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繊維スレッド

8荷主研究者:2003/10/18(土) 17:19

2002年12月12日 日経産業新聞 17面
ユニチカ 合繊生産を削減・集約 ナイロンなど 子会社再建急ぐ

ユニチカは2004年までに合成繊維の生産体制を見直す。ナイロンとポリエステルの長繊維を減産し、ナイロン短繊維の生産を宇治工場(京都府宇治市)から岡崎工場(愛知県岡崎市)に移管する。余剰人員が生じるため、合繊事業に携わる従業員も自然減を除き60人強削減する。

ナイロン長繊維の生産能力を月産1300−1400トンと、現在に比べ3割減少させる。宇治工場内で2ヵ所に分かれている生産を1ヵ所に集約し、設備稼働率を高める。ナイロン短繊維の生産は、宇治工場からポリエステル短繊維を手掛ける岡崎工場に移管する。生産を集約して、エネルギーコストや在庫の管理を効率化できる見込み。

ナイロン繊維の産業資材向け比率も2004年までに現在の45%から55%に高める。衣料用でポリエステル繊維への代替が進み需要が減少していることや、帝人のナイロン撤退によるカーペット向けの需要獲得が見込めるため。

岡崎で手掛けるポリエステル長繊維も、生産量で2割削減の年1万3千トンに縮小する。定番品を減らし、ポリマー段階から改質した高付加価値糸を増やす。既に同糸の割合が9割を超えるポリエステル短繊維は、現状の年4万トンの生産能力を維持する方針だ。

ユニチカは1999年に化合繊事業を分社し、ユニチカファイバー(大阪市)を設立。分社効果で当初は黒字だったが、海外からの安価な輸入製品の増加などで収益が悪化、2001年度は経常赤字に転落した。今年度も赤字が継続する見込みで、採算改善を急ぐ。


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