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繊維スレッド
12
:
荷主研究者
:2003/11/16(日) 04:11
2003年10月1日 日経産業新聞 18面
王子キノクロス 不織布、吸水力3倍に パルプに合成繊維配合
王子製紙の不織布生産子会社、王子キノクロス(静岡県富士市、荒木宏社長)はパルプ繊維にポリエステルなど合成繊維を加えた不織布を開発した。以前から生産するパルプ繊維のみの不織布に比べ、様々な素材の重ね合わせができる。一般的な合成繊維だけの不織布より吸水力が3倍高いのを特徴に、生理用品やおむつなど生活用品向けに売り込む。
開発した「ハイクロス」はパルプ繊維と合成繊維の原料の配合方法を工夫。パルプ繊維で作った不織布の表層と中層に、ポリエステルやポリプロピレンの合成繊維を結合材料に使って付加した。1グラムの重さで約20グラムの水を吸収し、水に浸しても破れにくい。さらに様々な合成繊維を加えることもできるという。
王子キノクロスの富士工場(静岡県富士市)で当面、年間約200トン生産する。需要動向を見ながら1、2年後に生産量を年400-600トンに引き上げることも検討する。
生理用品などに一般的に使われる不織布は合成繊維だけでできているが、同社は吸水力の高いパルプ繊維のみを使った不織布などを製品化してきた。だが、プレス加工する際にフィルムなど他の素材との接着機能が無いため、様々な素材を何層にも重ね合わせる製品には不向きで、用途はおしぼりなどに限定されていた。
合成繊維を加えることで接着機能を持たせ、市場の大きいおむつなどの市場を開拓するほか、花柄模様などのデザインも可能になったという。
2003年3月期の売上高は約90億円。新しい不織布を収益の柱に育て、2年後には同100億円にする計画だ。
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