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日本の城郭

266荷主研究者:2013/05/12(日) 15:35:27

http://www.chunichi.co.jp/article/mie/20130417/CK2013041702000017.html
2013年4月17日 中日新聞
赤井家住宅を初の一般公開

 伊賀上野城の城下町で今も江戸時代の武家屋敷の面影を残し、国の登録有形文化財に指定されている伊賀市上野忍町(しのびちょう)の赤井家住宅が、大型連休に合わせて初めて一般公開される。所有者の市が、住宅を公共施設に改修するのを機に計画した。

 住宅が位置する市の中心市街地は昔ながらの町並みが残るが、空洞化が指摘され、市は住宅の活用方法を検討した。市によると、国の登録文化財は文化財保護法が適用されるので外観は変えられないが、内装は改修できる。そこで、住民が利用し、観光客も立ち寄れる施設に改修することにした。

 一般公開は無料。二十七、二十八、五月三〜五日の午前十時から午後三時まで実施する。

改修される「赤井家住宅」の母屋=伊賀市上野忍町で

 住宅は千六百五十平方メートルの敷地に母屋、茶室、離れなど八棟(計三百八十二平方メートル)が立つ。樹齢二百〜三百年のクロマツやクロガネモチがそびえる日本庭園もある。このうち国の登録有形文化財は、江戸時代末期に築かれた東、南側の土塀や、明治時代に建てられた母屋、茶室など計五件。三年前に指定された。

 市は一億円余りをかけて耐震化。作品の展示室や、伊賀の情報を発信するスペース、多目的トイレも設ける。ことし中に着工し、二〇一五年中にオープンさせる。入場料は取らず、部屋を一時利用する時に使用料を支払う形式を予定している。

江戸時代末期に築かれた土塀=伊賀市上野忍町で

 市は中心市街地にある城下町の歴史的な建物を積極的に活用。藤堂(とうどう)藩の藩校だった旧崇広堂(すうこうどう)(上野丸之内)や、かつての料亭「栄楽(えいらく)亭」を改修した生涯学習施設・栄楽館(上野相生(あいおい)町)などを住民や観光客に公開している。

 一般公開の問い合わせは市中心市街地推進課=電0595(22)9825=へ。

 (安部伸吾)

 <赤井家住宅> 江戸時代、伊勢の国の一部と、伊賀の国を治めた藤堂(とうどう)家の家臣だった赤井氏が住んでいた。現在の建物は、武家屋敷だった時の間取りを受け継いでいる。国の登録有形文化財に指定された翌年の11年、所有していた元京大助教授の赤井龍男さん(84)=京都府城陽市=が市に建物を贈った。県内には現在、国登録有形文化財が144件ある。


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