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繊維スレッド

232荷主研究者:2010/05/20(木) 23:28:18

http://www.hokkoku.co.jp/subpage/K20100514301.htm
2010年5月14日03時35分 北國新聞
2けた減収から反転へ 北陸の繊維企業の今期見通し 海外拡大、車関連で増産

 北陸の繊維企業で持ち直しの動きが出てきた。13日までに発表された北陸の上場4社の2010年3月期決算はいずれも2けたの減収だったが、今期は3社が増収に転じる見通しだ。衣料、非衣料とも落ち込んだ前期を大底に、自動車関連資材の増産や海外事業の拡大で反転攻勢をうかがう。

 13日までに2010年3月期決算を発表した北陸の上場繊維企業は、小松精練(能美市)、北日本紡績(白山市)、セーレン(福井市)、倉庫精練(金沢市)の4社。09年3月期に対する減収率は、賃加工に特化した北日本紡績が53・7%と最大。小松精練が19・2%、セーレンが18・6%、倉庫精練が13・9%となった。

 大手合繊メーカーでも大幅減収が目立ち、リーマン・ショック以降の繊維業界の厳しい状況がうかがえる。経常損益は、セーレンが為替差益などで増益となったが、小松精練は減益で、倉庫精練と北日本紡績は赤字だった。

 一方、11年3月期の見通しは、北日本紡績以外の3社が増収を見込む。増収率は、小松精練が4・3%と最も大きく、セーレンが2・4%、倉庫精練が1・6%と続く。小松精練と倉庫精練は、経常利益も増加に転じる。

 小松精練が力を注ぐのは海外市場の開拓だ。今期は、欧州、北米、中国を重点市場と位置付け、英、米、中国に新たな販売代理店を設ける方向で調整している。

 成長する中国市場を取り込むため、蘇州子会社への技術移転を進め、自社による海外販売額を前期の60億円から66億円に10%伸ばす方針だ。

 セーレンと倉庫精練は、回復傾向にある自動車関連資材の需要を狙う。

 倉庫精練は、前期にピーク時の6割程度に落ち込んだ自動車内装材の生産が「現在は100%近くまで盛り返している」(担当者)という。セーレンも、カーシートやエアバッグなど自動車内装材で回復を見込んでいる。

 国内の衣料消費が伸び悩む中、海外、自動車など需要が見込める市場をどこまで開拓できるかが、業績回復のペースを左右しそうだ。


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