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繊維スレッド
250
:
荷主研究者
:2010/07/24(土) 14:34:19
http://www.sankeibiz.jp/business/news/100709/bsc1007091327010-n1.htm
2010.7.9 13:24 Fuji Sankei Business i.
炭素繊維増産、各社が凍結解除 三菱レイヨンは工事建設再開へ
鉄よりも軽く、強度が高い先端素材の炭素繊維で、合繊大手が凍結していた増産計画を解除し、再び生産拡大に乗り出している。三菱レイヨンは9日、大竹事業所(広島県大竹市)で中断していた新工場の建設を再開すると発表した。同社と合わせて世界シェアの7割を握る東レと帝人傘下の東邦テナックス(東京都千代田区)も、先送りしていた新規設備の稼働を今年秋にも開始させる。景気悪化などで市場拡大に急ブレーキがかかっていたが、成長軌道に戻ったとみて攻めに転じる。
三菱レイヨンは、大竹事業所内に年2700トンの生産能力を持つ新工場を建設し、2011年第2四半期(4〜6月期)をめどに稼働させる。投資額は120億円。炭素繊維の中でもより高機能の製品を生産し、風力発電の羽根など産業用途向けに供給する。増産により、全体の生産能力は3割多い1万850トンに拡大する。
当初は09年第4四半期(10〜12月期)に稼働させる計画だったが、需要が急減したため増産計画を凍結し、建設工事を中断していた。春以降に需要が戻り始め、回復軌道に乗ったことから投資再開を決めた。
このほか、東邦テナックスもドイツの工場で稼働を予定していた1700トンの生産設備について、当初予定の08年秋から約2年遅れで今年秋にも稼働させる。最大手の東レも愛媛工場(愛媛県松前町)で昨年夏に完成させた1000トンの設備を秋までに稼働させる方向だ。
炭素繊維市場は2000年以降、二ケタの安定した成長を続けてきた。しかし将来の需要拡大を当て込んだメーカーの増産投資と世界的な景気悪化が重なり、需給バランスが崩壊。東レは米ボーイングによる新型機「787」の生産計画が遅れたことも打撃となった。
このため、08年の市場は前年より約7000トン少ない2万5000トンと大幅に縮小。09年も2万トン強とさらに萎み、各社は大幅な減産を余儀なくされた。各社の打撃は大きく、3社とも2011年3月期は前期に引き続き営業赤字となる見通しだ。
ただ、今年春以降はスポーツ用や産業用で需要が戻りつつあり、今年の市場は2万9000トン程度まで回復すると見込まれている。在庫調整も進み、春先には5割程度に低下していた生産稼働率が上昇。三菱レイヨンは足下の稼働率が9割程度とほぼフル生産に近い水準に回復し、東レも世界全体では7割だが、国内はフル生産に戻った。
炭素繊維は今後、航空機向けの需要拡大が期待されるほか、自動車向け構造材(フレーム)への採用も期待されている。各社は現在、原料高騰に対応するため値上げに動いているが、値上げの影響が軽微で済み、需要拡大が今後も続けば、年内にも新たな増産計画を検討する必要が出てきそうだ。
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