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日本の城郭

45荷主研究者:2007/11/05(月) 23:56:43

http://www.hokkoku.co.jp/_keizai/K20070913301.htm
2007年9月13日04時45分更新 北國新聞■北陸の経済ニュース
◎金沢城跡、史跡指定の準備急げ 世界遺産暫定リストへ「極めて重要」 金沢経済同友会会員懇

 金沢経済同友会の会員懇談会は十二日、金沢市の金沢エクセルホテル東急で開かれ、飛田秀一代表幹事は、「城下町金沢の文化遺産群と文化的景観」の世界遺産暫定リスト入りについて、金沢城跡の史跡指定が「極めて重要なポイント」とし、石川県、県教委に申請準備を急ぐよう求めた。その上で、暫定リスト入りに向け、文化庁に追加資料を出す年末までに、史跡指定への具体的計画を明示すべきだと指摘した。

 「城下町金沢の文化遺産群と文化的景観」については、今年一月の世界遺産暫定リストの追加選定で継続審議となり、石川県、金沢市は十二月二十八日までに追加資料を提出することになる。

 城下町金沢の文化遺産群のうち、金沢市が調査を担当している前田家墓所は来年度、辰巳用水は再来年度と、国の史跡指定を目指す時期が示されており、飛田代表幹事は「コア中のコアである金沢城跡も史跡指定に動かないと、暫定リスト入りはほとんど絶望的だ」と強調した。

 金沢城跡の史跡指定をめぐっては、史跡になれば、時代考証などの観点から櫓(やぐら)などの復元ができなくなるとの見方もあり、県側からは、石垣だけを史跡にすれば良いという声も出ていた。

 飛田代表幹事は「石垣という皮だけを史跡にして、あんこの部分を放っておくのはいかがなものか。史跡になると、復元に支障を来すという誤解があるが、逆に建築基準法の制約がなくなる」と指摘。文化庁は、建造物の復元について、史跡の価値を高め、史実に基づくものであれば認める方向であり、また、時代設定が統一されていなくても良いとの感触であることを紹介した。

 さらに、同代表幹事は「復元された菱(ひし)櫓・五十間長屋・橋爪門続櫓は江戸後期の建造物だが、時代設定を江戸前期・中期に広げれば、江戸後期に存在しなかった、本丸ゾーンの辰巳(たつみ)櫓、戌亥(いぬい)櫓の復元も可能になる。県外の人もあっと驚く。写真や絵図面が残っていれば、県民に夢を与える、いろんなプランを打ち出せる」と述べた。

 また、史跡指定を申請する際の課題として「史跡の範囲」を挙げ、「都市計画法に基づく都市公園である『金沢城公園』の範囲で申請するのが現実的だ」との見解を示した。その場合、県営丸の内駐車場、金沢中央ビルディング、北陸電力金沢中央変電所を移転または撤去する必要があるとした。

 飛田代表幹事は「金沢城跡の史跡指定をしない限り、金沢の世界遺産登録は、夢のまた夢で終わってしまう。金沢経済同友会が火を付けた世界遺産登録運動は重要な段階に差し掛かっており、われわれの要望を聞き、県も動いてほしい」と要請した。

 会員懇談会に先立って開かれた理事会で、山出保金沢市長との意見交換会を九月二十日午後一時から金沢全日空ホテルで、また、谷本正憲知事との意見交換会を十月二十四日午後二時から金沢スカイホテルで開くことを決めた。


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