、平泉町に対する不信感が噴出している問題で、同町議会は3日、市町村合併調査特別委員会を開き、5日に開かれる9市町村首長会議の意見交換で、一連の問題についての経過説明と「お詫(わ)び」を文書で提出することを決めた。
文書では「配慮を欠いた行為で迷惑をかけた」と詫びたうえで「所期の目標に向って努力するので、早急な協議会再開をお願いする」とまとめている【天野典文】
1096
:
無党派さん </b><font color=#FF0000>(/3J5SzQQ)</font><b>
:2004/12/05(日) 12:52
新市名再考表明の市長、「能代白神」を議会打診 次回法定協で提案へ /秋田
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041203-00000007-mailo-l05
新市名「白神市」の再考を表明した能代市の豊澤有兄市長は、「白神市」に代わる名称について、「能代白神市」の代替案を市議会各会派に打診していることが2日分かった。理解が得られれば、10日の次回法定協議会で提案する方針。しかし、新市名選考の段階で「新能代」「能代山本」など既存名を含む名前が排除された経緯があり、整合性が問われそうだ。
新市名代替案については、一部周辺首長にも伝えられている模様だ。
関係者の話を総合すると、豊澤市長は柴田誠助役ら市幹部を伴って11月29日に会派別に懇談。豊澤市長は、「白神市」支持が1割だった市民意向調査を受け、「『白神市』は市民の理解を得られておらす、再考したい」と述べた上で、「代わりに『能代白神市』としたい」と話したという。
また、懇談の中で豊澤市長は「能代白神市」とする理由について、「意向調査で『能代市』に愛着を持つ市民の要望と、法定協で決まった『白神市』を尊重しなければならない」と説明したという。【田村彦志】
1097
:
無党派さん </b><font color=#FF0000>(/3J5SzQQ)</font><b>
:2004/12/05(日) 13:11
↑は<東北・北海道>秋田県
↓は<北陸>富山県
社民、合併専決を批判 連合富山婦中地協総会(北日本12/5)
連合富山・婦中地域協議会の定期総会が四日、婦中町で開かれた。社民党関係者から富
山地域七市町村合併関連議案の専決処分について批判が相次ぎ、水和同町助役が「苦渋の
決断」に理解を求めた。
田尻繁県議は「専決処分による合併は全国で唯一。問題をしっかりと受け止め、県議会
で議論していきたい」と述べた。浅岡幸夫婦中町議は専決処分を批判する一方、「来年四
月一日には合併が成立するだろう。従来の婦中の良さをのこせるかどうかがこれからの課
題になる」とした。
両氏とも合併後の新市議会議員選挙を視野に「(非自民候補が落選した)南砺市議選を
見ても情勢は厳しい。支援をお願いしたい」と訴えた。
大島町長の代理として出席した水和助役は「町の二十年、三十年先を見越した苦渋の決
断だった。皆さんとは考えが異なるかもしれないが、理解をお願いしたい」と述べた。
1098
:
無党派さん </b><font color=#FF0000>(/3J5SzQQ)</font><b>
:2004/12/05(日) 13:29
興味深い現象だ。
秩父夜祭・女性曵き子急増 「増えすぎ」当惑の声も
http://www.saitama-np.co.jp/news12/04/18x.htm
秩父神社の例大祭「秩父夜祭」が二、三日、秩父市内で行われた。参加者は男性だけだった夜祭も、最近は屋台・笠鉾(かさぼこ)などの山車の曳(ひ)き子に女性が急増している。祭りの華となる元気な女性が増えていることを温かく見守る関係者がいる一方で、伝統を守る立場から「女性が増えすぎている」という意見も出ている。
秩父夜祭では、六つの屋台町会が六台の屋台や笠鉾を曳き回す。祭りを取り仕切る行事や下方、お囃子(はやし)などを執り行うのは、すべて男性。女性は自宅で夜祭を見に来た客を接待することが主な仕事で、「もてなしが忙しくて夜祭を見たことがない」という女性すらいたという。
しかし、商店街が並ぶ中心市街地の屋台町会は、もともと戸数が少ない上、若者が都心部に移り住み住民の高齢化が進んだ。二日、三日と会社を休んで曳き子を務められる人を確保するのが困難になってきたため、約十年前から女性の曳き子を受け入れ始めた。
中町では一九九○年に女性曳き子を受け入れた。最初の年は五人だったが、近年になって急増。今年は百三十六人の曳き子のうち、女性が七十一人を占める。上町では百六十四人のうち六十四人を女性枠として募集したところ、百人の応募があったという。
女性の曳き子の平均年齢は二十代前半。屋台町会在住者のほかに、友人のつてをたどって屋台を出さない町会や他町村から参加する人も多い。中町屋台の曳き子の森前亮子さん(24)は、会社を二日間休んでの参加。地元育ちで祭りにあこがれ、五年前から曳き子を務めている。「一回出て雰囲気を味わっちゃうと、祭りに出ないと寂しくなっちゃう」
それに対し、中町の祭事部長の小林稔さんは「(女性の受け入れが)無制限というわけにはいかないが、ある程度まではいいのでは。男女同権の時代なので、女の人も楽しめる祭りでいい」。
一方、中近笠鉾では昨年、女性の曳き子があまりにも多かったため、今年は隣組長か、その縁者が曳く伝統の形に戻した。昨年は「ご奉仕のため」に綱を曳こうとした年配の隣組長が、大勢の若い女性の曳き子に遠慮する場面も見られた。長老格の住民から「女、子どもの祭りじゃないんだ」と苦言も出たという。
