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憲法スレッド

457とはずがたり:2007/02/03(土) 12:23:03
電撃結婚かこっそり中絶でしょうねぇ。体面気にする皇室だからできちゃった結婚とかはあり得ないか?
まぁ云ったりやったりしてることはそこらのバカ女レベルでどうしようもないけど,宮内官僚に徹底的に管理されてる動物園の檻の中状態に見える皇室ですが,皇室でも傍系に対しては結構ガードが甘いんですな。

458とはずがたり:2007/02/18(日) 11:49:58

5月3日までの成立に反対
国民投票法案で野党4党
http://kyoto-np.jp/article.php?mid=P2007021500162&genre=A1&area=Z10&mp=

 民主、共産、社民、国民新の野党4党は15日までに、憲法改正手続きを定める国民投票法案について、5月3日の憲法記念日までに成立させる与党方針に反対することで足並みをそろえた。ただ「早期に成立させる必要はない」とする民主、国民新両党と、あくまでも廃案を求める共産、社民両党との基本姿勢の隔たりは大きく、どこまで共闘を維持できるかが今後の焦点となる。

 「予算案の審議が始まったばかり。それより後に来る問題で、今、与党の行動を気に留める必要もない」。民主党の菅直人代表代行は15日の記者会見で、国民投票法案より2007年度予算案の審議を最優先する考えを強調。
 国民新党は民主党と同様、「無理やり結論を出す必要はない」(亀井久興幹事長)と慎重審議を求めているが、共産党は「憲法9条改正と一体で、廃案にすべきだ」(市田忠義書記局長)と強硬姿勢。社民党の福島瑞穂党首も「(単独採決は)自民党の脅しだ。安倍政権に力を貸さないで」と民主党への働きかけを強めている。(共同通信)

459小説吉田学校読者:2007/03/08(木) 06:57:11
本当に精神的ストレスなのか。ちゃんと診てもらったほうがいいのではないか?

皇后さま:腸壁から出血 10日間静養
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/koushitsu/news/20070307k0000m040113000c.html

 宮内庁は6日、皇后さまが10日ほど前から腸壁の出血が数回あり、来月初めまでに10日間の静養期間を設けると発表した。自覚症状はないが、口内炎や鼻出血と粘膜系の炎症があり、昨年と今年の定期検診で表層性胃炎と診断されていることから、精神的な疲れが原因とみられる。
 会見した金沢一郎・皇室医務主管によると、腸壁の出血は潰瘍(かいよう)にはなっていない。粘膜を保護する薬の投与をしている。そのうえで「お心を安め、お体の抵抗力を高めていただくため」に、静養期間を設けるという。
 治療を急ぐ性質の病気ではないため、当面の公務は行う。21〜25日は御所で、29日午後から4月2日までは天皇陛下とともに栃木県の御料牧場で静養する。それ以降の静養については改めて発表する。
 精神的な疲れの原因について、金沢医務主管は、雑誌などによる皇室をめぐる報道が影響している、との考えを示した。

460片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/03/08(木) 11:08:51
清らかな人の次に俗物が来るこの面白さ。

公用車で宗教行事に 宝塚市長
2007/03/07 兵庫・神戸新聞
http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sg/0000262433.shtml

 宝塚市の阪上善秀市長が昨年五月、大阪府茨木市内の宗教法人本部で開かれた行事に出席するため、公用車を使っていたことが分かった。阪上市長はこの宗教の信者といい、「よい話が聞けるからと人に誘われて行った。教養が身に付き、市政の発展にもつながるのだから公務」と説明。これに対し、地方自治の専門家は「政教分離は明確にすべきで、市民に誤解されるような公用車の利用は不適切」と指摘している。

 関係者などによると、阪上市長が出席したのは各地の信者が集う「感謝祭」で、同市長は講話を聞いたり、寺の関係者や信者らにあいさつをしたりして、約四十分間滞在した。宝塚市内からの往復約四十キロは公用車を使い、秘書も同行したという。

 宝塚市は、ハイヤー二台を市内の民間会社と年間約千二百万円で委託契約し、市長、助役の公用車として利用。契約上の利用時間帯は午前八-午後六時だが、昨年四月の阪上市長就任後、毎月六十時間前後の時間外利用があり、市によると、超過料金は年間数百万円に上るという。

 市民グループ見張り番宝塚の兼子忠泰・代表世話人は「信者だからといって特定の宗教の集まりに公用車で行くのは軽率。公務かどうかをチェックできる仕組みが必要だ」と話す。

 感謝祭への出席について、阪上市長は「付き合いで二十近い宗教に入信している。個人的な信仰とは無関係だ」と説明している。

461名無しさん:2007/03/08(木) 21:15:55
>>460
>付き合いで二十近い宗教に入信している

…いくらなんでもこれはひどい。

462今亜寿(やっと本復)@ ◆nlHjMum/8M:2007/03/10(土) 15:11:04
阪上さんの長男の師匠さん(何の?)のブログにそれとなく
突っ込んでみるかな、とか言ってみる>宗教

463やおよろず:2007/04/06(金) 19:52:17
中曽根元首相:「新憲法制定議員同盟」を安倍首相に報告
 中曽根康弘元首相は5日、首相官邸で安倍晋三首相と会い、憲法改正を目指す超党派の「新憲法制定議員同盟」発足と会長就任を報告した。首相は「党総裁として憲法改正を政治スケジュールにのせることを宣言している。国民的理解を深めるために運動を展開してほしい」と期待を示した。

 議員同盟は、1955年の保守合同の核になった自主憲法期成議員同盟が前身で、3月27日に発足した。憲法改正に意欲を示す安倍首相の就任を受け、組織拡充を目指し名称を変更した。会員は自民党を中心に民主党、無所属など現職約150人、元議員約50人。5月3日に東京都内で大会を開く。【野口武則】

毎日新聞 2007年4月5日 19時56分
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/seitou/news/20070406k0000m010069000c.html

464やおよろず:2007/04/07(土) 17:02:13
集団的自衛権の一部容認へ 首相、憲法解釈を見直し
 安倍晋三首相は憲法9条の解釈上、これまで政府が禁じてきた集団的自衛権の行使を一部容認する方向で検討する方針を7日、固めた。政府関係者が明らかにした。米国を狙った弾道ミサイルの迎撃などが対象で、政府が今月中に立ち上げる予定の有識者会議で詳細な議論を進める方針だ。

 有識者会議は塩崎恭久官房長官が事務局長役、柳井俊二前駐米大使が座長を務める。(1)日本のミサイル防衛(MD)で同盟国を狙った弾道ミサイルの撃破(2)公海上で自衛隊艦船と並走する艦船が攻撃された場合の反撃(3)一つの目的で活動する多国籍軍で他国軍が攻撃された場合の反撃(4)国連平和維持活動(PKO)で任務遂行への妨害を排除するための武器使用−の4類型を検討項目とし、秋までに一定の結論を得る見通しだ。

 憲法9条をめぐる内閣法制局の現行解釈では、こうしたミサイル迎撃と艦船共同行動は、自衛のための必要最小限度を超えた集団的自衛権の行使に当たるとして禁止されてきた。

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/20070407/20070407_005.shtml

465やおよろず:2007/04/07(土) 17:06:27
安保会議法案を閣議決定 今国会成立は困難
 政府は6日午前の閣議で、日本版「国家安全保障会議」(NSC)設立のための安全保障会議設置法改正案などを決定した。同日中に国会へ提出する。

 与党は安全保障関連でイラク復興支援特別措置法の2年延長や米軍再編推進法案を優先処理する方針のため、NSC関連の審議開始は「5月のゴールデンウイーク明けになる」(政府筋)見込みで、今国会での成立は困難な情勢だ。

 現行の安全保障会議のメンバーは首相と8閣僚だが、改正案はNSCのメンバーを首相と官房長官、外相、防衛相に限定。国家安全保障問題担当の首相補佐官も会議に参加し、国家安全保障に関する外交・防衛政策の基本方針や重要事項について、首相の諮問に応じ審議するとしている。

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/20070406/20070406_005.shtml

466やおよろず:2007/04/20(金) 07:33:24
最低投票率めぐり意見対立 投票法案、24日に公聴会

http://www.chunichi.co.jp/s/article/2007041901000618.html

 参院憲法調査特別委員会は19日、憲法改正手続きを定める与党提出の国民投票法案を審議した。野党側から一定の投票率に達しない場合は投票を無効とする最低投票率の規定を盛り込むべきではないかとの意見が相次いだが、与党側は導入に否定的な考えを重ねて示した。

 審議後の理事懇談会では、23日に参考人質疑、24日には仙台、名古屋両市で地方公聴会を開くことで一致。野党側はさらに全国数カ所で公聴会を実施するなど慎重に審議を求めた。

 19日の審議では、共産党の仁比聡平氏が「わずかな有権者の賛成だけで憲法改正が実現されていいのか」と批判。

 法案提出者の保岡興治元法相は、憲法96条が改正の承認には国民投票の「過半数を必要とする」としていることを挙げ、「憲法に明文がなく、総合的に判断して(最低投票率を)制度化しなかった。専門性の高いテーマでは(投票率が低くなる可能性があり、規定があると)改正の機会がなくなってしまう」と説明。


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 来ないやつは、全権委任、発言権はない。

467片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/04/24(火) 22:59:50
少しは思慮深く振る舞えよ。中高生じゃないんだから。言い方というものがあるでしょうが。

首相、在任中の改憲に決意 自民集会「GHQは素人」
http://www.chugoku-np.co.jp/NewsPack/CN2007042401000723_Politics.html

 自民党は24日、日本国憲法が施行されてから5月3日で60周年になるのを前に「新憲法制定推進の集い」を都内で開いた。安倍晋三首相(党総裁)は「総裁として憲法改正を約束した以上は必ず政治スケジュールにしていく」と述べ、在任中の改憲実現への決意を表明した。

 同時に「占領時代につくられた現行憲法を起草したのは、憲法に素人のGHQ(連合国軍総司令部)の人たちだった。基本法である以上、成立過程にこだわらざるを得ない」と強調。「制定から長い年月がたち、時代に合わないものもある。21世紀にふさわしいものにしていかねばならない」と述べた。

 集会は、憲法改正手続きを定める国民投票法案の今国会での成立が確実になったことを踏まえ、改憲実現を掲げる「安倍カラー」を印象付けるのが狙い。首相は7月の参院選で憲法改正を争点化したい意向を表明しており、国民的議論を盛り上げたい思惑もある。

468やおよろず:2007/04/24(火) 23:34:55
>>467

憲法の話

 「占領中の準軍政期に」「占領軍によって起草され」「厳しい言論弾圧の中」「日本弱体化路線の一環で」作られた憲法である。
  米軍が弾圧により制定させた「平和憲法」という辺が、決定的に重要。
 こういう前提に立って、憲法を論じなければならない。
 錯誤による憲法議論をしていては、どうしようもない。
 憲法の存在が、日本の政治状況を、どうしようもないものにしている。
 錯誤なき憲法議論を期待したいものである。

政局の話

 民主党の攻めは、左からのみ。
 よって、安倍自民党に左によってこられると、民主党は相当に困る。
 安倍批判のためには、当初よりも左に戦線を引かなくてはならない。
 すると、これはもう社会党のレベルにまで達してしまう。
 したがって、これにより、民主党内の混乱が深くなる。

 逆に、GHQを批判し、吉田保守をも飛び越えて議論をすると、民主党が戦線を上げ、吉田保守の領域に戦線を設定できる。
 すると、党内がまとまり、最右派であってもギリギリ妥協できるラインとなる。
 逆に、自民党内の吉田保守側の人間からの批判が厳しくなる。
 また、創価学会において、会員レベルのサボタージュを引き起こす要因ともなりかねない。
 なにせ、創価学会にとって、GHQは解放軍。「政府の弾圧にも負けずに、平和を説いた」ことになっている。 

 よって、参院選前に、総裁が発言することが自民党にとって何らのプラスにはならない。

469小説吉田学校読者:2007/04/26(木) 20:10:04
個人的には、4月29日はみどりの日のままにして、昭和の日は8月15日(当然、非休日。むしろ勤労や努力にいそしむ日)にすべきだと思う。

<昭和の日>29日、各地で催し 町おこし、施設開館も
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070426-00000021-mai-soci

 昭和天皇の誕生日にあたる29日は今年から「みどりの日」に代わり、「昭和の日」になった。全国各地で記念イベントが行われるが、昭和生まれの日本人が1億人を切った中、29日の迎え方はさまざまのようだ。【大漉実知朗、野島康祐】
 周防灘に面した大分県豊後高田市。市中心部のにぎわいを取り戻そうと01年から、昭和30年代の商店街を復活する「昭和の町」整備が進む。「昭和の日」制定を記念し、29日には町内4番目のテーマ施設「夢町三丁目館」がオープン。当時の町並みや小学校の教室を館内に再現した。昭和レトロをモチーフにした映画「地下鉄に乗って」の無料上映会も開かれる。
 昭和レトロ風の商店や看板が林立する商店街には、昔懐かしさに全国から年間30万人の観光客が訪れる。市の担当者は「『昭和の日』は、我が町のために制定されたようなもの」と意気揚々だ。
 日本遺族会の「昭和館」(東京都千代田区)は28日から3日間、昭和天皇の足跡を紹介する新聞記事や昭和の著名人のニュース映画を上映する。石川県立歴史博物館(金沢市)も電化製品やヒット曲のレコードなど、1000点以上を集めた特別展を21日から始めた。
 一方、東京都青梅市の地元商店街が運営する「昭和レトロ商品博物館」は28日から特別展「台本にない青梅の昭和史」を開く。米国から贈られた「青い目の人形」や、終戦直前に墜落した旧日本軍の爆撃機「飛龍」のエンジンなど、戦争の時代の「証拠品」が並ぶ。横川秀利館長(71)は「ただ、懐かしむだけの企画にしたくなかった。日本の将来を考える日にしていただければ」と話す。
 「昭和の日」を制定した改正祝日法ではこの日を「激動の日々を経て、復興を遂げた昭和の時代を顧み、国の将来に思いをいたす」と規定する。議員立法だった法案は00年と02年の2度提出、衆院解散で廃案になったものの、05年5月の国会で自民、公明、民主などの賛成多数で可決した。共産、社民は「復古的立場でのノスタルジーに過ぎない」などと反対した。
 制定を目指してきたNPO「『昭和の日』ネットワーク」も29日、昭和天皇が眠る武蔵野陵(東京都八王子市)に近い陵南公園で記念イベントを開く。歌手の北島三郎さんの君が代斉唱や、地元幼稚園児による歌の披露、昭和の世相を写した写真の展示会などを行う。ネットワークの相澤宏明副理事長(60)は「戦中、戦後を振り返り、昭和を祝うのは、この日が一番ふさわしい」と話す。
 一方、制定反対を主張する市民団体は29日、「政府や国会の暴挙を許してはならない」と都内でデモ行進を予定する。
 若者には浸透しているのだろうか。東京・渋谷で若者に話を聞いたが、制定の経緯は知らなかった。ある女子高2年生(16)は「『昭和の日』といわれてもピンとこない。親からも学校からも聞いてないし」と首をかしげた。見た目や言動が古臭い人を「昭和っぽい」と表現する若者言葉もはやっている。
 現代史家の秦郁彦さん(74)は「昭和をしのぶ日といっても、戦争の苦い記憶を持ち続けている人もいる。国民全員が歓迎しているとは思えず、バランスを欠く。記念するのは昭和天皇なのか、それとも昭和の時代に生きた人たちなのか、もはっきりしない」と話す。

470やおよろず:2007/05/03(木) 20:54:01
議論活発化の中、憲法60年
市民団体、各地で集会

http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2007050300087&genre=C4&area=Z10

 憲法改正へ向けた動きが活発化する中、日本国憲法が3日、施行60年を迎えた。多くの犠牲者を出した太平洋戦争を教訓に誓った国民主権と基本的人権の尊重、戦争放棄。だが朝日新聞阪神支局が20年前のこの日、襲撃され、今年は選挙期間中に長崎市長が射殺されるなど、憲法の理念があらためて問われている。

 改憲手続きを定めた国民投票法案の成立が迫り、護憲派、改憲派は人権、防衛問題など国のあるべき姿を求めて各地で集会を開いた。

 護憲派の市民団体が東京・日比谷公会堂で合同で開いた「5・3憲法集会」には約7000人が参加。中央大の植野妙実子教授は「9条は二度と戦争をしない決意を世界に広める考えで作られた。一層広めるのがわれわれの使命だ」と訴えた。

 一方、改憲派の国会議員らは東京・平河町で「新しい憲法をつくる国民大会」を開催。中曽根康弘元首相は「解釈で逃げてきたため、憲法は品の悪いインチキ憲法になっている」とし「国民投票法が成立すれば憲法は皆さんのものになる」と改憲ムードを歓迎した。(共同通信)

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>>今年は選挙期間中に長崎市長が射殺されるなど

 悪いのは何でも改憲派のせい

471やおよろず:2007/05/03(木) 21:07:06
改憲賛成48% 憲法施行60年・本社県民アンケート

http://www.kitanippon.co.jp/contents/knpnews/20070503/4531.html

 日本国憲法は三日、施行六十年を迎えた。これに合わせて北日本新聞社が実施した県民二百人を対象にしたアンケート調査で、憲法改正に賛成の割合が半数近い計48パーセントを占め、反対の27パーセントを上回った。一方で、戦争放棄と戦力不保持を規定した九条については改正を「不要」とする回答が「必要」をわずかに上回った。改憲手続きを定める国民投票法案の今月中の成立が確実になるなど改憲論議が高まる中、憲法改正には賛成だが、九条改正には慎重な県民が多いことが分かった。

 憲法改正に賛成の理由は「時代に合わない規定があるから」が47パーセントと最も多く、次いで「九条の理念と国際情勢などの現実にずれがあるから」が18パーセントだった。環境権やプライバシー権など「新しい権利を盛り込むべき」は12パーセント。「米国に押し付けられた憲法だから」という自主憲法制定論につながる回答は10パーセントにとどまった。改正に反対の理由は「世界に誇れる平和憲法だから」が48パーセント、「改正すると戦争に巻き込まれる恐れがある」が29パーセントだった。

 九条に限った改正への賛否は「改正は必要」が35パーセント、「不要」は38パーセント。改正を要する理由は「自衛隊の位置付けを明確にする必要がある」が41パーセントで最も多かった。「核保有などで北朝鮮の脅威が増している」が23パーセント、「テロの脅威が増している」が10パーセントあり、国際情勢の変化が九条に対する意識に影響していることもうかがえる。「九条の拡大解釈を防ぐため」は16パーセントだった。

 国民投票法案が成立見通しだが、憲法改正を問うスケジュールについては「じっくり論議すべき」が60パーセントに上り、「急ぐべき」と「やや急ぐべき」を合わせた24パーセントを大きく上回った。

472やおよろず:2007/05/03(木) 21:08:26
公明は10年に「加憲」案

http://www.niigata-nippo.co.jp/world/index.asp?cateNo=3&id=2007050301000316

 公明党の太田昭宏代表は3日、さいたま市内で街頭演説し、公明党の憲法改正案である「加憲」案を、国民投票法成立で衆参両院に設置される憲法審査会の改憲案審査などが可能になるとみられる2010年秋までにまとめる考えを表明した。同党が独自の憲法改正案取りまとめ時期を明らかにしたのは初めて。
 太田氏は「(改憲案審査が凍結される)3年間の貴重な国会での論議の中で、案をまとめたらどうかと党憲法調査会に言っている」と強調、加憲の中心は環境やプライバシー、自衛隊関連などになるとの見方を示した。
 また、米国やフランスでは条文を加える形式での憲法改正が多かったことを挙げ「足らざるところを加えていくことは極めて具体的で現実的だ」と指摘した。

473やおよろず:2007/05/04(金) 19:41:10
与野党幹部、首相の改憲姿勢に注文

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20070503ia21.htm

 安倍首相が在任中の憲法改正に意欲を示していることについて、3日のNHKの憲法討論番組で与野党の幹部から注文が相次いだ。

 自民党の舛添要一参院政審会長は「首相の方針だから、党として、そういう方向を目指す」と述べた。一方で、「首相が憲法を前面に出したことのマイナス面が出ている。(民主党との協調態勢が崩れ)政治のやり方として上手なやり方ではない」と指摘した。

 公明党の赤松正雄憲法調査会座長は「首相は発言に気をつけてほしい。連立(政権)を組んでいても、はらはらする。自民党と民主党が憲法の全面改正で一致するのを恐れていたが、今の状況はほっとしている」と皮肉を込めて語った。

 野党側は、民主党の枝野幸男憲法調査会長が「安倍内閣でとか、安倍色でと言うこと自体、憲法が分かっていない。そういう人たちと憲法改正の議論はできない」と厳しく批判した。

 共産、社民、国民新の3党も「行政の長である首相が憲法改正をやると言うものではない」(国民新党の亀井久興幹事長)などと同調した。

(2007年5月3日22時36分 読売新聞)

