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繊維スレッド

178荷主研究者:2009/09/22(火) 23:28:00

2007年11月6日 日経産業新聞 19面
ダイワボウポリテック ポリプロ短繊維 1割増産 紙おむつ用など中心 播磨工場に新設備

ダイワボウ子会社のダイワボウポリテック(大阪市、長崎裕美社長)は兵庫県播磨町の工場に約10億円を投じポリプロピレン(PP)短繊維を1割増産する。紙おむつや産業用水処理フィルターの素材として需要が拡大しているためで、年間生産能力を2008年末に2万トンに引き上げる考えだ。

PPはプラスチックの原料でもあるが、短繊維は繊維状に細く引き延ばしたもの。播磨工場で現在年1万8千トンを生産、うち1万2千トンを紙おむつやウエットティッシューなど生活用品向けに、残る6千トンはコンクリートの補強材や水処理フィルターなど産業資材用に出荷している。

08年初めから既存の生産設備を順次更新。肌触りなどの品質向上と低コストを実現できる新設備を導入し、年末には増産体制を整える。増産する2千トンの内訳は1,600トンが生活用品、400トンを産業資材とする。09年3月期の売上高を07年3月期に比べ20億円多い140億円に拡大することを目指す。

PP短繊維は水分を吸いにくく、触ると乾いた感触があるのが特徴。肌に触れる製品に使う際には肌を刺激する接着剤を使わず不織布を作るため、PPの周りをポリエチレンなどの合繊で包んで加熱。周りの合繊を溶かして布を形成する。

播磨の現設備は芯になるPPと合繊の割合を調整することができない。新設備は割合を細かく調整し、生活用品メーカーなどが求める品質やコストの不織布を作りやすくなる。同社の国内シェアは約3割とチッソに次ぐ2位。全体需要が横ばいの中、繊維技術を生かしてさらに拡大を狙う。

■ポリプロピレン短繊維の国内生産状況
2006年度 5万4,000トン
▽チッソ 2万7,000トン
▽ダイワボウポリテック 1万8,000トン
▽宇部日東化成 6,000トン
▽トーア紡 3,000トン


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