中近笠鉾を擁する中村、近戸町は人口が多く、男性の曳き子に不自由していないこともある。町会によって違いはあるが、夜祭は時代の変化と伝統のはざまに立たされている。
1099
:
無党派さん </b><font color=#FF0000>(/3J5SzQQ)</font><b>
:2004/12/05(日) 13:43
住んでみたい都市、静岡2位 トップは京都 利便性より自然環境優先
http://www.shizushin.com/local_social/20041205000000000009.htm
「住んでみたい都市」は京都、静岡、仙台の順―。時事通信社が全国の有識者七百五人を対象に行った調査で、こんな結果が明らかになった。「温暖な気候」「自然環境(のよさ)」など、都市機能よりも自然の豊かさを重視している。
調査は、行政や教育、マスコミ関係者らを都道府県ごとに十五人ずつ選び、二〇〇四年六月に郵送方式で実施。六百六十四人が回答した。県庁所在市とそれ以外の政令市計四十九市の中から「現住地以外で住みたい都市」を三つ挙げてもらい、トップの都市を選んだ理由も聞いた。
その結果、「住みたい都市の一番目」が最も多かったのが京都で9・6%。続いて静岡7・8%、仙台7・2%、東京(二十三区)6・6%、福岡6・2%が上位に並んだ。一方、川崎、福井、鳥取、北九州市の四市は皆無だった。
「住みたい都市の一―三位」のいずれかに京都を挙げた人も全回答者の25・3%と最多。次いで静岡19・7%、横浜15・8%、仙台15・7%、東京と福岡の14・0%がベスト5。
トップに挙げた都市を選んだ理由(自由回答)は「温暖な気候」「自然環境(のよさ)」が多く、「利便性」よりも、恵まれた自然環境を優先する傾向が強かった。(時事)
1100
:
とはずがたり
:2004/12/05(日) 23:49
<長崎県>
他県では議会の我が侭が目立つように思えますが。
首長が合併したくないのでは?
http://mytown.asahi.com/nagasaki/news02.asp?kiji=4376
3日の県議会一般質問で、破談や離脱の動きが続く県内の市町村合併が話題になった。行政改革のために合併を推進してきた金子原二郎知事は「いま一歩努力すれば良いのに、それをやろうとしない」と嘆き節をもらした。
11月に川棚町が東彼杵郡3町の合併協から再離脱。西彼中部3町も消防業務で折り合いがつかず破談し、島原半島でも瑞穂町が7町合併から離脱し、来年3月に迫る合併特例法の適用期限を前に空中分解が続いている。
金子知事は「首長が合併したくないからではないか」と不信感をあらわにした。単独で生き残る道を選んだ自治体についても「小さいながらもやっていこうという努力が、いまひとつ見えない」と批判した。
(12/4)
1101
:
とはずがたり
:2004/12/05(日) 23:51
<九州・沖縄>宮崎県
合併 県央部 迫る期限 揺れる町長
http://mytown.asahi.com/miyazaki/news02.asp?kiji=3929
合併特例法の期限となる05年3月末まで4カ月を切った。県内には10の法定合併協議会があるが、着実に協議が進むところがある一方、離脱して自立を目指す自治体もある。「合併か自立か」。待ったなしの決断が迫られている県内の合併協の状況を、2回に分けて紹介する。
宮崎市と清武、田野、高岡、佐土原の4町をめぐる四つの合併協。06年1月1日に、最大で人口39万人、在任特例で当初は議員110人となる新市が誕生する可能性もある。しかし、スケールメリットを強調して合併を推進する宮崎市の思惑通りには、必ずしも進んでいない。
■清武・田野
「判断に苦しむ」。清武町の一ノ瀬良尚町長を悩ませているのが、11月28日に投開票された住民投票の結果だ。
「合併しない」を支持する人が約48%と最多だった。しかし投票率、合併反対の支持率ともに過半数を割り込み、町長に投票結果を尊重させる条例の規定には至らなかった。
これに対し、「宮崎市・田野町との合併」を望む声は約41%で、宮崎市の津村市長は「(『合併しない』と)きっこうしている」とみる。さらに、「田野町との合併」を選んだ町民と合わせると、「合併」支持者は過半数を占める。
一方、清武町の判断を待つのが田野町だ。全町民を対象にしたアンケート結果で「宮崎市・清武町との合併」が約6割と最多の支持を集めた。しかし、清武町が「合併しない」選択肢を選べば、合併協の枠組みが崩れる。丸目賢一町長は「清武町がはずれれば、違った枠組みも考える」として、宮崎市と1市1町での合併も示唆している。
清武町の一ノ瀬町長は「6日までに決断する」と表明しており、同日午後、丸目町長、津村市長と相次いで協議し、自身の判断を伝える予定だ。
■高 岡
高岡町は11月、吉元正憲町長が宮崎市と合併しない方針を表明した。判断の根拠は、町内42カ所の住民説明会に参加した町民のアンケート結果。合併反対が約52%で、合併賛成の約28%を大きく上回ったからだ。
しかし、説明会に参加してアンケートを提出したのは、有権者の約15%。吉元町長は「合併に関心が高い町民の意見が反映されている」としているが、「意見を聞いた数が少なすぎる」として、合併を求める住民や町議が反感を強めている。
6日の臨時議会では、宮崎市への編入合併を進めるための議案が、議員発議で提出される。
■佐土原
