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繊維スレッド
589
:
とはずがたり
:2018/06/26(火) 13:38:04
>高野口はその名の通り、かつては高野山参詣の入り口で、ここで1泊して高野山に向かう宿場町だった。
>江戸時代末期にはこの地に綿織産業が興った。明治期に入って、ヨーロッパからシェニール織りの技術がもたらされた。
>シェニール( Chenille )とはフランス語で毛虫の事。両面パイルの織物である。その技法を基礎として毛足のある生地作りが高野口地域で栄えた。
>昭和57年頃にはこの地には384社もの織物メーカーがあり、全体で約660億円もの売上高があった。だが、現在は60社をきるまで急減、全盛期の10分の1にまで低下している。
和歌山の小さな織物会社に世界中から熱視線 高級ブランドがフェイクファー技術を羨望
09:00東洋経済オンライン
https://news.goo.ne.jp/article/toyokeizai/business/toyokeizai-226146.html
和歌山県の高野山のふもと、JR和歌山線の高野口駅の近くに世界のファッションブランドから注目される織物会社、岡田織物がある。ファッション界で動物保護への取り組みが広がる中、動物の毛皮(リアルファー)を扱わないブランドが増えている。代わって、人工の毛皮(フェイクファーあるいはエコファー)の需要が増しているのだ。
同社は、天然に近い良質のものを開発し、リアルファーを使わなくても毛皮の風合いを実現して、世界でその先頭を走る織物メーカーなのだ。しかし、現地を訪ねると、従業員わずか3名、売上高1億円規模の山あいの小さな織物メーカー。どこにその力があるのかと疑うほどだった。
高野口はその名の通り、かつては高野山参詣の入り口で、ここで1泊して高野山に向かう宿場町だった。
その象徴として現在、駅前に旅館「葛城館」の建物だけが残っている。江戸時代末期にはこの地に綿織産業が興った。明治期に入って、ヨーロッパからシェニール織りの技術がもたらされた。
シェニール( Chenille )とはフランス語で毛虫の事。両面パイルの織物である。二度の製織工程で作られ表も裏も同じ多色柄が特徴だ。その技法を基礎として毛足のある生地作りが高野口地域で栄えた。
地域の売り上げ規模は全盛期の10分の1以下に縮小
昭和57年頃にはこの地には384社もの織物メーカーがあり、全体で約660億円もの売上高があった。だが、現在は60社をきるまで急減、売上高は60億円を下回り、全盛期の10分の1にまで低下している。もちろん岡田織物も売上規模は縮小傾向にある。
その状況下でも、岡田織物はプラ ダやシャ ネル、ル イ・ヴィ トンといった欧州の高級ファッションブランドから生地の供給を求められているのだ。
そのきっかけを岡田社長は、「2002年に同業者に誘われてニューヨークの展示会に出展したところ、反応がよく、生地を輸出することになり、それが今も続いている」という。
現在、同社が供給する生地はフェイクファーだけ。いわゆる特化型のメーカーだ。動物保護の流れも追い風となり、長年養ってきたパイル織物の技術が世界的に評価されてきているということだ。
実際、高級ブランドが次々と毛皮の使用をやめている。「グッ チ(GU CCI)」、「ヴェルサーチ(Versace)」、「フルラ(FURLA)」、「マイケル・コース(MICHAEL KORS)」、「アル マーニ(Armani)」、「ヒューゴ ボス(HUGO BOSS)」などが今後は毛皮を使用しないと宣言している。
特に、2017年秋にグッチが2018年春夏コレクションからリアルファーを使用しないというファーフリー宣言をしたことは業界内でも話題になった(毛皮を廃止したブランドリストはこちらより。NPO法人動物実験の廃止を求める会HP)。
岡田織物にしかできない技術
そうした中で岡田織物に注目が集まっているのだ。それはほかにはない技術があるからだ。動物の毛は、短い毛と長い毛が交互に生えるという構造で立体的になっているが、中国製フェイクファーの多くは毛の長さが均一だ。
しかし、岡田織物のフェイクファーはリアルファーの毛並みを忠実に再現しているため、立体感があり手触りがなめらかだ。
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