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繊維スレッド

348荷主研究者:2013/07/15(月) 11:35:41

http://www.hokkoku.co.jp/subpage/H20130630101.htm
2013年6月30日02時48分 北國新聞
東レ石川工場で生産倍増 炭素繊維複合材

2015年から炭素繊維複合材を増産する東レ石川工場=能美市内、北國新聞社ヘリ「あすなろ」から

 東レは、2015年から石川工場(能美市)で炭素繊維複合材を増産する方針を固めた。約30億円を投資して今秋から最新生産設備の導入を進め、15年初頭にも新ラインを稼働させる。東レの炭素繊維複合材は最新鋭旅客機の機体などに用いられ、今後も世界規模での需要拡大が見込まれることから、安定供給体制の強化を急ぐ。

 東レの炭素繊維複合材生産拠点は世界で石川と愛媛、米国子会社の3工場。今回の設備増強で、石川の炭素繊維複合材の生産能力はほぼ倍増し、年間約1千万平方メートルに達するとみられる。

 石川工場では09年7月に炭素繊維複合材の生産を開始した。スポーツ用品やパソコンの外装材、自動車部品向けに出荷しているほか、今年4月中旬からは米ボーイング製旅客機への供給に向け、設備認証の取得作業を進めている。ボーイングの認証は今秋にも得られる予定で、来年初頭には旅客機「787」向けの供給を開始する計画である。

 東レは石川工場での炭素繊維複合材の増産について、まずはIT部品や自動車など産業用途に充てることを想定している。ただ、航空業界では炭素繊維複合材を用いた機体の開発競争が加速しており、増産には将来的な旅客機需要の高まりに備える狙いがある。

 ボーイングは「787」を増産するため、10億ドルを投じて20年までに米国内に新工場を建設すると表明している。また、同社が19年までの就航を目指して開発を急ぐ次期大型旅客機「777X」も、主翼に「787」と同じ炭素繊維複合材を採用する計画だ 。

 欧州航空機最大手のエアバスも、炭素繊維製部品を使った最新鋭中型旅客機「A350」の引き渡し開始を来年中に見込んでいる。

 東レは現時点で、ボーイングとの間で21年までの供給契約を締結しているほか、エアバスに対する25年までの供給契約も結んでいる。


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