四つの協議会で唯一、順調に合併に向かうのが佐土原町だ。戸敷正町長は1日、宮崎市と合併する方針を、町民への最終報告会で改めて示した。町民アンケートの結果は、宮崎市との合併を7割以上が支持。合併の投資余力を同町に多く使うことや、町域を合併特例区とし、町民の意思を反映して区長を選ぶことなども宮崎市に確認した。12月議会中にも合併関連議案を提出する方針だ。
(12/4)
1102
:
とはずがたり
:2004/12/06(月) 08:38
<岩手県>
名前如きでひでー話しだなぁ。。
一関など9市町村 法定協解散へ 新市名選定で対立
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041206-00000008-khk-toh
合併後の新市名選定をめぐる問題で紛糾していた岩手県南の両磐地区9市町村の首長会議が5日、一関市役所で開かれ、「お互いの信頼関係の修復は難しい」として法定合併協議会を解散することを決めた。7日の法定協で正式に結論が出される。
この問題は、新市名選定の過程で平泉町側が、花泉町側に「平泉市」に決まらなかった場合、一緒に協議会の会場を退席するよう要請した、とされる。他の市町村からは「退席は合併協を壊すこと。信頼が回復されなければ協議は進められない」という意見が多く出された。平泉町側はこの日を含め3度行われた首長会議と、首長・正副議長会議でも要請の事実を否定したが、他の市町村の理解を得られなかった。
協議会会長の浅井東兵衛一関市長によると、解散は9首長の一致した意見という。浅井市長は「提唱者としては非常に残念。あと一歩というところまで来ていただけに、何とか九つの枠組みを保ちたかった」と話した。
両磐地区の合併協議は2003年12月、一関、花泉、東山、川崎の4市町村が先行して法定協を設立した。今年4月、合併特例法に基づく住民投票の結果、平泉町が加入。6月には千厩町など4首長が9市町村による法定協の設置を申し入れ、8月に法定協が立ち上がった。
(河北新報) - 12月6日7時2分更新
1103
:
とはずがたり
:2004/12/06(月) 08:40
<近畿>奈良県
全然情報が入ってこなかったが一応進んでるんだな。
新村名は「天川黒滝」に-黒滝・天川合併-
http://mytown.asahi.com/nara/news02.asp?kiji=3651
黒滝、天川両村の合併協議会は29日、黒滝村で第3回会議を開き、新村名は「天川黒滝村」、新事務所を天川村役場に置くことを確認した。継続協議になっていた議会定数などについては結論が再び先送りされた。
(11/30)
1104
:
とはずがたり
:2004/12/06(月) 08:49
【一関・両磐・平泉地方合併経緯】
こうなったら平泉抜き8市町村で磐井市へ向け直ぐ協議してくれ(悲鳴)
>>854-855
合併迷走 迷える平泉03/9/02-03
>>54
一関地方4市町村合併 法定協設置を議決(一関市,花泉町,川崎村,東山町)03/11/28
>>284
両磐9市町村で協議会 夏めどに設置で合意04/04/09
平泉町と「破談」衣川村長「残念の一言だ」
>>774
一関市議会新市名に一関要望
>>853
市名巡り綱引き過熱 岩手・両磐9市町村法定協04/11/06
新市名は「平泉市」 一関など9市町村04/11/09
>>856
一関地方広域合併の流れ
>>933
両磐法定協、新市名称めぐり紛糾
>>1102
一関など9市町村 法定協解散へ 新市名選定で対立
1105
:
とはずがたり
:2004/12/06(月) 20:29
<近畿>奈良県西和市
。。_| ̄|○
河合・上牧・安堵→西大和
平群・三郷→南生駒
で至急善後策を。あかんなぁ王寺町民。。
[王寺][斑鳩]反対 [平群]賛成−住民投票<2004市町村合併>
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041206-00000006-nara-l29
西和七町(生駒郡四町と王寺、河合、上牧の三町)による合併の是非を問う住民投票は5日、平群、斑鳩、王寺の三町で一斉に投票。平群、斑鳩は投票率が開票条件の50%を上回り、三町とも即日開票された。
その結果、斑鳩と王寺の二町で反対票が賛成票を上回り、平群町は賛成票が反対票を上回った。この結果を受けて斑鳩町はきょう6日開会の12月定例議会で、王寺町は8日開会の同定例議会でそれぞれ七町による合併を町として反対する判断を下す見通しだ。平群町は、7日開会の同議会で合併賛成の判断を下すとみられる。
この結果は、26日に実施される上牧町の住民投票に影響しそう。住民投票をしていない三郷、河合、安堵の三町の動きも注目される。
斑鳩町は、当日投票資格者数2万3025人。投票率は開票条件の50%を超えて62.14%。反対1万1122票、賛成3082票となり、反対が8040票上回った。
投票率に関わらず開票を行った王寺町では、当日投票資格者数1万8623人。投票率は54.53%で、反対7011票、賛成1976票、七町以外の合併希望1098票となり、七町以外合併希望票を加えると反対が賛成を6133票上回った。
平群町は、当日投票資格者数1万7696人。投票率は開票条件の50%を超えて57.92%。賛成5701票、反対4460票となり、賛成が1241票上回った。
(奈良新聞) - 12月6日11時11分更新
1106
:
とはずがたり
:2004/12/06(月) 20:32
<近畿>奈良県西和市
斑鳩・平泉・明日香大変だねぇ。。
いっそ上牧町+河合町+安堵村+斑鳩町=法隆寺市or斑鳩市は?
