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日本の城郭

395荷主研究者:2019/03/31(日) 10:18:19

http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20190219/CK2019021902000050.html
2019年2月19日 中日新聞
現天守解体準備9億円超 名古屋市、完成スケジュール維持

 名古屋城天守の木造復元事業で、名古屋市は現天守を解体する準備工事費として九億六千万円を二〇一九年度の当初予算案に盛り込んだ。文化庁から復元事業の許可が得られない中、五月の文化審議会で解体許可を先行して得られなければ二二年末の完成スケジュールの維持が不可能となるだけに、河村たかし市長は新年度を「正念場」と位置付けている。

 現天守の解体には、内堀の中に解体片を仮置きしたりトラックで搬送したりする作業場「構台」を築く必要がある。内堀にすっぽり埋まる寸法で、トラック搬送路として北側の名城公園へ桟橋をかける工事と合わせ、二〇年度までに二十一億円を計上する計画だ。

 文化庁が復元許可に先駆けて解体許可を出すかは前例がないため未知数だが、市は許可が得られ次第、解体の本工事費も予算化する方針。逆に、許可が得られない場合は準備工事費を執行できず、翌年度に繰り越される可能性もある。

 復元天守のバリアフリー問題では、エレベーターに代わる新技術を募る国際コンペ開催費に四千万円、新技術の実証実験の場となる実物大(幅一・八メートル、高さ二十四メートル)の階段の制作費九千万円も計上した。階段は、正門南側の東海農政局に隣接する市管理の広場に設置し、二階建ての建物で覆って市民が上ったり実験を見学したりできるようにする。

 ほかにも天守内部の詳細な設計費に六億九千万円、木材の調達費に十七億一千万円など、計三十五億円を復元事業に充てた。

 北西側の外堀に船を浮かべたり、重要文化財の本丸表二之門を大規模修繕したりするための調査費や、本丸御殿の本来の場所にはめ込んで展示する重文障壁画を増やす費用など、観光施設としての名古屋城の魅力を向上させるための取り組みも予算化した。

 (谷悠己)


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