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憲法スレッド
27
:
とはずがたり
:2003/12/31(水) 22:46
興味深いレスの応酬で勉強にもなりますねえ。
個人的には九条改憲はせず,解釈改憲の積み重ねで対応すればいいのではないかと思うのですが。
海外派兵せずは侵略戦争の反省の元につくられたとするなら,全世界(世界の大半)が望むなら派兵するべきなのではないでしょうか?
そのような覚悟を見せた上で,賛否両論に国際世論が分裂していたり,またそもそも今回のようにアメリカの一方的侵略行為に加担しないのは大前提としてですが。
そしてそのためのレトリックとして小沢と横路が合意した国際協力隊あたりが現実的なのではないでしょうか?
それ以外の改憲には積極的に対応していけば良いのでは?
28
:
とはずがたり
:2003/12/31(水) 23:53
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/democratic_party.html?d=31yomiuri20031231it01&cat=35
憲法前文に国際貢献を明記…自民改正案 (読売新聞)
自民党は30日、2005年にまとめる党の憲法改正案の前文について、〈1〉国際貢献主義〈2〉日本の歴史・伝統・文化の継承〈3〉基本的人権の尊重――の3点を明記する方針を固めた。
伝統・文化を尊重し国際貢献に積極的な役割を果たすとの日本の目指す国家像を明確に示すとともに、前文に憲法全体の総則的な性格を持たせる狙いがある。自民党憲法調査会(保岡興治会長)は2004年夏をめどに前文改正の要綱案をまとめる方針だ。
自民党は11月の衆院選の際に、結党50年となる2005年11月までに、憲法改正案をまとめることを政権公約に掲げた。来年の通常国会にも、憲法改正に必要な国民投票法案と国会法改正案を提出する方針だ。これに向けて、党憲法調査会を中心に憲法改正原案の検討を進めている。
現行憲法の前文は「国民主権」と「平和主義」が中心で、日本の歴史や文化に関する記述はない。このため、国民主権などに加え、「日本の歴史と伝統、固有の文化、美しい国土を大切に守り育てる」(山崎拓・党憲法調査会特別顧問の試案)などの文章を盛り込み、「日本のアイデンティティー(独自性)」(保岡会長)を明確にすることになった。
また、国際貢献についても、現行の前文には明確な記述がない。
日本政府は1991年、湾岸戦争後の機雷除去のため、掃海艇をペルシャ湾に送り、初めて海外に自衛隊を派遣した。これ以降、国連平和維持活動(PKO)を中心に積極的に国際協調行動に乗り出し、各国から評価を得ている。
自民党は、憲法前文に「日本国民は、国際社会の平和と繁栄の実現に積極的に貢献する」などと明記し、国際貢献に前向きに取り組む日本の姿勢を国内外に示す考えだ。
さらに、現行の前文では、憲法の3大原則である「国民主権」「基本的人権の尊重」「平和主義」のうち、「基本的人権の尊重」に関する明文規定が抜けているため、三大原則を明示して前文を憲法全体を総括するものにする方向だ。権利だけでなく、納税や教育など国民の「義務」についても何らかの言及をすべきだとの意見もあり、さらに調整する。
一方、憲法は連合国軍総司令部(GHQ)が草案を作成した影響で、英文の翻訳調の文章になっているため、自民党は憲法改正にあわせ、文章表記も改めることにしている。
自民党は、憲法前文と、「自衛軍の創設」などを盛り込む予定の憲法本文の改正案を2005年秋までにまとめ、民主党など野党の同意も得て、出来るだけ早期に憲法改正を実現したい考えだ。
◆憲法前文=憲法の中で、国家の基本理念や国民の目指すべき姿について述べた文章。現行の日本国憲法では、国民主権と議会制民主主義、平和主義や国際協調主義に多くの分量を割いている。連合国軍総司令部(GHQ)のアルフレッド・ハッシー海軍中佐が執筆した英文を翻訳した。独立宣言など、米国の複数の政治文書に似た表現が多いとの指摘がある。
[ 2003年12月31日3時1分 ]
29
:
デモクラット
:2004/01/01(木) 00:04
解釈改憲というのは、一方で状況に応じた柔軟な対応を可能にすると同時に、他方で元々の条文を骨抜きにし得る諸刃の刀なのです。
例えば天皇機関説のように、国家権力を制約するような解釈改憲がなされるのならよいですが、
他方で安全保障のように、国家権力を拡大する方向で解釈改憲がなされると大変危険です。
そうであればこそ、解釈改憲ではなく、1人でも多くの人間が納得するような議論をした上で、条文そのものを変えるのが正攻法です。
私が堂々と保守、タカ派、改憲論者を名乗るのは、自らの意見を包み隠さず明らかにする目的もあるのです。
また、軍事費というものは、安く済むならそれに越したことはないのでして、自衛隊とは別に国際協力隊を設けるのは、コストが掛かり過ぎます。
私が東アジア諸国との軍事同盟を主張するのも、軍事費抑制という発想があるからです。
国際貢献には自衛隊を使うのが現実的であり、新部隊創設の資金があるなら、都市型公共事業、高等教育、基礎研究、年金などに費やすべきでしょう。
30
:
とはずがたり
:2004/01/01(木) 00:32
確かにリベラルな天皇機関説も情勢が変わると排撃されましたしねえ。
> 自衛隊とは別に国際協力隊を設けるのは、コストが掛かり過ぎます。
個人的には名目は別でも訓練や駐屯など一体で運用する事を考えてました。完全に別組織はコストがかかりすぎるでしょうから私も反対です。柔軟に隊員を"移籍"させればいいんじゃないの?
安保関係は思いつきで喋ってますので我ながらあんまり筋は通ってないなあ。
31
:
しょむ研水泡
:2004/01/01(木) 05:00
>>26
いや〜、西尾末広ってつくづくスッゴいヤツでんなぁ〜。ナチズムと
スターリニズムの同時賛美とは・・・。
彼ら民社党のおぞましきファッショ思想が大内敬吾氏や西村眞悟氏等
を通じて自民党や民主党に脈々と受け継がれとる訳ですね。
32
:
憲政擁護者(旧デモクラット)
:2004/01/01(木) 12:16
>>31
極右(ナチズム)も極左(スターリニズム)も、全体主義的で統制経済を主張している点では同じだということです。
実際に、国家改造を推進した革新官僚は、戦後になって社会党から国会に進出する例が多く見られました(和田博雄、勝間田誠一など)。
また、無産政党である社会大衆党自体が統制経済を目指していたのであり、西尾末広個人に矮小化されるわけではありません。
戦後になって社会党右派が社会民主主義に宗旨替えしたのが、せめてもの救いです。
33
:
しょむ研水泡
:2004/01/01(木) 16:05
>>32
元々社会党は結党大会を「天皇陛下万歳!」で締めたり、天皇主権の憲法草案
を発表したりと発足当初から権力融和的なんですよね。上記のナチ&スターリン
賛美は西尾氏個人というよりは旧社会党が抱えていた構造的問題といえましょう。
民社党は「社会民主主義より民主的な民主社会主義」という言葉遊び的な理由
で党名を決めましたが、実態は戦前以来の軍国主義と所得再配分を伴わない統制
経済、そして左派潰しに奔走とベルンシュタインやフェビアン協会の提唱した社民
主義どころかケインズ的修正資本主義にも劣るナチ的極右政党と化してました。
更に委員長自ら相次いで自民党に移籍したり(春日一幸、塚本三郎、大内敬吾
など)「民社の社は会社の社」(米沢隆氏の言葉)などと言う始末。理論も行動も
滅茶苦茶です。そしてその滅茶苦茶が民社党解党と同時に自民・旧新進に一気に
ばらまかれたのよなぁ・・・。(^^;)
34
:
憲政擁護者(旧デモクラット)
:2004/01/01(木) 17:18
>>33
そう言えばナチ党は、もともと社会主義の「ドイツ労働者党」であり、
ヒトラーの下で「国家社会主義ドイツ労働者党」に改名したんでしたっけ。
民社党については、おりーぶさんと個人的に議論したことがあるのですが、
確かに考えれば考えるほど訳分からん政党であります。
元は社会党最右派だったのが、気が付けば非自民系急進保守の受け皿になっていましたからね。
塚本三郎、大内啓伍の自民入りは覚えていますが、春日一幸もでしたか。
塚本と大内は96年に自民公認で出馬したものの、元々の自民支持層に受け入れられずに落選したのでしたね。
憲法スレなので、強引に憲法の話に持って行きます。
私は多党制論者ですが、議会政治を否定する政党まではちとゴメンですなぁ。
勿論、結社の自由は保障されてしかるべきですが、
極右政党や極左政党が議会で第1党になり、
ナチ党が合法的な国家権力を掌握したようなことが起きませんように!
35
:
おりーぶの木
:2004/01/01(木) 20:25
>>31-34
そう言えば終戦後、結党準備の会合では徳川家の世継ぎを党首に迎えるつもりだったみたいですね。
>元々社会党は結党大会を「天皇陛下万歳!」で締めたり、天皇主権の憲法草案
>を発表したりと発足当初から権力融和的なんですよね
結党当時は社民主義的だった民社党ですが既にこの頃、保守反動(死語やなw)モドキ政党になる片鱗が見て取れますね。
まあ、天皇機関説を唱えて軍部から弾劾された美濃部博士も新憲法は明治憲法で十分とのたもうたくらいですからそんなもんなのでしょう。
憲法第九条に噛みついた共産党にしても然りです。社会主義協会の教条主義者連中にしても天皇制マンセーなのですから目も当てられません。
日和見(連中の理屈では)の共産党の方がよっぽど正統派だぜ(笑) 天皇制否定論者で社民主義者の私としても二重の意味で許しがたい(笑)
ちなみに西尾末広はサンデー毎日で連載されていた下山事件に関わっていたとの説もあるくらいのお方ですからバリバリの右翼体質なのでしょうね。
>「民社の社は会社の社」(米沢隆氏の言葉)
御用組合「同盟政治部」政党の幹部らしいお言葉ですね。たまに民社党は欧州社民の系譜とのたまう人がいますが、組合の戦闘性1つ取ってみても両者は雲泥の差があり、それ1つ取ってみても寝言に過ぎないのがわかります。
まあ社会党があまりに酷かったから相対的に社民政党に見えなくもないのですがね。しかし民社党の批判をするときりがないな(笑)この辺でやめとこ。
36
:
おりーぶの木
:2004/01/01(木) 20:29
>勿論、結社の自由は保障されてしかるべきですが、
>極右政党や極左政党が議会で第1党になり、
>ナチ党が合法的な国家権力を掌握したようなことが起きませんように!