474やおよろず:2007/05/04(金) 19:49:58
憲法60年、「護憲」「改憲」思いさまざま
護憲派、集会でアピールも

http://www.sannichi.co.jp/local/news/2007/05/04/4.html

施行六十年を迎えた憲法記念日の三日、山梨県内では憲法を考えるイベントが開かれるなど、改憲が現実味を帯びる中、議論が高まってきた。護憲派が開いた集会では、戦争放棄をうたった九条堅持や改憲手続きを定めた国民投票法案の問題点をアピール。一方、「現憲法は古く、時代に合っていない」と改憲を支持する県民の声も上がっている。
 護憲派の「戦争はいや!!実行委員会」が甲府・県農業共済会館で開いた「5・3憲法9条まつり」には約百五十人が参加。「九条は日本の宝」などと改憲反対をアピールした。
 九条堅守を訴えるミュージカルや寸劇もあり、憲法に関心を持ってもらおうと工夫を凝らした。
 甲府・県青少年センターで開かれた「5・3山梨護憲の集い」(同実行委主催)では、約七十五人が「平和憲法を守り抜こう」などとするアピール文を採択し、護憲への決意を新たにした。
 「古い憲法を踏襲するよりも時代に合わせて改正すべきだ」と話すのは南部町福士の自営業佐野みさをさん(66)。「家族や客と話し合うほど身近な問題になっている」という。ただ、九条改正については「昔のように戦争に肯定的な国になってしまう」と反対の姿勢だ。
 富士河口湖町船津の会社員男性(45)は九条改正にも賛成の立場。「日本は自衛隊という実質的な軍隊を保持している。なくすことは現実的に不可能だから、憲法を変えるのは当然。これまでのように九条を拡大解釈してやり過ごすにはもはや無理がある」と改憲を支持する。

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 法律の範囲内で活動するのは勝手だが、子供を動員するのは止めろ。

475やおよろず:2007/05/04(金) 19:56:20
憲法60年 各地で集会 勢いづく改憲派、護憲派に危機感(05/04 07:54)

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/24050.html

 日本国憲法の施行六十周年に当たる憲法記念日の三日、改憲、護憲両派の国会議員は東京都内で開かれた集会で、それぞれの主張を展開した。改憲派が、憲法改正を掲げる安倍晋三首相の登場や、改正手続きを定めた国民投票法案が成立の見通しとなったことに勢いづいているのに対し、危機感を強める護憲派は首相の政治姿勢を「平和を壊す暴走」などと糾弾した。

 改憲派は、超党派でつくる新憲法制定議員同盟などが「新しい憲法をつくる国民大会」を開いた。議員同盟会長の中曽根康弘元首相は、改憲発議に衆参両院で三分の二以上の賛成が必要なことから「大連立、政界再編も必要かもしれない」との認識を表明した。

 大会では主催者が日本の歴史や伝統、文化などを盛り込んだ新憲法の前文案を公表。安倍首相は「憲法改正を政治スケジュールに必ず乗せていく決意だ」とする自民党総裁としての祝電を寄せた。

 一方、護憲派が開いた「5・3憲法集会」では、共産党の志位和夫委員長が「アメリカの要求に屈従し参戦するため憲法九条を売り渡すのは最大の売国政治」と、日米同盟を機軸に据える安倍政権を批判。社民党の福島瑞穂党首も「憲法九条(改正)だけではなく、自民党がつくろうとしているのは、国家が主人公で、国民を人間扱いしない政治だ」と改憲勢力との対決姿勢をあらわにした。

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>>共産党の志位和夫委員長が「アメリカの要求に屈従し参戦するため憲法九条を売り渡すのは最大の売国政治」と、日米同盟を機軸に据える安倍政権を批判。

 一見、民族右派にも響くような内容になっているが、「アメリカの要求」を言い出すと憲法自体が(略)

476小説吉田学校読者:2007/05/16(水) 06:55:12
皇室関連はこのスレでよろしいでしょうか?ということで、ちょっといい話。
ちなみに、朝ズバで平沢勝栄は、「もし透明人間になれたら、女房の電話を脇で聞いてみたい」と言っていました。やはり骨の髄まで警察官僚だなあと思いましたが、皇后陛下、「ローマの休日」願望吐露。

天皇、皇后両陛下:欧州5カ国訪問を前に会見
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/koushitsu/news/20070515k0000m040169000c.html

 天皇、皇后両陛下は14日、21日からの欧州5カ国訪問を前に皇居・宮殿で記者会見した。初めて訪れるバルト3国について、天皇陛下は「(ソ連から独立した)それぞれの国の苦難の歴史に思いをいたし、相互理解と友好関係の増進に尽くしたい」と抱負を語った。
 会見で、在日外国報道協会が「ご身分を隠して一日を過ごせるなら、どちらに出かけて何をされたいですか」と質問した。皇后さまは「身分を隠すのではないですが」と前置きしたうえで、「隠れ蓑(みの)で透明人間のようになれたら、(東京の)神田や神保町の古本屋に行き、時間をかけて本の立ち読みをしてみたい」と笑顔で語った。
 皇后さまは身分を隠すということについて、「意外と想像がわきません」と話し、以前に交通規制で迷惑がかかるのを気にして美術館の鑑賞をあきらめた経験から、隠れ蓑の話題に触れ、「(警護を担当する)皇宮警察や警視庁の人たちが少し心配するかもしれませんが」とほほ笑んだ。【

477片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/16(水) 18:03:10
この「量的概念」ってのは、総理大臣が自分の解釈として喋っちゃってるけど、これまでの解釈と整合してるんだろうか? 「リョウテキガイネン」って魔法の言葉じゃないんだが・・・、誰も何も言わない気配なのも面白いなー。

集団的自衛権 解釈変更に反対
http://www3.nhk.or.jp/news/2007/05/16/k20070516000109.html

公明党の北側幹事長は記者会見で、集団的自衛権の行使は許されないとする憲法解釈は変更すべきでないという考えをあらためて示しました。
集団的自衛権の行使について、政府は、憲法9条で許されている自衛のための必要最小限度の武器使用の範囲を超えるものだとして、憲法上、許されないと解釈していますが、安倍総理大臣は、政府解釈でいう「必要最小限度」は「量的な概念だと認識している」と述べ、集団的自衛権の行使が必要最小限度の武器の使用の範囲内に入る場合もありうるという認識を示しています。これに関連して、北側幹事長は、記者会見で「自衛隊の国際貢献など具体的なケースに応じて論議し、積み重ねてきた見解を大切にすべきだ。今、解釈を変更する必要性はまったくないと思っている」と述べ、集団的自衛権の行使は許されないとする、政府の憲法解釈は変更すべきではないという考えをあらためて示しました。また、北側氏は、参議院選挙のマニフェスト・政権公約について、11月に大型連休を作る構想を盛り込みたいという考えを示しました。

478とはずがたり:2007/05/21(月) 18:25:58
社民と新社会のそろい踏みだ。共産党が居ないのは社民系の集会だからであろうが,新社会と社民はそろそろ一緒になってもええんちゃうの?
栗原女史か岡崎女史辺りを社民の比例に擁立すれば?新党結党しても良いかも。社民+新社会+沖縄社大=新社会民衆党でどや?w

憲法9条改正阻止へ 護憲派で結集を
社民・又市幹事長、大津で講演
http://kyoto-np.jp/article.php?mid=P2007052000107&genre=A1&area=S00&mp=

 憲法施行60周年を記念した集会が20日、大津市内であり、憲法改正手続きを定めた国民投票法の成立を受け、社民党幹事長の又市征治参院議員が「憲法9条の改正阻止に向け、護憲派で結集することが大切」と講演した。

 社民党滋賀県連と、7月の参院選で憲法擁護の候補者を支援する「9条ネット滋賀」が開き、市民約100人が集まった。

 又市幹事長は自民、公明両党が提出し、参院本会議で可決された国民投票法について「狙いは9条改正にある」とし、「憲法は国民が政治権力を縛るためにある。何を守るべきかをしっかり考え、護憲で結集しなければならない」と訴えた。
 新社会党の栗原君子委員長も講演し「日米一体となった軍事強化が進む中、9条を変えようという動きが出ている。改憲ではなく、攻めて行かない、攻められない国際関係に尽きる」と話した。

479とはずがたり:2007/08/01(水) 21:19:27
護憲派とは何と志の低い事か。自分の望ましい憲法を作る主張しろよなぁ。。9条固執は俺も賛成なんだし。

「憲法審査会設置に反対」 社民党首、民主をけん制
http://www.asahi.com/politics/update/0801/TKY200708010370.html
2007年08月01日19時45分

 社民党の福島党首は1日の会見で、国民投票法の成立により秋の臨時国会から衆参両院に設置される憲法審査会について「参院選で安倍首相は不信任となり、安倍首相がやりたがっていた憲法改悪など国民は望んでいない。憲法審査会を設けて憲法改正案作りをするべきではない」と述べ、憲法審査会の設置に反対する考えを示した。

 福島氏は参院第1党となった民主党との共闘については「民主党だけでは参議院で過半数にならず、他の野党がいて初めて過半数だ。民主党が憲法改悪へかじを切ることがあれば、野党共闘は難しくなる。憲法改悪につながることをしないことが野党共闘の前提だ」と、民主党にも設置に反対するよう求めていく考えを示した。

480:2007/08/01(水) 23:06:57
>>479
他党の国会議員や、有権者の良識をもう少し信頼してほしいですね。
あまりにケツの穴が小さすぎます。

「9条改正反対は55% 集団的自衛権行使も否定的」
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2007080101000577.html
2007年8月1日17時41分

481名無しさん:2007/08/01(水) 23:07:08
党首着任前の大昔の民法改正試案とか見てると弁護士だから当たり前なんだが、立案能力有りそげだし、いざ懐剣一触となったら具体的&画期的(せめて「らしい」げ)な新条文を期待。>みずほ

482名無しさん:2007/08/01(水) 23:26:10
護憲派という城に篭っていたらゆくゆくはそのまんま落城するだけ。。
そもそも、昔の社会党サハは、五間なんてぇのは過渡期の方便で、それんベタ寄りの社会主義憲法への懐剣派だったじゃなかったけ?

483とはずがたり:2007/08/02(木) 21:42:13

辻元氏「憲法9条生かせ」
全国の革新議員、京田辺で勉強会
http://kyoto-np.jp/article.php?mid=P2007080200170&genre=A2&area=K20

 革新無所属の立場で活動する地方議員の勉強会「全国革新議員会議2007in京都」が2日、京都府京田辺市多々羅の京都厚生年金休暇センター「ウェルサンピア京都」で始まった。

 同会議が30年ほど前から毎年、各地で開いている。今年は亀岡市、京田辺市、木津川市の計4市議のほか、東京、埼玉、愛知、大阪などから現職、元職ら約20人が出席した。

 この日は、辻元清美衆院議員の講演などを行った。辻元議員は、国会内での改憲論議を紹介し「参院選で護憲勢力が議席を減らしたからといって、安倍首相の路線が支持されたことにはならない」と話した。その上で「調停仲介外交や軍縮でイニシアチブをとるなど、日本が紛争解決のため憲法9条を生かしてやれることはある」と強調した。
 会議はこのあと、旧加茂町のフェロシルト投棄問題とその対応など、参加議員が活動報告をした。3日は、少年裁判制度や裁判員制度についての勉強会を開き、最終日の4日は、関西学研都市の精華町にある国立国会図書館関西館の見学などを行う。

484とはずがたり:2007/08/03(金) 17:16:35
>>479-482
転載しときます。
9条護憲は現状では民意であるように思いますね。ただこれは国民の感覚的な意見であり,憲法議論が深まることによって改憲派が増えてしまう事を護憲党派は恐れているような気がします。詰まりは自分らの主張に自信が無く逃げている様な印象すらあります。
個人的には国権としての交戦権を否定し戦力の保持も抛棄した日本国憲法の理念は,控えめにいって或る種の見識であり,大袈裟に表現すれば世界の恒久的平和への理想条項であると思うので世界遺産的に保存する価値があると思ってるのですけど(大袈裟過ぎかw),改憲論議の中で9条の積極的な意義付け・再評価が行えるなら引き続き護ってけばいいし,世界への軍事貢献も必要だねとなれば改正するにやぶさかでないと思ってます。

9条改正反対は55% 集団的自衛権行使も否定的
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2007080101000577.html
2007年8月1日 17時41分

 共同通信社は1日、第21回参院選の公示前に行った全候補者アンケートから当選者を抽出し、政策課題に関する意識を分析した。

 任期中に国民投票法が施行される憲法改正問題では、何らかの改正を支持する「改憲容認派」が64・6%に上ったが、9条改正に限ると55・7%が反対していることが分かった。集団的自衛権行使に関しても48・7%が憲法改正だけでなく、解釈見直しも否定し、「一切認めるべきではない」と答えた。

 自民党は参院選公約に2010年の憲法改正発議を掲げた。しかし発議には衆参両院で3分の2以上の賛成が必要で、今回の参院選惨敗により、自民党の目指す9条を含む改正は一層厳しい状況となってきた。

 政党別では、民主党は「9条以外の部分的改正に賛成」「改正反対」が計68・5%。これに対し自民党は「全面改正」「9条含む部分的改正」が計68・8%と対照的な結果となった。

 集団的自衛権の行使については、自民党が憲法改正または憲法解釈見直しによる容認派が計78・1%に達したが、公明党は逆に当選者全員が「一切認めるべきではない」と答え、自公の見解の違いが明確になった。
(共同)

485:2007/08/08(水) 04:27:38
憲法問題に関しては、もはや安倍内閣は相手にせず、で足並みを揃えたましたか。国民も関心なさそうだしなぁ。

衆参「憲法審査会」の立ち上げ先送り 民主が反対
http://www.asahi.com/politics/update/0807/TKY200708070395.html
2007年08月07日20時03分

国民投票法に基づいて7日に衆参両院に新設された「憲法審査会」の実質的な立ち上げが、次期国会以降に先送りされることになった。定数や議決要件を定める「審査会規程」の制定に、野党側が応じないため。自民党の参院選公約に「平成22(2010)年の国会において憲法改正案の発議をめざす」と記し、改憲に道筋をつけたい安倍首相にとって、スタートからつまずく形となった。

国民投票法では、調査に限定されていた「憲法調査会」に代わり、今国会から改憲案を提出・審議できる審査会の設置を規定。与党はこれまで(1)定数50人(2)出席委員の過半数で議決(3)公聴会の開催義務化――などを盛り込んだ規程案を作成し、野党側に提示している。

これに対し民主党は、国民投票法が成立した先の通常国会で与党が強引な国会運営をしたことなどを理由に、今国会では規程の制定に応じない方針を与党側に伝達。社民党の福島党首も1日の会見で「安倍首相がやりたがっていた憲法改悪など国民は望んでいない」と反対を表明している。

自民党幹部は「波乱が予想される国会を控え、憲法でごり押しするのは得策ではない」としており、今国会での立ち上げは断念する方針だ。
(朝日)

486とはずがたり:2007/08/08(水) 13:24:01
大躍進した民主候補に対して社民が推薦・支持を出す際に護憲を大前提としたのが効いているのかな。

参院「改憲派」、3分の2を割る 3年後の発議に壁
http://www.asahi.com/politics/update/0806/TKY200708060367.html
2007年08月07日09時56分

 7日召集の臨時国会に登院する参院選の当選者のうち憲法改正に賛成なのは48%と半数を割っていることが、朝日新聞社と東京大学の共同調査で明らかになった。非改選を合わせた新勢力でも53%。政治家の意識を調べるこうした共同調査は03年の衆院選以降、国政選挙のたびに実施してきたが、改憲賛成派が憲法改正の発議に必要な3分の2を割り込んだのは初めて。また、最大の焦点である9条改正については当選者の26%が賛成で、反対は54%。新勢力全体でも賛成31%、反対50%だった。

両院の議員は憲法改正賛成?反対?

 憲法改正の発議には憲法96条の規定で、衆参各院で3分の2以上の賛成が必要。5月に成立した国民投票法では、施行までの3年間は改憲原案の提出・審議ができないが、新議員は6年の任期の間に、憲政史上で初めて憲法改正の発議にかかわる可能性がある。

 安倍首相は参院選の惨敗後も記者会見で引き続き改憲に意欲を見せている。しかし、自民党内からも「優先順位を取り違えている。それどころではないというのが民意だ」(三役経験者)といった声が上がっている。世論をめぐるこうした受け止めに加え、新議員の政治意識をみる限り、首相が目指す2010年の憲法改正発議への道のりは険しそうだ。

 今回の当選者では、憲法を「改正すべきだ」と「どちらかと言えば改正すべきだ」を合わせた改憲賛成派は48%。「改正すべきではない」「どちらかと言えば改正すべきではない」の改憲反対派は31%だった。

 政党別では改憲賛成派は自民(91%)、公明(67%)、国民新(100%)の3党で多数を占めた。これに対し、民主では改憲賛成派の29%を改憲反対派の41%が上回った。共産、社民、1人当選の新党日本の各党では全員が「改正すべきではない」と回答した。

 04年参院選後の新勢力と比べると、改憲賛成派議員が参院に占める割合は、71%から2割以上減少した。改憲賛成派が9割前後だった自民の大敗が影響している。

 一方、民主は04年調査の回答では改憲賛成派だった議員の一部が、反対や中立に回った。これまでの調査では衆参を問わず6〜7割の議員が改憲賛成派だったが、今回、改憲賛成派が初めて4割を割った。国民投票法成立を強行した自民への反発などが背景にあるとみられる。

 調査は参院選の立候補予定者、非改選、引退予定の参院議員を対象に5月下旬から7月にかけて実施した。

衆参「憲法審査会」の立ち上げ先送り 民主が反対
http://www.asahi.com/politics/update/0807/TKY200708070395.html
2007年08月07日20時03分

 国民投票法に基づいて7日に衆参両院に新設された「憲法審査会」の実質的な立ち上げが、次期国会以降に先送りされることになった。定数や議決要件を定める「審査会規程」の制定に、野党側が応じないため。自民党の参院選公約に「平成22(2010)年の国会において憲法改正案の発議をめざす」と記し、改憲に道筋をつけたい安倍首相にとって、スタートからつまずく形となった。

 国民投票法では、調査に限定されていた「憲法調査会」に代わり、今国会から改憲案を提出・審議できる審査会の設置を規定。与党はこれまで(1)定数50人(2)出席委員の過半数で議決(3)公聴会の開催義務化――などを盛り込んだ規程案を作成し、野党側に提示している。

 これに対し民主党は、国民投票法が成立した先の通常国会で与党が強引な国会運営をしたことなどを理由に、今国会では規程の制定に応じない方針を与党側に伝達。社民党の福島党首も1日の会見で「安倍首相がやりたがっていた憲法改悪など国民は望んでいない」と反対を表明している。

 自民党幹部は「波乱が予想される国会を控え、憲法でごり押しするのは得策ではない」としており、今国会での立ち上げは断念する方針だ。

487あちょー:2007/10/27(土) 21:57:23
最高法規
人身保護法
心神喪失(刑法)
国会議事録
宗教(超能力等)
飽く迄も参考

自分で全部構築してみよう。

あちょー検索
道徳
等!

