[
板情報
|
カテゴリランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
|
メール
|
1-
101-
201-
301-
401-
501-
601-
この機能を使うにはJavaScriptを有効にしてください
|
繊維スレッド
204
:
荷主研究者
:2009/11/14(土) 15:07:29
http://www.hokkoku.co.jp/subpage/K20091112301.htm
2009年11月12日03時12分 北國新聞
北陸の繊維企業、「医療」が頼りに 中間期、軒並み減収でも堅調
景気低迷で苦戦する北陸三県の繊維企業が、張り薬の生地やサプリメントなどの医療分野に活路を見いだしている。11日までに2010年3月期第2四半期(中間期)決算を発表した上場5社すべてが減収となったが医療分野は堅調で、設備投資に乗り出す企業も出てきた。景気に左右されにくいとされる医療分野は、先行き不透明な業界で、頼りにできる収益源となっている。
リーマン・ショック以降の消費減退で、繊維業界を取り巻く衣料分野の環境は、一段と厳しさを増している。11日までに中間期決算を発表した5社のうち、小矢部市に生産拠点を持つゴールドウイン(東京)、北日本紡績(白山市)、倉庫精練(金沢市)の3社が最終赤字を計上。黒字を確保したセーレン(福井市)も経常利益は前年同期比57.7%減、小松精練(能美市)は39.2%減と、利益を減らしている。
非衣料では、今年1〜3月を中心に生産が急激に落ち込んだカーシートなどの自動車関連資材が、エコカー減税効果で生産が回復基調になるなど明るい兆しも見えてきた。
しかし、「良いのは減税対象車だけ。対象外の車向けとの工場稼働率の差は圧倒的に違う」(倉庫精練の長高昭夫社長)と厳しい見方が残る。さらに、車関連が主力のセーレンも「減税が終われば、来期以降の生産がさらに3〜4割減る可能性もある。非常に不透明だ」(川田達男社長)と慎重だ。
車関連を手掛ける非上場組の丸井織物(石川県中能登町)、山越(かほく市)も先行きを警戒している。
衣料、非衣料ともに低迷する中、小松精練、セーレンで健闘している分野が医療だ。張り薬のシート部分に使われる布やテーピングテープの布、手術着、サプリメントと幅広く展開している。
医療分野は景気に左右されにくく、高齢化が進む国内では、需要の高まりが見込まれる。特に、医療機関向けの薬や機械に使われる資材は「品質基準が厳しく開発は大変だが、他社が追従しにくく手堅い」(関係者)とあって、注目されているようだ。
「医療・福祉」分野が唯一増収となった小松精練は、さらなるてこ入れとして、能美市の本社工場内で医療用資材の加工を担う「無塵(じん)工場」を建設している。細かなちりも遮断し、より品質基準の高い商品を生産する環境を整える狙いだ。蓮本英信社長は「より品質基準がシビアな高級品も受注したい」と意気込む。
セーレンは、絹由来のタンパク質成分「セリシン」を使ったサプリメント、即効性消臭商品などを中心に、拡販を急いでいる。
12日に中間期決算を発表する予定のサカイオーベックス(福井市)も、医療資材事業の強化を図っている。
最終赤字となったが、営業、経常の赤字幅を圧縮したゴールドウインでは、厚労省の「医療機器クラスⅠ」に分類されたタイツなどを扱うブランド「C3fit(シースリーフィット)」が好調だ。
今年6月に販売を開始し、2年以内に年間50万枚の販売を目指しており、6日の決算会見で大江伸治専務執行役員は「予想より早く計画を達成できそうだ」と明るい見方を示した。
衣料や非衣料分野で培った高度な技術をどこまで生かせるか。収益を上げるビジネスとして体制を早急に整えられれば、「繊維不況」のトンネルを抜け出すチャンスになる可能性もありそうだ。
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板