まあ、さすがにそれはないと思いますが左右どちらであれ、それだけはあってはならない。
そうなってからでは遅すぎますのでそうならないよう努力しなければならないのでしょうね。
37
:
とはずがたり
:2004/01/02(金) 01:01
勉強になります。
それにしても民社党のタカ派指向はなんなんでしょうねえ。
ハト派の社会党からリベラル・保守の自民党の狭間で急進保守票を奪おうとする戦略が働いたのでしょうかな。
それにしても「平和」を標榜する公明党と公民協力もするし。
大内なんかは支援の宗教団体の絡みで反公明だったですな。その辺の民社党内の派閥みたいなのもあったのでしょうか。
38
:
杉山真大
:2004/01/02(金) 14:31
>>33-34
ん?春日が亡くなったのは89年で民社党解党より5年も前の話ですし、しかも
亡くなった時は現職の民社党国会議員だったはずですよ。
もっとも、春日の秘書だった青木宏之は新生党→新進党→自由党→保守党
と変転を繰り返していますし、弟子筋だった谷口守行・元名古屋市議は前々
回の総選挙に自民党公認(しかも青木とガチンコ)で出ていますけど。同じ春
日の秘書仲間だった河村隆之も一時期自民党に籍を置くなど、春日一派で
自民党に逃げたりした方々は結構いますね。
【My HP】
http://www.bekkoame.ne.jp/~mtcedar/
http://www3.to/mtcedar/
39
:
デモクラット
:2004/01/02(金) 20:22
>>38
なるほど、自民党移籍は春日一幸「門下生」の話ですね。
民社党解党時に春日自身は議席がなかった(塚本も落選中でしたが)記憶があったので、
その話を聞いて、「引退後にわざわざ移ったのか」と思っていましたが、89年に亡くなっていたのですね。
「気さくな55歳、総理を目指す男」の河村隆之は、年末の番組で「春日先生に破門された」なんてことを言っていましたね。
自民系候補だった折は、確か宏池会所属でしたかね。日本新党がなかったら、当選していたかどうか。
また、民社党県議だった青木宏之が新生党代議士に転進したのは覚えていますが、谷口守行も春日の秘書だったのですね。
愛知県は民社党の牙城でしたが、青山丘も含めて、かなりの勢力が自民に行っていますね。
素直に新進→民主と辿ったのは、伊藤英成くらいですか。木俣佳丈は98年参院選が初当選なので、少し違いますし。
40
:
憲政擁護者(旧デモクラット)
:2004/01/02(金) 20:26
上レス、旧コテハンのクセが…
やっぱり改名なんてするんじゃなかったかな。
41
:
杉山真大
:2004/01/03(土) 14:02
>>39
谷口氏ですが、元・愛知県議でした。訂正します。 m(__)m
#ちなみに「開運・なんでも鑑定団」に出ていたんですね。
#
http://www.tv-tokyo.co.jp/kantei/last_week/last_week1118/local2.html
河村氏は90年総選挙に保守系無所属で出馬。憲政擁護者氏ご指摘の通り、
宏池会所属でした。民社党は娘婿の安井延市議を立てて一敗地に塗れてい
ます。
愛知民社と新進・さきがけと言うのは系統がやや複雑なんですよ。新間正次
の学歴詐称をめぐって一部市議が離党していますし、その離党組の一部は
新党さきがけに参加・あと一部は民社の非労組系の議員と一緒に新進党に
参加しています。で、労組系は「愛知民社協会」公認と言う形で95年の統一地
方選を戦っていて、その後新進→友愛→民主と変遷を辿っています。
【My HP】
http://www.bekkoame.ne.jp/~mtcedar/
http://www3.to/mtcedar/
42
:
憲政擁護者(旧デモ)
:2004/01/03(土) 21:07
>>41
民社党と3新党がとどのつまりは民主党に合流し、おまけに社民結集も果たされて万々歳、という訳ですな。
いや、民社党から自民党に流れた国会議員も多いので、そうも言えないですか。
しかし、私が西尾演説を引用したばかりに、憲法スレが民社党スレに化けましたな。
まあ、立憲民主政治において政党が重要なのは確かです。
43
:
しょむ研水泡
:2004/01/04(日) 12:00
先ず、自公政府は前文を海外派兵の根拠としていますが、そもそも
憲法の全条文はセットで考えなければならない物です。
「伝統・文化」等という物は国家が国民に押しつけるような物では
なく、憲法の規定には馴染みません。国旗・国歌も法律で制定すれば
済むことです(オイラはそんな物要らんと思うが)。
「国語」についても、例えばアメリカでは公用語は英語ですが「国
語」というのは移民が多く言語の統一は不可能で且つ人種・民族差別に
つながると言う事もあって法制化されていません。日本においても方言
は「国語ではない」という理由で差別が生じたり、時には沖縄のように
スパイ規定されて虐殺された例もあります。又少数言語としてアイヌ語
や朝鮮語、中国語等、更には学校や一部施設で英語やドイツ語なども標準
言語として存在している事を見逃してはならないでしょう。敢えて「国語」
を制定するなら方言使用を禁止し、大阪市生野区等から朝鮮人を一掃し、
その一方で北海道や奄美・沖縄から大和民族を本州へ一掃し北海道、奄美、
沖縄の返還・独立を認めるべきでしょう。
政党条項については、ドイツなどが「戦う民主制」との関連で規定
していますが、これを根拠に戦後議会主義を取っていたドイツ共産党
が強制解党させられ、財産も全て没収されたという事実も見逃せません。
日本で政党条項or政党法が規定されようものなら「反日」「反創価学会」
などという曖昧もしくは身勝手な理由で第2のレッドパージが起きる事も
予想されます。矢張り一般的政治結社と議員政党に差別を設けるような、
そして政党の主張に政府が縛りを掛けるような規定を盛り込むべきでは
ないと考えます。
最後に「現実に則していないから改憲」という論ですが、現実に則さ
ない状態をつくり、又それを後押ししたのはまさに政府と自公民であり、
元々憲法など守る気がないのですから改憲したところで又もそれが恣意
的に破られるのは容易に推測できます。どうせ破られるのなら敢えて改憲
する必要など全く有り得ないでしょう。
よって、現状においては先ず現憲法の忠実な執行を目指し、天皇条項
など明らかに民主政治にとって障害となる条項が現実問題として明るみ
になった時に議論すべきと考え、今は戦術的に敢えて一切の改憲議論に
応ずるべきでないと考えます。
最後に春日一幸氏についていい加減な情報を流してしまった事を御詫び
致します。西村栄一氏(眞悟の親父)は西村英一氏(自民党元副総裁、
田中派)とごっちゃにされて自民に移籍したと誤解されがちですが、一応
死ぬまで民社に残ってたようです。かくいうオイラもつい最近まで栄一が
自民に移籍したと誤解してましたが。m(__)m
44
:
とはずがたり
:2004/01/04(日) 21:15
http://www.asahi.com/politics/update/0104/004.html
改憲国民投票法案、通常国会提出へ 自民国対委長が明言
自民党の中川秀直・国会対策委員長は4日、広島市内で講演し、憲法改正の具体的な手続きを定める国民投票法案について「この国会で議論を始めるべきだ。参院選の議論の中心にもなる」と述べ、19日召集予定の通常国会に提出する方針を明言した。改憲論議に弾みをつけるとともに、憲法問題を民主党と対決する参院選の争点に据える狙いがある。
また、中川氏は通常国会の段取りについて、首相の施政方針演説と各党の代表質問を終えた後、まずイラクへの自衛隊派遣の承認案件を処理し、その後、03年度補正予算案、04年度予算案の順番で審議を進める考えを示した。
(01/04 19:19)
45
:
とはずがたり
:2004/01/07(水) 21:11
http://news.msn.co.jp/newsarticle.armx?id=659755&gcs=1
[小泉首相] 菅氏に「一緒に改憲しよう」 政財界の会合で
2004 年 1 月 7 日
7日、東京都内のホテルで開かれた政界や財界関係者らの会合で、小泉純一郎首相が民主党の菅直人代表に「自民党と一緒に憲法を改正できるじゃないか。民主党が賛成できるような案を作るように(自民党に)言っている」と冗談交じりに改憲での共闘を呼びかける場面があった。
会合では首相や菅氏が新年のあいさつをした後、財界人らも加わった懇談の輪ができた。首相の発言は、菅氏があいさつで「60年(近く)たった憲法を自分たちの手で新たに作るべきだ」と改憲に触れたのを受けたもので、周囲が「大連立を組めばいい」とあおったが、菅氏は「民主党が(独自の改憲)案を出すから(大連立は)ありえない」と素っ気なくかわした。
46
:
杉山真大
:2004/01/09(金) 00:17
「衆院で3分の1以上の議席がある限り、憲法改正の発議を阻止することもできる」って
・・・・・55年体制の社会党の論法そのまんまじゃん。
それに与党になれるの簡単なことだと思ってるだろ>菅
民主・菅代表「一院制が望ましい」 憲法改正で
http://www.asahi.com/politics/update/0108/008.html
民主党の菅代表は8日夜、東京都内で憲法に関するシンポジウムに出席し、憲法改
正にあたっては、現行の二院制ではなく一院制を検討すべきだとの考えを示した。
菅氏は98年の参院選で野党が過半数を獲得したものの、その後に自民党が当時野
党の自由、公明両党を与党に引き入れて政権を安定させたことを引き合いに「一院制
ならその一院で選挙で勝った方が4年間、政権を担うことができる。民意の反映は二院
制よりも一院制の方がはっきりするのではないか」と語った。
また、国と地方の関係に関連し、「国と自治体の関係が並列であることが現憲法では、
はっきりしていない。並列であることをはっきりさせるべきだ」と指摘した。
菅氏は「民主党は55年体制の野党ではない。衆院で3分の1以上の議席がある限り、
憲法改正の発議を阻止することもできるし、民主党の提案を自民党が受け入れれば、
民主党案の発議も可能だ」と語り、憲法改正論議で主導的な立場にあることを強調した。
(01/08 23:26)
【My HP】
http://www.bekkoame.ne.jp/~mtcedar/
http://www3.to/mtcedar/
47
:
とはずがたり
:2004/01/09(金) 12:47
>>46
やはり参院で過半数を取るのは難しいと考えているのだな。
>現行の二院制ではなく一院制を検討すべきだとの考えを示した。
一院制になった場合,片方の議場を何に使うのか有効策が見つかるか気になる…
48
:
憲政擁護者
:2004/01/09(金) 19:26
>>43
どうも、お待たせしました。ここ数日、忙しかったり、ショッキングな事件があったりしたもので。
何があったかについては、詳しくは雑談スレをご参照下さい。
水泡さんにしろ、私にしろ、確たる信念に基づいて発言していますから、
参院選スレのグリーンピース論と同様で、堂々巡りになってしまいますね。
ですが、私なりの意見を述べないのも失礼かと思い、レスさせていただきます。
私は決して明治憲法復活を目論んで改憲を主張しているわけではありません。
明治憲法は人権保障、国民主権という近代憲法原理を反映しておらず、その点で遥かに現行憲法の方が優れています。
近い将来に憲法が改正されるとしても、この原理はあくまで踏まえなくてはなりません。
伝統・文化を盛り込むことについては、憲法が国造りに関する合意文書であることから、
一般論として国民の共通認識たる伝統・文化の一部が盛り込まれることがあろうというだけの話です。
例えば、天皇制は日本の文化とも言え、立憲君主制である限り民主政治に抵触するものではなく、
国民の合意がある限り、存続しても構わないだと思います。
逆に、国民の合意があれば、天皇制存続にこだわるものではありません。
それ以外は具体的なものを想定して言ったものではなく、また、文化的多元主義を否定するものであってはなりません。
そもそも日本は、よいものは何でも取り入れ、八百万の神(神道、仏教、キリスト教など何でも、当然無神論もOK)を信仰する国であり、
明治国家のようになにもかも一つの価値観を押し付けるのは馴染まない筈です
(私が多党制を主張するのも、それが日本の文化に馴染むと考えるからです)。
むしろ、表現の自由や信教の自由と同様、国家に多元的文化をさせる規定が必要でしょう。
言語に関しても、方言を含む日本語を国語とする条文を盛り込むなら、アイヌ語や韓国語などの使用も保護する規定が不可欠です。
ただ、国旗や国家は、本来憲法に盛り込まれるべき内容と考えます。
政党条項についてですが、政党は自由結社であると同時に公共的存在でもあり、憲政を担う以上、
必要に応じて何らかの規定があってもよさそうです。
ただ、水泡さんが仰る通り、それを以て表現の自由が侵されるものであってはなりません。
憲法はあらゆる法律の指針となるものです。
政府が憲法を恣意的に解釈する現状は、そもそも憲法の想定外であり、由々しきことです。
ただ、国家は国際情勢と無縁でいることはできず、依然として共産国家(北朝鮮)の脅威に晒されている以上、
「あらゆる戦力は認めない」などということを忠実に実行しては、国民の安全を守れないでしょう。
私自身は、基になった条文がGHQの草稿であるとは言え、選挙された議会(衆議院)で審議の上に成立したものであり、
「押し付け憲法だから変える」という論法には全く説得力がないと考えています。
しかし、憲法は必要に応じて改正されるべきであり、
水泡さんの個人的意見としてはともかく、国民一般が一切の改憲論に応じないというのはあまりに硬直的です。
それこそ表現の自由を侵害するものでしょう。
憲法改正には国民投票によって承認されることが必要です。
あまりむちゃな改憲では国民の承認は得られず、そもそも成立しませんので、安心して議論しましょう。
49
:
杉山真大
:2004/01/13(火) 22:00
ほぅ。其処まで言うからには憲法1条〜8条も当然対象になるんでしょうね?
#かつて辻元清美が提唱してました。「皇室の民営化」
「すべての条文を対象に」 憲法改正で民主・菅代表
http://www.asahi.com/politics/update/0113/008.html
民主党の菅代表は13日の党大会で、「憲法公布から60年目にあたる06年まで
に、国民的運動を集約する形で、民主党としての新たな憲法のあり方を国民に示せ
るようにしたい」と述べ、06年までに党として独自の憲法改正案をまとめる考えを改
めて表明した。記者会見で菅氏は「すべて(の条文)について変える可能性も含んだ
形で議論を自由にしていけばいい。それには9条も含まれると思っている」との考え
も示した。
見直しの対象を憲法全体とすることについて菅氏は「従来の憲法議論は9条で終
始することが多く、それがまさに護憲か改憲かのすべての議論になってきた。憲法
の議論をもっと幅広く、国民主権の立場を基礎において国民的議論を広げ、深めて
いきたいという意味で提起した」と説明。見直しの具体例として、国民投票や住民投
票などの直接民主主義、国と自治体の関係、財産権と環境権の調整、会計検査院
の国会設置などを挙げた。
党内で意見の隔たりがあるとされることについては「問題提起があって議論をして
いくことで(意見集約は)一定方向にまとまっていくと思う」と自信を示した。
また、党大会では、次の総選挙での政権交代に向け、7月の参院選で勝利をめざ
す04年度活動方針を採択。菅氏はあいさつの中で「自民党と公明党を合わせた当
選者が改選議席(121)の過半数61を割らせることができるかが目安」としたうえで、
具体的には、27ある1人区で10人以上の議席を獲得し、比例区では2500万票の
獲得をめざす考えを強調した。
(01/13 20:53)
【My HP】
http://www.bekkoame.ne.jp/~mtcedar/
http://www3.to/mtcedar/
50
:
とはずがたり
:2004/01/13(火) 22:13
辻元はそんな事いってたんですか?>皇室の民営化。
俺もそうしたら面白いと思ってました。
元華族に爵位発給してその代わりに上納金とったりむかしの逞しい公家衆の生き様をもう一度見せて貰いたい。
日本の歴史上に輝く生き生きとした姿に比べ,今の国家に飼われた客寄せパンダみたいな存在の皇室はちょっと惜しい。
近代国家というのはこういう「詰まらないもの」なのかねえ。
51
:
杉山真大
:2004/01/14(水) 09:28
>>50
辻元の「皇室の民営化」と言うのは、天皇を国政の関与から外してしまおうと言うも
のなんですよね。だから天皇の規定がある憲法第1条〜8条は全文削除と言うこと
になるんですよ。
http://www.kiyomi.gr.jp/qa/13.html
>元華族に爵位発給してその代わりに上納金とったりむかしの逞しい公家衆の生
>き様をもう一度見せて貰いたい。
『噂の真相』の先月号に載っていましたけど、「本物」の皇族でも名誉職を気軽に引
き受けたり、勝手に表彰を出したりしていることが多いし、それが宮内庁の悩みの
タネになっているんですよね。
もっとも、「皇室の民営化」実現の暁には、こうした類のも単なる民間のブランドと変
わらぬものになるのですから、結構な話なのかも知れませんが。
【My HP】
http://www.bekkoame.ne.jp/~mtcedar/
http://www3.to/mtcedar/
52
:
とはずがたり
:2004/01/14(水) 18:00
清美したではまだ丸々残っているのですねえ。
本人は今後の出所進退についてどう思っているのかな?
53
:
とはずがたり
:2004/01/18(日) 00:41
http://www.asahi.com/politics/update/0116/011.html
9条・前文以外の改正に柔軟姿勢 社民党幹事長
社民党の又市征治幹事長は16日の記者会見で、自民、民主両党が憲法改正を打ち出したことに関連し、「(社民党は)あくまでも9条や前文を守るために護憲を主張している。その他の部分すべてがいいと言っているわけではない。環境権やプライバシー、知る権利、国民投票法が書かれてもいい」と述べ、9条と前文以外の条文の改正論議に柔軟な姿勢を示した。その一方、又市氏は、同党自ら憲法改正を提起することには慎重な考えを強調した。 (01/16 21:11)
54
:
とはずがたり
:2004/01/20(火) 23:41
小泉は本気で民主と組んで改憲を考えているのか?
