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繊維スレッド

183荷主研究者:2009/10/04(日) 04:00:58

http://www.business-i.jp/news/ind-page/news/200909300020a.nwc
2009/9/30 Fuji Sankei Business i.
新型インフル、クラボウなどマスク素材開発 ウイルス対策繊維、実用化急ぐ

帝人と広瀬製紙が共同開発したマスク用の繊維

 繊維や紙などの素材メーカーが、新型インフルエンザ対策用のマスクに使う新素材の開発を急いでいる。新型インフルの感染が広がる中、予防効果の高いマスクの必要性が高まっているためで、各社が独自に持つ技術やノウハウを結集し、開発にしのぎを削っている。

 クラボウは、広島大学と共同で、綿やポリエステルにインフルエンザウイルスの増殖を抑える成分を含ませた繊維を開発した。年内にも量産を始める計画で、徳島工場(徳島県阿南市)を中心に年100万平方メートルの生産能力を整える。

 広島大学大学院の二川浩樹主任教授が開発したウイルスの増殖を抑える成分を、化学的に結合させることで繊維自体に抗ウイルス機能を持たせたのが特徴だ。表面に抗ウイルス成分を塗りつけただけの従来のマスクと異なり、洗濯しても成分がはがれ落ちず、抗ウイルス機能が低下しないという。

 同社は「洗濯できる特長をいかしてマスクのほか、子供服などでの展開も積極的に行いたい」としている。

 帝人は広瀬製紙(高知県土佐市)と共同で、ウイルスを除去する性能を高めたマスクや空調機器のフィルター用のポリエステル繊維の生地を開発した。

 直径が700ナノメートル(1ナノは10億分の1)と髪の毛の約85分の1ほどの細さの繊維「ナノフロント」を使用。極細の繊維を絡み合わせて空気が生地を通る際に繊維に触れる割合を増やし、雑菌やウイルスを除去する性能を高めた。広瀬製紙と協力して量産技術の確立を急ぐ方針だ。

 製紙会社では、レンゴーも今月、パルプから開発した抗菌・抗ウイルス機能を持つセルロース繊維「セルガイア」に、鳥インフルエンザウイルスの抑制効果があることを確認したと発表している。

 セルガイアを60%配合した生地を鳥インフルエンザウイルスを含む液体に10分間接触させる実験で、ウイルスの増殖を99.9%抑えることに成功した。

 セルガイアはヒトインフルエンザA型ウイルスに対する効果がすでに確認されており、同社では「鳥インフルエンザへの効力も確認されたことで、マスク用素材としての機能性をさらにアピールできる」と期待している。

 学校や医療・福祉施設などで新型インフルエンザの集団感染が相次ぐ中、各社では予防機能を備えた素材の開発にさらに力を入れる考えだ。


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