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繊維スレッド
544
:
荷主研究者
:2017/08/06(日) 22:15:10
https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00435965?isReadConfirmed=true
2017/7/17 05:00 日刊工業新聞
挑戦する企業/旭化成(5)希少価値の繊維
祖業の拡大路線推進
最終商品への高い意識はグループの手本となる(キュプラ繊維「ベンベルグ」)
【人材供給基地】
「繊維の営業をやった社員はどこでも通用する。ケミカルに行こうが、住宅に行こうが―」。旭化成上席執行役員繊維事業本部長の工藤幸四郎はそう自負している。
「モノの流れを全部分かって営業しているからだ。糸、生地、製品、他素材、そして海外も頭に入っている」と、万能さはグループでも珍しい。
ユニクロやストッキング大手のアツギなどとの共同開発といった川下企業とのつながりは、他事業部門にないほど強固だ。用途開発を担う商品科学研究所所長の池永秀雄も「顧客とのコラボレーションで価値商品を生み出す」と最終商品への意識は段違いだ。全社目標に掲げる「自動車市場の開拓」のカギも、まさに自動車メーカーとの接点拡大にあり、繊維は良き手本だ。
工藤の言葉を証明するように、繊維事業本部は人材供給基地と化している。「社内フリーエージェント(FA)制度があり、最近は出て行く方が多い。移籍先でみな活躍しているらしい」と工藤の心境は複雑だろう。
ただ、1990年代から“繊維冬の時代”が長く続いた。90年代初頭にナイロン6繊維、02―03年にレーヨンとアクリル繊維、そして09年にポリエステル繊維から撤退して一連の構造改革が終わった。工藤は「繊維はお荷物との感覚が社内に多少あった」と当時を振り返る。
【宮崎の工場増強】
そこから回復して、繊維事業の売上高営業利益率は15年度に10・5%まで戻した。一方で、設備投資などを絞ってきたため、現状の生産体制では今後の伸びしろは限られる。営業利益率は10%程度を維持しながら、「増設で売上高を伸ばすのが今後の課題だ」と工藤の使命は明確だ。
まず発祥の地である宮崎県延岡市の人工皮革とナイロン66繊維工場で増強に乗り出す。タイ工場でも紙おむつ向け不織布を増設する。キュプラ繊維など高付加価値品の集合体へ事業構造転換はほぼ済んでおり、これからは矢継ぎ早の投資で規模を追う時代に入る。祖業の拡大路線は当分続きそうだ。(敬称略)
(2017/7/17 05:00)
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