情報通信省といい思いつき発言が頻発しているだけ?
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/seiji/20040121k0000m010122000c.html
憲法改正論議:
小泉首相の「1院制」発言に波紋
小泉純一郎首相が20日、憲法改正論議で自民党の保岡興治憲法調査会長に「国会1院制」の検討を指示したことは、与党内に波紋を広げた。「1院制」をめぐっては、民主党の菅直人代表が検討する考えを示し、公明党の神崎武法代表が異論をはさんだばかりで、公明党内には首相の真意をいぶかる見方が出た。首相は「参院廃止ではない」と言葉を選んでいるものの、参院自民党からは7月の参院選への影響を懸念する声が上がった。
菅氏「議院内閣制の下での2院制では国民の意見の反映が遅れる。1院制の方がはっきりする」(8日、東京都内の講演)
神崎氏「菅さんは『参院無用論』を言っている。民主党が参院選にどういう位置づけで臨むのか注目したい」(13日、党大阪府本部の会合)
菅発言の背景には「衆参両院の権限に差がないため、衆院が第1院だということがはっきりしない」との政治論がある。しかし、「2大政党化」が進む中、キャスチングボートを握りたい公明党としては、全国を対象にする比例代表制、複数当選の選挙区という選挙制度を持つ参院は「牙城」でもあり、1院制論議には簡単には乗れない。その中で、首相が菅氏と同様の発言をしたことの意味は大きい。
最近の憲法改正をめぐる首相の発言は「自民党単独で改正するのは望ましくないし、現実に無理だ」「国家にかかわる重要な問題は与野党でできるだけ多くの一致点を見つけるよう努力すべきだ」など、民主党との連携を示唆するものが続いている。公明党は「首相は『衆参両院のあり方をどうするのか』と言ったまでではないか」(首脳)と、表向き平静を装ってはいるが中堅議員は「どういうつもりなのか分からない」と首をかしげるなど、内心は穏やかではないようだ。
一方、首相は記者団に「衆参両院を廃止して1院制ということで、参院廃止論ととるのは誤解」と言葉を選んでいるが、参院自民党からは「参院選前にそういう議論が出るのは刺激的すぎる」(橋本派議員)、「唐突すぎて、論評にも値しない」(党幹部)と批判が出ている。
[毎日新聞1月20日] ( 2004-01-20-22:48 )
55
:
憲政擁護者
:2004/01/22(木) 01:51
>>54
福島瑞穂社民党首が、「行政府のトップが立法府のあり方に口を挟むのは三権分立違反」とのたもうたとか。
一昔前の発想ならそうですが、現在の憲法学や行政学ではこれを否定する説が有力になっています。
以下、その内容を簡単に説明します。
そもそも議院内閣制は大統領制と異なり、行政府と立法府の厳格な分立を想定していません。
建前としては、下院第1党首が首相となることにより、立法府が行政府を統制するという発想です。
つまり議院内閣制では、内閣と議会は政治部門として一体なのです。
政権選択選挙や政府与党一元化といった概念は、ここから出ているのです。
従って、政治指導者たる内閣総理大臣が持論を述べること自体は、決して三権分立に違反するものではありません。
小泉発言の内容の当否はともかくとして…
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20040121ia27.htm
56
:
とはずがたり
:2004/01/22(木) 13:56
>>55
成る程,解説感謝。
このニュースですな。貼りつけときます。
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/democratic_party.html?d=21yomiuri20040121ia27&cat=35
二院制見直し検討、社民党首「首相の越権行為だ」 (読売新聞)
社民党の福島党首は21日の記者会見で、小泉首相が二院制のあり方について検討を指示したことについて、「行政のトップが立法府のあり方について公然と検討を求めるのは完全な越権行為だ」と批判した。
また「菅(民主党)代表が一院制を示唆したことから、(首相は)呼応して憲法改正のラブコールを送ったのかも知れない。憲法改正の論議を始めようとの論議になっていくのではないか」と懸念を示した。
[ 2004年1月21日23時27分 ]
57
:
とはずがたり
:2004/02/01(日) 23:38
別に女性の天皇に反対はしないが日本の皇室は男子の血統を以て維持されてきたのであり,継体天皇のY遺伝子を嗣いできた所に伝統があるのであって女天皇はつなぎでしか認めるべきでない。女性天皇を巡る議論には,意図的か非意図的かこの点に誤魔化しがある。
何やってんの右翼どもは。こういう不敬な事云う輩は全員街宣車で轢き殺さなかったらタダでさえ何にもないあんたらの存在価値全然無いよ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040201-00000078-mai-pol
<女性天皇>衆院憲法調査会が容認の方向
衆院憲法調査会(中山太郎会長)は31日、明治時代以来認められていない女性天皇の容認に向けた議論を進め、約1年後にまとめる最終報告の中で見解を盛り込む方針を固めた。実際に可能となるには、国会による「皇室典範」の改正が必要だが、「国の骨格にかかわる問題」(委員)として調査会の今後の重点項目と位置付けることを内定した。典範改正に向けた環境整備の狙いもあるとみられる。
当面「最高法規としての憲法のあり方に関する調査小委員会」で、有識者からの意見聴取などを進める。
日本国憲法2条は「皇位は、世襲のもの」と定めている。さらに、皇室制度の基本法である皇室典範は皇位継承について、明治憲法下の旧皇室典範の規定をほぼ引き継ぎ「皇統に属する男系の男子」に限るとし、女性皇族の即位を認めていない。
ただ、日本には推古天皇以来、持統、孝謙天皇や、直近では江戸時代の後桜町天皇まで10代8人の女性天皇がいた歴史的事実がある。このため、女性天皇は日本の伝統に反しない、との議論が以前からある。
さらに01年12月、敬宮愛子さまの誕生をきっかけに、自民党内からも容認論が相次いだ。当時は小泉純一郎首相が「慎重に検討した方がいい」と述べ、ひとまず沈静化したが、政界全体の課題であるとの認識が、与野党を通じ広がりつつある。
同調査会は天皇制に関してこれまで、象徴天皇制を中心に議論してきた。しかし、女性天皇を議論する際には憲法2条との兼ね合いも論点となるなど、単純な典範の改正では済まないとの議論がある。そこで「むしろ憲法論の中で取り組むべき課題」(有力委員)と判断、「皇室典範に関する調査」との表現で、女性天皇に関する検討を重点項目とすることとした。
毎日新聞が01年12月に実施した世論調査では、女性天皇を認めるべきだと考える人は86%に上り、認めるべきでないとする7%を大きく上回っている。(毎日新聞)
[2月1日3時9分更新]
58
:
61
:2004/02/02(月) 00:13
考えられるパターンってのは大きく分けて
1 遠縁の皇族復帰
2 リリーフでの女性天皇
3 男女平等での女性天皇
4 天皇制廃止
ですよね?2と3で揉めそうですね。。。
「男女共同参画」と「伝統」との折り合いですよね・・・
59
:
とはずがたり
:2004/02/02(月) 00:45
多分,3の様に皇室典範を改定して名目上男女平等を定めるけど,愛子様の結婚相手に皇室から別れた一番近くの遠縁(誰になるのかね?五摂家筆頭近衛信尋の末裔辺りかねぇ?)と是が非でも結婚させて実質1と,こんな感じになるのではないでしょうか?
そこまで根性無いかなぁ宮内庁。
60
:
とはずがたり
:2004/03/10(水) 03:13
国を食い物にしているてめーらに云われたかねーよ>愛国心
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040310-00000010-kyodo-pol
愛国心や環境権を明記 自民調査会が中間報告
自民党憲法調査会・憲法改正プロジェクトチームの杉浦正健座長は9日夕の同調査会会合で、2005年の党憲法改正草案とりまとめに向けた「論点整理」に関する中間報告を行った。憲法前文全面的書き換えや、憲法裁判所設置の方向性を打ち出した。
中間報告は、現行憲法の国民主権、基本的人権の尊重、平和主義の3原則などは堅持した上で、新たに前文に盛り込むべき事項として(1)日本の歴史・伝統・文化、健全な愛国心(2)日本の目指すべき方向、理念(3)誤った平和主義、人権意識への戒め(4)環境権、循環型社会―などを挙げた。
憲法裁判所については「世界的潮流であり、幅広く検討すべきだ」などの多数意見を取り上げ、設置する方向を表明。閣僚は全員国会議員とする明文規定、政府の各種審議会全廃なども掲げた。(共同通信)
[3月10日1時37分更新]
61
:
とはずがたり(1/2)
:2004/05/15(土) 16:23
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/emperor.html?d=15yomiuri20040515i101&cat=35&typ=t
皇太子さまの異例発言に宮内庁激震 (読売新聞)
皇太子さまの異例の発言に、波紋が広がっている。「雅子のキャリアや人格を否定する動きがあった」という発言の真意は不明だが、宮内庁には「何をしている」といった批判や、ご夫妻に対する励ましの電子メールが殺到している。雅子さまが体調を崩して半年。宮内庁幹部は「重く受け止める」と記者会見で語ったが、苦悩の要因は複雑に絡み合い、同庁は難しい対応を迫られている。
■波 紋■
「ご夫妻があまりにかわいそう」「宮内庁幹部は責任を取るべきだ」。宮内庁に寄せられた電子メールは、記者会見があった10日から14日夜までに700件を超し、多くがご夫妻に共鳴し、宮内庁を批判する内容という。
ある幹部は「激震」とつぶやく。皇太子さまの発言に「それほど思い詰めていらっしゃったとは」と、驚きを隠せないのが実情だ。
宮内庁の湯浅利夫長官は、会見で天皇、皇后両陛下が心配されていることを明らかにした。皇太子さまは両陛下を頻繁に訪ねており、この間の事情を説明されているとみられる。両陛下も皇太子さまの思いを後押しされているようだ。
13日夜には藤森昭一、鎌倉節の両元長官らが両陛下から御所に呼ばれた。発言の波紋への対応を相談されたとみられている。
■真 意■
「雅子のキャリアや人格を否定する動きがあった」との発言の真意は不明だ。14日には湯浅長官の時代ではないことが明かされたが、何を指しているかは宮内庁側も測りかねている。
だが、皇太子さまはこの発言に関し「外国訪問も出来なかったことも含め、雅子も私もとても悩んだ」と話された。
その発言から、雅子さまが体調を崩されたいくつかの要因が浮かび上がる。▽外国訪問が許されなかったこと▽皇室の環境に適応しようと疲れ切ったこと▽「世継ぎ問題」のプレッシャー▽子育てと公務の両立。
お二人での外国訪問はこれまで5回。両陛下の皇太子時代と比べて少なく、同庁幹部は「世継ぎ問題」を優先し、外国旅行を絞った結果であることを認めている。過度の期待と外国訪問の抑制が「動き」の一つである可能性は高い。
湯浅長官は、皇太子さまが訪欧から帰国される24日以降に、直接面会して真意を尋ねる考えだ。
62
:
とはずがたり(2/2)
:2004/05/15(土) 16:23
■背 景■
発言は突然に飛び出した訳ではない。皇太子さまは2月の誕生日前の会見でも、「公務の内容やあり方を検討する必要がある」と注文されていた。宮内庁の対応は必ずしもスムーズではなかったが、それには理由があるという。
皇太子ご夫妻のお世話をする東宮職(とうぐうしょく)には、責任者の東宮大夫(とうぐうだいぶ)以下、東宮侍従長や東宮侍従ら事務方がいる。宮内庁長官などに状況を説明するのはこうした事務方だが、雅子さまの体調に関する事柄は「極めてプライバシーにかかわること」で、どこまで分け入っていいのかの迷いが付きまとう。
ある幹部は「ご夫妻と意思疎通が足りなかった面もあるが、今はできる限りの努力をしている。ただ、細かいご体調など私的な部分に踏み込むのははばかられ、対応は難しい」と言う。
「事務方」を超える皇太子家の相談相手。そうした人がいない、との指摘もある。
■ご体調■
雅子さまは、昨年春から疲れがみられ、同年12月初め、強いストレスによる帯状疱疹(たいじょうほうしん)と診断、入院された。同年中には回復されたが、その後も公務や皇室の行事などを休まれている。体調は今も波がある状態で、立ちくらみや頭の重みなどを訴えたり、昼間、横になったりされている。
◆「湯浅長官時代ではない」と皇太子さま…林田大夫明かす◆
宮内庁の林田英樹・東宮大夫は14日の定例記者会見で、皇太子さまが「雅子のキャリアや人格を否定する動きがあった」と発言したことに関し、林田大夫に「湯浅長官時代のことではありません」と話されていたことを明らかにした。
林田大夫によると、会見翌日の11日、湯浅長官から面会の要請があったことを伝えた際、皇太子さまがそう説明し、長官に「伝えてください」と話されたという。
[ 2004年5月15日3時2分 ]
63
:
とはずがたり
:2004/05/15(土) 16:24
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/emperor.html?d=13kyodo2004051301000472&cat=38
「男児出産まで外遊反対」 皇太子妃で英紙 (共同通信)
13日付の英紙デーリー・テレグラフは、皇太子さまが雅子さまについて「外国訪問がなかなか許されず、キャリアや人格を否定する動きがあった」などと語ったことを取り上げ「宮内庁は世継ぎの男児出産までは外遊に反対だとみられている」と報じた。
記事は「皇太子、息の詰まる皇室に疲れた病妻に心痛」との見出しを掲げ、皇太子さまの記者会見の内容を紹介。外交官から皇太子妃となった雅子さまの経歴や、現在の皇室典範が皇位継承を男性皇族に限定していることなどを伝えた。
[ 2004年5月13日10時30分 ]
64
:
とはずがたり
:2004/05/15(土) 16:35
宮内庁は男子の世継ぎを生ませようと必死なのでしょうねぇ。
宮内庁職員が職務に熱心な余り,男も産めなくて何が皇太子妃かみたいな田舎の頑固親父的な発言をした輩でも居たのかねぇ?
