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繊維スレッド
81
:
荷主研究者
:2006/03/30(木) 00:47:14
【北陸の繊維企業:産業用資材に傾斜】
http://www.hokkoku.co.jp/_keizai/K20060208001.htm
2006年2月8日更新 北國新聞
産業用資材に傾斜 北陸の繊維企業 合繊メーカー、自動車関連などへ投資
北陸の繊維企業が産業用資材への傾斜を強めている。七日、合繊メーカー各社が発表した第3四半期業績では衣料分野が苦戦し、帝人は自動車関連分野などへの積極投資を表明。産地企業も炭素繊維などを使った高機能素材の開発に力を注ぎ、非衣料分野の比率を高める方針で、婦人衣料が中心だった北陸産地の構造はさらに変化を迫られそうだ。
繊維企業が最も注目するのは、今後も成長が期待される自動車関連分野だ。
染色加工の帝人ネステックス(能美市)は、ポリエステルのカーシートの加工に取り組む。衣料向けの単純な染色加工事業を縮小し、三年後にはカーシートを中心とした高付加価値素材の売上高を全体の八割に引き上げる。
さらに、道路資材などに使われ、耐熱性と強度に優れた「アラミド繊維」の加工も試験的に始めており、産業資材の拡大を探る。
産元商社の一村産業(金沢市)も、アラミド繊維や炭素繊維に的を絞った商品開発を進める。グループ会社の創和テキスタイル(羽咋市)がアスファルトに埋め込んで舗装強度を高める繊維シートを開発し、量産体制に入ったという。
同じ東レ系列の丸井織物(石川県中能登町)は、エアバッグなど産業資材の生産量を二〇一〇年までに10%増やす方針だ。
産地企業が非衣料に軸足を移す背景には、衣料分野で安価な中国製品に押され、「技術力が物を言う分野」とされる産業資材に活路を求めざるを得ないという事情もある。
合繊メーカー各社の〇六年三月期第3四半期業績をみても、ユニチカのポリエステル繊維は婦人衣料が低迷する一方で、資材分野は健闘。東レも、炭素繊維を使った複合材料事業の営業利益が前年同期の倍以上の伸びを示した。
帝人は二〇〇八年までの新中期経営計画で、ポリエステル事業の立て直しを表明。四月にポリエステルを使った衣料繊維と工業繊維の両事業を統合し、高機能商品に特化する方針を打ち出した。
ただ、北陸産地からは、産業資材一辺倒の流れを危惧(きぐ)する声も出ている。
小松精練(能美市)は「技術力のある企業が連携すれば、世界に通用する新しい衣料素材が生まれる」(中山賢一会長)とする。非衣料の売り上げ比率を現在の二割から五割に高める一方で、衣料分野も伸ばし、事業規模全体の底上げを目指す。
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