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日本の城郭

39荷主研究者:2007/04/30(月) 21:38:45

http://www.hokkoku.co.jp/_today/H20070314101.htm
2007年3月14日04時17分更新 北國新聞■石川のニュース
◎金沢城・鶴丸倉庫、国重文目指す 現存の江戸期城郭土蔵で最大 世界遺産へ厚み

国重要文化財指定を目指す鶴丸倉庫=金沢城公園

 金沢城公園内に現存する江戸時代の土蔵「鶴丸(つるまる)倉庫」は、全国で類似する建物が少なく文化財的価値が極めて高いことが、十三日までの石川県教委金沢城研究調査室の調査で分かった。これまで県文化財指定を視野に鶴丸倉庫の準備調査を進めてきたが、最終目標を国重要文化財指定に“格上げ”し、金沢の世界遺産暫定リスト入りへ核となる金沢城の価値を高めていく。県教委は近く、県文化財保護審議会に価値の評価を求める。

 鶴丸倉庫は、県と金沢市が世界遺産候補として提案した「城下町金沢の文化遺産群と文化的景観」で、構成する資産に含まれたが、文化財としての位置付けは「未指定」となっている。

 県教委は準備調査で全国の城郭に現存する江戸時代建造の土蔵をくまなく調べたところ、詳細が不明な一カ所を除くと二条城、大阪(大坂)城、高知城の六棟のみで、いずれも昭和二十年代までに国重文に指定されていることが判明。いずれも平屋建てだが、鶴丸倉庫は二階建てと際立っており、建築面積も三百三十三平方メートルと最大だった。

 城郭土蔵の国重文指定が昭和前半に相次いだ中、鶴丸倉庫だけが取り残された理由について、県教委は「当時は調査研究が不十分で、建造時期も江戸期でなく明治期に旧陸軍が建てたとの説が強かったため」とみられる。

 県教委によると、かつて全国の主要な城郭には数多くの土蔵があったが、天守閣や櫓(やぐら)ほど見栄えがしないこともあり、明治以降には大半が撤去されたとみられる。

 県教委は国重文指定への前段階として、今春の県文化財指定を目指しており、月内にも県文化財保護審議会に指定が適当かどうかを諮問する。金沢城公園内で現在、石川門、三十間長屋が国重文に指定されている。


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