女性天皇はつなぎでのみというのが日本の皇室の伝統であるから,安易な女性天皇には個人的には反対であるし,宮内庁の苦悩は十分解るが,才媛小和田雅子にしてみれば外交官の地位を投げ捨ててまで飛び込んだ皇室で子作り要員では病気にもなりますわな。
現代化の流れには逆らえず,なのか?
65
:
とはずがたり
:2004/05/22(土) 18:16
日本を食い物としてみていない自民党政治家が支配する「日本国家」などを護る義務は愛国者たる国民にはそもそも無い筈。
<自民党>憲法改正草案 新たに4権利3義務を明記へ (毎日新聞)
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/rich.html?d=21mainichiF0521m146&cat=2&typ=t
自民党憲法調査会(保岡興治会長)は20日、同党の「憲法改正草案」について、情報開示請求権など「四つの権利」と「三つの義務」を新たに憲法条文に明記する方向で最終調整に入った。いずれも現行憲法制定時に想定されていなかったり、現在の日本で社会問題化している事柄。表現を調整したうえで、今国会中に策定する改正草案の素案に盛り込む。
四つの権利は、(1)情報開示請求権(2)犯罪被害者の権利(3)環境権(4)プライバシー権。三つの義務は、(1)非常事態における国への協力義務(2)家族相互扶助の義務(3)環境を守る義務。憲法第3章の「国民の権利及び義務」に追加する。
権利、義務の両方に「環境」を盛り込むのは、「環境を保全し、国民に良好な生活を確保する」(同調査会幹部)との考えに立つ。同時にゴミ問題、地球温暖化などに対する国民の責任も求めることにした。改憲に慎重な公明党が環境を重視していることにも配慮したとみられる。
一方、国民の義務は現在、勤労、教育、納税の三つ。これを6項目に増やすのは、「現憲法に国民の義務規定が少なく、自由や権利ばかり主張する風潮をつくった」との意見を受けたもの。しかし、こうした考え方に対しては「管理社会」につながりかねないとの批判も出そうだ。
自民党憲法改正草案は05年11月公表の予定。
[毎日新聞5月21日]
66
:
とはずがたり
:2004/06/16(水) 03:07
法学スレとしましょう。
むぅ。こんな事件ありましたかねぇ。
精神異常者が死刑を免れるというのが昔から納得行かない。
多重人格者が自分の中の他の人格者の責任をとるのは当然な気がする。
大体20年も掛けて裁判やる制度の方がおかしいのでは?
5人殺害事件:藤間被告の死刑確定へ 最高裁が上告棄却
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20040615k0000e040037000c.html
81年10月から約8カ月間に、交際を断られた神奈川県藤沢市の女子高校生とその母親、妹を含めた計5人を殺したとして殺人罪などに問われた元配管工、藤間静波(せいは)被告(43)に対し、最高裁第3小法廷(浜田邦夫裁判長)は15日、被告側の上告を棄却する判決を言い渡した。1、2審の死刑判決が確定する。
判決理由で小法廷は「身勝手かつ短絡的で、殺害は計画的であり、刃物でめった刺しにする残虐なもの。遺族の被害感情は厳しく、刑事責任は極めて重大」と述べた。
弁護側は「被告には長期間の拘置による精神的な障害が起きており、刑罰の意味さえ理解できていない」と死刑判決の破棄を求めたが、判決は「記録を調査したが、法に定めた上告理由に当たらない」と退けた。
藤間被告は91年、横浜地裁の死刑判決(88年3月)に対する控訴を、弁護人の反対を押し切って取り下げた。だが最高裁が95年、「判決の衝撃で自分の権利を守る能力(訴訟能力)を著しく欠いた状態に陥っていた」と取り下げを無効とする判断を示し、東京高裁が00年1月、1審の死刑を支持する判決を言い渡していた。
1、2審判決によると、藤間被告は(1)81年10月、一緒に窃盗をしていた知人男性(当時20歳)から金を盗まれたことに腹を立て、横浜市の畑で刺殺(2)82年5月、藤沢市の女子高校生(同16歳)に交際を嫌がられたことを逆恨みし、高校生と母親(同45歳)、妹(同13歳)の3人を刺殺(3)翌月、母娘殺害の際に見張り役を務めた少年(同19歳)を逃亡先の兵庫県尼崎市で刺殺した。
◇「言動異常で刑罰意味ない」
弁護団によると、藤間被告は14日に接見した際、翌日に判決があることは理解していたものの、「無罪なら釈放ですか」と聞くなど、状況を正確に把握できていない様子だった。弁護団は「事件については聞かれれば答えるという感じで、すぐに『チョコレートを食べたい』と言い出す。言動が異常で、意識が裁判に向いておらず、刑罰を科しても意味がない」と話している。
毎日新聞 2004年6月15日 11時28分
67
:
とはずがたり
:2004/06/16(水) 14:27
>>65
国民の税金を自分の利権に流用し,土木事業で美しい野山を破壊し,潜在能力のある都市やサラリーマン層の生産性を破壊し,つまり我が豊葦原瑞穂国日本を徹底的に潰してきた自民党に愛国心を云われたかないぞ。きもい。
愛国心で2表現盛り込み 教育基本法改正協議で与党 (共同通信)
http://news.www.infoseek.co.jp/politics/story.html?q=16kyodo2004061601001026&cat=38
自民、公明両党の幹事長、政調会長らで構成する「与党・教育基本法改正に関する協議会」は16日午前、具体的な改正案作成に向けた指針となる中間報告をまとめた。
焦点となっている「愛国心」の取り扱いについては「伝統文化を尊重し、郷土と国を愛し、国際社会の平和の発展に寄与する態度の涵養(かんよう)」という表現と、この「国を愛し」の部分だけを「国を大切にし」と変えた表現の2つを中間報告に盛り込むことで一致した。
同時に中間報告には、公明党の「愛国心という表現は戦前の国家主義を連想させる」という意見に配慮、「『国を愛し』『国を大切にし』は統治機構を愛するという趣旨ではない」と付記した。具体的文言は、与党で今後、さらに検討する。
[ 2004年6月16日12時59分 ]
68
:
とはずがたり
:2004/06/19(土) 19:35
憲法改正、不一致なら連立離脱示唆 公明・神崎氏
http://www2.asahi.com/2004senkyo/news/TKY200406180504.html
公明党の神崎代表は18日、朝日新聞のインタビューに応じ、参院選後に自民党と連立を続けていくうえでの課題について、「最大のヤマは憲法改正問題だ。こういう国の基本にかかわる問題で一致できなければ連立を継続できない」と述べ、自民党の憲法改正への対応を注視していく考えを強調した。自民党内には参院選で憲法改正をアピールしようとする動きもあり、24日の公示を控え、改正に慎重な公明党としてこれを強く牽制したものとみられる。
自民党は05年秋に憲法改正草案をつくる考えで、改正論議を本格化させるには、参院選後に公明党との調整を始める必要が出てくる。神崎氏はこうした流れを踏まえ、「自民、公明党の意見が違うのは当然。誠意をもって協議するが、どこまで詰められるか。内閣が具体的な日程に上げて、こういう方針でやりたいというときに、その方針に乗れなかったら、これは外れるしかない」と強調した。
ただ、小泉首相が自分の在任中は憲法改正をしないとしていることも挙げたうえで、「改正は政権の政治的基盤が安定してないとできない。(ポスト小泉の政権で)現実の日程に上がるか。そう簡単ではないと思う」とした。 (06/19 03:01)
69
:
無党派さん </b><font color=#FF0000>(/3J5SzQQ)</font><b>
:2004/06/19(土) 20:40
こんなことまでいつもの調子でやってしまっていいのだろうか。
---
独自指揮権に米英了解は「口頭」 首相、野党党首と会談内容の公開を約束
http://www.chunichi.co.jp/iraq/040618T1012001.html
小泉純一郎首相は17日、首相官邸で民主、共産、社民の野党3党の党首と会談し、イラクの多国籍軍に自衛隊を参加させる方針を説明し、理解を求めた。首相は、日本独自の指揮権の維持に関する米英両国との了解は「口頭」と説明し、内容を文書で明らかにすることを約束した。
3党首は多国籍軍参加に反対し、自衛隊の即時撤退を要求。首相が国会で野党の質問に答えるよう求めたが、首相は「参院選で議論すればいい」と拒否した。
民主党の岡田克也代表が「治安維持活動は支援しないのか」と聞くと、首相は「やらない」と発言。岡田氏が「安全確保支援活動もイラク特措法に明記されている」と追及すると、首相は事務方から耳打ちされ、「法律上はできる」と言い直した。また、首相は「多国籍軍に参加する」と明言したが、政府見解では「参加」という言葉を避けているため、同席した自民党の安倍晋三幹事長が「協力だ」と修正した。
岡田氏は会談後、記者団に「首相自身、基本的な理解を欠いていて、議論が成り立たない。極めて失礼だ」と述べた。
首相、多国籍軍説明で混乱 米英の了解公表を約束
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2004061700195&genre=A1&area=Z10
小泉純一郎首相は17日、官邸で民主党の岡田克也代表ら野党党首と会談し、主権移譲後のイラクで編成される多国籍軍への自衛隊参加について「人道復興支援だ。武力行使はしない」と理解を求めた。日本独自の指揮権の維持に関する米英両国との了解は「口頭」と説明、内容を明らかにすることを約束した。
ただ、首相は(1)多国籍軍への「参加」か「協力」か(2)自衛隊の活動内容−をめぐり、説明に行き詰まった。野党側は強く反発し、18日の衆院イラク復興支援特別委員会への出席など閉会中審査を求めたが、首相は参院選挙戦で論議できると拒否した。
会談には、共産党の志位和夫委員長、社民党の福島瑞穂党首、自民党から安倍晋三幹事長らが出席した。
■党首会談のやりとり
17日の小泉純一郎首相と野党3党首の会談の要旨は次の通り。
岡田克也民主党代表 自衛隊は多国籍軍に参加するのか。
首相 参加する。多国籍軍の一員になるということだが、武力行使はしない。人道支援に限る。
岡田氏 多国籍軍には参加できないとの従来の政府見解と違う。
首相 多国籍軍の役割は変わってきている。従来は武力行使のみを目的としていた。
志位和夫共産党委員長 参加するのに指揮下に入らないというのは矛盾し、説明がつかない。
首相 見解の相違だ。 志位氏 政府の見解として、参加は指揮下に入ることだと言っていた。
安倍晋三自民党幹事長 協力だ。以前は参加と協力が分けて考えられていたが、参加の中に協力も入っている。
首相 司令部内の調整には応じるが、自衛隊は独自に行動する。統合された司令部の指揮下には入らない。
福島瑞穂社民党党首 そんなことができるのか。
安倍氏 それ以上は言葉遊びだ。
岡田氏 治安維持活動はしないのか。
首相 やらない。(周囲から指摘を受け)法律上(後方支援)はできる。
安倍氏 安全確保の支援活動はやる。
志位氏 指揮下に入らないという日米両国間の了解はあるのか。
首相 文書はないが、口頭での了解はある。
志位氏 誰の了解か。
細田博之官房長官 しかるべき代表との口頭了解だ。
志位氏 誰とどういう約束をしたのか、文書で国会に報告すべきだ。
首相 約束する。了解の内容は公表する。
岡田氏 国会に出ていただきたい。議事録に残る形で議論すべきだ。
首相 これから選挙だから、いろいろなところで話すことになる。
70
:
しょむ研水泡
:2004/06/21(月) 11:33
>>66
憲法改正で三審制を廃止しますか・・・。因みに公開銃殺刑で有名な中国は
二審制で告訴から最高裁判決まで1日で終わります。これが理想なのか・・・。
71
:
とはずがたり
:2004/06/21(月) 11:51
流石人口圧力に悩める中国。彼の国に人権という思想はないですから。
こんなんなんですねぇ>公開銃殺刑+二審制で告訴から最高裁判決まで1日で終わります
いずれにせよ死刑制度には個人的には賛成です。
社会的公正・福祉・正義の観点からみて,精神病になった死刑相当の加害者が死刑になっても本人はよく判ってないのだし,被害者・その家族の無念は多少は晴れるし良いことずくめでは?
72
:
しょむ研水泡
:2004/06/21(月) 12:44
>>71
貴方が葬儀屋利権でもお持ちならその発言もうなずけます。死人が増えた
方が仕事が増えて嬉しいからねぇ・・・。
先日アムネスティ主催の講演会に、自分の目の前で両親を殺されたという
エグい体験を持ってるアメリカの下院議員が講師として来てたのですが、彼
曰く、「死刑賛成論者は実のところ自分がそのような状況に陥る事から最も
遠い立場にいる人間。想像力が徹底的に欠けている。」「被害者の人権を振り
かざす者ほど決まって被害者ケアの制度確立に反対する。自らの欲望の為に
被害者を政治利用する事こそ最大最悪の人権侵害。」との事。
「精神病者は分からない」というなら治療こそ先決。それとも精神障害者
は死刑にしようと拷問しようと冤罪かぶせても何やっても構わないとか?北
朝鮮や中国にも劣りまんな・・・(ま、それを理想としてるなら仕方あるまい)。
こんなの支持者だと民主党も迷惑よな・・・。
73
:
とはずがたり
:2004/06/21(月) 12:56
共産党支持者は国家権力に捕まって無実の罪で裁かれることを怖れ,一般市民は理不尽な犯罪に巻き込まれる事を怖れると云うことでは?
