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農業総合スレ

2296荷主研究者:2018/06/06(水) 22:46:51

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/190574?rct=n_hokkaido
2018年05/18 05:00 北海道新聞
道内生乳、増産の兆し 設備補助や規模拡大で

サンエイ牧場で行われている搾乳作業。機械導入などで規模を拡大し、生乳生産量を伸ばしている

 道内の生乳生産量に増加の兆しが出ている。農林水産省によると、2017年度の道内生乳生産量は前年度比0・6%増の391万5800トンと、過去3番目の高水準になった。国による設備補助の拡充や乳価上昇で酪農家の規模拡大の動きが活発化。減り続けていた乳用牛の飼養頭数も増加に転じている。

 搾乳牛1200頭を飼う農事組合法人サンエイ牧場(十勝管内大樹町)は17年度、搾乳牛を前年度より100頭増やし、生乳生産量を8%伸ばした。16年に新たな搾乳機械を導入し、牛舎も16、17年に1棟ずつ増設。ベトナム人研修生7人が搾乳作業などの人手不足を補う。牧場の辻本正雄代表理事組合長は「適度に規模を大きくすれば、機械導入で作業を効率化できる。地域の生乳生産を維持するには大規模な法人が増産する必要がある」と話す。

 道内の酪農家戸数は離農などで10年前を24%下回る6310戸。それでも全体の生乳生産量は近年、農家の規模拡大や1頭ごとの乳量を高める技術向上により、横ばいで推移してきた。

 こうした中、17年度の生乳生産量の増加は小幅ながら、酪農関係者は「今後の増加傾向は底堅い」とみる。業界団体のJミルク(東京)によると、道内の乳用牛の飼養頭数が前年度比1・2%増の81万6千頭と、8年ぶりに増加に転じた。

 背景にあるのは農家の規模拡大の加速だ。国は環太平洋連携協定(TPP)参加を見据え、14年度から酪農家の設備投資を最大で半額補助する畜産クラスター事業を拡充。離農が急激に進む道外での生乳減産で乳価が上がったことで、道東などの大規模酪農家が牛舎の増築や搾乳ロボットの導入を積極的に進めている。道内の1戸当たりの飼養頭数は17年、10年前より23%多い124頭に伸びた。

 ホクレンによると、牧草の生育が良好なこともあり、全道の酪農家から受託した乳量は今年4月まで8カ月連続で前年同月を上回る。ホクレンは「北海道への期待は大きく、生産現場に増産をお願いしたい」としている。(長谷川裕紀)


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