488小説吉田学校読者:2007/12/01(土) 18:06:01
天皇家というのは、自然科学に関心を持つ血筋でもあるんでしょうかねえ。
この記事、ポイントは出てもおかしくない「相撲ネタ」がないこと。やはり、「新弟子リンチ死」「朝青龍問題」の2事件が影響しているのだろう。角界、猛省すべし。

愛子さま6歳の誕生日 生き物への愛情深く
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071201-00000903-san-soci

 皇太子ご夫妻の長女、敬宮愛子さまは1日、6歳の誕生日を迎えられた。これに先立ち宮内庁は、お住まいの東宮御所がある東京・元赤坂の赤坂御用地で、皇太子ご一家が仲むつまじく愛犬2頭を散歩させているご様子の写真を公開した。
 宮内庁東宮職によると、学習院幼稚園の年長の愛子さまは、風邪で休むこともなくなり、5月以降は毎月末、幼稚園から皆勤の金色シールをノートに張ってもらうことを励みにされている。
 最近は、生き物への愛情をますます深められている。夏に静養した那須御用邸では、一人でトンボのオニヤンマを捕り、9月からはニホンイシガメ数匹を水槽で飼われている。赤坂御用地の池でザリガニを捕ったり、花壇に花を植えたり、野菜を栽培したりもされている。東宮御所の庭でボール遊びをするなど、元気に体を動かすこともお好きだという。
 音楽に関心が高く、「きらきら星」「チューリップ」「ちょうちょう」をピアノで弾くほか、バイオリンにも興味を持たれている。料理もするようになり、雅子さまとスパゲティを作ったり、皇太子ご夫妻が地方に出かけたときには、ご夫妻のためにクッキーを作って帰京をお待ちになっていたこともあった。勉強も好きで、漢字を書くことに興味を示し、来春の学習院初等科入学も楽しみにされている。

489杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2007/12/01(土) 22:50:29
>>488
自然科学だと政治的な「色」がつかない分だけ、無難ってことなんですよね。今の皇太子が大学時代に歴史学を専攻したんで、宮内庁では論議を呼んだそうです。歴史認識とかで一言言えば、色々波風が立つのは当然だし・・・・・
#そういう観点から、雅子妃の言動を考えると単純に皇太子の擁護発言に与するのは考え物って希ガス

490とはずがたり:2007/12/24(月) 02:43:29
社会格差、「弱者に配慮を」=一部報道に異例の反論も−天皇陛下、きょう74歳
2007年12月23日(日)05:13
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/nation/jiji-23X518.html

 天皇陛下は23日、74歳の誕生日を迎えられた。これに先立ち皇居・宮殿で記者会見した陛下は、社会格差の問題について、「自由競争によりある程度の格差が出ることは避けられないとしても、健康面などで弱い立場にある人々が取り残されてしまうことなく、社会に参加していく環境をつくることが大切です」と話した。

 食品の虚偽表示など暮らしの安全については、一昨年から今年にかけ、食と住に関して「国民に不安をもたらすような事情が明らかになったことは残念なこと」と指摘。年金問題には、「まじめに働いてきた人々が高齢になって不安を持つことがないように、解決に向かっていくことを願っています」とした。

 ご家族についての質問には、それぞれの幸せを願っているとした上で、5月の記者会見で皇太子ご一家のオランダ静養に苦言を呈したと一部で報じられたことに「私の意図したところとまったく違っています」と反論。「このたびの質問にこれ以上お答えしても、また私の意図と違ったように解釈される心配を払しょくすることができません」と言及を避けた。陛下が報道内容に反論するのは異例。

491とはずがたり:2007/12/25(火) 19:10:33
天皇家の万世一系(男系)による皇位継承という伝統を守ろう!
http://www.geocities.jp/banseikkei/

492とはずがたり:2008/01/13(日) 20:00:47
支持者に衆院に移れと突き上げ喰らう林芳正と衆院転出を狙う松下新平か。

<1>「良識の府」は幻想か (07.06.13)
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news-spe/election07/kikaku2/k2_07061301.htm?from=goo

 「早く衆院に移って、首相を目指して」
 内閣府副大臣の自民党参院議員・林芳正さん(46)は地元の山口県下関市に帰郷するたび、支持者からこんな言葉をかけられる。

 林さんは1915年(大正4年)に衆院議員となった高祖父の平四郎さんから数えて4代目の国会議員。衆院議員を11期務めた父義郎さん(79)は厚相、蔵相を歴任した。

 安倍首相と同郷ゆえ、衆院へのくら替えは厳しいといわれるが、「参院からでも首相になれます。前例がないだけ」と笑って受け流す。

 憲法は首相について「国会議員の中から国会の議決でこれを指名する」と記すだけで、参院議員の就任を禁じてはいないが、過去、首相になった人はいない。

     ◇

 多くの参院議員が会合のあいさつで自分より若く議員歴の短い衆院議員より後回しにされた経験を持つ。

 2004年に宮崎選挙区で当選した無所属の松下新平さん(40)は衆院に対し劣等感を抱く議員がいることを認め、「チャンスがあれば、衆院へのくら替えも選択肢の一つ」と率直に語る。

 松下さんが「参院改革」の必要性を痛感したのは05年の郵政国会だった。

 「民営化は地方の切り捨てにつながる」と法案に反対票を投じ、参院は否決。「良識の府としての存在感を示し、ある種の高揚感に包まれた」。そう思ったのもつかの間、小泉首相が衆院を解散し、参院の意思は“空手形”に終わった。

 「あの時ほど、むなしさを感じたことはない」と悔しそうに振り返る。

 秘書の中にも、現状に疑問を抱く人は少なくない。

 国交省OBで九州選出の参院議員の秘書は「法案説明もふつうは衆院のほうが先だから、正直言って、官僚も参院を軽く見がちだ」と打ち明ける。

 3年前、衆院議員秘書から参院に移った別の秘書(40)は「陳情の量がぐっと減った。いつ解散するかわからずピリピリしていた衆院に比べ、随分のんびりしてます」と語る。

 議員歳費と秘書給与、約1300人の職員の人件費など、参院の年間予算は約400億円にのぼる。

 秘書になって8年になるこの秘書は自嘲(じちょう)気味に言った。「職にあぶれる人がたくさん出るから、なくせないんですよ」

     ◇

 学習院大の福元健太郎教授(35)(政治学)は参院発足後の1947年から2000年に政府が衆院に提出した7106本の全法案を分析。その結果、衆院が可決した法案を参院が実質修正したり否決したりしたのは8%。審査回数で衆院を上回ったのは22%に過ぎなかった。福元教授は「衆院に対する抑制、均衡、補完機能を発揮し、慎重で質の高い審議をするという参院の存在意義は幻想に過ぎなかったと言われても仕方がない」と指摘する。

 01年以降も年100本以上が提案されているが、参院が修正・否決したのは年1〜6本しかない。

 くすぶる「参院不要論」に対し、71年、河野謙三議長は参院改革を掲げた。その後、決算重視の審査、押しボタン式採決の導入などが図られたが、抜本改革にはほど遠い。

 福元教授は言う。「参院のあり方を根本から見直すべきです」

     ◆

 参院が開設されて60年。「良識の府」「再考の府」と呼ばれてきた反面、「衆院のカーボンコピー」との批判も絶えず、期待された役割を果たしているのか。7月に予定される第21回参院選を前に、「還暦」を迎えた参院のあり方を考える。

 参議院 定数242人。任期は6年で、3年ごとに半数が改選される。解散制度がある衆院が首相指名、予算の議決、条約の承認などで優越性がある反面、参院は解散がなく、中長期的な取り組みができる。明治憲法下の貴族院が戦後廃止され、生まれ変わった。

493とはずがたり:2008/01/13(日) 20:01:59
<2>著名人、見えぬ評価 (07.06.14)
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news-spe/election07/kikaku2/k2_07061401.htm

 「最初は軽く見られてましたよ」
 自民党衆院議員の馳(はせ)浩さん(46)(石川1区)は、参院議員に当選した12年前を振り返って苦笑する。

 人気プロレスラーからの転身だった。当選して間もないころ、先輩議員から「馳君、頼みがある」と、国会内の第1委員会室に連れて行かれた。

 「もうすぐ代表質問が終わる。委員長が『休憩』と発言すると、野党議員が取り囲んで収拾がつかなくなる。委員長をガードして控室まで連れてきてくれ」
 一瞬、あっけに取られたが、「承知しました」と引き受けた。

 「国会って、こんなものかぁと感じた」。馳さんは淡々と振り返るが、ともに歩んできた政策秘書の白崎勇人さん(47)は「官僚や先輩議員から冷ややかな視線を浴び、発奮しました」と代弁する。2人で議員会館に泊まり込んで文献を読みあさり、国会質問の内容を考えた。

 華々しいリングとは対照的な地味な作業だったが、ダイオキシン類対策特措法、児童虐待防止法など議員立法を次々に手がけ、周囲の見る目を変えていった。

 文部科学副大臣を経て、現在、党国会対策副委員長。「今なら秘書の僕でも役所の課長クラスは呼べますよ」と白崎さんは冗談まじりに言った。
     ◇
 石原慎太郎、青島幸男、橋本聖子、江本孟紀、大橋巨泉、田嶋陽子……。知名度が物を言う参院選は、各界で活躍する著名人を議員にしてきた。だが、衆院議員や知事に転身したり、限界を感じて辞職したりするケースは後を絶たない。

 読売新聞が九州、沖縄、山口県で行った有権者100人アンケートでも、「タレント議員を評価する」と答えたのは、「一定の評価をする」を含めても34%にとどまり、「評価しない」の37%が上回った。一方で、「わからない」は29%を占め、政治活動が見えず、判断に迷っていることがうかがえる。

 「評価しない」理由は「有名というだけで政治家になって良いのか」(30歳・アルバイト女性)、「単なる票集めに映る」(57歳・眼鏡店経営)などだった。

 各党が著名な候補を乱立する背景として、01年から比例選に導入された「非拘束名簿式」が挙げられる。個人名と政党名の得票の合計が政党の総得票となり、それに応じて議席が配分されるため、こぞって集票力のある人に白羽の矢を立てるようになった。

 今回も自民党は長崎選挙区に元国見高サッカー部総監督小嶺忠敏さん(61)、民主党は比例選に「さくらパパ」こと横峯良郎さん(47)(鹿児島県鹿屋市)ら有名人を次々と擁立した。

 小嶺さんを口説いた同郷の久間防衛相は「教育の現場を熟知している人に、今の教育を立て直してほしい」と強調。5月中旬、元テレビ局アナウンサーの女性に出馬要請した安倍首相も「私たちの政策を国民に説明することが大切で、今までの経験を生かしてもらいたい」と、それぞれの専門性に期待を込める。

 だが、纐纈(こうけつ)厚・山口大教授(政治学)は指摘する。

 「政治の力量が未知数の人を、知名度があるというだけで集票に利用するやり方で、政治に工夫がない。そうした人を選んでいる有権者の責任は大きい。タレント議員自身も、知名度以外の付加価値を身に着ける努力が必要だ」
     ◇
 テレビ出演が減って「武器」の知名度が急降下し、落選の憂き目に遭うタレント議員たちを見てきた馳さんは“後輩たち”に忠告する。
 「タレント議員が色眼鏡で見られるのは当たり前。政治はトレーニングと一緒。地道にコツコツやるしかない」

494とはずがたり:2008/01/13(日) 20:03:13
<3>職域代表、揺れる足元 (07.06.15)
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news-spe/election07/kikaku2/k2_07061501.htm

 「業界や団体の利益ばかりで、国益を考えない職域代表の議員なんかいらない」。作家の石川好さん(60)は一気にまくし立てた。
 政界再編を目指し、1995年の参院選神奈川選挙区に新党さきがけ公認で立候補した。落選したが、98年の参院選でも「選挙に行こう勢(ぜい)」と銘打った草の根運動を展開、市民に投票を呼びかけた。
 「参院改革を人一倍考えてきた」と自負するだけに、現状を憂う言葉が口をつく。「議員の眼力で法案を検討することが求められているのに、今の参院は本来の仕事をしていない」
 自民党は今回の比例選で医師、看護師、運輸、農業など、業界団体から推薦を受けた候補者を擁立する。こうした職域代表は長年、業界と省庁のパイプ役として出身母体の声を代弁してきた。石川さんの批判に、ある団体幹部は反論する。
 「議員が少し声を張り上げるだけで、役所はふつうは出さない資料も出してくる。業界の事情を知らない議員ばかりで国益が計れますか」
     ◇
 だが、業界団体の組織力の低下は著しい。
 2004年の比例選。全国農業協同組合中央会(JA全中)の政治組織「全国農政連」が推薦した元農水官僚は約11万8000票しか取れず落選した。24年前に別の推薦候補が得た票のわずか10分の1だった。
 危機感を抱いた全国農政連は昨年5月、県組織の幹部たちで候補を決める初の予備選を導入した。その結果に、自民党や業界に衝撃が走った。
 〈239票対57票〉
 再選を目指す現職の元農水官僚を、JA全中の元専務理事が大差で破り、元専務理事擁立が決まった。
 「2割も取れないとは……」。結果を聞いた自民党参院幹部は絶句した。
 小泉構造改革による規制緩和で、農産物の市場開放の流れは加速し、農水族は求心力を失いつつある。
 「この難局を乗り切るには、役所に依存していてはだめ。これからは組織の生き残りをかけ、身内から出す」。全国農政連幹事長代理の藤井義晴さん(58)はきっぱりと言う。
 全国農政連が組織内候補の擁立を進める理由がもう一つある。
 政党名か個人名で投票する非拘束名簿式(01年導入)は、政党内での個人名の得票順に当選が決まる。だが、有権者は政党名で投票することが多く、当選のために獲得しなければならない個人票は意外と少なくて済むからだ。
 今回初めて全国の漁協グループも組織内候補を立てる。全国漁業協同組合連合会(全漁連)幹部は「昔なら50万票必要だったが今は15万票でいい。我々の力でやれないことはない」と語る。
     ◇
 組織の弱体化は労組も同じで、民主党の足元も揺らいでいる。
 04年参院選で労組系候補の総得票は173万票。比例選候補19人中8人しか当選しなかった。
 こうした事態を受け、同党は4月、全国約800の農協にJA解体の是非を問うアンケートを行い、自民党の支持基盤である農村票の切り崩しにかかった。
 5月31日夕、東京・永田町の議員会館。民主党の農業政策を担う衆院議員山田正彦さん(65)(比例九州)は、真っ黒に日焼けした初老の男性たちを控室で出迎えた。
 「私の地元長崎の農家の人たちですよ。最近、農業関係者がよく来るので手応えを感じます」。山田さんは満足そうに語った。
     ◇
 弱まる組織票と、いまだにそれに群がる政党。石川さんは指摘する。
 「業界や政党に縛られる議員が参院で多数を占めれば、衆院に対するチェック機能は果たせない。選挙制度の見直しが必要な時期に来ている」

495とはずがたり:2008/01/13(日) 20:05:09

>元衆院事務局職員で、参院議員を2期務めた平野貞夫さん(71)は5月末、元参院議員の村上正邦、筆坂秀世の両氏とともに「参議院なんかいらない」(幻冬舎新書)という本を出版した。
凄い取り合わせだw

<4>独自色消え政党色 (07.06.16)
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news-spe/election07/kikaku2/k2_07061601.htm

 大分県由布市で劇団を主宰する岩男淳一郎さん(53)は、参院選大分選挙区に無所属で立候補した12年前を振り返り、苦り切った表情で言う。
 「政党の支援を受けずに戦うのがいかに困難かを身をもって感じた」
 伯父は元自民党参院議員。村山富市首相(当時)のおひざ元で、自民、社会、新党さきがけの3党連立政権を「政治的談合」と批判し、無党派を掲げた。まだ珍しかったマニフェスト(公約)を作った。
 だが、17日間の選挙期間では、県全域にポスターを張るのもままならない。市街地でつじ説法を続けるしかなかった。社会党の現職に大差をつけられ、落選した。
 「カネ、人、時間のどれをとっても個人で戦える仕組みじゃない。これだけ政党不信が渦巻いているというのに、政党に頼らざるをえないのはおかしい」。岩男さんは今もやりきれない。
        ◇
 参院が開設された1947年、作家の山本有三さんを中心に結成された参院独自の会派「緑風会」は、政党に属さない議員が集まり、閣僚を出さず、中立を旗印とした。
 しかし、いわゆる「55年体制」以降、衆院や地方議会に所属議員を持たない緑風会は、選挙のたびに議席を減らし、65年に消滅した。
 参院の政党化が顕著になったのは、山口県出身で「参院のドン」とも呼ばれた重宗雄三議長(62〜71年)時代。当時、参院議員だった元熊本県知事、沢田一精さん(85)は「参院が国会運営のかぎを握り、参院を制する者は政界を制すといわれていた」と懐かしそうに話す。
 重宗議長は自民党総裁選で、参院を佐藤栄作支持でまとめる代わりに、閣僚の参院枠を一手に引き受けて統率した。「ポスト欲しさに日参する人が多く、『重宗詣で』とも呼ばれていた」と沢田さんは言う。
 こうして、初当選で政務官、当選2回で常任委員長や副大臣、当選3回で議院運営委員長や国会対策委員長などを経て入閣するという「順送り人事」が確立されていった。
        ◇
 参院の将来像について、有識者懇談会は2000年、当時の斎藤十朗議長に意見書を提出した。
 参院を「再考の府」と位置づけ、政権や権力と距離を置き、大所高所から中長期的な審議を重視するよう求めた。首相指名の廃止や閣僚・副大臣就任の自粛なども提言した。
 しかし、意見書は無視されたままだ。自民党の新憲法草案に意見書の内容を盛り込む動きもあったが、参院側の強硬な反対で見送られた。
 元衆院事務局職員で、参院議員を2期務めた平野貞夫さん(71)は5月末、元参院議員の村上正邦、筆坂秀世の両氏とともに「参議院なんかいらない」(幻冬舎新書)という本を出版した。
 「参院は今や良識の府ではない。政局の府だ」と指摘し、参院の独自性を取り戻そうと訴える。
 「自民党の派閥争い、政局を巡る争いが参院選の争点のようになってしまっている。参院がこのままで良いのか、今度の選挙で有権者に問うべきだ」

496とはずがたり:2008/01/13(日) 20:09:10
大久保は良い仕事してるね〜。

弘友のは政府の怠慢以外の何者でもない気がするが。

<5>脱「衆院のコピー」 (07.06.18)
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news-spe/election07/kikaku2/k2_07061801.htm

 5月中旬、東京・永田町の議員会館。福岡選挙区選出の民主党参院議員・大久保勉さん(46)は分刻みのスケジュール表を示しながら言った。
 「衆院のカーボンコピーなんて心外。国会質疑や地道な活動にも目を向けてほしい」
 大手都銀に勤めていた33歳の時、10年後の政界進出を決意。米投資銀行に転職して世界経済の最先端に身を置き、2004年の選挙で初当選した。

 昨年6月には、財政金融委員会で日銀の福井総裁が村上ファンドに1000万円拠出していたことを認めさせ、今年4月には、政府が特殊法人の欠損金12兆円を出資金で穴埋めしていた実態をあぶり出した。
 「参院に必要なのは高度の専門性。予算は衆院に任せ、決算や外交で独自性を発揮すべきだ」

 窓の外にそびえる自民党本部に視線を送り、「政治にカネはかからない」と言い切る。黒塗りの公用車を使う議員が多いなか、移動は電車かバス。パソコンや電話会議を駆使し、東京と福岡のスタッフの業務効率化を図る。
 「姿が見えにくい」という批判に応えようと、日々の活動はブログに掲載し、アクセス数をチェックして反応を見る。
       ◇
 「真っ暗な部屋で無邪気に遊ぶ少年の姿が、まぶたに焼きついている」。北九州市出身の公明党参院議員・弘友和夫さん(62)(比例)は4年前の出会いを昨日のことのように覚えている。
 03年9月、大分県にある10歳の少年の部屋はカーテンを閉め切り、蛍光灯やテレビには紫外線カットのフィルムが張られていた。
 紫外線を浴びるとやけどし、皮膚がんを誘発する「色素性乾皮症」だった。日中、外出する際は防護服に身を包み、紫外線をカットするクリームを塗らなければならない。当時は難病に指定されておらず、保険が適用されなかった。
 「助けてください」。泣きながら訴える母親に心を揺さぶられた。
 弘友さんは2か月後の予算委員会で、「肌に塗らないとがんになるのに、なぜ医薬品と認めないのか」と政府を追及。クリーム代の一部補助を約束させた。来年には難病指定される。
 「ニュースにはならないし、そんなに票は望めない。でも、こんな問題こそ、解散の心配がなく6年間腰を据えて取り組める参院議員の仕事だ」と力を込める。
       ◇
 国会議事堂の中央広間。その四隅には、議会政治の礎を築いた板垣退助、大隈重信、伊藤博文の3人の銅像が立ち、1か所だけは銅像のない台座だけが置かれている。これは政治が「未完成」であることを示しているという。
 憲法に定める二院制のあり方は現行のままで良いのか。選挙制度、議員定数なども含め、再考すべき課題は少なくない。
 予定される参院選投票日まで1か月余。未完の政治をどこまで前進させられるか。有権者一人ひとりにも確かな選択が求められている。(おわり)

497とはずがたり:2008/03/04(火) 19:02:31
与野党改憲派がタッグ 鳩山由・前原氏ら役員に
http://www.asahi.com/politics/update/0304/TKY200803040304.html
2008年03月04日16時31分

 自民党の国会議員やOBでつくる新憲法制定議員同盟(会長・中曽根康弘元首相)は4日、国会内で総会を開き、新たな役員として、民主党の鳩山由紀夫幹事長や国民新党の亀井静香代表代行らを顧問に、民主党の前原誠司前代表らを副代表に迎え入れた。昨年、それまでの「自主憲法期成議員同盟」を衣替えして活動を始めたが、今回は超党派に枠を広げ、改憲機運の盛り上げをめざす。

 総会で中曽根氏は「改憲のような国家的大問題は超党派で決めていかねばならない」とあいさつし、安倍前首相も「改憲は私のライフワーク」。民主党を代表して田名部匡省参院議員も「改憲はここ数年で決着すると決めてやらないと」と呼応した。

498小説吉田学校読者:2008/04/02(水) 21:43:04
この記事「プリンスホテル高輪と同じ問題」と筆を走らせているけれども、あの問題は「営業の自由vs集会の自由」「裁判所の決定に従わない私企業」という問題であって、この上映禁止問題のような「表現の自由vs言論(抗議)の自由」「表現の自由vs(政治的)圧力」とは根本的に異なるだろう。上映禁止問題の方が遥かに表現の自由の危機であります。
まあ、この私でさえも、右翼にも抗議の自由はある程度認められるべきで、営業妨害とか脅迫にならない程度の抗議は別にしても構わないとは思うのではありまして、配給会社や映画館は度胸が足りないとも思うわけではありますし、見てないから想像するだけだけれども、まあ、ガタガタいうような映画(私のオールタイムベスト「ゆきゆきて、神軍」よりはマイルドでしょ)でもないんだろうし、右翼も右翼で見てないうちから街宣(それも記事中でも数件だし)するわけもないだろうとかも思うのです。
私は、表に出ている街宣とか抗議活動よりも、自粛をさせてしまうように追い込ませる「空気」の方が問題だと思います。

クローズアップ2008:映画「靖国」上映中止 揺れる表現の自由
http://mainichi.jp/select/wadai/archive/news/2008/04/02/20080402ddm003040076000c.html

