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日本の城郭

255荷主研究者:2013/02/03(日) 13:08:01

http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1301090006/
2013年1月9日 神奈川新聞
小田原城の曲輪から庭園跡発見 北条氏主殿の可能性高まる、整備計画の大幅見直しも

御用米曲輪跡で見つかった庭園の水路跡=小田原城址公園

 小田原市は8日、江戸時代の遺構とされてきた小田原城址(じょうし)公園(同市城内)の「御用米曲輪(ごようまいくるわ)」跡から、戦国・北条時代の庭園遺構が見つかったと発表した。同曲輪跡では昨夏、同時代の主殿級建物跡の一部が出土している。一連の発見で「市内でも先例のない近世、中世の複合遺跡」(市文化財課)に格上げされ、市は整備計画を大幅に見直すことになりそうだ。

 同課によると、庭園遺構は曲輪の南側、天守閣側の斜面を背景に配置されていたとみられる。発掘調査で石組みの水路や池、箱根産などさまざまな種類の庭石が出土。周辺に敷いたとされる多数の玉石もあった。

 一方、曲輪内の北側に数十メートル離れた場所では昨年8月、礎石建物跡が発見され、関係者を驚かせた。

 その後の調査で少なくとも3回建て直された跡が確認され、利用頻度が高い施設だったことが判明。近くで祭祀(さいし)用に使った土器「かわらけ」も千点以上が出土した。

 ただ、現状の建物跡は細長く規模が小さいため、礎石は付帯施設のもの。今回の発見により、この建物に広い庭園が設けられていたことが推察され、3代・北条氏康以降の城主が儀式などに使っていた重要な場所である可能性が高まった。本体の主殿は庭園との中間地点にあったとみて調査範囲を広げる方針。

 この曲輪はこれまで江戸時代の米蔵跡とされ、2010年度から史跡整備に向けた発掘調査が行われている。

 同課は「城の中心を確定する大きな発見が相次いでいる。地層的に積み重なる異なった遺構をどう残し、整備するのか、難しい問題。国指定史跡であり、文化庁の指導を受けながら全容解明のための調査をまずは尽くしたい」と話している。

 市は2月16日、現地で市民見学会を開催、遺構を公開する予定。


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