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繊維スレッド

303荷主研究者:2011/12/30(金) 22:10:04

http://www.sankeibiz.jp/business/news/111201/bsc1112010504015-n1.htm
2011.12.1 05:00 Fuji Sankei Business i.
帝人、炭素繊維で量産車に照準 鉄より軽くて丈夫

 帝人は30日、鉄より軽くて丈夫とされる先端素材の炭素繊維について、量産タイプの自動車での採用を目指し、2012年夏に試験生産を始めると発表した。松山事業所(愛媛県松山市)内に二十数億円をかけて設備を導入。軽量化の効果が大きい車体骨格などでの搭載を狙っており、自動車メーカーを巻き込んだ開発が加速しそうだ。

 試験生産では自動車メーカーなどと共同で安全性や軽量化の効果を検証。欧州で自動車の二酸化炭素排出量の規制強化が12年以降、段階的に進むのを踏まえ、15年以降に発売される次世代の電気自動車(EV)などエコカーでの採用を働きかける。

 帝人は炭素繊維を樹脂で固めた複合材料の成形で、作業時間を従来の最短5分程度から、量産車の生産に適した1分以内に短縮する量産技術を3月に確立。試験設備ではこの技術を用いて連続生産する。

 これまで自動車への炭素繊維の導入は、生産台数が限られる高級車やスポーツカーの部品に限られていた。

 帝人は、重量の約3割を占める骨格など量産車の主要部材での採用を目指す。

 自動車向けでは、東レが独ダイムラーとの合弁で、炭素繊維複合材料を使った自動車部品の製造販売会社を設立。12年に発売されるメルセデス・ベンツの上級車向けから供給を始める。

 三菱レイヨンも独の炭素繊維メーカーとの合弁会社で4月、炭素繊維の原料の量産を開始。この原料をもとに成形加工された炭素繊維複合材料は、独BMWが13年に発売予定のEVの構造材料として全面採用される。

 炭素繊維は、鉄の10倍の強度を持ちながら重さが4分の1と軽量な高機能繊維。帝人、東レ、三菱レイヨンの日本3社が世界シェアの約7割を握る。


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