 靖国神社を舞台にしたドキュメンタリー映画「靖国 YASUKUNI」の上映中止が、波紋を広げている。グランドプリンスホテル新高輪(東京都港区)が今年2月、日本教職員組合の教育研究集会の会場使用を拒んだのと同じ構図が、映画界にも波及したとみられるためだ。中止を決めた映画館周辺では、右翼団体による抗議活動が確認されている。【勝田友巳、棚部秀行、野口武則】
 ◇「自己規制、生まないか」
 「やむにやまれぬ判断。劇場内には三つのスクリーンがあり、安全な上映環境を確保できるか、不安がぬぐえない。表現の自由を守れと言われても、限界がある」。上映中止を決めた映画館「銀座シネパトス」(東京・銀座)を運営するヒューマックスシネマの中村秋雄・興行部長は戸惑いを隠さない。昨年10月に上映を決めた際にはこんな事態は予想もしなかったという。中止決定から一夜明けた1日は代わりの作品の選定などに追われた。
 一方、3月31日に国会議員の試写などへの抗議声明を出した直後、上映予定全館での中止を知った日本映画監督協会も事態に驚く。崔洋一理事長は「映画の表現の自由は映画館での上映があって守られる。作り手が自己規制する空気が生まれないか心配だ」と話す。
 問題の発端とみられるのは、自民党の稲田朋美衆院議員が2月12日、文化庁に「映画の内容を確認したい」と問い合わせたこと。稲田氏は、文化庁管轄の独立行政法人「日本芸術文化振興会」が製作に750万円を助成したのを問題視していた。文化庁は配給協力・宣伝会社のアルゴ・ピクチャーズと協議し、3月12日夜に国会議員向けの試写を行い、自民、民主、公明、社民4党の40人が参加した。
 この時点で映画は都内4館、大阪市内1館で、今月12日から公開されることが決まっていた。しかし「バルト9」(東京・新宿)が3月18日「営業上の総合的判断」を理由に公開中止を発表。他の上映予定館周辺では街宣活動が行われたり抗議電話がかかってきた。右翼団体が稲田氏らの動きに刺激された可能性がある。バルト9の中止決定から約1週間後、他館も「観客や近隣に迷惑がかかる」などの理由で、相次いで公開を取りやめた。
 過去には92年に「ミンボーの女」の伊丹十三監督が暴力団員に襲われ、翌年、伊丹監督の「大病人」が上映中、右翼団体員にスクリーンを切り裂かれた。98年には「南京1937」のホールなどでの上映会が右翼の街宣活動で相次いで取りやめになった。00年には「バトル・ロワイアル」の暴力描写を、石井紘基衆院議員が問題視して国会で取り上げた。しかし映画館での公開が中止に追い込まれたのは極めて異例だ。

499とはずがたり:2008/04/02(水) 21:53:09
>>498
俺のより本質的な論評で勉強になります。。
それにしてもちょいとやな世情な気がします。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1114775789/450

500小説吉田学校読者:2008/04/02(水) 21:56:11
(続き)そういう「空気」を作るのが国会議員だというのは、もうこの国の民主主義などはこの程度なのであります。
民主主義というのは言うまでもなく、言論の自由、表現の自由が重要であります。そして、いわば民主主義の子である国会議員は、そういう自由は、対立する二元的なものがあるばあいは比較勘案しなければなりませんが、そういう例外的なものは除いては、尊重する側に回らなければならないはずであります。
それでいて、野次は飛ばす、助成金の妥当性から問題とかいって、妨害行動にでるのは、本末転倒、六法全書を1ページ目から読み直せといった感じであります。
だいたい、この助成金を出している独法も、「振興」と名に冠するくらいなのだから、「集客見込めない」「ちょっとヤバそう」な映画に金を出すのが目的なのであります。
「助成金の妥当性」とかそういう脇道から真綿で首を絞めるように圧力を加える国会議員は、些細なスキャンダルをネタにして総務部に過大要求する総会屋と同じであります。

さきほど「表現側に度胸が足りない」と書きましたが、確かに度胸も必要ですが、そんな度胸なんてそもそも要らないのでありまして、たかだか映画を上映したくらいで朝日新聞襲撃事件とか風流夢譚事件のようなことは、絶対に起きてはならないのであります。

◇自民議員「反靖国だ」−−勉強会、怒声も
 「稲田氏の行動が自粛につながったとは考えないが、嫌がらせとか圧力で表現の自由が左右されるのは不適切だ」。町村信孝官房長官は1日の記者会見で、上映中止問題について一般論で応じた。
 国会議員向け試写会の翌日の3月13日、自民党の保守派でつくる「伝統と創造の会」(会長・稲田氏)と「平和靖国議連」(会長・今津寛衆院議員)が、文化庁などを呼んで合同勉強会を開いた。
 両団体とも首相の靖国参拝を支持する議員の集まり。試写後、映画を「靖国神社が侵略戦争に国民を駆り立てる装置だったというイデオロギー的メッセージを感じた」と論評した稲田氏は勉強会で日本芸術文化振興会の助成金問題を集中的に取り上げた。
 約10人の出席者からは「反靖国の内容だ。大きな問題になるから覚悟した方がいいよ」との怒声も飛んだ。稲田氏は3月31日「問題にしたのは助成金の妥当性。私たちの行動が表現の自由に対する制限でないことを明らかにするためにも中止していただきたくない」とのコメントを出した。
 一方、警視庁によると、上映予定の映画館に対する右翼団体の街宣活動は複数回確認されていた。しかし「際立った抗議活動は把握していない」(警視庁幹部)という。警察白書によると、07年の右翼の検挙数は1752件2018人。5年前は1691件2217人で件数は増加したものの人数は減少し全体ではほぼ横ばいの状態だ。
 右翼の事情に詳しい関係者は「大部分の右翼にとって靖国神社は特別な存在。過敏に反応してしまう傾向はある」と指摘した。
◇李監督「作品を見て健康的な議論を」
 李纓(リイン)監督(44)は1日、毎日新聞の取材に今回の動きについて、「市民から『考える自由』を奪う危険な事態。まずは作品を見て健康的な議論に生かしてほしい」と話した。
 中国広東省出身の李監督は、大学で文学を学んだ後、国営中国中央テレビに入局。チベットの伝統芸能祭の復活を追ったドキュメンタリーなどを製作したが、中国での報道に限界を感じて退局し、89年に来日した。
 97年には、南京大虐殺を否定する趣旨の集会に参加した。「日本兵の名誉回復を熱心に訴える人々の姿に衝撃を受け、理由が知りたくて靖国神社でカメラを回し始めた」。10年間撮りためた映像を123分にまとめて、「靖国」を作った。「靖国神社の空気をできるだけ静かに、先入観なく感じ取ってもらえるように、あえてナレーションは付けなかった」と説明する。【福田隆】
 ◇映画館に責任ない−−映画監督の羽仁進さんの話
 「靖国」は非常に慎重に作られており、靖国神社に対する批判を強硬に打ち出している映画ではない。文化庁が助成金を出したのは、映画の出来を評価して、一般の人に見てもらうため。もちろん政治家にも見てもらいたいが、彼らが文化庁に文句を言うのは筋が違う。また、映画に反対する人たちが映画館や近隣の人に迷惑になるような形で意見表明することは、社会のルールを壊している。上映中止の責任を映画館側に押しつけてはいけない。

501片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/04/05(土) 01:11:20
なるほど、そういうことか。議員は国会で活躍しましょう。

公務員制度改革の議論
Posted by 河野 太郎 on 2008/3/25 火曜日
http://www.taro.org/blog/index.php/archives/837

稲田朋美 人事庁がなぜ必要なのか。現実の制度でも、やればできる。官僚との接触をなぜ禁止するのか。政治家の能力はそんなに低いのか。

映画「靖国」:文科相「国政調査権で依頼」を疑問視
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080404k0000e040084000c.html

 ドキュメンタリー映画「靖国」の上映を中止する映画館が相次いだ問題で、渡海紀三朗文部科学相は4日の閣議後会見で「一部の議員が国政調査権として(内容の確認を)依頼したようだ。国政調査権は本来(両議院の)委員会を通じて行使されるのがルールだ」と述べた。この問題では、自民党の稲田朋美衆院議員が映画の封切り2カ月前の2月12日、文化庁に内容の確認を申し入れたことが明らかになっている。

 渡海文科相は「(稲田議員は)『あの映画に政治的メッセージがあるにもかかわらず、(文化庁所管の独立行政法人から)助成金が出ているのでは』という疑義があるから見せてほしいとのことだった。特定の依頼に対し、国の機関が何かをやるのは基本的によくないと思う」と述べた。

 文化庁は申し入れを受けて配給会社に相談し、全国会議員を対象とした異例の試写会(3月12日)を開催することが決まった。

 国政調査権は憲法に基づく国会の権利で、衆参両院のいずれかの議決で発動する。行政機関に記録の提出を要求したり、証人喚問をすることなどができる。【加藤隆寛】

毎日新聞 2008年4月4日 14時33分

502片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/04/07(月) 09:03:51
さて稲田朋美はおとなしくなるんでしょうかならないんでしょうか。

靖国相次ぐ上映中止/「保身だ」嘆く映画人
http://www.toonippo.co.jp/tokushuu/danmen/danmen2008/0403.html

 映画「靖国」の相次ぐ上映中止は、自由な表現活動の危機を見せつけた。映画界からも「映画館はトラブルを過度に恐れ、保身に走っている」と嘆く声が上がる。しかし大阪の一館は予定の上映を貫くことを明らかにし、配給元には上映を希望する映画館が名乗りを上げるなど、新たな動きも出ている。

 ▽巻き込まれたくない

 三月中旬、最初に上映中止を決めた新宿バルト9(東京)。この時点で政治団体の目立った動きはなかったのに、早々と中止を決め、政治団体の動きを勢いづかせた。

 銀座シネパトス(東京)には、三月下旬に三回、街宣車が押しかけ、「上映を中止せよ」とスピーカーでがなった。愛知県警によると、五月の上映予定を延期した名古屋シネマテーク(名古屋市千種区)には、政治団体の関係者が押しかけ「東京や大阪では中止になったのに、名古屋だけ上映されたらわれわれの顔が立たない」などと話した。

 それでも映画館側は上映したいとの空気があった。「現場は上映したいんだけど、上が言っているから」。事情を知る映画関係者は、上映中止を決めた劇場側から異口同音にこう聞かされた。

 その背景には「面倒な争い事に巻き込まれたくないという映画館の運営会社上部の過剰な保身意識がある」とにらむ。

 ▽試写会に文化庁の影

 そもそもこの騒ぎは、二月十二日、文化庁の映画担当者が制作者側に「ある国会議員が見たがっている」と問い合わせたのが発端だった。

 関係者によると、文化庁は国会議員が自民党の稲田朋美衆院議員であることを明かし、試写会を提案。配給会社側が特定議員向けではなく、一般国会議員にも見せることを提案して合意し、配給側が費用を負担しないことで決まったという。

 文化庁側は「共催」ではなく「協力・文化庁」とするよう要求。配給会社が妥協して試写会を全議員に案内すると「全議員に案内を送るとは聞いていない」と、文化庁は突然、難色を示し「試写会の人件費などは払えない」と伝える。

 最終的に、文化庁側と対立するのは得策ではないと配給会社側が折れ、費用は配給側が持つことで三月十二日、試写会が開かれた。

 ▽見てもらって判断を

 騒ぎにつながる試写会のきっかけをつくった稲田議員は、ここに来て「上映中止は残念」と圧力否定を強調する言動が目立ってきた。当初、国会議員向け試写会参加を呼びかける文章は「『百人斬り』の新聞記事や真偽不明の南京事件の写真を使って、反日映画になっているようです」と指摘。

 試写会後も「イデオロギー的なメッセージを強く感じた」と述べたが、五館が上映中止を決めると「残念だ。映画は最後まで引き込まれる力作で、上映をやめさせようと考えたことはない」と、主張のニュアンスが変化する。

 配給元のアルゴ・ピクチャーズによると、五月以降上映を予定していた全国十三の映画館に加え、今回の騒ぎで逆に複数の映画館から上映希望が寄せられているという。

 予定通り五月の上映を決めた大阪の「第七芸術劇場」の松村厚(まつむら・あつし)支配人(46)は「普通の映画と同じようにお客さんに見せたいだけ。『靖国』は首相参拝に賛成する(視点の)余地も残っているし、八月十五日に靖国神社で何が起きているか見てもらって判断すればいい」と話す。

503片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/04/07(月) 12:26:36
文化庁に見せろと言うのではなくて、公開されたのを自分らで見るほうがやり方としてよいのでは。

「映画『靖国』の試写は事前検閲ではない」稲田朋美議員の訴え
http://www.news.janjan.jp/government/0803/0803283785/1.php

504とはずがたり:2008/04/07(月) 12:53:10
一番アホなのはこの部分↓ではないでしょうかね?
>稲田 事実の間違いといえるかどうか……。靖国刀が靖国の御神刀というのは事実ではないが、映画に誤りがあるとは考えていない。小泉首相の靖国参拝に対し、原告側のメッセージが入っていることを感じた。たとえば、適切な例ではないかもしれないが、日本の会社の代理店が映画をつくって、チベットのダライ・ラマの主張だけの映画をつくった場合、中国から助成金が出たら問題になるのではないか。

日本の会社の代理店が映画をつくって、チベットのダライ・ラマの主張だけの映画をつくって更に中国から助成金が出るとしたら中国の民主主義の成熟ぶりに世界は喝采するだろうよ。
稲田は自分のDQNぶりを自分の人権観念が中国並みかそれ以下だという事を以てさらけ出した訳だ( ´_ゝ`)

505小説吉田学校読者:2008/04/13(日) 19:18:50
これを政治介入と言わずしてなんだろうか。政治家は政治家たることの影響力に自覚を持て。反感を思ったら行動に出る前にまず考えろ。そして、稲田朋美、有村治子の2議員は恥を知れ。

“政治介入”疑問の声も 自民議員が『靖国』出演者に接触
http://www.tokyo-np.co.jp/article/entertainment/news/CK2008041102002794.html

 靖国神社を題材としたドキュメンタリー映画「靖国 YASUKUNI」(李纓(リイン)監督)をめぐり十日、出演者の刀匠が出演シーンの削除を希望していると有村治子参院議員が主張していることが分かった。有村氏は、刀匠が名前と映像を使われることを承諾していないと強調。了承を得ているとする李纓監督と真っ向から対立している。ただ、それ以前に国会議員が出演者と接触すること自体が「政治介入」と疑問視する向きもあり、上映中止問題による混乱に拍車がかかった格好だ。 (小田克也、鈴木泰彦)
 有村氏のホームページ上の主張によれば、刀匠の刈谷直治さんは刀をつくる自らの映像が他の映像と交錯させて使われることに心外な気持ちを持っており、それを有村氏は人づてに聞いていたという。
 そこで三月二十五日に刈谷さん夫妻に連絡を取り、同月二十七日の参院内閣委員会で、「キャストとして名前が挙がっている刈谷さんは、自らの映像が使われることを承諾しておらず、削除されることを望んでいる」などと発言。有村氏は「刈谷さん夫妻の真の言葉を事実として紹介したまで」としている。
 これに対して李纓監督は、十日午後に都内で行われた上映中止に抗議する緊急会見の席上、「有村さんは調査しているというが、こちらも調査してほしい」と述べ、有村氏の主張は一方的だと反論。
 その上で「作品は昨年四月、刈谷さん夫婦に見せた。奥さまは心配していたが、その上で、私が考えていることを説明した。二月にまた訪ねて、ベルリン映画祭の報告をした。奥さまから『これからはどこでも上映してください』と言われた。三月上旬、刈谷さんからは『誠心誠意』というパンフレット用の言葉をいただいた」と承諾を得た経緯を述べ、「まさか削除してほしいと言われるとは。信じられない」と、当惑する表情を見せた。
 さらに有村氏が刈谷氏の真意を確認したことについても、「国会議員からどういう話があったのか、どう変心させたのか非常に不思議。どのような圧力をかけたのか」と述べ、有村氏の確認作業が刈谷氏の気持ちを変えさせたとの認識を示した。そして「作品が成立できなくなるよう働き掛けている」と憤りをあらわにした。
 こうした主張に対し、有村氏は「刈谷さん夫妻の気持ちを変えさせる意図も働き掛けも一切ない。刈谷さんも、そのような認識がないと明言している」と強調。
 有村氏は、四月九日に刈谷さん夫妻に二度目の電話をし、「『李纓監督が有村の電話によって、刈谷さんの気持ちが変わったと主張している。真実かどうかお話しください』」と尋ね、「監督の主張が事実に反するとの回答を得ている」と反論している。
 有村氏と李纓監督の主張は平行線をたどっているが、そもそも国会議員が出演者に接触すること自体が不適切との指摘もある。
 有村氏は「刈谷さん夫妻の気持ちを伺った自らの言動に瑕疵(かし)はない」とするが、十日の緊急会見に出席したジャーナリストの斎藤貴男さんは「なんて恥ずかしいことをしてくれるのか」と、あきれたような表情。上映をめぐる混乱がさらに広がったことだけは間違いなさそうだ。

506とはずがたり:2008/04/15(火) 06:46:03
>>505
自民党の女性議員はバカばっかだねぇ。まぁ自民党の男性議員もバカばっかだけど。
有村も1期目当選は01年参院選の小泉旋風だからいわば小泉チルだし,もう少し公平に悪口云うと小泉チルの女性議員にはろくなのが居ない,となるかな。
少なくともこの二人は言論の自由に関する憲法違反で弾劾したいものだが。。

憲法改正「反対」43%、「賛成」を上回る…読売世論調査
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20080116-907457/news/20080408-OYT1T00041.htm

 読売新聞社が実施した憲法に関する全国世論調査(面接方式)によると、今の憲法を改正する方がよいと思う人は42・5%、改正しない方がよいと思う人は43・1%で、わずかながら非改正派が改正派を上回った。

 ただ、各政党が憲法議論をさらに活発化させるべきだと思う人は71%に上り、改めたり加えたりした方が良いと思う条文を挙げた人も7割を超えた。施行61年を迎える憲法に、時代にそぐわない部分が増えているとの認識は根強いようだ。

 調査は3月15、16日に年間連続調査「日本人」の一環として行った。

 1981年から実施している「憲法」世論調査では93年以降、一貫して改正派が非改正派を上回っていた。しかし、今回は改正派が昨年より3・7ポイント減る一方、非改正派が4・0ポイント増え、これが逆転した。憲法改正に強い意欲を示した安倍前首相の突然の退陣や、ねじれ国会での政治の停滞へのいらだちなどが影響したと見られる。

 改正派にその理由を複数回答で聞いたところ、「国際貢献など今の憲法では対応できない新たな問題が生じているから」の45%が最も多かった。非改正派では「世界に誇る平和憲法だから」が53%で最多だった。

 憲法で関心のある点(複数回答)では「戦争放棄、自衛隊の問題」が47%で7年連続で最多となった。昨年との比較では「裁判の問題」が20%(昨年15%)に増え、裁判員制度への関心の高まりをうかがわせた。

 改めたり加えたりした方がよいと思う憲法の条文(複数回答)としては、〈1〉自衛のための軍隊保持27%〈2〉良好な環境で生活する権利25%〈3〉国と地方の役割22%――を挙げた人が多く、「特にない」は24%だった。

 自衛隊の海外派遣全般に関する原則を定める恒久法を必要と思う人は46%で、「そうは思わない」42%を上回った。9条を今後どうするかについては「これまで通り、解釈や運用で対応する」36%、「解釈や運用で対応するのは限界なので、改正する」31%、「厳密に守り、解釈や運用では対応しない」24%となった。
(2008年4月8日01時08分 読売新聞)

507とはずがたり:2008/04/15(火) 06:47:56
>>506の記事へのコメントを忘れてたけど,自社の主張に調査結果をすり寄せる読売ですが,改憲派の読売の調査で護憲が上回った点が味噌。

508小説吉田学校読者:2008/04/19(土) 10:31:43
児童が被害に遭う性犯罪は断固対処しなければいけないのですが、>>505のような体質を持つ与党や政治家達に表現規制の側面を真剣に考えた跡はあるのか。

<児童ポルノ>禁止法改正で一致…単純所持禁止 与党PT
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080418-00000110-mai-pol

 与党の「児童ポルノ禁止法見直しプロジェクトチーム(PT)」(座長・自民党の森山真弓元法相)は18日、初会合を国会内で開いた。18歳未満の男女を写したポルノ画像などを個人が集める「単純所持」の禁止とその罰則を新たに盛り込むため、議員立法で同法を改正することで一致した。迷惑メールなどでポルノ画像を一方的に送りつけられるケースがあるため、本人が意図せずにパソコンなどに画像が残る場合は、罰則の適用対象外とすることも確認した。
 これまで個別に議論してきた自民、公明両党だが、単純所持の禁止と罰則の新設は共通していた。この日の初会合では罰則のあり方を議論し、適用対象を本人が意図して集めた場合に限ることで合意。罰則は、現行法の「他人への提供目的での所持」で規定された「3年以下の懲役か300万円以下の罰金」より軽くする方針。【堀井恵里子】

510小説吉田学校読者:2008/05/18(日) 10:37:14
一院制というと、「参院不要論」が取り沙汰されますが、なんで「衆院不要論」が出てこないんだ。直近の民意を反映した参院の決議を無視して再可決する衆院なんて不要じゃないか。「参院が政局の府になっている」と批判するなら、なぜ衆院が「再考の府」たろうとしないのか。

一院制議連が発足 参院自民幹事長は反発
http://www.asahi.com/politics/update/0516/TKY200805160261.html

 一院制の国会の創設をめざす、自民党内の議員連盟(代表世話人・衛藤征士郎元防衛庁長官)の設立総会が16日、同党本部で開かれた。ねじれ状態解消の狙いからだが、参院からは「不要論」が強まることへの警戒感も出ている。
 総会には衆参両院の48議員が出席した。呼びかけ人の一人である谷川秀善参院議員は「ねじれ国会でにっちもさっちも行かなくなった。次の総選挙で与党が3分の2を取ることは難しい。法案は1本も通らなくなる」と一院制論議の必要性を強調。参加者からは「一院制なら一気に政権交代となり、有権者が緊張感を持って投票するようになる」という意見も出された。
 一方、参院自民党の山崎正昭幹事長は16日の記者会見で「一院制はいささかどうかなと思う。二院制で十分、国民の負託に応えられている」と反発。別の自民党参院議員は「参院で民主党が第1党になって都合が悪くなったから一院制にするのでは、国民の支持は得られない」と語った。

