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繊維スレッド
417
:
とはずがたり
:2015/04/11(土) 17:23:47
2014年09月29日
ユニチカ・注連浩行氏
早期に構造改革を完遂
http://www.kagakukogyonippo.com/headline/2014/09/29-17500.html
-理想の会社像は。
「まずは社員が自信を持って仕事ができる環境を整えたい。数年に1度の頻度で構造改革という厳しいことを断行しており、従業員が矜持を抱きながら仕事に取り組めているのか疑問を感じることがあった。今回の構造改革で将来のリスクも取り除き、事業ポートフォリオを大きく変える。これにより、社員は前向きに仕事に臨めるようになると考えている」
-これまでも構造改革を行っています。従前との違いは。
「今までは業績が悪化するたびに構造改革を実施してきた。ただ、財務基盤が盤石ではなかったため、一気に構造改革を推し進めることができず、足元の火消しにとどまっていた。他方、今回は銀行3行とファンド1社から合計約375億円を調達することができた。この資金を活用して思い切った手を打つことが可能となり、早期に構造改革を完遂させる」
-低採算、非中核事業の縮小、撤退を打ち出しています。
「岡崎事業所(愛知県)で作るポリエステル短繊維は汎用品と採算が悪い品目の生産をやめ、高付加価値品に特化する。これにともないポリエステル重合設備の生産能力を縮小する。また、子会社で紡績糸を手掛けるユニチカスピニングの佐賀工場(佐賀県)を閉鎖し、長崎工場(長崎県)に集約することも決めた。これ以外については現在検証中で、将来性などを見極めながら2015年3月末までにある程度、方向性を定める」
-一方、高分子事業を核にさらなる発展を追求します。
「限られた経営資源を高分子事業に集中投下する。食品包装に用いられるナイロンフィルムはグローバルでナンバーワン、ポリエステルスパンボンド不織布は日本を含めアジアでナンバーワンと、高分子事業は強い製品を有している。トップシェアを誇る商材に対し、375億円のうち100億円を成長のための投資に充てる。最終的な意思決定は下していないものの、ナイロンフィルムでは中国拠点でバリア性を備えるフィルムを作れるよう製造装置を改造、タイではポリエステルスパンボンド不織布の生産設備を新設する予定だ」
>>415
-ほかに期待を寄せる事業や素材は。
「独自製品のポリアリレート樹脂『Uポリマー』をはじめ、年間500トンに生産能力を引き上げる植物由来の高耐熱ポリアミド樹脂『ゼコット』、幅広い分野で高評価を得ている変性ポリオレフィン樹脂水性分散体『アローベース』、電気電子部品で引き合いが好調な耐熱に優れるポリアミドフィルム、離型フィルム『ユニピール』などを伸展させていきたい」
-高分子以外の事業の投資計画は。
「衣料繊維、産業繊維、機能材の各事業で必要なものには自前の資金で投資していく」
-海外展開は。
「海外売上高比率を現状の約20%から20年近傍には50%まで引き上げる。これを実現させるためにはグローバルで活躍する人材が不可欠。教育の環境をより充実させ、日本だけでなく、海外のグループ会社の社員も育成していく」
(聞き手=池田旭郎)
【横顔】
「今回で構造改革をやり遂げる」と語る口調は力強い。事業の縮小や撤退などで売り上げ規模は小さくなってしまうものの、より利益を重視した経営へ転換を図る。まずは現4カ年中期経営計画の最終となる?恃N度に営業利益率?普唐?必達する。仕事で良い成果をあげるには「家庭が円満であることが重要」との持論を展開。家庭内では夫人への協力を惜しまない。
【略歴】
〔しめ・ひろゆき〕1975年(昭和50年)関西学院大学商学部卒、同年ユニチカ入社。03年1月経営企画本部長兼企画部長兼企画部(ドメイン運営グループ)グループ長、同年4月執行役員、05年常務執行役員、06年上席執行役員(役位呼称変更)、08年取締役上席執行役員、12年取締役常務執行役員。兵庫県出身、62歳。
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