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繊維スレッド

152とはずがたり:2009/04/22(水) 01:57:01
>>151-152

レナウン:取締役が総退陣 ファンドの解任案に「先手」
http://mainichi.jp/select/biz/news/20090416k0000m020054000c.html

 経営再建中のアパレル大手レナウンは15日、中村実社長(58)ら5人の取締役全員が退陣し、後任社長に経営企画部長の北畑稔氏(47)を昇格させるトップ人事を発表した。中村社長は昨年3月就任したばかりだが、異例の早期退任で相談役に退く。同社は筆頭株主の投資ファンドから4月1日付で取締役3人の解任を求める株主提案を受けており、現経営陣の総退陣と経営トップの若返りで、株主の理解を得る狙いがあると見られる。【大場伸也】

 筆頭株主の「SPICA2号」(東京都港区)はレナウンの発行済み株式の24.87%を保有しており、日本振興銀行会長の木村剛氏のほか、ローン会社「ネオラインキャピタル」の関係者2人を取締役にするよう求めている。

 レナウンが発表した新人事案は、社内から新社長を含む3人を取締役に昇格。社外取締役に産業再生機構執行役員としてカネボウ再建などを手がけた経営コンサルタント・片山龍太郎氏▽ジャケット「VAN」ブランド創始者の故石津謙介氏の長男でデザイナーの石津祥介氏を招く。5月28日予定の株主総会を経て正式決定したい考えだ。

 中村社長は都内で会見し、「しがらみの無い若い経営陣に経営を委ねることが最適と考えた」と説明。ファンド側の取締役派遣提案などの受け入れ拒否を表明し、「世代交代や社外取締役を導入しており、理解いただけると思う」と述べ、ファンド側と協議する考えを示した。

 ただ、ファンド側は今回の人事に対する態度を表明していない。社外取締役を過半数の3人とするよう求めているのに対し、レナウン側は2人にとどめていることなどから、ファンド側が人事案に反対に回る可能性もあり、株主総会で会社提案が承認されるかは流動的な部分もある。

 レナウンは衣料品不況で業績が悪化し、15日発表した09年2月期の連結最終(当期)損益は122億円の赤字(前期は80億円の赤字)で3年連続の赤字決算となった。昨秋以降、傘下の英高級ブランド「アクアスキュータム」の売却や希望退職などを実施し、再建を急いでいる。

 北畑氏は東京都出身で、85年に明大商卒、レナウン入社。主に海外生産や海外事業に携わり、ニューヨーク、香港駐在、レナウンアメリカ社長などを経て今年2月から経営企画部長を務めている。
 ◇ファンド、資金難で苦境

 「もの言う株主」として企業に買収提案や増配要求などを突きつけてきた投資ファンドは、かつての勢いを失っているのが実情だ。金融危機で解約を求める投資家が相次ぎ、ファンドは投資家への支払いのために保有株の売却を進めざるを得なくなったからで、投資戦略の練り直しを迫られている。

 英投資ファンドのザ・チルドレンズ・インベストメント・マスターファンド(TCI)は、昨年1月に電力卸大手のJパワー(電源開発)の株買い増しを政府に届け出て注目を集めたが、政府の買い増し中止命令などを受けて最終的には保有株を売却した。

 また、米系投資ファンドのスティール・パートナーズは江崎グリコの全株を昨年末までに売却。サッポロホールディングスに対する買収提案は今年2月に撤回し、3月の株主総会で経営陣の再任案の否決を目指したが、失敗に終わった。

 ただ、スティールはアデランスホールディングスに対しては5月開催予定の株主総会で取締役の選任提案をしている。資金難で大規模な株買い増しが難しくなる中、業績と株価の回復のため、株主提案で揺さぶりをかける動きは今後も続く可能性はある。【工藤昭久】
毎日新聞 2009年4月15日 20時37分(最終更新 4月16日 0時02分)


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