「斑鳩」町の名前消せぬ、合併加わらぬ意向
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041206-00000004-yom-soci
聖徳太子ゆかりの法隆寺など有名文化財を抱える奈良県斑鳩(いかるが)町の小城利重町長は6日、町議会で、周辺6町との合併協議からの離脱を示唆した。
5日に行われた新市「西和市」への移行の是非を問う住民投票で、「反対」が「賛成」を大きく上回ったため。県内では他に、飛鳥時代(6―7世紀)の文化財を抱える明日香村も、村名を残すために村制維持を表明している。
同町は周辺6町との合併協議会を昨年3月に設置。2006年1月に新市「西和市」への移行を目指してきた。しかし、5日の住民投票では、「反対」が1万1122票、「賛成」が3082票だった。
小城町長は町会議で「結果を真摯(しんし)に受け止め、住民の意思を反映した選択をしたい」と述べ、合併に加わらない意向を示した。
同町は人口2万9000人。町名が日本書紀にも登場し、法隆寺や法輪寺などの古寺をはじめ、金銅製馬具などの副葬品が出土した藤ノ木古墳(6世紀後半)などがあり、年間約65万人が訪れる。
(読売新聞) - 12月6日14時36分更新
1107
:
とはずがたり
:2004/12/06(月) 20:33
<宮城県>
頑張れ!
[’04合併協議・進展・波乱]合併住民投票を前に、総決起集会−−湧谷町 /宮城
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041206-00000053-mailo-l04
◇「三町合併を実現する会」
遠田郡3町合併の是非を問う湧谷町住民投票の日程が迫ったのを受け、同町の「三町合併を実現する会」は5日夜、合併実現を目指す総決起集会を開いた。同会によると、同町長、町議会とも先月下旬の住民説明会で、合併に否定的な説明を繰り返したといい、合併推進の住民の間には危機感が強まっている。
12月6日朝刊
(毎日新聞) - 12月6日16時5分更新
1108
:
とはずがたり
:2004/12/06(月) 20:35
<宮城県>
薩摩川内・由利本荘・能代白神・大崎古川市でいいんでわ?
[’04合併協議・進展・波乱]大崎1市6町、市名意向調査など次回検討 /宮城
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041206-00000052-mailo-l04
◇市名変更問題、意向調査など次回検討−−大崎1市6町合併協
大崎1市6町合併協議会は5日、26回目の会合を開き、懸案の市名変更問題について住民意向調査を行うかどうかを含め11日の次回協議で具体的意見を出し合うことにした。意向調査は古川市の住民委員が提案したもので、1市6町全域にわたる無作為抽出で調査するイメージだが、協議会、各市町が市名を変更するかどうか判断する材料になる。
もう一つの再協議事項である合併期日の延期については「延期やむなし」と確認。次回協議で合併期日をどうするか意見集約する方向で一致した。
12月6日朝刊
(毎日新聞) - 12月6日16時5分更新
1109
:
とはずがたり
:2004/12/06(月) 20:36
<岩手県>
頑張れ!
