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日本の城郭

265荷主研究者:2013/05/12(日) 15:35:06

http://www.chunichi.co.jp/article/nagano/20130412/CK2013041202000007.html
2013年4月12日 中日新聞
松本城内堀の泥、くみ出し培養土に

昨夏、水位が低下し泥が浮き出た松本城内堀。水面に映る姿も汚れでぼやけている=松本市で(松本城管理事務所提供)

 松本市の国宝松本城の内堀の底にたまり、悪臭の原因となっている泥の除去作業に市が本年度、実験的に取り組む。築城時の堀や城の石垣を崩さないようにポンプで泥を吸い上げ、水分を抜いて培養土として活用したい考えだ。市によると、大規模な堀の泥のくみ出しは記録が残る江戸時代後期以来になる。

 江戸城の内堀に当たる千鳥ケ淵(東京)で二〇〇五年から翌年にかけて実施された方法を参考にした。堀の水を全て抜いてから重機で泥をかき出す作業とは異なり、堀にいるコイやハクチョウをはじめ、微生物など生態系に悪影響を及ぼす恐れが少ない。費用が安価なのも利点で、関連費用として千八百万円を本年度一般会計予算に計上している。

 松本城の堀の水は周辺の五カ所の井戸の水を引いている。泥は魚のふんや落ち葉が分解されてたまった物。窒素やリンなどを多く含んでいるため花壇や畑の培養土に適しているが、検査で金属成分などが含まれていれば、セメントの材料にすることも検討している。作業のためのプラントは、観光客の邪魔にならないよう公園の一角に置く。

 本年度の実験成果を踏まえて来年度以降は外堀や総堀の泥のくみ取りに着手する。

 昨夏は降水量が少なかったため堀の水位が低下し、内堀の泥が表面に浮き出て悪臭を放ち、景観上も問題だった。松本城管理事務所の土屋彰司所長は「できるだけ早い時期に実施して、八月のトップシーズンに間に合わせるようにしたい」と話している。

 (佐野公彦)


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