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日本の城郭

72荷主研究者:2010/01/02(土) 16:27:20

http://www.hokkoku.co.jp/subpage/H20100101101.htm
2010年1月1日03時49分 北國新聞
金沢城橋爪門、復元へ 県が新年度から 2014年度までに 玉泉院丸跡も加速

復元整備後の完成イメージ

 藩政期の文献に名が残る金沢城の「三御門」が再びそろい踏みする。石川県は新年度、橋爪門の復元に向けた埋蔵文化財調査に着手する。金沢城公園では市中心部をつなぐ新たな玄関口として玉泉院丸跡の暫定整備も計画されており、現存する石川門、4月中旬に復元が完了する河北門と合わせ、2014年度の北陸新幹線金沢開業を出迎える。

 橋爪門は、藩主が執務し、生活した二の丸御殿の入り口に位置する正門で、1881(明治14)年の火災で焼失した。一の門と二の門、土塀からなる枡形門で、このうち一の門は菱櫓(ひしやぐら)・五十間長屋・橋爪門続櫓とともに01年7月に復元された。

 新年度は二の門と枡形土塀の復元に向け、土塀や門柱の基礎、石垣などの遺構を調べる埋文調査に入る。庁内に有識者や専門家による復元整備専門委員会を設け、写真や古絵図を基に江戸後期の工法、構造に従って忠実に復元する方針だ。工期は4〜5年となる見通し。国重要文化財である石川門の本体改修工事は13年度中の完了を予定している。

 金沢城公園では、三御門の復元整備に合わせて、玉泉院丸跡の埋文調査も進められており、跡地からは庭園の中心となっていた泉水(大きな池)の護岸石垣や出島などの遺構が確認されている。

 県は玉泉院丸跡を石垣や泉水の眺望が楽しめる「もてなし空間」と位置付け、いもり坂口を含め、金沢城公園と市中心部をつなぐエントランスゾーンとして14年度までに整備する。これにより、玉泉院丸跡から金沢城公園に入り、橋爪門や石川門を通って兼六園に至るルートが整備され、同公園を中心とした回遊性がさらに高まることになる。

●金沢城三御門(かなざわじょう・さんごもん) 金沢城の実質的な正門だった河北門と、裏門の石川門、橋爪門の三つを指す。江戸後期の文献には、城内でも格式が高い門と記されており、門内には番所が置かれていたほか、通行の際には衣装や従事者の数など厳格な規則が定められていたとされる。


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