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繊維スレッド
173
:
とはずがたり
:2009/08/15(土) 16:05:53
>安い中国製品に対抗するため、西垣さんは大量生産から「多品種少量生産」に方向転換し、企業努力を重ねてきた。国の補助金を受け、高付加価値の独自ブランドの靴下を製造販売している。「国は一時的な補助金制度ではなく抜本的な政策を打ち出してほしい」と話す。
この会社の方向性は高く評価できるが,打ち出して欲しい抜本的な政策ってなんだよ?
争点を追う:09衆院選/3 地場産業 /奈良
◇経済危機と中国製品の荒波 あえぐ零細企業「仕事量10分の1に」
http://mainichi.jp/select/seiji/09shuinsen/area/29/archive/news/2009/08/20090808ddlk29010544000c.html
田畑や住宅が混在する大和高田市の郊外にある靴下メーカーの工場。小学校の体育館規模の建物の中に、最新式の編み機約150台がずらりと並ぶ。これまでほぼ年中フル稼働させてきたが、今年3〜4月の土曜はストップした。経済危機や原油高で国内需要が大幅に減少したためだ。
従業員約40人を抱える西垣和俊社長(51)は「受注が減って初めて機械を止めた。これ以上続くとどうなったか」と振り返る。政府が経済対策の一環として創設した助成金を受け、「5月から秋、冬物が始まったので何とか回復した」。しかし、1〜5月の生産量は昨年同期より25%減少した。
安い中国製品に対抗するため、西垣さんは大量生産から「多品種少量生産」に方向転換し、企業努力を重ねてきた。国の補助金を受け、高付加価値の独自ブランドの靴下を製造販売している。「国は一時的な補助金制度ではなく抜本的な政策を打ち出してほしい」と話す。
◇
メーカーの下請け業者はより厳しい状況に陥っている。同市曽大根の下請け業者で靴下の仕上げ・加工をしている島田正一代表(47)は2代目。「仕事量は最盛期の10分の1になった。今さら他の仕事はできない。親の財産を食いつぶしてやっている」と説明する。
得意先は最盛期で50社あったが、現在は12社に激減した。「今年1〜4月の受注は皆無に近い状況だった。6月後半からやっと仕事が回ってきた」。家内工業でパート従業員を含め12人。仕事が減った分、交代制にした。
靴下だけでは生活できないと、薬品の代理店やビルメンテナンスも兼務する。「中小企業や零細企業を保護する法案を打ち出してほしい。今、皆必死でやっている。もっと先を見据えた政策が必要だ」と訴える。
「景気は底を打った」というが、県内の靴下製造業者らにその実感は薄い。以前にも増して安い中国製品に押され、ある業者は「このままでは廃業者が増えるだけ」と嘆く。全国一の靴下産地も経済危機の波に揺さぶられている。【山本和良】(つづく)
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■ことば
◇地場産業
大和高田市や広陵町を中心に県内の靴下生産量は全国一で、国内の約55%を占める。県靴下工業協同組合の加盟社は184社。経営基盤の弱い中小零細企業が多く、10年前に比べて137社が転業・廃業した。91年ごろから中国の輸入品が増加し、県内の生産量は90年の3億5000万足をピークに年々減少。08年は1億2400万足と、6割以上も落ち込んだ。昨秋以降の景気悪化に伴い、さらに厳しい経営を強いられている。
毎日新聞 2009年8月8日 地方版
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