特例法期限内の合併求めて集会 胆江6市町村の住民団体−−水沢 /岩手
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041206-00000005-mailo-l03
水沢、江刺両市など胆江6市町村合併を求めて活動する住民団体「胆江6市町村合併期成同盟会」(阿部勝会長)が5日、水沢市内で住民総決起集会を行い、合併特例法期限内の合併推進を訴えた。
集会には6市町村の住民約400人のほか、地元選出の県議や経済団体、青年団体代表などが出席。阿部会長は「胆江は一つ、というのは住民の総意だ。特例法期限まで時間は少ないが、決して不可能ではない」と話した。
集会では▽期限内に知事に対し合併申請を行うこと▽年内に任意協議会を発足させること――などを要求する決議文を採択した。
12月6日朝刊
(毎日新聞) - 12月6日16時5分更新
1110
:
とはずがたり
:2004/12/06(月) 20:39
<福島県>東白川郡矢祭町
まぁ自立できりゃいいわな。
合併しない宣言から3年 列絶えぬ「矢祭詣で」福島
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041206-00000005-khk-toh
「合併しない宣言」で知られる福島県矢祭町で、全国各地の自治体や議員による視察が続いている。宣言をした2001年10月以降、現在までに463団体、4795人が訪れた。当初は合併に対する方針を決める判断材料を得るための情報収集が主流だったが、最近は合併協議から離脱した自治体が「自立のため行政改革の参考に」と来るケースが多い。来年1月の予約も2件入っており、「矢祭詣で」は当分衰えそうもない。
山あいにある人口7000の小さな町への視察は、宣言から19日後に訪れた高知県檮原(ゆずはら)町が皮切り。北海道から沖縄県石垣島まで全国に及ぶ。9割以上が議員で、自治体の首長や職員、中には研究目的の大学生もいた。
町は、視察の要請は原則的にすべて受け入れる方針で、根本良一町長以下幹部や担当職員が対応。合併特例法の適用期限をにらみ、合併協議を開始するヤマ場の時期となった昨年11月は24団体、263人も訪れた。「町の業務に支障がなかったと言えばうそになるが、何とか乗り切った」と古張允助役。
今年も82団体、546人が訪れた。目立つのがさまざまな事情で合併離脱をした自治体。北海道標津町もその一つで、町議で総務産業委員長の吉田光一さん(50)が1日来町、今年最後の訪問客となった。
知床半島の付け根にあり、隣接する羅臼町、中標津町との合併協議を進めてきたが、今年6月、住民投票で反対多数となり、自立の道を歩むことになった。
人口6200で町職員が218人いる標津町に対し、矢祭町は7000人で81人。吉田さんは「これだけの職員で、行政サービスを低下させないとは想像ができなかった。その仕組みを学びたい」と語った。議会として来年4月までに、町に対し行政改革の提言をする予定という。
根本町長は「昭和の大合併で、合併の役割は終わった。自立のため知恵を絞って地域づくりをする自治体が増えることが日本のためにもなる」と持論を展開しながらも、「視察に来た人には、『矢祭はこうしている。後は皆さんの判断だ』との姿勢で臨んでいる。偏った判断を押し付けることはしない」と話している。
(河北新報) - 12月6日7時2分更新
1111
:
とはずがたり
:2004/12/06(月) 20:58
<山梨県>
南アルプス市は意地悪してないで入れてやれや(゚Д゚;)
【排除の論理の吝嗇自治体】
>>897
追加:北広島市or江別市(南幌町)・大間町(佐井村・風間浦村)・八戸市(田子村・新郷村)・平賀町等(黒石市・大鰐町)・木津町(相楽郡)・富田林市(南河内郡)・南アルプス市(増穂町)・美濃加茂市(加茂郡)・大津市(志賀町)・彦根市(犬上郡)・鹿屋市(垂水市)・白浜町(すさみ町)・山口市(美東町)・中村市(土佐清水市)
【排除の論理の権力闘争自治体】
おいらせ市(三沢市)・愛西市(津島市)・小城市(多久市)
[市町村合併]「鰍沢町と」に反対多数−−増穂町住民投票 /山梨
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041206-00000027-mailo-l19
◇「南アと」の可能性残す
鰍沢町との合併の是非を問う増穂町の住民投票は5日行われ、即日開票の結果、「反対」4307票で、「賛成」を385票上回った。投票率は75・88%。当日有権者数は18歳以上の町民1万949人(男5330、女5619)だった。
河西栄三郎町長と小池省三議長は「住民投票の結果を尊重する」と話しており、反対多数となったことで鰍沢町との合併は難しくなった。
多くの町民が鰍沢町との早期合併より、南アルプス市と合併する可能性を残した方が適策と判断したとみられる。
同町は昨年11月、南アルプス市に任意合併協議会の設置を申し入れ、今年3月に実施した住民意向調査でも合併相手に南アルプス市を求める住民が鰍沢町を望む町民を上回ったが、同市から5月、「町議会が一本化されていない」などとして任意協設置の凍結を告げられた。
