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繊維スレッド
281
:
荷主研究者
:2011/02/27(日) 12:33:12
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/02/20110216t72013.htm
2011年02月16日水曜日 河北新報
中国・経済成長で人件費高騰 縫製業、東北に回帰
注文が殺到し、フル稼働で対応している及川被服の工場=登米市
取引の減少が続いていた東北の縫製業界で、受注回復の動きが起きている。中国への生産委託を増やしていたメーカーや商社が現地の急激な発展で委託先を確保しにくくなり、昨年後半から国内回帰を進めているのが理由とみられる。フル稼働しても対応しきれない企業もあり、経営者らは「一過性にしないためにも技術と個性を磨きたい」と気を引き締めている。
<チャンス到来>
「工場をフル稼働しても間に合わず大半を断っている」と語るのは、ユニホームの縫製を手掛ける及川被服(宮城県登米市)の及川秋穂会長だ。
メーカーなどからの発注相談は昨年9月との比較で約5割増し。及川会長が経営に携わる米沢市のブランド服専門の企業も昨年秋と比べ、生産量が2割ほど増えたという。
及川会長は「2009年には前年の金融危機の影響を受け、稼働日を半減させた月もあった。耐えてきた企業にようやくチャンスが巡ってきた。コスト削減だけで海外に委託先を求める状況が改善される可能性もある」と期待する。
ブランド服を手掛ける秋田ファイブワン工業(秋田市)の佐賀善美社長も「縫製業者はことしに入り、どこも注文が殺到している。メーカーや商社は委託先を確保できずにいる」と説明する。
<独自技術が鍵>
2人がそろって理由に挙げるのが中国の経済成長による影響だ。
さまざまな業種の中国生産の拡大で、縫製関連でも現地の人件費高騰と労働者不足が発生。納期遅れの恐れもあり、日本メーカーなどが昨年秋ごろから、国内への委託を増やしているという。今月は中国の工場が春節(旧正月)で長期休業した事情もある。
注文が集中しているのは、中国への生産シフトや不況で、国内企業の多くが設備、人員を縮小する中、生産能力を守ってきた企業という。「国内に頼めず、東南アジアなどへの生産委託を模索している」(中堅商社の住金物産)という声もある。
工業統計によると、東北6県の08年の繊維産業の製造品出荷額は2675億円。事業所数(1882カ所)、従業員数(4万7255人)も含め、いずれも5年前に比べ2割前後減った。
こうした衰退傾向に歯止めが掛かるのか。ニット製品で国際的な評価も高い佐藤繊維(山形県寒河江市)の佐藤正樹社長は「(好機を生かすには)個性的な製品造りや独自技術が欠かせない」とみる。
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