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繊維スレッド

108片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/03/02(金) 21:17:37
系列再編の動き 北陸の繊維企業 合繊メーカーが囲い込み
http://www.hokkoku.co.jp/_keizai/K20070302301.htm

 北陸で、合繊メーカーが系列を超えた産地企業との連携を形成し始めた。帝人は幅広い企業に呼びかけ、製品開発プロジェクトに乗り出した。ライバル東レも脱系列の産地グループを組織し、炭素繊維の用途開発で連携拡大を探る。互いに産地の有力企業を囲い込む狙いもあると見られ、メーカー主導の系列再編につながる可能性も出てきた。
 帝人ファイバーが北陸の企業に参加を呼びかけているのは同社の「産地プロジェクト」。織り、編み、染色加工の各企業と同社が「一対一」で組んで新製品を開発する。三月末までに、企業と研究テーマを選定する。

 同プロジェクトは昨年八月に十五社と衣料、非衣料、環境関連などの三十テーマで開始。販売は帝人側が担い、今年度の売り上げは一億円、〇七年度は十数億円を見込んでおり、同社では「長期的に事業を成長させたい」と技術力のある企業との連携に意欲をみせる。

 一方、東レは既に、系列を問わずに約百社が参加する「東レ合繊クラスター」を組織し、これまでに花粉アレルギーに効果のある素材や、大豆タンパクの素材の開発に成功している。今後は、〇九年に能美市に新設する炭素繊維複合材料の工場を拠点に、炭素繊維の用途開発という新たな分野で地元企業との提携を進める意向を示している。

 旭化成も、独自の織り技術を持つ企業との情報交換を進めており、「量より技術力が問われる時代。力のある企業には機械設備の増強の協力も検討する」(旭化成せんい北陸支社)としている。

 合繊メーカーと産地企業の関係は、委託加工を依頼する従来の形から、素材開発の支援へとシフト。「北陸産地の加工技術を生かせば、日本にしかできないものができる」(長島徹帝人社長)と各社は意欲と技術のある企業との関係づくりに動く。

 こうした合繊メーカーの動きに、産地では「大手メーカーとの協力関係を築けるチャンス」みて、開発力の強化を進める企業も現れ始めた。合繊メーカーと産地企業が”強者連合”を探る動きは今後、加速していきそうだ。


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