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繊維スレッド
562
:
荷主研究者
:2017/12/10(日) 10:29:12
https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00451931?isReadConfirmed=true
2017/11/24 05:00 日刊工業新聞
高機能繊維・成長への道筋(2)旭化成、祖業拡大 新ステージに
ラムースは自動車用途の拡大が進む
【積極投資】
旭化成は繊維事業の拡大へ、ギアを上げる。1990年代に始めた汎用繊維の縮小・撤退にめどが付き、再投資の“駒”がそろったためだ。いずれも品質や機能性で同業製品を先行する付加価値商品で、中には業界で同社のみが生産するオンリーワン製品もある。祖業の再建は規模拡大を追う新ステージに入る。
「グローバルに産業資材用の繊維需要を取り込み、もう一度飛躍する」。繊維事業を統括する工藤幸四郎上席執行役員は、今後の基本戦略と将来像を明確に語る。同社は19年に始まる新中期経営計画策定の準備作業に入り、積極的な設備投資を繊維事業計画の骨子とする方針だ。事業改革で選抜した高機能繊維への投資と海外需要の開拓を同時に進め、成長軌道に乗せる。
【100億円規模】
自動車用エアバッグなどに使われるナイロン66繊維は大規模な増産を検討する。エアバッグ搭載車の増加を受け、唯一の拠点である宮崎県延岡市の工場を増強してきたが拡張余地は限られ、新工場設立が喫緊の課題だ。
現在、ベトナムを有力候補地に据え、決まれば投資額は100億円規模とみられる。工藤上席執行役員は「エアバッグは世界的に伸びる。当社はアジア市場の強化を最優先し需要を取り込む」と話す。
今はエアバッグ基布メーカーにナイロン繊維を供給するだけだが、業界の通例では“糸売り商売”の利幅は小さい。一連の構造改革で重視した利益率の改善に沿えば、エアバッグ業界の再編が進む中で基布製造を検討する可能性は十分にある。
国内工場の50%増産を9月に決めたスエード調の人工皮革「ラムース」も海外工場の設立は悲願だ。車の用途が急速に増え、供給のタイト感が続く中、「早期に海外生産したい。事業化調査しており、19年以降に必ず意思決定する」(工藤上席執行役員)と、具体的な構想を描き始めたようだ。
【唯一無二の素材】
再生セルロース繊維「ベンベルグ」は同社だけが生産を残す唯一無二の素材だ。その滑らかな手触りから高級服の裏地や民族衣装、肌着などに用途を広げる。延岡市の工場で14年に10%の増産に踏み切ったものの、最近は中国市場でベンベルグの快適さが評価され、輸出が伸びる傾向にある。「事業部の士気を高める意味でも次の増産は否定しない」(同)と強調。14年と同様に設備を新設し、年産1500トン規模で大きく増やすか、旧来設備を改修し数百トンの増産とするか、慎重に見極める方針だ。(小野里裕一)
(金曜日に掲載)
(2017/11/24 05:00)
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