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繊維スレッド

109荷主研究者:2007/03/23(金) 00:23:21

http://www.chunichi.co.jp/00/thk/20070127/ftu_____thk_____000.shtml
2007.01.27 中日新聞
トヨタ、炭素繊維で車体 東レと開発、09年実用化

 トヨタ自動車と東レ(東京)が最新の炭素繊維(カーボンファイバー)複合材を使った自動車ボディーの共同開発を進めていることが26日明らかになった。炭素繊維は耐久性や軽量化に優れた素材で、航空宇宙分野で普及が進んでいるが、自動車に本格採用するのは初めて。トヨタは車の燃費効率や加速性能などの大幅な向上が期待できるとみて、早ければ2009年発売予定の最高級スポーツカーで実用化を目指す。

 炭素繊維の複合材は、米ボーイング社の次期主力旅客機「787」の主翼や胴体部分、ロケットのノズルなどに使われている。自動車分野でも世界最高峰の自動車レース「フォーミュラワン(F1)」の出場マシンや、欧州のスーパーカーなどが部品やボディーなどに採用。トヨタも自社のF1マシンのシャーシなどで採用実績がある。

 ただ、炭素繊維は従来の鋼板に比べて成形技術が難しく、価格も割高なことから、採用は一部の特別な車両に限られ、市販車レベルでの実用化はほとんどなかった。

 トヨタが採用を目指すのは最高級ブランド「レクサス」の新型車「LF−A」(5000cc)で、今年1月に米デトロイトで開催した北米国際自動車ショーで試作車を公開した。トヨタにとって1965年に発売した「2000GT」(2000cc)以来の本格的なスポーツカーになることから、最先端の技術をいち早く取り入れる意向だ。

 東レは炭素繊維の世界トップメーカーで、鉄鋼価格高騰を背景に、航空宇宙以外での販路拡大を模索。最大手トヨタとの共同開発をてこに、自動車分野への本格進出の足がかりにしたい考え。両社は他の車両部品への転用なども検討。量産化による生産コストの削減を通じて、採用車種の拡大を目指す可能性もある。

  【炭素繊維複合材】  炭素繊維と樹脂を焼き固めて作る新素材。鉄に比べて重さは4分の1だが、強度は10倍。さびることもない。燃費を良くするために軽量化が必要な航空機の機体に多用されるほか、建築資材やゴルフクラブ、テニスラケットなどスポーツ用品などにも用途が広がっている。


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