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繊維スレッド
147
:
荷主研究者
:2009/03/16(月) 01:25:42
http://www.business-i.jp/news/ind-page/news/200901300013a.nwc
クラレ 歯科材料プラント新設延期 高収益分野にも不況の波
2009/1/30 Fuji Sankei Business i.
クラレが、倉敷事業所(岡山県倉敷市)で今年度内の着工を予定していた歯科材料の新プラント建設計画について、半年以上延期する方針を固めたことが29日、分かった。市況に左右されにくく利益率も高いとして、昨年来の景気後退後も同社が注力事業として位置づけていたが、予想を上回る不況に延期を余儀なくされた。
新プラント建設は昨年10月に公表され、クラレ子会社のクラレメディカルが歯の接着充填(じゅうてん)材を製造する計画だった。化成品事業で培った技術をいかし、本物の歯のような質感を実現した接着充填材で、クラレはこの分野で国内4割のトップシェアを誇る。計画では55億円を投じ、同事業所内に現行の年産能力90万セットの設備を廃棄し、11年10月に110万セットに増強した新工場を立ち上げることにしていた。
だが、クラレの伊藤文大社長は「世界不況で計画していた需要増が期待できなくなった」と延期を説明。工場更新にかかわる建材価格の先安感もあり、投資判断の先送りを決断した。
◇
【予報図】
■「医療」主戦場 投資判断カギ
クラレは、歯科材料事業の拡大戦略を描き、売り上げの6割を依存する海外部門も強化しようと昨年はオランダとイタリアに現地法人を設立し、欧州での直販体制を拡充した。昨秋の計画発表は、前年度まで好調だった薄型テレビ向け樹脂フィルムなどの低迷を受けてあらためて医療分野を成長分野に位置づけた戦略でもあり、新工場は海外市場を見据えた中核的な役割を担おうとしていた。
こうした医療分野の拡充による利益体質強化は、クラレにとどまらず、合繊素材メーカーに共通した動きとなっている。
旭化成は、子会社を通じて2010年までに最大で60億円を投じ、欧州に人工腎臓の組立工場を新設する。東欧や中東の新興国市場の成長を見込んだ戦略投資だ。今後も英仏など欧州5カ国程度の現地法人を新設し、販売網の整備を進める。
帝人は、呼吸補助に使う酸素濃縮器で国内6割のシェアを握る。近く、スペインのバルセロナに現地法人を立ち上げ、米国に続いて欧州の市場も切り開くグローバル戦略を加速する。同社の医薬医療事業は、08年度の営業利益全体の半分以上を占める見通しで、不況下での収益の柱として期待が大きい。しかし、帝人の大八木成男社長は「これまで堅調だったが、事業環境は急速に悪化している」とみており、医療を含む全事業の設備投資は原則2年間凍結する方針を明らかにしている。
日系合繊素材メーカーは、衣料用繊維事業などの低迷傾向が続くなか、中長期的にみると海外での医療事業が今後の経営を支える中核事業となる可能性が非常に高い。景気回復の底入れ時期を探りながら、各社は難しい投資の判断を迫られることになりそうだ。(山田泰弘)
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