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繊維スレッド
251
:
荷主研究者
:2010/07/24(土) 14:34:52
http://www.sankeibiz.jp/business/news/100710/bsc1007100501000-n1.htm
2010.7.10 05:00 Fuji Sankei Business i.
炭素繊維 生産拡大のろし 三菱レイヨンなど需要回復で反攻
凍結していた炭素繊維工場の建設を再開する三菱レイヨンの大竹事業所=広島県大竹市
鉄よりも軽く、強度が高い先端素材の炭素繊維で、合繊大手が凍結していた増産計画を解除し、生産拡大に乗り出す動きが相次いでいる。三菱レイヨンは9日、大竹事業所(広島県大竹市)で中断していた新工場建設を再開すると発表した。同社と合わせて世界シェアの7割を握る東レと帝人傘下の東邦テナックス(東京都千代田区)も、先送りしていた新規設備の稼働を今秋にも開始する。世界的に風力発電やスポーツ用品向けなどの需要が拡大軌道に乗り、今後も航空機向けなどの需要が見込めるとして、攻めに転じる。
◆工場建設を再開
三菱レイヨンは、大竹事業所内に年2700トンの生産能力を持つ新工場を建設し、2011年第2四半期(4〜6月)をめどに稼働させる。投資額は120億円。炭素繊維の中でもより高機能品を生産し、風力発電の羽根などに供給する。増産により、全体の生産能力は従来より3割多い1万850トンに拡大する。
当初は09年に稼働させる計画だったが、需要が急減したため増産計画を凍結し、建設工事を中断していた。ただ、今春以降に需要が戻り始めたことから投資再開を決めた。
東邦テナックスもドイツの工場で稼働を予定していた年1700トンの生産設備について、当初予定の08年秋から約2年遅れで今秋にも稼働させる。最大手の東レも愛媛工場(愛媛県松前町)で昨年夏に完成させた年1000トンの設備を秋までに稼働させる方向だ。
◆自動車向けも期待
炭素繊維市場は00年以降、2けたの安定成長を続けてきた。しかし、需要拡大を当て込んだメーカーの増産投資と世界的な景気悪化が重なり需給バランスが崩壊。東レは米ボーイングの新型機「787」の生産計画が遅れたことも打撃となった。
08年の世界市場は前年より約7000トン少ない2万5000トンと大幅に縮小。09年も2万トン強とさらに縮小し、各社は大幅な減産を余儀なくされ、3社とも11年3月期は前期に引き続き営業赤字となる見通しだ。
ただ、今春以降はスポーツ用や産業用で需要が戻りつつあり、今年の市場は2万9000トン程度まで回復すると見込まれている。在庫調整も進み、春先には5割程度に低下していた工場稼働率が上昇。三菱レイヨンは足元の稼働率が9割程度とほぼフル生産に近い水準に回復し、東レも世界全体では7割だが、国内はフル生産に戻った。
炭素繊維は今後、航空機向けのほか、自動車向け構造材(フレーム)への採用も期待されている。各社とも現在、原料高騰に対応するため値上げに動いているが、値上げの影響が軽微で済み需要拡大が今後も続けば、年内にも新たな増産計画を検討する必要が出てきそうだ。(井田通人)
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