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日本の城郭

323荷主研究者:2015/04/05(日) 20:48:48

http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/20150321/CK2015032102000127.html
2015年3月21日 東京新聞
「滝山城跡」念願の駐車場 八王子、あすオープン

滝山城跡の、本丸と中の丸を隔てた空堀にかかる引橋=八王子市で

 八王子市が国史跡「滝山城跡」近くに整備していた無料の「滝山観光駐車場」(丹木(たんぎ)町三)が二十二日、オープンする。戦国時代の空堀(からぼり)や土塁などが残る城跡は「都立滝山公園」となっており、サクラの名所でもあるが、専用駐車場がないため利用しにくかった。駐車場開設を機に、市と地域住民らは観光PRにも力を入れようと、二十一日には記念イベントを開く。 (村松権主麿)

 滝山城跡はJR八王子駅の北約四キロ。北を多摩川、南を滝山街道(国道411号)にはさまれた丘陵地にある。駐車場は二十九台分で、「丹木町三丁目」交差点角に設けられる。利用時間は午前九時〜午後五時(十一〜二月は午後四時まで)。市は用地取得と整備費約八千万円を計上した。

 現地でガイドや保存活動をしているNPO法人「滝山城跡群・自然と歴史を守る会」理事長の西山富保さん(79)は、駐車場完成について「気兼ねなく来てもらえる。城跡と自然を楽しんでほしい」と歓迎する。

 滝山城は十六世紀半ば、小田原を拠点とする大名・北条氏康の支配下となり、三男の氏照が入城。傾斜が緩やかな南からの攻撃に備え、空堀や土塁、敵を迎え撃つ平たんな「曲輪(くるわ)」などを緻密に配置した。その後、氏照は鉄砲などの攻撃に備えやすい山城の八王子城を築いて移り、一五九〇年に豊臣秀吉により滅ぼされた。

 廃城となった滝山城跡に建物は残っていないが、開発を免れた遺構の保存状態は良好という。市文化財課の新藤康夫学芸員(64)は「実際に歩くと、土塁と空堀が何重にも築かれ、空堀を土橋で分断して敵の侵攻を食い止めたりした工夫がよく分かる。歩いて面白い貴重な城跡」と説明する。

 二十一日は午前十時〜午後零時半、和菓子などが販売され、豚汁と甘酒が振る舞われる。この日の来場者用駐車場は龍源寺(加住(かすみ)町二)。イベント後、守る会が城跡の無料ガイドを行う。


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