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繊維スレッド

436荷主研究者:2015/10/10(土) 23:32:35

http://www.sankeibiz.jp/business/news/150916/bsc1509160500004-n1.htm
2015.9.16 06:19 Fuji Sankei Business i.
次世代衣料、日本の繊維メーカー主導 心拍数など測定可能なスマートウエア

東レの特殊素材「hitoe(ヒトエ)」を張り付けた機能性肌着。心拍数などの生体情報を取得できる【拡大】

 心拍数を測定するセンサー機能などを備えた高機能な次世代衣料「スマートウエア」の開発競争が世界規模で激化しつつある。開発を主導するのは、優れた素材技術を持つ日本の繊維メーカーだ。一方、米IT大手グーグルなどもこの有望市場に狙いを定めている。

 衣料用繊維国内最大手の東レは、NTTと共同開発した特殊素材「hitoe(ヒトエ)」を使った機能性肌着の実験を、7月から社員を対象に国内4工場で始めた。超極細のポリエステル繊維に電気を通す樹脂を染み込ませ、生体信号を高感度に検出するヒトエを裏地の一部に使い、心拍数や心電図データを取得する。

 実験は9月中旬まで行い、体調管理に役立てるという。東レは日本航空と大林組にも同じ肌着を提供し、空港での航空機誘導など屋外で働く社員の熱中症対策で有効性を探る。

 スポーツメーカーのゴールドウインは昨年12月、ヒトエを組み込んだ男性用アンダーウエアを発売した。同社によると、ランニング愛好者のほか、建設作業員が個人的に買い求めることもあるという。今秋には女性用も発売する計画だ。

 同様に東洋紡は、電気を通す素材をウレタン樹脂で挟み込んだフィルム状の機能性素材「COCOMI(心美)」を8月に開発した。心拍数などのデータを取得できる。厚さ0.3ミリで伸縮性が高く、着心地が良いのが特徴だ。同社は2017年にもスポーツウエアなど向けに販売を開始する考えだ。

 帝人は、曲げたりねじったりといった体の動きを検知する生地「圧電ファブリック」を関西大と共同で開発中だ。将来的には、医師の衣服や手袋の動きを検知し、遠隔地の患者をロボットが手術するなどの利用法を見込む。

 一方、海外勢では、米ファッション大手ラルフローレンが8月下旬、銀繊維を織り込んだ布を使い、心拍数やカロリー消費量を測定できるシャツを発売した。またグーグルと米ジーンズ大手リーバイ・ストラウスが共同で、スマートフォンの操作ができる「スマートジーンズ」の商品化に乗り出すなど用途開拓が進みつつある。

 今後も繊維やIT、アパレルを中心に国内外企業の商品開発は激化しそうだ。(井田通人)


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