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繊維スレッド

104荷主研究者:2007/01/02(火) 11:36:36

http://www.hokkoku.co.jp/_keizai/K20061214001.htm
2006年12月14日 北國新聞
丸紅、北陸から繊維事業撤退 来年3月、支店を閉鎖 70年の歴史に幕

 大手商社の丸紅は、金沢市の繊維北陸支店を来年三月末で閉鎖する。産地の縮小が進む中、繊維事業再編の一環として、北陸からの撤退を決めた。五十社を超える三県の取引先との関係を見直し、一部業務は東京本社、大阪本社に引き継ぐ。約七十年にわたって北陸に拠点を置いていた名門商社の撤退で、産地企業は一層の自立を迫られることになりそうだ。

 丸紅の繊維北陸支店はJR金沢駅前のビル内に事務所を構え、社員は十八人。一九九九年に金沢支店と福井支店の統合に伴って設置され、織物業者や染色加工業者に糸を渡し、仕上がった素材の販売などを手がけている。

 丸紅の繊維部門は、二〇〇六年九月中間期の連結決算で売上総利益が前年同期比1・4%減となり、不採算業務の見直しが進められていた。

 繊維北陸支店と同時に、昨年十月に開設したばかりの同支店福井分室も閉鎖する。丸紅本社は「産地の現状は厳しく、支店の業績も芳しくない。必要な業務は東京、大阪でも継続できる」(繊維総括部)としている。

 北陸の産地関係者によると、北陸の取引先の中には仕事の半分程度が丸紅からの受託加工の企業もあるとされる。繊維北陸支店は「取引を継続するかどうかは、個別に精査する」としている。

 丸紅の北陸の営業拠点は、一九三七(昭和十二)年に福井に初めて開設された。「丸紅は産地でのシェアが小さく、直接的な影響は大きくないが、名門撤退の心理的なインパクトは小さくない」とみる業界関係者もいる。

 「商社縮小」の底流には、厳しい経営環境が続く産地で、生き残った”勝ち組”企業が、自ら製品を開発して販売する「自販」の傾向を強めている事情もあるという。

 北陸に拠点を置く大手商社では、産地での業務内容を見直す動きが広がっている。伊藤忠商事金沢支店、蝶理北陸支店とも、衣料部門に加え、資材部門の強化を進めており、「地元業者をリードして新商品を開発し、業務をスリム化しなければ、拠点を守れない」(商社の地元幹部)との声も出ている。


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