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繊維スレッド
440
:
荷主研究者
:2015/12/29(火) 22:49:21
http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20151216/CK2015121602000050.html
2015年12月16日 中日新聞
ニッケ繊維工場停止 一宮、市内最大級の生産拠点
羊のイラストが目印だった工場での生産は年内で停止される=一宮市今伊勢町本神戸で
戦前から尾州の繊維業をリードした西尾張地域最大級の生産拠点の一つ、「ニッケ」(日本毛織)=大阪市=の工場、一宮第1・第2事業所が十五日、生産ラインの大部分を停止した。同社によると、理由は生産効率の向上。二十五日ごろまでに全ての生産を終える。ナゴヤドーム二・七個分に当たる十三万一千平方メートルの敷地内にある子会社の工場では生産は続けられる。
工場は、一九三二(昭和七)年に「昭和毛糸紡績」(名古屋市中区)の一宮工場として始まった。十年後にニッケが昭和毛糸紡績を吸収合併してニッケの工場となった。四五年七月の一宮空襲で工場は焼けたが、五年後に生産を再開した。一宮市によると、市内の繊維工場では最大規模で、県道大垣一宮線沿いに見える工場壁面に描かれた羊の絵は長年、市民に親しまれた。
ニッケは九〇年代、アジアへの工場移転で国内生産量は徐々に減り、二〇一〇年には一宮工場を一宮事業所に再編するなど生産を縮小させてきた。もともと二十万平方メートル以上あった敷地も業態変化させていった。一四年度は毛糸九百五トン、毛織物六万六千反を生産した。
非正規雇用を含め従業員百六十人ほどが働いていたが、設備維持などのため六人ほどが残るほかは、本社や別の工場に配置換えするなどする見通し。
市幹部はニッケの縮小による影響を測りかねており「雇用が減ってしまうのであれば市にとってマイナス。事業所税はもともと繊維業は減免しているので市税への影響は小さいのではないか」。一宮商工会議所の幹部は「ニッケと取引をする中小企業はあるが、企業城下町が形成されているわけではないので地元経済界への影響は軽微だと思うが、繊維の街としては寂しい限り」と話す。
◆他工場に統合し効率化
ニッケは、一宮第1・第2事業所の生産部門停止で、毛糸を作る紡績工程と、その毛糸を毛織物に仕上げる織絨(しょくじゅう)・整理工程を岐阜県各務原市の岐阜工場と、兵庫県加古川市の印南工場にそれぞれ移す。「生産拠点を二工場に統合し、生産効率を上げるため」だ。
敷地内には、織絨の「大成毛織」や撚糸(ねんし)の「尾州ウール」など三つの子会社の計六工場があり、これらは生産を続ける予定。
ニッケによると、一宮第1・第2事業所の稼働停止後のスペース活用法は「検討中」。工場建物は当面残されるが、今後、部分的には別の用途に転用される可能性があり、将来性のある子会社の工場に順次転換することも視野に入れているもようだ。
(梶山佑)
<ニッケ> 制服やユニホーム製造が主力の羊毛紡織の大手メーカーで、1896(明治29)年設立。大阪市中央区に本社を置き、従業員数はグループ全体で約5000人。不動産や介護、スポーツなどの事業も手掛ける。有価証券報告書によると、2014年11月期の連結売り上げは1004億円、純利益は35億円。
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