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繊維スレッド

111荷主研究者:2007/04/15(日) 23:28:21

http://www.hokkoku.co.jp/_keizai/K20070207301.htm
2007年2月7日03時02分更新 北國新聞■北陸の経済ニュース
◎車素材を中核事業に 小松精練 子会社増資で販路開拓 横断チームで商品開発

 小松精練(能美市)はカーシートやエアバックなどの自動車関連素材を強化する。車向け素材を生産する子会社を増資し、海外メーカーへの輸出も視野に販路を拡大する。自動車産業が好調に推移する中、関連素材を非衣料分野の中核事業に育てる計画で、三年後には今年度の倍の六十億円の売上高を目指す。自動車市場を狙う北陸の繊維企業の動きは加速していきそうだ。

 小松精練は、自動車関連事業の強化をグループ全体の特別プロジェクトとして位置づけて展開する。原糸から織り、編み、染色、加工までの一貫体制で素材開発を行う。

 事業の中心となるのは、四年前に住江織物(大阪市)との合弁で設立し、カーシートなどの製造と販売を行っている小松住江テック(白山市)で、資本金を二億円から四億円に倍額増資する。

 増資分の二億円は小松精練が全額出資し、同社の出資比率はこれまでの51%から四分の三以上となる見通し。経営の主導権が強まることで、設備投資や素材開発、販路開拓をより積極的に進めることができる。

 増資に合わせ、社名は「ケイズテック」に変更する。小松住江テックはこれまで、住江織物が持つ販路を通じ、国内自動車メーカーに製品を販売してきた。今後、小松精練は、商社などとの連携を図り、国内だけでなく海外自動車メーカーへの輸出も進める。

 素材開発に向けては、グループ内を横断する専門チームを編成。ケイズテックの基布に、同社の複合薄膜ファブリック加工技術を施し、独自の風合いを持つ「人造皮革」として市場に売り込む。環境に優しい素材の開発や、防汚、撥水、抗アレルゲンなどの機能加工を生かして、カーシートカバーやクッションなど幅広い車関連商品も提案する。

 小松住江テックは、二〇〇六年九月中間決算で売上高が前年同期比で倍近く増え、経常利益も黒字転換。これにより、小松精練の連結決算での自動車関連素材の売り上げも前年同期比74・2%と大きく伸びた。

 北陸の繊維企業では、自動車関連素材が好調に推移しており、強化する動きが目立っている。同社も、独自の高機能素材の市場投入で事業の拡大を狙う。


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