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繊維スレッド
199
:
荷主研究者
:2009/10/31(土) 19:46:02
http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/index.php?itemid=18171&catid=346
2009年6月21日付 宮崎日日新聞
メード・イン・延岡4…新商品
■低価格路線にも参入
旭化成の再生繊維・ベンベルグ(一般名・キュプラ)を62%使った女性用インナー(下着)が2007年3月、実用衣料品の製造から販売までを一括して手がけるユニクロの約760店舗に並んだ。
さわやかな着心地を売りにした商品名は1着千円の「サラファインインナー」。フリース、ヒートテックに次ぐヒット商品をもくろむユニクロに素材の提案をしたのがきっかけだった。ベンベルグが持つ吸汗性や速乾性、心地よい肌触りなどの多機能性をトータルで評価された。
「最初はウーン、と言う感じだったね」。事業を統括する旭化成せんいファイバー・テキスタイル事業部長の成松正人(52)が当初、懸念を感じたのは二つの理由からだ。
低価格で大量販売の代名詞でもあるユニクロと世界の超一流アパレルの裏地用生地に定着したベンベルグのアンバランス感。もう一つはユニクロの生産拠点である中国まで品質管理の目が行き届かない不安だ。いずれも「ブランドイメージに影響を与える」というリスクを抱えていた。
一方で「今までの売り先では表現できなかった用途に使ってもらえる期待もあった」。結局、成松はゴーサインを出し、共同開発した繊維大手の東レとともに開発担当者を付けた。中国沿岸部の寧波市にある従業員がすべて中国人の工場に技術者を定期的に派遣。心地よい肌触りを実現する糸の細さや強度、着色しやすい繊維の質感などを出すため64回の修正改善を繰り返し、商品化に至った。
□ ■
インナーアパレル業界ではここ数年、企画・製造から販売までを一貫して行うSPA(製造小売業)や郊外型チェーンストアが席巻。従来の製造・問屋を経て百貨店やスーパーが販売する流通方式から主役の座をとって変わろうとしている。
特にユニクロは、保温性の高いインナー商品「ヒートテック」を昨年秋、冬だけで2800万枚を売り上げるなど急成長を続ける。繊維メーカー・東レと共同で生地に外気を遮断する空間をつくって保温性を実現するなど試行錯誤を重ねて高品質な独自商品を生み出したことが消費者に受け入れられた。サラファインはその延長線上にあるのだ。
「繊維メーカーの技術力を借りることで高機能な素材開発を実現できる」。ユニクロの持ち株会社ファーストリテイリング企業広報チームの坂口由紀恵(40)は振り返る。
構造変化の渦中にある繊維業界。新製品の開発は、その流れに80年の歴史を持つ旭化成のベンベルグ糸も加わったことを意味する。(敬称略)
【写真】ユニクロの店舗内に販売される「サラファイン・インナー」。旭化成せんいと東レとの共同開発により製品化された
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