現況の(割と)幸せな生活を思うに,犯罪に巻き込まれる恐怖を考えるとなかなか貴殿のような「出来た考え」に到達するには至りませんなぁ。
親族が
>>66
みたいなのに殺されたら国が殺さないなら俺が殺す,と思うだろうし,俺が気が狂って殺人鬼になったら死刑にしてくれて構いません。
74
:
しょむ研水泡
:2004/06/21(月) 15:21
アムネスティは共産系組織でも何でもありませんし、そのアメリカの下院
議員は確か民主党だったはずですが・・・。自分の意見に異議を唱える者に
対し何でもかんでも「共産系」というレッテルを貼るのはナチズム的で危険
です。ま、その程度の物なら仕方がありませんが・・・。
精神障害者に「判断能力がない」事を理由に「何をしても構わない」と
いう考え方は、裏を返せば被害者としての当事者にもなりえないという事
にもつながります。すなわち被害者が精神障害者なら金品を脅し取っても
殺しても罪には問われない、と。障害者作業所で職員が入所者に猥褻行為
をした事件でも無罪を主張するわけでんな・・・。
”被害者の人権”を守る為にも、自分や身内がが冤罪で逮捕されたり障害
を負う様な事があれば是非とも責任を取って腹を切って死んでやって下さい
(by又吉イエス)。この方がよっぽど「出来た考え」かと思われますがね・・・。
75
:
とはずがたり
:2004/06/21(月) 16:16
共産支持者とは水泡さんの事ですよ。違いましたん?
両親を目の前で殺された民主党の議員は非常に良くできた人なんでしょう。
実際目の前で親を殺されたりして犯人を散々呪って恨んでその上でそれを乗り越えて多分件の下院議員の様な言葉を吐けるようになるのでしょう。
ただの理想主義でやってる連中と自分の感情的な意見は,被害者・加害者の双方にとってお節介という意味でどっちもどっちだと思われます。
それにしても5人も人を殺して長い裁判で意識がおかしくなったから裁判中止となって,これが納得行かないといったら,それを許したら精神障害者に猥褻行為をしても良いことになるとは,法理学的にはそりゃそうなんかもしれませんが,なんと堅苦しく救いがないんでしょうか。
陪審員制度で素人の意識で判決が決まることを非常に怖がっている友人が居ましたがこの辺の怖さでしょうか。
76
:
名無しさん
:2004/06/21(月) 17:03
横レス失礼。
俺は冤罪で命を奪う可能性がある死刑制度には反対で、しょむ研水泡と同じような意見だが、
通りすがりの人間にまで不快感を与える書き方はやめたほうがいいんじゃないの?
そんなひねくれた皮肉な書き方をして、誰かが共感してくれるとでも思うのか?
正直、同意見でも水泡とは一緒にされたくないとすら思う。
そういう書き込みをして、他人がどう思うかが予想できないとしたら、
水泡こそが「想像力が徹底的に欠けている」と思うが。
77
:
76
:2004/06/21(月) 17:08
つーか、自分の掲示板にこんな荒らしまがいの書き込みをされても、
削除もせず、きちんとレスを返すとはずがたりは「出来た考え」の人だなっと思った。
横レス失礼しました。
78
:
とはずがたり
:2004/06/21(月) 19:52
横レス感謝(?)です。
閑散板ですのでどんな形であれ反論・反応はまぁ嬉しいですし,不快だからといって管理人としての強権発動したら議論に負けた事になってしまいますからねぇ〜。
79
:
名無しさん(その2)
:2004/06/21(月) 21:17
>>66
、
>>70-78
刑罰には、応報刑としての側面と、予防刑(教育刑)としての側面があります。私は、前者を重視しており、犯罪を犯した者には、特段の事情がない限り、制裁を課してしかるべきと考えているので、死刑制度の存在自体は賛成します。しかし、後者を考えると、精神病の人間に刑事責任を問うのは酷でしょう。
さて、それはそれとして、しょむ研水泡氏の書き込みについては、76氏に拍手喝さいです。表現の自由という概念は、非常に重要です。しかし、詭弁の連発で真面目な話を混ぜ返して、他人を不愉快な気持ちにさせるような発言は、果たして表現の自由として保護されるものなのでしょうか。否、これは一種の権利の濫用であり、憲法12条によって、明確に否定されるべきでしょう。
水泡さん、そもそもあなたは、法治国原理というものをご存知でしょうか。私には、あなたがそれを知っているようには、とてもじゃないが思えない。法治国原理を知っている人間なら、こういうときに中国のようないい加減な裁判を引き合いに出さないし、佐世保事件に関するコメントでも遡及罰などという発想は出てこない。また、ここの過去スレで言えば、権力機構(具体的には、自衛のための軍隊)の根拠を憲法や法律(有事法制)に書くという議論に、戦時下の極端な例を引き合いに出してその全てを批判するようなことはしないでしょう。あなたは、はっきり言って、極めて非常識かつ不見識であり、想像力どころか、他人の話を聞いて理解する力までもが徹底的に欠けていると言わざるを得ません。
とはずがたりさん、表現の自由を勘違いして、こういう筋違いの議論を繰り広げる人間には、管理人として断固とした態度を採るべきです。権利や自由の穿き違えを許さないためにも!
80
:
79
:2004/06/21(月) 21:19
憲法の条文をコピペしておきます。
第十二条 この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によつて、これを保持しなければならない。又、国民は、これを濫用してはならないのであつて、常に公共の福祉のためにこれを利用する責任を負ふ。
第二十一条 集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する。
第三十一条 何人も、法律の定める手続によらなければ、その生命若しくは自由を奪はれ、又はその他の刑罰を科せられない。
第三十二条 何人も、裁判所において裁判を受ける権利を奪はれない。
第三十三条 何人も、現行犯として逮捕される場合を除いては、権限を有する司法官憲が発し、且つ理由となつてゐる犯罪を明示する令状によらなければ、逮捕されない。
第三十四条 何人も、理由を直ちに告げられ、且つ、直ちに弁護人に依頼する権利を与へられなければ、抑留又は拘禁されない。又、何人も、正当な理由がなければ、拘禁されず、要求があれば、その理由は、直ちに本人及びその弁護人の出席する公開の法廷で示されなければならない。
第三十五条 何人も、その住居、書類及び所持品について、侵入、捜索及び押収を受けることのない権利は、第三十三条の場合を除いては、正当な理由に基いて発せられ、且つ捜索する場所及び押収する物を明示する令状がなければ、侵されない。
② 捜索又は押収は、権限を有する司法官憲が発する各別の令状により、これを行ふ。
第三十六条 公務員による拷問及び残虐な刑罰は、絶対にこれを禁ずる。
第三十七条 すべて刑事事件においては、被告人は、公平な裁判所の迅速な公開裁判を受ける権利を有する。
② 刑事被告人は、すべての証人に対して審問する機会を充分に与へられ、又、公費で自己のために強制的手続により証人を求める権利を有する。
③ 刑事被告人は、いかなる場合にも、資格を有する弁護人を依頼することができる。被告人が自らこれを依頼することができないときは、国でこれを附する。
第三十八条 何人も、自己に不利益な供述を強要されない。
② 強制、拷問若しくは脅迫による自白又は不当に長く抑留若しくは拘禁された後の自白は、これを証拠とすることができない。
③ 何人も、自己に不利益な唯一の証拠が本人の自白である場合には、有罪とされ、又は刑罰を科せられない。
第三十九条 何人も、実行の時に適法であつた行為又は既に無罪とされた行為については、刑事上の責任を問はれない。又、同一の犯罪について、重ねて刑事上の責任を問はれない。
第四十条 何人も、抑留又は拘禁された後、無罪の裁判を受けたときは、法律の定めるところにより、国にその補償を求めることができる。
81
:
79
:2004/06/21(月) 21:42
追加 しょむ研水泡の暴論 統一地方選・地方議員関連統一スレッド 1155
しょむ研水泡よ、憲法学を1から勉強しろ!
82
:
とはずがたり
:2004/06/21(月) 22:37
>表現の自由を勘違いして、こういう筋違いの議論を繰り広げる人間には、
>管理人として断固とした態度を採るべきです。
一部の読者を不快にしてしまうのかもしれませんが,こうして議論を交わせるのは貴重な事だと思ってます。少々身勝手くらいな意見表明でないとなかなかレスありませんしねぇ。。
水泡さんの少々デフォルメされた形での意見表明も,愉快・不愉快は別にしまして,左派系の人々の或る種の叫びor怒りとして参考になってます。怒りを皮肉で表出することはこちらもしている訳で…。嘗てはホントは社民支持さんみたいな穏やな語り口の左派の人もいたんですがねぇ。どうしてらっしゃるのだろ。
83
:
76
:2004/06/22(火) 00:59
>>79
他人を不快にさせようが、それ自体は言論の自由として認められるべきだとは思うけどね。
俺は、立場を同じくする人間として、水泡がわざと誹謗中傷調や皮肉な姿勢で書き込みをしてるのが
とても悲しく、情けなく感じたから
>>76-77
のようなレスをしてみたまでなんで。
死刑制度に対して予断ない人間が水泡の書き込みを見たら、確実に死刑賛成に回るだろうからね。
それが狙いだったら別だけど。
それにつけても、管理人とはずがたりの議論を重んじる姿勢はとても素晴らしいと思う。
腹立たしいこともあると思うけど、その姿勢を貫かれることを願う。
頑張ってください。
84
:
とはずがたり
:2004/06/22(火) 13:44
>管理人とはずがたりの議論を重んじる姿勢はとても素晴らしいと思う。
あんがと。性格上この姿勢でしか対応できないからという事もあるんですが,これからもこんな感じでがんばります。
85
:
とはずがたり
:2004/06/22(火) 19:30
アジアが経済統合でももたもたしている間に大統領や外相など単一の国家としての体裁を整えつつあるEU。この辺の先進性は流石EU。
死刑はEUでは廃止の潮流の様ですねぇ>死刑の廃止を定めた基本権憲章も第2部に盛り込んだ。
確かに死刑とか想像するにおぞましいが(果たして国家権力に人を殺す権利があるのか?),代替案として論じられる仮釈放のない終身刑と比較して死ぬ迄刑務所に入れられるのとどちらが非人道的か微妙だと思う。
EU憲法を採択、大統領・外相を創設 EU首脳会議
http://www.asahi.com/international/update/0619/004.html
欧州連合(EU)首脳会議は18日夜、25カ国に拡大した大欧州の基本法になる「EU憲法」条約を全会一致で採択した。5月に中東欧など10カ国が新加盟し、人口約4億5000万人、域内総生産で米国に迫る規模になったことを踏まえ、EU大統領や外相職を新設する。巨大化した組織の意思決定を迅速にするため、新たな多数決ルールを設ける。また欧州議会の役割を強化するなど、市民の参加を促す仕組みを採用した。
議長国アイルランドのアハーン首相は記者会見で「憲法ができたことで、より民主的で効率的なEUが実現する。EU市民に憲法の意義を説明していきたい」と述べ、EUに対する市民の理解が進むことへの期待を示した。
新設されるEU大統領は、首脳会議の常任議長を務め、「EUの顔」として加盟国全体を代表する。現在は議長国がEUを代表するが、輪番制なこともあり、存在感は必ずしも大きくなかった。EU大統領は首脳会議で選ばれ、任期は2年半で再任が可能だ。EU外相は外相理事会の議長を務め、諸外国との外交交渉にあたる。
憲法は経済から外交・安全保障、防衛、司法政策まで各国の連携と協調の強化をうたった。単一通貨ユーロの導入など経済中心だった統合をさらに進め、「政治共同体」の構築をめざす意思を示した。
焦点だった閣僚理事会の意思決定方式では、多数決にあたって「加盟国の少なくとも55%が賛成し、賛成国の人口がEU人口の65%以上となる」ことを可決の基本条件とした。全会一致方式では迅速な意思決定ができないとの認識でも一致し、多数決方式が及ぶ範囲を外交、経済・金融、司法分野にも広げた。
また民意をより反映させるため、直接選挙で選ばれる欧州議会に欧州委員長の選出権を与えるなど、準立法機関としての議会の権限を強化した。さらに100万人の市民の要求があれば、欧州委員会に法案作成を求める権利を新たに定めた。
憲法は今後、各国議会や国民投票による批准にかけられ、全加盟国の承認を経て発効する。09年までの発効をめざす。英国やデンマーク、オランダなどが国民投票の実施を予定しているが、官僚化したEUへの批判も根強く、批准のハードルを越えることが次の課題だ。
憲法は前文と本文4部、付属文書で構成。欧州統合の基礎となったローマ条約など過去50年の諸条約を集約した。
前文は、分断と対立の歴史を乗り越えて再統合を果たした東西欧州が、「多様性の中の統一」のもと、平和と繁栄への道を進むことを宣言した。
第1部は民主主義や人権、法の支配といった基本的理念とともにEUの権限を規定した。地球環境の保護、持続的な発展、社会的市場経済、文化や言語の多様性の尊重など欧州の価値観を強調している。死刑の廃止を定めた基本権憲章も第2部に盛り込んだ。 (06/19 11:54)
関連情報
86
:
しょむ研水泡
:2004/06/22(火) 21:15
毎回「出来た態度」での対応有難う御座います。なるべく文体を和らげる
努力を致します。
上記の下院議員の話の続き。事件に巻き込まれた当時は怒り狂いや恨みと
いうよりはショックの余り呆然としていたとの事。まあ語られない所では
色々と葛藤もあったかと思われます。彼自身が敬虔なカトリック信者という
のも心の支えになっているのかも・・・。
死刑賛成論者からは「悪い被害者」として脅迫や嫌がらせも耐えないとの
事ですが、それでも粘り強く死刑廃止と被害者への公的補償制度を確立する
運動を展開中。死刑制度を採用している国が小数になってきているのも、それ
では何の解決にもなり得ないという事の現れなのか?少なくとも自分はそう
思いたいかな・・・。
因みに日本の「死刑制度廃止議員連盟」会長は共産ではなく何故か亀井
静香氏。現役警官だった頃「被疑者を冤罪に巻き込むのではないかとヒヤ
ヒヤしていた」というのが死刑廃止賛成の理由だそーで・・・。
>>81
取り敢えず芦部信喜「憲法」(岩波書店)、辻村みよ子「憲法」(日本評論
社)辺りから手を付けてみますか・・・。
八木秀次みたいなのばっか読んでる訳ではないので御心配無く。
87
:
とはずがたり
:2004/06/26(土) 15:40
うーん,つらいねぇ。第二次大戦を戦った霊英はやはりむしろ戦犯ではなかったか?
