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繊維スレッド

266荷主研究者:2010/11/21(日) 12:12:03

http://www.hokkoku.co.jp/subpage/K20101111302.htm
2010年11月11日03時00分 北國新聞
車快走で反転増収 北陸の繊維企業

 北陸の繊維企業の今年4〜9月期業績は、10日までに決算発表があった上場4社のうち3社が増収となり、前年の減収から一転した。エコカー補助金の恩恵を受け、カーシートなど自動車関連資材の受注が伸びた。主力の衣料分野にも復調の兆しが出ているが、下期はエコカー補助金終了や円高などマイナス要因もあり、先行きに慎重な見方が強い。

 10日までに2011年3月期第2四半期決算を発表した繊維の上場企業は、小松精練(能美市)、倉庫精練(金沢市)、北日本紡績(白山市)、セーレン(福井市)の4社。前年同期比の増収幅は、セーレンが17・0%、倉庫精練が13・7%、小松精練が5・6%。北日本紡績は17・0%の減収だった。

 増収組に共通するのは、自動車内装材が好調だったことだ。

 カーシートやエアバッグなど内装材の伸び率は、小松精練が62・2%と最も大きく、倉庫精練が42・0%、セーレンが40・2%となった。自動車メーカーの減産に伴って減少した前年同期から反転した。

 中間期で3期ぶりの黒字化を果たした倉庫精練の小川直人社長は決算会見で「前期は生産調整もしたが、今期は一転した。エコカー補助金の恩恵が大きかった」と説明。セーレンも中国、タイなど新興国の需要が堅調に推移したという。

 非衣料分野だけでなく、主力の衣料分野にも持ち直しの動きがある。特に、大きく伸ばしたのが小松精練で、ダウンジャケットなどに使用される薄地素材の引き合いが国内外で拡大した。

 デジタルプリント素材「モナリザ」も好調で、蓮本英信社長は下期中に「モナリザ」の生産ラインを増強する方針を示した。10月には韓国に代理店を設置。海外市場でも攻勢を強めている。

 ただ、先行きには不安材料が多い。倉庫精練の小川社長はエコカー補助金終了の影響について「年内いっぱいは受注残で乗り切れるが、年明け以降は不透明だ」と危惧する。セーレンもエコカー補助金終了による国内の反動減を懸念する。

 小松精練の蓮本社長は輸出が順調に拡大する見通しを示しながらも、「円高の影響は避けられない」と述べ、社内の想定レートを見直したことを明らかにした。

 下期は、自動車関連資材の落ち込みが予想され、主力の衣料分野でどれだけカバーできるかが通期業績を左右しそうだ。


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