………………………………………………………………………………………………………
◇増穂町住民投票開票結果
反対 4307
賛成 3922
無効(79)
12月6日朝刊
(毎日新聞) - 12月6日16時45分更新
1112
:
とはずがたり
:2004/12/06(月) 20:59
<北関東>群馬県
遅れ気味の群馬県もやっとぼちぼちと進み出した。
3町村を編入合併、新「前橋市」スタート 部課長級へ辞令交付 /群馬
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041206-00000106-mailo-l10
前橋市は5日、大胡、宮城、粕川の3町村を編入合併し、新しい前橋市としてスタートした。この日は、3支所長ら部課長級への辞令交付式やシステム統合の最終チェックなどが行われたが、日曜日で閉庁しているため、静かな船出となった。
辞令交付式では、高木政夫市長が旧3町村の総務課長に各支所長(参事兼部長級)の辞令を交付するなど合併後の初仕事。支所長らに対し「合併して良かったと市民が思えるように、市民の目線に立ち、新しい時代の風をしっかり受けて職務に当たってほしい。共に頑張りましょう」と心構えを示した。
日曜日でも住民票の発行業務などを行っている中央通り商店街(千代田町)沿いの「にぎわい課」には、旧大胡町の男女が訪れ「記念に」と新市の住民票を取得。市役所当直にも5、6件ほどの問い合わせの電話があったが、システム統合などにも大きなトラブルや混乱はなかったという。6日は3支所の開所式が行われ、本格的な新市の業務が始まる。
12月6日朝刊
(毎日新聞) - 12月6日16時21分更新
新市名は「渋川市」 6市町村、12日に合併調印 /群馬
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041206-00000105-mailo-l10
渋川地区6市町村でつくる法定合併協議会の第4回会合が5日あり、新市の名称が「渋川市」に決まった。この日の協議会では、前回四つに絞った候補の中から名称を決める方法を巡り、協議では結論がでないとして投票とすることに決定。会長の木暮治一渋川市長を含む委員49人による無記名投票が行われた。
投票結果は▽渋川市25票▽中央市15票▽赤城市5票▽伊香保市4票――となったが、いずれも投票者数の3分の2(33票)に満たなかったため、規約に従い6首長による正副会長会議を開催。「異論もなく全会一致」(木暮会長)で「渋川市」を選んだ。6市町村は12日に合併協定書に調印し、13〜20日に各議会で議決する予定。
12月6日朝刊
(毎日新聞) - 12月6日16時21分更新
1113
:
とはずがたり
:2004/12/06(月) 21:02
<近畿>滋賀県
云ってる側から反応有り。
やっぱ飴は必要じゃねぇ。。湖西道路の無料化!途中トンネルの無料化は?
志賀町との合併協議、慎重姿勢を転換 大津市長 任意合併協設置へ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041206-00000028-kyt-l25
滋賀県志賀町との合併協議について大津市の目片信市長は、6日の定例記者会見で「(市町村合併特例法の)法定期限内で進めることにした」と述べ、「法定期限内の合併は考えていない」としていた従来の慎重姿勢を転換した。本年度中に県に合併を申請し、2006年3月末までの合併を目指す。市長は、湖西道路の無料化や耐震基準を満たしていない市庁舎の移転新築に、合併に伴う国の支援制度を活用することを理由に挙げた。
会見に先立ち、志賀町の後藤又久町長は同日、「(大津市への)編入合併を基本にした法定期限内の合併」を文書で大津市に要請した。
目片市長は記者会見で「町長の要望を真摯(しんし)に受け止める。防災への対応も重要で、市民の立場から、かじを切らせていただく。市議会の意思と、志賀町側によほどの混乱がないことを条件に進めたい」と述べた。12月市議会で広域行政特別委員会が設置されれば、12月中に任意合併協議会を設置する。
志賀町内で反対の強い県の廃棄物焼却施設計画について、合併後には「町長と同じ考えで、代わって市長が正面から受けて立つ。県にも言うべきことは言うが、受け入れる立場だ」と述べた。
市は現在、市庁舎(本館、別館)の耐震診断を進めており、「建て替えが必要との結果が、近く出る」(目片市長)という。移転新築や防災センター設置費用に、合併特例債(214億円)の一部を充てる方針。
また湖西道路(坂本北−志賀間、16・7キロ)を国が日本道路公団から買い取り、無料開放する構想の実現に向け、国松善次知事は同日までに、両市町が合併すれば、合併推進債を県負担金に充てる考えを目片市長に伝えている。
(京都新聞) - 12月6日20時27分更新
1114
:
とはずがたり
:2004/12/06(月) 21:18
<近畿>奈良県西和市
>>1105
投票結果は悪夢だった。。
「西和市」合併住民投票 王寺町・斑鳩町が反対 平群町は賛成 /奈良