“異国人”少女に心の傷…男児突き落とし事件
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040626-00000003-yom-soci
東京都新宿区高田馬場のマンションで孫継祖ちゃん(5)が突き落とされた事件で、観護措置中の中学2年の少女(13)は、約3年前まで暮らしていた東南アジアの小学校で、教師や同級生に「戦争で日本人にひどい目にあった」などと言われて、暴行やいじめを頻繁に受けていたことが26日、わかった。
帰国後の小学校では反対に、少女は教師を殴り、動物を傷つけるようになった。心に傷を抱えて帰国した少女が発するサインに、周りの大人たちは気付きながらも、手を差し伸べることはできなかった。
関係者によると、少女は日本で生まれ、国籍も日本にあるが、1歳の時、家庭の事情で、母親の出身地の東南アジアの国に母親と2人で移り住んだ。
現地の小学校に入学したが、入学当初から、泣きながら帰宅することが多く、顔や体にあざを作って帰ってくることもしばしばあったという。
母親が事情を尋ねても、少女は何も答えなかったため、母親は日本大使館などに相談。現地の関係機関が小学校に事情を聞いたところ、教師らが少女に殴るけるなどの暴行を加えていたことがわかった。教師らは少女に暴行を加える際、「私たちの親族は、戦争で日本人に痛い目に遭わされた」などと話していたという。その後も、暴行を受け続けたため、少女は転校したが、そこでも同級生からいじめを受けていたという。
少女の小学校での成績は優秀で、現地語のほか、英語、中国語にも習熟していた。しかし、少女は次第に、母親に「日本にいるお父さんに会いたい」と訴えるようになり、2001年に帰国。同年11月から都内の小学校の5年生のクラスに転入した。日本語は帰国後に覚えた。
転入後まもなく、少女の行動に異変が出始めた。授業中に教師から言動などを注意されると、突然わめいたりするなどのパニック状態に陥った。校長や教師につかみかかったり、階段を下りている教師を後ろから突き飛ばしたりしたほか、カッターナイフを持って教師を追いかけるなどの問題行動を繰り返すようになった。学校で飼っているニワトリやウサギ、ハムスターなどの小動物を傷つけることもあった。
同級生の保護者から、少女の行動を問題視する声が上がったこともあり、転入からわずか7か月後の2002年6月、少女の母親は区教委に「転学届」を提出。区教委は転学届を受理したが、実際には転校手続きは行われず、少女は卒業まで1度も学校に通うことはなかった。
小学校の同級生の母親の1人は、「保護者たちは学校や区教委に相談したが、結果的にだれも助けてやれなかった。少女が『日本』に順応するための受け皿があれば、こんな事件は起きなかったかもしれない」と話す。少女と接見した付添人の弁護士も25日の会見で、「事件との因果関係はまだわからないが、少女は、日本と東南アジアの両方で“外国人”として排斥される経験があったようだ。少女もつらい経験をしてきたと思う」と語った。(読売新聞)
[6月26日14時36分更新]
88
:
名無しさん
:2004/06/27(日) 22:29
>>87
太平洋戦争自体は、ABCD包囲網により追い詰められて起きた戦争だと思います。しかし、包囲される原因は、満州事変以後の中国侵略だったわけですし、当初は大東亜開放を謳いながら、結局東南アジアの資源を求め、欧州の宗主国と同じことをやってしまったわけですし……
何はともあれ、国のために戦った人たちであることは確かなわけですから、それ自体は尊いことであり、彼らの名誉は「英霊」として称えられて然るべきでしょう。しかし、そもそも戦争というのは、イラクの例を見るまでもなく、異常な事態でして、現場の人間がかかる異常な行動に走ることは、残念ながら不可避でしょう。一連の大陸進出政策を行った責任のある陸軍幹部はともかくとして、英霊を断片的な見方だけで戦犯扱いするのは、いかがなものでしょうか。
89
:
とはずがたり
:2004/06/28(月) 01:54
第一義的にはなんの罪もない(と思うのだが本人に何か行動上の問題があったのやも知れませんが)女の子をいじめたタイ人(しかも教師まで!)に非が有ることは大前提だと思います。
で,第二次大戦であたら命を落とした霊英を辱めるのは非常に心苦しいものがありますが,彼らを英雄視しないこと,国家や無能な軍上層部にむざむざと殺された哀れな犠牲者と認識するのが戦争を二度と起こさせないために不可欠なのではないかと個人的には思う訳です。
先の戦争でのご遺族には,おじいちゃんは死んじゃったけど靖国で神様になっているというロジックは無念の戦死を遂げた遺族には必要な「救い」なのでしょうけど,このことにより当時の上層部の戦術ミス・一般国民輿論の熱狂,などを免罪する道具になっては行けないと思ってます。
90
:
88
:2004/06/28(月) 21:09
>>89
概ね同感です。英霊の名誉は、国家として尊重すべきだと思います。しかし、平和こそ彼らの願いだということを忘れてはなりません。日本遺族会会長の古賀誠は、「改憲を行うなら、戦争を知っている我々が現役でいる間に、9条の精神を生かした憲法を創る」と語ったといいます(彼自身、幼くして父君を亡くした訳で、この問題に限っては、「どうせ古賀誠」と切って捨てる訳には行きません)。
立憲民主政治とは、憲法・法律に則って権力を運営する政治であり、主権者たる国民が選挙その他の手段により権力を制御する政治です。国家機構の権能は、憲法に明文の根拠があるか、無理のない解釈で導かれなくてはなりません。特に、自衛のために必要不可欠な軍事組織はなおさらです。自衛隊は、侵略戦争放棄及び文民統制を大前提としつつ、際どい憲法解釈で位置付けるのではなくて、憲法に明文でその存在と役割(自衛権行使、災害対策、国連指導下の国際協力等)を根拠付けるべきです(東大・大沼教授の「護憲的改憲論」を参照のこと)。
解釈による憲法の運用は、限界があります。大正期の政党政治を可能にした天皇機関説は、憲法解釈としては際どく、結果として軍部(主に陸軍)に蹂躙されたことを忘れてはなりません。強引な憲法解釈でなし崩し的な「国際貢献」を行うのではなく、やれることとやれないこと、やるべきこととやってはならないことを徹底的に議論し、憲法を改正すべきだと思います。小泉政治は、極度に効き過ぎたブレーキが反動で壊れたようなものと言えましょう。
91
:
88
:2004/06/28(月) 21:27
(補足)
そう言えば、私の知る防衛庁関係者が、「憲法改正の議論については、あるべき方向に進んでいると思うよ。でも、バランスが崩れて、歯止めが利かなくなって、右に振れ過ぎるのは怖いね。防衛庁関係者は、誰一人として侵略戦争を望んでいないよ。バランスを取るためには、いろんな意見が必要で、その意味でも朝日新聞などは重要だね」と語っていました。
小泉政治は、正しいこともやっていると思いますが、やり方は極めて危険です。しかし、1930年代-40年代後半と違い、今は表現の自由が憲法上保障されています。無茶な政権は、国民がめげなければ、選挙で代えられます。
皆さん、今度の参議院選挙では、是非投票に行きましょう!与野党交代は不可能ですが、首相交代はありえるのですから。
92
:
水泡 まつ太朗
:2004/07/01(木) 17:15
もともと遵法の意思が無いにも拘らず法改正などしても無駄なだけでは・・・。
それならむしろ文面だけでも権力への拘束力が強いものを留めておいた方がまし
という考え方も。
93
:
とはずがたり
:2004/07/01(木) 18:15
法学やってる人は一般に,自衛隊の存在が法学的にどうみてもこじつけであるというのが
気に入らない,というか気になるみたいですね。
経済やってる私個人としてはそのきわどさがあんまり気にならないので,世界の理想論として9条をそのままにして置いても良いではないかと思ってるのですけど。
94
:
88
:2004/07/02(金) 01:01
>>92
そもそも遵法精神がないことこそ問題ですけどね。そんな実態を放置しては、憲法は空文化する限り。
>>93
理想は理想として大切ですがね。ただ、そんなことを言っていては、何のために各国に憲法が存在するのか、という話になるのですよ。
95
:
無党派さん </b><font color=#FF0000>(/3J5SzQQ)</font><b>
:2004/07/02(金) 02:18
パワーゲームとしては、9条を残すほうが米国への言い訳になってちょうどいい、
ってな見方もできますよね。
憲法の安念教授(極論吐く人ですが)がそんなようなことを言ってました。
その上で、内閣法制局の解釈運用支持と。
96
:
とはずがたり
:2004/07/02(金) 02:46
>>95
なるほど,そういう考えも成り立つわけですねぇ。
対アメリカの交渉カードに出来る等,割と俺の考えに近いかも。
97
:
88
:2004/07/02(金) 09:36
>>95-96
確かに私も、米国の身勝手な戦争に巻き込まるのはごめんですねぇ。自衛権を明記しつつ、集団的自衛権行使の場合にあってはその範囲を限定するのがベストでしょう。将来的には、ASEAN+3の安全保障共同体ができるのがよいと思っているので、ドイツ憲法あたりが参考になりましょうか。
98
:
とはずがたり
:2004/07/03(土) 16:31
多国籍軍参加と「茶色の朝」
http://www.asahi.com/column/hayano/ja/TKY200406220114.html
強引な年金法成立への憤慨がまだ収まらないうちに、国会の幕切れを見透かすかのごとく、あれよあれよという間にイラクの自衛隊の多国籍軍への参加が決まった。
小泉首相が申し訳のように野党党首をひとまとめに呼んでそのことを説明した17日、民主党の仙谷由人政調会長はCSテレビ朝日ニュースターに出演して、目をぐりぐりさせながらこう述べた。
「茶色の朝だね」
そうだ、茶色の朝ってこのことだねと私も思った。
フランスで評判を呼んだパヴロフ著「茶色の朝」(大月書店)は短いけれど印象的な物語である。
ある国で心地よく生活していた「俺(おれ)」は飼い猫を、友人のシャルリーは犬を安楽死させなければならなくなった。猫や犬は茶色以外はいけないというペット特別措置法ができたからだった。
おやおや「特別措置法」といえば、イラクへの自衛隊派遣でわが国でもおなじみだね。人道復興支援に限ってお手伝いするのだから憲法に反しないと言っていたのだけれど、こういう「特別措置法」が曲者なんだ、施行令をちょいといじっただけで多国籍軍の一員に変身とは……。
「俺」やシャルリーは、まあ猫や犬のことだから仕方ないかと思っていたら、この法律を批判した新聞が発禁になって、新聞といえば「茶色新報」だけになってしまった。しかし、茶色に従っていればそれはそれで安心だよねとも思っていたら、次は、過去に茶色以外の猫や犬を飼っていた者も国家反逆罪になることになってしまった。
物語のペット特別措置法は拡大適用され、日本の現実のイラク特別措置法もまた変幻自在。そもそも大量破壊兵器があるだなんてうそ八百のイラク戦争だったのに、まあそれは今更いいじゃないかとのめり込む小泉政治のどさくさまぎれ、なし崩し。日本の国際貢献はきちんと定めるべきだという改憲論の仙谷氏であればこそ、法治主義に違背する「茶色の朝」を憂えているようである。
もっとも政府の言うことがあてにできないのは、いまに始まったことではない。
国旗国歌法を成立させた小渕内閣の野中広務官房長官が「強制はしない」と明言していたのに、いまや生徒が立って国歌を歌わなかったと言って先生の処分はするわ、生徒がちゃんと歌っているかどうか声量を調査するわ、教育委員会は国家反逆罪を問うかの様相である。
「茶色の朝」の物語はこんな展開になる。シャルリーは逮捕される。そもそも茶色党がペット特別措置法を出したときに嫌なものは嫌だというべきだったと「俺」は反省する。しかし政府の動きはすばやかったし、「俺」には毎日やらなきゃならないこまごました仕事も多い。一体、どうすりゃよかったんだ。こんな朝早く「俺」の部屋のドアをたたくのは誰だ……。
この本は、フランスで極右のルペン氏が台頭したとき、それに染まってはいけないと書かれてベストセラーに。フランスでは茶色はナチスを連想させる色と高橋哲哉東大教授は解説を書いている。人々が日常に追われているうちにいつのまにか茶色の風景に変わっていく恐ろしさ。いま日本で「茶色の朝」を警告する人はいないのか。
例えば「9条の会」「憲法行脚の会」それぞれの発足はそれかもしれない。
「9条の会」のメンバーは井上ひさし、梅原猛、大江健三郎、奥平康弘、小田実、加藤周一、澤地久枝、鶴見俊輔、三木睦子の9氏。「憲法行脚の会」は落合恵子、姜尚中、佐高信、城山三郎、土井たか子、三木睦子の6氏。仙谷氏の立場とは違い、両会はなし崩し改憲もよくないけれどさらに明文改憲に進むのを食い止めたいとの気持ちが噴き出したものだろう。
両方の会に名を連ねる三木睦子さんがあいさつした。
「夫三木武夫(元首相)から聞かされていた。ぼくは自民党が憲法改正して戦争をするようにならないように、自民党を離れないでいるんだよと。戦争のころ小泉さんはよちよち歩き。怖さを知らないのでしょう。自衛隊は海外でドンパチするのでなく私たちを守って。おばあさんもこれからは言っていく」
(2004/06/22)
99
:
とはずがたり
:2004/07/19(月) 20:23
社共が負けて護憲なる,この現実。
<自民党>参院選敗北で憲法論議失速も
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040720-00000011-mai-pol
「自民敗北、民主躍進」の参院選を受け、自民党内の改憲派が当惑している。2大政党化がさらに著しくなり、「改憲に不可欠な民主党内の同調が得にくい情勢になった」(自民党幹部)からだ。改憲派は衆参両院の憲法調査会が最終報告書をまとめる予定の来年5月に向け、環境作りを進めたい考えだが、改憲に慎重姿勢を崩さない公明党への気配りも必要で、自民党主導の憲法論議は失速する可能性がある。
参院選では共産党が大幅に議席を減らし、社民党を合わせた護憲勢力はさらに少数派に追い込まれた。しかし、民主党の躍進で、自民党憲法調査会幹部は「民主党は自民党との対決姿勢を鮮明にし、憲法論議よりも政権交代を優先させる」と予測。「これで憲法改正は遠のいた」と嘆く。
憲法改正は各議院の総議員の3分の2以上の賛成が前提。同幹部は「次期衆院選を改憲選挙と位置付ける」→「選挙後に民主党内の改憲派を巻き込んで発議」とのシナリオを描いていたが、民主党の一部の取り込みが難しくなったというのだ。
民主党の岡田克也代表は15日のCS放送番組で「9条は非常にわかりにくい条文で書き換えればいい」と述べた。同党からは「憲法改正の主導権はこちらが握るという意味を込めた発言」(幹部)との解説が流れ、同党は今後、集団的自衛権行使の容認に慎重な点など、自民党との考え方の違いを強調していくとみられる。
一方、自民党にも「改憲どころではない」との雰囲気が広まっている。選挙中、青木幹雄参院幹事長は「憲法論議は政権が安定していなければできない」と繰り返したが、小泉政権の行方には暗雲が漂いかねない。また、自民党が選挙区で公明票に頼ったことにより、公明党の与党内での影響力が高まることは必至。同党幹部は「自民党の好き勝手はさせない」とけん制しており、自民党の改憲派が八方ふさがりになりかねない状況だ。
(毎日新聞)
[7月19日18時20分更新]
100
:
とはずがたり
:2004/07/20(火) 14:41
>宮地容疑者は1997年4月、女子高生を監禁して、懲役7年の判決を受けている。
こういう輩は死刑にしなきゃ治らないんちゃうか?