511とはずがたり:2008/05/18(日) 11:48:55
>直近の民意を反映した参院の決議を無視して再可決する衆院なんて不要じゃないか。「参院が政局の府になっている」と批判するなら、なぜ衆院が「再考の府」たろうとしないのか。
巧いこといいますね〜。全くその通りだ。
総選挙は先延ばしだなんだかんだと露骨な迄に嫌らしい党利党略剥き出しの特に最近の自民党は酷く醜い。

512とはずがたり:2008/09/28(日) 05:36:32

浅沼稲次郎さん:刺殺から半世紀近く 護憲派が追悼集会
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080927k0000e040047000c.html

 庶民派政治家として親しまれた旧社会党委員長の浅沼稲次郎さんが、右翼の凶刃に倒れてから2010年で50年を迎える。党内融和に心を砕き「まあまあ居士」とも呼ばれたヌマさん。護憲勢力の分裂が進む中「今こそあの姿勢に学ぼう」と旧社会党員らが護憲派の再結集を図る取り組みを始めた。10月10日に東京都内で追悼集会を開くほか、没後50年に向け、平和憲法を考えるイベントなどを企画する。

 浅沼さんは三宅島(東京都三宅村)出身。早稲田大在学中から労働運動に携わり、1945年の社会党結成に参加、60年3月に委員長に就任した。巨体を揺らして演説に駆け回り、「人間機関車」などと親しまれた。安保闘争直後の60年10月12日、東京・日比谷公会堂で演説中に17歳の右翼少年に短刀で刺され、61歳で死去した。

 憲法改正の手続きを定めた国民投票法が、くしくも10年5月に施行される。旧社会党は94年の自社さ連立政権発足後は離党が相次ぎ、後継の社民党の国会議員は衆参で12人。改憲を阻止する議員定数の3分の1を確保するためには、超党派の連携が不可欠だ。

 追悼集会事務局の山崎耕一郎さん(68)は「党内左派と右派の派閥対立を調整した浅沼に今こそ学ぶべきだ。護憲の立場で一致していきたい」と話す。護憲を訴えるイベントを毎年企画する予定だ。

 追悼集会は10月10日午後6時、千代田区神田駿河台3の総評会館で開かれる。土井たか子さん(79)や村山富市さん(84)など旧社会党の委員長経験者らが呼びかけ人になり、元自民党幹事長の野中広務さん(82)、ジャーナリストの大谷昭宏さん(63)、作家の宮崎学さん(62)らも加わり「今、憲法問題を考える」と題してディスカッションする。参加費1000円。問い合わせは追悼集会事務局(電話03・5226・8822)。【木村健二】

毎日新聞 2008年9月27日 11時26分(最終更新 9月27日 12時46分)

513小説吉田学校読者:2008/12/12(金) 07:09:54
かなり思い切った所見の披瀝でありますが・・・

天皇陛下:皇位継承問題で心労…宮内庁長官が体調で所見
http://mainichi.jp/select/wadai/koushitsu/news/20081212k0000m040069000c.html?link_id=TT001

 宮内庁の羽毛田信吾長官は11日、天皇陛下が心労などで体調を崩したことに関し「私なりの所見」として、陛下が「皇統(皇位継承)の問題」で悩んでいることを初めて明らかにした。これまで皇室典範改正に絡む皇位継承問題で、陛下自身の受け止め方は伝えられていなかった。
 羽毛田長官は会見で「陛下ご自身のお立場から常にお心を離れることのない将来にわたる皇統の問題をはじめとし、皇室にかかわるもろもろの問題を憂慮のご様子」と述べた。ただ、皇統の問題の具体的な内容については「控えた方がいい」と触れなかった。
 また、皇太子妃雅子さまに関して「両陛下は、皇太子妃殿下が公務をなさらないことを不満に思っている」との記事が散見されるとした上で「両陛下からこのたぐいのお言葉を伺ったことは一度もない」と否定。「皇室そのものが妃殿下に対するストレスであり、ご病気の原因ではないか」との論調があることにも触れ、「皇室の伝統を受け継がれて、今日の時代の要請に応えて一心に働き続けてこられた両陛下は、深く傷つかれた」と心労の一因になっているのではないかと述べた。
 公務については、陛下は23日で75歳となることもあり「ここ1カ月程度はご日程を可能な限り軽いものにしたい」と述べ、天皇誕生日や年末年始の各行事について延期や内容の見直しを検討していることを明らかにした。【真鍋光之】
◇一時は皇室典範改正論議に発展…継承問題
 皇位継承問題を巡っては将来、継承者がいなくなる可能性もあったことから皇室に関する事項を定めた皇室典範の改正論議に発展した経緯がある。
 1947年に施行された皇室典範は第1条で「皇位は、皇統に属する男系の男子が、これを継承する」と定め、女性天皇を認めていない。小泉政権当時の05年、皇太子さまに次ぐ皇位継承者は秋篠宮さま、次が天皇の弟の常陸宮さまとなり、いずれは継承者不在の事態も予想された。
 このため、同年11月に、首相の私的諮問機関「皇室典範に関する有識者会議」は、継承順位を「長子優先」とし、女性・女系天皇を容認する意見書をまとめた。これを受けて政府は改正案作りを進めたが、06年9月に秋篠宮ご夫妻に悠仁さまが誕生したことから、改正論議は下火になった。
◇解説…側近の立場から強い憂慮を示す
 羽毛田信吾・宮内庁長官の「所見」は、皇位継承の問題が必ずしも天皇陛下のストレスの原因とはストレートには語っていないが、天皇家の当主としての気持ちを側近の立場からそんたくしたもので、強い憂慮がにじんでいる。
 関係者によると、陛下は皇位の安定した継承を常に気にかけており、皇太子ご夫妻のお子さま誕生を待ち望んでいた。皇太子さまが結婚して愛子さまが生まれるまでの8年間は「(誕生を)いつも気にしておられ、心の休まる時がなかった」という。秋篠宮ご夫妻の長男悠仁さまが誕生したが、将来の皇室は、女性皇族が結婚によって皇籍を離れるために「先細り」となる。長官の所見は、陛下が今でも心の奥底で皇統問題を憂慮し続けていることを示している。
 長官は皇太子妃雅子さまに関する一部の報道についても「両陛下は深く傷つかれた」と述べた。両陛下と皇太子ご夫妻の間に「溝がある」と憶測して、事実に基づかない報道があるのは事実。普段の穏やかな表情の裏で、陛下の心労、心痛は限界まで来ていたとみられる。宮内庁をはじめとして周囲には、単に陛下の「公務の軽減」ではなく、胸の内を理解する努力が求められる。【真鍋光之】

514とはずがたり:2008/12/12(金) 10:44:31
可成り踏み込んでますね。。

>関係者によると、陛下は皇位の安定した継承を常に気にかけており、皇太子ご夫妻のお子さま誕生を待ち望んでいた。皇太子さまが結婚して愛子さまが生まれるまでの8年間は「(誕生を)いつも気にしておられ、心の休まる時がなかった」という。秋篠宮ご夫妻の長男悠仁さまが誕生したが、将来の皇室は、女性皇族が結婚によって皇籍を離れるために「先細り」となる。長官の所見は、陛下が今でも心の奥底で皇統問題を憂慮し続けていることを示している。
この解説によると天皇は女系天皇を認めているとも取れる内容であるんですけど。

515とはずがたり:2009/02/12(木) 16:04:23

建国記念の日 2派が集会/鹿児島県内
(2009 02/12 07:30)
http://www.373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=15210

 建国記念の日の11日、鹿児島県内で奉祝、反対両派の集会などがあった。反対派は、政府の歴史見解を否定した田母神俊雄・前航空幕僚長の論文などを論議。奉祝派は天皇陛下の即位20年を祝い、古来の文化や伝統を継承する重要性を強調した。

■古来の文化継承誓う/奉祝派

 日本会議鹿児島(川上親昌会長)は11日午後、鹿児島市のかごしま県民交流センターで「建国記念の日をお祝いする県民の集い」を開き、約250人が参加した。
 奉祝式典で橋口茂副会長は、戦後の歴史教育について「東京裁判史観に立っており、国の誇りを失わせている」と批判。日本政策研究センターの伊藤哲夫代表は「国家の精神的基盤」のテーマで講演し、「日本は古事記、日本書紀に書かれた精神遺産が息づく国。伝統を守り、その中から最も大切な精神を学ぶ心が大切だ」と訴えた。
 霧島市が中心となってつくる同市道義高揚・豊かな心推進協議会は同市溝辺のみそめ館で祝賀式典を開き、市民ら約400人が参加、郷土芸能が披露された。

■「田母神論文」を批判/反対派

 県憲法を守る会(荒川譲会長)などは11日午前、鹿児島市の県教育会館で「紀元節復活に反対する集会」を開き、約200人が参加した。
 ノンフィクションライターの田中伸尚さんが講演し、「田母神論文」の問題点を指摘。「憲法九条を原点とした自衛隊のさまざまな制約、いわば『平和のくさび』を取り払い、平和憲法の精神を根こそぎ覆そうとするものだ」と訴えた。
 同市の鴨池公民館では同日午後、県歴史教育者協議会などが集会。講演した日中友好協会鹿児島支部の野村昭也支部長は同論文について「歴史の偽造と平和への重大な挑戦」と批判。「政府は自衛隊を日米共同で戦う軍事組織に改造するため、海外派兵を急ごうとしている」と話した。

516とはずがたり:2009/06/12(金) 12:06:24
与党強引採決、崩れる国会合意形成…憲法審査会規程で
http://www.asahi.com/politics/update/0611/TKY200906110365.html
2009年6月11日23時59分

 衆院憲法審査会の委員数などを定める「規程」が11日の本会議で、与党などの賛成多数で可決した。民主党など野党は07年の国民投票法成立に続く「強引な手法」と反発。憲法改正に向けた国会の3分の2の合意形成は崩れ、総選挙前に与野党協議が進展する見込みはなくなった。

 規程は(1)委員数は予算委と同規模の50人(2)国会閉会中でも審査会を開会できる(3)出席委員の過半数で議決(4)改憲案は公聴会を開く――が柱。

 与党は当初、採決先送りで調整したが、改憲論者の鳩山代表が率いる民主党を総選挙前に揺さぶる狙いから、採決に転じた。ただ、今国会で委員の選任はせず、実際に審査会が始動することはない。

 民主党の園田康博氏は本会議で「国会での共同作業の憲法論議は、今後は一歩も進まない」と反対討論。参院でも「衆院では数で強行もできるが参院はそうはいかない。この問題は受けつけない」(輿石東参院議員会長)としている。規程制定のめどは立たなくなり、総選挙後の協議にも影を落としそうだ。

517とはずがたり:2009/07/15(水) 18:00:01
護憲の運動家みたいだ。

車の通行で口論、大学生が腹刺される
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp0-20090714-518233.html

 13日午後7時5分ごろ、大阪府箕面市箕面8丁目の路上で、軽乗用車の男が同市の男子大学生(23)と車の通行をめぐって口論になり、持っていたナイフで腹を数回刺して逃げた。大学生は重傷。
 通行人が記憶していた軽乗用車のナンバーをもとに箕面署が捜査し、男を自宅で発見。殺人未遂の疑いで逮捕した。
 同署によると、男は箕面市桜ケ丘の会社役員中井多賀宏容疑者(36)。大学生の乗用車と擦れ違う際に接触しそうになり、トラブルになった。当初「にらみ合いになり刺した」と認めていたが、その後の調べに「頭が真っ白で覚えていない」と否認している。
 中井容疑者の自宅からは大学生の腹を刺したとみられる折り畳み式のナイフが見つかった。
 現場は阪急箕面駅近くの住宅街の道幅が狭い道路。(共同)
[2009年7月14日2時32分]

殺人未遂:トラブル相手刺し、重傷負わせ逃走 容疑の男逮捕−−大阪・箕面
 http://mainichi.jp/kansai/archive/news/2009/07/14/20090714ddn041040015000c.html

 大阪府警箕面署は13日、大阪府箕面市桜ケ丘1、自称ミュージシャン兼会社役員、中井多賀宏容疑者(36)を殺人未遂の疑いで逮捕した。

 逮捕容疑は、13日午後7時5分ごろ、箕面市箕面8の路上で、車の通行を巡って近くの大学4年の男子学生(23)とトラブルになり、持っていた折りたたみナイフ(刃渡り約10センチ)で男子学生の腹部や背中を数回刺して重傷を負わせ、逃走したとしている。【向畑泰司】
毎日新聞 2009年7月14日 大阪朝刊

※Wikipediaより抜粋。
・中井 多賀宏(なかい たかひろ、1973年6月17日 - )は、詩人、憲法活動家、ミュージシャン。
 大阪府大阪市生まれ、大阪府箕面市出身。
 関西学院大学在学時から、主に差別問題を中心に各種人権問題に取り組み、大学院中退後、憲法の価値を広めるべく憲法講師としての活動を始める。2004年に「みのお9条の会」の立ち上げに参加、呼びかけ人となる。
 2007年3月、「箕面市平和のまち条例」請求代表者として箕面市議会にて陳述。

518名無しさん:2009/08/15(土) 10:37:59
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2009081500039&genre=A1&area=K00
http://www.kyoto-np.co.jp/static/2009/08/15/P2009081500039.jpg

自・民 「9条改正派」多数
衆院選立候補予定者・憲法アンケート

京都選挙区の主な立候補予定者の憲法に対する考え方
 衆院選(18日公示、30日投開票)で、京都新聞社が京都6選挙区に立候補表明している26人を対象に憲法9条改正の是非を尋ねたところ、自民党公認6人のうち5人、民主党公認6人のうち4人が部分改正を含め賛成の立場を明らかにし、両党とも「改憲派」が多数を占めた。共産党の6人と社民党1人は全員が反対した。

 立候補予定者26人に憲法改正について、(1)全面的に改正(2)9条を含む部分的改正(3)9条を除く部分的改正(4)改正に反対−の4つの選択肢を設け、回答を求めた。

 自民で(1)と回答したのは4人で、伊吹文明氏は「時代や国民の期待が変われば、改正は当然」、中川泰宏氏は「国の安全保障に明確な政策が求められている」として、2人は現在の政府解釈で違憲とされる「集団的自衛権」の容認も含めた改正に言及した。谷垣禎一氏は「世界の流れに対応できるメリハリの効いた三権を再定義すべきだ」と主張、山本朋広氏は「二度と戦争はしないと明記すべき」とした。

 清水鴻一郎氏は(2)を選び、「解釈によるあいまいさの排除」を求めた。井沢京子氏は(3)を選択し、「核を持たない国として、発言力を持つために9条を堅持すべきだ」とした。

 一方の民主では、(1)と回答したのが北神圭朗氏で、「国民自らの手で書き直していかなければ真に自分たちのものにできない」と全面的な改正を求めた。

 (2)を選んだのは3人おり、前原誠司氏は「改正議論を焦ってはならない」としつつ、「(戦力不保持などを記した)9条第2項を削除し、自衛権を明記すべき」。泉健太氏は「政府解釈で憲法を『空洞化』させている現状は看過できない」、小原舞氏は「解釈に委ねる現行のやり方から平和を希求する憲法にすべきだ」と答えた。

 9条改正に反対する(3)は2人で、山井和則氏は「必要な改正はすべきだが、被爆国として平和、国際協調の基本は崩すべきでない」、平智之氏は「現行のままで生命と財産を守る方法を模索すべきだ」とした。

 ■共・社は護憲鮮明

 共産党は全員が(4)と回答。穀田恵二氏は「世界に誇る先駆的なもの。『わだつみの悲劇をくり返すな』がわたしの信条」とし、ほかの5人も9条を「世界の宝」などとして絶対堅持の姿勢を示した。社民党の藤田高景氏も(4)で、「日本の平和主義の象徴で、何としても守り抜く」とした。

 無所属の田中英夫氏は(2)を選び、「政治判断で自衛隊の活動領域が拡大しないよう枠作りが必要」との考えを示した。

 幸福実現党の6人は(1)が5人、(2)が1人で改憲を主張している。

 憲法改正をめぐっては、改正手続きを定めた国民投票法が2007年5月に成立した。同7月の参院選では争点の一つとなったが、その後、改正案を審議するため衆参両院に設置された憲法審査会は休眠状態が続いている。

519名無しさん:2009/08/15(土) 12:00:55
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/shizuoka/CK2009081502000191.html
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/shizuoka/images/PK2009081502100134_size0.gif

8・15候補予定者調査 自民7人『9条改正を』、民主では意見分かれる
2009年8月15日

 15日の終戦の日に合わせ、中日新聞は衆院選の静岡県内8小選挙区の主な立候補予定者20人に、安全保障政策や平和観を問うアンケートを実施した。日米同盟と対北朝鮮制裁について「強化すべきだ」とした回答は約半数となり、自衛隊の海外派遣は「必要」が8割を占めた。憲法九条については、自民党のほぼ全員が改正の必要性を訴えたのに対し、民主党は回答が分かれた。(衆院選取材班)

質問(回答は選択式)
(1)日米同盟を強化すべきか

(2)核問題や拉致問題など、暗礁に乗り上げている北朝鮮への制裁を強化すべきか

(3)国連PKOやインド洋での補給支援活動など、自衛隊の海外派遣は必要か

(4)憲法九条の改正が必要か

(1)対米政策 
 最も多かったのは「強化が必要」で9人。自民の6人、民主2人、みんなの党1人だった。主な理由は「日本の外交基軸は日米同盟」(田村、斉藤斗、塩谷さん)、「平和と安定のため」(原田、倉田さん)などだった。

 「見直しが必要」は民主と共産の5人。池野さんは「米国とは安保条約を破棄し対等な友好条約を結ぶ」とした。

 「従来通り」は3人で、柳沢さんは「基地を提供しているので、集団的自衛権を持つと(力の)均衡が失われる」と回答した。

(2)対北朝鮮政策
 最多だったのが「制裁を強化すべきだ」で11人。自民6人、民主3人、無所属とみんなの党の各1人が選んだ。理由は「制裁強化は拉致、ミサイル、核実験問題が解決するまで続ける」(倉田さん)、「米国や中国に依存した外交では解決できない」(城内さん)などだった。

 「対話を重視すべきだ」は、民主と共産各2人の計4人。「6カ国協議の正常化が必要」(牧野さん)、「対話で北朝鮮の民主化を進める」(津川さん)と説明した。

 「従来通り」は自民1人だった。

(3)自衛隊の海外派遣の是非
 自民8人、民主6人など計16人が「必要」と答えた。

 「国際協調が必要」(望月さん)、「自衛隊の活動は高く評価されている」(塩谷さん)との肯定論のほか、「国民の理解を得た平和維持活動に限る」(上川さん)や「案件ごとに判断」(小山、細野さん)など一定の条件を付けた回答も。

 「不要」は民主と共産の計3人が選び、斉藤進さんは「自衛隊任務は専守防衛に限定すべきだ」とした。

(4)九条改正 
 自民7人、民主、みんなの党、無所属各1人の計10人が「改正が必要」とした。「実態に即して必要」(片山さん)、「有事を想定した憲法が必要」(田村さん)、「イラク戦争などの反省に基づき、しっかりと原理原則を定める」(佐藤さん)とした。

 「不要」と答えたのは民主4人、共産2人など計7人。理由は「平和主義は今後も継承が必要」(渡辺さん)、「我が国のアイデンティティー」(牧野さん)だった。

520名無しさん:2009/08/22(土) 21:27:13
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090822/stt0908221844002-n1.htm

【麻生政権考】「急がば回れ、憲法改正」 (1/3ページ)
2009.8.22 10:10

このニュースのトピックス:衆院選
 皮肉なことに、憲法が争点となっていない今回の衆議院議員選挙が将来、憲法改正への道を開いた選挙になったと言われるようになるかもしれない。党内に“護憲”勢力を抱え憲法問題に消極的な民主党は、“護憲”政党の社民党と連立政権を作る予定で、憲法問題はストップするというのが大方の予想だ。だが、中期的には、今回の衆院選は憲法改正の環境を整える側面がありそうなのだ。


定数削減の効果

 民主党の衆院選の政権公約(マニフェスト)は憲法について「(民主党は憲法問題を)慎重かつ積極的に検討していきます」としている。悪い国会答弁の見本のようで、この党が憲法を改正したいのかどうかも分からない。

 だが、保守系の地方議員や有識者らでつくる「日本国民フォーラム」(代表・米田建三帝京平成大教授)の平田文昭事務局長(49)は次のように指摘する。

 「自民党や民主党の衆院選のマニフェストに盛り込まれている国会議員の定数削減が、憲法改正につながっていく。衆参両院で、憲法改正原案の発議に必要な3分の2以上の勢力を形成しやすくなる効果がある」

 衆院議員の総定数は480、参院議員は242だ。

 自民党はマニフェストで「次回の総選挙から衆院議員総定数の1割以上を削減」「10年後には衆参両院議員総定数の3割以上の削減を目指す」とした。民主党は「衆院の比例定数を80削減する。参院は選挙制度の抜本的改革の中で、衆院に準じて削減する」ことを掲げた。

