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繊維スレッド
413
:
とはずがたり
:2015/04/11(土) 17:15:52
>>412-413
実はユニチカの「飛躍05」(03―05年度)から前回「Change & Challenge14」までの過去4回の中計は、いずれも大幅な計画未達に終わっている。同社が挙げる未達理由も「円高、原材料価格高騰、世界経済の減速、タイ洪水の影響」などの外部要因ばかりであり、需要分析の誤りなど内部要因に対する振り返りは見られない。
同アナリストは「中計の中身は、要するに『フィルム、不織布などの高分子事業に経営資源を集中させ、これを中国や東南アジアで拡販する』の一点張り。だから同社の中計は毎回表現や目標数値を変えただけの同工異曲」と批判する。
●取引銀行間の暗黙の了解
では、ユニチカはなぜ市場からの不信を招く中計策定を繰り返しているのか。
業界関係者は「借金の重さが原因だ。一定の利益を確保してもすべて利払いに消える。新規事業に大胆な投資ができないから現状維持になり、ジリ貧を続けてきた。結果、選択肢がなくなり、同じような中計しか策定できなくなった」と指摘する。
ユニチカの14年3月期(13年度)の有利子負債は1646億円。対して売上高が1627億円、営業利益が68億円、経常利益が47億円。負債の利払いをした後の最終利益はわずか6億円。こうした業績環境下で有効な成長戦略を打つのは難しい。
一方、今回の一連の金融支援に関し、ユニチカ主力行関係者は次のように銀行側の苦渋をほのめかす。
「間断なきリストラでなんとか経営を維持してきたが、今度はそのリストラ費用さえ債務超過要因になってきた。結局、にっちもさっちもゆかなくなり、銀行に助けを求めてきた。こんな新中計で経営改善が図れるとは、どの金融機関も思っていない。だが、ユニチカはかりそめにも東証一部上場で、しかも125年の歴史を持つ老舗企業。経営破綻時の社会的ショックの大きさを考えると、セーフティネットなしで潰すわけにはいかない。これ以上我々の傷口が広がらないよう、ある善後策で各行が暗黙の了解をしている」
ある善後策とは、「ユニチカ経営破綻のソフトランディング」(金融業界関係者)だというが、一部では「某行が投資ファンドへユニチカ買収の打診をした」との観測も流れている。ユニチカ再建への道は険しい。
田沢良彦/経済ジャーナリスト
01. 2014年7月27日 11:35:01 : AQLSPLIkCw
かつて東京オリンピックで大活躍した日紡貝塚を輩出した名門企業ですが、大日本紡績は1964年にニチボーに社名変更。同社が化学繊維の日本レーヨンと1969年に合併してユニチカになりました。
ライバルの東レは、業種転換に成功して今では化学品生産で世界有数の企業になっているのに対し、ユニチカはうまく行かず、日紡貝塚チームも2000年に東レに移管されてしまった。ライバルに移管しなければならなかったことは無念である。
ユニチカの愛知県岡崎工場に福岡県黒崎から、ペットボトルの原料になるテレフタル酸を連日、貨物列車で輸送していました。タキ24300形タンク貨車11輌編成でした。銀色のタンク車で、朝方に笠寺駅を出発し昼前に岡崎駅に到着。ここから愛知循環鉄道に入ります。帰りは夕方に笠寺に到着し、他の貨車を連結して西に向かいました。夏休みなんて、鉄道ファンの一眼レフの砲列を浴びましたよ。
この貨物輸送がなくなったのは1999年9月。当方は途中で退職しましたので最後には立ち会っていませんが、突然の知らせだったようです。ほどなくタキ24300形タンク貨車も廃車。日紡貝塚チームの移籍といい、どうやらこの頃がユニチカの大規模リストラが行なわれた時期ではないかと思います。
後から聞いた話では、ペットボトルの製造コストが高いため、飲料メーカーが東南アジアからの調達に切り替えたとか。有望な成長部門を失ったことになります。化成品生産も、シンガポールの石油コンビナートには勝てません。
ユニチカの投資ファンドへの売却は、ソフトランディングを狙っているのでしょう。その経験は、いずれ政権交代時の東京電力の破たん処理で生きてくるはずです。
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