「連れ去り目的で女性はねた」車に遺体…39歳男逮捕
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040720-00000409-yom-soci
19日午後11時45分ごろ、愛媛県西予市宇和町の男性(22)から鬼北署に「知人の少女と携帯電話で通話中、急に電話が切れ、通話が出来なくなった」と通報があった。女性は同県松野町吉野、無職加形(かがた)有賀里さん(19)で、同署員が行方を捜索したところ、翌20日午前10時10分ごろ、高知県警窪川署に、高知県大正町生まれ、住所不定無職宮地恒雄容疑者(39)から連絡があり、愛媛、高知両県警の捜査員が同町内で宮地容疑者を発見。事情を聞いたところ、「連れ去る目的で加形さんを車ではねた」と供述した。
両県警は宮地容疑者の供述から約10分後、大正町下津井の山中に止めてあったレンタカーの後部座席で加形さんの遺体を発見、殺人容疑などで緊急逮捕した。
調べでは、宮地容疑者は19日午後11時5分ごろ、松野町吉野の路上で、自転車を押して歩いていた加形さんを車ではねて連れ去り、大正町下津井の山中に止めた車内で、加形さんの首をひもで絞めて殺害した疑い。
加形さんは同日午後5時ごろ、家族に「宇和島市の友人に会いに行く。午後11時ごろに帰る」と、自転車で自宅を出たままになっていた。20日になっても帰宅せず、行方不明が判明。自宅の東約30メートルの路上に、血痕や加形さんが乗っていた自転車などが見つかった。
宮地容疑者は1997年4月、女子高生を監禁して、懲役7年の判決を受けている。(読売新聞)
[7月20日14時28分更新
101
:
水泡 まつ太朗
:2004/07/20(火) 16:44
やはりあらゆる刑罰の最高刑は死刑、執行猶予廃止、という事になる
のでしょうか・・。
102
:
とはずがたり
:2004/07/20(火) 17:57
俺はいたいけな少女が犯罪の被害者となるケースに怒りを感じているらしいっす。
どっかの「冤罪」事件の被疑者が釈放されたら少女にいたずらしようとして捕まったなんてケースもあったし。
<女子中学生監禁>近藤被告に懲役8年の判決 新潟地裁
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040720-00001087-mai-soci
新潟県村上市で昨年9月、中学3年生の女子生徒を11日間にわたって監禁したとして、逮捕監禁致傷などの罪に問われた佐渡市泉、無職、近藤順被告(27)に対する判決公判が20日、新潟地裁であり、大谷吉史裁判長は懲役8年(求刑・懲役10年)を言い渡した。
判決によると、近藤被告は03年9月2日夕、村上市山辺里(さべり)の市道で、下校中だった当時15歳の女子生徒に乗用車をぶつけて気絶させ、拉致した。車内でナイフを突きつけて脅し、山形、宮城、福島県などを連れ回した。翌3日夜、カーフェリーに乗って佐渡島の自宅に渡り、13日夜まで監禁した。佐渡に向かう際、近藤被告は生徒の運賃2060円を払わず、逮捕監禁致傷、未成年者略取、銃刀法違反のほか、詐欺罪にも問われた。(毎日新聞)
[7月20日15時8分更新]
103
:
水泡 まつ太朗
:2004/07/20(火) 18:57
年数もそうですが、服役期間中に何をするかも問われるべきですかねぇ・・・。
現状は「隔離するだけ」というのが実情ですし、おまけに看守による受刑者レイプ
や殺害も横行している始末ですし。
労役に加えて、欧米にあるような再犯防止教育の導入が必要かと。
104
:
名無しさん
:2004/07/20(火) 21:08
>>100-103
私は死刑廃止論者ですが、
同時に凶悪犯罪厳罰論者であり、再犯防止教育に全く期待してませんので、
100や102のケースは懲役60年〜70年にして、二度と塀の外に出ないようにすべきだと思いますね。
女子高生陵辱拷問コンクリ詰め殺人犯の一人が、また監禁容疑で逮捕されましたが、
こういう輩は塀の外に出さなければ良いのです。
仮釈放を一切認めない終身刑にすべき。
そうすれば、社会復帰の事を心配する必要はないのです。
>>103
看守の問題は全く別の問題ですね。
死刑制度・刑の軽重の問題と、懲役・再犯防止教育の問題と、
看守による服役者虐待の問題はごっちゃにして論ずるべきではないでしょう。
私は、警察署・拘置所における事情聴取時の録音録画義務付け、
刑務所における録画義務付の上で、
当事者もしくは当事者家族・代理人に請求によるそれらの公開を法律で定めるべきだと考えます。
106
:
とはずがたり
:2004/07/22(木) 21:52
「内政干渉」と反発や困惑 米高官改憲発言で与野党
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040722-00000241-kyodo-pol
アーミテージ米国務副長官が日本の憲法9条を「日米同盟の妨げ」と発言したこ
とに対し、与野党内で22日、「ひどい内政干渉だ」(横路孝弘前民主党副代表)
などと反発や困惑の声が広がった。9条改正賛成派も、米国からの「外圧」に映る
ことを懸念したようだ。
自民党の堀内光雄総務会長は「主権を持った国が憲法を考えるのだから、国民が
しっかり考えてまとめることだ」と不快感を表明。
憲法9条問題に神経をとがらせる公明党は「中長期的にみて9条が(日米同盟関
係の)妨げになるとは思わない」(赤松正雄党政調副会長)と反論した。
野党側も、民主党の横路氏は「米国に協力しろ、保安官の助手みたいなものにな
れということだ」と批判。共産党の市田忠義書記局長は「憲法改悪を許さない国民
的運動を起こすため全力を尽くす」と表明。社民党の福島瑞穂党首も「日本に改憲
を強要しようとするのは言語道断」と強調した。(共同通信)
[7月22日20時19分更新]
107
:
とはずがたり
:2004/07/30(金) 16:43
皇室の藩屏たる貴族制度もない中で平民の女の子が皇室放り込まれたら適応に苦しむわな。
幼少の頃より皇后陛下たらんと教育された連中が必要なんでは。
雅子さまは「適応障害」、不安や抑うつ気分に (読売新聞)
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/emperor.html?d=30yomiuri20040730it07&cat=35&typ=t
静養中の皇太子妃雅子さま(40)の病状について、宮内庁の医師団が「ストレスへの適応障害によって不安や抑うつ気分が現れている」と診断していることが、30日わかった。
医師団はこの適応障害によって公務が困難になっているとみて、少量の薬物治療などを行っている。同庁は詳しい病状を明らかにしてこなかったが、同日午後、発表して理解を求める。
適応障害は、環境にうまく適応できず、不安、不眠、頭痛や肩こりなど心身の障害が生じ、社会生活が難しくなる状態とされる。
雅子さまは今も立ちくらみや頭が重いなどの症状が続いており、医師団は〈1〉皇太子妃という特別な立場の苦労〈2〉ご懐妊や流産をめぐる問題〈3〉公私の別がない多忙な生活――などがストレスとなって、適応できずに気分が落ち込む「抑うつ」が生じていると診断。環境の改善、心理療法のほか、薬物治療も行っている。
雅子さまは最近、短時間のテニスをしたり、皇太子さまの公務に同席されたりし、回復の兆しが見え始めているという。
雅子さまは昨年12月に帯状疱疹(たいじょうほうしん)を発症、完治後も長期療養を続け、3―4月の長野県内での静養以降、外出を控えられている。
[ 2004年7月30日14時35分 ]
108
:
水泡 まつ太朗
:2004/07/30(金) 21:08
>>107
それはすなわち身分制度の復活・・・。
109
:
とはずがたり
:2004/07/30(金) 21:12
>>108
貴族制度すら無いのに天皇制だけ有る矛盾を云っているので,皇室制度の廃止論と捉えてくれてもいいですよ。
110
:
とはずがたり
:2004/08/02(月) 00:59
小沢氏の持論否定せず=武力行使発言で釈明−岡田民主党代表
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040801-00000052-mai-pol
民主党の岡田克也代表は1日、フジテレビの番組で、憲法改正によって海外での武力行使を認めるとの自らの発言を小沢一郎前代表代行が「理解に苦しむ」と批判したことについて「(現行憲法下でも武力行使は可能との)小沢氏の持論を否定しているわけではない。憲法改正前の(党としての対応の)話はこれからの議論だ」と釈明した。 (時事通信)
[8月1日15時1分更新]
<岡田代表>憲法改正に積極発言 党内論議の火種に
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040801-00000052-mai-pol
民主党の岡田克也代表が、憲法改正発言を積極的に繰り返している。9条を全面改定し、国連決議を前提に海外での武力行使を伴う平和維持活動への自衛隊参加を可能にするというもの。党内では「発言は理解に苦しむ」などの批判も出ているが、岡田氏は4日の「次の内閣」から、党内論議を本格化させる考えだ。(毎日新聞)
[8月1日21時1分更新]
111
:
とはずがたり
:2004/08/03(火) 22:17
死刑にしろとは云わん。
こんなのが近所に居たら即精神病院へ入院させることが出来る措置が必要では?