 民主党と連立する社民党は、衆院比例定数80削減に反対だ。しかし、どの党が政権党になっても、いずれ税金や社会保険料の負担増は避けられない。「政治」は国民に身を削る姿勢を示さねばならず、国会はいやいやでも、まとまった数の定数削減を行うことになるだろう。

 また、民主党はマニフェストに盛り込んではいないが、岡田克也幹事長(56)は13日の記者会見で、現在は20歳以上の選挙権年齢や成人年齢の引き下げについて「政権交代が実現すれば、早急に作業を進めていきたい」と、必要な法整備に取り組む考えを示した。

 憲法改正のための国民投票法は本則で、投票権年齢を18歳以上としている。だが、選挙権年齢や成人年齢が引き下げられるまでは、投票権年齢を20歳以上に据え置く条件付きだ。岡田氏の言う通りに進めば、これも環境整備となる。


自公連立の解消

 一方、自民党は麻生太郎首相(68)の指示で、マニフェストに同盟国米国をねらう弾道ミサイルの迎撃と米国艦艇の防護のため「安全保障上の必要な手当て」を行うと記した。政府の憲法解釈を変更し、これまで禁じてきた集団的自衛権の行使に、一部だが踏み切ることを意味する。

 ただ、自民党はマニフェストに憲法解釈の変更という直截(ちよくさい)的な表現は採らなかった。筆者は7月31日のマニフェスト発表時の記者会見で、麻生首相に「集団的自衛権の憲法解釈を変更するという意味でいいのか」と質問したが、首相は明確な返答を避けた。これでは憲法が争点になるはずもない。

 このような中途半端な対応は、自民党内に慎重論があるのに加え、公明党との連立が原因となっている。自民党は、国会対策上の理由で公明党、選挙対策上の理由で公明党・創価学会の支援に頼ってきたため、彼らが嫌う憲法改正、憲法解釈変更に踏み切れなかったわけだ。

 東アジアの安全保障情勢を考慮するだけでも憲法改正、せめて集団的自衛権の行使にかかわる解釈改憲は急務と思われるが、自民党は正面から国民や公明党・創価学会を説得する努力を怠ってきたのだ。

 国民投票法は凍結期間の3年を終えて来年5月18日に施行され、当選する衆院議員らは憲法問題に、いや応なく向き合うよう迫られる。

 野党間で「連立野党」などは存在しない。衆院選の結果、自公両党が下野すれば連立関係は解消となる。自民党にとっては、立党の精神に立ち返って、憲法についてはっきりした主張を行うチャンスとなる。2大政党の片方の憲法問題への意識が高まるとしたら、民主党政権ができても永久ではない以上、憲法改正にとって前進とならないか。

(政治部 榊原智=さかきばら・さとし/SANKEI EXPRESS)

521名無しさん:2009/08/24(月) 15:11:40
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2009082490140200.html

政権交代歓迎でも民主に不安 護憲派悩む1票
2009年8月24日 14時05分

 自民、民主の二大政党対決が最大の焦点となっている衆院選で、憲法9条の改正に反対してきた護憲派の有権者が投票先に悩んでいる。政権交代が起きて、改憲を目指す自民党の下野は“歓迎”だが、改憲派議員は民主党内にも少なくなく、一票の効果的な投じ方に思いを巡らせている。 (社会部・橋本誠)

 「憲法を踏みにじる自公政権を退陣させる選挙。憲法9条を輝かせ、戦争の犠牲者を出さないよう見守ってください」

 終戦記念日の15日正午すぎ、東京・千鳥ケ淵戦没者墓苑の納骨堂で、改憲に反対の市民団体「平和フォーラム」が開いた集会。社民の福島瑞穂党首が誓いの言葉を読み上げたが、ほかに出席した国会議員は民主の那谷屋正義参院議員だけ。「オバマ米大統領と手を携え、核廃絶を訴える」と鳩山由紀夫代表のメッセージを代読したが、憲法改正問題には言及しなかった。

 安倍政権下の2007年、与党は憲法改正手続きを定める国民投票法(来年5月施行)を強行採決。今年6月には衆院憲法審査会の委員数や手続きの規程を可決した。

 「どんどん戦争が近づいてくる」と社民支持の男性(77)=東京都杉並区=は危惧(きぐ)する。戦時中は開墾や国内の飛行場建設に学徒動員され、南方でマラリアにかかった父親は復員後間もなく亡くなった。

 憲法改正を進める自民党政権の“降板”を求めてきたから、政権交代への期待は大きい。

 ただ「民主党は心配だ」とも感じる。護憲派だけでなく、先制攻撃論を唱える改憲派まで混在するからだ。今月8日の共同通信の衆院選候補予定者アンケートでも、9条を含む改憲派が2割を占めた。

 支持政党がない足立区の期間社員の男性(37)は、衆院選では「比例は社民、小選挙区は民主に入れる」と言う。「憲法9条は守るべきだが、今の小選挙区制で与党を倒すには民主党に入れるしかない。民主党は安全保障問題で揺れているが、憲法はすぐには改正されないのでは」

 社民は民主ブームに埋没しないように“両面作戦”。「憲法9条を守りたい人は全員社民党に」と護憲をPRする一方で、民主と選挙協力する選挙区では「政権交代」を強調する。

 共産も民主内部の改憲志向を強く警戒し「憲法改正の動きが出れば、防波堤になって戦う」と訴える。

 都民対象の本紙電話世論調査では、社民、共産に投票を予定している人は、他党への投票を予定している人に比べ、一番の関心事として憲法を挙げている割合が高い。

(東京新聞)

522名無しさん:2009/08/27(木) 22:11:33
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&rel=j7&k=2009082700743

かすむ憲法論議=民主及び腰、自民もトラウマ【09衆院選】
 憲法改正をめぐる論議が、衆院選で完全に隅に追いやられている。民主党が、子ども手当創設などもっぱら生活に密着した政策をアピールして政権交代を訴えていることに加え、自民党も、改憲を争点に掲げた2年前の参院選で惨敗した苦い記憶を引きずっているためだ。
 「国を守る自衛隊を憲法の中でうたう必要がある。ただ、今一番大事なのは民生の安定で、すぐ議論するつもりはない」。民主党の鳩山由紀夫代表は23日の民放テレビ番組で、将来的な改憲の必要性に言及しながらも、「鳩山政権」での優先順位は低いことを強調した。
 鳩山氏は改憲論者として知られ、「自衛軍」の保持や一院制導入を柱とする改憲試案をまとめたこともある。しかし、民主党の衆院選マニフェスト(政権公約)では、憲法改正は末尾で「慎重かつ積極的に検討」と記されているにすぎず、鳩山氏ら同党幹部が選挙戦で取り上げることはほとんどない。
 改憲に言及すれば、民主党内の旧社会党出身者ら護憲派を刺激し、政権交代が「目前」に迫る中で無用の不協和音が生じる恐れがあるためだ。
 連立相手に想定している社民党の存在も大きい。福島瑞穂党首は27日、民主党との連立の条件について「(国会で憲法論議の場となる)憲法審査会を動かさないというのは、やはり大事なことだ」と記者団に述べ、現行憲法の維持が条件だと指摘した。
 一方、劣勢が伝えられる自民党は、麻生太郎首相が街頭演説で安全保障分野での民主党の国会対応を批判するなど、支持基盤である保守層へのアピールに躍起だ。
 ただ、こちらも憲法問題には時間を割いていない。2007年の参院選で安倍晋三首相(当時)は当初、改憲をテーマに据えたものの、選挙戦は年金記録漏れ問題が最大の争点となり惨敗。その反省から「大上段の議論をしても駄目。国民は盛り上がっていない」(麻生首相側近)と、集票にはつながらないと判断しているようだ。
 来年5月には憲法改正手続きを定めた国民投票法が施行され、国会による改憲案の発議が可能になる。しかし、参院では憲法審査会の運営細則を定める規程も依然、制定されていない。民主党が積極姿勢に転じる可能性は小さく、議論の深化を期待するのは難しい状況だ。(2009/08/27-19:10)

523名無しさん:2009/08/31(月) 18:44:17
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2009083102000207.html

9裁判官全員を信任 国民審査 罷免票6〜7%
2009年8月31日 夕刊

 中央選挙管理会(坂田桂三委員長)は三十一日、衆院選と同時に行われた最高裁判所裁判官の国民審査の投票結果を発表した。今回対象になった裁判官は九人。有権者が罷免を求め「×」印を付けた票が、罷免を求めなかった票をいずれも上回らず、全員が信任された。

 九人は桜井龍子、竹内行夫、涌井紀夫、田原睦夫、金築誠志、那須弘平、竹崎博允、近藤崇晴、宮川光治の各裁判官(告示順)。罷免を求めた率は6〜7%台だった。

 投票した有権者は六千九百四十五万四千三百七十五人。投票率は66・82%で、前回より1・33ポイント上がった。

 最高裁裁判官の国民審査は今回が二十一回目。一九四九年の第一回以来、罷免された裁判官はいない。

524名無しさん:2009/09/02(水) 19:42:47
http://www.pjnews.net/news/533/20090902_1

幸福の科学、信者の投票行動が「政教分離」って本当?
2009年09月02日 07:36 JST

大川隆法総裁の街宣に熱狂する人々(撮影:藤倉善郎、8月27日、東京・有楽町駅前で) 【PJニュース 2009年9月2日】第45回衆院総選挙の投開票から一夜明けた8月31日、宗教法人幸福の科学を母体とする「幸福実現党」党本部(東京・銀座)で、同党の本地川瑞祥(もとちかわ・ずいしょう)代表代行と小林早賢 (こばやし・そうけん)幹事長が記者会見した。小選挙区・比例代表で、民主党よりも多い337人の候補者を立てながら「議席ゼロ」となった選挙戦をふりかえった。

会見開始の午前10時。集まったのは、新聞社を中心に数社だけ。報道陣からの質問は少なく、記者ではなく宗教研究者が質問に立つ一幕もあったほどだ。冒頭、本地川代表代行が「総選挙の結果を受けて」とする文書を読み上げた。

「今回、小選挙区で107万票の得票を頂くことになりました。しかしながら当選者を出すには至らなかったことは、立候補者名、党名の定着・浸透が不十分で、政権交代選挙の前では通用しなかったためと真しに受け止めたいと考えます。また、選挙区によっては、母体である幸福の科学の信者数にもはるかに届かない得票数もあり、信者の信仰と政治選択に分離があるものと思われました」

政教一致政党でありながら、信者の投票行動は「政教分離」だったというのだ。幸福の科学の公称信者数は1100万人(故人なども含めた累計とのこと)。幸福実現党は「小選挙区で合計107万票」という数字だけを報告したが、比例代表では約46万票。記者は、公示後の街宣を取材した際、聴衆の中に幸福の科学のペンダントをぶらさげた人々を多く見かけたし、ペンダントをしていない人々の熱狂ぶりも、教団と関係ない通りすがりの聴衆とは思えないものだった。これほど熱烈な信者を擁する宗教団体において、信者の1割も幸福実現党に投票しないなどということが本当にありえるのだろうか。

いずれにせよ、幸福実現党は今回の選挙で「手ごたえ」を感じたという。以下、投票日翌日の記者会見における質疑応答だ(敬称略)。

525名無しさん:2009/09/02(水) 19:42:57
>>524

─来年の参院選には挑戦するという理解でよろしいでしょうか。

本地川:慎重に検討を重ねてまいりますけども、今回、手ごたえを感じておりますので、準備をしながら前向きの方には考えています。具体的なことは、これからです。

─地方選への挑戦は考えてらっしゃらないでしょうか。

本地川:当然、検討の対象には入っています。

─今回の結果を総裁ご自身はどのように捉えられているのか。

小林:先ほど全体の総括をご報告しましたが、そういう考え方そのものであるとご理解いただいて結構かと思います。将来への手ごたえを非常に感じたということが一つ。もう一つが、これから民主党政権を取り巻いていく状況を見越した上での政策提言だったわけですから、その分、今後の時代が私どもの政策を求めてくる度合いが間違いなく強まってくるであろうと。その二つの意味で、手ごたえを感じて頑張っていきたいというのが、党としての総括であり、総裁ご自身の考えです。

─12小選挙区で候補者を立てず、10選挙区で自民党や改革クラブを応援したが、その10人は4勝6敗でした。選挙支援は功を奏したとお考えですか。

小林:(応援対象が破れた)6選挙区も、個別に見ればどこも接戦の選挙区でした。全体として政権交代への流れがやや強く4対6という結果になりましたが、十分健闘したかと思います。

─(幸福実現党の街宣取材中に)「自分はクリスチャンだからチラシはいらない」と言ってチラシの受け取りを拒んでいる通行人を見た。宗教政党であることでのマイナス点やプラス点について、感じたことはあったか。

小林:先行する宗教政党(創価学会・公明党のこと)の方は、タテマエとしては「政教分離」を掲げています。今回、われわれがそういう使い分けをせず正々堂々と、という考え方をとりましたので、それをご理解いただくためにお話をする場面も多く、そこにエネルギーを使った。そこにはデメリットとメリットいろいろあるが、逆の側面を言えば、(増税問題や北朝鮮ミサイル問題について)「政策として幸福実現党に賛同するよ」という方々との、かなりの出会いがありました。全体的に、啓蒙(けいもう)活動の第一段階としては十分な成果があったと思います。

─宗教政党という原則は今後も堅持すると?

小林:当然、その路線でまいります。

─当初、大川隆法総裁が、教団施設の使用や教団からのお金の借り入れも「出発時点としては、いたしかたない」という趣旨の発言をされていました。今後の資金、会場利用の問題については、どうするのか。

─借り入れや施設利用については、法律上は全く問題がなく、問題があるべきではないという考えです。その前提の上で、宗教と政治の間では行動原理や活動パターンに少し違いがあるのが現実ですので、将来的には自立していくべきであるという考え方は変わっておりません。

来年の参院選やそれまでの地方選にも挑戦する意欲を見せる幸福実現党。引き続き、その動向に注目したい。【了】

526名無しさん:2009/09/10(木) 21:45:46
別スレで、天皇関連も憲法スレと書かれていたので。


http://www.47news.jp/CN/200909/CN2009091001000994.html

「皇位継承問題、対処を」 新内閣に宮内庁長官要請へ
 宮内庁の羽毛田信吾長官は10日の記者会見で、民主党などの連立政権による内閣が近く発足することに関し「皇位継承の問題があることを(新内閣に)伝え、対処していただく必要があると申し上げたい」と述べ、皇位継承の対象を男系の男子皇族に限定している皇室典範の改正問題に取り組むよう要請する考えを示した。

 羽毛田長官は「皇室が安定的に続くかどうかという問題が存在するという意識は、政権が変わっても変わらず持っている」と述べ、あらためて皇位継承の現状への懸念を表明。その上で「事実を伝えることはやらねばならない(私の)務め。できるだけ早くそういう場を持ちたいと思っている」と意欲を示した。

 皇室典範の規定では、天皇陛下の孫の世代の皇位継承対象者は秋篠宮家の長男悠仁さま(3)しかいないのが現状。典範改正をめぐっては、政府の有識者会議が2005年11月、女性・女系天皇を容認する報告書をまとめたが、その後の議論は停滞している。

 羽毛田長官はこれまでにも皇位継承の不安定さを指摘。昨年12月には陛下の心身の不調に対し「陛下がここ何年、将来にわたる皇統の問題、皇室にかかわるもろもろの問題に憂慮される様子を拝してきた」との所見を述べた。

2009/09/10 20:23 【共同通信】

527名無しさん:2009/09/13(日) 16:35:08
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090913k0000m010086000c.html

鳩山代表:地方分権で改憲必要との認識示す
 民主党の鳩山由紀夫代表は12日放送のラジオ番組で、憲法改正に関し「憲法の平和主義、人権は当たり前だが、だからといって後生大事に憲法を一言一句変えてはいけないという発想はおかしい」と述べ、地方分権の観点から改正は必要との認識を示した。改正時期には言及しなかった。

 鳩山氏は地方分権について「国が地域をコントロールして補助金漬けにする世の中では自立できない」と指摘。05年に発表した改憲試案に触れ「こういうものの道筋をつけることが大事だ」と強調した。鳩山氏の試案は、国と地方の役割分担を明確にするため、基礎自治体として「市」、広域自治体に「圏」を設置する改正などを提言している。【佐藤丈一】

毎日新聞 2009年9月12日 22時27分

528名無しさん:2009/10/23(金) 23:13:19
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/091023/stt0910231241004-n1.htm
天皇陛下のお言葉に岡田外相が意見
2009.10.23 12:38

このニュースのトピックス:鳩山内閣

第171通常国会開会式でお言葉を述べられた際の天皇陛下=1月5日、国会・参院本会議場(酒巻俊介撮影) 岡田克也外相は23日午前の閣議後の閣僚懇談会で、国会開会式での天皇陛下のお言葉について「陛下の思いが少しは入った言葉がいただけるような工夫を考えてほしい」と述べ、宮内庁にお言葉の見直しの検討を求めた。首相官邸で記者団に明らかにした。

 岡田氏は「大きな災害があった直後を除き、同じあいさつをいただいている。国会に来ていただいているのだから、よく考えてもらいたい」と語った。天皇陛下のお言葉をめぐり閣僚が意見をするのは異例。

 平野博文官房長官は同日午前の記者会見で、岡田氏の発言について「(内容について)具体的な説明を避けるが、ご意見は承りました」と述べた。

http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/091023/stt0910231442006-n1.htm
民主・西岡氏、岡田外相の「お言葉」発言批判 「極めて不適切」
2009.10.23 14:39

このニュースのトピックス:国会
 岡田外相が23日、国会開会式での天皇陛下のお言葉について「陛下の思いが少しは入った言葉に」と述べたことについて、民主党の西岡武夫参院議院運営委員長は同日、記者団に「天皇陛下の政治的中立を考えれば、お言葉のスタイルについて軽々に言うべきではない。極めて不適切だ」と岡田氏を批判した。

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009102300477
陛下のお言葉見直し「不適切」=参院議運委員長
 西岡武夫参院議院運営委員長(民主)は23日の同委理事会で、岡田克也外相が国会開会式での天皇陛下のお言葉の在り方の見直しを求めたことについて「極めて不適切な発言だ」と批判した。
 西岡氏はこの後の記者会見で「陛下のお言葉のスタイルについて、私どもが政治的にあれこれ言うことはあってはならないことだ。外相がどういう思いで言ったのか。ちょっと信じがたい」と語った。(2009/10/23-14:43)

http://www.nhk.or.jp/news/t10013319361000.html
“おことば見直しは不適切”
10月23日 17時0分
参議院の西岡議院運営委員長は議院運営委員会の理事会で、岡田外務大臣が国会の開会式で天皇陛下が述べられるおことばの見直しを検討するよう求めたことについて、「われわれが政治的にあれこれ言うべきではなく、きわめて不適切な発言だ」と批判しました。

岡田外務大臣は閣議後の閣僚懇談会で、国会の開会式で天皇陛下が述べられるおことばについて、「陛下の思いが少しは入ったおことばをいただくようなくふうができないものか、考えてもらいたい」と述べ、おことばの見直しを検討するよう求めました。これについて、参議院の西岡議院運営委員長は議院運営委員会の理事会で、「天皇陛下が述べられるおことばをどう見直そうというのか、発言の真意はわからないが、少なくとも、われわれが政治的にあれこれ言うことがあってはならない。きわめて不適切な発言だ」と述べ、批判しました。一方、宮内庁の羽毛田信吾長官は「国会開会式のおことばは、ほかの行事と違って閣議で決定されていることなので、宮内庁としてコメントする立場にはない。憲法に定められた天皇陛下の立場で、毎回十分に心を込めて述べられていると思う」と話しています。

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009102300871
官僚的発想で同じ表現=お言葉、「陛下に申し訳ない」−岡田外相
 岡田克也外相は23日夕の記者会見で、天皇陛下が国会の開会式で述べるお言葉の在り方を見直すよう提起したことについて、「無難に対応しようという官僚的発想で(お言葉が)同じ表現になっている。わざわざ国会までお出かけいただいているのに、陛下に申し訳ない」などと説明した。
 外相は「国事行為に準じるので、『あまり政治的にならないように』という配慮が行き過ぎた結果、(お言葉の内容が)繰り返しになっている。ある意味で内閣の責任で、もっと陛下の思いが伝わる工夫がされるべきではないか」とも語った。
 陛下のお言葉の在り方で閣僚が見直しを求めるのは異例。「極めて不適切な発言」(西岡武夫参院議院運営委員長)などと批判する声も出ている。(2009/10/23-19:25)

530小説吉田学校読者:2009/10/25(日) 09:03:41
天皇陛下のおことばが国会を召集する行為に付随する国事行為に当たるかどうか微妙なところでありますが、かりに国事行為もしくはそれに準ずる行為(いわゆる公的行為ではない)とすると、それは内閣の助言と承認を必要とするものであり、仮に極右勢力が内閣の一員に入ったらどうするおつもりか。そういった懸念に対する考慮が見られない岡田発言は勇み足だと思います。
陛下の内心の問題に踏み込むと「天皇と政治」という根源的な問題に行ってしまう。かつては内奏時のおことばをすぐに記者に漏らして首が飛んだ大臣もいた。変に「おこころ」とかの言葉を使わずに、単純に「毎回同じおことばなのも味がない」とかそういう問題提起でも良かったのではないか。

首相、岡田外相を批判 天皇「お言葉」発言で
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/091024/plc0910242221015-n1.htm

