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繊維スレッド
88
:
荷主研究者
:2006/08/04(金) 00:48:07
2005年10月に呉羽化学工業(株)は(株)クレハに社名変更されている。いわき工場のピッチ系炭素繊維の年産能力750トン=5トンコンテナで年150個程度であり鉄道貨物輸送には適さないか。
【クレハ:ピッチ系炭素繊維の生産能力5割増】2006年6月26日 日経産業新聞 16面
ピッチ系炭素繊維 クレハ、生産能力5割増 断熱材や車部品向け 内外3工場 25億円投資
化学中堅のクレハは断熱材などに使うピッチ系炭素繊維の生産能力を、12月に現在の1.5倍の年1,500トンに引き上げる。いわき工場(福島県いわき市)に新ラインを導入するなど、国内外の3工場に合計で約25億円を投資。半導体ウエハー製造装置の断熱材に加え、自動車のブレーキパッドなどの複合材料向け用途で需要が急増していることに対応する。
新たに導入するのは同社の炭素繊維の製造拠点であるいわき工場で3番目となるライン。同工場のほか米ペンシルベニア州、中国上海市の両工場にある加工設備も2008年までに増強し、繊維をひも状やシート状に仕上げる能力を高める。
増産した炭素繊維の4割は断熱材向けに出荷する。ピッチ系炭素繊維はセ氏3千度の高温にも耐えることが可能で、半導体ウエハーのほかに光ファイバーやセラミックスなどの製造装置でも使う。
また、同程度の量を樹脂との複合材料向けに出荷。ブレーキパッドのほかに軸受けやギア、ポンプなど自動車と建設機械の部品に使う。残り2割は配管のガス漏れなどを防ぐシール材用に出荷する。
ブレーキパッドやシール材は石綿が使われることが多かった。特に発電所など高温下で用いるシール材は石綿からの切り替えが遅れているとされたが、石綿使用を禁じる動きが国内でも加速するなかで代替素材の需要が拡大。シール材などに必要な機能を持つピッチ系炭素繊維への関心が高まっている。
クレハはピッチ系の大手メーカーで、断熱材向けでは世界シェアの5割を占める。
同社は昨年5月にいわき工場の製造ラインを改良し、生産能力を年600トンから同分野で世界最大の750トンに引き上げたばかり。今年1月には米国の加工メーカーのTTSM社(ペンシルベニア州)を買収し、同国に加工拠点を確保した。
▼ピッチ系炭素繊維
コークス炉から出るコールタールや石油の精製過程で得られる重質油を原料とする炭素繊維で、剛性が高く磨耗しにくい。1970年にクレハが世界で初めて石油由来の製品を開発した。国内ではクレハのほか、三菱化学子会社の三菱化学産資(東京)や新日本製鐵子会社の日本グラファイトファイバー(東京)などが手がける。
炭素繊維にはピッチ系のほかに、アクリル繊維を原料とする「PAN系」がある。航空機の機体などに使うPAN系はピッチ系に比べ強度に優れるが、価格が高い。
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