事件が起きてからでは遅いのだ。
7人殺し藤城容疑者、前日は隣人に包丁投げつける寸前
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040803-00000107-yom-soci
兵庫県加古川市内の2つの民家で無職藤城とし子さん(80)ら7人が刺殺された事件で、殺人容疑で逮捕状が出ているおいの無職藤城康孝容疑者(47)が、加古川署の捜査本部に対し、自宅への放火について「(ガソリンを入れた)プラスチック容器は1、2年前に買い込んだ。(自分が自殺して)母親が残され、世間のさらし者になるくらいなら死んでもいいと思った」と述べていることが3日、分かった。
動機とされる住民とのトラブルについては、康孝容疑者が犯行前日の1日午後5時ごろ、庭で植木に水やりをしていた自宅近くの男性に向かって、1階の開いた窓から突然、無言で包丁を投げつけようとしていたことが分かった。しかし、母親が抱きかかえるようにして押さえつけ、窓を閉めたため、実際には投げつけなかったという。
この男性は先月初めにも、水やりをしていた際、ナイフのような物を投げつけられたが当たらず、けがはなかったという。
康孝容疑者は「20年以上前から(殺害した相手に)恨みを持っていた」と供述しているという。
康孝容疑者が犯行に使用した凶器の包丁については、「自宅から持ち出した」と供述、肉切り包丁(刃渡り約20センチ)と分かった。(読売新聞)
[8月3日14時50分更新]
112
:
とはずがたり
:2004/08/03(火) 22:33
>>111
>こんなの
7人刺殺事件、殺された利彦さん「いつかやられる」 (読売新聞)
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/murder.html?d=03yomiuri20040803ic12&cat=35&typ=t
2家族7人の刺殺事件で、亡くなった会社員藤城利彦さん(64)が、勤め先の建設会社の同僚らに「いつか自分もやられる」と、康孝容疑者への十数年間にわたる恐怖を打ち明けていたことが3日、分かった。
利彦さんは「家族が心配で家を空けられない」と仕事が終わるとすぐに帰宅する一方、トラブルを起こした康孝容疑者を止めに入るなどしており、同僚らは「正義感の強い人柄が、こんな結果を生んだのでは」と衝撃を受けている。
同僚らによると、利彦さんは、加古川市内の生コン会社でミキサー車の運転手として、約30年間勤務。3年半前に定年退職し、建設会社に再就職した。実直で職場での信頼も厚く、同僚と釣りに出掛けるなど気さくな面もあった。
利彦さんは再就職後、親しくなった同僚らに「家の近くにおかしいやつがおる」と、不安そうな表情で身の危険を打ち明けることがあったという。
康孝容疑者は何度か刃物を持って利彦さん宅にやって来て、「おれの悪口言っているやろう」とすごんだり、日常的に自分の家の小窓を開けて、利彦さん方をうかがったりしていた。
利彦さんは不安から、定時の午後5時に帰宅し、休日も家にいることが多かった。殺された長男伸一さん(27)、長女緑さん(26)について、「子供が心配で、なるべく家にいるようにしている」と話していた。犠牲となった妻の澄子さん(64)も、康孝容疑者が外にいる時は外出を控え、戸締まりにも神経を使っていた。
[ 2004年8月3日14時42分 ]
113
:
とはずがたり
:2004/08/03(火) 22:36
莫迦母が原因か?しかし核家族化で母親が一人で育てるからこうなる。昔はお婆ちゃんもおじいちゃんも近所の人もみんな居たから育て方が偏らなかったのだと思っている。
加古川7人殺害はマザコン男のわがまま凶行! (夕刊フジ)
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/murder.html?d=03fuji41925&cat=7&typ=t
犯行の陰に溺愛(できあい)母−。兵庫県加古川市で2日未明に起きた7人殺害事件。加古川署捜査本部が殺人容疑で逮捕状をとった無職、藤城康孝容疑者(47)は、命の危険を感じた父親が家出した十数年前から、母親(73)に何でも買い与えられ溺愛(できあい)されていたことが3日、分かった。母親は、康孝容疑者の度重なる奇行やトラブルをかばい続けていたという。残虐な親族大量殺人の動機は、マザコン男の単なる「わがまま」だった可能性が出てきた。
[父親を直撃]
「出ていけ、こら。110番するぞ」
殺害現場から数キロ離れた2階建ての木造アパートの1階。夕刊フジ記者が康孝容疑者の父親の自宅を訪ねると、父親は顔を見せず、木製ドア越しにいきなりどなった。
近くの住民によると、父親は昔から康孝容疑者の暴力を恐れていた。「ここにいたら殺される」。父親はそう言い残して十数年前からは家を飛び出し、市内で別居生活を始めたという。
[定職に就かず]
母親は過剰とも思えるほど、息子を溺愛していた。
全寮制の私立高校の生活に耐え切れず、自宅に逃げ帰った康孝容疑者。一時は調理師の仕事にも就いていたが長続きせず、不惑の年を越えた後も定職に就くことはなかった。
母親にも常に暴力をふるい続けた康孝容疑者は、趣味のサーフィンや釣りに興じる毎日。母親はそんな息子をとがめるどころか、高価な釣り舟や自家用車、ブランド品を無制限に買い与えていた。息子を食わせるために、パン屋を始めたこともあったという。
[あの子はまとも]
度重なる奇行や暴行で、親類からも「心の病気かもしれない。一度、医療機関に診てもらうべきでは」との話まで出た。だが、母親は「あの子はまともだ」と、一切とり合わなかった。
住民が康孝容疑者の常軌を逸した行動に怒り、警察に相談しようとした際は、「こらえたって」と泣きながら訴えたため、事件にならなかったこともあった。
康孝容疑者も母親には特別な感情があったと見え、事件後に弟妹に「人を殺した。母親を頼む。俺は死ぬ」などと語っている。
住民の1人は「康孝容疑者の凶暴な性格は子供のころからだが、接し方が全く違う両親の間で、その性格に拍車がかかったのではないか」と話している。
[境界線でトラブル]
康孝容疑者が事件直前、隣家に住むおばの藤城とし子さん(80)=殺害=と、家の境界線をめぐるトラブルを起こしていたことも明らかになった。とし子さん方は資産家として知られ、本家として周辺の田んぼや畑を所有していた。
このトラブルについて、殺害された親類の工員、藤城利彦さん(64)が、2人の仲裁に入っていたという。
近くの住民は「このトラブルで康孝容疑者の憤りが増すうちに、異常な殺意に発展したのでは」と指摘する。
[自爆]
康孝容疑者は逃走中に交通自損事故を起こしたが、警察の追跡から逃げられないと勘違いし、車を壁に激突させて自殺しようとした疑いも浮上している。
康孝容疑者は2日午前4時10分ごろ、加古川西出口付近でパトカーと遭遇し、側壁に激突する事故を起こした。現場にはブレーキ痕がない上、パトカーの警察官も「逆に加速して壁にぶつかったように見えた」と話しているという。
[ 2004年8月3日()13時0分 ]
114
:
名無しさん
:2004/08/05(木) 22:14
>>111-113
そのような強制入院は、憲法上、人身の自由や適正手続が問題となりますね。まず、不特定多数の他人の生命、自由の保護という「公共の福祉」のため、その者の人身の自由を制約することは、憲法上正当化できると思われます。あとは、行政手続ではあるが、刑事手続に準じ、令状や精神科医による診察などの適正手続に留意して制度設計すれば、憲法上の問題はクリアできると思われます。
(参照条文)
第十三条 すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする。
第三十一条 何人も、法律の定める手続によらなければ、その生命若しくは自由を奪はれ、又はその他の刑罰を科せられない。
第三十四条 何人も、理由を直ちに告げられ、且つ、直ちに弁護人に依頼する権利を与へられなければ、抑留又は拘禁されない。又、何人も、正当な理由がなければ、拘禁されず、要求があれば、その理由は、直ちに本人及びその弁護人の出席する公開の法廷で示されなければならない。
115
:
とはずがたり
:2004/08/06(金) 03:43
>>114
憲法上もなんとかなりそうだとは心強い意見。
精神病的だからといって直ぐ収容というのは人権侵害でしょうけど,こういう暴力的なケースは或る程度予防措置的な観点からも医師の診察を受けさせる措置が必要な気がします。
116
:
名無しさん
:2004/08/06(金) 16:49
>>115
殺人、放火、傷害、強姦、強制わいせつ、強盗などの重大な犯罪の加害者を対象とした、
心神喪失者医療観察法の成立の時も、非常に大きな反対運動が起こりました。
日弁連も反対、マスコミも強行採決に対して批判的な論調でした。
凶悪犯罪を起こした触法精神障害者ですら再犯の予測に基づく拘禁(予防拘禁)は許されないのに、
現に犯罪を起こしていない人間を強制入院などの措置をさせるのは不可能に近いでしょう。
刑法39条が廃止されるような情勢にでもならなければ、
犯罪に対する予防措置がとられるようにはならないでしょうね。
残念ながら。
117
:
名無しさん
:2004/08/06(金) 16:56
加古川の事件の犯人が精神障害者であったかどうかは分かりませんが、
「保安処分」「措置入院」の問題は、日本ではイデオロギー闘争とあいまって、
解決が難しい問題となっています。これこそ政治の仕事だと思うのですが…
118
:
114
:2004/08/06(金) 22:49
>>115
論理を細かく詰めた訳ではなく、直感ですけどね。
>>116-117
憲法論をクリアしたところで、やはり、問題は政策論ですよね。心神喪失者及び心神耗弱者は、有責性がない以上、刑法39条廃止はあり得ないと思います。しかし、だからこそ、被害に遭うかも知れない不特定大多数の人間の法益も考えないと、著しく均衡を失すると思います。
今の日本では、加害者の人権は考えても、被害者の人権がないがしろにされています。「人権、人権」と叫ぶ人ほど、当てになりませんね。護憲だの、人権だのを偉そうに訴えていた社民党や共産党が、北朝鮮拉致被害者の人権を無視し続けてきた如く。
精神障害者予防入院制度は、近視眼的なマスコミ及び一部の法曹、偽善的な市民運動、そしてその雰囲気に流される一部の国民の反対を押し切ってでもやるべきですね。まさしく政治の責任が問われていると思います。
120
:
さむらい
:2004/08/16(月) 21:12
意外かと思われるかもしれないですけど
私はそれほど日本国憲法は嫌いじゃないですよ。
法的な有効性を否定しているだけです。
121
:
名無しさん
:2004/08/16(月) 22:24
>>119
非常に難しい問題ですね。天皇は国家元首であり、祖国のために身を捧げた国民の眠る場所を訪れていただきたい気もします。しかし、天皇は我が国の文化的象徴あり、政治利用は断じてあってはなりません。
>>120
やはり、大正期に勃興した立憲民主政治を復活し、かつ、飛躍的に発展させたことと、日米安保とセットではあれ、侵略戦争放棄(9条1項)を掲げて祖国を平和的に発展させたことは、大きな功績ですよ。確かにGHQの押し付けではありますが、戦後の国家像として当時の一般国民が描いていたものに適っていたのです。私は、宮沢俊義の「八月革命説」に説得力を感じており、帝国議会で審議・可決された以上、法的にも有効だと思いますね。
ただ、冷戦が終わり、新しい時代がやってきました。新しい国家像を論じ、新しい憲法を創る時代ではないでしょうか。ただし、侵略戦争放棄をやめるような改憲には、断固反対ですがね。
122
:
さむらい
:2004/08/16(月) 22:54
>>121
>立憲民主政治を復活し
この点では日本国憲法は評価できると思います。
国会、内閣においては帝國憲法より日本国憲法の方が進んでいる
点が多いですからね。
最後の貴族院本会議で佐々木惣一博士が日本国憲法成立に反対した演説でも
日本国憲法の国会、内閣の部分は評価してましたし。
私もこの点では同意できます。
平和主義という考え方そのものは自体は嫌いじゃないんですが
憲法九条の本当の意味は平和主義じゃないですからね。
ルーズベルトとスターリンにゆる日本無力化つまり日本解体の思惑が
一致したことを示すものですからね。
ルーズベルトに蒋介石重視による反日極東政策と
スターリンの東亜赤化のための日本無力化の思惑が
暗に一致したものです。
それを日本において権力を誇示したいマッカーサーと
当時軍を含めたアメリカ政府関係者に大量にいた共産主義シンパが
成し遂げたものです。
>新しい国家論を論じ、新しい憲法を創る時代ではないでしょうか。
この点では同意です。
吉田ドクトリンは色々な意味で限界です。
123
:
さむらい
:2004/08/16(月) 23:07
ル―ズベルトとスターリンの思惑、
スターリンに同調する共産主義者及び共産主義シンパの思惑による
日本無力化の思惑は別として
日本国憲法9条の平和主義自体は悪くはないと思いますよ。
戦後の日本の平和主義、戦前からの日本人の平和主義的な考えが示されている
という意味ではいいと思いますよ。
戦後の日本の平和主義は
軟弱外交の元となり様々な国益の損失をもたらしましたが
元々日本が決して自ら侵略をするような国家ではないということを
改めて世界に示したという点では悪くなかったと思いますよ。
124
:
とはずがたり
:2004/08/17(火) 15:19
折角更正したのに余りにもひどい仕打ちではないか?
少年時の非行で退職迫る 大分県警、男性巡査に (共同通信)
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/police.html?d=17kyodo2004081601004411&cat=38&typ=t
大分県警に採用され警察学校に入校中の男性巡査(29)が「少年時の非行を理由に退職を強要された」として、不利益な扱いをしないよう求める措置要求書を16日、大分県人事委員会に提出した。警察官が人事委に要求書を出すケースは珍しく、男性側は「労働権の侵害」と訴えている。
要求書などによると、男性は大分県に居住中の18歳当時に、窃盗や器物損壊などの事件で取り調べを受けた。家庭裁判所の審判で、少年院送致などの処分をしなくても立ち直れると「不処分」の決定を受けている。
男性はこの事件で接した警察官が親身に将来の心配をしてくれたことなどから立ち直り、警察官を志したという。
ほかの県の大学に進み、卒業後は大学のあった県の警察に入り数年間勤務。故郷の大分県に戻り、今年4月に大分県警に採用された。
[ 2004年8月17日2時2分 ]
125
:
121
:2004/08/17(火) 23:31
>>122-123
確かに、9条2項が、連合国による終戦直後の日本無力化策というのは、忘れてはなりません。当時は、連合軍の半永久的な占領も考えられたようですから、9条2項を文字通り解釈しても、国防上の問題は生じなかったと言えましょう。しかし、いざ独立すると、主権国家として国民の生命・財産を守る義務が生じるわけですから、文理上は苦しいけれど、自衛権を独立国の常識として読み込まないとやっていけなかったのですよね。美濃部達吉の天皇機関説並みの、よく言えば柔軟な、悪く言えば強引な解釈でした。本来であれば、この時点で2項は削除するか、核兵器その他の大量破壊兵器等の保有を否認する内容に変えておくべきでした。改憲までしなくとも、有事法制はやっておくべきでした。あの自民党ハト派の代表格・宮沢喜一元首相さえ、昔から有事法制制定を主張していたのですから。ところが、悲しいかな、当時の世論はそれを許さなかったのですね。これは、社会党や共産党のポピュリズムにも問題はありますが、自民党も60年の日米安保改定において国民への説明が不足して余計な反発を招き、体力を浪費したことも原因だったと思います。
現在、構造改革こそあまり進みませんが、地方分権や市場原理強化を柱とする「小さな政府」がトレンドとなる中、改めて国家の役割が問われています。個人、家庭、自治体でできないことを国家や地域的国家連合が行う、という考え方に立てば、安全保障は国家の重要任務です。従って、新しい憲法を創る際は、侵略戦争禁止、自衛権保持、自衛軍の存在、大量破壊兵器の保有禁止、国際協力への参加などの基本方針を、安全保障関連条項として盛り込むべきですね。
ちなみに、「軽武装経済重視路線の吉田ドクトリン」などという言い方をされますが、吉田元首相自身は、ある程度経済が発展した段階で、堂々と憲法改正し、自衛軍の存在を明記することを考えていたようです。この辺は、加瀬俊一「吉田茂の遺言」に詳しく書かれています。
9条1項は、原点は1927年の不戦条約ですが、「和の国」に極めて相応しい条文ではないでしょうか。祖国の名誉のためにも、この方針は未来永劫貫かねばならないと思っています。
126
:
とはずがたり
:2004/09/02(木) 02:44
公平を期さねばならない判事が「高度の緊張関係にあったため、穏当を欠く表現が用いられてもやむを得ない」のかね?
判事への賠償請求、最高裁が退ける…元教師の敗訴確定
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040831-00000416-yom-soci
群馬県立高校の元教諭と代理人の弁護士が、井上薫・前橋地裁高崎支部判事(当時)に名誉を傷つけられたなどとして、井上判事と国に損害賠償を求めた訴訟で、最高裁第3小法廷(藤田宙靖裁判長)は31日、元教諭側の上告を退ける決定をした。請求を棄却した2審判決が確定した。
1、2審判決によると、井上判事は、元教諭が起こした別の訴訟を担当したが、元教諭側は「異常な訴訟指揮があった」として、井上判事らを損害賠償を求めて提訴。判事側の答弁書に「適法な訴訟指揮に因縁をつけて金をせびる趣旨」などと記載されていたことから、元教諭側は請求の趣旨に名誉棄損を加えていた。
1審判決は名誉棄損だけを認めて井上判事に20万円の支払いを命じたが、2審判決は「双方が高度の緊張関係にあったため、穏当を欠く表現が用いられてもやむを得ない」と指摘した。
(読売新聞) - 9月1日1時37分更新
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