 【フアヒン(タイ中部)=佐々木美恵】鳩山由紀夫首相は24日夕(日本時間同日夜)、岡田克也外相が国会の開会式での天皇陛下のお言葉の見直しを検討するよう宮内庁に求めたことについて、「陛下のお気持ちを推し量ることはできない。コメントすべきでなかった」と批判した。滞在先のフアヒンで同行記者団に語った。岡田氏は23日の閣僚懇談会で、「陛下の思いが少しは入ったお言葉がいただける工夫を考えてほしい」などと語った。
 首相はまた、沖縄県の米軍普天間飛行場(宜野湾市)の移設問題で、岡田氏が在日米軍嘉手納基地への統合案が望ましいと表明したことについて、「政治主導なので閣僚が自分の意見を述べることはあってもいい。最終的にはわたしが決める。その後に一つにまとめればいい」と述べた。
 最終判断する時期に関しては「選択肢を調査しているから、それなりに時間がかかる」と強調。また「オバマ大統領が来るということで急がなければいけないとは思わない」とし、11月12日までに結論をまとめることには慎重な考えを重ねて示した。東アジア共同体構想の枠組みについては「米国を排除するつもりはない」と述べた。

531名無しさん:2009/10/26(月) 19:11:28
>>528-530
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009102600306
天皇陛下がお言葉=臨時国会開会式
 第173臨時国会の開会式が26日午後、参院本会議場に天皇陛下をお迎えして行われた。陛下は「国会が、当面する内外の諸問題に対処するに当たり、国権の最高機関として、その使命を十分に果たし、国民の信託にこたえることを切に希望します」とのお言葉を述べた。
 開会式のお言葉をめぐっては、岡田克也外相が23日に「陛下の思いが入ったお言葉をいただく工夫ができないか、考えてほしい」と問題提起していたが、今回は従来と同じ内容となった。 (2009/10/26-13:16)

532名無しさん:2009/10/29(木) 00:50:24
関連
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1251865116/1184-1187

岡田外相が否定した捏造コピペを転載。

http://tsushima.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1256383361/673
■非公開資料だそうです。

植木職人発言オフレコ(岡田外相・金曜夜プレ懇) デスクオンリー/オフレコテープ起こしママ/公表不可 納品 2009年10月24日 02:11:40

1/5 Q.「まず、今回の外相の発言の真意をお伺いしたい。ご発言は、天皇の国事行為を前提とした、という理解でいいんですよね?
 つまり、あくまで内閣の助言と承認…(カブリ。聞き取れず)」
岡田氏「(さえぎり。カブリ)内閣とか国事行為とは無関係だ。あくまで陛下の……(聞き取れず) ご自身のお考え…お声を知りたいということだ」

2/5 Q.「では、宮内庁というのは?」
岡田氏「宮内庁というのは方便…というかレトリック(聞き取れず)とでも…。  陛下自身のお考えが聞きたいという趣旨。もちろん、宮内庁が陛下のお考えを聞いて起案し、文章化するとか措辞を整え とかあるだろうが、陛下自身のご意見が問題だ」

3/5 Q.「ズバリ、大臣は、陛下にどのようなお言葉が…(カブリ)」
岡田氏「(カブリ)そりゃ…政権交代ですよもちろん。
 "勝てば官軍"といえば言い過ぎでしょうけど(数名笑い声)、民主党がこうして 勝った訳ですから、陛下もそれに恭順…(…間…)というかその支持をご自身
 のお言葉で表明してほしいですよね? このままじゃ"自民党の皇室"のままだ」

4/5 Q.「大臣のそういうお考えは内閣としても憲法上問題である、という見解が…」
岡田氏「内閣といっても法制局でしょ。"官"ですよ。政権がかわれば、憲法解釈もかわります。
 我々は政治主導です。そういうくだらないことを言うんであれば、法制局長官をクビにするだけです。それが政治主導です」

5/5 Q.「陛下の政治的中立を守らないと皇室の維持の将来にも問題が…」
岡田氏「政治的中立とか…(…間…)
 政治的中立って憲法に書いてあるんですか?マニフェストに書いてあります?皇室の将来より民意ですよ。民意は民主党支持なんです。
 民意より皇室の維持が重要なんてあり得ない。民主主義です民意が"天皇は植木職人になるべき"というのならばそうなるんでしょ」(了)

533とはずがたり:2009/10/29(木) 00:55:54
>>532
それっぽく出来てますねー。
もし此がホントに嘘だとして創作者は新聞に謝罪広告とかで何百万かふんだくられるぐらいのことにはなるんでしょーかねぇ?

534チバQ:2009/10/31(土) 12:06:37
どこ?ここでいいかな
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091031-00000517-san-soci
天皇陛下ご即位20年 国民の「臨時祝日」はなし 
10月31日2時38分配信 産経新聞

 天皇陛下のご即位20年を記念し、今年11月12日を祝日にするようすすめてきた自民党は、民主党の協力が得られないとして同日を祝日にすることを正式に断念したことが30日分かった。

 即位の礼が行われた同日を祝日にするための臨時祝日法制定に向けて、超党派の奉祝国会議員連盟が発足し、与野党足並みをそろえた形で解散前の通常国会に法案が提出されていた。解散によって廃案となったことから、今国会への再提出が模索されたが民主党の党内調整が終始難航。官民挙げた奉祝行事が相次いで催されるなかで、「国民の祝日」が流れる結果となった。

 奉祝行事をめぐっては昨年6月、経団連や日本商工会議所、連合などからなる「即位20年奉祝委員会」(会長・日本商工会議所の岡村正会頭)が設立。政府が内閣主催による即位20年の記念式典の開催を閣議決定したことなどを受けて、同日を臨時祝日にする法律制定を目指す超党派議連が発足していた。

 議連には450人を超える国会議員が加盟。民主党からも鳩山由紀夫首相が副会長に、小沢一郎幹事長は顧問として役員に就任していた。鳩山首相は会合にも顔を出し、制定に意欲を示すとともに党内調整を“約束”していた。

 自民党や公明党は、党内手続きを済ませたうえで、今年6月には鳩山首相側から「法案を正式に出してくれたら(民主党としても)対応する」と提案があったこともあり、議員提案で法案を衆院に提出していた。

 しかし、旧社会党系議員や日教組系議員を抱える民主党が、8月の総選挙前に国家観や天皇観をめぐる路線対立を表面化させたくないという事情があって、法案は審議に至らずに廃案に。その後も臨時国会冒頭の制定に向けて関係者による調整が図られたが、民主党内で結論は出ず、実務面や日程上、成立は困難と判断した。

 皇室に関連した祝日には、皇太子さまの結婚の儀の平成5年6月9日、即位の礼が行われた平成2年11月12日などがある。 .最終更新:10月31日2時38分

535とはずがたり:2009/12/12(土) 14:09:00

これは鳩山内閣と天皇という問題よりも中国と日本の問題であるような印象でありますな。
中国も自分の権勢を示す為に天皇も動かせると云うのを見せつけたかったのではないか。わざと日程の連絡遅らせたぐらいはしたかも知れない。
世界に残るエンペラー格の存在はもう日本の天皇陛下だけだしな〜。

天皇陛下の要人会見「政治判断と別次元で」 宮内庁長官
http://www.asahi.com/politics/update/1212/TKY200912110546.html
2009年12月12日1時26分

 天皇陛下と中国の習近平(シー・チンピン)国家副主席の会見が決まった経緯に関する羽毛田信吾・宮内庁長官の説明の概要と、主な一問一答は次の通り。
      ◇
 【長官による経緯説明】

 両陛下の外国賓客の引見については、引見希望日が迫った形で願いが出てまいりますと日程調整に支障をきたす。そういうことがなくても繁忙をきわめる両陛下に想定外のご負担をおかけすることになる、と考え、1カ月以上前に、内閣(外務省)から願い出をいただくことをルールとしてやってきました。

 とくに2004年以降は、前年に陛下の前立腺がんの手術もあり、陛下の負担や年齢も考慮して、ルールをより厳格に守っていただきたいと政府部内に徹底してきたところです。

 このルールの肝心だと思っているところは、国の大小だとか、この国が大事でこの国は大事ではないという政治的重要性で取り扱いに差をつけることなくやってきた点です。米国は大事だから米国の賓客には1カ月以内でも会うとか、某国はそれほど大事じゃないから厳格にルールを守りましょうとか、そういうことをしない形でやってきた。

 両陛下のなさる国際親善は、政府の外交とは次元を異にし、相手国の政治的な重要性とかその国との間の政治的懸案があるとか、そういう政治判断を超えたところでなされるべきものだという考え方です。従って今回は、現在の憲法下における天皇陛下のお務めのあり方だとか、役割だとかいった基本的なことがらにもかかわることと思っているわけです。

 今回、外務省を通じて内々に宮内庁の窓口に打診をされてきたのは1カ月を切った段階でしたから、ルールに照らし、お断りをした。その後、官房長官から、ルールは理解するが日中関係の重要性にかんがみてぜひお願いするという要請があり、私としては、政治的に重要な国だとかにかかわらずやってきたのだからぜひルールを尊重していただきたいと申し上げました。

 その後、再度、官房長官から、総理の指示を受けての要請という前提でお話がありました。そうなると、宮内庁も内閣の一翼をしめる政府機関である以上、総理の補佐役である官房長官の指示には従うべき立場。大変異例なことではありますが陛下にお願いした。が、こういったことは二度とあってほしくないというのが私の切なる願いです。

 【報道陣との質疑】

 ――陛下の政治的利用につながりかねないとの懸念を持っているということですか。

 大きくいえば、そういうことでしょう。個別に政治的懸案があるからこうしよう、という形でやっているわけではないわけですから。

 ――1カ月というルールの根拠は何ですか。

 日が迫って日程を入れるほど大きな支障を生じる。今はお年も召され、手術もしている。それで、ひとつの常識として1カ月でやってもらおうということでやってきた。

 大事なのは、それでやりましょうとみんなが守ってきた時に、中国は政治的に大事だからこうしましょうとなるのは、つらい。政府のありようとしては、それじゃうまくないのではと申し上げたつもりです。

 ――政治利用に関して、もう少し具体的に。

 そういうことを超えたところで外国のおつきあいをなさるのが陛下の国際親善のありようだと。それを政治的な重要性だとか懸案があるからということでしたら、それを一言でいえば政治利用でしょうけれど、政治利用という言葉で言うだけではなくて、やはり天皇陛下のお務めのありよう、あるいは天皇陛下の役割ということについて非常に懸念することになるのではないでしょうか、と。政治的利用ではないかという懸念ではないかと言われれば、そうかなという気もしますね。

「悪しき前例」天皇陛下面会の一カ月ルールを逸脱した官邸のごり押し
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1251865116/1683-1689

536とはずがたり:2009/12/15(火) 00:09:58


ナベシューが噛み付いてましたが,平沼との連携に名前が挙がるのは伊達じゃあないんですな。

特例会見で閣内、与党からも批判 渡辺氏「やめた方がいい」
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1251865116/1704

11月に「陛下の体調」を理由に拒否 中国副主席の特例会見で日本政府
2009.12.14 12:50
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1251865116/1717

「大事なこと守っていただきたい」=私の役回りと強調−特例会見・宮内庁長官
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol&k=2009121400831&j1

 「大事なことだから守っていただきたいと言うのは私の役回り」。天皇陛下と中国の習近平国家副主席の特例会見問題。宮内庁の羽毛田信吾長官は14日夜、記者団に対し、相手国の重要性によって会見設定のルールに例外を設けることへの懸念を何回も口にした。
 「辞表を提出した後に言うべきだ」と批判した小沢一郎民主党幹事長の発言を受け、同長官は急きょ、庁内で取材に応じた。
 「直接答える立場になく、特に申し上げることもない」と前置きしながらも「陛下の外国とのおつきあいの在り方をないがしろにして…」「陛下のお務めの在り方を守るという私の立場…」と持論を展開した。
 進退については「私は辞めるつもりはありません」と、きっぱりと語った。
 天皇陛下が外国要人と会見する際は1カ月前に同庁に申し入れるルールに関し、羽毛田長官は「大国だから陛下にご配慮いただく、小さい国は大事でないからお会いしないということを陛下がなさるようなことがずるずる行われたら、どういうことになるか」と強調した。
 小沢氏が「憲法の精神、理念を理解していない」と批判したことについては「内閣の責任でということであればこそ、方針に従った。一方で、憲法の一つの精神として言えば、陛下は政治的に中立でなくてはならない」と話した。 (2009/12/14-23:40)

537名無しさん:2009/12/15(火) 21:03:48
http://mainichi.jp/select/today/news/20091215k0000e010020000c.html?link_id=RTD01
天皇陛下:中国の習副主席と会見 副主席「心から感謝」
2009年12月15日 11時7分 更新:12月15日 13時25分


中国の習近平国家副主席(左)と握手する天皇陛下=皇居・宮殿「竹の間」で2009年12月15日午前11時00分、代表撮影

出迎えの肥塚式部副長(右)と握手する中国の習近平副主席=皇居で2009年12月15日午前10時36分、三浦博之撮影 天皇陛下は15日午前、来日中の中国の習近平国家副主席と皇居・宮殿「竹の間」で会見した。陛下と習副主席が会うのは初めて。天皇陛下が中国の政府要人と会うのは、昨年5月に国賓として来日した胡錦濤国家主席以来。陛下は、胡主席が副主席時代の98年に来日した際も皇居・宮殿で会見している。【真鍋光之】

 宮内庁によると、会見は午前11時から24分間行われた。冒頭、陛下は「今回の訪日によって、両国間の理解と友好関係が一層、増進されることを希望しております。胡錦濤国家主席はお元気ですか」と尋ねた。習副主席は「元気です。現在は中央アジアを訪問しています」と返答。「今回このような形でご引見いただいたことを心から深く感謝いたします」などと礼を述べた。

 陛下は昨年5月の四川大地震に触れて復興状況を尋ね、習副主席は、地震の際の陛下、日本政府、国民からの見舞いや援助に対して感謝。さらに陛下の即位20年を祝った。

 習国家副主席は15日午前、天皇陛下との会見に先立ち、横路孝弘衆院議長、江田五月参院議長と会談した。

 ◇批判ムードに首相が不快感
 鳩山由紀夫首相は15日午前、天皇陛下と中国の習近平国家副主席の特例的な会見を羽毛田信吾宮内庁長官が批判していることに対し、「(申請に)何日間か足りなかったからといって、お役所仕事のようにすぱっと切るようなことで外交的な話がいいのかどうか」と語り、疑念を示した。また首相は、政府が特例で実現させた点に批判が高まっていることについて「習氏が日本で活動している最中にこういう状況になったのは大変残念。国民の皆さんを挙げてもっと喜びの中でお迎えすべきではないかと思っている」と述べた。【倉田陶子】

 ◇警備態勢を増強
 天皇陛下と中国の習近平国家副主席との会見が慣例と異なる手続きで設定されたことで、反発した右翼団体が抗議活動を活発化していることもあり、警視庁は15日、皇居周辺や、民主党の小沢一郎幹事長の自宅を重点的に警備している。【村上尊一】

538とはずがたり:2009/12/16(水) 03:43:47

「小沢氏こそ憲法読んで」=特例会見、国事行為ではない−共産・志位氏
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-091215X717.html?fr=rk
2009年12月15日(火)22:03

 共産党の志位和夫委員長は15日、天皇陛下と中国の習近平国家副主席の特例的な会見設定をめぐり、民主党の小沢一郎幹事長が憲法の「天皇の国事行為」に言及して「天皇の政治利用」を否定したことに関し、「外国の賓客との会見は国事行為ではない。小沢氏は憲法をよく読めと言っていたが、小沢氏こそ憲法をよく読んでほしい」とやゆした。都内で記者団に語った。 

[時事通信社]

539とはずがたり:2009/12/18(金) 12:54:50

和田秀樹ブログ
2009-12-16 08:58:29
天皇陛下の健康管理
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1251865116/1794

天皇陛下を政治利用しているかどうかという件だが、30日ルールとかいうのがあるそうだが、これまでだって、政治利用はしているだろう。ただ、30日以上前に「会っていただきたい」という申し入れをしていただけの話である。この申し入れを原則的に陛下は断らないので、毎年100人以上の要人と陛下は面会されておられる。

ただ、30日ルールというのは、政治利用かどうかの判断の基準ではない。30日以内の緊迫した状況で会うなら政治的マターで、30日以上前からアポイントが取れるような会見なら、これは単なる儀礼だとか、友好なのだという考えも成りたつが宮内庁はそうは言っていない。

陛下の健康管理上の問題として、30日以上前に申し入れてもらいたいという慣行を作っただけの話である。

陛下のご高齢を考えると、ごもっともなことではあるが、これは陛下がもっと若いころからもそうだった。

宮内庁があれこれと勝手なルールを、陛下の意向かどうかわからないのに決めることについては、かねてから異論があったが、それはおいておいて、宮内庁が陛下ならびに皇族の方の健康を本心から心配しているのかについての疑問を今回は医者の立場から呈したい。

宮内庁がまじめに天皇陛下の健康管理をしようとする気がないのは、宮内庁病院の人選からしてもわかる。東大のある医局に丸投げで、名医をスカウトしようという気はさらさらない。陛下の侍医になれるなら、名医で喜んで立候補する人もいるはずだが、現実には、東大教授をやめたロートルが上にいて、週2、3回の勤務でいいので、楽だし、研究やバイトができるからという理由で立候補する若い医者が実働部隊になっている。

たとえば、陛下は前立腺がんで東大病院に入院したが、権威主義の医者に手術をされてしまった。今のトレンドは放射線治療である。そのほうが、男性機能や排尿機能に障害が残らないし、前立腺がんは進行の遅いがんなので、生命予後も変わらないからだ。

宮内庁の役人が陛下の健康状態を本気で心配しているなら、いろいろな医者にヒアリングをすればわかることはいくらでもあるはずだ。保身と威張ることばかり考えて、陛下の健康のためにその程度の努力もしないクズ役人に、もっと陛下の健康を気遣えと30日ルールを振りかざすのは笑止千万だ。

もっとひどいのは、皇室のメンタルヘルスだ。

現皇后も、神谷美恵子さんという名医が精神科の主治医でついていた。これは公開もされているし、このころの宮内庁の役人は、ちゃんと皇室の人々の健康を本気で考えていたから名医にたどりついている。

しかし、神谷さんが若くして亡くなったのに、そのフォローアップをまったくしなかった。かなり精神状態がよくても、信用している精神科の主治医が亡くなれば、不安定になる危険は大きいのに、まったくそれを考慮しなかった。

実際、現皇后がとある週刊誌に批判されて、声が出なくなった。心因性のものである。このときも宮内庁は、メンタルヘルスをまともにやっていないのを棚にあげて、週刊誌を批判した。そして、ほかのメディアもそれに追随した。では、外国のメディアに批判された場合はどうするというのだ?

陛下を表に出すと右翼が怒ったり、マスコミもいうことを聞くのをいいことにして、陛下の健康より自分たちの体面を重視する宮内庁に「陛下の健康」を盾にして、30日ルールを振りかざすのは許せない。

540とはずがたり:2009/12/18(金) 12:58:34

憲法秩序に反しているのは宮内庁 ― 天皇の親善外交について憲法学から考える
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1067007932/6666,6670
2009年12月16日06時47分 / 提供:Nothing Ventured, Nothing Gained.

