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繊維スレッド
245
:
荷主研究者
:2010/07/06(火) 22:38:25
http://www.sankeibiz.jp/business/news/100617/bsc1006170506007-n1.htm
2010.6.17 05:00 Fuji Sankei Business i.
帝人 ポリエステル繊維事業強化策 黒字定着へ環境シフト加速
帝人がポリエステル長繊維の生産を全面移管するタイ法人の工場
帝人は16日、衣料品などに使うポリエステル繊維事業の強化策を発表した。衣料品を回収してポリエステル繊維を再生する「エコサークル」事業など需要拡大が期待でき、技術力が生かせる環境関連分野へのシフトを加速するほか、コスト競争力強化にも取り組む。赤字基調が続いてきた同事業を今年度に黒字化させ、2012年度に50億円以上の営業利益を確保する計画だ。
環境関連では、植物由来の原料を使った繊維の商品化も検討していく。また、原糸を外部調達するほか、テキスタイル(生地)生産についても外部工場に協力を仰ぐなど自社内での事業展開にこだわらず、コスト競争力のあるビジネスモデルを確立する。一方で、衣料品需要が拡大する新興国での事業を強化。生地販売に占める中国の割合を09年度の22%から12年度には40%まで高める考えだ。
同日大阪市内で会見した亀井範雄常務は、「構造改革にめどがついたので攻めに出たい」と語り、黒字定着に全力を挙げる考えを強調した。
◇
【予報図】
■低価格志向…コスト面に課題
合成繊維は中国などのメーカーが低価格を武器に台頭し、国内勢が押されていたところに景気低迷に伴う需要減が追い打ちをかけ、国内各社は大打撃を受けた。このため2009年度は旭化成と三菱レイヨンがポリエステル長繊維の生産から撤退するなど、他の製品も含め合繊各社による事業撤退が相次いだ。
帝人も昨年8月、ポリエステル繊維事業にメスを入れた。衣料品に使う長繊維は10年度末までに松山事業所(愛媛県松山市)での生産を停止し、タイの工場に生産を全面移管して国内生産から撤退。自動車の内装材などに用いる短繊維も松山での生産を終了し、徳山事業所(山口県周南市)に集約する。
これにより、収益面での体質改善はかなり進む見通しだ。同事業の売上高は約1000億円で、今後しばらくは大きな伸びが見込めないとみられるが、その中で12年度に50億円の営業利益目標を掲げたのは“自信回復”の表れとも受け取れる。
ただ、環境関連を事業の柱に据えるのは簡単ではない。消費者の間で環境意識が高まっているとはいえ、低価格志向が強まる中で割高の環境配慮型繊維を付加価値として認めさせるにはもう一段の努力が必要だ。エコサークルも国内に加え、中国でも協力企業を増やし順調に事業を拡大しているが、コスト面などで課題が残る。試行錯誤はなお続きそうだ。(井田通人)
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