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041206-00000258-mailo-l29
西和7町が目指す「西和市」(06年1月)合併の是非を問う平群、斑鳩、王寺3町の住民投票が5日行われ、王寺町では「反対」が「賛成」・「7町の枠組み以外で合併」を上回り、斑鳩町でも「反対」が「賛成」を上回った。一方、平群町は「賛成」が「反対」を上回った。各町の条例では、町長に投票結果の尊重を求めており、今後、王寺、斑鳩両町が合併協議会から離脱すれば、約1年半続いた合併協議は白紙に戻る。
当日投票資格者数は平群町1万7696人(投票率57・92%)▽斑鳩町2万3025人(同62・14%)▽王寺町1万8623人(同54・53%)。投票は、平群・斑鳩両町では「賛成」か「反対」の選択肢で、王寺町は「7町の枠組み以外で合併」を加えた三つの選択肢で行われた。
西和7町は住民発議による県内初の法定合併協議会を発足させ、昨年6月から協議。新市名も公募し、今年6月には協議会委員による投票で、「法隆寺市」など五つの候補から「西和市」が選ばれた。本庁舎を王寺町に、分庁舎を斑鳩町に置くことも決めていた。しかし、斑鳩町が名称へのこわだりをみせたことや、一部の首長が合併に難色を示した。このため、3町は住民投票条例を制定。合併の是非を住民にゆだねる形となった。
7町は12月定例議会を控えており、投票結果が合併問題の行方にどう影響するのか注目される。
◇「投票は夢だった」
○…平群、斑鳩、王寺3町で5日あった住民投票は、計118人の永住外国人も投票者名簿に登録された。一時は投票権を日本国籍に限定したものの、その後一転して永住外国人に門戸を開いた斑鳩町。同町神南、会社役員、李海允さん(63)は「前日の晩から、投票整理券を何度も確認したんですよ」。初めての投票で間違いがないよう、何度も日時や投票場所の欄を読み返した。「本当にうれしい。自分の意思で、社会をよくするんだという意気込みで投票に臨みました」。同町龍田西、無職、宋秀男さん(65)は、早朝から投票所に向かい、初めての一票を投じた。「投票は夢だった。戦前生まれの私にとって感無量の経験です」
………………………………………………………………………………………………………
■開票結果
◇平群町=選管最終発表
賛成 5701
反対 4460
(無効89)
◇斑鳩町=選管最終発表
反対 11122
賛成 3082
(無効102)
◇王寺町=選管最終発表
反対 7011
賛成 1976
他枠組み 1098
(無効70)
12月6日朝刊
(毎日新聞) - 12月6日17時10分更新
1115
:
とはずがたり
:2004/12/06(月) 21:31
<東海>三重県津地域
見逃してたが何はともあれ良かった。
一志町議会、合併案を可決−−否決から6日間で一転、町民から不信の声も /三重
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/mie/news/20041123ddlk24040289000c.html
津市など10市町村の合併問題で、今月16日の臨時会で合併関連5議案のうち4議案を否決した一志町議会は22日、再び臨時会を開き、採決の結果、一転して4議案を賛成多数で可決した。同町の最重要課題である合併について、わずか6日間で急転する事態に、町民からは同議会に対する不信の声が上がった。
同町議会は、合併後5年間一定の自治の執行権が認められる「合併特例区」の導入を主張していたが、認められずに反発。16日の臨時会は、10市町村による新しい津市の設置を求めた「廃置分合」の議案など5議案が上程されたが、うち4議案を否決した。
再度開かれた22日の臨時会では、これまで合併特例区の導入を強く主張し、合併に反対と見られていた青木秀晃議員が、「これからは住民が、自分の足で立つ時代が来る」と一転して、賛成討論を行った。無記名投票による採決の結果、賛成8、反対4の賛成多数で可決。ほかの3議案も可決された。
前山礼三町長は「責任を全うすることができた」と話し、中川雅昭議長も「これでほかの9市町村と足並みをそろえることができた」とほっとした様子。合併の要望書を提出していた同町自治会連合会の佐々木久彦会長(64)も、「議員の中でいろいろあったかもしれないが、住民の声を聞いてくれた」と喜んだ。
だが、6日間で議会の意見が変わったことに、豊田千春議員は「結果はともかく、短期間で意見が変わるなんて、議会が軽く見られる」と残念そう。無記名投票による採決方法についても、住民からは「堂々と名乗って意見を述べよ」との声が上がっていた。
「前回の投票の際、間違えた者がいる」と明かす議員もいるなど、同町議会の混乱ぶりが浮き彫りとなった。
毎日新聞 2004年11月23日
1116
:
とはずがたり
:2004/12/06(月) 21:46
<四国>香川県三豊地区
取り敢えず合併派先送り派が勝ったと云う事?
取り敢えず高瀬町,山本町,豊中町,仁尾町,財田町で粛々と三豊市を目指すべし。
取り敢えずの合併相手詫間はどう出るのかな?
