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日本の城郭

109荷主研究者:2010/05/06(木) 23:47:50

http://www.chunichi.co.jp/article/fukui/20100423/CK2010042302000004.html
2010年4月23日 中日新聞
戦国期のガラス工房 福井・一乗谷朝倉氏遺跡で発掘

上級武家屋敷の一角にあったとみられるガラス工房の遺構(県立一乗谷朝倉氏遺跡資料館提供)

 県立一乗谷朝倉氏遺跡資料館は22日、戦国大名朝倉氏の城下町だった福井市城戸ノ内町の同遺跡から、ガラス工房とみられる遺構や炉跡、原料、ガラス玉などが出土したと発表した。これまで鎌倉時代から江戸初期までは、国内ガラス生産の空白期と考えられていたが、覆る可能性が出てきたという。

 同資料館によると、工房跡が発見されたのは遺跡の玄関部に当たる南端の上級武家屋敷跡の一角。幅9・5メートル、奥行き3・8メートルの遺構からガラス片、原料の鉛や石英、鉱物を高温で溶解する炉が集中的に見つかった。

 昨年度の発掘調査でガラス玉など156点が出土した。ガラス玉は直径2・5〜4・5ミリ、中心に穴があり、色は紺、緑、水色など。奈良文化財研究所に鑑定を依頼し、奈良時代に奈良で作られていた製法と酷似していた。鎌倉時代初期に途絶えたとされていたガラス生産が、戦国期の地方で受け継がれていたことがうかがえる貴重な資料という。

 水野和雄館長は「日本のガラス史を塗り替える発見。装飾品や仏具だったガラス玉を武士が(職人らに)作らせていたのではないか」と推測している。

遺構から見つかったガラス玉やガラスの溶解片=福井市城戸ノ内町で(県立一乗谷朝倉氏遺跡資料館提供)

 同遺跡は朝倉氏が5代約100年間にわたって越前国(福井県の一部)を支配した城下町跡で、国特別史跡に指定されている。

 (原田晃成)


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