今日取り上げるテーマは、中国の副首相と天皇の会談をめぐる羽毛田宮内庁長官と小沢幹事長の批判についてです。

中国が嫌いかどうか、民主党政権を支持するかどうか、小沢幹事長が好きか嫌いか、右翼的な思想か左翼的思想かなどは別として、法律論的に言えば、結論として、小沢幹事長の発言が正しいことは明らかです。

これには2つの理由から説明が可能です。

1つは天皇が中国の副主席と会うことなどの親善外交は、憲法7条10号の「儀式を行うこと」に該当し(高橋p44)、これは天皇の国事行為であるところ、憲法3条は「天皇の国事行為に関するすべての行為には、内閣の助言と承認を必要とし、内閣がその責任を負う」と定めているからという理由です。

もう1つは、天皇の親善外交は、象徴としての地位に基づく公的行為であり、公的行為についても、国事行為に準じて内閣の助言と承認というコントロールが及んでいる以上許容されるという考え方です(学説の多数説)。

いずれの説にたっても、内閣の助言と承認がある以上、政治利用という批判はおかしな話です。

つまり、宮内庁に助言と承認権限があるのではなく、内閣に助言と承認権限がある以上、それに従うのは憲法の要請するところであって、内閣が助言と承認として、中国副主席との親善外交を天皇が行ったのであれば、問題は法律上一切ありません。

宮内庁長官をはじめとして、無責任に職務を放り投げた元首相やそれ以降も無責任な首相を容認してきた自民党の議員、さらにはメディア等も、憲法の基本中の基礎知識すら欠如して、「政治利用だ」という批判をしていますが、天皇の親善外交は国事行為または公的行為として国事行為に準ずる行為ですから、助言と承認行為を政治的利用と批判するのであれば、あらゆる天皇の国事行為および公的行為が政治利用で不適当ということになってしまいます。

そもそも、国事行為は形式的・儀礼的なものといっても、天皇が象徴たる地位に基づき、内閣の助言と承認を必要とする以上、一定の政治性が帯びてしまうのは不回避的です。

例えば、環境問題の水に関わるシンポジウムに参加することでさえ、環境問題は既に政治化してしまいますから、これも政治利用ということになってしまいます。

つまり、公的行為である以上、政治性は帯びるのが当然であって、純粋な政治性のない国事行為なんてありえません。

この点、メディアやインターネット上で、国事行為の理解につき、通説である芦部説の定義のみを覚え、誤解している人が散見されます。

芦部説は、天皇の国事行為について、「政治(統治)とは関係しない形式的・儀礼的行為」と定義付けています。

しかし、この定義の重要な部分は、「なぜ、政治性が無くなるのか」という部分です。

多くの人はこの部分を見落として、内閣の助言と承認に基づき、宮内庁のルールが曲げられたから、「政治利用だ!」と批判しています。これは批判として本質を見誤っています。

この点、通説は、もともと国事行為とは、国政に関する行為であり、政治性を有する行為であるが、内閣が助言と承認を行うことにより、その結果として天皇の行う国事行為が形式的・儀礼的なものになると説明します。

したがって、内閣の助言と承認がない国事行為は、そもそも政治性を有する国政に関する行為といえます。

よって、「内閣の助言と承認に基づく、天皇の政治利用を止めろ」というのは、「国事行為そのものを行うな」という話になってしまい天皇の存在意義を否定することにつながりかねません。

541とはずがたり:2009/12/18(金) 12:58:57

また、この問題について小沢幹事長を批判する人々は、国事行為という憲法上の天皇の権能の問題と、対中国外交の是非や小沢氏の強引な政治手法に対する批判とを混同してしまっているのではないでしょうか。

私個人の意見として、小沢氏の対中国外交姿勢や永住外国人の地方参政権付与に対する姿勢、さらには説得のリーダシップを尽くさない粗雑なメディアへの対応には問題があると考えていますし、賛同しかねます。

しかし、その問題と天皇の国事行為に関し内閣が具体的に助言と承認を与えることの是非という憲法議論は、切り離して考えなければなりません。

体調不良を理由に職務を放棄し、責任も取らなかった元総理大臣のように、自分の政治思想に反するとか、自分の気に食わない外交方針であるというだけで、「政治利用だ」と薄っぺらい批判をし、内閣による天皇の国事行為に対する助言と承認の所在を宮内庁に今まで通り許そうとする方が、よっぽど天皇陛下を利己的に利用しています。

また、一官僚に過ぎない宮内庁長官が政府の決定に異議を公に唱えている点もはおかしな話です。

日本は閣僚も含め統一感がなく、バラバラのことを言いたがります。

しかし、日本よりも自由主義が浸透しているアメリカでは、行政府の政治家、官僚は、通常、大統領の決定に反する発言を公にはしません。自分の地位と発言の重みを知っているからです。自分の信念に反する大統領の政策が行われる場合には、辞任するのが通常です。

もっとも、政治家は民意を経てまたは今後経るという立場の下で、意見を言うわけですから、そうしたバラバラな意見を言うことの是非は民意により判断されれば良いでしょう。

しかし、官僚ということになれば話は違います。彼らは民意を経ていない官僚に過ぎません。

上級官僚が公に内閣の方針にあからさまに批判することは、憲法72条の定める内閣総理大臣の行政各部に対する指揮監督権に背くものであり、憲法秩序を乱す許し難い行為です。

今回を機に、内閣の助言と承認のあり方についても、宮内庁任せにせず、しっかりと内閣において、憲法秩序に従った運用をしてほしいと思います。

例えば、「君臨すれども統治せず」の理念の下にあるイギリスでは、女王陛下と首相が週に1回程度、会食をして、社会問題や政治問題、外交問題に対して意見交換します。

これらのことは一切公開されませんが、女王陛下が国民の関心事項や政治問題を把握する上で極めて重要な機会となっています。

ブレア元首相がイラクへの派兵決定をする際にも、エリザベス女王陛下と意見交換したと言われています。

確かに我が国は、象徴天皇制で、英国とは制度が違います。天皇の地位については、エリザベス女王と同じ国家元首なのか、それとも国家元首は首相なのかという議論があるくらいです(この点、学説の多数説は国家元首を首相と考えています)。

しかし、憲法3条が天皇の国事行為に関するすべての行為を内閣の助言と承認を必要と規定した趣旨には、英国型の君主制を1つのモデルとして想定していたことは否定できません。

そうであるならば、天皇の国事行為等を宮内庁に任せきりにするのではなく、天皇陛下に内閣総理大臣が週1回程度など頻繁に会って意見交換をし、国情を把握してもらうことや象徴として首相に対し考えを非公開で伝えてもらうことは、現行憲法3条が規定する内閣の助言と承認を行う上で極めて重要なことではないでしょうか。

今までの自民党が、内閣の助言と承認を事実上宮内庁の官僚に任せきりにして、閉鎖的な皇室像を作ってきたことが問題だったと私は思います。

542とはずがたり:2009/12/18(金) 12:59:18
>>540-542
これは内閣法制局についても同じことが言えます。

9条の解釈について、政府見解を内閣法制局が定め、それに歴代の内閣を拘束させてきています。

しかし、内閣法制局は所詮内閣の下部組織に過ぎず、彼らには一切の有権的憲法解釈権限はありません。

事実上、民意を経ていない内閣法制局の官僚による憲法解釈に歴代の内閣が拘束され、またはそれを望んてきたに過ぎません。

これほど非民主的な制度はないでしょう。

そもそも、憲法解釈の有権的な判断が唯一憲法上許されているのは司法権を司る最高裁を頂点にした裁判官のみです。

裁判官が作った判例、裁判例で示される憲法解釈以外は、政府見解や学者の学説もすべて、単なる意見に過ぎません。

そうであるならば、歴代の内閣がそれぞれ独自の憲法解釈を自由に行い、それを国民が選挙を通じて審判できる制度の方がよっぽど民主主義に即しています。

現にアメリカの政治家は、積極的に憲法判断について自己の意見を表明します。それに基づいて、有権者はその人物が公職に適当かどうか判断が可能なのです。


「政治家が自由な憲法解釈をやれば、国民の憲法上の権利が侵害されやすくなる。だから、官僚による連続性ある解釈が必要なんだ。」という反論を官僚はするでしょう。
しかし、奢りも良いところです。立場をわきまえない馬鹿げた反論です。

憲法上権利侵害が起こった場合に救済するのは裁判所です。司法権が行政権および立法権に対する抑制として存在し、違憲立法審査権が付与されていることの意義は、権利侵害を憲法の番人として救済するためだからです。

官僚の出る幕は憲法上予定されていません。

仮に司法権が、憲法判断を回避し、立法と行政の国民に対する権利侵害を容認し続けるのであれば、有権者がそうした裁判官を指名している最高裁判所の裁判官の国民審査において、彼らにNOを突き付け、失職させればいいのです。

これこそが憲法の予定した制度運用のはずです。

しかしながら、この国のマスコミはそうした憲法秩序等に対する知識を持たなければ、持とうともせずに、間違った情報と批判を垂れ流し、国民を扇動していると言っても過言ではないでしょう。

話を今回の問題に戻しますと、天皇に対する助言と承認権限が内閣にあるにもかかわらず、1カ月ルールという法的規範性のないものに依拠して、民意の審判を受けていない宮内庁の官僚が、助言と承認権限を事実上独占してきたのがおかしな話なのです。

換言すれば、憲法の規定する秩序に違反して、天皇を利用しているのは、宮内庁であると言っても過言ではないでしょう。

なお、この問題について、揚げ足取りが得意な共産党の志位委員長は、「外国の賓客との会見は国事行為ではない」と小沢氏を批判しています。

共産党はそもそも天皇制に極めて批判的ですし、一部の県連ではHP上ではっきりと、天皇制廃止の方向である言っていることからすれば、天皇の親善外交そのものがやるべきではないという発想なのかもしれません。

ただ、国事行為に当たるか、それとも国事行為に準ずる公的行為なのかという論争ははっきり言って何の意味もありません。

重要なのは、内閣の助言と承認という民主的コントロールが及んでいるかどうかです。

543とはずがたり:2009/12/18(金) 13:10:48
ESPAさんによると大学レベルの憲法学で講義する程の内容の様ですが俺は大学では豊田先生の日本国憲法(毎年同じ問題が出るて3行半程を丸暗記すると60点で通る。余分な事書くと落とされる・授業の1回目に出なくて良いというご宣託が先生からあって皆それを聴きに1回目だけ行く。と云う古き良き般教の名物講義の残照)しかとらなかったのでこの辺全く解りまへん。。

戦前の天皇機関説問題の時も,今回みたいに法学上の常識がマスコミや一般輿論には行き渡らず変な方向へ向かうと云う感じだったんですかねぇ。
だとすると今回の議論でも憲法学者の責務は重大である。

544とはずがたり:2009/12/28(月) 01:32:32

参院選京都選挙区の2人目は国民新党からで圧勝できるなw
学習院とかも京都へ戻ってきて貰うと東京の一極集中が緩和されてええねぇ。

「天皇陛下は江戸城より京都に」 亀井氏、昼食会で進言
2009.12.27 13:04
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/091227/stt0912271306004-n1.htm

 亀井静香金融担当相は27日午前のテレビ朝日番組で、24日に皇居で開かれた天皇陛下と閣僚との昼食会の際に「権力の象徴である江戸城(跡地)にお住まいになるのは立場上ふさわしくないのではないか。京都か広島にお住まいになってはどうかと、陛下に一方的に申し上げた」と述べた。

 この後、亀井氏は記者団に「明治期に幕府の権力の象徴の跡に入られたことが、その後の歴史で政治利用みたいな形になってしまった」と指摘。陛下は返答は避けつつ「京都は好きです」と応じたことを明かした。

545とはずがたり:2009/12/30(水) 20:46:47
首相改憲発言に社民反発「連立離脱追い込む気か」
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20091227-OYT1T00275.htm?from=yoltop

 鳩山首相が26日、憲法改正論議に前向きな考えを示したことに対し、護憲を掲げる社民党は同日、強く反発した。

 首相はこの日、沖縄の米軍普天間飛行場の移設問題をめぐっても、同党が主張する「グアム移設」案を否定したため、党内からは「連立離脱に追い込もうとしているのではないか」(幹部)と警戒する声も上がった。

 社民党幹部は26日夜、憲法改正に関する首相の発言について、「真意を確かめなければ軽々しく発言できないが、支持者から連立離脱論が出るのは避けられない。社民党にとって、憲法がそれほど重い問題だということを首相は分かっているのか」と不快感を示した。

 民主党幹部は、首相が「9条の話ではなく、地域主権(を明記する)という意味だ」と説明したことを取り上げ、「社民党が反対するテーマに触れるわけではない」と釈明した。だが、社民党幹部は「地域主権などの明記に異論はないが、やがては集団的自衛権や9条改正論議に行き着く」と警戒感をあらわにした。

 実際、社民党は、国民投票法成立に伴って設置された憲法審査会の活動凍結を主張。9月の3党政策合意には、「唯一の被爆国として、日本国憲法の『平和主義』をはじめ、『国民主権』『基本的人権の尊重』の3原則の順守を確認するとともに、憲法の保障する諸権利の実現を第一とし、国民の生活再建に全力を挙げる」と記され、憲法原理の尊重が盛り込まれた。

 普天間移設問題についても、反発が広がった。普天間飛行場を選挙区内に抱える社民党の照屋寛徳衆院議員(沖縄2区)は「移設先は3党で決める、と15日に約束したばかりではないか。社民党の主張をすぐに否定するとはどういうことなのか」と批判した。社民党は年明けに議員団によるグアム現地視察を計画中だ。

 首相は普天間問題の結論先送りを決める際、連立政権への配慮を掲げただけに、「連立重視かそうでないのか、首相の発言はちぐはぐだ。社民党が連立離脱せざるを得ない状況を作ろうとしているのではないか」との不信感も出ている。

 与党3党は28日に幹事長会談を開く予定で、社民党は民主党の小沢幹事長に、見解をただす考えだ。
(2009年12月27日12時04分 読売新聞)

546とはずがたり:2010/03/05(金) 19:29:12

愛子さま:強い不安感などで学校休む 同学年に乱暴な子
http://mainichi.jp/select/today/news/m20100306k0000m040018000c.html

 宮内庁の野村一成・東宮大夫は5日、皇太子ご夫妻の長女愛子さま(8)が1日から学習院初等科を休んでいると発表した。愛子さまは現在2年生。野村東宮大夫によると、同学年に乱暴な男児が複数おり、愛子さまは強い不安感と腹痛などを訴えているという。

 愛子さまは1日は学校を休み、2日は通学したが早退し、その後休んでいる。

愛子さま、登校できずと宮内庁が発表
http://www.asahi.com/national/update/0305/TKY201003050335.html
2010年3月5日16時15分

 皇太子ご夫妻の長女愛子さま(8)が登校時に腹痛や強い不安感を訴え、今週ほとんど学習院初等科に登校できなかったことが、5日わかった。皇太子ご一家のお世話役である宮内庁の野村一成東宮大夫が同日の定例会見で明らかにした。

 学習院側で調べたところ、同じ学年の男の子たちが乱暴な行為を繰り返していたためとみられる。愛子さまを含む複数の児童が被害にあっていたという。

 愛子さまは学習院初等科の2年生。野村大夫によると、愛子さまは先週、風邪のため発熱するなどして学校を休んだが、回復した今週月曜日の1日になっても、腹痛や不安感を訴えて登校できなかったという。両親に促されて2日に登校したものの、早退し、3日から5日まで休んでいる。

 愛子さまは登校への意欲はあるが、登校に際して強い不安感をもっていることから、学習院側に問い合わせたところ、同じ学年で違うクラスの複数の男子児童が乱暴な行為をしているため、とわかったという。

 大夫は「乱暴な行為」が具体的にどんな内容かについては触れなかった。愛子さまにけがなどはないという。

 野村大夫は、こうしたことが学習院で起きたことについて「慎重に言葉を選ばなくてはならないが、悲しいことだ」と話している。

547とはずがたり:2010/03/05(金) 21:16:26
>東園基政常務理事
東園家の現当主か!?萌え萌え〜♪

愛子さま、登校できず 乱暴な振る舞いに不安と東宮大夫
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/03/2010030501000568.htm

愛子さまが登校できない状態になったことについて、記者会見する学習院の東園基政常務理事=5日午後、東京都豊島区

 宮内庁の野村一成東宮大夫は5日の定例記者会見で、皇太子家の長女愛子さま(8)=学習院初等科2年=について「学校で同学年の複数の男児から乱暴な振る舞いを受け、強い不安感や腹痛を訴えている」と述べた。週明けの1日からほとんど登校できない状態になっているという。
 一方、学習院側は「愛子さまを直接対象にした暴力行為はなかった」としている。
 愛子さまの欠席理由を、東宮職のトップが学校内のトラブルを挙げて言及するのは異例。野村大夫は「愛子さまのご様子に関することなので、学校側の了解を得た上で発表した」としている。
 野村大夫によると、愛子さまは2月下旬は微熱などで欠席。今月2日は登校したものの早退し、その後は登校していない。学校側に調査を依頼したところ、同学年の複数の男児が、愛子さまを含む複数の児童に乱暴な振る舞いをしていたことが分かったとして、対応策を要請した。愛子さまが登校するめどは立っていないという。
 学習院側も急きょ記者会見。東園基政常務理事は「2日に下校する際、教室から飛び出してきた男児と擦れ違い、怖い思いをした。過去に男児数人が物を投げるなどの乱暴な行為をしたことを思い出して不安に感じたのではないか」と述べた。

2010年03月05日金曜日

548建設的与党らいおんはーと ◆S3/.7DxKSg:2010/03/07(日) 00:32:35
日本社会での絶対的正義・権威とされる存在の情報(真偽のほどもはっきりしない、検証しようがない)によりマスゴミが騒ぐ構図
このネタは一連の汚沢叩きと同じ臭いがする
しかも今回は叩かれるであろう存在は、一般国民の小学2年生
日本は恐ろしい社会だ

549とはずがたり:2010/03/07(日) 01:02:39
おお,俺も騒いだ男の子絶対擁護派,悪いのは愛子(仮に発達障碍とかあるなら悪くはないのだけど。。)と思ってます。

550ももだぬき:2010/03/07(日) 02:12:00
愛子さま不登校はつらいね…。精神疾患で休養がちだった雅子さま含めて、現代社会の病状を表しているかも。

551名無しさん:2010/03/07(日) 03:22:15
こんな事で会見する宮内庁は心底腐ってると思うが、愛子が悪いとか決め付けるのはその宮内省と同列の行為じゃないかと。
どっちにせよガキなんだから、なにか問題があるとしたら大人の側でしょ。

552名無しさん:2010/03/07(日) 10:30:13
2010/03/06
「検察の真相」〜田原総一朗・高野孟
以下は「田原総一朗のタブにーに挑戦」へのリンク。
高野孟と郵便不正事件について語っています。

・検察の真相

553とはずがたり:2010/03/07(日) 12:56:25
>>551
俺としてはここは男の子を護るべく宮内庁レベルに降りていって対峙してあげる覚悟です♪

554小説吉田学校読者:2010/03/08(月) 07:22:36
>>548-551
授業中騒ぐ男の子も男の子だが、その程度のことで学校行くのぐずる愛子様も愛子様でどっちも悪いと思います。
そして、騒ぐ男の子を注意しない学習院、学校行けと強く言わない皇太子夫妻も悪いですね。大人だろ、君ら。
とはいえ。この程度のこと、よくあることというか、子供の諍いが公論に付すべきことなんだろうか。東宮大夫が記者発表してよかったのだろうか。
そして、らいおんちゃん指摘のとおり、たぶん、騒いでいた男の子の方に非難が向かうことが予期されるわけなのですが、宮内庁がその非難を後押しすることにならないか。一官庁がそんなことしていいのか。
ということで、一番悪いのは、危機管理も何もない宮内庁と考えます。
さらに言えば、これは別の機会に書こうと思いますが、雅子妃の療養が最悪の経過をたどっているのではないか。それもそもそもは「適応障害」発表がすべての発端ではないだろうか。
やっぱり宮内庁はダメダメで、解体的出直しくらいに相当すると思う。

555とはずがたり:2010/03/08(月) 18:54:50

取り敢えず今日は行けたご様子だけど,一齣だけ。下衆の勘ぐりを承知で云えば,前から良く風邪を引いて休んでた印象があるが,前から不登校的様相を示していたのではないか。
日本の宮廷貴族マニアとしては伝統有る学習院にケチ等付いて欲しくないが心配である。

愛子さま6日ぶりに登校 学習院初等科のクラスに
共同通信2010年3月8日(月)14:34
http://news.goo.ne.jp/article/kyodo/nation/CO2010030801000356.html

 今月に入ってほとんど学校に行けない状態になっていた皇太子家の長女愛子さま(8)が8日、学習院初等科2年のクラスに6日ぶりに登校した。愛子さまは2日に登校して以来、欠席が続いていた。宮内庁によると皇太子妃雅子さまに伴われ、午前中の4時限目だけ出席。宮内庁の野村一成東宮大夫は5日、「学校で同学年の複数の男児から乱暴な振る舞いを受け、強い不安感や腹痛を訴えている」と説明した。

愛子さま、4時限目だけ登校=雅子さまも同伴
時事通信2010年3月8日(月)15:03
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/nation/jiji-100308X583.html

 学校生活への不安から学校を休んでいた皇太子ご夫妻の長女で、学習院初等科2年の愛子さま(8)は8日、4時限目の国語の授業だけ登校し早退された。宮内庁によると、雅子さまが同伴され、授業を見学後、お二人で東宮御所に戻った。

 一方、宮内庁の風岡典之次長は同日の定例会見で、愛子さまが通学できない状態になっていることを5日発表した野村一成東宮大夫から「天皇、皇后両陛下も案じておられるでしょう。自分から両陛下に報告したい」との申し出があり、日程調整を進めていることを明らかにした。

愛子さま欠席、異例の公表=説明に食い違いも−「乱暴」で宮内庁と学習院
時事通信2010年3月5日(金)21:03
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/nation/jiji-100305X288.html

 皇太子ご夫妻の長女愛子さま(8)が今週、学習院初等科をほとんど休んでいることが分かった。皇族が他の児童の「乱暴」を理由に学校を欠席することも、宮内庁がそれを公表することも異例だ。最近は皇族が学習院以外を選ぶ例も増えているが、長年、皇室とかかわってきた学習院で何があったのか。「乱暴」の内容について、宮内庁の野村一成東宮大夫と学習院側の説明は一致していない。野村大夫は、同学年に乱暴なことをする複数の児童がおり、愛子さまや他の子供たちに乱暴をしていると発言した。一方、学習院の東園基政常務理事は「小学生ですので、たわいのないこと」と前置きした上で、昨年にあった数人の男子児童の行為として、かばんを投げる▽廊下をすごい勢いで走る▽大声を出す▽授業中に教室で縄跳びの縄を振り回す−を挙げた。担任の教員に補助をつけ「迷惑行為」が起きないよう監視し、昨年11月には沈静化したとした。

 風邪気味だった愛子さまは2日、4時限目の国語だけ出席し、給食前に下校した。当初の予定通りだったが、帰宅する際、廊下で走ってきた子にぶつかりそうになったという。

 同常務理事は、愛子さまが登校しないことについて「お風邪で体調が悪かったことや、3年になる際のクラス替えとかを心配されていた可能性はあるが、(ほかの子にぶつかりそうになり)学校が怖い所だと思い出されたのが一番の理由だと思う」と述べた。

556建設的与党らいおんはーと ◆S3/.7DxKSg:2010/03/08(月) 22:58:43
何が言いたいのか全くわからない皇室報道ワイドショウの気持ち悪さ


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