[選挙]三野町長選 解職派・佐藤義憲氏が初当選−−出直し選 /香川
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041206-00000226-mailo-l37
◇前町長の倉田氏破る−−「まず町政正常化を」
合併問題を巡る町長リコール成立に伴う三野町の出直し町長選は、5日投開票され、リコールを請求した住民グループらが擁立した新人で前選管委員長の佐藤義憲氏(75)=無所属=が、住民投票で失職した前町長の倉田定宣氏(66)=同=を破り、初当選を果たした。当日有権者数は8004人(男3801人、女4203人)、投票率は72・09%(前回84・89%)だった。
町政の混乱を憂慮して立候補、初当選を果たした佐藤氏は、同町の事務所で「感情的になっている2町、6町の合併論議より、まず町政の正常化と議会の知恵を借りて経費削減などの行財政改革に取り組む。役場の風通しも悪く、明るい職場にする。合併問題は特例法の期限にこだわらず、落ち着いた段階で町民の判断(アンケート)を基に柔軟に対応する」と抱負を語った。
同町では、今年6月に保守系議員7人が合併の是非を問う住民投票に必要な臨時議会を倉田氏が招集しないとして、同氏の不信任決議案(否決)を議会に提出して以来、合併の枠組みなどを巡って倉田氏と保守系議員の対立が表面化。
以降、住民グループを巻き込んで対立はさらにエスカレート。8月には詫間町との合併の賛否を問う住民投票、10月には倉田氏のリコールの賛否を問う住民投票が相次いで実施され、リコールは95票差で成立した。町政は長期間にわたって混乱したため、町民の間からは「不毛の対立で税金の無駄遣い」という批判の声と共に、早急な町政の正常化を求める声が上がっていた。
………………………………………………………………………………………………………
◇開票結果(選管最終発表)
当 2978 佐藤義憲 75 無新
2692 倉田定宣 66 無前
(無効100)
………………………………………………………………………………………………………
佐藤義憲(さとう・よしのり)75 無新(1)
[元]町選管委員長[歴]国鉄職員▽公民館長▽観音寺一高
12月6日朝刊
(毎日新聞) - 12月6日17時32分更新
1117
:
magenta
:2004/12/06(月) 22:16
中標津、羅臼との合併を断念 西沢町長が表明 2004/12/06 14:10
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20041206&j=0023&k=200412067805
【中標津】根室管内中標津町の西沢雄一町長は六日、同町役場で記者会見し、同管内羅臼町との合併協議について「(先月実施した)住民投票の結果を重く受け止めざるを得ない。大変残念な結果だ」として、羅臼町との合併を断念する方針を表明した。
中標津町は十一月二十八日に合併の可否を問う住民投票を行い反対が有効投票総数の60・83%を占めた。合併断念について西沢町長は「合併を強く望んでいた町民や羅臼町民に大変申し訳ない気持ち。合併するしないにかかわらず(羅臼、標津、別海の)近隣三町とは友好な関係を持ちつづける努力をしたい」と話した。
両町の法定協議会は、今年十一月上旬にすべての合併協議を終え、協定書に調印した。新市の名称は「東知床市」とし、市役所は中標津町に置くことなどを決めていたが、合併断念によって、羅臼町も単独での自立を余儀なくされる。
羅臼町の脇紀美夫町長は六日「中標津町が決断したことであり、厳粛に受け止めたい。今後のことは早急に議会とも相談して決めたい」とのコメントを発表した。
1118
:
magenta
:2004/12/06(月) 22:17
南幌町長が辞意表明 合併議案の議会否決、「使命果たせぬ」 2004/12/06 14:14
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20041206&j=0023&k=200412067879
【南幌】空知管内南幌町の井沢利美町長は六日、同町役場で記者会見し、同管内栗山、由仁町との合併案が町議会で否決されたことについて、「責任者として使命を果たせないので、町長を辞任するしかない」と述べ、十七日付で町長を辞任する意向を表明した。再出馬についても「町議会の決定を覆すことになり、町政が混乱する」と否定した。「平成の大合併」頓挫が首長辞任に発展したのは、道内では南幌町が初めて。
「平成の大合併」では道内第一号として一日、函館市と四町村が合併し新・函館市が誕生したが、今秋以降は合併協議難航が目立ち、破たんも相次いでいる。住民投票を実施する自治体も増えており、住民投票の「合併反対」の意向に反して合併を推進した南幌町長が結果的に辞任せざるを得なくなったことは、今後の他の合併協議や住民投票にも影響しそうだ。
井沢町長は会見で「合併しなければ町民の負担が増えて行政サービス低下となり、責任者として行政を執行することができない」と辞任の理由を説明した。同町長は現在二期目の途中。
会見に先立ち井沢町長は六日午前、栗山、由仁の両町長に対し、合併法定協議会からの離脱を伝えた。
南幌町は栗山、由仁両町との合併の賛否を問う住民投票を十月三十一日に実施し、「合併反対」が過半数を占めた。しかし井沢町長は「合併しなければ財政的に持たず、住民負担が過大になる」などとして合併推進を表明し、合併協定書にも調印。十一月二十六日の町議会で関連議案を提出したが、議会は賛成少数で否決した。井沢町長は議会提案に当たり「政治生命を懸けた決断だ」と述べていた。
南幌の合併断念により、二○○六年三月の「東さっぽろ市」発足を目指していた三町の合併は白紙に戻る。
1119
:
香川県民
:2004/12/06(月) 22:41
>>1116
僅差で佐藤氏が当選ですね。
倉田前町長はどこと無く変わった人で地元では「変わり者」として有名です。
今回の騒動を見てみると、三野町に無線LANを整備したりしていた2代前の安藤元町長を引き摺り下ろして
倉田氏を町長に推した元町会議長派の町議からそっぽを向かれてしまったといった感を受けます。
地元では「優柔不断で変わり者の倉田町長もダメだし、結果的に佐藤氏を推す形となった元議長に近い町議も今ひとつ信用できない。」
「結果的に6町ないし7町合併へと進むかもしれない」
といった空気が流れています。
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