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繊維スレッド
268
:
荷主研究者
:2010/12/18(土) 16:59:41
http://www.sankeibiz.jp/business/news/101209/bsc1012090501000-n1.htm
2010.12.9 05:00 Fuji Sankei Business i.
帝人は植物由来、東レは海外で「再生」 合繊各社、エコ繊維で攻勢
協力企業から回収した衣料品などをポリエステル繊維に再生している帝人の松山事業所=愛媛県松山市
大手合繊メーカーが環境負荷の少ない「エコ繊維」で攻勢をかけている。帝人グループの帝人ファイバー(大阪市中央区)は、植物由来の原料を使ったポリエステル繊維の販売を9日に開始する。東レは、再生ポリエステル繊維を海外生産する方向で検討に入った。環境配慮型商品を求める消費者意識の高まりを受け、国内外で新規需要の創出を目指す。
CO2排出3割減
帝人ファイバーは、植物由来の原料を一部に使ったポリエステル繊維を「プラントペット」と名づけ、原糸や生地を販売する。再利用品の使用が進む衣料品や自動車用シートに加え、回収できず環境負荷低減の方法が限られるナプキンなど衛生材料の素材としても売り込む。
ポリエステル繊維の原料の一部であるエチレングリコールを、サトウキビから砂糖を精製する際の副産物である糖蜜を使った植物由来の原料に置き換えた。これにより、二酸化炭素(CO2)排出量は石油由来の製品に比べ2〜3割削減できるという。
耐久性や染色性などの品質は石油由来の製品と同等の水準を確保。コストはやや割高となるものの、「消費者が付加価値として受け入れられる範囲に収める」(同社)という。
当面はタイの工場で既存設備を活用して生産し、欧州や中国など海外でも販売していく。潜在的には、同社が生産するポリエステル繊維の約5分の1に当たる年3万トン程度の需要があるとみている。
帝人はエコ繊維事業として、衣料品などを回収してポリエステル繊維を再生する取り組みも実施しており、今回の製品によって顧客の選択肢を広げる。
同様の植物由来原料を使ったポリエステルは、米コカ・コーラが昨年からペットボトル素材に採用し、日本法人も今年3月から「爽健美茶」など3製品に取り入れた。トヨタ自動車も、来年初頭に発売する「レクサスCT200h」で荷室用内装材に自動車で初めて使用する予定。また同グループの豊田通商は台湾で現地の化学大手と合弁会社を10月に設立し、11年末に植物由来原料の生産を始める。
生産は中国が有力
ポリエステル繊維は東レも廃ペットボトルや液晶用フィルムの端材を回収し、化学処理などによって再生して販売する事業を行っている。現状は国内のみで生産し、販売も大半が国内だが、海外でも事業を展開する方向で検討に入った。生産は中国が有力。海外でも需要拡大が見込まれており、今後は他社の海外進出も加速しそうだ。
ポリエステル繊維は、汎用(はんよう)品生産量で、価格競争力に勝る中国やインドのメーカーが日本勢を大幅に上回っている。日本勢の技術的優位性を生かせるエコ繊維は、こうした海外メーカーに対抗する有力な武器となりそうだ。(井田通人)
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